1994年、東京・銀座に吉本興業としては東京初の常設劇場「銀座七丁目劇場」がオープンしました。当時、夕刊紙記者の端くれだった私は、知り合いの吉本興業社員のツテを利用し、「取材」と称して、劇場によく出入りしていました。
1994年、東京・銀座に吉本興業としては東京初の常設劇場「銀座七丁目劇場」がオープンしました。当時、夕刊紙記者の端くれだった私は、知り合いの吉本興業社員のツテを利用し、「取材」と称して、劇場によく出入りしていました。
その姿をテレビで見たとき、「この人、放送していいの?」とマジで思いました。それが「みつまJAPAN」という芸人だったのです。
今から15年ぐらい前、吉本興業が渋谷にオープンした「渋谷公園通り劇場」という劇場がありました。以前書いた銀座七丁目劇場の流れで、そこのスタッフとたまたま知り合いだった私は、あるとき「イベントの審査員をやってくれないか」と頼まれました。
最近はあまり行ってませんが、15~20年前は、よくお笑いのライブに行ったものです。舞台には、まだテレビに出ていない若手の芸人がたくさん出ていました。
キャイ~ンを初めて見たのもライブでした。確か下北沢タウンホールで、バカルディ(現さまぁ~ず)やホンジャマカなど、売れ出し始めた若手に混じってキャイ~ンも出ていたように思います。
"録音されないままの収録"は、10分ぐらい続いたように思います。
これ以上続けるわけにはいかない――意を決したディレクターは、何かスイッチを押して、ブース内のさんまさんに言いました。
「すみません。もう一度頭からお願いします」
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