ゆるキャラの日本一を決める「ゆるキャラグランプリ2011」が27日発表され、熊本県のPRキャラクター「くまモン」が見事グランプリに選ばれました。
このグランプリには全国各地から349体がエントリーし、投票はインターネットで行われました。九州新幹線全線開業をきっかけに誕生した「くまモン」は、投票総数約330万のうち約28万7000票を獲得。準グランプリは愛媛県今治市の「バリィさん」、不正投票疑惑もあった東京・西国分寺の「にしこくん」が3位でした。
この表彰式が行われたのは、埼玉県羽生市で行われた「ゆるキャラさみっとin羽生」。この土日に開催され、2日間でおよそ13万5000人の人を集めました。「ひこにゃん」を擁する滋賀県彦根市での「ゆるキャラまつりin彦根」も先月行われ、こちらも約7万8000人を動員。今や、ゆるキャラは貴重な「観光資源」なのです。
それにしても、日本にゆるキャラは何体いるのでしょう。地方の停滞が言われて久しいですが、今回の投票でたとえ票が伸びなかったとしても、このゆるキャラたちはそんな地域の期待を一身に背負って活動しています。もしヨレヨレだったり、後ろにファスナーが見えても気にせずに(笑)、応援してあげてくださいね。