2013年7月アーカイブ

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おしどりマコ
まず、地下水観測孔のことについて伺いしたいのですが、土壌を地盤改良
するとNo. 1-1の観測孔が使えなくなるということで、では、海側の地下水の汚染の推移はどうやって把握されるのでしょうか。


東京電力尾野氏
まず、 No.1-1というのはNo.1の海側に近い、護岸に近いところを見ていくと言う目的でとってますから、護岸近辺で土壌改良していくということで、ちょうどその場所が当たってくるということですので、そこについては改良剤が詰まってしまうから、使用できなくなるということでございます。
で、今現在そういうことでございますが、その後新たに掘ることにするのか、あるいは別の所に掘った方がいいのかということも含めてNo. 1-2 、1-3 、1-4 と掘っていきますので、全体を見ながら考えていきたいと思います。


おしどりマコ
なるほど、No.1-1が海側にできましてから6月28日、 7月1日の測定結果が出ておりますが、両方とも観測孔1より高濃度の汚染がされているのですが、これはまあこれから評価、、他に掘削するか評価されるという事ですが、例えば現時点で地盤改良したところよりも、まあその幅が1.6メートルで現在No.1-1で4メートルというところで地盤改良した部分よりも海側でボウリングをする、というような計画は有るのでしょうか。


東京電力尾野氏
今、具体的にどのような事とをしてるかということについてはまだ決めてございませんので、まあいずれにしましても1-2、1-3、1-4ということをしていきますし、それから地盤改良は早急に進める必要がありますから、そちらを行っていくということでございます。


おしどりマコ
分かりました。
本日出た値を見ますとNo.1-1のトリチウムの51万ベクレル/Lの値が、1連の観測孔のデータの中で最高値という理解で良いでしょうか。


東京電力尾野氏
51万ですか。


おしどりマコ
はい、その次が50万ベクレル。
6月7日の観測孔1の値だと思うのですが。
今回最高値ですよね。


東京電力尾野氏
そうですね、ナンバーワンの過去最高値が50万ですから、あたい的には1番大きいですね。


おしどりマコ
今回最高値ですね、はい、分かりました。
最高値の値が出た所の観測孔が使用できなくなるということで、その付近に、とりあえず計画はないということですね。
すいません、重ねて聞きますが。


東京電力尾野氏
今申し上げているのは、具体的にどうするかということを決めておらないということですので。


おしどりマコ
分りました。
それで、取水口の2,200ベクレル/Lというのも最高値だと思いますので、東京新聞の方の要望に重ねてこう云う値も事故メールとして、きちんと流してほしいということをお願いいたします。
であと、観測後のルテニウム106もずっと観測孔No.1とNo.2は出ているのですが、これはどう評価されているのですか。


東京電力尾野氏
これはまだ具体的に、全体の様子を見ながら評価していかないといけないところですが、個別の評価については、現在検討中でございます。


おしどりマコ
わかりました。
では内部被曝の再構築の、再評価結果についてですが、この添付資料1の推移のデータというのが1と3を見比べますとつまり、平成23年12月までのものと、平成25年3月までのものも見比べますと、 23年のもので数字が出ているところが0になっていたりとかするので非常に見づらいデータになっているのですね。
5人増えて5人減ると0というカウントになるので、具体的に線量区分に何人増えて何人減ったのかという、、また、きちんとその数字がわかる表を出していただけませんでしょうか。
プラマイゼロというような、 、 。


東京電力尾野氏
入りと出があればということですか。


おしどりマコ
そうですそうです。
この500人近くの、この推移の方々が、プラスマイナス0での結果しか出ておりませんので、具体的にどの区分に何人増えて何人減った、ということがわからないのですね。
あ、その具体的にどういう表現があったということです。
各区分に例えば、 20超え50以下の人が5人増えて、5人減ったとなるとゼロというカウントをされるんですね。

DSC04721.JPG 東京電力尾野氏
それはちょっと何とも言い難いところがございますが、まず分布をお見せしていると云うことでございますので、これは分布を見ていただく上で、そうであると云うことです。
それから、例えばこういう言い方は申し訳ないのかもしれないですけれども、添付1のNo.1の図等を見ていきますと、例えばいちばん端っこのところKと書いてあるところで変更というところを見て行きますと、上から0、0、2ときてますから、この一番上の分は下から2人入ってきたということがわかります。
で、その下の区分が3増えていると言うことは2人抜けて3入ったということで5入ってきたということですから、ちょっと表を見て頂ければお分かりいただけるかと思います。


おしどりマコ
あ、そうなんです、そうやって推定をしていたのですが、 1と3を評価したときにこれがまたプラスマイナスで0に消えていったりとかしますので、そういう推定をするのではなく、区分ごとにもっと分かりやすいものを出していただけないかという要望です。


東京電力尾野氏
まぁ、ご意見として受け賜ります。


おしどりマコ
わかりますた、よろしくお願いします。
で、この線量が減少された方々についてですが、添付資料2の部分にテルル132ヨウ素132は直接的な評価対象から除外とありますが、評価対象がヨウ素131セシウム134、137になったということで、その主要3核種以外の物を評価していて被ばく線量が低減されたという例はあるのでしょうか。


東京電力尾野氏
ですから、マイナスになっている方というのは、そーゆーところです。


おしどりマコ
あ、主要3核種以外を評価していてそれを除いたということですか。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
分りました。
で、ちょっと質問が変わるのですが、 PRTR関連に関して以前から質問していることなのですが、平成23年度の東京電力の環境省への申告はヒドラジンのみだったのですが、ヒドラジン以外のものはどう評価されていたのでしょうか。


東京電力尾野氏
これは、法令の要求に従いまして、所定
数量以上使用しているものについては届けているということかと思います。


おしどりマコ
はい。
あの、ちょうど1年前にまだ松本さんが居られていた時に、色々お聞きしていたのですが、その時点でPRTR申告対象になっている有害化学物質を、東京電力はドラム缶の形で、建屋の各階にシェルフに入れて保管していたのですが、それが爆発でどうなったのかというのは把握できていないということだったのですね、しかし「現段階では、各協力企業にその把握をお願いするというような状況にないので把握をしていない」と1年前にご回答をいただいておりました。
で、現在に環境省にヒドラジンしか申告をしていないということで、その当時の有害化学物質PRの申告対象になっているものが、どの程度大気、地下水、環境庁に出たかというのはどう評価されたのでしょうか。

東京電力尾野氏
今のご質問については、回答する用意は手元にはございません。
確認させていただきたいと思います。


おしどりマコ
分りました。
 1年前の段階で「それどころではないので確認が無理だ」とおっしゃっておられましたので現段階でどうかということをよろしくおねがいします。
で、あと大気汚染防止法や水濁法のにおいても、事故時における場合でも化学物質を環境中に出した場合は申告対象になっておるのですが、それはどのように対応されておられるのでしょうか。


東京電力尾野氏
あわせて確認させていただければと思います。


おしどりマコ
わかりましたよしくお願いいたします。

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昨日の土曜日に1?4号取水口付近の海水から、トリチウムが2,300Bq/Lという過去最大値が出たと思ったら、
今日は地下水観測孔1?1から、トリチウムが600,000Bq/Lという過去最大値が出ました。

金曜日の会見では
1?4号取水口付近の海水からトリチウムが2,200Bq/L
地下水観測孔1?1のトリチウムが510,000Bq/L
地下水観測孔1?2のストロンチウムが900,000Bq/L


がそれぞれ過去最大値だったのですが。

最近、地下水も海水も、放射性物質の汚染は、毎日、過去最大値を更新しております。

地下水観測孔No1の汚染についての記事はこちらです。
ご参照あれ。
http://no-border.asia/archives/10806


(東京電力からのメール、13:35)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○福島第一原子力発電所1?4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウム
 およびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況につ
 いての続報です。

○本日(7月7日)、7月5日採取分(地下水観測孔No.1?1、1?2)の
 トリチウムの測定結果が取りまとまったことからお知らせします。

○地下水観測孔No.1?1の測定結果については、600,000Bq/Lと過去最大値
 (7月1日採取分:510,000Bq/L)よりも高い値が検出されました。

○また、地下水観測孔No.1?2(地下水観測孔No.1の南側)の測定結果
 については、380,000Bq/Lであり、近傍にある地下水観測孔No.1?1の測定
 結果と比較して低い値となっております。

○引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいると
 ともに現在掘削中の他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの
 海水の分析結果を踏まえて総合的に監視を強化してまいります。


 <地下水観測孔No.1?1>
 ・7月5日採取分:
          セシウム134 ND(0.42 Bq/L)(お知らせ済み)
セシウム137 0.55 Bq/L(お知らせ済み)
          全ベータ 3,800 Bq/L(お知らせ済み)
          トリチウム 600,000 Bq/L
 ・7月1日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 ND(0.44 Bq/L)
セシウム137 0.98 Bq/L
          全ベータ4,300 Bq/L
          トリチウム 510,000 Bq/L

 <地下水観測孔No.1?2>
 ・7月5日採取分:
          セシウム134 99 Bq/L(お知らせ済み)
セシウム137 210 Bq/L(お知らせ済み)
          全ベータ 900,000 Bq/L(お知らせ済み)
          トリチウム 380,000 Bq/L

※NDは検出限界値未満を表し、( )内に検出限界値を示す。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                                 以 上 



 

(東京電力からのメール、6日13:05)


【東京電力からのご連絡】福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報6)?

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             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○福島第一原子力発電所1?4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウム
 およびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況につ
 いての続報です。

○本日(7月6日)、7月3日採取分(1?4号機取水口内北側海水、1・2号
 機取水口間海水(表層・下層))および7月4日採取分(地下水観測No.1、
 2、3)のトリチウムの測定結果が取りまとまったことからお知らせします。

1?4号機取水口内北側海水の測定結果については、2,300Bq/Lと過去最大値
 (7月1日採取分:2,200Bq/L)よりも高い値が検出されました。

○その他の測定結果については、前回と比較して大きな変動はありませんでした。

○引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいると
 ともに現在掘削中の他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの
 海水の分析結果を踏まえて総合的に監視を強化してまいります。

<1?4号機取水口内北側海水>
・7月3日採取分トリチウム 2,300 Bq/L
・7月1日採取分トリチウム 2,200 Bq/L(お知らせ済)

<1・2号機取水口間海水(表層)>
・7月3日採取分トリチウム 230 Bq/L
・7月1日採取分トリチウム 170 Bq/L(お知らせ済)

<1・2号機取水口間海水(下層)>
・7月2日採取分トリチウム ND(120 Bq/L)
・7月1日採取分トリチウム ND(120 Bq/L)(お知らせ済)

<地下水観測孔No.1>
・7月4日採取分トリチウム 430,000 Bq/L
・7月1日採取分トリチウム 420,000 Bq/L(お知らせ済)

<地下水観測孔No.2>
・7月4日採取分トリチウム 530 Bq/L
・7月1日採取分トリチウム 740 Bq/L(お知らせ済)

<地下水観測孔No.3>
・7月4日採取分トリチウム 1,500 Bq/L
・6月26日採取分トリチウム 1,600 Bq/L(お知らせ済)

※NDは検出限界値未満を表し、( )内に検出限界値を示す。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                                 以 上

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おしどりマコ

まず、観測孔1-1についてお伺いしたいのですが、先ほど改良の土壌を縦列で1列並べるとおっしゃっておられましたが、それは隙間なくならべるということでしょうか。

80センチのものを。

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東京電力尾野氏

、ちょっと漫画的に書きますと、こちら側が海として、ここが、、、こちらが海、というふうに考えてここに護岸があると思うんですが、で、ここにまぁ地下にパイプを入れます、それで入れた場所というのはどんな風に見えるかといいますと、横から見ると俳句を地面の中に入れまして、薬品を出しながら抜いていくとだいたい薬品が固めてくれる範囲が今80センチといいましたが、厳密に80センチという意味ではなくて80センチ位までの所に薬品が染み込んでいくという意味です。

で、これを抜き上げますとまあ大体80センチ直径ぐらいの柱が薬柱の柱ができあがると。

でそのまま固まってしまうということです。

こうした柱を、こういう形で順次並べながら打って行きますと、こういう壁が出来上がると云うことです。

柱の時は大体イメージとして80と申し上げたのはそういうことでございます。

それでここも大体2列に作ると云うことを考えてますから最終的に、土中に壁が出来上がるわけですが、その壁の厚さというのは大体その直系の倍程度、ということでまぁ160センチ程度の厚みの壁ができあがるというようなことです。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます、すいません、伺いたかったのはその薬液を注入する間隔はどのくらいなんでしょうか。

1列に注入する時の。

 

 

東京電力尾野氏

確認しますが、これが大体80センチ位でございます。

 

 

おしどりマコ

それが80センチ、大体80センチに広がるだろうと予測してその間隔が80センチということですか。

 

 

東京電力尾野氏

厳密な寸法については別途確認させていただきたいですが、大体それに応じた間隔でとっていきます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、なんかその間隔が薬液を注入する間隔を狭めて重なったりとか、そういう風な考え方ではないという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

今、絵で描きましたけど影響する範囲がラップするようにやってますので大体80センチと云っているのは厳密に80しか届かないという意味ではなくて、およそ出来上がった寸法はそのぐらいでしょう、ということです。

 

 

おしどりマコ

なるほど、 80程度なのか80以上なのかちょっとそれは、 、 。

 

 

東京電力尾野氏

80位までは十分届いてるという作りで並べております。

実際にはもう少し遠くまで薬は届いていると思います。

 

 

おしどりマコ

なるほど、解りました、ちなみに深さはどれぐらいなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

深さは、 16メーターの深さまで、、、。

深さまでという言い方は正しくないですね。

16メーター位の深さから上に向かって立ち上げていくということです。

 

 

おしどりマコ

なるほど、それは範囲は広がりますが深さは下には届いたりするんですか。

液剤が潜っていくという意味です。

 

 

東京電力尾野氏

入れたところあたりではそれくらいの広がりはあろうかと思いますが、今考えているのは薬剤を不凍層がある16メーター下から立ち上げて行って、地表近くまでということで考えております。

 

 

おしどりマコ

分りました。

次に汚染車両の退域についてお伺いしたいのですが、これは退構した際に一旦汚染したものをつけたまま退構した際にどなたかとかのハンコを押されたのですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは誰も許可をしておりません。

 

 

おしどりマコ

だれも許可のハンコがなかったが退構したという事ですね、、、。

あ、許可のハンコがなくても誰でも退構できるというシステムなんですか。

 

 

東京電力尾野氏

通常許可のハンコが、許可のハンコという形ではありませんが、汚染確認をして汚染があったものについては除染をしたと、云うことで、確認をして出ることになっておりますが、その確認をしないで退構してしまったということです。

 

 

おしどりマコ

一旦汚染を発見した際に、その汚染が落ちたかどうかという再度の確認はするシステムにはなっていなかったということですか。

 

 

東京電力尾野氏

なっております。

で、汚染が確認された場合除染エリアに行って、除染をして、それで除染がなされましたと云う確認をもらって、それから出ることになるわけございますが、そちらのエリアに行かないで直接まっすぐ出てしまったということです。

 

 

おしどりマコ

すいません、私も作業員の方に伺ったのですが、その除染がなされましたというハンコが必要でそれを確認してからではないと出れるシステムではないと伺ったのですが、それはでは、その除染がなされましたという確認のハンコがなくても退構できたということですね。

 

 

東京電力尾野氏

これはそこにエラーがあるというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

除染確認がされていなくても退構できたということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい結果として退構できてしまったというということですので、そのことも含めて原因を確認をしていく必要があると思っているということです。

ですので、今日の資料に書かせて頂いたとおり、原因を調査して対策を講じていく必要がありますので、よく調べて行くと云うことを考えております。

 

 

おしどりマコ

分りました。

では1回目の汚染を測定したときに2万2,000 CPMで2回目の時に2万CPMということですが、この差の2,000 CPMというのは一般道路走行のそれと比較した時にそんなに差はなかったということで、ではゴソッと落ちたのではなく、いつの間にか拡散したという理解でいいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

この差というのは実際大きな差ではございませんので、測定の間のばらつきというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

2,000 CPMが測定内でのばらつきですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

で、運転手の方の被ばく線量が0.012ミリシーベルトということですが、これはどういう評価方法ですか。

APDですか。

 

 

東京電力尾野氏

これはちょっと確認させてください。

 

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おしどりマコ

分りました。

よろしくお願いします。

すいません、もうひとつ忘れておりました。

No 1-1の観測孔についてですが、これトリチウムがベクレル/ccにしますと10の2乗レベルということで、これはその他の、現在の福島第一原発構内の淡水化装置の入り口水、出口水、濃縮塩水など全て同じ10の2乗レベルのトリチウムの濃度となっておりますが、このような濃縮塩水や汚染水のと同程度のトリチウムが地下水の観測後No. 1 、1-1で測定されたということでいいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

まぁそれは同程度というか、ということもございますけれども、トリチウムの濃度ということでは、高いというふうに思っております。

それから、、、。

 

 

おしどりマコ

すいません、代替処理水とか濃縮塩水がトリチウムが全て取り切れませんので、10の2乗レベルの程度で福島第一原発の構内に存在していると理解しているのですが、これは全く同じレベル、10の2乗レベルですので、これはなんといいますか、トリチウムが、淡水化装置の入り口水、濃縮塩水まあ、汚染水がそこに同じ濃度で存在しているということでいいのですか。

そういう理解で良いでしょうか。

 

 

 

東京電力尾野氏

10の2乗レベルというのがもう一度、

どういう単位かというのを、、、。

 

 

おしどりマコ

ベクレルパーccです。

 

 

東京電力尾野氏

10の2乗ベクレルパーCCあればあんまり高くないかと思います。

 

 

おしどりマコ

はい、10の2乗ベクレルパーCC、なので43万ベクレルパーリットルと同等程度ですね。

 

東京電力尾野氏

43万ベクレルパーリットルであれば0を3つ足さないといけないというわけですね。

ベクレルパーCC、、あ失礼ベクレルパーリットルだから10の3乗オーダーということですね。ベクレルパーシーで言うと、 、 。

 

 

おしどりマコ

ベクレルパーCCで、えーと43万、、。

えーと0を三つ消しますよね。

 

DSC04664.JPG

東京電力尾野氏

0三つ消す、、。

あー、あー失礼それで4.3 × 10分2乗だということをおっしゃりたい、あー分かりました。

 

 

おしどりマコ

そうです、そうです。

 

 

東京電力尾野氏

で、それはどのぐらいですかと言うと、大体10の4乗オーダーぐらいですね。

 

 

おしどりマコ

ベクレルパーCCでですか。

 

 

東京電力尾野氏

はい、ちょっと待ってください。

、、、そうかそうか。

そうですね、わかりました。

2乗の後半ですからそうですね。

倍ぐらいの差ということですかね。

失礼しました。

 

 

おしどりマコ

そうですね、10の2乗レベルで淡水化装置も濃縮水も同じ、、、。

 

 

東京電力尾野氏

たとえば最近の測定でいいますと、これは、、。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

いつだっけ。

 

 

おしどりマコ

5月31日。

 

 

東京電力尾野氏

これは5月31日に示したもので云うと大体、9×10の2乗ベクレルパーCCから。

 

おしどりマコ

大体、福島第一原発構内の汚染水は10の2乗程度のトリチウムが存在しているのですが、これは同じ濃度で、地下水に出てきたという理解でよろしいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

同じ濃度と云うか倍ぐらいはちがってますけど、いずれにせよ濃度としては、我々高いという風に思っておりますから、注意すべきものというふうに考えております。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

 

 

東京電力尾野氏

それから、運転手の線量の評価ですが、これはAPDから見ております。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

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マコちゃん勉強熱心ですねん!!

 


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全βが...上昇傾向...orz

観測孔No1-1などについてはこちらの記事もご参考ください
http://no-border.asia/archives/9963

昨日の東京電力定例会見では、
観測孔1?2、1?3、1?4がまだ掘削しておらず、全体の傾向を見ないと
理由がわからない、とのことでした。

そして、応急処置として、
海側の土壌に薬剤を注入して固化させ、
海に漏えいしないように対策をとる、とのことでしたが...


(東京電力からのメール、20:36)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○福島第一原子力発電所1?4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウム
 及びストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況につい
 ての続報です。

○本日(7月2日)、地下水観測孔№1、地下水観測孔№1-1(地下水観測孔№1
 の東側(海側))、地下水観測孔№2および港湾内海水について昨日(7月1日)
 採取したガンマ核種および全ベータの測定結果、また、6月25日と26日に採取し
 た港湾内海水のトリチウムの測定結果が取りまとまったことから、お知らせいた
 します。

○地下水観測孔№1、地下水観測孔№2および、港湾内海水のガンマ核種および全
 ベータの測定結果は、前回と比較して大きな変動はありませんでした。
 地下水観測孔№1-1(地下水観測孔№1の東側(海側))のガンマ核種の測定結果
 は前回とほぼ同等の値でしたが、全ベータは、3,000 Bq/Lに対して4,300 Bq/Lと
 なっております。

○今後、当該箇所のトリチウムの測定結果につきましても、取りまとまり次第、
 お知らせいたします。

○引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいるととも
 に現在掘削中の他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の
 分析結果を踏まえて総合的に監視を強化してまいります。

 <地下水観測孔№1>
 ・7月1日採取分:セシウム134 1.1 Bq/L
セシウム137 1.5 Bq/L
          全ベータ 1,300 Bq/L
 ・6月28日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 ND(0.40 Bq/L)
セシウム137 ND(0.43 Bq/L)
          全ベータ 1,400 Bq/L

 <地下水観測孔№1?1>
・7月1日採取分:セシウム134 ND(0.44 Bq/L)
セシウム137 0.98 Bq/L
          全ベータ 4,300 Bq/L
 ・6月28日採取分:(お知らせ済み)
          セシウム134 ND(0.41 Bq/L)
セシウム137 ND(0.51 Bq/L)
          全ベータ 3,000 Bq/L

 <地下水観測孔№2>
 ・7月1日採取分:セシウム134 0.48 Bq/L
セシウム137 0.66 Bq/L
          全ベータ 260 Bq/L
 ・6月28日採取分:(お知らせ済み)
          セシウム134 ND(0.40 Bq/L)
セシウム137 ND(0.48 Bq/L)
          全ベータ 170 Bq/L

< 1?4号機取水口内北側海水 >
・7月1日採取分:セシウム134 13 Bq/L
セシウム137 28 Bq/L
          全ベータ 420 Bq/L
 ・6月28日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 15 Bq/L
セシウム137 33 Bq/L
          全ベータ 230 Bq/L

  <1、2号機取水口間海水(表層)>
 ・7月1日採取分:セシウム134 4.9 Bq/L
セシウム137 11 Bq/L
          全ベータ 200 Bq/L
 ・6月28日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 8.5 Bq/L
セシウム137 19 Bq/L
          全ベータ 180 Bq/L

 <1、2号機取水口間海水(下層)>
 ・7月1日採取分:セシウム134 5.7 Bq/L
セシウム137 14 Bq/L
          全ベータ 180 Bq/L
 ・6月28日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 7.5 Bq/L
セシウム137 17 Bq/L
          全ベータ 180 Bq/L

○サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご
 参照願います。
  URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/index-j.html

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                                 以 上 



 

(東京電力からのメール、14:31)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○本日(7月2日)午後0時48分頃、福島第一原子力発電所にある一般焼却施設
 近傍における仮置き中のゴミからの発火の状況についての続報です。

○現場を確認したところ、燃えていたのは仮置きされていた段ボール類で、延焼
 範囲は約4m×約2m、高さは約1mです。

○午後1時23分から自衛消防隊による消火活動を開始しており、その後、午後1
 時37分に消防署により鎮火が確認されました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


【以下、お知らせ済み】

○本日(7月2日)午後0時48分頃、福島第一原子力発電所にある一般焼却施設
 近傍において、仮置き中のゴミから発火していることを協力企業作業員が発見
 いたしました。

○現在、初期消火を行っており、午後0時54分に消防署へ119番通報を行っており
 ます。

○プラントデータ(炉注水流量、燃料プール水温等)の異常、モニタリングポス
 ト指示値の有意な変動およびケガ人の発生は確認されておりません。

○発火の状況等については、分かり次第、ご連絡いたします。


                                 以 上 



 


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