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日めくり編集メモ 119

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昨日28日から、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」の着ぐるみ人形劇が「モノランモノラン」から「ポコポッテイト」に替わりました。人形劇が交替するのは「ぐーチョコランタン」以来、2年ぶりのことです。

「おかあさんといっしょ」の人形劇は19609月に始まり、初代は飯沢匡さんの「ブーフーウー」。今回の「ポコポッテイト」でメインの人形劇としては12作目です。登場するのは、島育ちの男の子「ムテ吉」と都会っ子の「ミーニャ」「メーコブ」で、舞台はジャガイモにそっくりな島「ぽていじま」。番組ホームページには「子どもたちに勇気や元気、開放感を与えられるような人形劇を目指しています」とあります。

 

「モノランモノラン」はわずか丸2年で終了となりました。その前の「ぐーチョコランタン」が9年、その前の「ドレミファ・どーなっつ!」が7年半、さらにその前の「にこにこ、ぷん」は10年も続きましたから、最近では珍しく短い放送期間でした。今度の「ポコポッテイト」が島を舞台にしたのも、同じ設定だった「にこにこ、ぷん」や「ドレミファ・どーなっつ!」という長寿人形劇にあやかろうとしてのことでしょうか。

 

今回の震災で、NHK総合、教育テレビともに被災報道や救援情報などに重要な役割を果たしています。しかし子どもに見せるにはあまりにも強烈かつ悲惨な映像で、その影響を懸念する人も多くいたようです。その指摘を受けたようで、14日から「Eテレキッズ」を再開したことは、不安な子どもの心を癒したのではないでしょうか。これからも心温まる情操豊かな子ども番組を期待しています。

(参考資料:NHK ON LINE内「キッズワールド」、『おかあさんといっしょFUN BOOKNHKサービスセンター)

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