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 いよいよ明日、大阪市長選が告示になります。

 ということで、大阪で福祉の仕事に携わる知人に、「橋下府政はどうだったの?」と聞いてみたら、こんな原稿が送られてきました。「大阪都構想」ばかりが注目されがちな「W選」ですが、最前線で働く人たちには、いろんな不安もあるのかも。その不安が現実のものにならないことを願うばかりです。(riyu)

 今週更新の中島岳志さんのコラムでも取り上げていただいていますが、今月27日は、大阪市長と府知事の「ダブル選挙」です。

 3月の震災後、サイト上に、いろんな形での被災地支援情報をまとめた「いま私たちのできること。」というコーナーを作りました。寄附する、ボランティアに行く、ステイ先を提供する…支援方法の選択肢が多ければ多いほど、たくさんの人たちがそこにかかわれるんじゃないかな、と思ったのです。

 で、その「選択肢」の一つとして、いま個人的にとても気になっているのが、被災地に「仕事をつくる」「経済を動かす」形の支援です。

 東北巨大地震の連日のニュース。テレビに映し出される被災地の様子には、胸がつぶれる思いです。さて14日の朝刊に掲載されていた以下のニュース。読まれた方もいるでしょう。これだけ多くの外国の方たちが、日本で生活をし仕事をしていた、ということを知らされました。特に中国の方は、岩手、宮城、福島で約1万6千人! 日本の第一次産業、特に漁業や水産加工といった産業が、彼等によっても支えられていたということ。そしてそういう方々が被災してしまったということについて、私も指摘を受けるまでは気が回りませんでした。一人でも多く助かってほしい。祈る事しかできないのがはがゆい。



 ツイッター上でも、原発事故についてさまざまな情報が飛びかっている。岩上安身さんのUSTで、原子炉の設計者のインタビューや記者会見が開かれたりと、テレビでは伝わってこない、かなり専門的だがわかりやすく、そして信用できる情報も広まってきている。

 それと当時に、「原発がいいとか悪いとか、そういうイデオロギー的な話にするのは、今はやめたら」という意見もツイッターなどで見受けられる。しかし、それを言う事はイデオロギーなのだろうか? 原発は無理。地震国日本とは共存できない。きちんと情報を開示し、国の原子力政策は見直して、方向転換をはかってほしい。それしかないでしょう。

 つい先日「原発、あやうい綱渡り」 というトップページのための文章を書いた鈴木耕さんは、これまでもしばしば原発の危うさについて、警告を発してきました。長年、原発の危険性について取材し告発してきた鈴木さんに、「今回のことについてどう思うか」と聞いてみたところ、以下のメールがきました。それが12日の20時40分。その後、一般人が被ばくしたらしいとか、さらに深刻なニュースが続々と続いて入ってきたのだけれど、とりあえずここに鈴木さんのメールを本人の許可を得て紹介します。悔しさが伝わってきます。(水島さつき)

 

 

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