小欄でもたびたびお伝えしている、沖縄・東村高江のヘリパッド(オスプレイパッド)建設問題。これをさらに皆さんに知ってもらおうと、「ゆんたく高江」が6月2日(日)に東京・下北沢で開催されます。
「ゆんたく高江」は今年で第6回。こうした大イベントは毎年6月に行われていますが、その他にも、さまざまなかたちで関東圏の人々に高江のことをもっと 知ってもらおうとイベントを企画。代々木公園で、高江にまつわることを札にして「巨大かるた大会」を行ったこともありました。2年前ですが、マガ9「ぼくらのリアル☆ピース」に、メンバーの一人である村上陽子さんが登場してくださったことも。
高江の問題は、遠く離れた東京ではなかなか実感しづらいものかもしれません。しかし、ヘリパッドが1基完成してしまったものの、静かな暮らしと自然と平和を守るため座り込みを続けている高江の人々に寄り添い、その思いを受け止め、一人ひとりが高江につながる行動を起こすきっかけをつくるためのイベントなのです。今年も、多くのミュージシャンや演劇人の皆さんが参加してくださいます。
当日の出演者は、ジンタらムータ with リクルマイ & The K、青葉市子、石原岳、SoRA×勝井祐二、知久寿焼といった皆さんのライブ、非戦を選ぶ演劇人の会によるリーディング劇《私(わん)の村から戦争が始まる 2013 ゆんたく高江ver》 、高江から「ヘリパッドいらない住民の会」会員によるトークのほか、写真や資料の展示、映像上映、人形劇など盛りだくさん。ぜひ足をお運びください。
※「第6回ゆんたく高江」は、6月2日13時から、東京・世田谷区の北沢タウンホール(下北沢駅南口下車徒歩3分)で。入場無料(カンパ歓迎)。