2014年1月29日東京電力定例会見より
DSC00886.JPGおしどりマコ
まず先ほどの東京新聞の方のご要望と私も同じ要望をしたいのですが。
あの、2Fについての情報もこの定例会見で発表されてますし。
今ざっと事故に関する一斉メールもチェックしましたが、2Fの物も以前頂いております。
で、地震があった際の地震情報も1Fと2F共々来ておりますので、2Fの事故の情報も一斉メールでお知らせしていただければと、要望します。
宜しくお願いします。


東京電力広報
はい。


おしどりマコ
空気中の核種分析。
1ページ目がガス管理システムの気体サンプリング結果、この資料に関してですが。
3号機の原子炉建屋上部における空気中核種分析結果について伺います。
あの3号機の原子炉建屋上部から湯気が発生していた際は、この南西側で高濃度を検出されてましたが。
その際に下方向と横方向の2箇所で計っておられました。
で、下方向の方が常に高濃度だったのですが、これは南西側とだけしか書いおられません。
これは下方向でしょうか、横方向でしょうか。


東京電力今泉氏
えっとですね、ここは実際に湯気が出てきた際には、その湯気のメカニズムというかそう云った所を検討する意味でも、詳細に採ったと云う事はあるかと思います。
ここで出ているサンプリングについては、今まで定例的に採っていた物と変わらないのではないかと思います。
どういう風に採っているかは、何とも申し上げられないので確認さしていただきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、その定例的に採っておられるのが、下方向なのか、横方向なのか教えて頂ければと思います。


東京電力今泉氏
はい、そこは確認します。
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おしどりマコ
これは1月10日の9時50分からの物と12時からの物を比較しますと一桁程度上がっているのですが、これは10日に湯気が発生したのかどうかを調べますと、9日に「福島第一原子力発電所の状況」あの毎日頂いているのを見ますと、9日に湯気が発生して、12日に無しという情報しかありません。
11、12、13日と成人式のハッピーマンデーを挟みまして会見が有りませんでしたので、情報が出てきてません。
で、14日の物に纏めて、9日に湯気があり、12日にない、という風な表記になってますが。
この会見のこの状況の資料を作らなければ湯気の確認はされないと云う事でしょうか。


東京電力今泉氏
いえ、そんなことはないと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、その14日の資料で9日に湯気があり、12日にないというものしか書いておられないのですが。
10日、11日、12日、13日の湯気の発生状況はどこに書いてあるのでしょうか。


東京電力今泉氏
すいません。
今おしどりさん、どの資料をご覧いただいてるのでしょうか。


おしどりマコ
それは、ちょっと調べたのですが1月14日の「福島第一原子力発電所の状況」というこの1枚物を見ますと、9日に湯気があり、12日にないというものしかないのですね。
で、11、12、13日は会見が有りませんので、その間の湯気の発生状況がわからないのです。


東京電力今泉氏
すいません、ちょっと私も手元にないので、確認をいたします。


おしどりマコ
わかりました。
えー、その湯気の発生状況はどのように調査されているのかという事と、この10日に関して9時50分と12時で一桁程度上がっていますので、その間の湯気の発生状況について、この2点を宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
で、この福島第一原子力発電の状況の資料で。
既にご説明が有ったら申し訳ないのですが、1月20日まで湯気の発生状況の記載があるのですが、21日から無くなっております。これはもう記載されていかないという形なのでしょうか。
すいません、もう既出でしたら申し訳ないのですが。


東京電力今泉氏
いえ、そんな事はないんですが、、、、。
確認します。


おしどりマコ
わかりました。
では1月24日の汚染水ワーキンググループと、この定例会見で出た資料について、K排水路の調査状況についてうかがいたいのですが。
今泉さんが、K排水路の調査状況について、2号機の裏面のU字側溝で、比較的高い濃度の汚染があると。
これが主たる汚染源になっているのではないか、と現在推定している所とご説明されてましたが。
去年の10月11月から、私が質問していますが。
2011年のテレビ会議動画を見ますと3月25日と4月7日に「2号機建屋の大物搬入口から、付近の側溝に汚染水が流れ落ちた後がある」という会話があります。
で、水が乾いている時点での表面線量が50mSv/h と40mSv/hでかなり高濃度です。
これはどの側溝に落ちたのか、教えて欲しいというのを以前から質問しておりましたが、去年にぶら下がりで広報の方から「発話があったことは認めるが、これ以上調査はしない」という回答を頂きました。
で、1月24日にこのK排水路での2号機の裏で汚染が見つかったという事で。
あらためて2011年3月25日と4月7日の2号機建屋の大物搬入口からの漏洩は、どの側溝に流れ落ちてそれが雨水排水路なのか、K排水路なのかというのも分かりませんのでお調べしていただけたらと思います。
「発話があった、発言された作業員の方の名前は分るが、調べる事はしない」とお答えになられたのですが、あらためてお調べを宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
すいません、ちょわかりますしー、それを調べてお答えできるかどうかは、わかりませんけど、今何とも申しあげられませんが、確認はしてみたいと思います。


おしどりマコ
宜しくお願いします。
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2014年1月17日東京電力定例会見より
DSC00655.JPG【質問の回答】
東京電力尾野氏
2号機のサブチャンの水位の測定結果ということでございましたが。
計画線量はどのぐらいであったのか、と云う事と実績線量として確定している範囲を教えて下さい。ということでございます。
計画線量は4mSv/人 ということで、4mSvでございました。
実績線量としては、一番高いもので3.07ということでございますので、現状準備作業の中で高い線量が出てますがこれが3.07ということでした。
作業人数は15人と云う事です。
作業は継続してますので全て終わりましたら全体の整理ができると思います。
私からはいじょうです。


【1回目の質問】
おしどりマコ
この1号機のサーベイについて伺います。
この2ページの線量率測定結果のところのトーラス室との配管貫通部の写真はこれは今回撮ったものではなく、以前撮影したものということで宜しいでしょうか。
おそらく同じだとおもわれますが。
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東京電力尾野氏
ちょっと個別に確認はしておりませんが、そうであるかもしれません。


おしどりマコ
わかりました。
ご確認よろしくお願いいたします。
で、多分過去の調査は2012年7月にこの写真の部分、トーラス室との配管貫通部で、床上15cmで、5,150mSv/h が最高値だったかと思いますが、今回、同じ地点では線量は測定されていないと云う事でしょうか。


東京電力尾野氏
はい、そうです。


おしどりマコ
γカメラの撮影のみで、最高値の部分は線量は測っていないという事ですね。



東京電力尾野氏
そうですね、今回採っている場所というのは、2ページにお示しした場所で、完全には一致していおりません。


おしどりマコ
わかりました。
で、この部分のγカメラで撮影しておられますが、過去、この配管と床から蒸気などが見られていた部分で、今回の調査では蒸気などは見られたのでしょうか。


東京電力尾野氏
特に今回、そういった事が確認されているわけではございません。


おしどりマコ
わかりました。
このずれた部分の蒸気があたっている付近から5,150mSv/h が過去確認されていましたが、その数値と今回のγカメラでの線量推定などで得られた評価などあれば教えて頂ければ。


東京電力尾野氏
そうでね、今現在、具体的に絶対値としてこの場所を比較しているかというと、そういうわけではございませんので、今回の分析がどこまで整理できるかということもありますが、前回測定している場所というのは、溝の中のような場所であったり、そうした場所ですので、直接視野に入っているかどうか、という事もありますので、これはこれとして確認していく、という事かと思っております。
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おしどりマコ
では、護岸エリアについて伺いたいのですが。
No.1護岸エリアの地下水観測孔No.1というのは現在使用しておられませんが、これは使用していないだけなのか、何らかの埋立て処置などをされたのか、どちらでしょうか。


東京電力尾野氏
確認してみないと分りませんが、わざわざ埋めるという事もしてないのではないかと思います。


おしどりマコ
ありがとうございます、確認を宜しくお願いいたします。
あと、冒頭のご回答ありがとうございました。
で、本日付けの東京電力のホームページのプレスリリースで、「避難生活等による精神的損害 要介護者様等への増額に係る賠償について  」というリリースがでておりますが、それについて。
これは去年5月に福島復興本社代表の石崎副社長が「避難区域の要介護状態の住民の方々に精神的賠償の上乗せをする」と。
6月中旬を目処に準備をすると仰っておられましたが、その件が今日出てきた、という理解で良しいでしょうか。


東京電力一杉氏
ちょっと6月の時の発言というのは今手元で確認できませんけれども、ま今日ですね仰るように避難生活等による精神的要介護者様などへの増額に係わる賠償について、仰る様に発表させて頂いてますが、ちょっと、私いま、6月の会見の内容についてはちょっとすいません手元にございません。
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おしどりマコ
わかりました。6月の会見の内容は記事にもなっておりますので、ご確認を頂いて今日回答を頂ければと思います。
で、その回答を頂く際に要介護者の世話をする家族を含めるかどうかも検討するかどうか、というようなことも仰っておられたのですが。
なぜ、このように7ヶ月遅れての発表になったのか、という事と後、細かくなりますが、今回も要支援者の方々は含まれておられませんので。
どのような検討があったか、というのも回答を頂ければと思います。
どうぞ宜しくお願いします。


東京電力一杉氏
確認いたします。


【2回目の質問】
【東京電力一杉氏の回答】

先程、おしどりさんから賠償関係で質問を頂いて、確かにですね、要介護の精神的損害の追加賠償は平成25年の6月中旬に案内することを目指しましてですね、詳細の検討、請求処理の準備を進めて参ったところですが、対象となる方とか、対象となる期間の確認方法などの検討に時間を要したためですね、まあ本日公表させて戴いたことでございます。
その他の自由について、ということでございますけれども、現時点で本賠償に反映されたというのは今日発表さして頂いた内容でございますが、引き続きですね、これまでの紛争解決センターさんとの和解事例なども御座いますので、その様な物を参考に親身親切な賠償に勤めて参りたいという風な考えでございます。
それでは引き続きご質問をどうぞ。


おしどりマコ
ご回答ありがとうございます。では昨年の6月中旬予定だったものと云うことで。
これは財源も5月31日付けに原子力賠償機構に要請された支援援助額の中の物を元とした、昨年の物と全く同じ物ということで、それ以降、別に特に何もなかったという「7ヶ月遅れた」という事で宜しいでしょうか。
そういう理解で。

 


東京電力一杉氏
先程ご説明申し上げました6月中旬に案内する予定でしたが、最終的に今日発表になったという事でございます。


おしどりマコ
わかりました。財源も特に変わってないと云う事ですね。


東京電力一杉氏
ちょっと、財源についてはあれですが、何れにせよ6月に中旬いに案内させて頂こうと考えていたものが、本日の発表になったということで御座います。


おしどりマコ
わかりました。
その7ヶ月遅れた理由が先程説明して頂いたものということですね。


東京電力一杉氏
はい、さようで御座います。


おしどりマコ
わかりました、ご確認頂いてありがとうございます。
で、護岸エリアについて少し伺いたいのですが。
12月中旬から、このエリアの薬注をしている青丸、赤丸の表に、12月半ばからだったと思うのですが、マスキングエリアの地盤改良実施要否については、今後検討となっておりまして、それ以降、殆ど薬注が進んでおりません。
12月27日の後から3本しか薬注が進んでいないのですが、これは、ここの護岸エリアの地下水を閉じ込めるという計画だったのが変わった、という事なのでしょうか。
DSC00693 (1).JPG

 


東京電力尾野氏
えっとですね。
12月中旬に、このハッチをするときにご説明させて頂いたのではないかと思いますが、、。


おしどりマコ
ご説明は多分無かったと思いますが。


東京電力尾野氏
あの、させていただきました。


おしどりマコ
あ、そうですか。
確認します、すいません。


東京電力尾野氏
その際に申し上げた事というのは、このエリアちょうど今予定している所で閉じてしまった場合。
例えば、このエリアが汚染している大元の汚染源というのが更に上流の方のトレンチから更に溢れているという様な事であった場合。
ここを閉じるとその汚れは他にまわしてしまうことになるので。
要は、この辺りの状況というのが良く把握されて、もっと大きく囲まなければいけないかとか、そこを見極めることをした上で、閉じた方が安全であろうという判断をしたので、上側を閉じるのはちょっと待ちますと。
で、コの字型で受け止めていれば、先ず、このエリアに関しては、当座の処置は出来ますので、上を閉じてしまうというのは少し見極めがいるだろう、とこういった内容を12月の半ば頃にお話しさして頂いていたかと思います。


おしどりマコ
ありがとうございます。
では、12月以降、3本しか薬注は進んでいないのですが、一旦もうこれはこのまま置いて、様子を見るという検討をされているのですね。


東京電力尾野氏
はい、いまのところはそういうことになります。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、このグラフを見ますと地下水観測孔の No.1-8 は汲上げているウェルポイントより海側なんですが、ここでトリチウムが上昇している事について、何らかの評価があれば教えて頂きたいのですが。


東京電力尾野氏
そうでうね、この辺り全体の評価というのは、もう少し我々も勉強していきたいと思っておりますので。
良く色々なデータやトレンドを見ながら、あの、どうしたことが起こっているのかとか、あるいは何を注意すべきかということは、少し整理をしていきたいと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
地下水観測孔のNo.0-2と No.1-8。
No.0-2もトリチウムが急上昇しているのですが。
同じく、11月16日頃から両方とも上昇しているが、その評価についてもまだと云う事ですね。


東京電力尾野氏
同じ事です、はい。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、先程IWJの方もご質問されてておられたのですが、3号機の湯気の確認についてです。
過去、ずっと私もチェックしているのですが、毎朝7時頃にチェックをされていて、8時台になるのは、今日は珍しいなと思っていたのですが。
それ以外の時刻に湯気が発生している場合はどう観測しておられるのでしょうか。
実際に去年の7月など資料を見ますと、朝ではなく午後に湯気が発生しておりましたので。
その場合の観測はどうなっているのか教えて頂きたいのですが。


東京電力尾野氏
先ず、毎日提示に観測をすると云うことで、確か朝だったと思いますが、正確な時間が何時だったか、ということと、その日によって、ケースによっては時間がずれる事もあろうかと思いますが、それがどうであるかとの細かいところまでは今正確に把握しておりませんけれども、定時に観測するのが一つのベースであります。
それによって、状況を確認して、本日はあります、ありません、ということを申し上げています。
それから当該エリアで作業が行なわれている場合は、その作業によって、現場近くの状況などを見ておりますから、その中で確認されれば、それに応じて随時ありました、という事は情報として加えておりますので、違いがあるところがございます。


おしどりマコ
作業がある場合のみ観察はできてるという回答ですか。


東京電力尾野氏
作業がある場合は作業のための観察をしていて、その中で確認されることも有りますから、ですからそうした場合はそれも加えているということです。

おしどりマコ
わかりました。
作業が無い場合は、湯気が発生していても確認されていないと云う事ですか。


東京電力尾野氏
その場合は定時観測で行なっております。


おしどりマコ
その定時以外に発生、定時以外で作業が無く発生した場合というのは。


東京電力尾野氏
それは、観測は分らないという事になります。
つまり、毎日1回定時観測をしていると云う事です。


おしどりマコ
わかりました。
で、毎朝7時代の観測で、湯気をカメラで確認とあって、次の日大抵は確認出来ない事を確認、となっているのですが。
その確認された場合、何時に確認されなくなったか、というのも特に観察しておられないのですか。


東京電力尾野氏
はい、定時観測で1日1回がベースです。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。

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2014年1月22日東京電力 汚染水対策本部会見より
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おしどりマコ
現場の方々に質疑の機会を頂いて、どうもありがとうございます。
小野所長か、若くは石崎さんに答えて頂ければと思います。宜しくお願いします。
MSIV室の漏洩について伺いたいのですが。
この5ページで成分が出ておりますが Co-60(コバルト60)の記載がございません。
以前のプレスリリースを見ますと、地下滞留水ではCo-60はNDで、MSIV室からの漏洩は確か25,000Bq/Lだったと思うのですが、このCo-60が高濃度ということで、鉄クラッドによる腐蝕の配管からの漏洩について一番疑われると思いますが、そのCo-60が高濃度であることと、配管の関係、若くは何らかの評価をされているのか、ということが1点。
カーボン材の素材に一番 Co-60 が出ると思うのですが、このMSIV室の配管の中にカーボン素材の配管があるのかどうかということ。
で後、MISV室は主蒸気系以外の様々な配管があると思いますが、計装配管など。
他にどのような配管が中にあるのか教えて頂ければと思います。
あと、貫通部のベロー部についてですが、これはラバーブーツカバーは確かついていたと思うのですが、ついているのでしょうか。
よろしくお願いします。

DSC00865.JPG東京電力小野氏
Co-60の件ですけども、一応、格納容器の中に水が入るとですね当然ながらCo-60なんかは入ってございますので、検出される可能性は多分にございます。
それから、今、ちょっと話しがあった配管が破れているのではないか、という件ですが。
あの、我々としてはですね。もし、エレベーション、あの、高さを考えると配管がもし何かあるとすればですね。主蒸気系の配管という事になります。
ただ、この配管実はあのここに水が入るかというと、7ページでわかるかな、 あの、7ページを見て頂くとですね。
あの、実はこれ主蒸気をタービンに送る配管でございますのでかなり、蒸気を取り出す圧力容器側の入り口から行くと上の方になります。
で、それに対して現在、我々はある水位というのは、かなり下の所だという風に思ってますのでえ、この配管の中に水が溜り込むという事は、そんなにないです。
まあ、あるとしたら残水がありますけれども、あの、何日も続けて流れるような程の量ではないだろうと思っていますので、この、主蒸気系配管から溢れると、溢れてきたということは、多分ないだろう、と思っています。
それからもうひとつ。
例えば、この主蒸気系配管ってのは、当然原子炉の、圧力に絶えなきゃいけませんので、70気圧ぐらいの、あのレベルに耐えられるようにできています。
で、実際に、今回、事故の後ですね、かなり圧力が上がっていますが、そういった意味で、先ずですね圧力がやられるとすれば、 格納容器自体はですね、大体3気圧とか、4気圧とか、そういうオーダーでの設計になってございますので、その、格納容器の貫通部のところですね、やられるとすればですね先ず、そこのところが一番弱いところ、ということになりますので、そっちから、もれるというのが、考え方としては妥当ではないかと思っております。
ただ、あの、いきなりですね、事故の時に圧力が上がったからそこが破れたのか、それとも、場合によると、その後これ、海水を入れてございますので、さっき、ベローズという話しございましたが、このベローズ自体は実はステンレスでできています。
ですから、場合によったら海水が入った事による海水による腐蝕、そういう事も最終的には影響しているかと思っています。
ただ、これはですね実際、想像の世界をまだ出ていませんので、今後、きっちり調べる必要があるか、と思っています。
それから、最後にラバーブーツの話しなんですけど、当然これ、ラバーブーツを最終的にかぶっているところはありますけれども、ラバーブーツで圧力を保って、あの、格納容器の中の遮蔽、あの、遮蔽じゃなくて、あのえんをを切っているわけではなくて、9ページにあるベローズ というところ。
これ、ちょっと絵が正確ではないと思われます、要は点線で囲われている所が、実はこういう形をしているわけではなくて、波板みたいになっています。波板みたいになっていて、その波板で、あの、温度による膨張、収縮を吸収する構造になってますので、実際にはこの点先部の所には波板が入っていると思って頂いてよいかと思います。
ま、こういうベローズの所で、最終的には圧力を担保するという風な構造になっている。
説明は宜しいでしょうか。


おしどりマコ
ありがとうございます。
あの、MSIV室に主蒸気系の他にどの様な配管があるのか、問う質問もしたのですが。
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東京電力小野氏
それはですね。
8ページを見て頂くと、ここにあるのが、主立った物でございますけども、その他に給水系配管、あの、この配管を通してですね実際に水を入れています。
我々は、この配管からひょっとしたら入れている水が漏れたのか、とちょっと心配したんですけど、先程申したとおり、組成とかですね温度を考えると多分そうではない、という風に判断をしております。
それから、その他には主蒸気系のドレンを排出するための配管もございます。
まあ、こういうところが主だった配管、という事になります。


おしどりマコ
ありがとうございます。
その主立った物以外に計装配管とか、何か小さい物は、、、。


東京電力小野氏
そういうのは当然あります。はい、ここに、計装配管は非常に小さな物でございますんで。ちょっと描き切れてはいませんが、MSIV室には計装配管はなかった、、。
何本かあったんですかね。
何本かあったかと思います。
ちょっと描き切れてはおりません。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


東京電力かみじま氏
はい、よろしいでしょうか。


おしどりマコ
最後に1点だけ。
1月20日に顔面汚染があった方について伺いたいのですが。
この方は電離則第44条3項に抵触する可能性があるのですが、もう労基署に報告はされましたでしょうか。
現場に伺ったのですが、この方はアトックス所属の方で良かったのでしょうか。
確認したいのですが、宜しくお願いします。


東京電力小野氏
労基署の方にはこの話は伝えてございます。
それからまあ、アトックスさんという名前が出てしまったんですけど、あの、一応ですね。
所属は、東芝さんの作業でございますので、東芝さんの下での作業員さんになるかと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
 
 

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2014年1月20日東京電力定例会見より
DSC00705.JPG1回目の質問
おしどりマコ
3号機のドレンファンネル漏洩について伺いたいのですが。
濃度からいって主蒸気系の配管からの漏洩と見ておられる、ということでよろしいですか。
確認ですが。
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東京電力今泉氏
主蒸気系の配管というよりも、5ページに書いてますとおり貫通部がございますので、貫通部があって、配管がその中を通ってございますが、そこの貫通部から漏洩が発生しているのではないかと今、私共一番疑っているところです。


おしどりマコ
わかりました。
主蒸気系の配管の貫通部からの漏洩ということで。


東京電力今泉氏
そうですね。
格納容器の貫通部です。


おしどりマコ
配管の漏えいではなく、貫通部の漏洩と云う事ですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
確認ですが、主蒸気隔離弁は現在、閉になっている状態ですよね。


東京電力今泉氏
はい。



おしどりマコ
主蒸気隔離弁は、このベローズ以降についているという事ですね。


東京電力今泉氏
はい、そうです。


おしどりマコ
主蒸気隔離弁と貫通部の間で漏れている、と予想しているということですよね。


東京電力今泉氏
はい、実際に主蒸気隔離弁は格納容器内に1弁、それと格納容器の外に1弁ございます。
それが4本のラインにそれぞれがありますが、仰るようにこの貫通部の最後の6ページ目でいうと貫通部の右側に外側の隔離弁がついているとご理解頂ければと思いますが。

DSC00719.JPGおしどりマコ
これ、主蒸気隔離弁が閉になっているにもかかわらず、貫通部からの漏洩の可能性があるという事はどう評価されておられるのでしょうか。


東京電力今泉氏
6ページの図をご覧下さい。
 私もそこまで細かくご説明しなくて申し訳無かったんですが、ちょうど真ん中に1点斜線がありますが、そこが大体配管の中心点だと思って下さい。
配管がここのところのコンクリートの壁をずっと突き抜けてタービンの方にいってます。
そのまわりをこういう、なんというか、筒のような物でこの配管を覆っています。
その途中にベローズというところがあるのですが、そういった意味で、この配管とこの周りを囲んでいる筒、ここの隙間から漏れている、どこか破損していれば、水が流れ出てきている可能性があると思っていると云う事です。
すいません、ご説明ちゃんとしなかったんで。


おしどりマコ
よくわかりました。ありがとうございます。
で、ここの部分の漏洩は何時頃からあったと推定しているのでしょうか。


東京電力今泉氏
はい、大変申し訳ございません。
今の時点で何時頃というところも私どもも特定出来ておりません。


おしどりマコ
これは発災以降も漏洩していた可能性もあると云う事ですか。


東京電力今泉氏
えーー、そこはですね、発災以降といいますと、発災直後という、そこは私どもとしても何とも申し上げられません。
仮にここの部分が発災直後、何か損傷があったことになりますと、発災直後に格納容器の圧力がずっと上がってきてございますので、そういった現象というのが中々見られないかという風に思います。
それは、確実にそうだ、というわけではないんですが、そういった状況から見ますと、発災直後と中々考えるのは難しいですが、いつの時点でそうなったかというところは申し上げられる材料はございません。


おしどりマコ
わかりました。
あの、資料に書いておられないのですが、プレスリリースでは、ではCo-60(コバルト60)が 25,000Bq/cm3 が検出されておりましたが、ルテニウムやアンチモンなどは現段階では測定されていないのでしょうか。
DSC00716.JPG
東京電力今泉氏
すいません私もそこまで確認してきてございません。
ちょっと確認いたします。


おしどりマコ
わかりました、2011年6月に3号機建屋1階の北東部で、作業員の方が入って床のスミアを採っている様な映像がありますが、その時の床のスミアは採っているのかどうか、ということと、現在のこの漏洩の後のスミア等の核種との評価というのはされているのですねでしょうか。


東京電力今泉氏
今ご提示させて頂いた3ページの漏洩水の分析というのは、ロボットを使って水を汲上げて、それで核種分析をした結果でございます。
実際に人間が入ってとるような、結構線量が高い所ですので、実際にスミアを採ってそういう確認はしていないと思っています。
このデーターというのは、水の採取をロボットでやった結果をご提示させていただいております。


おしどりマコ
わかりました、すいません長くなって。
2011年11月にロボットが入って、すぐ数メートル横の機器ハッチシールドプラグの表示をされておられるのですが、その時この辺りは4780mSv/h 程度の線量だったのですが。
現在、この付近の雰囲気線量、表面線量などはロボットでは測定はされてないのでしょうか。


東京電力今泉氏
測定をしてあるようでございます。
現場の方は、場所としてどの辺だというところは具体的な所はお示しできませんが、この近傍とお考えいただいて結構だと思いますけど。
大体1時間あたり30mSv/h という数値です。


おしどりマコ
30mSv/h 、わかりました、ありがとうございます。
C排水路に側溝モニタを付ける計画をお示し頂いてましたが、この原子炉建屋付近、タービン建屋付近を流れるK排水路に側溝放射線モニタを付ける計画というのはないのでしょうか。


東京電力今泉氏
今のところ、具体的な計画として進めている所はこのC排水路のみでございます。


おしどりマコ
わかりました。
顔面の汚染を確認された作業員の方について伺いたいのですが。
左の頬と舌に汚染があったという事で、この方は鼻スミアは取っておられるのでしょうか。
DSC00741.JPG

東京電力今泉氏
はい、鼻スミアは採ってございます。
鼻スミアを採った結果としては汚染はなかったと。


おしどりマコ
汚染はなかった。
核種の付着はなかったという事ですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
あの、顔面マスクをされていたのに、なぜ汚染があったのかは、その理由や。
年齢はどのくらいの方か、作業経験がどれぐらいある方かについて教えて頂きたいのですけれども。


東京電力今泉氏
これは現場の方でその時の作業状況を確認しましたたところ。
どうも全面マスクのフェイス部といいますか、透明の所が曇ってしまいまして、実際に目張りはしてあったのですが、それをとってですね、そのままゴム手をつけたまま実際にその曇りを拭いたようでございます。
その際に汚染が付着した可能性が大きいのではないかという風に考えてございます。
年齢としては50歳だったと思います。
50歳の男性です。
後もう一点なんでしたっけ。


おしどりマコ
作業経験はどれぐらいある方かという、、。


東京電力今泉氏
作業経験はですね、。
この作業員の、えー経験年数というのは、今回が初めての様です。
ですので、経験で何年というとゼロ年になるんでしょうか。


おしどりマコ
わかりました。
初めて福島第一原発に。
原発作業自体、初めてという方、という理解で宜しいですか。


東京電力今泉氏
そこは、ちょっと私も今何とも申し上げられません。


おしどりマコ
少し分らなかったが目張りを取ってゴム手を付けたまま、内側の部分の曇りを拭いたと云う事ですね。


東京電力今泉氏
そうです。


おしどりマコ
外側でなく。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。


【途中回答】
東京電力今泉氏
ルテニウムとか他の核種はどうなのか、ということでございますが。
ルテニウム、アンチモン測定をしたんですけれど、こちらの方は検出されていないということです。ですのでコバルトのみ検出されましたので、そういったことでございます。


2回目の質問
おしどりマコ
様々ご回答ありがとうございました。
顔面部に汚染があった方なんですが、舌にも汚染があったということで、それは大体どの程度かなんでしょうか。
数値でお示しいただければ。


東京電力今泉氏
当初は舌の表面になると思いますが、2500cpmです。
で、これを除染して現在では150cpm、まあバックグラウンド相当まで除染は既に終了しています。


おしどりマコ
わかりました。
3号機の主蒸気配管について伺いたいのですが。
これは、過去のタービン建屋地下の滞留水との比較が書かれているのですが、Co-60(コバルト)の値が見つからず、このCo-60との比較はどれぐらいなんでしょうか。
それも同じぐらいということなんですか。
漏洩水の分析結果に関してです。


東京電力今泉氏
すいませんCo-60の以前との比較データは、今、私の手元に持ち合わせてません。
ここにお示ししたデータというのは、実際にどういう水の性状であるかを比較するにあたってはスタンダードな指標ということでお示ししてございます。


おしどりマコ
わかりました。25,000Bq/LのCo-60が漏洩しているかも知れないということで。
これは発災以降、かなり高い値が測定されたと思いますが、これは格納容器内で、金属と中性子の反応で、今も生成されている物が外に出てきた理解でよろしいですか。


東京電力今泉氏
実際にCo-60自身が、今中性子で反応した物が、何かコバルトで出てくるというよりも、どちらかというと、実際に以前発生してというか、以前あった物が、そういった物に水の流れに乗って出てきているという風に理解する方が、十分じゃないかな、とおもう。
あ、十分というか、そういう風に理解するのが自然だと思いますが。


おしどりマコ
以前からあった物が出て来ていると。


東京電力今泉氏
はい。はい。
今ちょっと差し込みがはいりましたが。
12月10日の分析、Co-60ですが、一応検出はなかったということです。


おしどりマコ
この3号機タービン建屋の地下滞留水にはCo-60はなかったと。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
このMSIV室からの漏洩の物にだけにあったという事ですね。


東京電力今泉氏
はい。
実際に、そこにある自信は不思議なことではなくて。
運転中はクリーンナップをきちんとしておりますけど、そういった所でも当然、完全にそれがないというわけではございませんし、実際にこの水の中に乗ってきたものが、ここに出てきている事になれば、それはそれで検出される可能性は十分あると思います。
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おしどりマコ
わかりました。
確認なんですが、主蒸気系配管の貫通部から漏れている可能性があるということで、これはシビアアクシデント時に、主蒸気隔離弁が全閉になってても、貫通部から漏れる可能性があったという事ですね。


東京電力今泉氏
あの、えっと実際に、すいません。
今どの時点でここから漏洩が発生したかというのは、私が皆さんにきちんとご説明する物はございませんが、何れにしても、この水位が上がっていって、仮にここの貫通部に何らかの損傷があれば、これは当然、そこの部分から水がMSIV室の方に出てくるという現象は否定はする事ではございません。


おしどりマコ
わかりました。
まあ今は分からない、という事ですね。
先程、雰囲気線量が30mSv/h 程度だと教えて頂いたのですが、すいません、どの場所か分らないという事で、大体床上どれぐらいの、どのような形で測定した値なのでしょうか。


東京電力今泉氏
そこは、詳しい測定状態を私は確認してきたわけではございませんが、今申し上げた30mSv/h はこれ、雰囲気線量を測定していますので、少なくとも例えば床上から1m50cmとか、ある程度の高さのある測定位置ではないかと思います。


おしどりマコ
これは今回の測定ですか、この30mSv/h というのは。
以前から出ておりますサーベイマップと同じ値なので。
今回ロボットが入った際に測定した物なのか、前回のこのサーベイマップのこの付近の数字なのか、という疑問なんですが。


東京電力今泉氏
えーとすいません、ちょっと確認します。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
 
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 2013年12月16日東京電力記者会見よりマコちゃんの質疑

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1回目の質問                       
おしどりマコ

護岸エリアの薬注について伺いたいのですが。
以前から質問していまして、その回答がもし出ていました回収をしたいのでよろしくお願いいたします。
この護岸エリアの薬注の円の印ですが大きい円と、小さい円がありまして、大きい円が半径70センチ、小さい円が半径50センチということを以前ご回答いただいたのですが、なぜこの大小違う半径で薬注をしているのかというご回答頂ければと思います。
以前から質問しておりました分です、よろしくおねがいします。
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東京電力尾野氏
大きい円につきましては直径約120センチですね。


おしどりマコ
140センチですね。


東京電力尾野氏
いや、140センチ。
小さい方が120センチということでございます。
それで、現場の障害物等々の状況に応じましてピッチは最適化しているということでありました。


おしどりマコ
一旦行きたいとこ海外では小さいほうの件は半径50 という事でいただいたのですが、これは直径120センチという事で半径60センチになるのですか。
以前のご回答と違うのですが。


東京電力尾野氏
、、、、。
すいません。
100と140です。


おしどりマコ
100と140ですね。
半径70と50ですね、わかりました。
で、他の護岸エリアでも大小違う半径になっているところは、その様な理由だと云う事で。
その場所に合わせて半径を変えるという、、。
どのような場所で半径を小さく、そして大きくする、という根拠があれば教えてください。


東京電力尾野氏
現場の状況に応じて選択しているという事かと思っております。
いずれにしましても以前ご説明しましたが、大体半径80センチ位薬注の範囲というのがございますから、その中で位置を適切に選んでいるということかと思っております。
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おしどりマコ
例えば、構造物がある所では小さく、もしくは大きく、など何らかの理由を教えていただければ良いのですが。


東京電力尾野氏
そうですね、下部の構造物など、そうしたものの影響も踏まえて現場の状況に合わせてピッチを選んでいるという事かと思います。


おしどりマコ
深さは以前いただいていたもので、この大きいものも小さいものも変わりはないということでよろしいでしょうか。


東京電力尾野氏
結構かと思います。


おしどりマコ
わかりました。
で、先週の13日の金曜日に、「福島原子力事故における未確認未解明事項の調査検討結果第一進捗報告」と言うプレスリリースが出ましたが、このプレスリリースを規制庁の部屋にて記者レクを行った明確な理由を教えてください。
お願いします。


東京電力広報上妻氏
皆様ご承知の通りですね、本件につきましては3月29日に公表させていただいております。
「福島原子力事故総括及び原子力安全改革プラン」に置いてですね、未解明事項をですね、今後解明していきますと言うご説明をしております。
それで、先だってもですね12月1日に改革監視委員会が開かれておりますけれども、この場等々でですね、ご公表してるという状況です。
それに先立ちまして、 11月の1日にですね、四半期ごとにその改革プランの当社の進捗状況。
こちらを説明すべく、プログレスレポートというのをの公表させていただいておりますが。
こちらは、11月1日に同じく規制庁さんの方でご説明をさせていただいていると言う状況でございます。
今回もその、プログレスレポートの一環と云う事で、タスクホースの関係と云う事でして、日々行っている、この様な定例の会見、日々の福島の状況をお示しする様な会見とは位置付けが違うでしょう、ということで今回は分けてご説明をさせて頂いております。

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おしどりマコ
おっしゃる通り11月1日の「 2013年第2四半期原子力安全改革プラン進捗報告」も同じように原子力規制庁で記者レクを行われているのですが、 7月26日に行われた「第1四半期の原子力安全改革プラン」はここの記者会見場で13時から行われております。
なぜ第1四半期と第二四半期でこのような差が出たか、という事について明確な理由をお願いします。


東京電力上妻氏
当社の住み分けとしまして、やはりですねこちらの場所と言うよりは原子力規制庁さんの方で会見者を変えてですね、ご説明をさせていただいた方が良でしょう、という事で当社の方で判断をさせていただいたものでございます。


おしどりマコ
7月26日の会見は、この定例会見と位置づけが違い、会見者も変わりましたが。


東京電力上妻氏
今後もそのような形でですね、場所を分けてご説明をしましょう。
と言うことで当社として判断をしておりますのでまあそれはご了解いただければと思います。


おしどりマコ
規制庁広聴広報課に確認しましたが、この「福島原子力事故における未確認未解明事項の調査検討結果第一進捗報告」というのは規制庁のほうに資料としては上がっていない、という事でした。
そして、ご存知の通り原子力規制庁は六本木にありまして、まぁ大変家賃の高いエリアでして。
「記者クラブではなく記者に対して部屋を貸している、そして賃料、光熱費などは取っていない」ということでした。
金曜日(12月13日)の記者会見で東京電力の車さんに対しての質問で石橋さんは「クラブで説明した」とお砂糖られましたかそのクラブというのはここの規制庁の記者の部屋のことを指す。
ということで、そういう理解で宜しいでしょうか。


東京電力上妻氏
改変申し訳ございません。
「クラブ」という表現を使ったのであればそれはこの場で渡串から精製させて抱きます。
ご承知の通り規制庁にはですね、記者クラブというものはないという風に認識しておりまして、規制庁にお在りになるのは記者の皆様の控え室ということで認識しておりまして。
その隣のですねレク室をお借りした、というのが正式な表現かと思われます。
もしその辺でですね、 「クラブ」という表現を使ったのであれば誤解を与えましたので私の方で訂正させていたきます。


おしどりマコ
わかりました。
では13日の金曜日六本木の規制庁にて記者レクを行った件で。
なぜ、こちらの定例記者会見室が空いているにもかかわらず、規制庁の部屋を使ったのかという明確な理由を教えてください。
よろしくお願いします。


東京電力上妻氏
先ほどお話しした通りですね、当社として規制庁さんでご説明をするのが適切だ、というふうに判断したためでございます。


おしどりマコ
すいません、無料で部屋を借りたということですか。
それが適切だったということですね。


東京電力上妻氏
えーと、その場でやるということが適切だ、ということでございます。


おしどりマコ
その場というのは六本木の規制庁という事ですか。


東京電力上妻氏
左様でございます。


おしどりマコ
すいません、なぜ適切だったのかというのが。
会見者を代える云々に関しては、会見者を代えてもここの定例会見室で記者会見を7月26日13時から定例会見とは別に行ってこられた件を、急に規制庁での記者室にてレクを行う理由という。
すいません、明確な理由を仰っておられませんので。
もう一度お願い致します。


東京電力上妻氏
えーと、当社と致しまして、こちらのですね弊社のこの会場でですね、ご説明する内容というのは、福島第一の現場の状況、日々のですね、動きを中心にご説明をさせていただいているというふうに認識しておりまして、今回、、、。


おしどりマコ
すいません、申し訳ないです。
7月26日の13時からここの場で行われた記者会見は、日々の福島第一原発の状況では無い記者会見で、全く同じ性質の記者会見を第一四半期はここで行い、第二四半期は規制庁で行った理由です。
会見者も違いますし、内容もこの定例会見とは違うにも関わらず何故、7月26日に第一四半期から第二四半期が規制庁に移ったか、という理由です。
では、何故第一四半期は定例会見と内容も異なり会見者も違うのに、なぜここで行ったかという理由です。


東京電力上妻氏
私のほうもですね日々どのような形で、どのようなご説明の仕方で皆様にご説明するのが1番よろしいかと言うことを私たちなりにですね、考えておりまして、その中で至ったということでございます。


おしどりマコ
今後もでは、規制庁の記者の部屋を使い、東京電力、一事業者単体での記者レクを行う可能性があるということですか。


東京電力上妻氏
必ずということは言えませんけど、そのような可能性はある、とご理解いただいて結構でございます。


おしどりマコ
ちなみに、その記者レクを行う場合、どこに告知をされたのでしょうか。


東京電力上妻氏
今回の場合はTwitterで、事前にですね投稿させていただいております。


おしどりマコ
東京電力のアカウントの分ですよね。


東京電力上妻氏
はい。


おしどりマコ
そのアカウント上にあった、ということで私も再三チェックをしたのですが。
これは現在もありますか。
削除されていませんか。


東京電力上妻氏
存じ上げませんが、 13日の13時10分いいですね、投稿させていただいております。
現在どうなっているのかは承知いたしておりませんので、申し訳ございません。


おしどりマコ
現在では11日の分が最新になってるのですが、これは削除されたということですか。


東京電力上妻氏
承知しておりません。


おしどりマコ
わかりました、確認をよろしくお願いします。

 

 

2回目の質問                       

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おしどりマコ

前回の質問の回収を1つ忘れていたのですが、No.1護岸エリアの雨水排水路と高濃度汚染水が入っている、電源ケーブル管路の交差している部分の立体構造がどのようになってるのか。
電源ケーブル管路と雨水排水路のヒューム管はどちらが上か。
というのを質問していたのですがご確認いただけますでしょうか。


東京電力尾野氏
確認中でございますからまた改めて。


おしどりマコ
まだ出てこないということですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
で、No.1護岸エリアの地下水観測孔No.1 と1-17が2メートルしか離れていないにもかかわらず、このような水位がかなり違うという件はまだ評価が出ていないのでしょうか。


東京電力尾野氏
以前から申し上げている通り、それについては今現在特に調査はしているという事ではありません。


おしどりマコ
あ、え、ええ、何も評価はしない、え、評価しないということですか。


東京電力尾野氏
はい、そうです。
これについては1-17を見て、No.1を撤去しようという風に考えております。


おしどりマコ
No.1が別に水位計の異常がない、にも関わらず、かなり水位が高く、潮汐の挙動が出ている、という件は、特にもうこれから評価しない、という事なんですね。


東京電力尾野氏
あの、何度もお答え、、。


おしどりマコ
いや、すいません。
初めて聞きます。
「検討中です。」というご回答しか頂いてません。


東京電力尾野氏
あの、私は何回かこれについては、もうこれでおしまいです、ということを申し上げております。
おしどりさんにも申し上げている筈ですので。


おしどりマコ
No.1の地下水の観測孔。
では、この上下の変動は何か、潮汐か若しくは何らかの影響かということも評価しない。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
水位が高い理由についても評価しないという事ですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
これ、地下水観測孔の付近に何らかの地下水脈若しくは海に繋がっている管路があるのか、どうかという事についても、もう評価しないという事ですね。


東京電力尾野氏
特に考えておりません。


おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。

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