漏洩した汚染水、直上50cmでγ+βで100mSV/h、
γで1.5mSV/hだというから、
きっとβがとても多いんだろうな、と思っていたら、
全βは80000Bq/cm3、

つまり、8000万Bq/L...


(東京電力からのメール、1:30)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンク堰のドレン弁から水が出ている
 ことについての続報です。

○8月19日午後7時から堰内に溜まっている水の回収作業を開始しました。水の
 回収については、仮設ポンプにて仮設タンクに汲み上げるとともに、堰内に吸
 着材を設置しました。同日午後11時頃までに回収された水は約4m3です。

○また、これまでに分析を行った水の核種分析結果は以下のとおりです。
 <H4エリアタンク漏えい水(採取日時:8月19日午後4時)>
 セシウム134 :4.6×10^1Bq/cm3
 セシウム137 :1.0×10^2Bq/cm3

 ヨウ素131  :検出限界値未満(検出限界値:3.1×10^0Bq/cm3)
 コバルト60  :1.2×10^0Bq/cm3
 マンガン54  :1.9×10^0Bq/cm3
 アンチモン125:7.1×10^1Bq/cm3
 全ベータ   :8.0×10^4Bq/cm3

 塩素濃度   :5200ppm

<沈砂池(採取日時:8月19日午後3時10分)>
 セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:2.0×10^-2Bq/cm3)
 セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:2.6×10^-2Bq/cm3)
 ヨウ素131 :検出限界値未満(検出限界値:1.3×10^-2Bq/cm3)
 コバルト60 :検出限界値未満(検出限界値:1.3×10^-2Bq/cm3)
 全ベータ  :4.1×10^1Bq/cm3

<コア倉庫前側溝水(採取日時:8月19日午後3時)>
 セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:1.9×10^-2Bq/cm3)
 セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:2.7×10^-2Bq/cm3)
 ヨウ素131 :検出限界値未満(検出限界値:1.0×10^-2Bq/cm3)
 コバルト60 :検出限界値未満(検出限界値:1.4×10^-2Bq/cm3)
 全ベータ  :1.3×10^-1Bq/cm3

○なお、コア倉庫前側溝水については、本日も引き続き分析を行うとともに、
 当該側溝と繋がる海水についても本日分析を行う予定です。

○また、堰外の土壌については、本日朝から除去作業を行う予定です。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


(以下、お知らせ済み)
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○福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンク堰のドレン弁から水が出ている
 ことをパトロール中の当社社員が発見した時間を本日(8月19日)午前10時40
 分頃とお知らせしましたが、正しい発見時間は本日(8月19日)午前9時50分
 頃です。

○また、堰のドレン弁の外側に約3m×約3m×約1cmの水溜まりがあること
 をお知らせしましたが、それ以外に堰の外側に約50cm×約6m×約1cmの
 水溜まりが確認されました。


(以下、お知らせ済み)
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○本日(8月19日)、14時28分に東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉
 施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号「発電用原子
 炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状
 のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると判断いたしま
 した。

○判断理由は以下の通りです。

 ・現在、汚染した水の発生源は特定できていないものの、汚染水を貯留してい
  るタンク周辺の堰内に溜まっていた水がドレン弁を通じて堰外へ漏えいした
  こと。
 ・タンクに貯留した水がタンクから漏えいしたことが否定できないこと。
 ・堰外に漏えいした水溜まりにおいて高いベータ線、ガンマ線が検出されたこ
  と。

○本件については、本日夕方からの会見にてご説明させていただきます。


(以下、お知らせ済み)
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○現場状況を確認した結果、堰内には1?2cm程度の水溜まりがあり、堰のドレ
 ン弁の外側に約3m×約3m×約1cmの水溜まりを確認しました。

○なお、堰の外にある水溜まりから一般排水溝等に流れている形跡はないことから、
 海への流出はないと推定しております。

○今後、確認された水についてサンプリングを実施します。


(以下、お知らせ済み)
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○本日(8月19日)午前10時40分頃、福島第一原子力発電所構内H4エリアの
 タンク堰のドレン弁から水が出ていることを、パトロール中の当社社員が
 発見しました。

○その後、当該ドレン弁については、閉操作を実施しております。

○現在、漏えい状況および原因等を調査しております。

○なお、モニタリングポスト指示値に有意な変動は確認されておりません。

                                以 上



 


メールの補足ですが、
本日の東電会見で、
漏洩した汚染水は直上50cmの測定で、γ+βで100mSV/h、
γで1.5mSV/h、とのことでした。
ですので、ほとんど、βが寄与しているだろう、と。


(規制庁からのメール、19日23:05)

報道関係者 各位

福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力及び現地保安検査官から追加情報が入りましたのでお知らせします。

〇堰の外に既に確認された水溜まり(第1報でお知らせ済)とは別に、約50センチメートル×6メートル×1センチメートルの水溜まりを確認。

〇試料採取した堰内の水溜まりの表面線量は水面直上で100mSv/h以上。

〇タンクエリアの堰の外側の周囲には、漏えい防止のための土のうが設置されているが、その土のうの外側には一般排水溝が南北に敷設されている。

現地保安検査官が土のうの外側の地面を測定したところ、毎時約5ミリシーベルトの箇所のあることが確認されました。
このため、現地保安検査官から東京電力に対し、一般排水溝を通して海への汚染水流出の可能性について調査するよう指示しています。

引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

=====(第2報でお知らせした内容)=====

福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力から原子炉等規制法に基づく報告(※)を受けましたので、お知らせします(本日(19日)16時43分受信)。

※平成25年8月14日付け「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可以降、「東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則」第18条に定める事故故障等について報告することが必要。

本件について、東京電力は本日(19日)、報道機関に対して一斉メールを配信しています。
また、本件は原子炉等規制法に基づく法令報告事象ですので、原子力規制委員会でも準備でき次第プレス発表を行う予定です。

〇タンクエリアの堰外への水の流出について、タンクからの漏えいが否定できないこと、堰外において通常よりも高い線量が確認されていることから、タンク内の汚染水が漏えいしたものと考えられる。

〇このため、本件が東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則」第18条に定める報告対象に該当すると判断。

原子力規制委員会より、東京電力に対し、以下の指示を行っています。
・漏洩箇所の早期特定
・H4タンクエリア周辺のモニタリング監視強化
・漏えいに対する応急対策実施後を目安として汚染土の回収

なお、現地保安検査官が漏えいの可能性のあるタンクの継ぎ目を目視点検したところ、汚染水が流出している状況は確認できませんでした。
また、堰の周囲に積んである土のうの外側の地面で高線量となっている場所が確認されましたので、水の流出状況について更に確認します。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

=====(第1報でお知らせした内容)=====
福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした旨の情報が入りましたのでお知らせします。(8月19日11時20分頃受信)

本件について、東京電力は本日(19日)、報道機関に対して一斉メールを配信しています。

○本日(19日)10時40分頃、発電所構内のH4タンクエリアでタンク周辺に設けられている堰の排水弁から水が出ていることを社員が発見。このため、当該排水弁の閉止操作を実施。

〇堰内には1から2センチメートル程度の水溜まりがあり、堰の外には約3メートル×3メートル×1センチメートルの水溜まりを確認。

〇一般排水溝などへの流れ出た形跡はないことから、海への流出はないものと思われる。

当該事象の現場確認を行った現地保安検査官からの情報によると、堰外に流出した水の線量率は毎時20ミリシーベルト以上であることが確認されています。このことから当該タンク内の水が漏えいした可能性が考えられます。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

以上



 


今日の会見で、2,3号の窒素封入の時系列などの詳細事象の公開を要望しましたが...
やはりプラントの挙動が、連続ダストモニタリングの放射能高高警報に影響しているのでしょうか?

(東京電力からのメール、19日23:50)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位


 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○本日(8月19日)発生いたしました福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置
 されている連続ダストモニタの高高警報の続報についてお知らせいたします。

○免震重要棟前に2台設置している連続ダストモニタの値は放射能高警報レベル
 を下回っており、可搬型ダストサンプラによるダスト採取を午後4時09分から
 午後4時29分にかけて行ったところ、セシウム137で8.9×10^-6[Bq/cm3]と、
ダスト採取においてもマスク着用基準(2.0×10^-4[Bq/cm3])を下回ってお
ります。

○調査の一環として、事案が発生した時間帯において免震重要棟の風上であった
1,2号機開閉所東側のダスト採取を午後0時48分から午後1時08分、および
 午後1時50分から午後2時10分にかけて行ったところ、セシウム134およびセ
 シウム137が検出
されました。
 ・午後0時48分から午後1時08分:セシウム134:3.2×10^-5[Bq/cm3]
                 セシウム137:7.2×10^-5[Bq/cm3]
 ・午後1時50分から午後2時10分:セシウム134:8.0×10^-6[Bq/cm3]
                 セシウム137:2.1×10^-5[Bq/cm3]

○また、免震重要棟の風下に設置されているモニタリングポスト?2の値につい
 て、有意な変動は確認されませんでしたが、事案についてより詳細な確認を行
 うため、測定レンジを1000倍に拡大して確認したところ、以下の時間帯で通常
 の監視桁数を下回る範囲での指示上昇が確認されました。
 ・午前10時00分から午前10時20分 42/1000[μSv/h]の上昇
 ・午後1時30分から午後1時50分 31/1000[μSv/h]の上昇
  ※通常の監視桁数はμSv/hの有効数字2桁

○さらに、モニタリングポスト?2において、可搬型ダストサンプラによるダス
 ト採取を午後7時55分から午後8時25分にかけて行った結果は以下のとおりで
 す。
 ・セシウム134:3.1×10^-7[Bq/cm3]
 ・セシウム137:4.5×10^-7[Bq/cm3]

○以上の状況ですが、発電所内の全面(半面)マスク着用省略可能エリアでのマ
 スク着用を継続いたします。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

(以下、お知らせ済み)
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○身体汚染を確認した2名はホールボディカウンター測定を行い、全員内部取り
込みはありませんでした。

○また、連続ダストモニタについては午前9時29分頃(1台目)および午前9時
 34分頃(2台目)に高警報が発生しており、免震重要棟前で可搬型測定器にて
 午前9時50分から午前10時10分でダストの採取を行いました。ガンマ核種の測
 定結果は以下のとおりであり、セシウム濃度の上昇を確認しました。
  セシウム134:2.6×10^-4[Bq/cm3]
  セシウム137:5.8×10^-4[Bq/cm3]
  (参考)警報設定値
    高 :5×10^-5[Bq/cm3]
    高高:1×10^-4[Bq/cm3]

○なお、発電所内の全面(半面)マスク着用省略可能エリアでのマスク着用は継
 続しております。

(以下、お知らせ済み)
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○その後、免震重要棟前でバス乗車のため待機していた人のうち2名の身体汚染
 が、午前10時20分頃、入退域管理施設の退出モニタによる汚染測定で確認され
 ました。

○身体汚染を確認した2名の身体汚染部位はいずれも頭上部で、最大13Bq/cm2でし
 た。スクリーニングレベル(40Bq/cm2)を下回っており、入退域管理施設からの
 退出は可能でしたが、拭き取り等を行い、午前10時56分に入退域管理施設から退
出しました。身体汚染原因については、現在、詳細調査を行っております。

○なお、身体汚染を確認した2名は、念のため、今後、ホールボディカウンタを受
 検する予定です。

(以下、お知らせ済み)
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○本日(8月19日)午前10時4分頃、免震重要棟前に設置している連続ダストモ
 ニタで放射能高高警報が発生しました。そのため、午前10時15分に発電所内の
全面(半面)マスク着用省略可能エリアでのマスク着用を指示しました。

○現在、現場において当該連続ダストモニタの状況確認、可搬型ダストサンプラ
 による測定等を行っており、状況等については、確認出来次第お知らせいたし
 ます。

○なお、プラントデータ(原子炉注水流量、燃料プール水温等)の異常、モニタ
 リングポストおよび他のエリアに設置した連続ダストモニタ指示値の有意な変
 動は確認されておりませんので、発電所外への影響はないと考えております。

                                 以 上



 


東電会見なう。

漏洩した汚染水の線量は、直上50cmで、
γ+βで100mSV/h
γで1.5mSV/h

とのことです。
なので、ほとんどβが寄与しているということですね...
とても高濃度です。

規制庁からの追加情報で、土嚢堰の外側にも高線量の場所があった、とのこと。

そして、会見で東電に質問したのですが、
漏洩箇所の地面は、堰内といえど、普通の土壌です。
最終的には、土中に染み込む、とのことでした...

(この堰は、大量に漏洩した場合の直接の広がりを抑えるため、とのこと...)

あ、20時にも規制庁からメールがきました、
現時点の評価でINESレベル1の事故事象です。



(規制庁からのメール、20:00)

東京電力株式会社福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの管理区域内漏えいについて報告を受けました

原子力規制委員会は、本日(19日)、東京電力株式会社から、福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの管理区域内漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づく報告を受けました。

1.東京電力株式会社からの報告内容
福島第一原子力発電所において、8月19日、汚染水貯留タンク(H4エリアタンク)周辺に設置されている堰※の排水弁から水が堰外に出ていることが確認された。堰外に出ている水からの放射線量が高く、汚染した水の発生源は特定できていないもののタンク内の貯留水が漏えいしたことが否定できず、その水が堰外に漏えいしたと判断した。このため、原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより核燃料物質等が管理区域内で漏えいしたと判断し、原子力規制委員会に報告した。
※ タンクから水が漏えいしても敷地内に漏れ出ることを防ぐためのコンクリート槽。

2.施設の安全性への影響
本事象は、管理区域内において放射性物質を含む水が漏えいしたものです。現在、汚染した水の発生源、漏えいによる汚染の程度等については調査中です。また、モニタリングポストに有意な変動はありません。

3.原子力規制委員会の対応
原子力規制委員会では、本日(19日)、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき報告を受けました。
本件について、現地原子力保安検査官が、現場の状況などの確認を行っています。また、原子力規制委員会から、東京電力に対し、以下の指示を行っています。
 ・漏えい箇所の早期特定
 ・H4タンクエリア周辺のモニタリング監視強化
 ・漏えいに対する応急対策実施後を目安として汚染土の回収
今後、事業者が行う原因究明及び再発防止策について、厳格に確認していきます。


(INES※による暫定評価)
基 準 1 基 準 2 基 準 3 評価レベル
  ?       ?     1       1
評価概要:漏えい原因や漏えい量がまだ確定できていないが、汚染水が敷地内に漏えいしたことから、INESレベル1の「逸脱」と評価。

 ※ INES評価
INES(International Nuclear and Radiological Event Scale:国際原子力・放射線事象評価尺度)とは、原子力発電所等のトラブルについて、それが安全上どの程度のものかを表す国際共通指標。評価は3つの基準(基準1:人と環境、基準2:施設における放射線バリアと管理、基準3:深層防護)により行われ、最も高いレベルがそのトラブルの評価レベルとなる。評価レベルは、レベル0(安全上重要ではない事象)からレベル7(深刻な事故)まである。

<参考>
 添付:漏えいが確認されたタンクエリアと堰の排水弁 → 添付ファイルを御覧ください。


(原子力規制庁からのメール、16:58)

報道関係者 各位

福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした件について、東京電力から原子炉等規制法に基づく報告(※)を受けましたので、お知らせします(本日(19日)16時43分受信)。

※平成25年8月14日付け「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可以降、「東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則」第18条に定める事故故障等について報告することが必要。


また、本件は原子炉等規制法に基づく法令報告事象ですので、原子力規制委員会でも準備でき次第プレス発表を行う予定です。

〇タンクエリアの堰外への水の流出について、タンクからの漏えいが否定できないこと、堰外において通常よりも高い線量が確認されていることから、タンク内の汚染水が漏えいしたものと考えられる。

〇このため、本件が東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則」第18条に定める報告対象に該当すると判断。

原子力規制委員会より、東京電力に対し、以下の指示を行っています。
・漏洩箇所の早期特定
・H4タンクエリア周辺のモニタリング監視強化
・漏えいに対する応急対策実施後を目安として汚染土の回収

なお、現地保安検査官が漏えいの可能性のあるタンクの継ぎ目を目視点検したところ、汚染水が流出している状況は確認できませんでした。
また、堰の周囲に積んである土のうの外側の地面で高線量となっている場所が確認されましたので、水の流出状況について更に確認します。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。

=====(第1報でお知らせした内容)=====
福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした旨の情報が入りましたのでお知らせします。(8月19日11時20分頃受信)

本件について、東京電力は本日(19日)、報道機関に対して一斉メールを配信しています。

○本日(19日)10時40分頃、発電所構内のH4タンクエリアでタンク周辺に設けられている堰の排水弁から水が出ていることを社員が発見。このため、当該排水弁の閉止操作を実施。

〇堰内には1から2センチメートル程度の水溜まりがあり、堰の外には約3メートル×3メートル×1センチメートルの水溜まりを確認。

〇一般排水溝などへの流れ出た形跡はないことから、海への流出はないものと思われる。

当該事象の現場確認を行った現地保安検査官からの情報によると、堰外に流出した水の線量率は毎時20ミリシーベルト以上であることが確認されています。このことから当該タンク内の水が漏えいした可能性が考えられます。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。



 

原子力規制庁からのメールもありました、下記です。

20mSV/h以上の汚染水が、タンクエリアの堰外に流出した、とのこと。

********

報道関係者 各位


福島第一原子力発電所構内のタンクエリアから水が漏えいした旨の情報が入りましたのでお知らせします。(8月19日11時20分頃受信)


○本日(19日)10時40分頃、発電所構内のH4タンクエリアでタンク周辺に設けられている堰の排水弁から水が出ていることを社員が発見。このため、当該排水弁の閉止操作を実施。

〇堰内には1から2センチメートル程度の水溜まりがあり、堰の外には約3メートル×3メートル×1センチメートルの水溜まりを確認。

〇一般排水溝などへの流れ出た形跡はないことから、海への流出はないものと思われる。

当該事象の現場確認を行った現地保安検査官からの情報によると、堰外に流出した水の線量率は毎時20ミリシーベルト以上であることが確認されています。このことから当該タンク内の水が漏えいした可能性が考えられます。
引き続き、追加情報が入り次第、ご連絡いたします。


********

(東京電力からのメール13:25)

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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンク堰のドレン弁から水が出ているこ
 とについての続報です。

○現場状況を確認した結果、堰内には1?2cm程度の水溜まりがあり、堰のドレ
 ン弁の外側に約3m×約3m×約1cmの水溜まりを確認しました。

○なお、堰の外にある水溜まりから一般排水溝等に流れている形跡はないことから、
 海への流出はないと推定しております。

○今後、確認された水についてサンプリングを実施します。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

(以下、お知らせ済み)
-----
○本日(8月19日)午前10時40分頃、福島第一原子力発電所構内H4エリアの
 タンク堰のドレン弁から水が出ていることを、パトロール中の当社社員が
 発見しました。

○その後、当該ドレン弁については、閉操作を実施しております。

○現在、漏えい状況および原因等を調査しております。

○なお、モニタリングポスト指示値に有意な変動は確認されておりません。

                                以 上



 


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