6月11、12日に東京、28、29日に大阪で、非戦を選ぶ演劇人の会ピースリーディング『いま、憲法のはなし -戦争を放棄する意志-』が上演されます。
非戦を選ぶ演劇人の会については、昨年の小欄で紹介したとおりですが、毎年行われるピースリーディングでは、イラク戦争やそれにまつわるさまざまな問題、有事法制などを取り上げてきました。今年は、安倍内閣発足以来勢いを増す改憲への動きに呼応して、石原燃さんの台本構成による、憲法をテーマにした朗読劇となります。
今年は東西でそれぞれ演出や出演者が異なります(円城寺あやさんなど両公演への出演者も)。東京では鵜山仁さん演出、永井愛さん演出補で、市毛良枝さん、古村比呂さん、ゴリさん(ガレッジセール)、高橋長英さん、根岸季衣さん、益岡徹さんらが出演。マガ9でもお馴染みの川口創弁護士や、小熊英二さんのトークもあります。
一方、大阪ではわかぎゑふさん演出となり、浅野彰一さん、尾崎麿基さん、河東けいさん、国木田かっぱさん、コング桑田さん、西村頼子さんらが出演するほか、日替わりの出演者も。こちらでのアフタートークは出演者によるものとなりそうです。東西の芝居の違いに興味がありますが、「戦争を放棄する意志」に変わりはありません。
(参考資料:非戦を選ぶ演劇人の会ホームページ)
※ 東京公演は、全労済ホール/スペース・ゼロで、6月11日19:00と、12日14:00の2回。大阪公演は、ドーンセンター・1Fパフォーマンススペースで、6月28日18:30と、29日14:00/18:00の3回公演です。