マガ9editor's room

マガ9編集部発の情報やスタッフが書いたコラムを随時お届けします。

2011年1月アーカイブ

日本の漫画が隆盛なのはご存知の通りで、「MANGA」は世界的に通じる言葉になっています。それは主にストーリー漫画ですが、対してひとコマ漫画はちょっと元気がないようです。

歌舞伎役者で人間国宝の中村富十郎さんが3日、亡くなりました。新橋演舞場での「壽初春大歌舞伎」の出演者に名が載っていましたが、舞台には立たぬままの旅立ち。歌舞伎界は悲しみに包まれています。

タイガーマスクの主人公・伊達直人を名乗っての、福祉施設への贈り物が全国に広がっています。一過性で終わらせてほしくない現象ですね。このタイガーマスクのアニメ版は1969年から71年まで放送されましたが、当時の社会問題を取り上げたエピソードがいくつかあります。

歌舞伎というと、豪華な結婚式が持て囃されたり、逆にその素行が話題になったりと梨園の御曹司が中心の世界。しかし、主役を支える脇役がいなくては芝居になりません。今回は四半世紀前に亡くなった、とある脇の役者の話です。

 以前のエントリーで、「普通なら『ありえない』と思われるはずのことが、なぜか一部の場所では公然と、当たり前のように行われている」理不尽さ、について書きました(http://daily.magazine9.jp/plus/2010/10/-httpwwwmagazine9jpcitizenevent034.html)。この年末年始、沖縄本島北部・高江で起こっていたこともまた、まさにその、普通なら「ありえないこと」だったと思います。

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