2013年8月アーカイブ

(原子力規制庁事故対処室からのメール、12:15)

報道関係者 各位

東京電力から、本日9時45分頃、発電所構内で作業員1名が体調不良を訴えたため、救急車を要請した旨の連絡がありました。(本日(31日)10時10分頃から順次受信)

本事象による作業員の汚染はありません。

○本日(31日)9時45分頃、協力会社作業員1名が発電所構内でドラム缶の移動作業を行っていたところ、体調不良を訴えた。

○構内の医療室で診察の結果、緊急搬送が必要と判断し、10時46分に救急車を要請。

○11時12分に救急車でいわき市立総合磐城共立病院へ向けて出発。

○本事象による作業員の汚染はない。

以上



 


(東京電力からのメール、12:02)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位


 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○本日(8月31日)午前9時45分頃、福島第一原子力発電所6号機Fタンクエリア
 において、ドラム缶の移動作業に従事していた協力企業作業員が体調不良を訴え
 たため、入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けておりましたが、医師に
 より緊急搬送の必要があると判断され、同日午前10時46分頃に救急車を要請しま
 した。

○なお、当該作業員に身体汚染はありませんでした。病院の診断結果については、
 わかり次第、お知らせします。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                             以 上

H4エリアのタンクの漏洩が
レベル1からレベル3に修正されました

(規制庁からのメール16:01)



東京電力株式会社福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの漏えいについてINES 評価(暫定)を見直しました

原子力規制委員会は、8月19日に発生した福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの漏えいについて、東京電力からの追加報告とIAEA へのINES 適用に関する確認結果を踏まえ、INES 評価(暫定)を見直しましたのでお知らせします。

1.IAEA への確認結果
 本件を含む福島第一原子力発電所において原子力事故の収束に向けて応急措置として作られた施設のINES 評価上の取り扱いに係る論点についてIAEA に照会したところ、次の回答が得られました(別紙1、別紙2参照)。
【IAEA からの回答のポイント】
・原子力事故の収束に向けて応急措置として作られた施設に対しても、INES は適用され得る。
・福島第一原子力発電所H4エリアタンクにて発生した汚染水漏えい事象を福島第一原子力発電所事故とは切り離して検討することも選択可能。

2.INES評価(暫定)の見直し
 原子力規制庁では、IAEA に確認の取れたINES 評価上の取り扱いに沿って、INESの適用と評価について見直しを行い、平成25年8月19日に実施した東京電力株式会社福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンク(H4エリアタンク)からの漏えい事象のINES 評価(暫定)をINES レベル1からINES レベル3に修正しました。

(INES※による暫定評価)
基 準 1 基 準 2 基 準 3 評価レベル
 ?    3    3     3

※ INES評価
INES(International Nuclear and Radiological Event Scale:国際原子力・放射線事象評価尺度)とは、原子力発電所等のトラブルについて、それが安全上どの程度のものかを表す国際共通指標です。評価は3つの基準(基準1:人と環境、基準2:施設における放射線バリアと管理、基準3:深層防護)により行われ、最も高いレベルがそのトラブルの評価レベルとなる。評価レベルは、レベル0(安全上重要ではない事象)からレベル7(深刻な事故)まであります。

【参考:本件に関するINES 評価の考え方】
(1) 東京電力株式会社からの報告内容
・8月19日に発生した福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンク(H4 エリアタンク)からの漏えいについて、H4 タンクエリアの堰内の溜まり水の分析結果は以下のとおり。
 セシウム134  4.6×10 の1 乗ベクレル毎立方センチメートル
 セシウム137  1.0×10 の2 乗ベクレル毎立方センチメートル
 全ベータ    8.0×10 の4 乗ベクレル毎立方センチメートル
・H4 タンクエリア内のタンクNo.5(H4-I-5)底部から水が広がっている状況を確認し、タンクNo.5(H4-I-5)の水位からタンク外に漏えいした汚染水の量は約300 立方メートルと推定。
・なお、当該タンク付近の海につながる排水溝において高い空間線量が確認されたものの、当該排水溝の海側出口付近を含む港湾の外の海での放射能濃度の有意な上昇は確認されていない。

(2) INES 評価
 東京電力株式会社から得られた(1)の追加報告を含めた本件事象に対してINES 評価基準を適用し、以下の評価を行いました。
  ? 本件の特定原子力施設から漏えいした放射能の量は、漏えいした汚染水の放射能濃度と量から数千テラベクレル程度(Mo-99 換算)であり、これは「施設における放射線バリアと管理」に関する基準でレベル3に相当する。
  ? また、当該施設において安全防護層が残されていなかったこと及び当該事象の最大の潜在的影響を考慮すると、「深層防護」に関する基準でレベル3に相当する。
  ? 「?」と「?」を評価した結果、INES レベル3に該当する。



 


2013年8月19日東京電力定例会見より
DSC06411.JPG  1回目の質問               

おしどりマコ
まず、H4エリアのタンクの水漏れについてうかがいたいのですが、土嚢堰の内側に水たまりがあったということで、この土嚢堰というのは普通の土ですよね、水たまりの写真を見ますと、土のところに水たまりができたという形ですよねこの汚染水の漏洩というのは。


東京電力尾野氏
そうです。

DSC06421.JPG おしどりマコ
わかりました、ではこの漏洩した汚染水は一般排水口等に流れている形跡ない、ということですが、この漏れた汚染水は最終的に土壌に染み込んで行くということですか。
これ、地下に何かしらの取水装置なりがされているわけではなく、普通の一般の土壌なんでしょうか。
地下構造は。


東京電力尾野氏
基本的に特に変えていることはございません。
こちらの土石と云うのはどういう意図を出してるものかというと、万一、タンクからの大量漏洩があった場合に、それが直接外に広がらずに、集水池がこの枠の中に有るのですけど、そちらに導いていくというような事を意図したものです。


おしどりマコ
わかりました。
大量の漏えいの場合広がらず少量の漏えいは土中に染みこむということ、、、。


東京電力尾野氏
今回のようなものの場合ですと、その土中近辺の中に染みこんで行くということになりますので後で処置をする必要があると思ってます。


おしどりマコ
わかりました。
で、γβで直上50cmが100Bq/h ということですが、これ直上50cmを表面線量と評価していいのでしょうか。
少し離れているように思うのですが。

DSC06423.JPG 東京電力尾野氏
そうですね、まあ、こちら測定さしていただいたのが直上50cmのデータでございますのでそちらで申し上げましたが、おっしゃるとおり、βでございますからもっと近づけば、近づいた効果による増加というのは明らかに出てくるかと思っております。


おしどりマコ
分りました。
まあこれ大変に線量が高いので測定する方の被ばくも考えられますが、何かしら、近づかないで良い装置等を使って、表面線量などは測定はされる計画が有ったり若しくはされていたりとかは無いのでしょうか。


東京電力尾野氏
まず、サンプリングしてございますので、サンプリングの結果から先ず分析して行くというのが最初のステップかなというふうに思っております。
無理して直近のところまで行って測定をするということを繰り返す必要はないのかなと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
仰るとおりです、ありがとうございます。
で、すいませんちょっと私、理解が遅かったのですが不勉強で、、。
これ常時「閉」のドレン弁が閉め忘れていた可能性があるということなのですか。


東京電力尾野氏
そうではなくて、常時「開」運用をしているドレン弁であると云う事で、、。


おしどりマコ
常時、開運用ですね。
これ、あの常時「閉」運用で、以前は雨が降っていた時に、その度に「開」にして雨水を排水していた話もあるんですが。
この付近の場所です。


東京電力尾野氏
そうですか。


おしどりマコ
はい。


東京電力尾野氏
いや、あのー常時「開」運用ということで行っております。


おしどりマコ
常時「開」ですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
分りました、雨の時に毎回「開」にして雨水を排水するという運用ではなく、常時「開」で運用していたということでいいですね。


東京電力尾野氏
はい、そうです。


おしどりマコ
わかりました。
では、ダストモニタの警報について伺いたいのですが。
これ、高と高高の連続ダストモニターの指示値を教えていただけませんでしょうか。


東京電力尾野氏
えーと、設定ですか。


おしどりマコ
設定ではなく指示値です。


東京電力尾野氏
えー、今回の指示値という、、、。


おしどりマコ
はい、警報が鳴った時の指示値です。
連続ダストモニターの値です。


東京電力尾野氏
確認さしていただきたいと思います。


おしどりマコ
はい、よろしくお願いします。
で、この汚染された方が除染の後、退出モニターと書いてあるのですが、手サーベイは行われなかったのですか。


東京電力尾野氏
行っております。


おしどりマコ
行ってますか、手サーベイも行っていて、、。
その、値というのは、、。


東京電力尾野氏
手サーベイの値は今手元にございませんけれども、退出モニターを通った上で確認しておりますから、4Bq/cm2以下であるという事は明らかだと思っています。


おしどりマコ
わかりました。
今回の身体汚染があった方々の、汚染があった部位スミア試料はとっておられますか。


東京電力尾野氏
えー、拭きとったものにつきましては、保存しているかどうかにつきましては確認しておりません。


おしどりマコ
分りました、先週、計画にあった駐車車両などの調査結果というのは出てきたのでしょうか。


東京電力尾野氏
これは、別途調査等は進めておりますので、全体をまとめた上でご説明しようと思っていますが、今回こういった事も出てきましたので、今回の事も含めた上で、調査項目、対応の項目として足らない所があれば足した上で対応したいと思っています。


おしどりマコ
わかりました。
各、汚染車両、免震重要棟前や、その他の部位の、詳細なスミア試料などを取られる予定は、、。
2回同じ場所で毎週あったということで。
それはまだ計画の俎上には上がってないのでしょうか。


東京電力尾野氏
周辺調査などもしてございますし、それから、、、。


おしどりマコ
その周辺の調査とは何ですか。
連続ダストサンプリングじゃなくて、ダストサンプリングですか。


東京電力尾野氏
いえあのー、周辺の駐車場の調査であったり、周辺に止まっている車の調査であったり、或いはその近辺の構造物の汚染の確認であったり、そうした事を進めていくということは考えてございます。


おしどりマコ
それはまだ先週の発表、、、。
先週の月曜日に警報の発生事例があったと思われるのですが、1週間も経ってもまだ出てこないということでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、現場状況なども含めて、我々としても取り急ぎ実施したいところでございますけれども、順次、進めているところでございます。


おしどりマコ
はい、えー、12日に警報がなりましたが、17時だったと思うのですが、2、3号機の窒素の注入を一時抑制されていたと思うのですが、、、。
すいません、これ幾つか預かってきた質問なのですが。
2号機と3号機の窒素封入作業時間の詳細な時系列などを先日12日と本日の分も公表していただけませんでしょうか。


東京電力尾野氏
えー、窒素の封入量の調整等に関する時間、、、。


おしどりマコ
そうです、12日と17日です。


東京電力尾野氏
確認さしてください。


おしどりマコ
はい、で、3号機の屋上でダストサンプリングをとっておられると思うのですが、それも時系列で出していただけませんでしょうか。
データロガーの形であると思うのですが。


東京電力尾野氏
3号機の屋上、オペブロですね。
そこにロガーは置いてないと思いますが、作業の際に確認をする形だったかと思います。


おしどりマコ
分りました、3号機の屋上のダストサンプリングのデータなども各建屋の上で、もしあれば公表をお願い致します。


東京電力尾野氏
確認させて下さい。

DSC06425.JPG おしどりマコ
で、話はちょっと変わるのですが、No.1エリアの汚染水の関連で、陸側遮水壁や海側遮水壁などは、プロセス主建屋や、集中廃棄物処理施設周辺は入っていないのですが、4号機とプロセス主建屋の間に、陸側遮水壁なども作られる計画となっていますが、この付近の現在の地下水の汚染の評価というのは、サブドレンでセシウム、ヨウ素しか測定されておらないのですが、全βやトリチウムの評価はどうされているのでしょうか。


東京電力尾野氏
これは確認させてください。


おしどりマコ
わかりました、測定後されているのかいないのか、されているのであれば、値の公表をお願いします。
で、冒頭で様々なご回答ありがとうございます。
地盤沈下に関してですが、東北地方の沿岸部全体が沈降しているというご回答だったのですが。
あの、国土地理院の地盤沈下の評価を見ますと、陸前高田で53?84cm、大槌町で35cmとまあ、すごく細かくあるのですが、福島県相馬市で23?29cm、福島第一原発では70cmということで、近隣自治体でも割と細かく地盤沈下量が異なりますので、まあ福島第一原発は広いので、敷地内全部が同じ地盤沈下だと評価しているということですか。
全部、OP4000盤も、10m盤、35m盤も全部70cm下がったと評価しているということですね。


東京電力尾野氏
基本として、こうした沈下で問題になるのは、建屋間の不等沈下といったような事が問題になってくるわけですけど、、。


おしどりマコ
そうですね、配管の、、。


東京電力尾野氏
あの、起こっている現象のスケール感というのはもう少し大きなスケール感で、全体に動いているというものですから、そういう状況ということです。


おしどりマコ
何か、測定なりの評価はされたということですか。
OP4000盤とOP10m盤とかで。

DSC06437.JPG東京電力尾野氏
ええ、ですので、OP4000番も含めてですが、全体のあの地域全体的な動きとして、えー、ほぼ水平に下がっているわけですが、細かく見ていくと、南北で距離が離れたところにおいては、深さ関係、違っておりますし、それから、、。


おしどりマコ
あの、すいません。
距離があまり離れていなくても、近隣の自治体でも数10cmの差はあるんですね。


東京電力尾野氏
そういうことから言うと、先程ちょっと申し上げましたが、全体で動いてますが、海岸のほうが少し頭を下げるような形、山側は残って、海岸側が頭を下げるような全体傾向は持ってございます。
ただ、その全体傾向の中で、発電所の中の状況というのはできてございますから、それでまあ、およそ70cmというところで見てございます。


おしどりマコ
OP10m盤や35m盤は山側まで行かない、という考え方なのですかね。


東京電力尾野氏
まああの、距離感ということで言いますと、、いくら広いと言いましても、発電所たかだか南北数km、東西においても1、2kmの範囲内のことでございますから、起こっている現象のスケール感からいったら、そんなに大きなものではないという風に思っています。


おしどりマコ
分りました、えー。
地盤沈下による配管のズレなどはない、という評価ですね。


東京電力尾野氏
はいそうです。


おしどりマコ
わかりました。
で、塩分濃度についてののですが、立坑Cの塩分濃度は水位のみで、7月31日以降は測定していないという事ですが、なぜ測定しておられないのでしょうか。
これ、塩分濃度も重要なパラメーターの一つと思うのですが。


東京電力尾野氏
こちらの方は、重要なパラメータであるということは勿論そうかも知れませんけれども、様々な場所での測定業務等も行われてますし、立坑Cの測定というのは非常に線量的にも、線量的というのは、測りに行く人が沢山線量を浴びるという場所でもありますので、厳選して行わさしていただいているというような状況でございます。


おしどりマコ
あのー、立坑Cの塩分濃度ですが、ウェルポイントで汲み上げて、移送する水の塩分濃度というのは比較的測定しやすいと思うのですが。


東京電力尾野氏
あの、ウェルポイントで汲み上げた水の測定につきましては、私どもとしても実施していこうと考えておりまして、その準備しているところでございます。


おしどりマコ
わかりました、よろしくお願いします。
すいません長くなって、あともう一つご回答いただいた、魚種毎の測定の件ですが。
東京電力の方にも確認させていただいたのですが、魚種毎に測定をして、高かった物だけ詳細に計って、それをお示しているといことですが、突出して幾つか他の魚、高い魚がありまして、同じ魚種でも高いものがいくつあれば、それは全て公表してくれるように変えていただけませんでしょうか。
存在するという事でしたので、5匹捕って5匹とも高くても、その内の1番高いものしか出て来ないということでした。


東京電力尾野氏
あの、精密測定を行って、公表さしていただいているものは全て公表しているという風に認識してございます。
で、スクリーニングのために測っているものは、大きなものを選んでいるということでございますから、個別にその数字がいくつであるかというようなことで、記録をとってるという、公表したりするという性質のものではないとゆう風に思っています。


おしどりマコ
公表できないという事ですね。


東京電力尾野氏
そういった形での現場の仕事の仕方になっておらない。


おしどりマコ
なるほど、あの、検討いただけたらと思います。
よろしくお願いします。


  2回目の質問               
おしどりマコ

すいません、質問の回収を1つ忘れたのですが、連続ダストモニターの警報が発生しまして、そのろ紙の解析は12日の分そして本日の分は行われたのでしょうか。
12日の分はろ紙の解析をされるということで、 、 。

DSC06460.JPG 東京電力尾野氏
12日の分については、ろ紙の確認をしたということで回答してるんじゃないかと思います。
あの、全βの、、、。


おしどりマコ
いえ、そのあらあらの、定性的なもののみだったのですか。


東京電力尾野氏
あの、全βの定量をして、要はセシウムによるものであるということで確認をしてございます。
で、今回の分については別途しております。


おしどりマコ
まだ出てきていないということですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
分りました、これセシウムのみということで、詳細な核種はやはりろ紙の解析はされないということなんですね。
どの核種があるのか。


東京電力尾野氏
今おっしゃってるのは、、、こないだおっしゃっておられたのは、要は、個別の微量核種みたいなものも見ていくとそれによって、発生源であるとか、そういうことを関連づけて調査できるかもしれない。
というようなお話だったんじゃないかなあと思っておりますけれども、現状、今測定できてるようなものにおいて個別の微量核種、どれのこというか、というのもありますけども、今具体的には考えてございません。


おしどりマコ
なぜ考えておられないのでしょうか、原因が分からないにもかかわらず微量核種の調査をしないというのが、、、。
DSC06453.JPG
東京電力尾野氏
あのー、個別に微量核種の調査をするということによって原因を究明していこうというようなやり方でやりますと、それぞれ発生源と成り得るような所の微量核種の分布だとか、濃度比であるとか、こういうことが明確にわかっているということが前提として必要になりますし、それからそうした濃度というのは場所によって、ソース源によって異なってるということも必要になってくるわけですが、核種の割合ということで言いますと、元々炉内で発生した割合で存在して、それが減衰してある一定の割合を作っているということにおいては、発電所内に存在している放射性物質どれも一緒でございますから、そうしたことから見極めていくと言うことがある意味難しさがあるという事もご理解開きたいと思います。
現在という事で申し上げますと、他のもう少しマクロ的な目で見て追い込んでいくと言うような作業をしているところでございますから、そうしたことを踏まえて原因の見極め等を行っていきたいというふうに思っております。


おしどりマコ
分りました、すいません先程尾野さんがおっしゃっておられましたことで、敷地内の放射性物質の割合が、敷地内で一定とおっしゃっておられましたが、すいません、私それがちょっと理解できなかったので、、、。
場所によってストロンチウム等の割合はかなり変わっているように、、まあ現在、汚染水などでの問題でも変わっているように思うのですが。
そして、セシウムと全βの核種の値は出てたのですが、これ、全βがすべてセシウムと云う訳ではありませんでしたので、残りの全βが何かという所までも調べないということですね。


東京電力尾野氏
あの、主体としてセシウムであるということは確認できておりますので、、、。


おしどりマコ
残りの全βは調べないと、、。
はい、分かりました。
では今回の、本日発生した事象のろ紙の解析は何時くらいに出るのでしょうか。


東京電力尾野氏
そう時間はかからないと思っていますが、まとまればまたご説明したいと思います。


おしどりマコ
分りました、通常、連続ダストモニターの警報が発生すると、その部分のろ紙はすぐに回収して、ホットラボに回して解析する事になってますが、これは、9時、10時の警報。
高の警報、高高の警報でも、18時時点でまだだ、ということですね。


東京電力尾野氏
あの、データの定量測定という事でございますので、実施が出来たところでお話しできるかと思います。


おしどりマコ
わかりました、よろしくお願いします。

DSC06464.JPG

 

 


おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 

 

 

2013年8月16日東京電力定例会見より

DSC06343.JPG   1回目の質疑                

DSC06353.JPG おしどりマコ

冒頭のご回答を沢山ありがとうございました。

もう少し詳細に聞きたいのですが(資料)、 連続ダストモニタの位置を2つ出していただいてありがとうございます。

この高高警報がなったのはどちらで、高の警報が鳴ったのはどちらですか。
 

 

東京電力今泉氏
はい、高高だけがでたのが右側になります。

 

 

おしどりマコ

南側と云う事ですね。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、これは南側ですかね。

はい、両方出たのが部屋の中に入っているものと云う事で。
 

 

おしどりマコ

両方出たのが北側の方、と云う事ですね。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ
この、室内に入っていて検出部だけ、外に出ているものの、検出部はこの直近の当辺りに出ているのでしょうか。
 

 

東京電力今泉氏
この外に出ているところの近く、、、。
 

 

おしどりマコ
一番近い所に出ていると云う事ですね、直近の辺りにでていると云う事ですね、分かりました。

で、この16名の方々の状況も詳細に出していただきありがとうございます。

で、並び順1番の方のみ、除染後の値が6.9Bq/cm2出てますが、これがGM汚染サーベイメーターによる測定値ということで、この他の方々は退出モニターだけの測定だけだったと云う事ですか、確認ですが。
 

 

東京電力今泉氏

あの、非常に、いっぺんにこの汚染者が出ましたので、GMサーベイメーターでやられた方も居ますし、ゲートモニタで出て行った方も居られます。
 

 

おしどりマコ
この1名の方だけ*印で、GM汚染サーベイメーターによる測定、と書いておられるのですが、他の方々もGMで測ったと云う事ですか。

 

DSC06349.JPG東京電力今泉氏
測った方もおられます。

 


おしどりマコ
それはここには書いておられないのですか。

 


東京電力今泉氏
ええ、そこの識別はしておりません。

 


おしどりマコ
わかりました、確認ですが、退出モニタはゲートモニタで、GM汚染サーベイメーターは手サーベイと云う事ですね。



東京電力今泉氏

そうです。

 

おしどりマコ

わかりました。

では、この最大値19Bq/cm2 全身汚染された方も手サーベイは受けられたと云う事ですね。

この*印が付いている方が1名しかおられないので、その他の方々の手サーベイの値がどうだったのかと云うのが疑問なんですが。
 

 

東京電力今泉氏
えっとー、除染後の値と云う事ですか。



おしどりマコ

そうです。
 

 

東京電力今泉氏
ちょっとそのデータについては、多分保存されているかと思いますので確認をいたします。

ここの所は4を下回ったので、それでまあ、4以下と云う事で識別いたしませんでしたが、そこはしっかり、あの、あると思いますので。

 

 

おしどりマコ
わかりました、当初全員4Bq/cm2以下という発表があって、その後にこの6.9Bq/cm2の値の方がいた、と上方修正が入ったのですが、その経緯はどうしてなんでしょうか。

ゲートモニタだけなのか、後から手サーベイの値が見つかったのですか。

 


東京電力今泉氏
はい、こちらは本当に、皆さんに混乱させて頂きまして、させてしまいまして大変申し訳ないと思ってます。

で、この方はGM管のサーベイメーターで測定をしています。

で、ここは私どもこれからしっかり対策を取っていかないといけないと思いますが、実はこのサーベイメーターが普通の大体5cm角のGM管式のサーベイメーターといっぺんに大きな面積を測れるサーベイメーター、こちらの2種類を使って、それぞれ測定をいたしました。

それで、実際にこの6.9のデータが残った方は、面積の広い検出部のですね、検出器で測ったのですが、それはcpmで出てきますので、それを換算をするときに、実はこの換算は現場ではなく、免震棟にデータが送られて、そこで換算いたしました。

その時に、おしどりさんご存知かと思いますけれども、面積が大きくなれば検出効率は小さくなっていきますので、そのいわゆる小さな窓の方の検出効率で、このデータを出してしまったということです。

で、それで4Bq/cm2以下というデータがでたのですが、実はそこも間違っていたということで、もう一回評価をしなおしています。



おしどりマコ

なるほど、わかりました。
ではその、大きい検出部の方で出されて、また上方修正された方というのは他にはおられないのですね。

2種類のサーベイメーターで測っていたということで。
 

 

東京電力今泉氏
、、、あ、、え、、、。

 


おしどりマコ
計算しなおしてまた上方修正になった方はこの他はおられないと云う事ですか。


 

東京電力今泉氏

はい、そうです。

で、すいません今情報が入りましたけど、11番と13番と14番の方、この方が手サーベイだそうです。
 


おしどりマコ

その他の方は退出モニター。


 

東京電力今泉氏

はいそうです。

 


おしどりマコ
わかりました。
この、最大値で全身汚染されていた方は手サーベイは受けておられない、と云う事ですね。

8番の方です。

 


東京電力今泉氏
あ、そうですねはい。


 

おしどりマコ
この3番の15Bq/cm2の方も、受けていないという事ですね。

手サーベイは。
 

 

東京電力今泉氏
はい。
 

 

おしどりマコ
わかりました。
これは、何か理由があるのでしょうか。

汚染が高い方が手サーベイを受けていない、というのは少し疑問に思うのですが。

特に全身汚染されている方など。
 

 

東京電力今泉氏
あの、実際に退出モニターと手サーベイといっても、精度としては、、、。

 


おしどりマコ
いや、精度はゲートモニタの方が下がりますよね。

手サーベーより確実に。
 

 

東京電力今泉氏
ただ、退出モニター自身がそんなに精度が悪い機器かというとそうでもありませんので。それで、限られた人数の中でのアレでしたので、当時、ゲートモニターを「除染した後通って下さい」という、そういった流れの中でゲートモニターを通られたんじゃないかとおもいます。
 

DSC06361.JPG

おしどりマコ
そうですね、人数が多く、そして限られた台数の中でと思われるのですが、その優先順位と云いますか、なぜ、最大値の方と3番目に高い汚染の方が、手サーベーを受けていないのか、もちろんゲートモニターの精度もありますが、汚染が実際に高濃度で見つかっている以上何故、手サーベイを受けておられないのか、と云うのが少し疑問なんですが。
 


東京電力今泉氏

ま、あの、繰り返しになりますが、そういった除染をした後に、除染の順番がどうだったかわかりませんけれど、除染をした後にその方はゲートモニターに誘導された、それでも追いつかないので、沢山人がいますので、追いつかないので、急ぎやらないといけないということで、残った方々が手サーベイでやられたものだと思います。
 


おしどりマコ

わかりました、沢山といいますか、その10名でもそうやって対応ができなくなるということですね。
 


東京電力今泉氏

この10名だけでは当時なかったのではないかと思います。

入隊木管理施設から出てくる方々は結構いますので。



おしどりマコ

すいません、そうですね、そのゲートモニタはそうですが、汚染された方々のふき取り後の手サーベイです。

手サーベイは10名に対応できなかったということですね。



東京電力今泉氏

はい。

 

おしどりマコ

わかりました。
 

 

東京電力今泉氏
まあ、そこで滞留させると云う事よりも、急ぎ、あの、除染が終わって、汚染が確認、除染えー、汚染レベルが以下ならば、なるべく早く出ていただくと、まあ、そういった状況もあったんじゃないかと思います。



おしどりマコ

わかりました。

で、詳細に出していただいてありがたいのですが、もしよければ、この方々の身長や体格差等を出していただくのは難しいでしょうか。



東京電力今泉氏

えーとまあ、実際にこう云う事を申し上げると皆さまからお叱りあるかもしれませんけれども、個人を特定されるところがあって、そういったところでこのデータをお出させていただいてるのですが、体格とか身長については確認させていただけますでしょうか。

 

 

おしどりマコ

お願いします。

 

DSC06372.JPG

東京電力今泉氏

それと、申し訳ありません。

私の方で、先ほどのゲートモニターで、おしどりさんからずっとご質問頂いた件、あまり私の方から「こう思う」とか、いうお話しでしたので、をさし上げましたので、そこは誰がゲートモニターを通って、誰が手サーベイをしたか、ここの所はもう一度確認させて下さい。

 

おしどりマコ

わかりました、宜しくお願いします。

で、6月1日からこのミスト装置を起動していて、気温30度以上、湿度95%以上で自動起動するということですが、なので、何時からシステムが動いたかが、わからないということですが、6月1日から電源を入れっぱなしにしていて自動起動するということなんですか。
 


東京電力今泉氏

はいそうです。
 

 

おしどりマコ
6月1日に電源を入れていて。

、、、なるほど、なので、場所によって動き始めた、、、。
 

 

東京電力今泉氏
あっ、ちょっとまって下さい。

そこはちょっと確認させて下さい。

申し訳ございません。



おしどりマコ

わかりました、宜しくお願いいたします。

で、この駐車場で色々測定されるということですが、この構内車両というのは郊外に持ち出し禁止になっている、汚染車両ということですよね。

構内だけで使っている汚染車両の駐車場がこの南側にあると云う風に作業員の方に伺ったのですが。


 

東京電力今泉氏
あの、実際に、入退域管理装置が出来た後、できた前は、バスなんかは外へ出て行ったりしたんですが、入退域管理装置が出来た後は、施設が出来た後はそういったバスもその構内専用になっています。

ですので、仰るようにちょっと線量が高い車もありますし、バスで通勤、構内を巡回される人たちはそういったバスに乗って移動してます。

要は外に出ていけなくなったということです。中で、、、。
 

 

おしどりマコ
その、構内循環バスだけでなく、2011年度から構外持ち出しになっている汚染車両の駐車場が、この南側にあると聞いたのですが。
 

 

東京電力今泉氏
実際にそういった駐車場の中にはそういった車もあるかと思います。
 


おしどりマコ

ありますね、で、その汚染はどれぐらいのレベルのものがあるのでしょうか。
 

 

東京電力今泉氏
あ、すいませんそこはちょっと今データを持っていないので確認させて下さい。
 


おしどりマコ

わかりました、2011年度から、その入退域管理施設が出来る以前から、2011年度の構外持ち出しの基準がまだ高い時点から、持ち出し禁止の車両がここにずっと構内でのみ、使っている車両があるそうなのですが、それが大体何台ぐらい、どのあたりにあるのかというのも、公開できる範囲で教えて頂きたらありがたいです。
で、汚染された方々のウェットティッシュなどのスミア試料などは取っていないのでしょうか。

といいますのは、セシウムだけでなく、様々な微量なものでも核種が検出、解析できれば、いろんな付近の表面のスミア試料を取って大体どのあたりから来たものかというのが、汚染車両なりのスミア試料を取ることでわかると思うのですが。

セシウム以外はどこまで解析しているのでしょうか。
 

 

東京電力今泉氏
あのー、今のところ緊急で行いましたので、全β、いわゆるβ線の総量ですね、こちらの方の測定のみになっています。



おしどりマコ

わかりました。

全βのみが全てセシウムではないのですが、β核種でセシウム以外の物が微量でもどれだけあったのかという、最後までの解析はされるのでしょうか。



東京電力今泉氏

一応、今、私どもの判断として、この測定値をご覧いただきますとほぼ、全β測定値とセシウムの測定値が同じオーダーだということで、出てくるBq数はセシウムが主要な核種と云う風に判断してございます。
 

 

おしどりマコ
ですので、その残りの微量なものをセシウム以外のβ核種を解析はされるご予定はあるのでしょうか。

全てではありませんので。
 

 

東京電力今泉氏
それ以外の測定をするかと云うとこについては、確認いたしますけれど、、、。

 


おしどりマコ
わかりました。

1.0×10^-5Bq/cm2は別のβ核種が存在していますよね。
 

 

東京電力今泉氏
すいません、1.?

 

 

おしどりマコ

1.0×10^-5オーダーで別のベータ核種が、連続ダストモニタの全β のセシウムの解析を見ますと。



東京電力今泉氏

あの、10^-4という値ですか、全βの。



おしどりマコ

はい、全βが10^-4でセシウム合計が9.0×10^-5ですよね。

10^-5オーダーで何かβの他の各種が存在してますよね。
 

 

東京電力今泉氏
実際に計測器のゆらぎというか、誤差がどれ位ということがあると思いますが、今の時点では、全βの測定値と比較した中で、主要核種としてのセシウム、これが主体だと考えています。

 


おしどりマコ
すいません、つまりこれ以上、各種解析はされないということですね。
 

 

東京電力今泉氏
えっとー、あのー、そこは確認させて下さい。
 

 

おしどりマコ

すいません長くなりまして。

で、この駐車場のダストサンプリングの場所も出していただいてありがとうございます。

確認ですが、一番最後の5と書いてあるところ、8月12日のGM管は手分析で、当日に資料で出てきた、免震重要棟前の駐車場2箇所の測定結果、1と2で星印のある部分は連続で取っているものですよね。



東京電力今泉氏

駐車場ですか。

手サーベイになります。

 

おしどりマコ

1と2も手サーベイですか。

 

 

東京電力今泉氏

そうです。

 

 

おしどりマコ

両方手サーベイと云う事ですね、わかりました。

では、この件でのもろもろの情報の公開を宜しくお願いします。
で、質問が汚染水の話に変わるのですが、現在、集水ピットから2号トレンチ立坑Cに入れている日々の総量や、立坑Cの水位なども出していただけませんでしょうか。

で、集水ピットで組み上げた水の性状なども測定して公開して欲しいのですが。

ウェルポイントも何トン汲み上げて、それにより水位がどう変わったのか、水の出入りも公開していただく事は可能でしょうか。

 


東京電力今泉氏
あのー、ウェルポイントでの汲み上げで、仰るように地下水を低下させることを期待していますので、ちょっとこのウェルポイントの水位と云う事よりも各観測孔での水位というのを定期的に行ってますので、そういったところで私共これから水位を見て行きたいと思っております。

そういったデータについては、これまでも公表させていただいておりますので、これ以降も公表させていただく事になろうかと思います。
 

 

おしどりマコ
わかりました、観測孔だけではなく、ウェルポイント、立坑Cの水位の公表もよろしくお願いします。
で、組み上げた水の様々な塩分濃度なども公開して頂きたいのですが。
 

 

東京電力今泉氏
実際にそういったデータをこれから採取して行くかどうか、と云う所についても含めて含めて確認させて下さい。

どういったデータを採取していくか確認させて下さい。
 


おしどりマコ

で、放射性物質の濃度も知りたいのですが、塩分濃度もお示しいただけると、2号機の立坑Cや3号機の立坑Aの塩分濃度は深さとの相関が全く逆ですので、塩分濃度もお示していただけると、汚染水の供給源がどれだけあるかわからない中、塩分濃度も重要なデータですのでできれば公開を宜しくお願いします。
であと、No.1エリアの図面に出ていない配管や建造物の公開をずっと要望しているのですが、、。

 


東京電力今泉氏
申し訳ありません。

あのー、再三おしどりさんからご用命いただいておりますが、確認中ですので、もう少しお待ちください。


 

おしどりマコ
わかりました、でもう一つ確認ですが。

地下貯水槽の施工時の浮き上がりの評価はしていないという事ですね、結局。

汚染水漏えい後にしたのみで、施工時にはしていないということですね。
 

 

東京電力今泉氏
汚染水の、えーー、先ほど申し上げた通りです。
 

 

おしどりマコ
施工時にはしていないという事ですね。

確認ですが。
 

 

東京電力今泉氏
え、あのー、汚染水を移送するにあたって、その、浮き上がりの評価は行っているということです。

 


おしどりマコ
その浮き上がりの評価というのは、先程出していただいた浮力のということか、その時にしたデータということか。

 


東京電力今泉氏

先ほどの、データは、実際にあの、この浮き上がりがおこった時にどれ位の浮力を受けているか、ということを、申し上げた、と私、思っておりましてぇ、、。
 

 

おしどりマコ
わかりました、ではその汚染水漏洩後にしたという汚染水移送後の浮き上がり評価というのは公開していただけませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏
えっと、計算自体はですね、えーとー、実際に、えー、水位がどれぐらいあって、まあ、これはそんなご説明をするあれもないかもしれませんが。

それにどれぐらいの水があって、それが重力加速度というか、それで、どれだけ底面を押すか、ということの裏返しと云う事になるかと思います。
 


おしどりマコ

なるほど、この付近の水位ということですね。
 

 

東京電力今泉氏
はい。
 

 

おしどりマコ
えーとそうですね、できればこの付近の地下水位、汚染水漏えい後に評価した物があれば詳細に出して頂ければと思います。

宜しくお願いします。
 

 

東京電力今泉氏
確認します。
 

 

   2回目の質疑               

DSC06399.JPG

おしどりマコ

資料を探しても先日から見つからなかったので、もし資料があればお示し頂きたいのですが、OP4000盤の地盤沈下は大体70cmということで、OP10m盤のタービン建屋付近と、地下貯水槽のあるOP35m盤の、付近の地盤沈下の程度というのを知りたいのですが。

できれば敷地内の地盤沈下をどのように評価しているのか、というような図面がありましたら示して頂きたいのですが。
 

 

東京電力今泉氏
ちょっと確認をいたします。
 

 

おしどりマコ
わかりました。
このOP4000盤と、OP10m盤、タービン建屋がある付近の地盤沈下の量でのトレンチ配管などのズレなども、どのように評価しておられるのかというのも、出して頂ければありがたいです、お願いします。
 

 

東京電力今泉氏
はい。
 

 

おしどりマコ
で、先ほどの東京新聞の方の魚の処理についての質問と関連するのですが、これは現場で作業員の方に色々伺いますと、この資料に出てくる以上の魚を釣っていると、取っていると聞いたのですが、この資料として測定したものとして出てきている以外の魚と云うのははどうされているのでしょうか。

どの魚を測定して、どれをしていというのは、どのように選別されているのでしょうか。


DSC06392.JPG東京電力今泉氏

今おっしゃっているのは、測定のためにとっているものと、それ以外のものもあるんじゃないか、というご質問ですね。
 

 

おしどりマコ
そうです。
 

 

東京電力今泉氏
実際に港湾内の魚の量を少なくするために、測定以外でも魚を捕獲するという行為は行っています。
 


おしどりマコ

そうですね。

 

 

東京電力今泉氏

それで、魚の処分をどうしているかというのは、確認させて頂きたいと思います。


 

おしどりマコ
わかりました、その取っている魚を全て測定してるわけではなく、ここに公表する、測定する魚をどうやって、選別しているのか、 全て測定をして最高値を出しているのか、なども併せてお答え頂くとありがたいです。

測定するものと処分するものと。

 

東京電力今泉氏

はい。
 

 

おしどりマコ
宜しくお願いします。

DSC06407.JPG

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おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 

昨日の規制庁の汚染水対策WGで、更田さんがしきりに
「同じタンクの共通要因の破損を考えないと!」とおっしゃっておられましたが!

H4エリアのタンクだけでなく、
H3エリアのタンクでも2か所、汚染が確認されました...orz

底部の汚染が100mSV/hという点からも、恐らくタンクに貯留していた汚染水の漏洩の可能性が高いですね...

(東京電力からのメール17:19)



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             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○8月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける
水漏れ」に関する続報についてお知らせいたします。

○本日(8月22日)午前11時から午後3時頃にかけて、漏えいしたタンクと同様
 のフランジ型の他エリアのタンクについて総点検(外観点検、線量測定)を実
 施しました。

○タンクおよびドレン弁の外観点検において、漏えい及び水溜まりは確認されま
 せんでしたが、H3エリアのタンク周辺において、部分的に線量が高い箇所
(2箇所)を確認
しました。

○なお、当該箇所は乾燥しており、堰内および堰外への流出は確認されませんでし
 た。また、当該タンクの水位は受け入れ時と変化がないことを確認しています。

[高線量箇所及び表面線量当量率測定結果(γ+β線(70μm線量当量率))、水位レベル]
 ・H3エリアBグループNo.4タンク底部フランジ近傍:100mSv/h、水位レベル約97%
 ・H3エリアAグループNo.10タンク底部フランジ近傍:70mSv/h、水位レベル約95%

○上記以外のタンク及びドレン弁については、高線量の箇所は確認されておりま
 せん。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                                 以 上



 


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