2013年11月1日東京電力定例会見マコちゃんの質疑部分

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  1 回目の質問                              

おしどりマコ
「2号機の温度計信頼性評価結果」についてなのですが、すいません毎回聞いてしまいますが。

この2号機の熱電対が突出して故障が多い理由の評価というのはまだされてなのでしょうか。

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東京電力尾野氏

これまでご説明さしていただいた通りで、特に具体的な理由ということについてはわかってございません。

 

おしどりマコ

わかりました。

3号機の熱電対が、突出して故障数が多いということについて、特に評価、推計は検討しないということでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これまで様々な状況調査などをしてきているわけでございますが、個別具体的にこれである、ということを見極めるというところまで行ってございませんし、現状を考えてみますとこれ以上新しい情報が出てくるという風にも思いませんので、解明ということについては特に進めておりません。

ただ、すでにご案内の通りでございますけれども、 3号機の温度計につきましては新設の温度計を外部から取り付ける、といったことをしてございますので、内部の状況も確認していくための手段ということでの温度ということもそうですし、それから格納容器内にカメラ等々を入れて状況を見ていくというようなアプローチ、そうした事を進めてるところです。

 


おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

すいません、ご回答をいただいていたら申し訳ないのですが、以前から質問しておりました件と、先ほどのテレビ朝日の松井さんからのご質問にも関連するのですが。

タンクエリアの地下水のサンプリング試料が高濃度のものが汚染土壌の表土などが流れこんでいる、と評価されるのであれば、どの程度の残砂が紛れ込んでいるか、そのppmを公表して欲しい、と要望してるのですがいかがでしょうか。



東京電力尾野氏

はい、確かそういうご質問をいただいていたかと思います。
それで、汚染土の土壌が流れ込んでいる、あるいはそれを溶かした水が流れ込んだ、そうしたことからB1などの濃度に繋がっているだろう、と申し上げておりますが。

セシウムなどと違いまして、ストロンチウム、β核種ですね、こちらのほうは水に溶けやすいと言うことでございますから、水に溶けたものを私どもとしては見ている、というかこかと思います。
で、大体測っている物として、以前ご質問頂きましたけど、汚染水対策ワーキンググループ等で、当社関係者などが残差分などを見てますよ、というようなことを言っていたということでございますが、海側等々の測定では大体5ppmというところで、懸濁分ですね。

これが、管理してるということでございます。

ただですね、今排水路というのはそこまでの管理をしていると言う状況ではございませんで、まあ水を汲んで測っている、ということですが。

ただし、測定を行う際にβのほうにつきましたは乾燥させて測定をするということも行ってますので、残差分が非常に多い状況であればそれはわかりますので、特に残差分が多い状態での測定をしているという状況でないという事は認識しております。

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おしどりマコ

わかりました。

以前も質問させていたきましたが、第8回の汚染水対策ワーキンググループで、東京電力の社員の方が5ppm以下という基準で見ている。
とおっしゃっておられたのは、これは海側、護岸エリアの観測孔のサンプリングということですか。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

ではこのタンクエリアのさまざまな観測孔や排水路などは、そのような残差の濃度基準は特に設けていないということで良しいですか。

 

 

東京電力尾野氏

はい現場そういうことでございます。

 


おしどりマコ
わかりました。
「特に設けていない」とおっしゃるのはppmを測っていないということですか。


東京電力尾野氏

はい、そうです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、護岸エリアは5ppm以下だということで、護岸エリアは測っておられる。

という事ですか。

 

 

東京電力尾野氏

護岸エリアの方は、5ppmで測っております。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

護岸エリアの方だけでも測っておられるデータは公開して頂けませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

今のところ特に、そうした事は考えてございません。

 


おしどりマコ
それはどういった理由でですか。


東京電力尾野氏

改めて集計をする、というような考えではございません。

 


おしどりマコ
集計といいますより、有る物を出していただくという。

集計する手間もなく、、。
1行付け足すぐらいの話だと思うのですが。

 

 

東京電力尾野氏

まぁ、おっしゃる事は常に「簡単にできるだろう」と思っておっしゃっておられるのだと思いますが、具体的に今そうした整理をしてございませんので、申し訳ございませんが回答を差し控えさしていただきたいと思います。


おしどりマコ

んん、、、?

整理、ではなく、測定されているものを公開して欲しいという事なのですが。

 

 

東京電力尾野氏

あの、申し訳ございませんが、その様な対応は今考えてございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

まぁとりあえず護岸エリアのサンプリングは、残差は測定しているということですね。


東京電力尾野氏

はい、そうです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、タンクエリアに戻りますが、その乾燥した後に残差分が多い状態ということがわかる。

というのは、これは目視のみで確認しているということですか。

 

 

東京電力尾野氏

状況として測定条件が変わっているということであれば、つまり残差が非常に多い状況であればわかります、ということですから、それは目視で確認しているということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

以前、 E-1の地点で1番初めに測定したものもコンタミが多かったのでストロンチウムが高濃度出た。

というご回答いただいたのですが。

これはE-1のコンタミがどの程度だったかというppmも公開してほしいと要望していたのですが、ではその過去のE-1のppmは測定していないということですか。

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東京電力尾野氏

いないです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは目視で残差が多かったということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい、そうです。

 

 

おしどりマコ

その初期の頃はその一部の簡易測定法がまだできていなかった時期だと思いますが。

これもそのストロンチウムの乾燥方で測定していたということですか。

 

 

東京電力尾野氏

ここで申し上げてる話というのは、いわゆる通常の方法での測定です。

 

おしどりマコ
短期間で、ではなくですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

10月30日の資料で、「福島県漁連組合会議説明資料」  というものを東京電力の方が東京電力のサイトの方で公開されておられますが、その中の「4号機使用済み燃料プール内の燃料取り出しについて」 

という資料で、「万か?一燃料か?壊れて他の燃料の上に落下したとしても、敷地境界における

 被は?くの影響は小さいことを確認しています。」という一文が有るのですが。

あの、この万が一燃料が壊れた場合、どの程度敷地境界で線量が上がる、という評価はされてるのでしょうか。

具体的に。

 

東京電力尾野氏

これは昨日のロードマップの資料の中に書いてございますのでご確認頂ければと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました確認致します。

ありがとうございます。

最後にもう一点。

以前質問しましたものの回答いただきたいのですが、 10月22日の原子力規制庁との面談資料  の中で1 、 2号機の排気筒の調査についての資料がありまして、その中で10Sv/h以上の付近を測定する測定モニターを多チャンネルエリアモニターとして、1SV/h以下のもので測定しているのですが。

これは当初から10Sv/h以上の付近を測定するのにこのモニターは適切かどうか、どの辺りの何を測定されるのか。

という質問をしていたのですが、ご回答をいただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

 

ご質問は1SV/hの測定器で10SV/h以上というのが測定できるでしょうか。

ということであるというふうに理解してよろしいでしょうか。

 

 

おしどりマコ

そうです、そうです。

その付近を測定するモニターとしてこの機器を??してどの様に調査をされるのかという質問です。

 

 

東京電力尾野氏

調査をされる、というのはどういう事でしょう。

あの、これからという意味ですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

これからということでありますれば、個別に具体的に検討していくということで、 、 。

 

 

おしどりマコ

この10月22日のこの面談のしりの排気筒の調査というのはまだ行われてないのですか。

他にいろいろ使用後にしても出てきませんので。

計画として提出されているので。

 

 

東京電力尾野氏

計画をお示しさせていただいてるものかと思いますけれども。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

測定範囲が 0.001?999.9mSv/hの機器なんですが、測定されるエリアは同じ資料の中で10Sv/h以上と書かれた付近。

えー、80cm離れた地点などの測定なのですが。

これは、その辺りを測定すると振り切れるということは予想されるのではないでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、手持ちの線量計ですね。

これは1Sv/hまでの物ということになりますけど、前回10Sv/h以上というような評価をしてますが、これは測定する対象との距離との関係で、評価補正を行った上で10Sv/h以上とゆうふうな判断しているものであります。
ですから、今後調査をする上でも同じ様な手法は取り入れるというふうには考えてございますけれども、今後やることにおいては個別の状況に応じた対応がなされると思っております。

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おしどりマコ

すいません、以前今泉さんに質問をしました時は資料を確認してから回答する。

というご回答だったのですが。

今の回答は、すいません、尾野さんのご推測でのご回答のような気がしますので、資料をご確認いただいて、どのような調査をどの機器でされるのかというご回答をいただけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、ご質問は「10月22日の時点において、説明している中で10Sv/hというものがあるのだけれどもそれはどうはかったのか」というご質問。

 

 

おしどりマコ

違います。

 

 

東京電力尾野氏

過去形のご質問ですか。

 

 

おしどりマコ

違います。

10Sv/h以上の付近を最大値が1Sv/h未満のもの(測定機器)で、その付近の調査をするということに関して、もっとレンジが大きいものでの調査が必要では無いのか。

このレンジの小さいもので何を調査されるのか。

という質問です。

 

 

東京電力尾野氏

そういうことから言いますと、先ほど申し上げた通り現状持っている線量計というのは1Sv/hのものでございますから、 この1Sv/hの物を用いて距離等々によって、補正等を行うということを組み合わせながら調査を行うということになります。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

ではそれは組み合わせて大体どの程度の線量まで測れるものなのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

、、、えーそれは条件等によって変わってくるかと思いますが、個別のことにつきましては調査結果を踏まえてご説明したいと思います。

 

 

おしどりマコ

あ、すいませんその調査計画のことについて。

最大値、どの程度まで測定できるのか、という作業計画ですのでご回答だけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

現状の作業計画と言うことで、申し上げれば我々としては10Sv/h以上というようなところで、前回も、それはそれ以上という整理をしてございましたから、ある一定以上のところまで行けば、それがどれほどか、ということについては、ある程度の不確定性が出てくるというふうに思っております 。

 

 

おしどりマコ

すいません、わかりました。

不勉強で。

1Sv/h未満のものでも少なくとも10Sv/hまで、距離等々の推計で測定できる。

という理解でよろしいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、我々としてはそのように前回対応させて頂きましたから、それを踏まえて調査を行っているということであります。

 

おしどりマコ

では今回は10Sv/hがMAXだ、という理解で宜しいですか。

 

 

東京電力尾野氏

現状その様に考えていただいて結構かと思います。

 

おしどりマコ

分りました、ありがとう御座います。

 

 

  2 回目の質問                              

おしどりマコ

すいません、一点確認を忘れたのですが、測定器の件で。

東京電力が持っていらっしゃるモニターのレンジで最大値の物はどれくらいなんでしょうか。

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東京電力尾野氏

これは確認した上で回答させてください。

 

 

おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
ああ、その10Sv/h以上のものも、 1Sv/h未満の物で測定して、これは、どの程度の誤差が生じるか、そして測定値等、どのような評価で出したかというのも、すいません、測定の不確定さなども含め出していただけたらと思います。

よろしくおねがいします。

 

 

 


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2013年10月25日東京電力定例会見より

DSC08721.JPG  宿題の回答                              
東京電力今泉氏
1、2号機の排気筒の落下物対策で、その作業において、計画線量、並びに被ばく線量の実績は幾つか。と云うご質問を頂戴しております。
〈計画線量〉
  3.0mSv/day

〈被ばく線量最大値〉
  2.16mSv/day

観測孔のE-6、E-7、E-8、F-1の穴の深さ及び水位について教えて欲しいとのこと。
水位については、グラウンドレベルからマイナス幾つかという所で教えて欲しいというご質問だったと思います。
〈観測孔の深さ〉
E-6、E-7、E-8共に約25m
F-1 約7m

〈水位〉10月19日時点
E-6 約GL-5.8m
E-7 約GL-2.6m
E-8 約GL-4.9m
F-1 約GL-1.2m

もう一点、B排水路のo.p.は幾つかというご質問がございました。
こちらは、正確に排水路のo.p.をご提示するデーターはございませんが、概ねH4エリア近傍の排水路というのは、大体35mの高さの地盤に設置されているという状況です。
排水路の深さが約1.5mと云う様な状況かと思います。

で、E-4、E-5近傍におけるB排水路のライニングは終わっているか。
と云うご質問がございました。
このB排水路のライニング施工ですが、現在これを実施している所ですが、私共の計画ではB-0という測定ポイントから、C-1、BラインとCラインが合流する地点。
ここまでライニングの施工をしようということで、計画をして既に工事開始してますが、まだ進捗してませんが、大体無線中継所の近傍、H4タンクエリアにはいる上流側の約30m程度の範囲でライニング作業を現在行っています。こちらが完成したら順次残りの部分を行って行くという状況です。

最後の一点になりますが。
H9西エリアの配管の弁の保温材の隙間から滴下が発見されたことに関して、滴下水の全βが1,100Bq/Lということにあったにも関わらず、雨水出あると判断してるが、その判断はなぜかと云うご質問だったと思います。
まず一つは配管からの漏えいと云う、、、ではないと判断した根拠としては、こちらの実際に保温材を外しまして、この配管からの滴下があるか、ないかの確認をしています。
その結果特に、配管からの滴下が無いと云う、事実で判断してるということです。
それと、1,100Bq/Lですが、実際にタンクからの漏えいと云う事になりますと測定値がもう二桁ぐらい高いオーダーで検出されることが予想されてまして、そう言った意味でこの1,100Bq/Lと云う数値は実際にはタンクからの漏えいではないと、考えています。
では、一体何かという風に考えているかと言いますと、雨水等が保温材に染み込みそこにフォールアウトで付いていた放射性物質、その影響で1,100Bq/Lと云う数値が出てきたのではないかという風に現在考えているところです。

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  1 回目の質問                              

おしどりマコ
ボート様々なご回答をありがとございます。
B排水路の帯について、約深さ1.5メートル、 35メートル盤の約1.5メートルということですが。
E-3、E-4、E-5のo.p. を以前教えて頂いた時に、排水路の下流に従ってo.p.が高くなっているので、排水路を深く掘削して、傾斜をつけて排水しているはずなので、どの程度の傾斜が付いているか知りたいので、やはり排水路のグランドレベルマイナスどれくらいになっているのか、もしくは、排水路の底面のo.p.を教えていただけませんでしょうか。
宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
排水路の底面の、、何と言いますか、おっしゃる様に測定、、。
それぞれのポイントで、どれ位のo.p.にあるかと云うのは中々そういったデーターと云うのはないんですが。


おしどりマコ
そうですね。
グラウンドレベルマイナスどれ位かで、大丈夫ですね。
因みにE-3が35.52なんですが、E-5が36.39なんですね。
なので、Bの排水路は下流に従って高くなってますので、排水路は深く掘削しないと自然に流れませんので、グラウンドレベルマイナスどれ位になっているのかを、教えて頂けませんでしょうか。
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東京電力今泉氏
おしどりさんのご質問の趣旨は、 、要はグラウンドレベルは、そうですけれども、排水路が逆側に傾斜していって水が流れないんじゃないかと言う、、 。


おしどりマコ
いや、違います。
排水路のo.p.若しくはグラウンドレベルマイナスどれ位か、が分かることで、地下水位と排水路の底面との余裕量が分かりますので排水路の底面の正確なグラウンドレベルマイナスどれぐらいかというのが知りたいのです。


東京電力今泉氏
えーと、先ほどちょっとご質問にお答えした際にですね、大変申し訳ないと思いながらご質問にお答えしてるんですが、排水路の底面というのはこれ35メートル、 o.p. 35mの高さで大体深さが1.5mというそういったざっくりしたお話をさして頂きましたけれど。
これがご回答になるかと思います。


おしどりマコ
グラウンドレベルマイナスどれくらいになるか、というのは測定はされていないということですね。
各排水路のポイントで。
大体でいいんですけど、どの程度の傾斜が付いているのか、 100分の1とか、どういうご回答の方式でも良いのですが、確実に排水路の下流に向かってo.p.が高くなっておりますので。
どの程度の傾斜がついてるのか知りたいのです。


東京電力今泉氏
まあちょっと、そのご趣旨にきちんとお話しできるようなデーターというのがあるのかというのが私もよく分かりませんが。


おしどりマコ
はい。
お調べしてご回答いただけるとありがたいです。
宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
ちょっと、ご回答できるかどうかちょっとわかりませんけれども今は。


おしどりマコ
で、1、2号のスタックについてもご回答ありがとうございました。
22日規制庁の面談資料をみますと、SGTS配管付近の線量の調査を今後される予定になってますが、その時に測定する機械の多チャンネルエリアモニターの測定範囲が、999.9mSv/hまでなのですが、このSGTS配管は資料の中でも中心部分は、 10Sv/h以上となっておりますので、この測定範囲で1、2号スタックの周りの線量測定をされるというのはこれ以上の物は測らないということですか。
結局1Svも測れないということですよね。


東京電力今泉氏
ええ、まあ実際に、そこのエリアモニターですので、そのエリアを測るために適切な計測器は設置されていると思います。


おしどりマコ
すいません、質問の意図は。
エリアモニターのマックスが1Sv/h未満なのですが、この付近は10Sv/h以上だという表記ですので、これはどのような測定をされるのかということですか。
1Sv/h以上は今回も測らないということですか。


東京電力今泉氏
実際にそこにエリアモニターが設置されているので、その範囲で測定するということです。


おしどりマコ
わかりました。
この10Sv/h以上の地点から約0.8mの所も測定ポイントに入っておられますが、この10Sv/hの地点の測定に1Sv/h未満の測定器で調査するという事なんですね。


東京電力今泉氏
ええ。
そういったエリアモニターを設置しております。


おしどりマコ
これ以上測らない。


東京電力今泉氏
実際には測れないということです。

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おしどりマコ
わかりました。
これは、測るご予定はないんですか。
大体何Sv/h以上だという形ではなく、実測値としてどれくらいだという。


東京電力今泉氏
そういう意味では、私も今そこの計測範囲が、今おしどりさんがおっしゃっている、おしどりさんが何か、私どもから、規制庁の資料をご覧にいただいてそういったご質問をしていただいていると思いますが、私自身がその測定範囲とか計測器自身がどういったものがあるか、という事は今申し上げられませんので、ちょっとそのご質問には今お答えする事ができません。


おしどりマコ
わかりました、ご確認の上ご回答頂けるとありがたいです。
で、あのもう1つ冒頭でご回答いただいたのですが。
すいません、質問の趣旨が伝わっていなかったようで。
セシウム134、137、ストロンチウムともはるかに排水の告示濃度限度を超えているものに対して[滴下していた水は雨水であると判断いたしました]と云う文言が適切かどうかと云う質問なんですね。
雨水に汚染がコンタミが生じているものであって、直接の漏えい水では無いと云うだけですよね。
なので[雨水であると判断いたしました]という文言は適切か、という質問です。
判断根拠では無いです。


東京電力今泉氏
あ、あのー、そう言った意味では、今後ちょっと注意して参りたいとは思います。


おしどりマコ
わかりました。
で、以前から聞いてました、観測孔のサンプリング試料の残差がどの程度あるか、ppmを公開してほしい、という件に関しては如何ですか。


東京電力今泉氏
えーと、すいません。
ちょっとそこまで今日は準備出来ておりません。


おしどりマコ
わかりました。
また宜しくお願いします。

 

  2 回目の質問                              

おしどりマコ
この地下水位の挙動についてうかがいたいのですが。
23日の発表資料から、この地下水位のo.p.が、縦軸が4mから5mになったのですが、この付近、護岸エリアは地盤が4m盤だとおもいますが、縦軸が5mになった理由と云うのは何ですか。
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東京電力今泉氏
特にございませんけど。


おしどりマコ
わかりました。
23日の発表になった、21日の地下水位から、2、3号機間の地下水観測孔No.2が4mを超えているんですね。
で、4mを超えているという事は、溢れたということですか。


東京電力今泉氏
え、えーと、これは、2、3号機間ですか。


おしどりマコ
はい、2、3号機間の地下水観測孔No.2です。
見方にもよると思いますが。
横線を引きますと、明らかにo.p.4mを超えているように見えるのですが。


東京電力今泉氏
2号機については一部、ガラスの壁が出来上がっていない部分もありますので、そういった意味では護岸の方には一部地下水の方は抜けているという状況だとおもいます。


おしどりマコ
つまりこれはo.p.4mを超えたということなんですか。
これは、何と言いますか見方が分かりませんでしたので。
地盤が4mのところで地下水位が4mを超えるというのは、どういう現象だったのか知りたいのですが。


東京電力今泉氏
実際にここの現場を確認している人間と話してみますと、地上に水が湧き出ているという状況ではないという事ですが、いずれにしてもこの、ガラスの壁は一部まだ閉塞してませんので、ここの部分と云うのはまだ地下水は出ている状況だとおもいます。

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おしどりマコ
地下水が出ている、、。


東京電力今泉氏
あ、ああ、移行していると、、。
護岸の方に。


おしどりマコ
つまり、海に流れているということですね。


東京電力今泉氏
流れている、はい。


おしどりマコ
では、このデーターロガーで、計測したo.p.4m盤を超えているという現象は特に、目視で何も無かった、ということなんですね。
まあ、こういう数値が出た、という事なんですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
この数字が出てから縦軸がo.p.5mに変わったのですが。
これは、確認ですが、護岸エリアというのはo.p.4mで、4m以上の部分も有るという事ですか。
それともo.p.4m盤がMAXという事でしょうか。


東京電力今泉氏
実際には、4mでずっと整地されてる訳ではありませんので、、。


おしどりマコ
多少高いところはある。


東京電力今泉氏
多少高いところはあると。


おしどりマコ
わかりました。
ではこの、2、3号機間の所は、この観測孔No.2に限らず2-5も2-6もかなりo.p.4m盤に近付いておりますが、豪雨の後この付近はグラウンドレベルギリギリまで地下水位が来ていたということですね。


東京電力今泉氏
まあ実際にこの測定の通りだと思いますけど。


おしどりマコ
わかりました。
因みにこれは3、4号機間も同じだ、ということですね。


東京電力今泉氏
3、4号機間、そうですね殆どガラス打ってませんので。


おしどりマコ
ガラスが打っていない所は、、。


東京電力今泉氏
あの、別に普通に、、。


おしどりマコ
普通ですよね。
護岸の方に抜けて行ってますよね。


東京電力今泉氏
そ、そういうことです。


おしどりマコ
その辺りは、ガラスを打っていないにも関わらず、なんていうんでしょう。
雨が降るとグラウンドレベル迄地下水位が来てしまうという事なんですか。


東京電力今泉氏
まあ実際に雨が降って、それが地下水として水位を上げているという事だと思います。


おしどりマコ
わかりました。
23日に、o.p.が4m超えてから、縦軸が5mになったんですが。
特に、理由はない、ということですね。


東京電力今泉氏
特にありません。


おしどりマコ
わかりました。
で、福島第一原発の状況について伺いたいのですが。
1号機の原子炉建屋1階の瓦礫撤去が完了したということで。
この瓦礫撤去が完了した部分の以前から申してますが、現場検証用の写真を公表してほしい。
もしくは現場検証用の写真を撮影しているのか、という質問をしているのですが、この付近についてはいかがでしょうか。


東京電力今泉氏
おっしゃられてるのはその、取った後現場検証で何かその、、、。


おしどりマコ
取る前です。
瓦礫を撤去する前です。
爆発によって、どの部分の瓦礫がどの場所に落ちたのか現場検証用に一つ一つ写真撮影を行いながら撮ったのか、ということです。


東京電力今泉氏
実際に撤去前、撤去後と書いてあるのでこういう写真撮っているのだと思います。


おしどりマコ
それは現場検証用ですか。


東京電力今泉氏
現場検証用というか、現場の、、。
我々が検証というよりも現場の状況が前と後でどう変わったか、ということです。


おしどりマコ
わかりました。
不勉強なのですが、消防法では爆発も火災の定義に当てはまりますので、消防法24条で通報義務があると思うのですが。
何かしら、すいません不勉強で、原発事故の爆発は消防の現場検証というものに関しての、線量が高い諸々ありますが、何かしら準備はしなくていいということなんですか。
すいません不勉強で。


東京電力今泉氏
あ、いえいえ、あのそう言われると私も不勉強で申し訳ありませんが。
えーと、そこについては私も何と申し上げられますか、、。


おしどりマコ
これあの、すいません、そもそも論で申し訳ありませんが。
原子炉建屋が爆発した際に24条の通報義務で消防署には通報されたのでしょうか。


東京電力今泉氏
関係する所には連絡はしたと思います。


おしどりマコ
わかりました。
あの、油漏れや発煙などの事象は毎回通報されて消防署の方が入られて現場検証を行っておられますが。
爆発に関しては、何かしら爆発に関する現場検証の写真提供などは行ってはおられない、ということなんですね。
もちろん消防署の方にも確認しますが。


東京電力今泉氏
消防に対してですか。


おしどりマコ
はい。


東京電力今泉氏
そこはちょっと私はお答え出来ません。
あ、お答え出来ないと云うのは、、。
あの、そこはわかりません。


おしどりマコ
はい、わかりました。
で、では毎回、瓦礫の撤去前、撤去後の大まかの写真ではなく、 1,000枚の写真公開や、毎回公表していただいている写真もチェックしたのですが、現場検証用の写真ではありませんで、現在写真だけでも画像に基づいて対象の3次元データを抽出する技術が有りますので、それ用にそれぞれの瓦礫の現場検証用の写真を撮っているかどうか、というご確認をよろしくお願いいたします。


東京電力今泉氏
あの、現場検証と云うのは、消防の現場検証ですか。


おしどりマコ
消防の、えー。
爆発の事象に対する現場検証です。
どの瓦礫がどの部分にどの様な力が加わって落ちたのか、という爆発の現場検証です。


東京電力今泉氏
まあそこの写真と云うのは別に公表するとか、そう云った気持ちは有りませんけど。


おしどりマコ
あ、公表するとか、しないとかがないということで。
では消防の現場検証用に撮影したのか、という事はご確認頂けますか。


東京電力今泉氏
そこはちょっとよくわかりませんけど。


おしどりマコ
ん?


東京電力今泉氏
いや、よくわからないですけど。
あの、現場検証用にまあ、もし、これは分かりませんけど、消防がもし現場検証した時にはその消防の方でしっかりそこは現場を見ているだろうと思いますけど。
ただ、そういった状況だったか、という事は、私も今何とも申し上げられません。

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おしどりマコ
わかりました。
まあ、爆発は火災の定義に入りますので。
通報されたということで、その現場検証用の写真を撮っているかどうかというのを、ではご確認下さい。
よろしくお願いします。


東京電力今泉氏
まあ、わかるかどうかわかりませんけど。


おしどりマコ
よろしくお願いします。

 


 

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(原子力規制庁からのメール 19:45)

大阪市立大学の放射性同位元素等取扱事業所における放射性物質の漏えいについて報告を受けました

原子力規制庁は、10月31日、大阪市立大学から、同大学の放射性同位元素等取扱事業所おける放射性物質の漏えいについて、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に基づく報告を受けました。

1.大阪市立大学からの報告内容
10月31日、大阪市立大学から、同大学の放射性同位元素等取扱事業所の管理区域外に放射性物質が漏えいしたとして、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に基づく報告を受けました。
同大学から報告の概要は別紙のとおりです。

 →別紙については添付ファイル「別紙.pdf」又は以下のホームページを御覧ください。


2.原子力規制庁の対応
本件について、現地原子力保安検査官が、現場の状況などの確認を行っています。
今後、汚染や密封線源の状況等を確認するとともに、大阪市立大学が行う原因究明及び再発防止策について、厳格に確認していきます。

<参考>
 添付1: 管理区域内外の現場写真

 →添付1については添付ファイル「添付1.pdf」又は以下のホームページを御覧ください。


※本プレスリリースは原子力規制委員会のホームページに掲載しています。
http://www.nsr.go.jp/activity/bousai/trouble/20131031-1.html



 


原子力規制庁広報窓口 からのメール 14:22

報道関係者各位


【本件は、RI法に基づく法令報告事象です。】

大阪市立大学において、使用施設の管理区域内で放射性同位元素(トリチウム)による汚染が確認され、管理区域外を調査した結果、管理区域外にトリチウム汚染が確認されたことから、本日(31日)、大阪市立大学より放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(以下、「RI法」という。)に基づく報告がありましたのでお知らせします。

大阪市立大学は本件について、本日(31日)15時半にプレス発表を予定しています。


<大阪市立大学からの報告の概要>
○29日15時56分頃、使用施設を閉鎖するにあたって、管理区域内のスミア検査を行ったところ、密封線源の貯蔵箱蓋表面などに放射性同位元素(トリチウム)による汚染が確認。

○密封線源は、ゲルマニウムに気体状のトリチウムを吸着させたもの。(許可申請書から確認)

○貯蔵箱蓋の推定全汚染量は32キロベクレル。

○当該密封線源の貯蔵箱が置かれていた作業室の出入口付近の内側(管理区域内)と外側(管理区域外)についてスミア測定をしたところ、管理区域内で最大0.08ベクレル毎平方センチメートル(作業室内のドアノブから採取したサンプル)、管理区域外で最大0.30ベクレル毎平方センチメートル(作業室外のドアノブから採取したサンプル)のトリチウムが測定された。

○空気中のトリチウム濃度の測定結果は以下の通り。
 管理区域内の空気中濃度 2.8×10マイナス7乗ベクレル毎立方センチメートル(先方は、バックグラウンドと同等と評価)
 管理区域外の空気中濃度 2.2×10マイナス7乗ベクレル毎立方センチメートル(先方は、バックグラウンドと同等と評価)
 ※トリチウム(水の化学形)の空気中濃度限度は、8×10マイナス1乗ベクレル毎立方センチメートル

○10月31日13時、大阪市立大学は管理区域外への放射性物質の漏えい事象であり、RI法に基づく法令報告対象事象と判断。(31日13時20分受信)

本件について、10月29日から30日にかけて熊取規制事務所の保安検査官が現場確認を実施しております。

以上



 


2013年10月21日東京電力定例会見

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おしどりマコ
水位の公表ありがとうございます。
わたし以前から、少なくとも先週の16日からEシリーズのo.p.を全て出して欲しいと要望していましたが1と2は、松井さんとのやり取りで出来ましたが、3、4、5、6、7そしてF-1についてもo.p.を宜しくお願い致します。


東京電力今泉氏
はい、えーと、すいません。
よろしいですか。
E-3 35.52
E-4 35.52
E-5 36.39
E-6 35.59
E-7 35.55
E-8 35.45
F-1 36.43


おしどりマコ
ありがとうございます。
E-6以降については、観測孔の深さは資料として出てないのですが。
深さも教えていただけますか。


東京電力今泉氏
ちょっと手元にいま、その深さのデータがございませんので、確認をします。


おしどりマコ
わかりました。
第8回汚染水対策ワーキンググループでは、16日のこの定例会見でも配られた資料では、10月8日時点での、1から5までのグランドレベルマイナスどれ位水位が有るか、ということも発表されているのですが、6、7、8とF-1についてはグランドレベルのマイナスどれ位の位置に地下水があったか、と云うのは測定はされているのでしょうか。


東京電力今泉氏
それは、だけど、、。


おしどりマコ
この表を見たら相関で出ると思います。


東京電力今泉氏
そうですね、ええ。
はい。


おしどりマコ
あの、E-1〜E-5は具体的に10月8日に測定をされておられますので、そしてその相関が正しい事を調べておられますので、そういう測定はやっておられるかどうかという質問です。

東京電力今泉氏
えーと、実際の水位のデータと云うのは、今日お示ししたものになるかと思いますが、この前お示ししたデータ類にはみなさんにお示ししたものかと思います。
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おしどりマコ
わかりました。
で、汚染水対策ワーキングで、地下水位の上昇によって排水路に直接地下水が溢れる可能性を指摘されておられましたので、それでこのような一連の資料が前回出てきたのですが。その時に東京電力は降雨後の水位変化は最大で0.5mと云う文言を先週の資料には付けておられまして。
今回推移上昇が1m、最大で2mということで、排水路の側面と、E-4などの地下水位の水面が、2.3mしか離れておりませんので、豪雨のによって地下水位が上昇して排水路に溢れでる可能性というのは委員の指摘通り存在すると思うのですが、いかがですか。


東京電力今泉氏
今おしどりさんがおっしゃっているのは「先般ワーキンググループでお示ししたこの表で、実際そこから大体水位の変化というのが0.5mであるから、その排水路というのはそこまで到達しないよ」というこの一連の資料の事を仰っておりますよね。


おしどりマコ
あ、はい。
50ページの一番下に、文章で[降雨後の水位変化は、最大て?0.5m程度]というのが東京電力の方々の資料で付けておられ、ワーキングの説明でも「最大の水位上昇が0.5mで、排水路の底面と地下水位の上面が、 2m離れているので溢れる恐れはない」と説明されたのですね。
しかしまぁ今回、 2mの上昇があったということで、排水路に実際に地下水が直接触れる可能性があるのですが。


東京電力今泉氏
実際にこれ、E-7というのがかなり排水路から離れた場所ですし、先程申しました通りこの辺一連の水溜りがかなりある箇所です、元々森林を伐採して作った所。
で、そこの水溜りからの染み出しからと言いますか、そういった物で水位を上げている可能性があるという事で、そういう風に申し上げた物でして。
実際のこの、まあかなり、、他の所を見るとそれほど上がっていないという所もあって、ちょっとこれはそういった状況から申し上げれば、あまり変わらないのじゃないかなあと感じますけど。


おしどりマコ
わかりました。
では、この表を見ると、一番グラウンドに近いところに地下水が流れているのは、E-2の地点ですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
これは、豪雨など75.68盤になりますと、グラウンドから地下30cmぐらいのところに地下水が流れてると云う理解で宜しいでしょうか。


東京電力今泉氏
実際にこの水位から見ればそうですね。


おしどりマコ
1mあるかどうかというところに、地下水が流れてるという事ですね。


東京電力今泉氏
あの、すいません、おしどりさんのご質問の趣旨というのは「そうはいっても私が今申し上げたようなことを聞いても、実際にこいたデータを見てみると、排水路にかかっているのではないか」という御趣旨のご質問だと思いますが、、、。


おしどりマコ
排水路の件も含め、以前から私が来てますのは、各Eシリーズの観測孔のo.p.とグラウンドレベルからどれぐらいの位置か、ということで。
その、どのような地下水脈があるか、どうゆうように流れているのかを知りたかったのですね。
なので、排水路の事はご回答の中から外して頂いて。


東京電力今泉氏
あ、、わかりました。
ちょっと今の趣旨ですと「この近辺の地下水の流れがどうなっているかということをお知りになりたい」という事ですか。


おしどりマコ
ですので、有る分だけでも各観測孔の水位の位置、グラウンドレベルからどれぐらいか、o.p.はそれぞれどれくらいか、という事を知りたかったんです。


東京電力今泉氏
ご趣旨はよくわかりましたので、ちょっと、すいません、今お答えできるデーターと云いますか、整理が出来てませんので、確認をしたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
すいません、今の、もし、私の理解が充分でなければ、大変申し訳ありません、後ほどまた今のご質問のご趣旨を聞かしていただいて、しっかり対応出来るようにしたいと思いますので、大変申し訳ありませんがもう一度お願いします。


おしどりマコ
はい。
あの、タンクエリアについてお聞きしたいのですが、このG-6(南)のエリアでの測定と排水の経緯にちょっと疑問があるので教えていただけませんでしょうか。
2回採取のうちの1回目でストロンチウム90が、21Bq/L。
対応状況を見ますと[G6北エリアのト?レン弁開による排水後、ト?レン弁を閉にしG6北エリアへの堰内移送を実施。]
となっているのですが、G6南とG6北は、ひっついているということなんですか。
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東京電力今泉氏
これは、後ろの図をご覧いただきますと、このエリアというのは別れていると思います。


おしどりマコ
はい。
で、その[G6北エリアのドレン弁開による排水後・・・]と云うのは、南のエリアの溜まり水を排水したということですか。


東京電力今泉氏
これあの、一回ですね、南のエリアから北のエリアに堰内移送をやるんですが、その前にG6の北エリアのドレン弁を開いて、、、。
それをやった後ドレン弁を閉じて、南のやつを送ったと、そういう意味です。


おしどりマコ
北のものを空にして、南の物を北に移すと。


東京電力今泉氏
そうです、そうです。


おしどりマコ
なるほど。
[G6北エリアのト?レン弁開による排水後]と書いておられますが、堰外に排水した訳ではないということですね。


東京電力今泉氏
あ、いえ。
これは、堰外です。
G6北エリアですよね。


おしどりマコ
いや、G6南です。
G6南は、G6北エリアのト?レン弁開による排水、と云うのは。


東京電力今泉氏
ですから、G6北エリアの、まずここを送る前に弁を開けて排水をしました。
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おしどりマコ
ですよね、、、はい。


東京電力今泉氏
で、それを閉めて、、。


おしどりマコ
閉めて、で、G6南を移したんですよね。


東京電力今泉氏
移したということです。


おしどりマコ
なので、G6南は環境中に排水したという訳ではない、ということですよね。


東京電力今泉氏
あ、G6南は違います。


おしどりマコ
そうですよね、わかりました。

で、B南エリアについて伺いたいのですが。
10月2日に200,000Bq/Lの全βを検出して、10月20日の時点でもう、ストロンチウム90が、27Bq/L迄下がっていますが、この18日間のこの堰内のたまり水のサンプリングデータというのは無いのでしょうか。


東京電力今泉氏
ちょっと無いんじゃないかと思いますが、確認します。


おしどりマコ
はい、宜しくお願いします。
で、21日の未明の1時21分頃だったと思いますが、東京電力の緊急メールでH9西エリアのタンクにつながる配管の弁からの滴下についてのメールで。
滴下の水を分析した結果、雨水であると判断した。
というメールが来ましたが。
<滴下水分析結果>
 ・セシウム134 :430Bq/L
 ・セシウム137 :580Bq/L
 ・全ベータ  :1,100Bq/L
という結果で、これは単にタンクの汚染水の直接漏洩ではない、ということだけで、雨水と同義語では無いのではないかと思うのですが。
この東京電力の全β1,100Bq/Lの分析結果を持って「雨水である、と判断した。」
という文章がちょっと疑問なんですが。
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東京電力今泉氏
まあ、実際にえーと、要するにタンクからの漏洩があるわけではなくて、そこに雨が降って滴下したものこれがそういう数字であって、要はタンクから漏れたものでは無いということをいたかったのだと思います。


おしどりマコ
そうですよね。
タンクの汚染水の直接漏洩ではないということだけであって、雨水と同義語では、、。
これ、雨水と判断されたんですか、東京電力は。
過去の放射性物質汚染が、コンタミが生じてるということですよね。


東京電力今泉氏
ええ。
実際にはタンクからの漏えいではないとということを判断しているということです。


おしどりマコ
直接漏洩ではないということだけで、雨水であると判断した、と云う文言が正しいと云う事ですか。


東京電力今泉氏
要は、そういった新たな放射性物質が加わって、、。
 


おしどりマコ
あ、それは存じているのですが。
それは理解しているのですが[雨水であると判断した]という文言で正しいかどうか、という質問ですが。


東京電力今泉氏
まあ、実際に雨水がそこに溜まって来てるという事です。
あ、滴下してるということです。


おしどりマコ
あの、全βが1,100Bq/Lの水の分析結果として、東京電力から戴いたメールに記されていたのが。
[以上の事から滴下していた水は雨水であると判断いたしました。]
と、書いておられますので、そのような高濃度の滴下水が雨水と東京電力は判断していくという事なんですか、という質問です。


東京電力今泉氏
いやいや、えーと、1,100Bq/Lという数字の水が雨水という意味では無くて、それに加えてそれに何かその、新たな物が加わっていないということで、滴下したものは雨水という事だと思いますが、ちょっと通報分が手元に無いので、後で見て回答させて頂けますか。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
で、以前から聞いてましたが。
A排水路は何処かという質問のご回答頂けますか。


東京電力今泉氏
あ、はい。
えーと、敷地の真ん中を通って、 5、6号の方に行く排水路でございます。
そのことをA排水路と言ってますけど、後でちょっとどこの場所かはお示ししたいと思います。


おしどりマコ
ありがとうございます。
で、以前なぜトリチウムの簡易測定をしないのか。
という質問に対して「液体シンチで測っている」というご回答を金曜日にいただいたようですが、それは存じているのですが、どれくらいの時間をかけて測定しているのかという質問でしたのでまた改めて回答を宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
先日のお答えの中に入ってたかどうかですけど、時間は27時間、約27時間を要しています。


おしどりマコ
わかりました。
簡易測定は行っていないという事ですね、トリチウムに関しては。


東京電力今泉氏
はい。
実際にあの、試料を一昼夜放置して、いわゆるなるべく妨害するような核種というのも取り除く手順が必要になりますので、しっかり測るためにはそういうようなプロセスを踏んでやるということで全体で約27時間かかると言うことで、簡易的な測定とかそういう事ではないです。


おしどりマコ
わかりました。
この暫定排水基準として、規制庁が「トリチウムをなぜ考慮しないのか」ということを前回の汚染水対策ワーキンググループで仰っておられましたが。
すいません、これ確認したんですけども「測定しなくていい、という意味では無い」ということで、これは東京電力して暫定排水基準にトリチウムはやはり測定しないというご回答でよろしいでしょうか。


東京電力今泉氏
はい、一応基準に沿って判断していくと、測定値を求めて判断していくと。


おしどりマコ
え、測定値を求めてというのはその。
トリチウムは測定しないということですよね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。

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