2013年9月アーカイブ

2013年9月27日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑ですねん
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質問の回答
東京電力今泉氏
 
●15日の堰内の溜まり水の採取時刻についてご質問がありましたがそれぞれのタンクエリアの時刻というのはちょっと細かくて読み上げませんが、実際には9月15日の15時45分から21時25分の間までに、それぞれのタンクのエリアの採取をしてございます。
 
●タンク調査者の被ばく線量でございますが、作業員、当社社員合わせて、約10名で実施してございますけれど、γ線で約0.1mSv / h、β線で約0.4mSv / hという数字です。
ちょっとこの数値のステイタス、被ばく線量はこれはmaxの値です。
 
●ヒドラジンの注入実績ですが、2011年の発災以降のヒドラジンの使用量について、号機毎、年度毎に教えて欲しいという、ご質問かと思います。
2011年度でございますが、1号機については注入はございませんでした。
2号機は約37m3、3号機が約39m3、4号機が約37m3ということでございます。
2012年度でございますが、1号機が約3m3、2号機が約22m3、3号機が約23m3、4号機約25m3何れもこれは使用済み燃料プールの物ですが、4号機は原子炉ウェルの方に2012年度にも注入しているようでして、これが約14m3でございます。
で、2013年9月の時点という事ですが、1号機については約1m3、2号機、3号機、4号機とも約2m3、4号機について原子炉ウェルの方に約2m3注入をしてございます
 
 

おしどりマコ
たくさんのご回答とありがとうございます、その頂いた回答の中から関連で質問したいのですが。

台風18号の際にタンクエリアの溜まり水を排水したものの、排水時刻が15時45分から21時25分だったと云う事なんですが。
15日の浪江町の気象データを見ますと、13時代に1時間に41ミリ近い豪雨があります、それで、台風の豪雨で希釈されてから測定をした、という事ことになりますが、その点の評価はいかがでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ実際にあの、時間的にはそーゆー時間で測定をさしていただいてます。
で、雨で、雨が降ってきてそこに水が溜まっているという事に関しては、希釈された状態とゆうかその、雨水が増えた状態で測定をしているということになりますけれど。
まぁ、測定については適切に行って確認しているかと思います。
 
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おしどりマコ
あの、すいません度々質問しておりますが、なぜ天気予報で大型台風が近づいている、そして堰内に溜まり水がくるぶし程度たまっている、という事がわかっていながら、希釈される前の測定をされなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ実際にあの、この台風が来ると云うことで様々な準備をしていた中で、 15時45分からの測定ということになったかと思います。
 
 
おしどりマコ
なぜ、採取時刻の発表が直ぐになかったのか、通常、東京電力でこのサンプリングデータの発表をしていただく際は採取日と採取時刻が常に付いている形でお示ししていただいているのですが、 15日の溜まり水の採取時刻が付いてなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
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東京電力今泉氏
えーと、これは特に理由というものはございませんけれど、大変申し訳ありません。
そういった測定データについてはおっしゃるように、採取時間とかといったところはつけなきゃいけないかと思います。
今後ちょっと注意したいかと思います。
 
 
おしどりマコ
あの、豪雨のあとの溜まり水で、全βが24Bq / L という、ストロンチウムの告示濃度限度ギリギリで、まあ告示濃度限度は、30Bq / L ですので、わりと近いものを排水しておられますが、これ豪雨で希釈されておらなければ告示濃度限度を超えていた可能性もあると思うのですが。
 
 
東京電力今泉氏
あの、今、後疑問の所をご質問を受けておりますけれども。
特にあの、まあその、豪雨の前、後っていう、、、。
前にやらなかったか、と云うのは特に理由がございません。
色々な準備等々の中で、先程申しました通り15時45分になってしまったという事でございまして、希釈を待って測定を、、あのサンプリングを開始したという事は、あの、ございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
あの、まあ浪江町で13時代に1時間に41ミリ、という豪雨でしたが。
これは同じように福島第一原発でも豪雨があったという認識でよろしでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
結構です。
まあ実際にあの、こんな事言ったら大変申し訳ありませんけれど、定例のサンプリングですと事前にしっかり準備した上で、そう云った出て行くんですが、こういった中であのー、まああのー、確かに一部、何て言うんでしょうか、出て行ってサンプリングするという所、遅れた、遅れてしまったというと、まあ、色んな装備もして行かなきゃいけませんので、
そう云った所が有るかと思います。
これは大変申し訳ないと思っておりますが、あの繰り返しになりますけれども、特にそういった何か意図的なところがあったと云う事ではございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
あの、台風の後の排水に関する会見で、16日に緊急で排水をしたと、。
16日の昼頃に1時間に50ミリ近い豪雨があり、急にたまり水が溢れそうになったので排水の判断をしたという事でしたが、この15日の豪雨に関して言及がなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、特に私共、あの、意図して切った訳ではございませんが。
結果として、確かに15日の13時頃に降雨量が上がっていると云うのは、これはおっしゃる通りでございまして、まぁ、ここをご説明しなかったという意図は特にございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
では少し確認なんですが、冒頭でお示しいただいたタンクの調査者の被ばく線量の件なのですが、これはH4エリアの漏えいしたタンクの内部調査をされた方々の被曝線量ですね。
最大値をお示しいただいたのは。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、No.5タンクの調査ですね。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、これはAPDによる測定の値ですか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、APDです。
 
 
おしどりマコ
これはリングバッジの値は含まれてないということですね。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、これだけで直ぐデータが出て来ますので、APDのものですので、そういったガラスバッチ、線量バッチの数値は入ってないと思います。
 
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おしどりマコ
わかりました、あの質問の際にAPDと、あのまあ、1ヶ月後になってしまうかもしれませんが、リングバッチでの、皮膚の線量の値もお示ししてほしいと要望していましたので、またリングバッチの値もよろしくお願いいたします。
あと、冒頭でヒドラジンの使用総量のご回答もありがとうございました。
で、1号機と2から4で大きく違うのはどうしてなのでしょうか。
2011年度は防食剤では無く、まあ水素爆発抑制の目的だったので、こんなに大きく違うのかなと思いますが、2012年度の仕様が防食剤なら、量がこの様に違いすぎる理由を教えていただけますでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、私もこれ、そこまで確認をしておりませんので、確認をさせて下さい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、破断が見つかった廃棄筒について少し伺いたいのですが、25日の規制委員会で現場の半径28mは立ち入り禁止、半径120mを作業禁止、で、まあ120mのエリアは解除されたと云う事ですが。
まずこの情報が、18日の段階で発表がなかったというのはどうしてなんでしょうか
 
 
東京電力今泉氏
えーと、実際色んなタイミングがあるかとおもいますけど、えー、確かあれ、その時は私も免震棟にちょっと居たのですが、あの、それを決定した時が夕方と云うか、そこらぐらいだったと思います。
特にそれを言わなかったという、大意は無いんですが、あのー、大変申し訳ありませんでした。
そこの部分について申し上げるべき事だったとは思います。
あの、大変申し訳ありませんでした。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、その28mと、120mまあ、高さが120mなので、それかなとは思うのですが、この数字の根拠は、というのを知りたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
あ、すいませんもう一回お願いします。
 
 
おしどりマコ
はい、半径28mを立ち入り禁止、半径120mを作業禁止、されたことの、この数字の根拠です。
 
 
東京電力今泉氏
あのー、実際あのー、損傷があったときに、どれくらいの範囲で影響が出てくるだろうということで、最初120mという所で設定しています。
で、その後、実際に簡易な評価ですが、実際に、そこが脱落したり、折れたりしたことがないということも確認をさせていただいて。
そうは言いましても、やはり上からボルトがおっこってくるとかですね、そういったことも想定されますので、全部を禁止区域から外すのではなくて、ちょうど真下の所の28m半径の所には、やはりそういったものが落ちてくる事を想定されるということで、そこはまだ残した、ということでございます。
 
 
おしどりマコ
あっはい、その28の数字の根拠というのは特には、、、。
なんというんでしょう、 30でもなく、 25でもなく28だったという数字の根拠を知りたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
はい、えーと、なんか落下物に対する、、、。
何というんでしょうか、スタック、廃棄筒が何かこう壊れて落ちてくるとかそういうことではなくて、中の上の方についているボルトとかそういったものが落下して、それが下にいる作業員の安全を阻害すると云うことを1番心配したわけでございますが。
どうもその、算定をするに当たって、建設工事公衆災害防止対策要綱土木工事編 という所にそういった場合の、作業禁止区域を算定するどうも根拠があるようでして、それを使いまして28mの設定をしたということでございます。
 
 
おしどりマコ
ありがとうございます。
シミュレーションですね。
で、あのこの立入禁止はまだ解除されていないということで、搬入口から建屋内に入れないという状況で、 1号機カバーリングの付帯調査等に遅れが出て作業に支障をきたしているということを現場の方々に伺ったのですが。
これは立入禁止の解除というのはどのようなスケジューリングで想定されているのでしょうか。
解除はされるのか、されないのか。
 
 
東京電力今泉氏
今、実際にはこのスタックの健全性については、簡易評価で今こういう状態になっていますが、現在もう少し詳細な評価を実施してございます。
で、その結果を踏まえて、判断をしていきたいと思っておりまして、これを今、急いでいるところでございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、 25日の資料に3次元解析の結果をある程度出しておられますが、破断がある部分は地震動の最大応力の発生位置ですので、東京電力はあの破断があるスタックは、どの程度の地震まで耐え得ると推測されているのでしょうか。
 
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東京電力今泉氏
えーと、まあ、実際にあそこがですね、破断した状態で、いわゆる限界解析というか、限界評価というところまでは実施してございません、正直申し上げて。
ただ、その時に使っている地震動というのは現在私どもが設計に使うSSの地震動でございます。
で、設計上考慮すべき地震動については、現在満足しているというふうに考えているところでございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました、ありがとございます。
あと、シルトフェンス切断の際の、この5 、 6号機放水口北側の数値について伺いたいのですが。
これ、過去6ヶ月の変動範囲内だということで、過去6ヶ月のプロットした物を見直したのですが、 max 7.5Bq / L というのは、No.1の護岸エリアの汚染水の漏洩が見つかってから少し上昇が見られた際の値だと思うのですが、それは変動範囲内、汚染水の漏えいの影響がない値として見ておられるということですね。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ過去にあった変動の一つとして考えているということです。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
これ、Cs137、Cs134とかは少し、通常の5、6号機放水口北側はほぼNDの場合が多いですので、このような値が最近になって出るというのは、少し高いのではないかと思うのですが。
これ、変動内?
 
 
東京電力今泉氏
一応今、私ども変動内と考えておりますけども、定例的にこれはサンプリングして参りますので、そういった結果を踏まえて状況についての認識をしっかり持っていきたいと思っています。
 
 
おしどりマコ
わかりました、すいませんたくさんあって。
あの、クレーンが伏せるように折れた際の油圧のチェックというのはもう終わったのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
あ、えーと、その伏せる際に油圧のチェックをしたかということ. . 。
 
 
おしどりマコ
あ、いえ。
その伏せた当該のクレーンの、評価、点検結果などです。
 
 
東京電力今泉氏
実際にクレーン、その時に油圧のチェックをしているかどうか、というのは私も今、確認をして来ていませんので確認をさせていただきたいと思います
 
 
おしどりマコ
分りました。
ちょっと以前から質問しておりましたので。
 
 
東京電力今泉氏
申し訳ありません。
 
 
おしどりマコ
少し古い件の質問になってしまうのですが。
先月、 8月12日に免震重要棟の前で10名の方々が身体汚染が見つかった件で、東京電力の方で3号機の瓦礫撤去の際のダストによる影響ではないか、ということをお示ししていただいたのですが、17名ほど並んで居られてなぜ飛び飛びで10名の方々が汚染されていたのか、という件に関しての推測なり、評価なりというのはあるのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
あのー、1つはやはり、風に乗ってこちらにその瓦礫の撤去場所から吹いてきたものがあるので、まあ、一律にそれぞれの身体にまんべんなく付着したかというとそこは、まあ、いくつかのばらつきがあってもおかしくは無いのかなあと思っています。
ただ、 4ベクレル以下という結果でございますが、その下で幾つかデータが、ちょっとこれは確認できないのですが、例えば4ベクレルでも4ベクレルにかなり近いデータであるとか、そういったばらつきもあるのではないか、とは思っておりますけれども、そういった意味で3号機からの距離も結構ありますので、そこでの濃度の濃淡と云うのがまたのではないかなと云うふうには思っております。
 
 
おしどりマコ
分りました。
あの、過去のことで少しご確認していただくのが心苦しいのですが、その汚染された方々が東京電力の社員の方がたで、汚染のなかった方がたが協力企業の方々だったのですが、その協力企業の方々はサージカルマスクだったのか、全面マスクだったのかを確認していただくきたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
そこの、バス待ちで待っていたかと思いますので、 、ああ、そういうことですね。
 
 
おしどりマコ
ノーマスクエリアで全面マスクを着けていたかどうかです。
 
 
東京電力今泉氏
アナが出た直前でございますので、その時点ではサージカルマスクじゃないかと思いますがちょっと確認いたします。
 
 
おしどりマコ

わかりました、よろしくお願いします。
 
 


おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ALPSの流量低下は、梯子を固定していたゴムパッドが剥がれて、詰まった、とのこと。

けど、下記の文章、


『回収した異物を「ゴムパット」とお知らせしておりましたが、正しくは「ゴムパッド」です。お詫びして訂正いたします。』

そんな些細なことをお詫びして訂正せずに、
もっと大きなことを謝罪して訂正してください。

情報開示とか!安全対策とか!

(東京電力からのメール15:23)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位


 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

 多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー*移送ポンプの停止につ
いての続報です。

○バッチ処理タンク2C内部調査の結果をお知らせします。

○バッチ処理タンク内部には、タンク内部を昇降する仮設梯子固定用のゴムパッド
 (以下、「梯子用ゴムパッド」という)が2箇所、仮設足場設置用のゴムパッド
 (以下、「足場用ゴムパッド」という)が4箇所あり、合計6箇所のゴムパッド
 があり、梯子用ゴムパッドはテープで取り付けられており、その内1箇所が剥が
 れドレン孔を塞いだため、流量が低下したものと判断しました。

○そのため、残り1箇所の梯子用ゴムパッドについても回収いたしました。

○なお、足場用ゴムパッドについては、接着剤で固定されていることおよび取り
 付けた状態に異常のないこと、さらに、バッチ処理タンク2C内にその他の異
 物が無いことを確認いたしました。

○また、バッチ処理タンク1Cについても、同様の調査を進めております。

○なお、前回お送りした続報2において、回収した異物を「ゴムパット」とお知ら
 せしておりましたが、正しくは「ゴムパッド」です。お詫びして訂正いたします。

○多核種除去設備の系統図および点検結果の資料については、当社ホームページに
 掲載しておりますので、ご参照願います。
  URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130929_03-j.pdf

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

*α核種等を取り除く目的で、処理水に塩化第二鉄、苛性ソーダ、ポリマーを添
 加することにより形成される沈殿物を含む液体。

(以下、お知らせ済み)
-------------------------------------------------------------------------
○バッチ処理タンク2Cの水抜きを行い、カメラによる内部確認を実施したとこ
 ろ、内部に異物らしきものを発見し、回収いたしました。

○回収した異物については、タンク内部を昇降する仮設の梯子を固定するために
 使用した、ゴムパッドと判断いたしました。

○引き続き、バッチ処理タンク2C内部の調査を継続してまいります。

○また、バッチ処理タンク1Cについても、今後準備が整い次第水抜きを行い、
 同様の調査を行います。

○なお、昨日お送りした続報において、多核種除去設備C系統の循環待機運転の
 解除日時を「9月27日午後4時04分」とお知らせしておりましたが、正しくは
 「9月28日午後4時04分」です。お詫びして訂正いたします。

(以下、お知らせ済み)
-------------------------------------------------------------------------
○移送ポンプの停止後、多核種除去設備C系統は循環待機運転に移行し、設備の
 確認を行っておりましたが、スラリー移送ポンプおよび移送配管(バッチ処理
 タンク1C,2Cの排出ライン合流部から循環タンク)に異常がないこと、ま
 た、バッチ処理タンクおよび移送配管からの漏えいがないことを確認いたしま
 した。

○今後、バッチ処理タンク2Cの水抜きを行い、カメラによるバッチ処理タンク
 2Cの内部確認を行うため、9月28日午後4時04分に、多核種除去設備C系統
 の循環待機運転を解除しております。

(以下、お知らせ済み)
-------------------------------------------------------------------------
○多核種除去設備C系統は9月27日午前0時04分からホット試験(水処理設備で
 処理した廃液を用いた試験運転)を開始していましたが、同日午後10時37分に
 前処理設備のバッチ処理タンクからスラリーを排出するラインにおいて流量が
 十分出ていないことが確認されたため、スラリー移送ポンプを停止し、スラリ
 ーの排出ラインについては循環待機運転に移行しました。

○原因については現在、調査中です。

○ホット試験については継続しています。

                                 以 上 



 


 2013年9月9日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑ですねん!

 

おしどりマコ

すいません、司会の方のお名前を教えていてだけますか。

 

 

東京電力一杉氏

一杉でございますが。

 

 

おしどりマコ

一杉様、わかりました。

すみませんできれば先に手が挙がっている人間から指名して頂ければと思います。

後から手が挙がっている人間をどんどん指名されますのでフェアに指名していただければという要望です。

よろしくお願いします。

 

 

東京電力一杉氏

フェアに指してるつもりではありますが、、。

ご意見として承ります。

 

 

おしどりマコ

あの、何度も目があってるんですが、他の方を、、。

 

 

東京電力一杉氏

他の方にも沢山目が当たってます。

 

 

おしどりマコ

あ、そうですか。

私、一応カウントしてたんで、、、。

一応手も振ってたんですけど。

すいません、一杉さんこれから要望いたします。

こちらの方向で明らかに後から手が挙がった人を先に指名されましたので。

よろしくお願いします。

 

この後質問されたフリージャーナリストのまさのあつこ氏も「自分も指名を外されている、公平に指名してほしい

おしどりさんと同じ要望です」と司会の一杉氏に訴えましてん。

 

おしどりマコ

えーとですね。

水素の発生量について8月28日から質問しているのですが、現在の1号機、2号機、3号機度の程度の水素が発生しているのか、評価が出ていれば、という事を質問していたのですが、これのご回答は頂けませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ありません、今手元にご回答出来るものがございません、確認中でございます。

 

おしどりマコ

わかりました、これはまだ確認に数日かかるという事でしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

まあ、ご質問頂いてますので、なるべく早くお返ししたいとはお思いますが。

ちょっと確認をさしてください。

ああっ、今手元に入ってまいりました。

すいません、えーとですね、これはあのー、えー、水素の発生量としては今、崩壊熱をどういう風に見積もるか、というところも大事なところでこちらは解析コードを用いた評価になると思いますが、、。

宜しいでしょうか、今の最新の評価の結果ということでございます。

例えば、1号機で言いますと、これはあの、先ほど言いましたとおり評価ですので、今幾つ、と云う訳ではないので、今持っている評価の結果ということでお伝えしたいと思いますが。

平成24年の12月7日の時点で 約0.1Nm/h という評価を出しています。

これ1号機ですね。

続けて1号機ですが、平成25年の10月17日という時点で評価したものが、同じく 約0.1Nm/h です。

で、これからは、、ええ、25年もそうですけど、26年は、、この二つはこれからの推定ということになりますが、平成26年の10月17日時点の評価としては 約0.05Nm/h という数字です。

で、2号機ですが、評価した当時24年の12月7日の時点ですが、同じく 0.1 でございます。

で、えー、25年、26年同じ時期でございますが、0.1、0.06 という評価をしてございます。

で、3号機でございますが、こちらは2号機と同じ評価になってございます。

すいません、という事でございます。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

これ、解析コードは何をお使いになったのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えー、オリゲンですね。

 

 

おしどりマコ

オリゲン。

わかりました、ありがとうございます。

で、現在原子炉ウェルと使用済み燃料プールにヒドラジンを防食剤として注入されてるんですが、これ、何ppm位の濃度を保つように注入されてるんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

これも以前ご質問頂いた件でございますかね。

 

 

おしどりマコ

そうですね、ヒドラジンについて質問していたのですが。

 

 

東京電力今泉氏

そうですね。

すいません、こちらも今、手元にございませんので、ちょっと確認させてください。

 

 

おしどりマコ

わかりました、えーよろしくお願いします。

で、シルトフェンスの開閉作業について冒頭にご回答頂き、ありがとうございます。

作業前後の測定値についてお示し頂いてるそうですが、これは、いつも通りの測定値しかなく、作業前後の9月6日の9時前と、9時45分の後の測定値は何処に掲載されてるのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、ちょっと手元の方にございませんので確認いたします。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします。

で、冒頭のご説明で少し確認をしたいのですが、では45分間、開渠内のシルトフェンスが船が入ってる間は、ひもを付けていたと言うことで。

45分間シルトフェンスは空いていたということですか。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

おしどりマコ

45分間空いていたと。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

開渠内が開いていたという事ですね。

 

 

東京電力今泉氏

はい、はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、あの、その測定値の資料をお示し下さい。

よろしくお願いします。

で、冒頭のご回答もう一つありがとうございました。

で、現場の作業員の方に確認しますと、制動放射X線を防護するゴーグルは、業者によって使用しているそうですが、東京電力の現場に立たれる社員の方々にはどのように運用されてるんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、まあ今回のパトロールでは特にゴーグルの設置義務と云いますか、そういうことは私ども決めてません。

 

 

おしどりマコ

そうですね、業者によってだそうなんですが、東京電力の社員の方は今回の現場には立たれてない、という事なんですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーとタンク関係という事ですか。

パトロール等で行っておりますけれども、そういった、、。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

 

 

東京電力今泉氏

そういった人間には特にゴーグルの着用義務付けというのはしてません。

 

 

おしどりマコ

東京電力としてX線を防護するゴーグルは、、。

あの義務にしていないということはつまり、着用させていない、ということですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、そうですはい。

 

 

おしどりマコ

本人の希望により自由とかではなく、着用はしていない。

 

 

東京電力今泉氏

はい、して、していないということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

で、以前H4エリア、Hエリアの汚染水について、「なぜトリチウムをそくていしないのか」とお聞きしましたら、全βをトレーサーにするというご回答を頂いたのですが、これは、他の核種がどれ位、どの程度放出されたのかという評価は出せないと思いますが、トレーサーではなく、No.5の元々タンクの中に入っていた水の貯留水を測定したものを見ても全βしか測定されておられないのですが、これは、タンクの水の詳細な測定というのはされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、いま私の方で全β以外の測定値があるか、というところはお答え出来ませんが、まあ実際にそこにいれているものはROの処理水ですので、実際にはそういう濃度になっていくんだろうと思いますが、すいません、今の時点で全βのみの測定、、、。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

あの、環境中に出たものは、トレーサーとして全βがわかりやすいというのは理解できますが、その元々の水にどの位何が有ったかと云うのがきちんと値として出て、外の水のトレーサーとして使えるのかなと思うのですが、元々の水もROの処理水としてのデータで充分だということですかね。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっとご質問の趣旨が私まだ、理解出来てなくてお答えが中々旨く出来ませんが、、。

えーとおしどりさんのご質問としてはこの事象の究明にあたってやはり、タンクの中の核種分析をやるべきではないか、という趣旨のご質問という事ですね。

 

 

おしどりマコ

そうです。

 

 

東京電力今泉氏

実際それに関しては、先日お答えした通り、一応その全βを見て、測定して対応しているというのが現状かと思いますが。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

前回はトレーサーとして、とお答え頂いたので。

タンク内の水はトレースする必要がありませんので、元々の水の核種をなぜ他のものもはからないのか、という質問です。

 

 

東京電力今泉氏

あっ、あの他のタンクにたいしても、ということですか。

 

 

おしどりマコ

そうです、そうです。

No.5のタンクの水などもトリチウムも測定されておられませんでしたので。

 

 

東京電力今泉氏

えーとそこはちょっと、確認いたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

同じくHエリアの漏えいについてですが、本日と昨日のB排水路の清掃が行われてますが、すいません、具体的にどのような清掃をされてるのでしょうか。

もし、既出のご説明があれば、省いて下さって結構です。

 

 

東京電力今泉氏

あの、清掃のやり方というのは、まだ具体的に申し上げてないかと思います。

実際にはここー、排水路についてまず、土嚢で、その3つぐらい置いて区分けをするということ。

それと、底にたまった水を回収していくと、いうこと。

で、それで出た土については土の土壌を回収してあと、水路の底部の除草も行っております。

その後、排水路内面を高圧ジェットで洗浄して、えーーまあ綺麗にして行くと。

まあそんな手順だそうでございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、すいません一つ、預かってきた質問なんですが、8月27日の資料にすでにB排水路に土嚢を3点設置したという事が書かれているのですが、これは、8月27日に土嚢が設置されてから、B1やB2などのその合間の測定もされているのですが、これは土嚢を設置したあと水はどのようになっていたのですか。

全く流れていなかったのか、毎日測定をされて、値は変わっていますので。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ございません。

そこまでの現場の確認をしておりませんので、確認をさせて下さい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、おそらく8月27日にの資料に「本日土嚢を設置した」という事が書かれているのですが、そのページには8月22日、23日の試料の測定のページですので、本日というのが、27日を指すのか、22日23日を指すのかちょっとわかりませんので、以前8月中に土嚢を設置した日付も教えて頂ければ。

それも含めよろしくお願いします。

で、このE2のE-2のトリチウムの値が9月8日、とその前が2回ともNDなんですが、検出限界が120で、あの地下水の陽水井はもっと低い検出限界で行っていて、No.8や、No.9の値が検出されていますので、これは漏えいが有ったとされるE-2の部分のトリチウムの検出限界を下げるおつもりはないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと今のところその、120という数値を下げて行くということは考えておりません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは、時間をかければ検出限界は下げられると思うのですが、まあ恐らく水処理設備の放射能濃度測定結果のROの処理水を見ても全βが数十分の一ぐらいなので、値を見ると、検出限界120ですが、下げればトリチウムが20から30ぐらいで存在すると思われますが、これは地下水の陽水井と違って、そこまで測らないという考え方なんですかね。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、おっしゃるようにですね、検出限界というのは、測定時間を長くしていけば、下がって行くと云うのは、もうおしどりさんの仰る通りでございますが。

あのー、実際にタンクの中に入っているその汚染水自身が、非常に高い、4乗とか5乗とかっていう数字ですので、まあそれが漏えいしてくるということになれば、120という検出限界があればそういった検知は可能だろう、という考え方で、その中で結果を出すということも加味して、検出限界というのが結果として120ぐらいということになっているかと思います。

ですので、先程ぶっきら棒に「変える気はない」と申し上げた事は大変申し訳なかったのですが、そういう考え方でですね、一応今の所120の検出限界ということで考えておけばいいだろう、と云うのが今の考え方ということになるかと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

すいません度々ですが、IOCに関しての質問で申し訳ないのですが、今泉さんのご回答での確認をしたいのでよろしくお願いします。

日本近海、先ほどの松井さんの質疑の中で、日本近海及びモニタリング、港湾内にとどまっているということを仰っておられたのですが、これは、「福島県沖を含む検出限界値以下だ」と仰っておられたのですが、これは汚染水に関してだけ、ということですか。

2011年の原発事故後の海洋モニタリングは、そのことに関しては置いておいて今回の汚染水の事例だけで日本近海および、その辺りの福島県沖のモニタリングで検出限界値以下だと仰ったのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーと私が申し上げたのは、私どもで海側の測定をさしていただいておりますけれども、そのデータを見るとNDもしくは数値が出たとしても非常に低い値ということで、告示濃度に比べると小さな値であるということを申し上げたかと思います。

即ち今測定している結果を見ても、ということでございます。

 

 

 

おしどりマコ

なるほど。

これ、汚染水に限らず2011年の事故の後全部ふくめて、ということですか。

 

 

東京電力今泉氏

まあ、どこまでの範囲ということがあまり明確ではありませんけれども、これまで取ってきたデータを見ているとそういうことが言えるのではないかということです。

 

 

おしどりマコ

分りました。

まあ、東京電力の測定値で、先週新潟県庁に行く機会がありましたので、新潟県と東京電力が柏崎刈羽のモニタリングをされている資料集を、県庁の資料室でチェックしてきました。

平成23年度の東京電力の資料として、柏崎刈羽の港湾内で福島第一原発事故における、セシウム134 、セシウム137の影響があった。という資料が出てました。

まあそれは汚染水ではなくフォールアウトのかと思われますが、それが、東京電力が出している資料でしたので、、、。

これは、、それもまあ、告示濃度以下だということで、原発事故による影響だという資料を東京電力が出されておられましたので、これはどういったことかなと思いましてちょっとご回答頂きたいのですが。

 

 

東京電力今泉氏

そこはちょっと、今にわかに私も何とも言えないので確認します。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、港湾内でブロックされているかどうかで、東京電力と安倍総理が同じ認識であることを確認したとおっしゃっておられたのですが、これあの、港湾外の5号機、6号機の放水口付近のモニタリングで、汚染水の事例があってから、多少値が動いているのですが、これも別に特に汚染水の影響では無いという評価なんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あのー、まあ、私どもとして海洋モニタリングの結果を踏まえると、告示濃度より低い、ということで先ほど申し上げた見解を持っているということでした。

 

 

おしどりマコ

あ、告示濃度より低いけれども「まあ影響はある」ということですね。

分りました、ありがとうございます。

 

 

東京電力今泉氏

あ、「影響は少ない」と。

 

 

おしどりマコ

「影響は少ない」。

 

 

東京電力今泉氏

はい、という風に私どもは考えてるという事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

あと、もう一つ預かってきた質問なんですが、本日の福島第一原発のモニタリングポストや双葉町や大熊町のモニタリングポストを見ますと、本日8時以降で値が上昇している傾向が見られるのですが、本日の原発構内の作業、がれき撤去の状況など、詳細に教えていただけませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

今は、 3号機の瓦礫の、撤去工事というのは、これはストップしてございます。

 

 

おしどりマコ

ストップしているんですね。

今日はやっていないと。

 

 

東京電力今泉氏

あれ以来作業の方は、一旦あのダストを測るということで、 一部ちょっと瓦礫を少し上げたという事は有りましたけれど、 それまで、今日まで、大きな瓦礫撤去の作業は行っていません。

 

 

おしどりマコ

3号機のがれき撤去は今日はしていないということですね。

わかりました。

他の号機の瓦礫撤去というのはされているのですか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、予定ではないと思いますけど。

 

 

おしどりマコ

はい。

わかりました。

えー、1号機のほかに、窒素の封入について、平常以外の動作をしたという事も無いのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、窒素封入ですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力今泉氏

以前にも、窒素の装置を切り替えていく、という操作はやったことがありますが。

本日その操作があったかどうか、というのはちょっと私今、お答えする材料は持っていません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

本日モニタリングポスト、福島第一原発構内のMPも上がっておりますので、そのことに関しては、特に評価はされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

申し訳ありません、ちょっと状況が今、私も確認してきてないものですから確認をさせていたきます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

よろしくお願いします。

 

 


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原子力規制委員会からのメール、3:54

◎福島県で発生した地震による影響について(9月20日3時00分現在)

平成25年9月20日 福島県で震度5強の地震がありましたので原子力関連施設の状況についてお知らせします。

1.原子力発電所

<東京電・福島第一(BWR)>
福島県:最大震度5強
大熊町:震度4
○プラントの運転パラメータに異常なし。
○モニタリングポストに異常なし。

<東京電・福島第二(BWR)>
福島県:最大震度5強
富岡町:震度4
楢葉町:震度5弱
○プラントの状態に異常なし。
○排気筒モニタ、モニタリングポストに異常なし。

<原電・東海(ガス冷却炉)>
茨城県:最大震5弱
東海村:震度4
廃止措置中
○プラントの状態に異常なし。
○排気筒モニタ、モニタリングポストに異常なし。

<原電・東海第二(BWR)>
茨城県:最大震度5弱
東海村:震度4
定検停止中
○プラントの状態に異常なし。
○排気筒モニタ、モニタリングポストに異常なし。

2.サイクル施設

<JAEA・東海(再処理・廃棄物埋設)>
茨城県:最大震度5弱
東海村:震度4
○プラントの状態に異常なし。
○モニタリングポストに異常なし。

<原子燃料工業・東海(加工)>
茨城県:最大震度5弱
東海村:震度4
○プラントの状態に異常なし。
○モニタリングポストに異常なし。

<三菱原子燃料(加工)>
茨城県:最大震度5弱
東海村:震度4
那珂市:震度4
○プラントの状態に異常なし。
○モニタリングポストに異常なし。

<JAEA・大洗(廃棄物管理)>
茨城県:最大震度5弱
大洗町:震度3
○プラントの状態に異常なし。
○モニタリングポストに異常なし。

<JAEA・原子力科学研究所(廃棄物埋設)>
茨城県:最大震度5弱
東海村:震度4
○プラントの状態に異常なし。
○モニタリングポストに異常なし。

以上



 


(東京電力からのメール、3:30)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位

  本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みを
 いただいた方にお知らせしています。

○本日(9月20日)午前2時25分頃、福島県浜通りを震源とする地震(M5.8)
 が発生しました。
 (楢葉町:震度5弱、富岡町:震度4、浪江町:震度4、広野町:震度5弱、
  大熊町:震度4)

○福島第一原子力発電所については、現在のところ、以下の設備については異
 常はありません。
 ・1?6号機:プラントパラメータ異常なし
 ・原子炉への注水設備:異常なし
 ・原子炉格納容器ガス管理システム:異常なし
 ・電源設備:異常なし
 ・1?3号機窒素封入設備:異常なし
 ・使用済燃料プール冷却:異常なし
 ・水処理設備および滞留水移送:異常なし
 ・モニタリングポスト:異常なし

○福島第二原子力発電所については、現在のところ、異常はありません。

○現在、パトロール実施中です。

○汚染水タンクについては、現在確認中です。

○両発電所ともに、けが人はありません。

○なお、福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所において観測された
 地震計の数値は以下のとおりです。

 ・福島第一原子力発電所 水平:41.5ガル(6号機)
             垂直:20.7ガル(6号機)

 ・福島第二原子力発電所 水平:37.4ガル(1号機)
             垂直:31.1ガル(1号機)

本メールには返信できませんのでご了承下さい。

                                 以 上



 


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