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日めくり編集メモ 466

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北海道ゆかりの漫画家・アニメ作家70人の作品を一堂に集めた「ほっかいどう大マンガ展」が、札幌芸術の森美術館で開かれています。(9月8日まで)

今や日本文化の旗手となった観のあるマンガやアニメーション。北海道出身・在住などゆかりの作家は意外と多く、この展覧会ではそうした作家の作品を展示します。この美術館は、札幌市南部にある複合文化施設・札幌芸術の森に1990年9月開館しました。国内外の近現代美術などを収集の核としており、マンガ・アニメの展覧会は珍しいようです。

主なマンガ家の名を見るだけで、その幅広さが分かります。荒川弘、いがらしゆみこ、板垣恵介、唐沢なをき、川原由美子、島本和彦、高橋しん、瀧波ユカリ、ツジトモ、寺沢武一、花輪和一、藤沢とおる、藤田和日郎、星野之宣、前川たけし、三原順、三宅乱丈、もんでんあきこ、ヤマザキマリ、やぶうち優、山岸凉子、山下和美、山本直樹、ゆうきまさみ…。

アニメ作家も、湖川友謙、今敏、杉野昭夫、安彦良和ら錚々たる面々。ワークショップなども開催され、充実した内容です。一説にはマンガ家は周縁に多く生まれるといいます。北海道のほかだと、高知県や沖縄県などが挙げられますが、ともあれ暑い夏をマンガ家やアニメ作家の美しい原稿を鑑賞することで過ごされてはいかがでしょうか。(文中敬称略)

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