2013年7月アーカイブ

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おしどりマコ

3号機の建屋の湯気についてお伺いしたいのですが、このシールドプラグ周辺の雰囲気線量の測定を見ますと、中央とこの線量の位置から2シーベルト/アワーの高い値を示すところが、中央と中央北寄りの方に集中してるように思うのですが、これはどのように評価されているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これはまだそこまでの評価をしているようなものではなくて「測ったらこうだった」というような段階かと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

多分既にあった質問だと思うのですが、以前は同じような気象条件が重なったときに、このような湯気というのは確認されていたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

以前の時ということで言うと、充分わからない状況でございますからそこまでは分かっておりません。

ただ、今回ということでいますと先に出たのが15日でしたっけ。

 

 

おしどりマコ

18でしたね。

 

 

東京電力尾野氏

18日ですねそうですね、 7月18日だったと思うんですけれども、その時と今回の気象条件というのは似てございます。

前回で言いますと、 7月の18日は21.4mm、それで、湿度が95%。

 

 

おしどりマコ

そうですね、ありがとうございます。

すいません、質問の意図は7月18日以降ではなく、去年や、もっとそれ以前に同じ様な事があったかということです。

 

 

東京電力尾野氏

それは前回お答えさせていただいてますが、 24年の7月の15日に、それに、今回のことから振り返ると同じような現象というのが見えていたと、極めて一時的だったので、というようなことがあったと。

 

 

おしどりマコ

それはその一度だけだったのですか。

 

 

東京電力尾野氏

それ以外には、わからないというのが正しいということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、ダストサンプリングは主要三核種しかされておられないのですが、その他の核種については調査はされないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、ちょっと確認させてください。

ゲルマで測っていれば、他の核種であっても特異的に出てるものであれば引っかかってまいりますのでちょっとそこは確認させて戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

あと、要望なのですが、連続ダストモニタや圧力容器、格納容器の温度やドライウェル圧力や希ガスモニタなど「優位な変化なし」という表記になっているのですが、もし可能ならば普段どれどれくらいの値で、湯気が出てる時はどのくらいの値だ、というふうな表記も付け加えていただけませんでしょうか。

 

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東京電力尾野氏

今評価等しておりますので整理できるかと思っております。

なお、前回ですね7月の18日でしたっけ、の時にそうした値について至近の値と今回の値という事で、比較さしていただいておりますので大体、 1週間程度の差ですからこの同じと見ていただいていいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、冒頭にご回答いただいた枝トレンチの閉塞については前回私がした質問の回答だったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

分りました。それはスクリーン操作室電線管路についても同じということですか。

わかりました。

前回ぶら下がりで伺ったのですが、立のものはコンクリートで閉塞できるが、横に伸びているものはコンクリートで閉塞できないと伺ったのですが、これは横に伸びているスクリーン操作室電線管路もうめいて、、、。

 

 

東京電力尾野氏

要所要所の、ボックスがございますのでそこで埋めているということです。

 

 

おしどりマコ

そこで埋めているということで。

すべて埋めているというわけではないという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい、要所要所のボックスで埋めてございます。

ここに付きましては、発災当時もそうですが高さの関係でいいますと地表付近ということでございますので、水が入ってるような状況ではないということでございます。

 

 

おしどりマコ

いえ、当時の写真を見ますと、現在問題になっている電源ケーブルトレンチと同等の高さでケーブル管がピットAの穴に見えておりましたので、すいませんではそのPOなど、配管図も出していただけませんでしょうか。

で、各種トレンチや埋設物管理図などの図面は一部の図面は発電所本館の図書室にのみ保管していて、本店では見られないので、関係者や作業員のヒアリングによって補われた図面があるあるのですが、その図面も公表していただけませんでしょうか。

取り急ぎNo.1エリアだけでいいですので。

 

 

東京電力尾野氏

ご意見として承りたいと思いますが、 1番最初のお話から申し上げますと、スクリーン操作室の電線管が入っているトレンチというのは、大体その底面が、分岐のすぐ直上でつながっている、分岐トレンチの底面に対して80センチほど上にございますのでそうした関係がございますので、こちらの方については水位高さの関係から、水が流れ込んでいると言うような状況ではないと考えられます。

で、その上で要所要所で中の様子が見れる蓋が付いてる場所ですね、そうしたところからコンクリを流し込んで、止めてございますので、こちらにつきましては処置済みというふうに考えてございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、 6月までに処置済みであっても2011年の12月にはスクリーン操作室電線管路が乗った地図が公表されていたのですが、すいません、そのスクリーン操作室電線管路が、最終的にどこに繋がっているのか、という図面は一切出ておりませんので、よければ埋設物管理図、この辺のものを出して頂ければと思います。

 

 

東京電力尾野氏

いずれにしましてもこれは、 6月の2日の資料をご覧になっているのではないかと思いますが、そうしたところで現状、図面等をお見せできる所についてはご覧いただいてるかと思いますので、参考となさって戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

2011年の12月の26日の資料には、クラックとスクリーン操作室電線管路がついている地図、図面がまだ公表されているのですが。

「埋め立てた」とおっしゃる後にでもです。

なので、この辺は今回の漏洩にかなり寄与している付近ですので、この辺の埋設物の配管図を公表していただけませんでしょうか。

すくなくともスクリーン操作室電線管路が最終的にどこに繋がっているか教えていただけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、ちょっと繋がりについては私確認してみたいと思いますが、いずれにしても今回お示ししてないのは、こちらに付きましては処置済のところですので、今後対応をとって行くべきところという所中心にご説明させていただいたということでございますのでご理解いただきたいと思います。

 

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おしどりマコ

わかりました。

「処置済み」であっても公表していた時期が有りましたのでどうぞよろしくお願いいたします。

で、福島第1港湾内の放水口付近護岸の詳細分析結果についてですが、地下水観測後のNo.1とNo. 1-3を比べますと、全βが1-3が、常にかなり高いのですが、これは3号機建屋の汚染がやはり寄与している、と考えておられるのでしょうか。

その、距離的に1-3の方が遠いにもかかわらず1より全βが100倍ほど高いのはどう評価しておられるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、1-2が非常に高くてそれで、突出して1-2が高いんですけれども。

その大体1割かた位が1-3で出ていて、その他のところに比べると大きな差があるという状況においては、今まで見られている状況ということに関してはおっしゃる通りかと思っています。

で、そうした状況というのは解釈として2つほどの解釈があるというふうに思っております。

1つは、先ほど申し上げましたが、この1-3というのは1ー2からトレンチで回ってきた付近にございますので、トレンチの下の砕石層などを通じて、近くまで来たものが、回り込んできたという可能性が一つございます。

この場合は、発災直後の漏洩の残水の回り込みという事での可能性です。

これは、そうした経路がない場所にしみながら繋がって行く、届いて行くということに比べると動き易いということになりますので、これが一つの可能性として考えられます。

もう一つの可能性の考え方ですが、その直近というのは、トレンチの構造と繋がりとしては、複雑な繋がりをした枝トレンチが、多数ある場所ですから、そうした枝トレンチの側から枝トレンチに埋め殺しになっいる様な物が、回り込んできた物と、要は枝トレンチに埋め殺しにされていた汚染水が漏れて来ていると、いうような可能性が考えられます。

あた、リスクと云う事で考えますと、大元の本体のトレンチですね、こちら側から枝トレンチを通じて回り込んでくるというリスクも考慮しなければならないと思ってございますが、前回も申し上げましたが、要は本体のトレンチの方から継続的に大量に供給されてる状況であるとすれば、かつて1回出たと、いう1-2という事との対象からするともっと大きくても良いのかな、という風に思ってますので、この辺りは調査をして行くななでその可能性がどちらに振れているかということを見極めて行くんだろうと思っております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

今、尾野さんからもご説明がありましたが、1-3で全βが1より高い理由として、1-2からトレンチを通じて回つてきた可能性や、埋め殺してある枝トレンチを伝ってきた可能性がある、という事で、やはりこの辺りの埋設物の管理図、配管図、埋め殺したトレンチの全ての配管図を、とりあえずNo.1のエリアの公表を要望致します。よろしくお願いします。

あの、可能性が有ると、尾野さんが仰っておられましたので。

あと、以前からしている質問ですが、わたし、月曜日に言い間違えてしまいまして、PRTRではなく、水濁法、大気汚染防止法の当該物質を環境中に事故で放出した際の県知事への連絡、その事故で放出した際の評価がどうなっているか、というのを以前から質問しておりますので、そのご回答をまたよろしくお願いします。

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北茨城に先週行ったばかりだな...

毎時7μSVなんて、どうしてでしょう?
北茨城市役所のモニタリングポスト周辺は、毎時0.1?0.15μSV位でした。

南中郷工業団地に入っている企業を調べてみたけれど、
寄与しているものはちょっとわからなかったな...

ていうか!
線量が高かったのは、7月12日!!!.........orz

24日に分析してわかって、25日に再測定したら高い線量は確認されなかったと...

7月12日頃の事象を今から調べてみます...


(原子力規制庁からのメール19:49)

報道関係者各位

日本原子力研究開発機構(JAEA)から、北茨城市の走行サーベイ結果において、同市内の工業団地付近で異常に高い線量率を検出した旨の連絡がありましたのでお知らせします。

○12日9:20頃、北茨城市が北茨城市南中郷工業団地の走行サーベイを実施。

○24日、JAEAがこのサーベイ結果を分析していたところ、同工業団地付近で異常に高い線量率(7マイクロシーベルト毎時)を検出していたことを確認。

○このため、25日16時頃、JAEAが同工業団地付近の空間線量率の再測定を実施したところ、高い線量は確認されなかった。

○異常なデータの原因については、現在調査中。

以上

(担当)
原子力規制庁 



 


それで
またもや湯気!

東京電力からのメールによると「気象状況:気温:18.3℃ 湿度:91.2%」
とありました。午前4時20分で。

けっこう肌寒いんだよね。

それで3号機の原子炉圧力容器の上部が40度くらいだと
確かにまぁ、湯気は発生すると思うけど、
(お風呂を想像してね☆外気温との差でそれくらいでも湯気はできるでしょ?)

では、今までこういう現象が無くて、今月になって3回目、というのはどういうこと?

今までもあったの?

それとも、3号機の降雨や何らかの水の流れるルートが変わって
湯気が出るようになったの?


(原子力規制庁事故対処室からのメール、8:00)



報道関係者各位

本日(24日)、東京電力より、3号機原子炉建屋上部の中央部近傍(18日、昨日(23日)の湯気と同じ場所)から湯気が確認されたとの情報が入りました。

本件について、東京電力は既に報道機関あて一斉メールを配信しています。

○本日(24日)4時15分頃、3号機原子炉建屋5階中央部付近より湯気をカメラで確認。

○3号機の原子炉圧力容器、原子炉格納容器の温度、圧力は引き続き大きな変化なし。また、原子炉格納容器内の放射性物質濃度も検出限界値以下で有意な変化はなし。

○モニタリングポストにも有意な変動はない。

現地保安検査官も状況を確認しています。
引き続き情報が入り次第ご連絡いたします。

以上

[問い合わせ先]
原子力規制庁
政策評価・広聴広報課



 


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おしどりマコ

質問沢山ありますので、ご回答手短に、すいませんが宜しくお願いいたします。

降雨と潮汐と地下水の関係は私、6月から質問していたのですが、出てくるのは今測定している放射性濃度ばかりで、いずれ整理して公表するというご回答もなかったのはなぜですか。

尾野さんはご存じなかったということで、その理由を教えてください。

 

 

東京電力尾野氏

これまでご説明したのと同じでございます。

 

 

おしりマコ

分りました、こういう評価はないのかと社内に問い合わせることがなかったのでしょうか。まあ、横に今4人、5人ほど広報の方がおられますけども、ずっと質されていることに関して「社内にその情報がないのか」という問い合わせるようなシステムはないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

私どもとしては問い合わせさせていただいてますが、結果として、タイミング的に遅くなっているということでございますので、その点につきましては意を尽くせてないところは申し訳なく思います。

 

 

おしどりマコ

では、今日発表になったということで以前から質問しているのですが、ソーシャルコミュニケーション室にリスクコミュニケーターがいらっしゃいますよね、柏崎に10人、福島に10人東京に2人。

で「社会目線の欠如から信頼性の回復、透明性の向上、情報の開示を社内に提言する社長室直属の強い権限を持った部署」ということで、ソーシャルコミュニケーション室のリスクコミュニケータの方々は今回の発表に関してなど、どのようなお仕事をされているのでしょうか。

こういうシビアな発表について、関わっておられるのですか。

 

 

東京電力尾野氏

当然こうした発表に関しては、内容について正確に深く誤りがないように発表するということで、対応させていただいているということでございます。

 

 

おしどりマコ

以前からリスクコミュニケーターがどのようなお仕事をされているか具体的に公表してくださいと言っているのですが、その他いとわ頂けますでしょうか。

地下水バイパス、柏崎刈羽への説明等々。

透明性の向上と言いながらリスクコミュニケーターの方々の透明性がいちばんありませんので。

 

 

東京電力尾野氏

そちらにつきましては、結果としてあまり御評価いただけていないところがあるのかもしれませんが、我々の公表ということを、しっかりと向上させて行くと言うところで、ご評価いただければと思ってございます。

 

 

おしどりマコ

これ以上公表はないということですか。

仕事について。

 

 

東京電力尾野氏

個々の仕事の内容について、ご説明していくというようなところではないのではないかなぁというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

これじゃないということですね分りました。

では、先程の3つ伝えたいことがあるというのの2番目の点についてですが、外の場所へは影響がないということに関して、東京海洋大学、電力中央研究所、環境科学研究所など海洋へ港湾外への海洋への汚染の可能性の論文や報告書が以前から出ておりますが、それはどのように評価されますか。

 

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東京電力尾野氏

それはそれぞれの方々 、さまざまな視点で評価されているという事かと思われますので、そのことについて私が今、言葉の使い方ということについて、としてとやかく言うつもりはございません。

ただ、今回私が申し上げたところというのは、実際にモニタリングされているデータ、、、。

 

 

おしどりマコ

そうですね、すいません、ごめんなさい。

繰り返しになりますので。

外の場所には影響がないということの根拠が「モニタリング地点、港湾外のモニタリング地点の値の変動がない」というご回答なら以前私がずっと6月から質問しておりました海洋への漏えいの可能性は海水のモニタリングのデータが移動していないので漏洩はないというお答えだったのですね。

なので、同じような根拠だとまた今後変わる可能性もありますし、その他港湾内の海洋が潮汐によってどの程度希釈されるのかというのもずっと質問しているのですが、それに関しての評価はまだ出ないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そちらにつきましては、まぁ今回様々なデータとご説明させていただきましたが解析的な評価、あるいは定量的な評価ということについてはこれからすすめたいと思っております。

 

おしどりマコ

開渠内には漏洩があるということで、会期内の海水が、潮汐でどの程度希釈されるかという評価はまだないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

ないですね。

あの、ご存知ないのではなく、してないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そういった定量的な評価につきましては、今進めているところでございますので‥。

 

 

おしどりマコ

進めているところなのでまだ公表できないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

結果としてはでていません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、開渠内の潮汐での希釈の可能性、パーセンテージと、港湾内の海水の希釈のパーセンテージの解析は進められているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

こちらについては、、、。

 

 

おしどりマコ

すいません、それが出ないと外の場所に影響がないかどうかの明言は出来ないと思いますが。

 

 

東京電力尾野氏

何と申し上げるのが良いのか、あれですけれども、そうした定量的な評価というのは今後していく必要があると思いますし、今日この場でもそうした事を進めていく必要があるし我々としてやっていくということでお話をさせていただいてると思っております。

ただ、現状実測されてるデータとして、憂慮すべきものもあるかと言うとそのようなものがないということもこれは一方で明らかになってございますので、そのことも併せて申し上げたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、資料Cについて伺いたいのですが。

配管について、記載されていない配管があると思うのですが、いわゆるピットAの一番海側の赤のペケ印のピットAから海側と並行して北側に、政府事故調の報告書や保安院の報告書見ますと、スクリーン操作室電線管路という、ケーブル配管があります。

よく事故直後の東京電力の写真に地表面にクラックが走っていた写真があると思うのですが、それの真上、地表面のクラックとともにケーブル配管が記載されていたのですが、これの記入は今回ないのはどうしてですか。

 

 

東京電力尾野氏

確認させていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

かかりました。

質問ですが、ピットAとピットBは埋め立ててですねこの地表面のクラックとこのスクリーン操作室電線管路がその後どうなったのかというのも併せてご確認いただければと思います。

というのは、このケーブルの管路が生きているならば、地下水観測孔の海側の1-1いの汚染が影響しているのではないかと思いますので、そしてなぜこの図面に経路がないのかというのもあわせてご確認をお願いいたします。

 

 

東京電力尾野氏

それは確認させていただきたいとおもいます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、地下水観測孔のNo.1を去年12月に作り1回測定し、今年の6月に2回目の測定をして高濃度の汚染がわかったわけですが、では、いつから高濃度の汚染が始まったかというような評価はされているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

今後考えなければいけないところと思ってございますが、No.1観測孔、こちらのデータというのは昨年の12月のデータというのが1点その後5月のデータというのが来ていて、その時点では上がっているということですから、その間ということになろうかと思いますけども、それがどこなのかということについて明確に申し上げるようなデータは現状もちあわせておらないという所でございます。

 

 

おしどりマコ

今後評価されるのでしょうが、No.1の12月のデータは、セシウムはNDでしたがトリチウムは29,000ベクレル/リットル出ていて、まあ、セシウムにだけ注目していてトリチウムは評価しなかったということですが、現時点でのトリチウムの評価など海洋への漏洩や拡散の評価というのは今後されていくのでしょうか。

今の時点での情報は出されないのでしょうか。

全くしていないのか、出さないのか。

 

 

東京電力尾野氏

現時点においてどのタイミングからということを申し上げることについては我々今データを持ち合わせておらないということです。

ですからもう少しよく勉強してみる必要があるとは思ってございます。

ただ、 5月以降No.1の濃度というのは上がってございますから、そこ以降に関してNo.1のエリアと云うのの地下水は、えー、特にトリチウムによって汚染されているということについては明らかだと思っております。

 

 

おしどりマコ

No.1-1のボウリングコアはされなかったのでしょうか、ボウリングコアをするという決定があったのは何時なんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

1-1でございますか。

 

 

おしどりマコ

はい、もう潰れたところですがいちばん汚染が酷かったとこです。

 

 

東京電力尾野氏

ボーリングコアについては1-1、1-2、1-3、1-4すべて確認してございますけれども、汚染濃度が最も高かった1-2でこうしたデータが採れてございます、それ以外のところでは測定箇所のバックグラウンドと有意化が確認出来ておらないという事で、そうしたグラフは得られておりません。

 

 

おしどりマコ

なるほど、トリチウムの汚染の1番酷かった1-1は、差が出なかったので一応ボーリングコアをしたということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい、しております。

 

 

おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

で、塩分濃度が公表されたのですが、pHや電解度というのはとっているかどうかというのはご確認いただいていたはずなのですが。

 

 

東京電力尾野氏

最近のデータとしては特にとっておらないようでございますが、何れにしても評価ということの中で必要なものにつきましては、とっていきたいということで検討しております。

 

 

おしどりマコ

最近のデータpHや電解度はとっていないということで、過去はとっておられたのですか。

 

 

東京電力尾野氏

最近のデータと申し上げているのは、ここのところずっとえー、モニタリングデータということで、測定をしてますが、これは、放射性の測定を中心になっておりますので他のことはしていないでございます。

 

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おしどりマコ

なるほど、通常の放射性セシウムの水中濃度の測定ということで、JISの有姿撹拌試験なら、0.45マイクロのメンブレンフィルターを通常東京電力の分析センターで用いる、とおっしゃっておられましたので、通常0.45のメンブレンを用いる撹拌試験なら、何故pHや電解度を同時に取らないのかと云う疑問があるのですが。

通常とおっしゃられましたので。

 

 

東京電力尾野氏

通常といったのは、ろ紙のメッシュのご質問かと思いますが、ろ紙のメッシュでラボで標準的に使っているろ紙をそのまま流用して使っているということでございますから、通常使っているものはそのまま使っていましたという説明です。

 

 

おしどりマコ

5マイクロ経のものは通常、普段ご用意されてないのですか。

5マイクロのメンブレンフィルターです。

 

 

東京電力尾野氏

聞いてる限りにおいて、当該のラボにおいて通常使用しているもので行ったということでスペックについては明らかにしたと云う意味で数値をお示ししていた、という事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では以前質問していたのですが、この厚労省の指針に追加しての東京電力独自の取り組みという事で、精密検査に白血病がはいってきてますが、これは一次の所に白血病の白血球の分画などの血液検査がありません。

これは電離検診などでひっかかった方々を改めて精密検査する時に、東京電力は1部負担するということですか、という質問していたのですが。

そのご回答いただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

、、、、、、えっとですね、厚労省の指針ではおっしゃる通り、白血病の検査についての明記はないということでございます。

ただし、実効線量が100ミリシーベルトを超える作業者について、健康診断において実施する採決で、赤血球数及び血色素量の検査と併せて白血球数及び白血球百分率の検査をすることが望ましいという考えで御座いまして、その対応として通常の健康診断において、精密検査が必要になった場合の対応として、白血病の項目を追加したという事でございます。

 

 

おしどりマコ

えー、すいません、その追加したのはどこかということです。

精密検査で白血病が入ってきてるのですが、この二次検査の白血病の一次に当るのはどこかという質問です。

電離検診ですか。

 

 

東京電力尾野氏

ですから我々で言ったら通常の健康診断、電離検診等々。

 

 

おしどりマコ

通常の健康診断で、なるほど電離検診。

わかりました、ありがとうございます。

あとですね、淡水化装置の油漏れ、高圧ポンプの件ですが、この給油キャップ等が熱で変形したとおっしゃられてましたが、大体何度で変形するものですか。

それと当該箇所は加熱されるような場所なのですかということを教えて下さい。

 

 

東京電力尾野氏

本日につきましては、現場の状況ということで色々確認できているところで話をさしていただいているということでございます。

改めて、調査は継続していますので、わかったところでご説明していきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ご回答は無いということで、分りました。

リスクコミュニケーターの方々が何をされているか、ご回答は無いということでしたが、これも社内向け、社内の原子力リーダー向けのリスクコミュニケーターということで、情報を何を開示するかや、説明会の資料は何にするかなどは関わって来ないということですね。確認ですが。

 

 

東京電力尾野氏

個別の業務に関して個々ジャッジをしていくというものではないと理解してます。

 

 

おしどりマコ

この汚染水に関するまとまった資料を作るのに、大分時間が必要だと思われるのですが、これを今日発表するということが、スケジュール的にどこが決めたかというような、そういう部署はあるのでしょうか。

そこにリスクコミュニケーターは関わってるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

スケジュールに関して申し上げますと、まとまったところで今回発表させて頂いてますから、結果としてライン部門として責任もってご説明できる内容、ということでまとまったという所でお話をさせていただいてるとこでございます。

 

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おしどりマコ

あの、これらいつまとまるかもしくはこういう評価をしているか、などはご回答いただけないのでしょうか。

あの、質問をずっとしておりますので、 6月から。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっと質問の意味を測りかねておりますが。

 

 

おしどりマコ

あの、こういう評価しているので、まとまったところで公表するというような、情報の出し方というのもされないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

できるだけ、ご説明ということについては工夫してまいりたいとおもいます。

 

 

おしどりマコ

尾野さんが、会見でどの情報を出すか、今日はこの説明をする、というようなことはいつご存知になって、そしてそれはどこから発注が来るものなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

基本としてトラブルや事故等の場合であれば、選択の余地というものはございませんしそれから、検討等についてはやはりまとまった所でお話するという事でございます。

 

 

おしどりマコ

「この情報を発表するように」など、そういう発注が来る、といういますかそういう部署は在るのですか。

すいません。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっとご質問の意図が分かりかねますが、それぞれ検討や整理、様々なことがございますけれども、そういったものはラインによって検討されるものだと理解しております。

 

 

おしどりマコ

各ラインからバラバラに来るということですか。

「この情報を今日発表する」ということについて各ラインからバラバラに来るということなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

例えばトラブルがありましたらトラブルに関係する部署ですとか、ご存知かと思いますけれども会見の途中でも飛び込んでくれば私は説明させて頂きますし、それは一概に言えないかと思いますけれども。

 

 

おしどりマコ

この資料を作っておられるのは、広報の方々ですか。

各ラインによって違うのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

広報で、つまり我々が一次資料を作るということがありませんから、ラインによって準備された、という事を、例えば見やすいパワーポイントにするであるとか、そういうことがありますが基本内容的に我々が作っているということではございません。

 

 

おしどりマコ

かかりました、ではちょっと長くなりますので。

できればソーシャルコミュニケーション室のもう少し具体的な資料など頂けたらと思います、よろしくお願いします。

あと以前から聞いております、PRTRと作業員の方々の定期的な血液検査の、各項目別の基準値を外れたパーセンテージの公表も半年前から質問しておりますのでよしくお願いします。

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え?

地下水観測孔No1?3から全βが15万Bq/L?

No1?3の地下水の全βも上がってきたということは、
海側の地盤改良が進んで、地下水が遮蔽され、
2号機建屋の超汚染水が、NO1エリアに浸潤して地下水に拡散されてきたのかな...?

(東京電力からのメール、20:11)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○福島第一原子力発電所1?4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウム
 およびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況につ
 いての続報です。

○本日(7月23日)取りまとまった測定結果は以下のとおりです。
 ・地下水観測孔№3-1のガンマ核種および全ベータ(7月23日採取分)※新たに
  設置が完了したもの。
 ・地下水観測孔№1、№1-2、No.1-3、№1-4、№2のガンマ核種および全ベー
  タ(7月22日採取分)
 ・地下水観測孔№1、№1-2、No.1-3、№1-4、№2、No.3のトリチウム(7月
  18日、19日採取分)
 ・港湾内海水(1?4号機取水口内北側海水、1・2号機取水口間海水(表層・
  下層)を除く)のガンマ核種および全ベータ(7月22日採取分)
 ・地下水観測孔No.1-2のろ過後のガンマ核種(7月22日採取分)

○地下水観測孔№3-1のガンマ核種および全ベータ測定結果は、地下水観測孔№3
 と同程度の放射能濃度でした。

○また、地下水観測孔№1-3(地下水観測孔№1の西側)測定結果については、
 ベータが150,000Bq/Lと過去最大値(7月18日採取分:120,000Bq/L)よりも高
 い値が検出
されました。

○引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めるとともに、
 現在掘削中の他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の
 分析結果を踏まえて、総合的に監視を強化してまいります。

<地下水観測孔№3-1(新規)>
 ・7月23日採取分:セシウム134 1.1 Bq/L
セシウム137 2.2 Bq/L
          全ベータ ND

<地下水観測孔№3>(お知らせ済み)
 ・7月18日採取分:セシウム134 1.2 Bq/L
セシウム137 3.1 Bq/L
          全ベータ 76 Bq/L

 <地下水観測孔№1-3>
 ・7月22日採取分:セシウム134 ND
セシウム137 ND
          全ベータ 150,000 Bq/L

<地下水観測孔№1-3>(お知らせ済み)
 ・7月18日採取分:セシウム134 ND
セシウム137 0.53 Bq/L
          全ベータ 120,000 Bq/L


○サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご
 参照願います。
  URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


                                 以 上 



 


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