中濃度!汚染水が入ったH4エリアの他のタンク、
H3エリアの2か所、H5エリアの配管で滴下など、
どんどん漏えいが見つかっておりますが...
ちょっとパトロールを丁寧にした途端、
次から次へと見つかるって何!!
(原子力規制庁事故対処室からのメール23:07)
報道関係者 各位福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力はパトロールを強化しているところですが、東京電力から追加情報が入りましたのでお知らせします。
○H4エリアにおいて1箇所で新たに高い線量を確認。
・H4エリアII-No.6タンク底部フランジ近傍:70mSv/h(β線(70μm線量当量率))
・H4エリアII-No.6タンクは、先般漏えいを発生したH4エリアI-No.5タンクと同じ堰内の南西角に設置されているタンク。H1エリアから移設した3つのタンクとは別のタンク。○他方、H4以外のエリアにおいてタンクの点検を実施したところ、H3エリア(H4エリアの北西側)の2箇所で、前回測定した値より高い線量を確認。雨の影響で床面が濡れており、タンクからの漏えいによるものか否か、今後分析を行う予定。
・H3エリアBグループNo.4タンク底部フランジ近傍:1800mSv/h(β線(70μm線量当量率))
(前回(8月22日)100mSv/h(γ+β線(70μm線量当量率)))
・H3エリアAグループNo.10タンク底部フランジ近傍:220mSv/h(β線(70μm線量当量率))
(前回(8月22日)70mSv/h(γ+β線(70μm線量当量率))○H5エリア(H4エリアの南西側)において、No.5タンクとNo.6タンクの連結配管の保温材を押したところ、滴下を確認。漏えい量は1滴であり、以降滴下は確認されていない。
○H5エリアにおいて滴下のあった床面には水たまり跡(20cm×20cm)が確認されており、線量は230mSv/h(β線(70μm線量当量率))であり、初めて測定されたものである。しかしながら、水たまりから離れた場所で高線量箇所は確認されておらず、また、H5タンクエリア周辺の堰の外への汚染水漏えいは確認されていない。
○東京電力は今後漏えい箇所、高線量当量率が確認された場所の詳細調査を行う予定。
なお、現段階では、外部への放射性物質による影響は確認されていない。
H3エリアが雨の影響で漏えい確認ができない一方で、H5エリアにおいて漏えいの跡が確認できたのかについては、詳細確認中です。
引き続き、情報が入り次第、お知らせします。
以上
【東京電力からのご連絡】福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて(続報18)?
(東京電力からのメール、22:38)
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東京電力からのご連絡
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報道関係各位
本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。
○8月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける
水漏れ」に関する続報についてお知らせいたします。
○現在、H4エリアタンク堰のドレン弁から水が出ていたことを受けて、タンクの
パトロールを強化しておりますが、本日(8月31日)のパトロールにおいて、
4箇所の高線量当量率箇所(β+γ線(70μm線量当量率*1))を確認しまし
た。
*1:70μm線量当量率=皮膚等の等価線量率
○関連する全てのタンクの水位に低下は見られず、排水弁も閉としているため、
堰外への漏えいはないと評価しております。
・H5エリア?グループ№5タンクとH5エリア?グループ№6タンクの連結配
管部の床面:約230mSv/h(70μm線量当量率)
・H3エリアAグループNo.10タンク底部フランジ近傍:約220mSv/h(70μm線量
当量率)
(8月22日にタンクの点検をした際に、約70mSv/hが確認されたところと同箇所*2)
・H3エリアBグループNo.4タンク底部フランジ近傍:約1,800mSv/h(70μm線量
当量率)
(8月22日にタンクの点検をした際に、約100mSv/hが確認されたところと同箇所*2)
・H4エリア?グループNo.6タンク底部:約70mSv/h(70μm線量当量率)
タンクエリアの位置関係については、8月22日に公表している以下の報道配布資料
をご参照ください。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130822_06-j.pdf
*2:8月22日に測定を行っていた箇所について、本日(8月31日)再度測定を
実施したものです。値が異なっている原因については、調査を実施してまい
ります。
○H5エリア?グループ№5タンクとH5エリア?グループ№6タンクの連結配管部の
床面については、パトロールを実施した際に線量が高いこと(100mSv/h(70μm線量
当量率)以上)が確認されたことから、上部にある配管の保温材を押したところ、床
面に水滴が1滴垂れました。水が滴下した床面を測定したところ、約230mSv/hである
ことを確認しました。
○当該の連結配管からの滴下は継続していませんが、当該配管下部の床面に変色箇所
(乾いた状態)があり、大きさは約20cm×約20cmで、床面の変色箇所から離れたと
ころでは、高線量当量率箇所は確認されていません。
○当該箇所の応急処置として変色のある床面にドレンパンを設置すると共に、当該連結
配管に吸着マットを巻き付けました。
○今後準備ができ次第、当該連結配管の保温材を外し、汚染水の漏えいの有無について
確認を行う予定です。
○また、H3エリアおよびH4エリアの当該箇所については、継続した滴下がないことを
確認しており、これらの箇所についても漏えいの有無も含めて詳細調査を行う予定です。
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
以 上
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