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「被爆医師」肥田舜太郎さんに聞いた

8月6日である。「マガ9」インタビューでは、現在90歳を超えている「被爆医師」肥田舜太郎さんにお話をお聞きしている。

「ヒロシマ・ナガサキ」だけでは核抑止論を乗り越えられない

今も世界中で生み出され続ける「ヒバクシャ」たち



 戦争中、すでに医師であった肥田さんは、8月6日は広島にいた。

「原爆のキノコ雲を上空から見た写真は有名ですが、あの雲を地上から見上げた人はそういないでしょう。私は見ました。雲が虹色できらきらひかっていて、おそろしく美しかった」

 そう答えた肥田さんの言葉がずっと心に残っている。(今その時のインタビューを読み返してみても、そういった記述はないので、正確な表現かどうかは、わからないが)

「原爆の雲の下にいた人たち」について、ご自身が見て、体験して、診療してきた肥田さんの言葉の数々には、強い衝撃を受た。そして今なお現在進行形の、核に対しての肥田さんの警告を、世界中の人たちが耳を傾けるべきだと思う。

肥田さんのインタビューより:

「ふつうの人が、何が原因なのか、誰にやられたのかもわからないで、ある日突然殺されるという現実を、僕は広島で見ました。いつものとおりの生活をしていたら、突然ピカッと光って、気がついたら家も何もなくなっていた。出会う人は血だらけで、それまで見たことのないような地獄。自分の身に何が起こったのか、誰がこんな目に遭わせたのかもわからないままで、みんな死んでいったんです。

  その人が普段何を考えていようと、戦争に賛成していようと反対していようと関係なく、ある日突然殺される。あるいは、そのとき助かったと思っても、数十年たって、子供も生まれて幸せで、と思ったら、ガンになって死んでしまう。それが戦争であり、核なんですよ。

 でも、それは人類が防ごうと思ったら防げることです。そのために平和憲法だって作られたんです。50年後か100年後かわからない。でもきっと人類は、今の間違った方向を軌道修正できると信じています。そのために僕は、広島での被爆から現在まで、見てきたことを話し続けているんです。」

 

追記;関連ニュースの中から見つけたのだけど、核実験の写真の数々。これは真実なのか?

果たしてCGなのか? もうわかんなくなっちゃうのだけど、本当なら「もう地球も人間も手遅れではないのか?」と非常に暗い気持ちになる。肥田さんのインタビューとあわせて考えて欲しい。

http://labaq.com/archives/50790282.html

http://visboo.com/Nuclear-Explosions.html

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