サリーの運転再開は明日から、とのこと

(原子力規制庁広報窓口からのメール16:23)

報道関係者 各位

昨日(30日)夜に発生した汚染水処理装置(サリー)の停止について、東京電力から明日(8月1日)運転再開する旨の情報が入りました。

○汚染水処理装置(サリー)の停止の原因はセシウム吸着塔※の圧力を計測する装置が故障したことによるものと判明。

※セシウムを除去する吸着剤(ゼオライト)が入っており、汚染水を通水することでセシウムを除去する。

○セシウム吸着塔や他の配管・機器等に異常はない。

○明日(8月1日)、当該装置の交換を行った後、汚染水処理装置(サリー)の運転を再開する予定。

本件について、現地保安検査官が状況を確認しています。

以上

===(以下、第1報でお知らせした内容)====


本日(30日)、21時53分頃、運転中の汚染水処理装置(サリー)が停止した旨の連絡がありました。(22時35分頃から順次受信)

原子炉への注水は維持されており、また、モニタリングポストの指示値等に異常はありません。

本件について、東京電力は報道機関へ一斉メールを配信しています。

○本日(30日)21時53分頃、汚染水処理装置(サリー)の警報が発報し運転が停止。

○その後現場を確認したところ、汚染水の漏えいは確認されていない。

○原因については現在調査中。

○原子炉への注水は維持されており、原子炉や使用済燃料プールの状態に異常はない。

○また、モニタリングポストの指示値にも有意な変動はない。

本件について、現地保安検査官が状況を確認しています。

以上



 


昨晩(7月30日21:53)第二セシウム吸着装置(サリー)が停止しました。

停止したブースターポンプはB系で、
セシウム吸着塔に異常を示す警報が発生していることを確認されました。

待機中のブースターポンプ(A)の起動準備を、本日(7月31日)朝から開始されていますが、
13時現在、起動した、という連絡、発表はまだありません。

第二セシウム吸着装置(サリー)の処理が停止しても

滞留水の受け入れは
集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)と集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋)を合わせて
約7日分の余裕があること、

原子炉への注水は復水貯蔵タンクと淡水化装置を合わせて
約12日分が確保されていることを確認されているそうです。


(東京電力からのメール1:55)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○7月30日、「ブースターポンプ停止/漏えい検知」の警報が発生し、第二セシ
 ウム吸着装置(サリー)が停止したことについての続報です。

○今回停止したブースターポンプはB系であり、現場の警報盤を確認したところ、
 セシウム吸着塔に異常を示す警報が発生していることを確認しました。

○停止に至った詳細な現場調査および待機中のブースターポンプ(A)の起動準
 備を、本日(7月31日)朝から開始
いたします。

○なお、第二セシウム吸着装置(サリー)の処理が停止しても滞留水の受け入れ
 は、集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)と集中廃棄物処理施設(プロセス
 主建屋)を合わせて約7日分の余裕があること、また、原子炉への注水は復水
 貯蔵タンクと淡水化装置を合わせて約12日分が確保されていることを確認
しま
 した。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

-------------------------------------------------------------------
(以下、お知らせ済み)

○本日(7月30日)午後9時53分頃、「ブースターポンプ停止/漏えい検知」の
 警報が発生し、第二セシウム吸着装置(サリー)が停止しました。

○当社社員が、現場の確認を行ったところ漏えい等は確認されておりません。

○なお、水処理および原子炉注水への影響はありません。

○今後、詳細を確認してまいります。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                                 以 上 



 

********

(原子力規制庁事故対処?室からのメール0:29)

【お知らせ】福島第一原子力発電所の汚染水処理装置(サリー)が停止?

報道関係者各位

7月30日21時53分頃、運転中の汚染水処理装置(サリー)が停止した旨の連絡がありました。(22時35分頃から順次受信)

原子炉への注水は維持されており、また、モニタリングポストの指示値等に異常はありません。

本件について、東京電力は報道機関へ一斉メールを配信しています。

○7月30日21時53分頃、汚染水処理装置(サリー)の警報が発報し運転が停止。

○その後現場を確認したところ、汚染水の漏えいは確認されていない。

○原因については現在調査中。

○原子炉への注水は維持されており、原子炉や使用済燃料プールの状態に異常はない。

○また、モニタリングポストの指示値にも有意な変動はない。

本件について、現地保安検査官が状況を確認しています。

以上

2013年7月29日東京電力定例会見より マコちゃんの質疑書き起こしですねん!!

DSC05775.JPG

おしどりマコ

3号機オペフロのの湯気についてお伺いしたいのですが、このダストサンプリングを主要3核種以外してないのかという事を 24日、25日からずっと質問しているのですがご確認頂けますでしょうか。

ゲルマ検出器で測定していれば、他のものでも特徴的なものが分かるということで確認していただいてると思うのですが。

 

 

東京電力今泉氏

すいません。ちょっとまだその準備ができておりませんでして。

 

 

おしどりマコ

すみません、今日の規制庁への東京電力が提出した、資料にもPCVから大気への直接アウトリークが現在も有り、その放出量が3 n立米/hと評価されてますよね。

現在大気中にPCVから放出している大気の放射性物質の詳細というのもまだ出しておられないのですか。

 

 

東京電力今泉氏

えっとー、要するに、放射能というよりもその、出しているものが何かということですか。

 

おしどりマコ

そうです。

 

 

東京電力今泉氏

例えば、窒素であったり水蒸気だったりするかもしれないということ、、、 。

 

 

おしどりマコ

いえいえ違います、放射性物質が主要3核種以外にどんなものが含まれているか、ということです。

 

 

東京電力今泉氏

えっとー、ちょっとこれは、私もあれですが、主要3核種以外のγ核種についても分析をしているとのことです。

 

 

おしどりマコ

そうなんです、その、そうおっしゃっておられるのですが、まだそれが出てこないということですね。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっとすいません、私も今手元に資料がございませんので。

 

 

おしどりマコ

わかりました、先週から聞いておりますのでご回答頂けたらと思います。

で、ちょっと線量が高すぎて難しいかもしれませんが、ダストサンプリングではなく、湯気が出てる付近のスミア試料などをとって、詳細にどんな性質のものが出ている可能性があるのか、ということも別に評価はされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

これは、おっしゃるように場所の線量が高いものですから、スミア法で実際にその核種を測定するというのは非常に難しいかと思います。

 

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おしどりマコ

分りました、ではトレンチ立抗の水位について伺いたいのですが「福島第一原子力発電所の滞留水の水位移送処理の状況について」というのも毎日測定して発表されているのですが、この発表しているトレンチ竪坑というのは2号機と3号機はそれぞれどの立抗ですか。

その詳細などこかというものがどの資料にも出ておりませんので、ホームページに出ているのです。

 

 

東京電力今泉氏

えっとー、、、。

 

 

おしどりマコ

2号機の立坑Bはコンクリートを流し込んで封鎖していて、3号機は立坑Cの上部を閉鎖しているのでそれ以外かと思われるのですが。

Aなのか、Bなのか。

 

 

東京電力今泉氏

はい、いわゆる通常の体流水の測定ですね。

これは、立坑Aです。

 

 

おしどりマコ

立坑Aですか。

 

 

東京電力今泉氏

2号機は立坑Aですね。

えーっと3号機、、、。

 

 

おしどりマコ

3号機は。

 

 

東京電力今泉氏

3号機ちょっと確認します。

 

 

おしどりマコ

わかりました、1号機、4号機も念のため教えて頂けたらと思います。

で、この資料がですね毎日2回上書き更新という発表の仕方で、過去の資料が確認できないようになっているのですね。

で、東京電力にこれまでの水位の状況をアーカイブとしてまとめて公開していたできませんでしょうか。

この体流水の水位移送処理の状況のトレンチの立坑での水位です。

過去のものが現在見れませんので。

 

DSC05801.JPG

東京電力司会の方

ちょっとどのような方法ができるかですね、確認をしてみます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

この付近の水位の事は現在、大変重要な情報になってますので、過去のアーカイブを是非公開してください。

で、ですね私、6月から地下水の流速と総量を質問するために地下水観測孔の水位を先月からずっと聞いてたのですが、冒頭のご説明で7月18日の未明にデータの存在がわかったというのは水位の話ですか 、水位のデータの話ですか。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

先月から私、6月19日からずっと聞いているのですが、何度も毎回聞いていたのですが、どの広報の方もご確認いただけなかったということですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーっと、ご確認というのは、、。

 

 

おしどりマコ

地下水観測孔の水位のデータは、あるのかという事を6月19日から質問していたのですが、現場にあるかどうかということを広報の方は、この会見にいらっしゃる東京電力の広報の社員の方はご確認していただけなかったということですか。

 

DSC05793.JPG

東京電力今泉氏

すいません、私どもが確認できたのは18日の未明いうことでございまして、はい。

 

 

おしどりマコ

1ヶ月後ですよね。

それを確認して頂ける事にはなっていないのですかね。

もう、ここにいらっしゃる東京電力の社員の方がご確認していただけなければ出てこないということですか。

かなり以前から水位のデータはありますので。

ちょっとどういう状況なのかなと改めて思いましたので。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ありません. . 、実際にご質問を頂戴して、宿題という言い方は失礼ですが、そういった、質問をいただいておりましたけれど、結果として18日の未明までこういった連続のデータというのは確認できなかったわけでございます。

 

 

おしどりマコ

そうですよね、 、私2回や3回でなく毎回質問していたので、なぜそれが1どもご確認いただけなかったのかということをご説明いただきたいのです。

 

 

東京電力今泉氏

すいませんちょっとここは確認の仕方がまずく、私供の確認の仕方がまずかったかもしれませんが、実際に、いわゆる放射能の関係の測定に関連するところとゆうとこで、ちょっとそういった部署にも確認をしておったのですが、なかなかそこまで行き届かなかったということでございまして、大変申し上げございませんでした。

 

 

おしどりマコ

それは現場からデータ化こなかったのか、現場に問い合わせをして下さらなかったのかどちらなんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

現場というのは、 、。

 

 

おしどりマコ

その、水位のデータを持っている部署です。

 

 

東京電力今泉氏

実際に、本店の中でそういった箇所に確認をしておりました。

 

 

おしどりマコ

本店にはあったんですね。

 

 

東京電力今泉氏

あ、本店には、な、な。

 

 

おしどりマコ

本店にはなく。

本店にはなく。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、実際にそのデータの大元というのは現場に当然あるわけでございますが、そういった今回ご提示したものが、実際には本店の中というよりも1つのデータベースの中に入っていたんじゃないかと思います。

 

 

おしどりマコ

え、すいません、もう一度お願いします。

 

東京電力今泉氏

要するに、本店が持っているというよりもいわゆる1つのデータベースの中に入っていたかと思います。

ちょっと確認をさせてください。

 

 

おしどりマコ

そうですね、それは本店の広報の方々はアクセスできないデータベースですか。

水位のデータがあるかないかということも探していただけなかったという事なんですか。

かなり、、 10回近く質問しましたので。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、ちょっとそこはもう一度確認させていただけますか、申し訳ありません。

 

 

おしどりマコ

はい。

18日の規制庁への説明は「潮位と連動するデータは信頼性が確認できず出さなかった」と今泉さんはおっしゃっておられたのですが、これは、潮位のデータに信頼性がなかったということだですか。

あの、潮位と地下水の水位の連動するデータと云うのが、今回、海洋内への汚染、開渠内へのこう行き来しているという1番の根拠になったということですが、潮位のデータに信頼性がなかったのですか。

 

 

東京電力今泉氏

あの、実際にこれ皆さんにお示ししたデータというのは、潮位とか降雨とかと一緒に水位のデータをご提示してございますが、実際にはこの水位のデータがデータロガーに入っているのみです。

で、これで実際にこの変動がどういう風に何に基づいて行なってるかという所がやはり、確信を持って、、、私ども持てませんでしたので、そういったことで、まぁご提示ができなかった、まぁ結果としてご提示出来なくて大変申し訳ないと思っております。

 

 

おしどりマコ

18日に規制庁に説明した時に、信頼性ができず提出しなかったというデータは、潮位と地下水の評価のデータですか、降雨と地下水の評価のデータですか。

 

 

東京電力今泉氏

あの、実際に御提示出来なかったのは、地下水位データですが最終的には皆さんにご提示した、ああゆう形では、ご提示するまでにはいってなくて。

 

 

おしどりマコ

18日は水位のデータは、規制庁に出していないという事ですか。

 

 

東京電力今泉氏

いや、出しています。

 

 

おしどりマコ

出してますよね。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、あの1-1、1-2、1-4ですか、そこを手で計ったデータというのは、お出ししています。

 

 

おしどりマコ

、、、、はい。

で、水位のデータを出したが、グラフの時系列のは出していないということなんですか。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、そうです。

 

 

おしどりマコ

その、 、数字のみの表のものだけだしたということですか。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

でも、数字のみの表のデータがあったということは、過去のものが全部あったということはその時点で把握はされたんですよね。

 

 

東京電力今泉氏

18日の日ですか。

 

 

おしどりマコ

そうです。

 

 

東京電力今泉氏

あの、 18日の日には、 、 。

 

 

おしどりマコ

水位のデータが今まで全部あったということが分かったんですね、 18日未明に。

 

 

東京電力今泉氏

えーっと、今おっしゃってるのは自動計測で測ったもの、それと、まあそれですね。

それが、 18日の未明には私ども確認ができてたんですが、中でやっぱり信頼性という意味ではまだご提示できる状況ではなかったので、そこを確認していくというポジションをとったという事です。

 

 

おしどりマコ

その、数字だけのデータが信頼性がなかったという評価だったのか、すいませんちょっとそれがなんというか、意味が図りかねるので、地下水のデータがあると分かったのが18日未明ですよね。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

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おしどりマコ

はい。

で、過去のもあるとその時点で分かっていたんですよね。

18日未明で。

 

 

東京電力今泉氏

えーっと、18日の未明に、水位のデータ、、。

 

 

おしどりマコ

はい、過去のものも全部あったというのが18日未明に分かって、それで18日の規制庁の説明は、時系列のものではなく数字だけを書いた一枚物を出したということですね。

 

 

東京電力今泉氏

そうです。

 

 

おしどりマコ

過去のデータは出さずに、その時間、あるポイントのものだけ出したということですか。

 

 

東京電力今泉氏

そうです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

なるほど、なぜ過去のものも一緒に提出をされなかったのですか。

 

 

東京電力今泉氏

あの、そこはやはりそのデータ自身が、信頼性といいますか、そういったところをやっぱり確認しなきゃいけない、という思いで、それをそういう風に私どもとして、判断してしまったという、、。

 

 

おしどりマコ

そうなんです、それはね、あの、すいません堂々巡りになって、信頼性は確認する必要はあると思いますが。

ではなぜその一枚物だけを提出したのでしょうか、それも信頼性がないということですよね。

その時点で。

 

 

東京電力今泉氏

実際にはその、何と言うでしょうか、自動計測のデータ自身が、データロガーから出てきたわけですけど、ものとしてはポイントポイントのデータではないので、これが本当にその水位を実際にデータロガーが出したものが、皆さんに提示できるものなのかというところが、そこが判断できなかったということです。

で、一点一点のデータについては、こういうデータがあるという事実を伝えたわけでございまして、その連続のデータについてそういう、同じように思いが至らなかったということは私どもとしても大変申し訳ないと、いうふうに思っているところです。

 

 

おしどりマコ

あー、じゃーはい、わかりました、もう長くなりますのでいいです。

今日の、第14回特定原子力施設監視・評価検討会ですがその資料1-2で、いや、まず資料1-1で、opが70cm違っており、敷高(しきだか)がまだtpままなのですが、これは東京電力提出資料ということで、出典が。

で、op2,000以下、op2,500以下のトレンチを分けて議論しているのですが、 tpでopが70センチ低いままですので、これはあまり議論にはならないのでは、と私はこれの傍聴に行っていないので、後で資料見て驚いたのですが、これ、改めて東京電力は正しいopのものを掲出はされていないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、今おっしゃっているのは。

 

 

おしどりマコ

はい、この例えば、「福島第一原子力発電所2号機取水電源ケーブルトレンチの調査結果と現時点での評価」の下半分の地図と、ほとんど同じものが規制委員会での資料1-1に度々出てくるのですが、全部opが70センチ低いんですね。

tpのままなんです、今日の資料で。

そして出典が東京電力提出資料となっているので。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、ちょっと確認させてもらいますか。

 

 

おしどりマコ

わかりました、で、地下水が、海側遮水壁ができるとだんだん、1番高いものでop3,000に近づいていってますが、これはこの辺の付近の地盤はop4,000だったと資料にありますが、これは、水密性が保たれているものはかなり浮力が働いてくると思うのですがその辺の評価はどうされているのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーっと、今おっしゃっているのは、この、ご提示した水位の. .。

 

 

おしどりマコ

そうです、地下水位の挙動ということです。

 

 

東京電力今泉氏

ですね。

えっと、申し訳ありません。

ここは、そういった浮力とかそういった細かいところまで私どもまだ評価をしていませんで「こういった状況です」というご説明のために皆さんにご提供したものとご理解ください。

 

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おしどりマコ

分りました。

で、以前からこの地下水観孔1-2付近の話で、 2011年の4月にコンクリで埋め立てたピットAから海と平行に北側にスクリーン操作室電線管路というものが、2011年の資料には書いているのですが、今回書いてないと。

で、そのことについてずっと質問しているのですが、今日の先ほどの評価検討会の資料1-2でスクリーン操作室の1が含まれている図面が出てきたのですね、で、先ほどの地下水位の挙動の地盤改良、薬液注入施工実績の資料でいいますと、この地下水観測孔1-1と1-2の間のこの四角がスクリーン操作室なのですが、ピットAからこのスクリーン操作室に向かって、スクリーン操作室配管管路というのが、過去の資料にはあります。

で、ここはまだコンクリで埋めたてていないということで、この辺の図面に出てこない配管などが1-2から地下水観測孔の1や1ー2、1などここのエリアの汚染にとても関係していると思われるので、この辺の配管の図面も出してほしいと以前から言っているのですが。

 

 

東京電力今泉氏

あのー、これ、今私どももですね、おしどりさんが仰ってる点についてもう一度確認をしていまして、そこがどうなっているかという事につきましても今確認中でございまして、もうちょっとお待ちいただけますでしょうか。申し訳ありません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、はい。

では、スクリーン操作室の電線管路などこの付近の配管の図面と、あとopも全部、分かるものは教えていただけたらと思います。

で、前回に質問していたのですが、7月22日に東京電力のホームページにありました、Q&Aで、地下貯水槽からの漏洩に伴う汚染物質の移動の評価の結果「海への到達は約200年」となっている根拠を伺っているのですが、それはまたご回答いただけませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっともう少しお時間ください。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、あの、以前から聞いているのですが、水濁法、大気汚染防止法の当該物質を環境中に事故で放出した際の県知事への連絡、評価はどうなっていたのか、どうなっているのかということへのご回答は。

 

 

東京電力今泉氏

えーっと、一応県知事のですねご報告というのは、「している」というふうに聞きました。

 

 

おしどりマコ

いや、福島県のほうに、県知事の方には「来ていない」と私は聞いたのですが。

 

 

東京電力今泉氏

ああ、そうですか。

 

 

おしどりマコ

環境省も「県知事の方に上がっていない」ということを、 PRTRの部署ですが確認しました。

 

 

東京電力今泉氏

あー、そうですか、すいません。

じゃあもう一度確認します。

 

 

おしどりマコ

お願いします。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっと、そういうことを聞いたものですから。

もう一度確認させて下さい。

申し訳ありません。

 

おしどりマコ

はい。

よろしくお願いします。

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おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

7月25日には、月に1回の「中長期ロードマップの進捗状況について」の臨時会見がありましてん!

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おしどりマコ

たくさん質問がありますので回答は端的にお願いします。

まず、3号機のオペフロ周辺の湯気についてなんですが、これは、13ページ14ページのところですが、 14ページの湯気発生源の推定であるようにPCVのリークや、PCVから放出された放射性物質による発熱だとどれくらいの線量になると予想されてるのでしょうか。BGが高い状況で、判断はつくのですか。

 

 

東京電力尾野氏

今非常にバックグラウンドは高いですから、直接の雰囲気線量で、見ているということでは判断がつかないというふうに思っております。

これは昨日申し上げた通りです。

 

 

おしどりマコ

ダストサンプリングで。

 

 

東京電力尾野氏

ですからダストサンプリングが重要かと思っております。

 

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おしどりマコ

これは、ダストサンプリングは主要3核種以外はどうしているかというご回答を頂けますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、現場の方確認させていただいているところですが、これも昨日申し上げた通りですが、ゲルマニウム検出器で測っていれば、他のものでも特徴的なものがあればわかると思います。

これは確認ができたところで海外させていただきます。

 

 

おしどりマコ

ですよね、わかりました。

では13ページの上の図についてですが、このオペフロのシールドプラグの周辺の雰囲気線量で、シールドプラグが3つの部分に分かれているということで、この6~15のラインは継ぎ目の一つですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうです。

 

おしどりマコ

では、クレーンガーターと重なっていますが7~14のラインも継ぎ目の一つですか。

 

 

東京電力尾野氏

ここは、厳密に言うとちょっとずれてるのではないかと思いますが、近いところと思っていただいて良いかと思います。

 

 

おしどりマコ

なるほど、ではですねこの、毎時1sV以上の線量が高いところは、このシールドプラグの継ぎ目のラインにちょうど重なっているということはどう評価されますか。

 

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東京電力尾野氏

この測定で、様々なところで高い線量が出てますので、これがどうのというふうにダイレクトに因果関係を申し上げるのはちょっと難しいかと思いますが、発災直後の状況など、私どもそう考えておりますけども、格納容器の中で非常に圧力が高まった、で蒸気や水素がたくさん溜まったと、いう時に、それがどういう経路で建屋側に出てきたのであろうかということの1つの経路として、格納容器の方のフランジ面というところは、可能性の高い場所の1つという風に申し上げていました。

それから、格納容器の中で、たくさん蒸気が発生してるような爆発があった直後のような時ございますけれども、こうしたシールドプラグの付近から蒸気が出てる、ということも映像的にみてございますので、ですからこうした隙間というのが、かつて蒸気の通り道であったということは想像にかたくないというふうに思ってございます。

ですから、その関係で継ぎ目の部分というのは、通ったあとでしょうから、その当時よごれがついたという事は、あっておかしくないことというふうに思います。

ただ、この辺全体が瓦礫に埋まった中で、蒸気が出たり汚れたりしておりますから、それが最終的にどういうつけ方になっているのかというところまで、判断していくというのはちょっと難しいかなと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

すいません、確認ですが、爆発直後はこの3号機のシールドプラグの継ぎ目の付近から蒸気が出ていたということなんですね。

 

 

東京電力尾野氏

そーゆーようなことが映像的に見えております。

 

 

おしどりマコ

分りました、その頃非常に高い線量だったと思いますが、何かロボットなどでこの辺の線量を測ったというデータは無いのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

特にございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、事故以前はこのシールドプラグの継ぎ目の付近だけ線量が高くなるような事はあったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

事故以前というのは、この場所はよくお客様のご案内をしていた場所でございますので、ですから、お客様のご案内の関係で、ようは「ここの場所の線量はいくつです」というような表示器と測定器を常時置いていて、ご覧いただいたりして、私もご案内によく行きましたけどあまり高くない場所です。

 

 

おしどりマコ

高くない場所。

ありあとございます、高くない場所ということで、その付近と継ぎ目で線量の差はないということですか。

確認ですが。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、スミア試験といってこすりながら汚れを探すというような定期検査が終わった後除染をしてそういうことしますけれども、特にここだけ高いということはございません。

 

 

おしどりマコ

なるほど、スミアでも継ぎ目が汚れていることはないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

格納容器につきましても、要は、密閉性の確認試験などもしてございますし、通常の事故前の格納容器というのは、常時風圧寄りになるようにしてますから、そういう意味でもう特に継ぎ目だからということはございません。

 

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おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

では、2号機建屋付近の地下水観測孔の汚染についてですが、85ページ、86ページの辺りで、昨日ご回答頂きましたが、すみません2011年6月2日の詳細図も見ましたが、これはスクリーン操作室の電線管路とは全く別のものなのですね。

昨日ご回答いただいたのですが「スクリーンポンプ室」ではなく「スクリーン操作室」への配管です。

で、この立坑ピット閉塞状況の行程表も全て見ましたが、1、2号の間のスクリーン操作室配管管路の閉塞は行われていないのです。

3、4号内では行われておりました。

この85と86ページを見ていただくと分かると思うのですが、初収録ページのさんの上のところは、スクリーンとスクリーンの間にペケ印がありますが、 85ページのところはスクリードスクリーンの間にはペケ印はありません。

この、1、2号の間の配管についてどうなっているのかというのを質問しているのですね。

で、昨日も今日も尾野さんが仰った通り、この付近のトレンチや配管が地下水観測孔1-3や1の汚染に寄与しているかもしれませんので、配管図やきちんとOPも記入したものなどを公表していたけないでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ご質問は85ページの2号関係、そちらの方で、護岸よりによっている、 、 。

 

 

おしどりマコ

そうです。

海と平行して走っている配管です。

ピットAから下に伸びている配管です、スクリーン捜査室まで。

 

 

東京電力尾野氏

昨日ご説明した通りだとは思うのですが、そうしたお話であれば確認いたします。

 

 

おしどりマコ

はい、昨日のご説明ではスクリーンポンプ室のピットの閉塞と、 2011年6月2日に載っている配管図はスクリーン操作室の配管では位置的に違いますので、この辺りの配管図を公表してほしいという要望です。

OPも含めた。

 

東京電力尾野氏

今ご覧になっているスクリーン操作室の配管というのはどの資料でしょうか。

 

 

おしどりマコ

2011年に出ている2号機関連の資料にはすべてピットAから北に延びているものがついているのですね、上から見た図、横から見た図などについております。

あとで、ご紹介しますが、保安院の地図や東京電力の地図にもついておりますので。

よろしくお願いします。

 

東京電力尾野氏

ちょっと、確認をさせていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

東京電力尾野氏

あの、昨日発表させていただいた通りと思いますが、確認させて頂きだと思います。

 

 

おしどりマコ

はい、配管図とOPの公表お願いします。

で、70ページに戻るのですが、下の部分の専門家からの主な意見というところで、地下水中の核種の挙動の把握のためにフィルター径を変えてろ過し、流系、イオン、コロイド粒子を確認するということで、これは、やはり0.45のメンブレンフィルターでは細かい、ということで大きい径のものでもろ過いていく、ということですか。

 

東京電力尾野氏

具体的にどういう事を考えてるか、という事に関しては検討の中で決まって行くのではないかと思いますが、小さい側をみるということに意味があるのではないかというような意見も有りますのでここは最終的にどうなるか議論の結果かと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、東京電力のホームページに載っている、地下水バイパスについてのQ&A7月22日に掲載の分(http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/info/13072201-j.html)なんですが、ここの回答に「海への到達は約200年‥」という数字がでてますが、これは以前東京電力から、電中研が出した評価として、10から10の2乗年という事が出ていましたが、200年という評価は、どのようにして出されたのでしょうか。

 

東京電力尾野氏

今手元に資料がございませんから、確認してから回答させていただいてもよろしいですか。

 

おしどりマコ

わかりました、もう一つのQ&Aで「汲み上げる地下水に含まれる放射性物質は東京電力ではなく、第三者機関で測定し、適切に公表していくべきではないか」という質問に、「第三者機関においても測定を実施していただいております。」という回答ですが、この第三者機関の名前は公表されないのですか、毎回。

何処に依頼してるのか、など。

環境総合テクノスなど。

 

 

東京電力尾野氏

以来先につきましては、個別にこれまでご質問いただ折などにご案内いたしております。

 

おしどりマコ

あの、漁連などへの説明会の資料に第三者機関としてしか掲載されず、その機関名、分析センター名が載っていないという事についてです。

まぁ、質問をしましたらご回答をいただけるのですが。

 

 

東京電力尾野氏

これは、第三者機関ということで、多くくりな表現かもしれませんけれどもわかりやすく書いているのではないかと思います。

 

 

おしどりマコ

これは、住民の方々への説明会の資料には分析センター名は載せないのでしょうか。

「第三者機関」という表記しか見たことがありませんが。

 

東京電力尾野氏

そうですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

まぁ、ご説明の資料ということでございますれば、ある一定程度の、分量やあるいはわかりやすさやシンプルさというのも必要かと思いますので、コンセンサスした形で資料は作っているのではないかと理解してます。

 

おしどりマコ

わかりました。

えー、では71ページの、今後の検証の進め方、で「海水濃度の変動について」なんですが「港湾内の濃度変動について収支バランスを下に評価」これが8月めどで、港湾内の流動解析の実施の検討が9月めど、ということになっているのですが、これは、 2年前に超高濃度の汚染水を海洋に、港湾内に漏えいした時から、この港湾内の流動解析というのはやっておられなかったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

港湾内の流動解析と云うのは、なかなか難しい仕事だそうでございまして、そうしたことも含めて検討しているところでございます。

 

 

おしどりマコ

それは2年ずっとやってきて9月に出るということなのか、指示を受けて数ヶ月出てるということなのかどちらなんでしょうか。

 

東京電力尾野氏

今回の出来事の評価のための解析というふうに聞いております。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

では、2年前の漏洩に関しての評価は特に取り込まれなかったのか、難しいからやらなかったのか、少し評価をしていたのかどちらですか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっと確認をさせていただきたいと思います。

 

おしどりマコ

わかりました、よろしくお願いします。

 

 

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非破壊検査でしたか...

けっこう高い線量が出るものですね。
放射線透過試験の線源からどれくらいの距離でこの値だったのでしょうね、
走行サーベイ中に検出ということは、道路で7μSV/hだから、
けっこう線源から離れていると思うんですけどね。
すぐに非破壊検査とわからなかった、ということは、
いろいろな遮蔽も考えられるし。

原子力百科事典、atomicaを貼っておきます。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=08-01-03-11

放射線障害防止法の対象外の装置ということは
1MeV未満のX線装置なのかな?

現在調査中、ということなので、追加情報もあるでしょうけど、
もすこし聞いてみようかしら...


※ところで、規制庁の第1報をアップしたとき、
「ソースが書いてないから信用できない!」
「情報に責任を持て!」とかいうコメントがあったのですが、
規制庁のメールをそのまま公開しているだけです。

いちいち説明するのが面倒ですので、
ツィッターのフォロー、フェイスブックの友達をそっと外させて頂きました、あしからず。

緊急メールがくるたび、急いでアップしたほうがいい内容であれば、
道端にしゃがんででも作業しております。
報道宛ての緊急メールを公開しているメディアはあまり無いと思います。
ゴフマン、間違えた、ご不満であれば、ご覧にならないでくださいませ。

無料で情報を発信しているところは、私も受信者を軽く選びたいと思います(^^)


(原子力規制庁からのメール、11:40)

報道関係者 各位 

昨日(25日)お知らせした北茨城市で走行サーベイ中に一時的な高線量を確認した件について、
走行サーベイを実施した7月12日9:20頃、南中郷工業団地の工場で放射線を用いた非破壊検査を実施していたことを確認しました。
走行サーベイ中に検出された高線量はこの非破壊検査によるものと考えられます。
既報でお伝えしたとおり、現在、現場で特段高い放射線量はみられていません。
なお、本非破壊検査の性能について確認したところ、放射線障害防止法の対象外の装置であることを確認しております。


===(以下、第1報でお知らせした内容)====
日本原子力研究開発機構(JAEA)から、北茨城市の走行サーベイ結果において、同市内の工業団地付近で異常に高い線量率(7マイクロシーベルト毎時)を検出した旨の連絡がありました。(本日(25日)15時30分頃から順次受信)

本日(25日)16時頃、同工業団地付近で空間線量率の再測定を実施したところ、高い線量率は確認されませんでした。

○12日9:20頃、北茨城市が北茨城市南中郷工業団地の走行サーベイを実施。

○24日、JAEAがこのサーベイ結果を分析していたところ、同工業団地付近で異常に高い線量率(7マイクロシーベルト毎時)を検出していたことを確認。

○このため、25日16時頃、JAEAが同工業団地付近の空間線量率の再測定を実施したところ、高い線量は確認されなかった。

○異常なデータの原因については、現在調査中。

以上



 

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