定時制高校を描いた映画、劇場公開が急きょ決定!
B級記者どん・わんたろうが「マガジン9」のコラムで取り上げた映画『月あかりの下で ある定時制高校の記憶』(2010年 ドキュメンタリー 115分 カラー 日本)が、今月21日から劇場公開されることが急きょ決まりました(詳細は下記を)。
少しでも興味のある方は、ぜひご覧ください。暗くなりがちなテーマの映画ですが、しっかりと考えさせてくれるのはもちろん、最初から最後まで、いろいろな意味で引き込まれます。
<大反響を受け【緊急】夏休みロードショー決定!>
2010年 ドキュメンタリー 115分 カラー 日本
(予告編)http://www.youtube.com/watch?v=EJ1bR3RcbNY
●日程:2010年8月21日(土)から9月10日(金)
●時間:連日 13:30/16:30
(期間中イベント開催予定!)
●料金:※当日一般1500円/大・専1300円/シニア(60歳以上)/高・中1000円/小700円/未就学児無料
※前売:1200円(チケットぴあ Pコード:462?159)
※グループ割引(5名以上)お一人900円
●劇場:ポレポレ東中野
〒164?0003東京都中野区東中野4?4?1 ポレポレ坐ビル地下
Tel:03-3371-0088 Fax:03-3362-0083
●配給:グループ現代
《寄せられた推薦文》
★佐藤忠男(日本映画学校校長)
私もはるか昔、定時制高校で学んだ者です。いま学んでいる人たちをこの映画で見て、強い感銘を受けました。がんばれ!と言いたい。
★森康行(『こんばんは』監督)
きっと作者は"やむにやまれぬ気持ち"でこの映画を撮ったのではないだろうか。現代の病理に冒され、困難な状況の中でもけなげに生きる若者たちの姿と彼らを支え共に歩む教師の姿がまぶしい。
★野中真理子(『トントンギコギコ図工の時間』『こどもの時間』監督)
先生は「教師はかくあるべし」というイメージで、時に子ども自体を見失っては「自分がナサケナイ」と沈みこむ。生徒は「逃げたい、あきらめたい自分」とのたたかいで、身体も心も痛めてしまう。
しかしこの学校がリスペクトなのはこの先だ。双方イタイ自分をごまかさない。あるいはごまかせない。そしてさらされたイタサを受けとめてくれる誰かがいる。それにしても、わたしなら同席することをためらってしまうようなイタイ姿に、いつも寄りそっていく大田さんはすごい。そのカメラの揺れも魅力だ。
★海南友子(『Beautiful Islands』監督)
彼女のカメラワークは揺れていてピントもあっていなく、とにかく醜い。でも、そこに映されている生徒たちの姿は透き通っていて清い。作り手が4年間、心をこめて紡いだ物語は私たちに投げかける、この国の"いま"はどうなのか?と。
★大槻貴宏(ポレポレ東中野 支配人)
ウエストビバリーヒルズか浦商定時制か、という位の素敵な「青春白書」。この夏一押しの青春映画です。