マガ9editor's room

マガ9編集部発の情報やスタッフが書いたコラムを随時お届けします。

マガ9レビュー

 いよいよ明日で2011年も終わり。お正月休み、久しぶりにゆっくり本でも読もう、という方も多いことでしょう(年末年始もお仕事の方はごめんなさい!)。

 ということで、年末ぎりぎりになってしまいましたが、「マガ9」コラム執筆陣&スタッフがおすすめする「お正月休みに読みたい本&見たいDVD」。まずは「マガ9レビュー」などでおなじみ、芳地孝之さんのオススメ本です。

 映画館のスクリーンにエンドロールが流れ始めた瞬間、思わず深く深く息を吸い込んだ。見ている間じゅう、ずっと締め付けられるように胸苦しくて、息が詰まりそうだったから。

 現在、東京・新宿などで公開中の映画『瞳は静かに』の舞台は、1970年代後半のアルゼンチン。当時、クーデターで成立した軍事政権の支配下にあったこの国では、反体制派とみなされた人々が軍によって密かに連れ去られ、殺害されるという事態が頻発していた。1983年の民政移管までの間に、死亡または行方不明になった市民の数は、3万人(26万人という説も)にものぼるという。

 といっても、この映画の主題になっているのは、軍事政権そのものへの批判や告発ではない。描き出されるのはその時代を生きていた「ふつうの人たち」の姿だ。(以下、少々ネタバレありです)

27日まで東京・渋谷のシアターコクーンでコクーン歌舞伎「佐倉義民傳」が上演されています。私は先日観てきたのですが、すべてに圧倒されました。この「佐倉義民傳」、もともとは「東山桜荘子」という1851年初演の芝居です。
「ワールドカップ2010」が始まった! 試合の間に放映される深夜のWCドキュメンタリーの再放送を観て、「ドーハの悲劇」の悔しさをまた思い出していたら、ふつふつと盛り上がってきた。やっぱり観るぞー!寝不足になっても。ということで、サッカーにちなんだ本のレビューを。今週「マガジン9」でもアップしています。

 本書は理論社が刊行する、主にティーンエイジャーを対象とした「寄り道パン!セ」シリーズの一冊である。