大震災発生直後から収束の気配のない、東電福島原発からの放射性物質の放出に、誰もがいらだちを隠せません。「原発は安い」という経済性論理が破綻し、非人間的な労働実態が暴かれ、何よりも正直に出しているのか疑心暗鬼になるような情報の公開方法に怒りを覚えます。これをどう表現するかといえば、簡単なのはデモ参加でしょう。

マガジン9では、この機運を一時の勢いで終わらせないためにも「日本全国デモ情報」をつくりました。どうぞご活用ください。そしてデモだけではなく、周りの人を巻き込んで話をしたり、地元の選出の議員に直接声を届けるなど、ともかく声を上げることです。ネット署名もいいのですが、直接的に行動に移すほうが効果的なようです。

自民党衆議院議員の河野太郎さんも自身のブログで書いています。デモは効果的にすべし、何よりも国会議員に声を届けよと。そしてこう続けます。「リビアと違って、政府軍が銃撃してくることはありません。北朝鮮みたいにそのままどこかに連れて行かれて行方不明になることもありません。／声を上げますか、それとも泣き寝入りですか」

（参考資料：河野太郎ブログごまめの歯ぎしり「声を上げますか、それとも泣き寝入りですか」2011年4月23日）

※「デモに参加してみたいけど、どうしたら...」という方にはこちらの「はじめてのデモ」が役に立つと思います（PDFファイルです）。