7月14日、差別やヘイトスピーチのない世の中を作ろうと、「OSAKA AGAINST RACISM 仲良くしようぜパレード」が開催されます。SAY NO TO RACISM!
猛威を振るう、在特会などのレイシストらによるヘイトスピーチ。日章旗や旭日旗をこれ見よがしに林立させ、「殺せ、殺せ」と韓国・朝鮮人排斥を連呼するレイシストが東京・新大久保や大阪・鶴橋の町などを行進しています。大したことではない、無視すれば消えていく、と過小に見られていたレイシズムは、いつの間にか大手を振って町を、人々を傷つけるようになりました。
これに反対するため、敢然と立ち上がったカウンターの人々がいます。週末に行われるヘイト・デモに「仲良くしようぜ」「わたしの友人に手を出すな」などのプラカードを手に、差別反対を訴えています。回を重ねるごとにカウンター勢力の数は増し、今やレイシストを圧倒する勢いですが、世の中にはまだ「どっちもどっち」論など、レイシズムに対する“妙な寛容”があるようです。
今回のパレードは、中之島から御堂筋を南下しミナミまで3.5キロを歩きます。サウンドカー、沖縄エイサー隊、朝鮮王朝楽隊なども登場する予定。一般参加者の楽器持ち込みも大歓迎で、賑やかに楽しく、差別とヘイトスピーチに「NO」を突きつけます。誰も排除しない、されない。させてはいけない。誰もが住みやすい町をめざして、いろんな人たちと一緒に歩きましょう。