2013年12月2日東京電力定例会見より


DSC09397.JPGおしどりマコ

まず護岸エリアの地下水観測孔について伺いたいのですが。
No.1とNo.1-1とNo.1-17の水位が全く違う高さで、そして全く違う挙動をしているという事について何らかの評価はしているのでしょうか。

ウェルポイントの山側に並んでいるものです。




東京電力今泉氏

これは先般もお話しさしていただいたと思いますが、このNo.1の方の水位計のほうに、なんらか不具合がある可能性があるので、ここは、えー、、、。




おしどりマコ

あ、はい、それは以前お伺いしてまして、「水位計を取り換えたが、水位計の異常はなかった」というところまでお伺いしましたので、水位計に異常がなかったにもかかわらず、ずっとこの1 と1-17について挙動が違う理由です。

あの、以前お答えいただいた分以降をお願いいたします。




東京電力今泉氏

えー、すいませんそこはまだちょっと分かっておりません。




おしどりマコ

わかりました。
で、1と1-17はどれぐらい離れているのでしょうか。




東京電力今泉氏

え、1と1-17ですか。




おしどりマコ

はい、この挙動の違う2つの観測孔はどれくらい離れているのでしょうか




東京電力今泉氏

えーと、2m。




おしどりマコ

2m程度、2m。
2m離れていて、この挙動が違う。




東京電力今泉氏

はい。




おしどりマコ

以前からお伺いしているのですが、このNo.1が上昇して、潮汐の影響が出てきた理由について、「検討中だ」ということでしたので。

何らかの結果、評価は出たのでしょうか。




東京電力今泉氏

まだ皆さんに申し上げれるまでには取りまとまっておりません。




おしどりマコ

わかりました。
この、1-17以外にNo.1の挙動を調査するのに南側などに観測孔を掘る予定はあるのでしょうか。




東京電力今泉氏

この前もお話ししたように、今のところまだないです。




おしどりマコ

挙動はわからないがまだない、ということですね。




東京電力今泉氏

はい。




おしどりマコ

はい、わかりました。
で、タンクエリアのEシリーズのウェルポイントについてお伺いしたいのですが。

このウェルポイントはL型に五本ウェルポイントを打っておられると思いますが、これはどこの部分の測定値を出しておられるのでしょうか。

既出でしたら申し訳ありません。




東京電力今泉氏

これは、一旦吸い上げてタンクに入れていると思いますので、そこの数値じゃないかと思います。

確認をします。




おしどりマコ

わかりました。
5ヶ所まとめたものの数値の可能性という事ですね、わかりました。
で、このウェルポイントは26日の火曜日から1週間程度の汲み上げという計画で、明日で1週間ですが。まだ汲み上げ水の測定値が非常に高いのですがこれは延長はあるのでしょうか。




東京電力今泉氏

今のところこの1週間で、えー、の汲み上げという事で、その後はまだ未定になっています。




おしどりマコ

明日で汲み上げが一旦終わるという予定ですか。
明日で1週間なんですが。




東京電力今泉氏

まあ、 1週間程度ですので、 、 。




おしどりマコ

わかりました。
これはウエルポイントの数値が下がってから汲み上げを止めるなりの何らかの汲み上げを終了する目安みたいなものはあるのでしょうか。




東京電力今泉氏

は、はいすいません、ちょっと今別の、今のご質問を確認していたところですから。

この後吸い上げるかどうかの基準ですね。




おしどりマコ

はい。




東京電力今泉氏

こういった観測孔の測定データ、あるいは、まぁそういったところを踏まえて決めていくものだと思いますが、ウェルポイントは、ですね、一応1週間程度くみあげを行う、、、、、、、、。

あっ、すいません、えーと、まぁ今特にその何か基準という明確なものがある、ということではなくて、そのウェルポイントでの引いたところの、例えば下流側の観測孔等の観測結果等状況を見ながらそこを決めていくということになるのではないかと思います。




おしどりマコ

わかりました。
このウェルポイントは、規制庁の面談資料などを見ますと確か、地下水バイパスの揚水井が下流側にあるので、それの影響をなくすためにウェルポイントを作って水をくみ上げる

というようなことを書いてありましたが、これは数字を比較せずに汲み上げを終了する可能性もあるということですか。

なんとなく、高濃度のものが出なくなるまでくみ上げるものかと思っていたのですが。

これは実験的なものだったのですか。




東京電力今泉氏

一応ですね、実験的なものといいますか、このウェルポイント自身のその目的ということをもう一度申し上げることになってしまいますが。

ここで吸い上げることによって下流側のほうの数値を下げていくという、まあ、そういった目的で吸い上げているものでございます。

で、一応ですね、ウェルポイントからの吸い上げというのは今日で終了ということになります。

そういった意味で今後その下流側の状況観ながらですね、ここの運用というか、今後の運用というのは決めて行かなければいけないだろうと云う風には考えております。

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おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。
とりあえず一旦、 1週間、実験的な運用だったということですね。




東京電力今泉氏

はい。




おしどりマコ

わかりました。
地下貯水槽の件について伺いたいのですが。
地下貯水槽3の漏洩検知孔北東側の上昇が今日出ておりましたが。
「2のドレン孔北東側の上昇は残渣の影響だったと推測した」ということが先週の金曜日出ていましたが、これはB排水路が地下貯水槽の北東側を通っているのですが、これは何らかの、、。

まあ3も2も北東側が高いということで、何らかの評価はあるのでしょうか。




東京電力今泉氏

えーと、B排水路との数値との関連性という事ですか。




おしどりマコ

そうです、B排水路との因果関係と2も3も北東側の漏洩検知孔やドレン孔が上昇している点についてです。




東京電力今泉氏

あの、特にその、細かく分析したわけではありませんが、B排水路側への影響というのはないんでは無いかと思っています。




おしどりマコ

B排水路側の影響もなく。
B排水路が逆に影響している可能性というのもないというわけですね。




東京電力今泉氏

それもないんじゃないかなぁと思います。




おしどりマコ

わかりました。
で、「塩酸供給ポンプのにじみ」について伺いたいのですが。
「通常よりも多めのにじみがあった」ということで、通常のにじみというのはどの程度なのか教えていただけますでしょうか。

一日あたりどのくらいとか。
もしくは1リットルにじむのにどのくらい時間がかかるのかなど。

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東京電力今泉氏

あの、なんと申し上げてよろしいのかあれですけど、大体どれくらいという事というよりも。

ここはパトロールを定期的にやってますので、通常の状態とはよりはちょっと多めだということを確認したようです。

で、実際に今ですね、、、、、、、、、、、、、。
一応協力企業さんからの私どもの方への報告では通常より多めということで、約1リッターぐらいあるねという報告は受けております。

ですので、通常はもう少し少ないのだろうと思います。




おしどりマコ

わかりました。
通常のにじみの量というのは現在把握はされていないということですね。




東京電力今泉氏

はい。
で、通常時は特に手入れとかはしておりませんで、パトロールの状況を定期的に見ているということです。




おしどりマコ

感覚的に見ているということですね。
分りました。
で後、冒頭のご回答ありがとうございます。
モバイル処理施設のセシウム134、137の検出限界値が高かった件についてですが。

これはいくつかご回答が漏れておりましたので。
このバックグラウンドが高いというのはラボではなく現場で測定をされていたのでしょうか。

それと、規制庁への提出資料にセシウム134 、 137の検出限界値がそれぞれ430ベクレルパーリットル、 650ベクレルパーリットルという、告示濃度限度よりはるかに高い値、が記載されていなかったのはなぜか。

ということも同時に質問していたのですが。




東京電力今泉氏

すいません。
えっと後半についてはちょっと今確認ができてませんので、またあの報告したいと思いますが。

測定場所というのは5 、 6号機の計測室で行っているということで、そういった意味でバックグラウンドが高かったためにその検出限界値が高かった、ということでは無いということです。




おしどりマコ

え、バックグラウンドが高かったために検出限界値が高かったのでは無いという事ですか。




東京電力今泉氏

そうです。




おしどりマコ

検出時間が短かったということですか。




東京電力今泉氏

そうです。




おしどりマコ

わかりました。
この134、137の告示濃度限度はご存知の通り60、90ですのではるかに高い430、650という値を雨水かどうか判断する検出限界値として、このモバイル処理施設は稼働したばかりですので、今後も運用されていくのかどうか。

というのもお伺いしたいのですが。




東京電力今泉氏

先ほども申しました通り、高濃度の物の漏えいということになりますと、迅速な対応が必要ということで。

まずは、検出にあたっては先ほど申しましたように早急に結果が出るという測定時間を止めて、それでやったという事です。

実際にその漏洩が後時の確認というのはその状況にもよると思いますので必ずしもこの430、650というこういった数値でやるかどうか、というのはその状況ということになると思います。

ただ、濃度の高い物が漏れているというところは迅速に測らなければいけないという、そういった状況に関した検出限界値の設定ということになるかと思います。




おしどりマコ

ありがとうございます。
すいません、不勉強なもので、その通常の測定はどれくらいの時間をかけて行われているのか。

その迅速なセシウム134 、 137の測定というのはどれくらいの時間で測られたのか。
というのもお示しいただけるとありがたいのですがよしくお願いします。




東京電力今泉氏

はい、確認します。
 
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2013年11月29日東京電力定例会見より

おしどりマコ
数日前の事になりますが、26日に3号機のタービン建屋海側にある海水配管トレンチのモバイル式浄化装置からの漏えい検知器が動作する、ということが有りましたが。
その溜まり水をサンプリングした結果、検出限界値未満であったことから雨水と判断したということなんですが、その検出限界値が。

セシウム134:検出限界値未満(検出限界値は430Bq/L)
セシウム137:検出限界値未満(検出限界値は650Bq/L) 

になっています。

これは排水の告示濃度限度よりはるかに高いのですが、これはどういった理由でこの検出限界値で雨水と判断されたのでしょうか。

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東京電力今泉氏
今、手元にはそういった細かい資料はございませんけれど、その検出限界値以下ということで、そのシステムからの漏洩ではないという風に判断しているということです。


おしどりマコ
昨日までに電話取材を東京電力の方にさせて頂いたのですが。
「測定した時のバックグラウンドが高かったので、検出限界値が高かった」とご回答いただいたのですが。
どのような状況でセシウム134 、セシウム137が数百Bq/L が検出限界値になるような測定になったのか、バックグラウンドがどのぐらいのところで測定をされたのか、ということをお調べしてご回答いただけますか。


東京電力今泉氏
いま、おしどりさんは、この測定にあたってどういう条件で行ったかというところを教えて欲しい。ということですか。


おしどりマコ
そうです。


東京電力今泉氏
あの今、ちょっと私、お答え出来ませんので、ちょっと確認を致します。


おしどりマコ
で、この件に関して追加で。
27日の規制庁の面談資料に「モバイル式処理設備の雨水浸水による停止に係る面談」  
で、この件の資料がありますが。 
この資料にはこの、雨水と判断した根拠の検出限界値が記載されておりません。
この数百Bq/L が記載されていないのですが、その理由は何故かというのもご回答をよろしくお願い致します。
で、もう一点。
その雨水と判断された溜まり水は結局どういう処置をしたのか、ということもお答え頂けませんでしょうか。


東京電力今泉氏
申し訳ありません。
全て確認をしてからお答えします。


おしどりマコ
よろしくお願いします。
で、本日のこの「被ばく線量の分布等について」 http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu13_j/images/131129j0301.pdf の資料なのですが。
この10msvを超えた方々。
比較的高線量の作業をされた方々は、主にどういった作業をされていたのでしょうか。
まあ、護岸エリアが主なのかもしれませんが。
具体的にどのような作業だったのか、というのを教えていただけませんでしょうか。


東京電力今泉氏
えーと、先ほどちょっと申し上げましたが、護岸のそういった取水作業であったり、トレンチ関係のいわゆる除染といいますか、浄管ですかね。
こういったところに関連する作業というふうに聞いてますけれども。


おしどりマコ
凍結装置関連ですか。


東京電力今泉氏
あ、いえいえ、ではなくて今申し上げたモバイルの話です。


おしどりマコ
あの、トレンチの凍結ではなく、トレンチの除染ですね。
はい、わかりました。
で、10月の分だけAPDの速報値で、8月、9月の分が、ガラスバッジやリングバッジ、ドーズメーターなどの積算型での追加になってますが。
これは、以前のものからずっとそのAPDから積算型が追加された人数を出して行きますと、8月、9月で段々追加の人数が増えてっているのですが。
これはやはり、β線での被ばくの作業が増えてきたという風な理解でいいのでしょうか。


東京電力今泉氏
いや、そうではないんじゃないかと思いますけど。
あの、何れにしましても、ガラスバッジで測定したデータとAPDで測定されているデーター。
この比較によって、高い方をこちらに載せるということになりますので、そういった評価をした上でそういった、あー、あー結果になっているかと思います。
更に、ガラスバッジだけで測定されている企業さんもありますので、まぁ、そういったところが影響してますので、そのβ線の被ばくがどうだ、こうだという事ではないんじゃないかと思います。
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おしどりマコ
わかりました。
これ、追加でAPDから積算型が加わった時にどのくらいの人数が増えていったか。
という事は出してますか。
それを見ていくとだんだん増えていってますが。


東京電力今泉氏
あ、え、っとー。


おしどりマコ
その、評価をされておられるのかどうか。
その数字を出しておられるのか、どうかという質問です。


東京電力今泉氏
あ、まあここに書いてある被ばくの分布が全てだとおもいます。


おしどりマコ
「全て」ではなく、、。
あの、これだけですと毎月そのAPDから積算型に置き替わったときに、どの人数が追加されたか、というのはその、過去の資料を見比べていかないと出てきませんので。


東京電力今泉氏
あの、実際にまあ、我々その被ばくの分布っていうのを、えっと、どうなってるかというのを確認している、というのが主でございますので、基本的には、、。
まあ実際にそういう確認をしているのかというのは私にも分かりませんけれども。
まあ、先ほど申し上げました通り「これが全てだ」と申し上げたのはそういう事です。


おしどりマコ
わかりました。
では「追加の人数に関して何らかの評価はされていない」という理解でいいですね。


東京電力今泉氏
何とも申し上げられません。


おしどりマコ
えっ。


東京電力今泉氏
なんとも申し上げられません。


おしどりマコ
なんとも申し上げられない、。。
はい、わかりました、、。
で、この「福島第一原子力発電所の状況」についてなのですが、<5.その他> の地下貯水槽の関連で、「地下貯水槽周りの新設観測孔の測定結果」で、高い値が出たのは「4月に発生した地下貯水槽漏えい時の残渣等か?混入した可能性か?考えられる。」とありますがこれは具体的に残渣のppmなどは出しておられますでしょうか。
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東京電力今泉氏
いや、出して無いです。


おしどりマコ
この残渣の混入した可能性というのは、目視ですか。
推測ですか。


東京電力今泉氏
いえ、あのー、推測になります。

 
 おしどりマコ
目視ではなく、ppmでもなく推測ということですね。


東京電力今泉氏
実際にこのNo.2の地下貯水槽については、実際の水自身がそんなに高いものでもございませんので、そういう状況を踏まえると、一つの可能性としては残渣が混入してきた可能性が有ると、いう事が書かれているということです。


おしどりマコ
確か護岸エリアのサンプリング資料は残渣が5ppmの物をサンプリング資料として使用、採用しているということでしたが、地下貯水槽の観測孔付近も何らかのそういうような基準などはあるのでしょうか。
残渣に関して。


東京電力今泉氏
あのー、実際に、えーとー。
測定の飼料の採取というところは、その測定に当たってはどういった、えー、正常といいますか、まず目視でどういうような水があるか、というところは確認しているかと思います。
この、残渣が幾つかということについて、ここで測って云う事は私は聞いてはいませんけど。


おしどりマコ
わかりました。
ご確認していただけますでしょうか。


東京電力今泉氏
えー、、。
わかりました。
確認致します。


おしどりマコ
その可能性として「残渣」という言葉を用いられるのなら具体的にどう評価されておられるのか、というのを正確に教えて下さい。
よろしくお願いします。


東京電力今泉氏
今申し上げた通りだと思います。


おしどりマコ
はい。
で、昨日までに。
H25/11/26?28 11/5 に発生したえい航船のスクリューに巻き込まれたシルトフェンスの復旧作業をされておられるのですが、具体的にどのような作業をされてるのでしょうか。
確かずっと、えい航船が岸壁近くに係留されて、外側のシルトフェンスをスクリューに巻き込んで、という状況だったっと思うのですが。


東京電力今泉氏
あの、どのようにこの巻き込みを解消して行くかというとこは検討していましたけど、実際に、船の巻き込んだ所の近くのシルトフェンスを切断しまして、それで船がシルトフェンスから離れるようにしています。あと、その船をどうするかということでございますが、一応船の方の汚染測定をいたしまして、いわゆる基準値以下、 40ベクレル以下になりますけれど、そういったところを確認した上で、専用のドックのほうに持っていってその状態を見て、修理をするという、そういう状況になってるかとおもいます。


おしどりマコ
わかりました。
では現在、2重のシルトフェンスの外側を一部切断されている、という状況ですか。


東京電力今泉氏
はい。
ただ、その作業に当たっては健全なシルトフェンスの内側にもう一つシルトフェンスをつけて、現在は2重になっているという状況かとおもいます。


おしどりマコ
切断された外側、内側そしてもう一つ有る、という事ですね。


東京電力今泉氏
ええ、そうです。
健全なやつがありますので。


おしどりマコ
健全な物が今2重にある、ということですか。


東京電力今泉氏
そうです。


おしどりマコ
健全な物が2重で切断したものが一番外側にあるという事ですね。
わかりました、ありがとうございます。
で、6号機の燃料集合体の移動が完了したという事で。
元々6号機の使用済み燃料プールに漏洩が確認された燃料棒が1本あった。
という事ですが、これは作業中に特に何らかの異常があった燃料棒、燃料集合体は無かったという事ですね。


東京電力今泉氏
あの、、、。


おしどりマコ
なんでしょうか。


東京電力今泉氏
移送した物に無かったか、という事ですか。


おしどりマコ
そうです、そうです。


東京電力今泉氏
あの、まあ移送した時に色々なその炉内のパラメーターというのは変動してございませんので、それはないのではないかと、、、。


おしどりマコ
わかりました。
では、現在6号機の使用済み燃料プールで漏洩が確認されている燃料棒は1本のまま、ということですね。


東京電力今泉氏
はい、私どもが確認しているのはそれだけです。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。

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2013年11月11日東京電力定例会見より
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おしどりマコ
先程の護岸No.1エリアの地下水観測孔についてなのですが。
何故、上流と下流1-16、1-8より水位が高いのかという点と、遮水壁の外側であるNo.1ー9と遮水壁のかなり内側であるNo.1の水位の上下がシンクロしていて、つまりNo. 1の潮汐が復活していることについて、先週の水曜日にも同じ質問をしていたのですが、これは観測孔No. 1の信頼性を評価するということでしたが、それはまだ出ていないという事なんですか。

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東京電力尾野氏
先週の金曜日にご説明さしていただいてるかと思うのですけれども、若干説明の情報に古いところがあったかもしれません。
No.1の推計ですね、こちらの方新しいものに取り替え済み、ということですので、機械そのものの信頼性ということに関してはよろしいのではないか、というふうに思っております。
で、今ほどありました細かい動き、これの解明というところに関しては、まぁそこまでの整理ができていないということで申し上げた通りであります。


おしどりマコ
わかりました、金曜日に取り替え済みで、ではこの間10月16日の豪雨以降の挙動についての評価はまだされていないという事ですね。


東京電力尾野氏
ええと、金曜に取り替えたということではございませんで、それ以前取り替えがなされていたということであります。


おしどりマコ
因みにそれは何日なんでしょうか。


東京電力尾野氏
ちょっと今正確に私も日付まで覚えておりませんけれども、いずれにしましてもNo.1の推計の信頼性の問題かというような議論が確かにございましたが、それは取り替えても挙動全体の動きとして継続してございますから、こういった動きそのものは実際の観測挙動というふうにお考えいただいていいかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
信頼性があるということですね。
先ほど尾野さんはご回答の中で、刑時的に見てというふうにおっしゃってましたが。
あの、過去の刑時的に見て潮汐が復活してきているんですね。
過去のものと見比べていて。
で、 No.1-9よりもNo. 1の方が潮汐の変動が大きく出ているということについて、どう評価されているのでしょうか。


東京電力尾野氏
、、、、。
こちらのほうはなかなか難しいところがあるかと思っておりますけれども、いずれにしましてもちょっと細かい動き、潮汐の圧力脈動の伝わり方、動き方と云う事がなんらか影響しているのだろうと思います。
ただ、実際にこういう動きの差となって現れているということですから、1-9というのは護岸にすぐ近いところということではありますけれども、いわゆる薬注等との関係で、周辺の状況などが変わってるところもございますので、そうしたことも含めて、結果としてこういう値が出ているのであろうと云うふうに思っておりますが、それがどれか、という事まで分析的に提起するところまで行ってございません。
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おしどりマコ
わかりました。
このNo.1は取水ピットに一番近いところで、1-16と1-11と1-8が、同じように潮汐の変動はもう、影響が無く、かなりなだらかな同じような挙動ですので。
なぜNo. 1が同じ挙動では無いのか、というのはおそらく10月16日以降から同じような疑問が存在しているのですが。
10月16日以降からこういう傾向がありますが、東京電力として特に今まで評価はしていないということですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
これ、1-2の水位というのは、遮水壁の影響でもう測定はされておられない、信頼性がない、ということなんでしょうか。


東京電力尾野氏
ちょっと今、個別にどれがどれかというところまで覚えておりませんが、たくさんの場所で測っておりますけれども、地盤改良の薬注の関係でピット自身の信頼性が無くなっているところがございまして、測定を止めている所がございますので、まあ、そうした事かと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、「タンクエリアの高線量率箇所の確認」  について伺いたいのですが、H2(南)エリアで、高線量率が24.5mSv/hと、29.5mSv/hとおっしゃっておられましたが、これは丸の部分は1カ所なんですが、具体的にどのあたりとどのあたりということなのでしょうか。


東京電力尾野氏
はい、そうですね、ちょっとご説明の仕方に正確性を欠いてたかもしれません。
申し上げました、ミリシーベルトパーアワーというのは表面から5cmに近つけた状態でございますので、大体丸で示した真ん中辺が当該カ所でございますのでそこの表面5cmの測定結果です。


おしどりマコ
わかりました。
あの、H2(南)エリアで24.5の値や29.5の値と、二つの値を仰っておられたのですが。
こにお二ヶ所はどちらなんでしょうか。
これ、H5の29.8という事で、H2(南)エリアは24.5で、H5が29.8ということですか。


東京電力尾野氏
ええと、H2の所に印が二つ付いておりますね。
1ページ目の表、2ポツで「高い線量が確認されて、、、」という、この二つの事を言っております。


おしどりマコ
わかりました。
で、写真は2ヶ所の内のどちらなんでしょうか。


東京電力尾野氏
両方を示しております。


おしどりマコ
ん?はい?
両方、、?
これは、でも拡大図は同じものだと思うのですが、このTの青いテープの感じからいって。


東京電力尾野氏
んー、、そうですね。
失礼しました、そうですね。
写真はNo.2のものです。


おしどりマコ
No.2のもの。


東京電力尾野氏
はい。
状況は同じ様な場所です。


おしどりマコ
No.2は24.5の方ですか。


東京電力尾野氏
24.5の方です。


おしどりマコ
でこの、29.5の方が、そのとなりのものと云う事ですね。


東京電力尾野氏
そうです。


おしどりマコ
すいません、不勉強で。
今、タンクの番号が直ぐに分かりませんので。
No.何になるのでしょうか。


東京電力尾野氏
ええとそうですね、2ポツのH2エリアと書いてあるほうの、左側、 2つタンクが写っておりますが左側の方が24.5の方で右側の方が29.5の方です。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、すいません、C排水路の出口についての確認ですが。
これは、図の見方で開渠内に出口がある訳では無いのですよね。
えー、71ページ http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/l131111_05-j.pdf のものです。
これは開渠を通り越した港湾内に排水口を持って来るということなんですね。
すいません、確認なんですが。
DSC09187.JPG
東京電力尾野氏
ちょっとお待ちください。
こちらの方は、そうですね。
この図面では開渠を通り越して、波除堤のところまで行ってますので、そのように見えますが。
具体的な設置箇所については、まだ現地状況等踏まえて詳細設計はこれからと言うことであります。


おしどりマコ
わかりました。
では、A排水路の出口は5 、 6号排水口北側で港湾外ですが、A排水路の出口もこのように港湾内に移動させる、という案はないのでしょうか。


東京電力尾野氏
最終的には、具体的にどのようにしていくか、というのは今後の検討かと思っています。


おしどりマコ
わかりました。
A排水路は、B、Cの様にどの程度の線量の物が流れているか、サンプリングでの測定はされてるんでしょうか。


東京電力尾野氏
そちらにつきましては、測定を行って評価をする、ということで準備しているところです。


おしどりマコ
あ、わかりました。
、、まだされていない。
ということですね。


東京電力尾野氏
あの、結果として整理が出来たらご紹介出来るかと思います。


おしどりマコ
あ「現在されているか」「されていないか」という事をきいてるんですが。


東京電力尾野氏
あの、現在どのタイミングかというところは今私は正確には承知してませんが。
A排水路についても確認をして、評価をするという考えで現地の方で作業を進めております。


おしどりマコ
わかりました。
過去、A排水路の何かしらサンプリング資料で発表されてるものが有りましたら、、。
すいません、探したのですが、分かりませんでしたのでお示し頂けると有難いのですが。


東京電力尾野氏
それは、無いかと思います。
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おしどりマコ
無いですか。
わかりました、ありがとうございます。
 

 

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2013年11月25日の東京電力定例会見より

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   以前の質問の回答                             
東京電力今泉氏
平成23年9月6日に発表致しました。
福島第二の震災前後における原子炉水と使用済み燃料水の測定結果  
ここで1号機の使用済み燃料プールの水のセシウム137の数値が震災前はNDだったんだけれど、震災後には、数値が出てる。と、これは一体なにか?
というご質問だったかと思います。
で、その後確認をさせていただきましたが、結論から申し上げますと。
福島第一原子力発電所で発生した事故、これに起因する放射性物質が排気系から取り込まれて使用済み燃料プール降下して、一時的に検出された。
というふうに私どもは現在推定してございます。
で、実際にこの検出値2.72× 10の-2乗Bq/?という数値が得られてございますが、この際の検出限界濃度というのは、 2.15 × 10の-2乗Bq/?ということもありまして、検出限界若干超えということもありましてそのようなデーターでございました。
そういったことも含めまして、ホールアウトの影響というふうに現在考えているということでございます。
 

   マコちゃんの質問                             

おしどりマコ
冒頭に2Fのご回答などありがとうざいました。
以前から伺っております、護岸エリアのNo.1エリアについてなんですが、これはNo.1-17以外にNo. 1の挙動を調べるために他の地下観測孔は特に掘らないんですね。
1か、1-17 どちらかを使うか、という検討はある。
とおっしゃっておられましたが、1が何故、再び潮汐の影響が出現したか、等の検討のためにこのまだ、遮水されていない方向への地下水の観測孔は掘らないということなんですか。
南側なり。

DSC09245.JPG 東京電力今泉氏
実際にこのデータをご覧いただきますと、 1-1以外の水位については、それなりに理屈でお話しできる範囲じゃないかと思います。
でただ、 No.1だけやはりその、水位がたかい。
ウェルポイントでひいているにも関わらず水位が高いと。
さらにこれが、上下しているという事で、やはりここは何か、 ここの現象を我々としてどう捕まえなきゃいけないのか、という事はこれは、考えていかなきゃいけないことです。
そのためにこの1-17というのを掘っているということです。


おしどりマコ
これは、遮水の効いていない1-9と潮汐と、この遮水壁の内側であるNo.1は上下がシンクロしておりましてこれは、このシンクロはやはり潮汐の影響と考えていいということですか。


東京電力今泉氏
今おっしゃっているのはNo.1ですか。


おしどりマコ
はい。
赤線の分です。


東京電力今泉氏
ここは何とも今申し上げられません。


おしどりマコ
これが潮汐の影響か、ウエルポイントでひいているものの影響か、というのは区別がついていないということですか。


東京電力今泉氏
もし、仮に1ー1が潮汐の影響で、こう動いてるとすれば、1ー8という、オレンジ色のところですね、これあのー、おー、、、。


おしどりマコ
あ、はい。
以前から質問してるのですが。
1-8も、1-16も、1-11もNo.1以外の遮水壁の中のものは一切潮汐の影響が出ていないようになっている、にもかかわらずなぜNo. 1だけ潮汐の影響と考えられるものが出ているのか、という質問を続けているのですね。


東京電力今泉氏
ですから、そこについては私どもとして、これが潮汐の影響を受けているのかどうか、ということ自体も、今何とも申し上げられないということで。
No. 1-17の観測孔を掘って、そこのデータを蓄積しながらここの No. 1の挙動についてもう少し考察を進めて行きたいと。
それが今の私どもの考えです。


おしどりマコ
わかりました。
すいません、質問の趣旨は、このNo. 1の南側はまだスクリーンでかなり海に近いところで、ここの遮水壁がまだ完成しておりませんので、 No. 1-17ではなく、 No. 1の南側に他の地下水の観測孔を掘るなどの検討はあるのですか。
という質問です。


東京電力今泉氏
それはございません。


おしどりマコ
ないですか。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
これはなぜ北側に掘ったのですか。


東京電力今泉氏
あ、え、何をですか。


おしどりマコ
No.1の挙動を見るための観測孔を北側に掘った理由です。


東京電力今泉氏
ですからこのNo. 1の近傍に堀ったということです。


おしどりマコ
北側1カ所だけですよね。


東京電力今泉氏
そうです。
まぁここで、 No. 1-17の観測孔の観測データを増やして、No.1の考察をするという考えでございます。


おしどりマコ
1より南側のスクリーンの海側に近いところにはもう、観測孔は掘らないんですね。


東京電力今泉氏
今の時点ではこのNo.1-17でそこの挙動を見ていくという事です。
で、もし、仮に何か、必要があればそれはそれはその、適宜このNo.1の挙動も考察するにあたっての必要があれば、それはまた観測孔というものを掘る必要があるかと思いますが今の時点ではNo.1-17。
この挙動をちょっと見ていきたいという風に考えてございます。
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おしどりマコ
わかりました。
以前から聞いておりますが。
このNo.1の挙動が、少し以前はこの潮汐による上下の影響がなかったにもかかわらず、大きく出てきたのが9月15日の大型台風18号の後ですが、それに関する何か評価なりというのはお持ちでしょうか。


東京電力今泉氏
おっしゃる通り、この挙動については大雨の後にこの高止まり、といいますか高くなってこう上下しているという。
そういうところは現象論としてそうかと思います。
ただ、今そこは大変申し訳ありませんが、わたくしどもとしてここを説明できるだけの考察が深まっていませんので、これは引き続き観測データの分析をして行きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
あと、以前から聞いておりまして、もうご回答を戴いてるかも知れませんが、このNo.1の地下水の観測孔の水位計がおかしいかもしれないということで、水位計を新しく入れ直した。
ということを以前ご回答をいただいたのですが、そのNo.1の水位計を入れ直した時期というのは何時なのか。
ということを質問していたのですが、いかがでしょうか。


東京電力今泉氏
えーと、そこはちょっと回答はご用意してません。


おしどりマコ
分りました。またご回答をいただけますでしょうか。
おそらくその大型台風が来た9月15日以降にNo. 1の水位計を入れ直しておられる。
ということでしたので、またご回答よろしこお願いします。


東京電力今泉氏
確認します。


おしどりマコ
はい。
で、本日、規制庁での「第5回東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会」
「東京電力福島第一原子力発電所 3 号機使用済 燃料フ?ール内の臨界の可能性及ひ?白煙の発生に 関する検討について」の資料が出てまして、まあそれは「使用済み燃料プールではないのではないか」
というまとめだったのですが。
その中で、3号機のDSPと、ウェルカバーの隣接部近傍で白煙が発生していて、防衛省による温度測定結果でも100°Cを超えるという事で、このDSPとウェルカバーの隣接部近傍の100°Cを超える事象というのは、どういったものと評価されているのでしょうか。


東京電力今泉氏
すいません、本日規制庁の規制委員会のほうにかかった資料というのは、ちょっと私は確認してきてございませんので、そこはちょっと確認さしていただきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
で、以前から伺っていたのですが、平成25年の7月26日に東京電力が出されました「汚染水の港湾内での流出に関する公表問題の時系列」では、 4月2日から6日までの2号機のスクリーン取水口付近の高濃度汚染水の漏えいのみが記載されているのですが、テレビ会議の動画を調べ直しますと「2011年の3月15日と、4月7日に2号機建屋の大物搬入口付近から高濃度の汚染水が漏えいした」という会話がなされているのですが、報道への発表資料としての情報としては一切出ておりませんので、それがどの程度のもので、具体的にどの場所に水跡が有ったのか。
というのをお示ししていただけないか、と以前から要望していたのですがいかがでしょうか。

東京電力今泉氏
えーとすいません、今お答えできませんが、3月、、の、もう一度日付を確認さしていただけますか。


おしどりマコ
はい、宜しくお願いします。

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2013年11月6日の東電定例会見より

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  質問の回答                              
東京電力今泉氏
1号機のスタックモニター、スタック、、あ、排気筒の線量測定の件に関連して、当社で所有するエリアモニターのレンジは最高で幾つのものか。
とご質問がございました。
で、誤差はどの程度か、ということですが。
当社が所有する可搬型のエリアモニターの線量率の最高値というのは。
ご質問にあった通り、 999.9mSv/h でございます。
これは、 X線、γ線が測定対象という事です。
その使用するエリアモニターの制度と云うのは、、。
あの、誤差でございますが、± 10%の物を使わしていただいているという事でございます。
 
 
  マコちゃんの質問                              
おしどりマコ
まず、冒頭のご回答をありがとうございました。
E-10の水位のo.p. と、観測孔の深さも教えていただけませんでしょうか。
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東京電力今泉氏
今、こちらの観測孔の水位については、私どものデータロガーから引き上げてきて、そちらの方のデーターの整理をしているところですので、ちょっと今、どれぐらいか、というところを申し上げるところは、今日ちょっと準備はしてませんので申し訳ありません。
何れにしましてもそこは取りまとめましたら、皆さんにご提示しなければいけないという風に思っております。
 
 
おしどりマコ
ありがとうございます、またよろしくお願い致します。
で、昨日の 115 日の 10時ごろに、1 4号機の取水口のシルトフェンスの付近でキャスクを運営する船の曳航船のスクリューに外側のシルトフェンスが巻き込まれた、という事象が有りましたが、今も外側のシルトフェンスがない状態ですか。
 
 
東京電力今泉氏
はい、おっしゃる通りですね、巻き込んでしまった船は、港の護岸の方に寄せておりまして、現在ではシルトフェンスはそこの、開渠入り口というのは、一重になっております。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
開渠のシルトフェンスは、二重の物が一重になるとどの程度除去能力が落ちるのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
実際にあの、これはおしどりさんもよくご承知だと思いますが、シルトフェンス事態に除去する能力というのは、あの期待してる訳ではありません。
水の行き来をなるべく抑えるということを目的で設置されているものですので、そういった意味での除去というのはしてない訳ですけれど。
先般も一重でのシルトフェンスを張っていた時期もあって、そこでの水の行き来はある程度制限されてるという風に私共、思ってございます。
ただ、二重だったのが一重になってどれぐらいにかわっているのか、というところについては、そういったデーターの確認はしてませんのでちょっと申し上げられる状況ではございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
二重のシルトフェンスで、、。
すいません不勉強で、うる覚えなんですが、放射性物質の濃度が何分の一かにはなる、という風なご回答が以前あったと思いましたので、能力がどの程度になるのかな、と思ったのですが、、。
でもその二重のシルトフェンスに復活するのはいつぐらいでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
大変皆さんにご心配をおかけしてございますけれど、私共、早く二重の状況に持って行きたいと思うのですが、何せシルトフェンス自体が絡まっているスクリューが水中でございますので、そこの状態を見た上で、この除去をしていかないといけない、ということもあって、今まだ、どういう対策というか、どういう風にそこを確認するかということは今検討中でございます、大変申し訳ございません。
で、いつの時期にそれを復帰させるかについては今の時点ではちょっと申し上げられませんが、私共としてはなるべく早くそういった状況に持って行きたいと思ってます。
ただ、水の中でございますので、それを確認する作業が、ご案内の通りこの港湾内の状況勘案致しますと難しいところがありますので、そこを今どう進めるか、というところを検討しているということです。
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おしどりマコ
わかりました。
すいません、そのスクリューに絡まったシルトフェンスをもう一度再利用するんですか。
あの、ちょっと不勉強でイメージが湧かないのですが。
新しいシルトフェンスを付けるというわけではないのですか。
 
 
東京電力今泉氏
はい、実際に新しいものを付けるにしてもですね、シルトフェンスが絡まった状況では中々工事するのも難しいので、まずはそこの部分を確認したいと思ってます。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
115 日の東京電力のホームページの発表の資料で、平成 25年度の使用済み燃料等の輸送計画に変更があった、ということを発表されておられますが、 BWRの燃料のウラン12トンを青森県むつ市から柏崎刈羽へ運ぶのに第二四半期から未定となってますが、これはどういった経緯でそうなったのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
申し訳ありません、ちょっとそこの経緯というのは、確認をしてきておりません。
そういう意味ではちょっと、ここでは回答できません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
これはまた後日ご回答をいただけるということですか。
 
 
東京電力今泉氏
ちょっと確認をさせて下さい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、冒頭のご回答ありがとうございます。
東京電力が持つエリアモニタのレンジの MAX999 まあ、 1Sv/h未満と云う事ですか。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
エリアモニタ?
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
これは、あのエリアモニタという質問ではなく、 2011年から結構な高線量の1Sv/h以上の所の測定を各種されておられましたが。
お持ちの線量計、 GM管でも、シンチレーション検出器でもどの様なもので測っておられたのか、 MAXのレンジがどの値のものを使っておられたのか。
という質問だったのですが。
これはエリアモニタに限っての事だったのですか。
 
 
東京電力今泉氏
実際に、仰ったシンチレーションカウンターであるとか、まあそういったものは非常に低線量を測る物になります。
ですので、今私どもが持っている、高線量の特に x線、γ線を測る装置、検出器としての最高値はこういった数値と、ご理解頂きたいと、、。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
可搬型の物で。
 
 
東京電力今泉氏
そうです。
 
 
おしどりマコ
とにかく測定する、測定器としてのレンジの max1Sv/h ということですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
で、すいません。
護岸エリアの No.1エリアの事について伺いたいのですが。
No.1の水位が、その付近。
No.1-8や、1-18 1-15に比べて、その何といいますか。
No.1の観測孔が周囲の、東西の観測孔に比べて常に高いのですが、これはどういった推計で、どういった理由でこういった事になるのかというのをもし、何か評価があったら教えて頂きたいのですが。
ウェルポイントに No.1はすごく近いですので、その影響があるのですか。
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東京電力今泉氏
No.1-81-9 1-11 1-16というところで、かなり海側に近い測定値。
まあ 1-16はどちらかと言うと陸側に近いところになると思いますが、それ以外は海に近い所でございます。 
実際に、 No. 1-1については下のほうの図をご覧いただきますと、ウエルポイントの上流側ということになりますので、上流側というのは陸側ということになりますので、実際にウエルポイントでひいている影響というのが出ているのは、このそれ以外の海側にあるポイントということになるかと思います。
で、 16No.1 については、ちょっとこの差異について私は「こういうところです、こういう理由です」ということは申し上げられませんが。
実際にこの、一つは No.1のこの水位の変化を見てみますとかなり増減が激しいところもあって、 1つは確認しなければいけないこと、というふうに今思っておりますけれど、この検出器自体の状態ですね、これをいちど確認しなけれいけないのではないか、と今思ってます。 
なので、まとめますと海側のエリアというのは、低くなっているのはウエルポイントから汲み上げという効果がでてきていると。
ただ、 No.116 の差異については、ちょっと仰っしゃるご指摘する点というのは、本来なら陸側から海側に向かって傾斜を持って地下水が行くんではないか、というご懸念もあるかと思いますが、そこについては No.1の方の推移の検出装置の確認を私の方もしなければいけないのじゃないかな、ということを考えてございます。
 
 
おしどりマコ
あ、わかりました。
これは 1024 日や 10月下旬のデータを見ても、常に No. 1-161-8 は同じような水位なんですが、 No.1だけ常に高くなっているんですね。 
で、見直してみて気付いたのですが、何が言いたいのかといいますと。
2週間以上前からこのような状態なのですが、まだデータロガーは確認されていない、という事ですね。
 
 
東京電力今泉氏
えっと、実際にデータロガーからのデータは引っ張ってきてますので、、。
 
 
おしどりマコ
あ、すいません。
データロガーの性能ということです。
 
 
東京電力今泉氏
検出器ですね。
水位検出器。
 
DSC08872.JPG
おしどりマコ
すいません。
はい、検出器の性能の確認はされていない、という事ですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい、ここの所はちょっと今確認すべく、えーしなければいけないという風に思ってますんで、そこは確認して行きたいと思ってございます。
 
 
おしどりマコ
161 を比べた時に 16の方が常に水位が低いというのは、 2週間以上続いている状態なのですが、この辺の推計はまでだ、という理解でよろしいでしょうか。 
 
 
東京電力今泉氏
はい、あのー、すいません検出器自体が何かそういった確認をしなければいけない状態であるんじゃないか、ということも一つですが、この 161 についてはそれだけで説明できないかもしれないので、そこはちょっと解釈は確認されていただきたいと思います、すいません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
この水位について特に 161 に限らず水位について何らかの評価はまだされていないということですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
 
  直後の回答                              

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東京電力今泉氏
申し訳ございません。
私が、確認が間違ってございました。
シルトフェンスの先ほどの件ですが、1重と言いましたがこちら、申し訳ありません。
2重のままでございます。
それで、実際に代船を補助してえい航する船がちょうど、代船の後ろに回り込んだ時にこの2重のシルトフェンスを巻き込んだと云う状況で、そこの状態のままえい航船が岸壁近くに係留されていると云う事で。
申し訳ありません、ここのフェンス自体は2重のフェンスの途中にえい航船が引っ掛かってると云う状況でございます。
 
 
おしどりマコ
外側のシルトフェンスも生きていると云う事ですね。
 
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
 
 
東京電力今泉氏
申し訳ありませんでした。
 
 
  2 回目の質問                              
おしどりマコ
4号機のSFP燃料棒取り出しについてうかがいたいのですが。
先ほど今泉さんがご説明の中で「現在送手段、手順なども精査していて、第三者機関のレビューなども受けて、、、。」
と仰ってましたが、この第三者機関と云うのは具体的にどちらですか。
 
DSC08874.JPG
 
東京電力今泉氏
あのー、アイビットという組織がございます。
そこの中に、、、すいません英語ばかりで、略語で申し訳ないのですが、IEGいわゆる国際エキスパートグループというグループがございます。
まあ、そちらには廃炉の経験と云いますか、まあこういった技術的知見を非常にお持ちになられている各国のエキスパートが居るのですが、そう云った方々に私どものこの、燃料送をどういう風にやるかという計画をご説明いたしまして、そう云う中でレビューを受けていると云う状況でございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
数日前に、キャスクの移送等についてJNESから東京電力に指摘があったと思いますが、その指摘を公表していただけますでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
JNESさんの方には私共として、これからの燃料取り出し等どういう風に進めていくかという所は、これは勿論きちんとご説明しながらやってますが、今現在で具体的な指摘、要請こう云った物を受けていると云う事は私共は認識してません。
 
 
おしどりマコ
認識していない、という事ですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
キャスクの移送などについて。
仕立てキャスクの架台を含めて一連のモックアップ等もですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
はい、わかりました、ありがとうございます。
 
 
 
 
DSC08876.JPG
 
  
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