マガ9editor's room

マガ9編集部発の情報やスタッフが書いたコラムを随時お届けします。

日めくり編集メモ 310

| トラックバック(0)

小欄でたびたびお伝えしている、沖縄・東村高江のヘリパッド問題ですが、7月10日に住民の監視の裏を書くように沖縄防衛局は工事を再開しました。

7月10日18時ごろ、支援者や地域住民の姿がまばらになったのを見計らって沖防職員や作業員約50人が押し寄せ、ゲートに車両を駐車させました。いつ、建設重機が搬入されてもおかしくない状況です。もし搬入されると、作業員はゲート以外どこからでもヘリパッド予定地に入ることが出来るようになってしまいます。

 

沖防がヘリパッド建設に反対する住民たちにしてきたことは、まさに「嫌がらせ」でした。住民へのSLAPP訴訟を起こし、その訴訟で8歳の子供までを訴え(その後取り下げ)、住民が裁判のために高江を離れたタイミングで急襲する…。果たして来るのか来ないのかと、住民たちを疲弊させるのが沖防の狙いなのでしょう。

 

折しもMV22オスプレイの配備を強行されようとしている中、ヘリパッドが「オスプレイパッド」として運用されることは必至です。建設を容認していた東村の伊集盛久村長ですらオスプレイ配備ならば、環境アセスを再検討するよう求めています。この建設を進めることはオスプレイ配備を容認することにほかならないのです。

(参考資料:やんばる東村 高江の現状琉球新報ホームページ沖縄タイムスホームページ

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://daily.magazine9.jp/mt/mt-tb.cgi/812