2013年8月アーカイブ

2013814日東京電力定例会見より

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  1回目の質疑                       

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おしどりマコ

冒頭に沢山の解答をいただきありがとうございました。

少しご解答をいただけていないものがあったので確認なのですが、警報が鳴った12時代のダストサンプリング結果というのはないのでしょうか。

一昨日の資料で、13時代と14時代のみでしたので。

 

 

東京電力今泉氏

すみません、ダストの警報、いわゆる放射能の高高が出た時の数値、 12時台の数値でしょうか。

 

 

おしどりマコ

そうです、ないのでしょうか。

 

 

 

東京電力今泉氏

一応、 12時34分のデータですが、 1.6 × 10の-4乗Bq/? でございます。

 

 

おしどりマコ

あ、これは先ほどおっしゃった連続ダストモニターの警報発生時の指示値ですよね。

 

 

東京電力今泉氏

あ、そうです。

 

 

おしどりマコ

あの、ダストサンプリングの方です。

 

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東京電力今泉氏

タブサンプリングですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力今泉氏

すいませんそこはちょっと確認させていただけますでしょうか。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、そのダストサンプリングが全βのみで検出されておられましたが、これはGM管での測定だった、という事で、γ、βの測定できるものではなく、βのみのGM管の測定だったのですか。

「全βのみの値」という風に一昨日出ておりましたが。

 

 

東京電力今泉氏

はい、そうです。

 

 

おしどりマコ

βのみ測定するGMでダストサンプリングしたという事ですね。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、そう認識しいぇおりますが、ちょっともう一度確認いたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました、お願いいたします。

それで、ミストの設置と使い始めの時期も教えていただいてありがとうございます。

現場の作業員の方に確認しますと、今年度は涼しかったのでミストを使い始めたのはお盆の数日前ぐらいだったという風に伺ったのですが、今年度使い始めた日付はいつですか。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、ちょっとわからないので確認させてください。

あの、確認ばかりで申し訳ありませんが、今ちょっと手元にそのデータが有りませんので、確認致します。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

すいません、聞き逃して理解をしていなかったら恐縮なのですが、このダストモニタは2台とも警報が鳴ったということですか。連続ダストモニターです。

 

 

東京電力今泉氏

えっとー、1台はですね、放射能高高だけです。

もう一台は放射能高、放射能高高両方共、警報が出る、そういった状態でございました。

 

 

おしどりマコ

一台は高高のみで、もう一台は高高と高という事ですね。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

で、このこの資料の中で「駐車場2箇所の測定でダスト濃度が上昇していない」とこの資料の下の表の所に書いてあるのですが、駐車場2箇所の測定というのは、図面でいうと、どことどこで測定しているのですか。

 

 

東京電力今泉氏

申し訳ありません、確認させて下さい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、この並んでいる方々で19Bq/cm2という、最大の方はどの位置に居られた方でしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あの、度々確認という事になりますが確認致します。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

あの、最大値のみの発表で、汚染のばらつきはどの程度あったのでしょうか、という事も質問していたのですが、大体同じ程度だったのか、バラツキがあったのかということのご回答をいただけませんでしょうか。

 

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東京電力今泉氏

はい、10名の汚染のレベルがどれぐらいかということを個別にというご質問で宜しいですよね。

えーとー、まずですね、一番低い所から申し上げますと、1人が 4.3、ちょっとこれは全部Bq/?ということで単位は除きますが、4.8、5.4、6.9、7.8、12というのがが2名です、15、それと最後に最大値であります約19。

 

 

おしどりマコ

19の方が2名ですか、これだと多分9名になるんですが、多分。

 

 

東京電力今泉氏

あ、ごめんなさい15の上が、上がとゆうかもう1人が17でした。

 

 

おしどりマコ

15、17、19。

 

 

東京電力今泉氏

はい17、19まあこれは約ということでちょっと.のほうは細かい数字ですので約ということでお願いします。

 

 

おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

で、この身体汚染者の汚染の部位の方々で、首から上含む上半身というのと、上半身というのが別になっているのですが、上半身という方は首から上を含んでいないという事なんでしょうか。

ちょっと理解ができないので、すいません。

 

 

東京電力今泉氏

はい、あのー、3名の方上半身と云うのはまさしくここの部分というのでしょうか。

 

 

おしどりマコ

首から上は汚染されてないということですね。

 

 

東京電力今泉氏

はい、そうです。

で、首から上を含むというのはとにかくお腹から上と。

 

 

おしどりマコ

なるほど、わかりました。

もしできればなのですが、この汚染にバラツキがあるのと、汚染部位にもバラツキがあるので、この並んでいる方がどう対応しているかというのも公表していただければありがたいと思います。

大体その、汚染されている方とされてない方がバラバラに並んでいるのですが、人数的に首から上のみの汚染の5名の方は汚染された方の2番目以降に並んでいる傾向もありますので、汚染されてる先頭の方々が、沢山汚染されている傾向があるのかなと、予想でしかないのですが思えるので、それも公表可能であれば教えて下さい。

要望ですよしくお願いします。

 

 

東京電力今泉氏

はい、確認します。

 

 

 

おしどりマコ

で、口鼻周りには汚染はないとうことで、目の汚染はどのように評価されてますか。

目の汚染は、実効線量が他の部位より電離放射線障害防止規則でも低く設定されておりますので。

1cm線量等量とか、70μ線量等量で評価はされていないでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、まあ実際に口鼻周りということで、このあたりは測定しているので、、、。

 

 

おしどりマコ

目も口鼻周りが入っているということですか。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、正確に目、口、鼻というような測定ではありませんが、このあたりを多分測定してますので、そういった意味で、汚染なかったという事と理解しております。

 

 

おしどりマコ

えーと、一昨日はサージカルマスクをしているので口鼻のスミアはとっておられなかったということだったのですが、目は別にゴーグルなりしておられませんよね。

顔面の汚染があったというのは口、鼻、目以外の顔面の汚染問うことですか。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、例えば頭部とかですね。

 

 

おしどりマコ

あ、頭部と顔面の汚染という風な通達だったのですが。

 

 

東京電力今泉氏

通達ともうしますと、、。

 

 

おしどりマコ

あ、東京電力から来たメールでは頭部と顔面の汚染があった、という表現だったんですね。なので、その顔面というのはどこを指すのか、頭部顔面と書いておりましたので。

口鼻目以外の顔面ですか。

 

 

東京電力今泉氏

わかりました。

すいません、そうしましたら正確にですね、どういう測定をどういう風にしたか、確認をいたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました、あと顔面の他の部分の拭き取りをされたという事でしたので、拭き取ったときに皮膚のスミア試料は取られてないということですか。

 

 

東京電力今泉氏

あの、実際の拭き取りはウェットティッシュで行なっていまして、特にスミアで測定をするために取ったということはございません。

実際に、ウェットティッシュで十分か、という議論あるかも知れませんけれど、どういう核種が出てきているかは定性的には見てございますが、まあセシウムが測定されているところまで確認をしています。

 

 

おしどりマコ

そのウェットティッシュは処分はされたんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

処分したかどうかは確認してみないとわかりませんが、そういうような評価をしています。

 

おしどりマコ

わかりました。

えー、どのような測定を. .先程の全βのみのGM管での測定とか、いろいろありますので、どこまで測定されたのかと云うのも教えて下さい。

で、あとこの地下貯水層の浮力の件ですが、確か前田建設の施工で、満水時の試験が、3日満水にして目視確認のみということで、地盤沈下試験も浮力試験も当時やっておられなかったのですが、この前田建設の他の貯水層、タンクの施工時の試験を見ますと、かなりの試験をやっていますので、試験が足りないというのは東京電力の指示ですか。

それとも何らかの理由があったのかと思いまして。

当時、このような巨大なタンクの地盤沈下の試験をなぜしていないのかという質問を繰り返していたのですが。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、その試験のえーそれぞれのタンク毎の違いがなぜ出ているかというご質問ですよね。

 

 

おしどりマコ

はい。

あのー、地下貯水層施工時の地盤沈下や浮力をどのように評価していたのかということです。

満水時の試験が目視しかないですので、これは過去に資料を出していただいたのですが。

 

 

東京電力今泉氏

わかりました、ちょっと確認します。

いまその違いというのを明確に説明できませんので確認させてください。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、No.1エリアの浮力の影響、地盤評価など耐震性も下がってきていそうですので、どのぐらいの深度まで耐えうると評価をしているのかというのも教えていただけたらありがたいです。

 

 

東京電力今泉氏

えっとー、この地下貯水槽の、、、。

 

 

おしどりマコ

いえ、No.1エリアです。

地下水観測孔No.1の付近の。

で、そこに現在どのような建造物があるか。

 

東京電力今泉氏

わかりました。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします。

 

 

 

  2回目の質疑                       

おしどりマコ

すいません、先ほどのダストモニタと10名の身体汚染の方についてですが、放射能高高の警報が出た指示値が1.6×10×^-4Bq/cm2 ということで、では、放射能高の警報がなった方の連続ダストモニタの指示値はどれくらいだったのでしょうか。

多分、高の警報は5×10^-5Bq/cm2になりますよね。

その指示値を、高の方。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、確認します。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、高高と高の警報が発生したものとの位置関係を知りたいのですが。

 

 

東京電力今泉氏

ちょうどですね、どちらがどっちかというのが、今明確にはお答えできませんが、実際に連続ダストモニタはこの星印のところにございまして、大体3メートルぐらい離れて設置されているということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

この、近い範囲で汚染が高い方と低い方がありますので、この高高と高の警報が発生した方の正確な並び位置を教えて頂ければと思います。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

で、おとついも聞いてたのですが、ろ紙の核種解析というのはまだ終わってないのですか。

 

 

東京電力今泉氏

、、、、、、えーと、ろ紙の確認はこれからになります。

 

 

おしどりマコ

あのー、今年4月に高高の警報が発生して誤報だという事例がありましたが、その時は翌日にはろ紙の解析は出ていたのですが。

その今年の4月は、同じ連続ダストモニタリングのろ紙の解析です。

これまだということですか。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、今の時点でまだ行っていない。

 

 

おしどりマコ

行っていない、、、。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

月曜の昼に発生して、警報が鳴った時のろ紙の解析というのはまだ、発注していない、行っていないということですか。

 

 

 

 

東京電力今泉氏

実際にこの分析はやらなければいけないと思っていますが、今の時点でまだこれを行っていないと思います。

えー、ただ、このろ紙の解析は、、分析ですね、こちらはやっていかないといけないと思っております。

 

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おしどりマコ

えっ、、ちょっと驚いたんですけど、まだやってないのですね。

これ何時頃やられて結果は何時出るんですか。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっと、いつというところに関してはまだ明確に申し上げられませんけれど、これは確認する予定ではあります。

 

 

おしどりマコ

これ、明らかに警報が発生して、社員の方々の汚染があったにもかかわらず、何故早急にろ紙の解析をされないんですか。

 

 

東京電力今泉氏

ご指摘は、実際にそういった顔面とかそういった所に汚染がついているんだけれど、そういった意味でその、ろ紙の分析と云うのは一つそういった所を救命する意味でも大事という事なんじゃないかなと、思いますが、実際に今の時点で、えー、ろ紙の解析ではありませんが、拭き取りを行なった、ウェットティッシュからはセシウムのみが検出されたという情報は私どもは持っています。

で、今の状況として西門付近ですが、そういったストロンチウム等の、えー、分析というのが検出限界値未満であるということで、えー、そういう事実はあると思っています。

まあそういう意味で、えー、そういう意味で一つの被ばく核種としては、セシウムが主要の核種と今は考えていますが、ご指摘のところは非常に重要なことだと思っておりまして、この分析というのは至急やらないといけないと思っておりますが、現時点でまだ行なっていないという事でございます。

 

 

おしどりマコ

これ、まだ原因がわからないということで、現場の作業員の方々がとても不安がっておられて「ミストにはもうあたりたくない」であったりとか。

これはマスク解除エリアで東京電力が指定したマスク解除エリアで、原因がわからない汚染があったという事で、現場の方々には何らかの説明なりされているのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

現場の作業員に何か説明会みたいな形でということはございませんけど、実際にはダストが上がったということで、マスクの着用指示は出したかと思います。

 

 

おしどりマコ

あ、それは一昨日発表がありましたが、この事例で行くと警報がなってからマスクの指示をしてももう遅かった訳ですよね、実際に汚染があってから全面マスク指示が放送されたという訳で。

で、少しその点に不備があるのではないかと思うのですが。

では、この連続ダストモニタのろ紙は、全α、全β、もしくは両方測定するものですか。

 

 

東京電力今泉氏

あの、実際にはβ線の測定だと思います。

 

 

おしどりマコ

全βのみのろ紙ですね。

 

 

東京電力今泉氏

はい。あ、失礼、ごめんなさい。

、、、、β線の測定、、、連続ダストですよね。

だと思いますが、ちょっと確認をします。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

先ほど今泉さんがおっしゃっておられた西門付近はストロンチウムが、NDだったということで、少し離れていると思いますので、ろ紙の核種分析は様々なやり方があると思いますが、灰化してセシウムだけでなく、様々な核種、まあ予想してセシウムだけの定量を取るのではなく、様々な核種を分析する予定なのですか。

 

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東京電力今泉氏

実際に今、おしどりさんが仰る通り、このろ紙については先程失念しておりましたが、ろ紙を切り取ってゲルマの検出装置でこちらはセシウムの定性分析をやっています、で、実際にセシウム自身もβ核種であるわけですから、これが全ベータの測定、セシウムの測定を待ってますと非常に長くかかりますので、まずは全β測定をやって、それといわゆるセシウムのγ線の解析を評価して、実際にそこでの核種がどういうことなのか、というところは、これは評価していかないといけないと思っています。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

ろ紙の解析、様々な解析をよろしくお願いします。

後、高高の警報と高の警報の発生位置と、あと、作業員の方々への対応もどうぞよろしくお願いします。

 

 

東京電力今泉氏

あの、作業員の方には大変ご心配かけて申し訳ないと思っています。

ちょっと確認を致します。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします。

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おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 

 

全βで8000万Bq/L、と思っていたましたが
セシウム134も137もけっこう入っていますね。

セシウム134で4万6千Bq/L、
セシウム137で10万Bq/L。

昨夜の会見の段階で、
「堰のドレン弁は全部、閉にしたのか」
という質問に
「それはわかりません、確認していません」と回答していた東京電力。

改めて、ぶら下がりで、聞いても
「全部閉めたかどうか、わかりません、周囲にたくさんの数があるので...全部はまだじゃないかな...」
と言う東京電力に、
NHKの記者さんと私は
「ええ!? いやいや、早くドレン弁を閉めないと、他の箇所からも土の部分に行くでしょう、
それは早く閉めたほうがいいですよ!!」
と口ぐちに突っ込んでいましたが...

たまり水の排出弁(ドレン弁)が、どのタイミングで閉められたかも気になります。

そして、NO.5タンク以外の漏洩の可能性というのも...
漏洩は現時点で少なくとも300t、上方修正される可能性もあるということです...

(規制庁からのメール、11:21)

報道関係者 各位


福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力から追加情報が入りましたのでお知らせします。


〇H4タンクエリアの堰内溜まり水の分析結果は以下のとおり。
セシウム134 4.6×10の1乗ベクレル毎立法センチメートル
セシウム137 1.0×10の2乗ベクレル毎立法センチメートル
全ベータ 8.0×10の4乗ベクレル毎立法センチメートル

堰内の溜まり水の流出防止のため堰の排水弁を全て閉止し、堰内の水溜まりが顕著な箇所に吸着マットを設置。

〇堰内の溜まり水は仮設ポンプを用いて可能な範囲で仮設タンクに移送し、約4立方メートルを回収。今後、準備ができ次第、H4タンクエリア内の空き容量に余裕のあるタンクに移送予定。

〇また、H4タンクエリア内のNo.5タンク底部から水が広がっている状況を確認。

〇No.5タンクの水位を確認したところ、貯蔵開始時から約3メートル低下していたことから、タンク外に漏えいした汚染水量は約300立方メートルと推定。

〇堰外へ漏えいした水の範囲について調査し、土壌の回収を行う。

No.5タンク以外の漏えいの可能性があるタンクについても水位を確認する予定。

引き続き、情報が入り次第、お知らせいたします。

=====(第3報でお知らせした内容)=====

福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力及び現地保安検査官から追加情報が入りましたのでお知らせします。

〇堰の外に既に確認された水溜まり(第1報でお知らせ済)とは別に、約50センチメートル×6メートル×1センチメートルの水溜まりを確認。

〇試料採取した堰内の水溜まりの表面線量は水面直上で100mSv/h以上。

〇タンクエリアの堰の外側の周囲には、漏えい防止のための土のうが設置されているが、その土のうの外側には一般排水溝が南北に敷設されている。

現地保安検査官が土のうの外側の地面を測定したところ、毎時約5ミリシーベルトの箇所のあることが確認されました。
このため、現地保安検査官から東京電力に対し、一般排水溝を通して海への汚染水流出の可能性について調査するよう指示しています。

引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

=====(第2報でお知らせした内容)=====

福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力から原子炉等規制法に基づく報告(※)を受けましたので、お知らせします(本日(19日)16時43分受信)。

※平成25年8月14日付け「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可以降、「東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則」第18条に定める事故故障等について報告することが必要。

本件について、東京電力は本日(19日)、報道機関に対して一斉メールを配信しています。
また、本件は原子炉等規制法に基づく法令報告事象ですので、原子力規制委員会でも準備でき次第プレス発表を行う予定です。

〇タンクエリアの堰外への水の流出について、タンクからの漏えいが否定できないこと、堰外において通常よりも高い線量が確認されていることから、タンク内の汚染水が漏えいしたものと考えられる。

〇このため、本件が東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則」第18条に定める報告対象に該当すると判断。

原子力規制委員会より、東京電力に対し、以下の指示を行っています。
・漏洩箇所の早期特定
・H4タンクエリア周辺のモニタリング監視強化
・漏えいに対する応急対策実施後を目安として汚染土の回収

なお、現地保安検査官が漏えいの可能性のあるタンクの継ぎ目を目視点検したところ、汚染水が流出している状況は確認できませんでした。
また、堰の周囲に積んである土のうの外側の地面で高線量となっている場所が確認されましたので、水の流出状況について更に確認します。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

=====(第1報でお知らせした内容)=====
福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした旨の情報が入りましたのでお知らせします。(8月19日11時20分頃受信)

本件について、東京電力は本日(19日)、報道機関に対して一斉メールを配信しています。

○本日(19日)10時40分頃、発電所構内のH4タンクエリアでタンク周辺に設けられている堰の排水弁から水が出ていることを社員が発見。このため、当該排水弁の閉止操作を実施。

〇堰内には1から2センチメートル程度の水溜まりがあり、堰の外には約3メートル×3メートル×1センチメートルの水溜まりを確認。

〇一般排水溝などへの流れ出た形跡はないことから、海への流出はないものと思われる。

当該事象の現場確認を行った現地保安検査官からの情報によると、堰外に流出した水の線量率は毎時20ミリシーベルト以上であることが確認されています。このことから当該タンク内の水が漏えいした可能性が考えられます。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。



 


今、福島に向かっていますが
(第12回県民健康管理調査検討委員会の取材です)

12時半から、臨時会見が開かれる、とのこと。

直上50cmでγ+βで100mSV/h(つまり表面線量はもっと高い!)の汚染水、
全βで8000万Bq/Lの汚染水が

少なくとも、300tは漏洩した、ということ...?

(東京電力からのメール、11:13)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。


○昨日(平成25年8月19日)に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリア
 のタンクにおける水漏れ」に関する続報についてお知らせいたします。

○昨夜より同エリアの堰内の水の処理を行っていますが、同エリア内のNo.5
 (H4-?-5)タンク近傍の底部で水の広がりがあることから、当該タンクの水位
 を確認した結果、タンク上部から3m40cm程度まで低下していることを確認しま
 した。

○近接するタンクの水位は上部から50cm程度であることから、現時点で約3m程
 度水位が低下していることを確認しました。さらに、周辺タンクの水位につい
 て調査を行っております。
 なお、約3mの水位低下分の水量は、約300m3となります。

○漏えいしたと思われる水につきましては、堰内の水は一部回収を実施していま
 すが、ドレン弁を通して堰外へ出ていると思われることから本日周辺の土壌の
 回収を行うと共に広がりの範囲について引き続き調査を実施します。

○本件につきましては、本日(8月20日)午後0時30分から、本店本館1階にて
 臨時会見を開催し、ご説明させていただきます。


<臨時会見の開催案内>
----------------------------------------------------------------------
 ・開催日時 本店:平成25年8月20日午後0時30分?
 ・開催場所 本店:本店1階会見場(受付は午前11時30分開始)
----------------------------------------------------------------------


○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                                 以 上



 


漏洩した汚染水、直上50cmでγ+βで100mSV/h、
γで1.5mSV/hだというから、
きっとβがとても多いんだろうな、と思っていたら、
全βは80000Bq/cm3、

つまり、8000万Bq/L...


(東京電力からのメール、1:30)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンク堰のドレン弁から水が出ている
 ことについての続報です。

○8月19日午後7時から堰内に溜まっている水の回収作業を開始しました。水の
 回収については、仮設ポンプにて仮設タンクに汲み上げるとともに、堰内に吸
 着材を設置しました。同日午後11時頃までに回収された水は約4m3です。

○また、これまでに分析を行った水の核種分析結果は以下のとおりです。
 <H4エリアタンク漏えい水(採取日時:8月19日午後4時)>
 セシウム134 :4.6×10^1Bq/cm3
 セシウム137 :1.0×10^2Bq/cm3

 ヨウ素131  :検出限界値未満(検出限界値:3.1×10^0Bq/cm3)
 コバルト60  :1.2×10^0Bq/cm3
 マンガン54  :1.9×10^0Bq/cm3
 アンチモン125:7.1×10^1Bq/cm3
 全ベータ   :8.0×10^4Bq/cm3

 塩素濃度   :5200ppm

<沈砂池(採取日時:8月19日午後3時10分)>
 セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:2.0×10^-2Bq/cm3)
 セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:2.6×10^-2Bq/cm3)
 ヨウ素131 :検出限界値未満(検出限界値:1.3×10^-2Bq/cm3)
 コバルト60 :検出限界値未満(検出限界値:1.3×10^-2Bq/cm3)
 全ベータ  :4.1×10^1Bq/cm3

<コア倉庫前側溝水(採取日時:8月19日午後3時)>
 セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:1.9×10^-2Bq/cm3)
 セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:2.7×10^-2Bq/cm3)
 ヨウ素131 :検出限界値未満(検出限界値:1.0×10^-2Bq/cm3)
 コバルト60 :検出限界値未満(検出限界値:1.4×10^-2Bq/cm3)
 全ベータ  :1.3×10^-1Bq/cm3

○なお、コア倉庫前側溝水については、本日も引き続き分析を行うとともに、
 当該側溝と繋がる海水についても本日分析を行う予定です。

○また、堰外の土壌については、本日朝から除去作業を行う予定です。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


(以下、お知らせ済み)
----------------------------------------------------------------------
○福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンク堰のドレン弁から水が出ている
 ことをパトロール中の当社社員が発見した時間を本日(8月19日)午前10時40
 分頃とお知らせしましたが、正しい発見時間は本日(8月19日)午前9時50分
 頃です。

○また、堰のドレン弁の外側に約3m×約3m×約1cmの水溜まりがあること
 をお知らせしましたが、それ以外に堰の外側に約50cm×約6m×約1cmの
 水溜まりが確認されました。


(以下、お知らせ済み)
----------------------------------------------------------------------
○本日(8月19日)、14時28分に東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉
 施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号「発電用原子
 炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状
 のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると判断いたしま
 した。

○判断理由は以下の通りです。

 ・現在、汚染した水の発生源は特定できていないものの、汚染水を貯留してい
  るタンク周辺の堰内に溜まっていた水がドレン弁を通じて堰外へ漏えいした
  こと。
 ・タンクに貯留した水がタンクから漏えいしたことが否定できないこと。
 ・堰外に漏えいした水溜まりにおいて高いベータ線、ガンマ線が検出されたこ
  と。

○本件については、本日夕方からの会見にてご説明させていただきます。


(以下、お知らせ済み)
----------------------------------------------------------------------
○現場状況を確認した結果、堰内には1?2cm程度の水溜まりがあり、堰のドレ
 ン弁の外側に約3m×約3m×約1cmの水溜まりを確認しました。

○なお、堰の外にある水溜まりから一般排水溝等に流れている形跡はないことから、
 海への流出はないと推定しております。

○今後、確認された水についてサンプリングを実施します。


(以下、お知らせ済み)
----------------------------------------------------------------------
○本日(8月19日)午前10時40分頃、福島第一原子力発電所構内H4エリアの
 タンク堰のドレン弁から水が出ていることを、パトロール中の当社社員が
 発見しました。

○その後、当該ドレン弁については、閉操作を実施しております。

○現在、漏えい状況および原因等を調査しております。

○なお、モニタリングポスト指示値に有意な変動は確認されておりません。

                                以 上



 


メールの補足ですが、
本日の東電会見で、
漏洩した汚染水は直上50cmの測定で、γ+βで100mSV/h、
γで1.5mSV/h、とのことでした。
ですので、ほとんど、βが寄与しているだろう、と。


(規制庁からのメール、19日23:05)

報道関係者 各位

福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力及び現地保安検査官から追加情報が入りましたのでお知らせします。

〇堰の外に既に確認された水溜まり(第1報でお知らせ済)とは別に、約50センチメートル×6メートル×1センチメートルの水溜まりを確認。

〇試料採取した堰内の水溜まりの表面線量は水面直上で100mSv/h以上。

〇タンクエリアの堰の外側の周囲には、漏えい防止のための土のうが設置されているが、その土のうの外側には一般排水溝が南北に敷設されている。

現地保安検査官が土のうの外側の地面を測定したところ、毎時約5ミリシーベルトの箇所のあることが確認されました。
このため、現地保安検査官から東京電力に対し、一般排水溝を通して海への汚染水流出の可能性について調査するよう指示しています。

引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

=====(第2報でお知らせした内容)=====

福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力から原子炉等規制法に基づく報告(※)を受けましたので、お知らせします(本日(19日)16時43分受信)。

※平成25年8月14日付け「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可以降、「東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則」第18条に定める事故故障等について報告することが必要。

本件について、東京電力は本日(19日)、報道機関に対して一斉メールを配信しています。
また、本件は原子炉等規制法に基づく法令報告事象ですので、原子力規制委員会でも準備でき次第プレス発表を行う予定です。

〇タンクエリアの堰外への水の流出について、タンクからの漏えいが否定できないこと、堰外において通常よりも高い線量が確認されていることから、タンク内の汚染水が漏えいしたものと考えられる。

〇このため、本件が東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則」第18条に定める報告対象に該当すると判断。

原子力規制委員会より、東京電力に対し、以下の指示を行っています。
・漏洩箇所の早期特定
・H4タンクエリア周辺のモニタリング監視強化
・漏えいに対する応急対策実施後を目安として汚染土の回収

なお、現地保安検査官が漏えいの可能性のあるタンクの継ぎ目を目視点検したところ、汚染水が流出している状況は確認できませんでした。
また、堰の周囲に積んである土のうの外側の地面で高線量となっている場所が確認されましたので、水の流出状況について更に確認します。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

=====(第1報でお知らせした内容)=====
福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした旨の情報が入りましたのでお知らせします。(8月19日11時20分頃受信)

本件について、東京電力は本日(19日)、報道機関に対して一斉メールを配信しています。

○本日(19日)10時40分頃、発電所構内のH4タンクエリアでタンク周辺に設けられている堰の排水弁から水が出ていることを社員が発見。このため、当該排水弁の閉止操作を実施。

〇堰内には1から2センチメートル程度の水溜まりがあり、堰の外には約3メートル×3メートル×1センチメートルの水溜まりを確認。

〇一般排水溝などへの流れ出た形跡はないことから、海への流出はないものと思われる。

当該事象の現場確認を行った現地保安検査官からの情報によると、堰外に流出した水の線量率は毎時20ミリシーベルト以上であることが確認されています。このことから当該タンク内の水が漏えいした可能性が考えられます。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

以上



 


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