東京電力

SANY0318.JPGおしどりマコ
 18歳未満の方が2名おられた、という事で具体的に何歳と、何歳の方なんでしょうか。
 被曝線量の分布等についてですが、この1mSvの10mSv越え20mSv以下、20mSv越え50mSv以下の方々の今年の4月、5月、6月の人数分布を見ますと、東電社員の方々より協力企業の方々が圧倒的に大井のですが、具体的にどう云った作業を、まあ様々だと思いますが、どのような作業なのか教えていただければ、と思います。
 そして、協力企業とひと括りにされておりますが、もし分かれば元請けなのか、何次請けなのかも今ご回答できなくても、いずれ教えていただければと思います。
 そして、反対側の3の特定高線量作業従事者のところですが、これは私が以前から聞いておりました後任者が居ないので配置転換が出来ないという方々の事で宜しいのでしょうか。もし、その方々であれば、5月期で527名という事ですが、以前松本さんが527名の内246名が50mSv ?100mSvと仰っておられましたが、この分布では新たに加わった物しか載っておりませんので、今までの累積の線量と言いますか、どの様な分布になっているか、これはちょっと見づらいですので、その様な表もお示しいただけるとありがたいです。
 で、鉛カバーの件ですが、以前松本さんが「ガラスバッチとAPDはそんなに違いはなかった」と、「鉛カバーを付けてもそんなに遮蔽効果が出なかった」とエネシスさんの申告を仰っておられましたが、これはエネシスさんの自己申告のみで東京電力は特別にテスト等はしなかったのでしょうか。と云いますのは東京大学の物理の先生が圧さ2mmの鉛で線量計の検査をしました所、遮蔽は過大かもしれないがという注釈つきですが、鉛カバーを付けると線量が6分の1になりました、そのテストはネット上にも上がっておりました。
 東京電力としては何か新たにそういう鉛カバーにおいての試験はされたのかどうか、どうぞご回答宜しくお願い致します。


SANY0323.JPG東京電力松本氏
 はい、まず18歳未満の方が福島第一で作業に従事した件、でございますが、こちらの方は2名いらっしゃいまして、当時の年齢で17歳の方と16歳の方でございます。
 それから、線量の分布でございますが、こちらの方はやはりあの私どもと協力企業さんとでそれぞれ業務している作業が違いますので、こういった分布の状況になっております。まあ、4月、5月、表1に関しますとまあ、120mSvの辺ですけれども、いわゆる作業としては工場的な作業が続いておりますので、こういった感じになっておりますけれども、
昨年3月からの分析という形では逆に逆転している、という様な状況でもございます。従いまして、今後の被曝低減に関しましては、私どもの社員協力企業さんの社員それぞれきちんと取り組んで行きたい、という風に思っております。
 それから、協力企業さんの中で元請け企業さんとその他の企業さんに分けられて集計で来てるか、についてはちょっと確認致しますけれども、基本的にはこちらの方は一括して元請け企業さんの方から報告を受けておりますので、そういった分類は難しいかと思います。それから、、、、。


おしどりマコ
 あっわかりました。
 もう少し何か、具体的にどう云う作業かというのは、今ご回答して頂けないという事でしょうか。


東京電力松本氏
 あの線量が高い作業に関してはこちらの方、6月分で言いますと、協力企業さんので12.11mSvの方がいらっしゃいますが、こちらは3号機の瓦礫撤去に従事した作業員の方でございます。
 それから、表4、特定高線量作業従事者でございますけれども、こちらの方は質問に有った通り、私どもの社員の中で100mSvとという、事故時緊急被ばくの線量限度を適用している者でございまして中々、技術伝承、それから関電から代わりの者がまだいない、という事で福島第一に特別な管理をしながら働いている、という状況でございます。
 あのー、表が見にくいというご指摘がございましたけれども、この表の一番右側が平成23年3月から平成24年6月までの累積でございましてこちらの方で見ますと、50mSvを超えて100mSv以下の者が257名いるという状況でございます。全体の分布はこの一番右端の覧の状況でございまして、こういった50mSvを超えて100mSvの方、それから20mSvを超えて50mSvの方というのが今後増えて行かないように、4月、5月6月では低い線量で抑えるようにまあ、仕事の内容を調整している、という状況でございますし、また541名6月分いますけれども、その中でも109名に関しましては管理区域の入域の無いような仕事をという形で進めています。


おしどりマコ
 わかりました、ありがとうございます。
 すいません、私少し表の見方が分からなくて、この10mSv越え20mSv以下という方は、新たに加わった方ですか。


東京電力松本氏
 いえ、あのー、計の人数が下から3行目にございますけれども、例えば6月で申しますと541名の内、6月分の被曝線量という形で10mSv以下だった者が540名、それから10mSvを超えて20mSv以下の者が1名いたという様な状況でございます。
 で、540名の内下の所に注釈打ってますが、109名に関しましてはそもそも管理区域には入らなかった、という人間です。


おしどりマコ
 わかりました、えー、ではその10mSv超え20mSv以下の方が月を追うごとに累積で例えば線量が増えて行くという様なのは、どう云った形で読み取れるのでしょうか。


東京電力松本氏
 あの、これ毎月毎月出ておりまして、例えば先月分でございますと、この右端の覧が昨年の3月から24年の5月という形で出てございます。従いまして恐らくその際にこの1名の方がプラスになったという形でまあ、見えていくという様な状況でございます。


おしどりマコ
 わかりました、そうですねー、そのー、以前の物とどんどん見比べないとそれは分かりませんので一括して分かるような物をもし頂ければ、と思うのですが。


東京電力松本氏
 私どもとしてはこの、一番右端の昨年の3月から24年6月までのいわゆる事故時、緊急被曝限度の100mSvが適用されている者がどれぐらいの割合で居るか、という所が重要でございまして、こちらの方を公表させていただいております。


おしどりマコ
 わかりました、その必要はないという事で。
わかりました、ありがとうございます。


東京電力松本氏
 それから、鉛カバーの件でございますけれども、こちらの方はガラスバッチとAPDの比較をして差が無かったという事をやったのは東京エネシスさんの聞きとり調査の結果でございまして、私どもは直接このビルドアップ社さんの方々にヒアリングは行なっておりません。それから、鉛カバーの効果でございますけれども、まあ、概算3mmの厚さで言いますと、まあ3割から4割の効果が有るのではないかという様に推計しておりますけれども、こちらは新たにまあ実験と云いますか、同じような物を作りましてどれぐらい線量の低減効果が有るかという所をで現在現場で調べている段階でございます。こちらはこちらはあのー、保安院さんからのご支持も有りましたので、8月13日には報告できると思います。


おしどりマコ
 わかりました、ありがとうございます。


 



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SANY0245.JPGおしどりマコ
 今日は相澤副社長がいらっしゃってるので、私は金曜日の会見にも居たのですが、改めて要望という事で。
 この公開映像は「3月15日まで」と日にちが区切ってありますが、3月22日23日の南方向へのプルームの時の会議等も見たいですし、DOEのデータとも比較したいですので5月末まで、存在すれば5月末まで、有るだけのテレビ会議の映像の公開を要望いたします。
 で、その大臣指示の3つ目とも関連致しますが、金曜日(27日)にも言いましたが改めて副社長にお願い致します。

 原子力情報センター(原子力情報コーナーの事)等での半永久的な公開を希望いたします。どうぞ宜しくお願い致します。
 
 質問なんですが、松本さん、スラッジの表面線量率についてのご回答ありがとうございます。その、以前聞きました時に、吸着剤3と6の表面線量率が上がるだろう、という事でしたが、吸着剤6の線量率はどれくらいでしょうか。それで、アルプスがストロンチウム90とイットリウム90があまり取りきれていない可能性が有る事をこれから検討するという事でしたが、イットリウム90は吸着剤1から6までのうちどれで吸着するのでしょうか。3価という事でコバルトと一緒にキレート樹脂6で吸着するのか、若しくはストロンチウム90、親核種を取り去る事で娘核種も無くすと云う考え方なんでしょうか。
 で、この資料の47ページの(56ページ)「労働環境の改善について」ですが、休憩・食事環境の所の線量汚染の項目の「食事による内部被ばくが不安なので改善して欲しい」というのに対しての改善の方向が「休憩所のスミア結果を各休憩所に掲示する

運用を平成24年7月から実施する」という事で、7月以前の休憩所でのスミア結果というのは存在するのでしょうか。存在したら公表を宜しくお願い致します。
 あと、下の「労働環境の改善」の所でバス(資料 57ページ)の改善要望として「東電社員のみ綺麗なバスにのったり、免震棟から乗り降りできるのは不公平なので改善して欲しい」というものに対しての回答が「…要件を満たせば一般作業服着用バスへの変更が可能…」となっておりますが、この「要件を満たせば」の要件を教えて下さい。宜しくお願い致します。
 で、7月23日に原子力安全保安院から出た資料ですが、「1Fのタイベックの中の下着を2F で洗濯をして再利用をする」その許可がでた。という事でしたが、その再利用をする目的として汚染が低減されたのか、それとも再利用をして、経済的、財政的にひっぱくしているからその利用をするのか、もしくはその廃棄物の捨て場所の確保が困難な為、下着の再利用を始めるのか、教えて下さい。そして、1Fから2Fに下着を持って行く時のスクリーニングレベルは今どの様になっているのか。そして2Fでの洗濯廃液の取り扱いが「2Fの保安規定に準ずる」とありますが、その洗濯廃液の取り扱いの規定を教えて下さい。
 7月26日付けの保安院で公表された資料で、東京電力が1Fの水濁法関連での指示について、どの程度の有害化学物質があるのか、どのようなデータを公開したのか宜しくお願い致します。
 あと、リン酸エステルについてですが、東京電力がオイル会社から購入している実績のデータ、濃度の形でいいので教えていただけませんでしょうか。宜しくお願い致します。

SANY0256.JPG
東京電力松本氏
 はい、まず多核種除去設備の廃棄物のヒック、HICでございますが、こちらは29ページの下半分の所に線量結果が出てございますけれども、(資料 30ページ)吸着剤3、セシウムを取りきる所が最も線量が高いと云う事で記載さして頂きました。えーそれで、その吸着剤1から6までで、何を取っているのかについては、確か前回か前々回の資料の中に有ったと思いますが、ちょっとそちらの方を確認さして頂きます。
 それから、ストロンチウム89、90、イットリウム90でございますけれども、こちらはあのー、27ページに(資料 25ページ)有ります通り、検出限界を少し上回る程度で現在、処理後水の方から見つかっています。あの、要因としては5ページの所に有ります通り、そもそも、処理水の生成過程で混入したのではないか、という可能性と、もう一つとしてはまだ取りきれていないのではないか、という可能性の二つがございますので、そちらはよく確認して8月中旬までに結論を出したい、という風に思っています。 えーそれから作業員さんの、、、、。


おしどりマコ
 すみません、その関連で。イットリウム90は吸着剤1から7までのいうちどれで取りきるか、資料には載っていないのですが、これはその親核種を取れば娘核種がなくなる、という考え方なんですか。生成ルートとして。


東京電力松本氏
 そうですね、基本的には親核種のストロンチウム90を取りきれば娘核種のイットリウム90の方は、半減期が短いので取りきれるとは思っておりますけれども、具体的に吸着剤の1から6の何処で取る事になっているかはちょっと確認してみます。


おしどりマコ
 わかりました、お願いします。


東京電力松本氏
 それから、作業員さんのアンケートでございますが、こちら、休憩所の中のスミアの測定結果は、こちらいわゆる全面マスクの着用を外している区域になりますので、まあスミア若しくはダストのモニター結果はたぶん有ると思いますので、確認してみます。
 また、「後の事が心配なので改善して欲しい」というご要望でしたのでまあ7月と言わず過去の分もできれば公表するよう指示をしたいと思っております。


おしどりマコ
 宜しくお願い致します。


東京電力松本氏
 それから、その下のバスでございますが、あのー、詳しい状況は確認致しますけれども、作業員さんの方はですねバスに、あのーいわゆるタイベックを装着したまま、Jビレッジまで戻られて、そこで脱ぐケースがございます。あの、東電の方は、免震重要棟の2階が非管理区域化された事もございまして、作業服で通勤をやっております、従いましてタイベックのままバスに乗りますとまあ、放射性物質がバスの中に付着するという事もございますので、その関係ではないか、と思っております。具体的な要件に関しましては確認さして頂きます。


おしどりマコ
 わかりました、宜しくお願いします。


SANY0255.JPG
東京電力松本氏
 それから、下着を洗濯する件、でございますがこれはあのー、いわゆるタイベックの下に着けている下着でございますので、基本的に放射性物質の付着はありません。従いまして洗濯をして再利用可能になっております、現在Jビレッジの方に大量に保管してございますのでこちらの方を福島第2の方で洗濯をして、再び作業員の方に来ていただく形になっています。従いまして廃棄物の低減にもなりますし、新たな下着を購入しなくてもよい、というような経済的なメリットもございます。
 それから、スクリーニングのレベルでございますけれども、これは確か13,000cpmだと思いますので、こちらの方もデータそのものは確認します。
 それから2Fでこれ、洗濯しますけれども洗濯廃液はいわゆる管理区域の中にございます洗濯設備で洗濯を致します、従いまして洗濯廃液は2Fに中で処理をした後、通常の排出ルートに従いまして海に放出する事になりますけれども、放出前にサンプリングを致しまして、放射性物質の濃度が告示濃度限度以下になるという事と、総量であります2Fの保安規定に中に入ってる事の確認をした上で放出をする、という事になります。
 それからー、リン酸エステルといいますか、有害化学物質の件でございますけれども、まだちょっとあのー、先日ご質問いただいて公表できるかどうか、という所については今確認中です。
 それから、リン酸エステルのいわゆる何を使用しているか、というメーカーさんの使用値でございますけれども、こちらの方に関しましては、まだ免震重要棟から、事務本館の方に行かないとデータがございませんので、実際には取りよせるのは難しいという風に思っております。


おしどりマコ
 あの、水濁法の「水濁法23条による有害物質の届け出について」の件はいかがでしょうか。


東京電力松本氏
 ちょっと、確認中です。


おしどりマコ
 わかりました、特定地下水を指針とさせる物も報告したかどうかもご回答願えませんでしょうか。


東京電力松本氏
 はい、報告したか、そういった手続きがきちっと行なわれてるかどうかについては確認さして頂きます。


おしどりマコ
 わかりました、えー、以前松本さんが仰っておられました、各号炉での保管庫でキシレンやトルエンなど、どのような物がどの程度保管していたか、という資料も公開していただけませんでしょうか。水没している可能性も含めてで。


東京電力松本氏
 あのー、そちらに関しましてはまた事務本館に等にどれだけの資料が残っているかっていう所と、もう一つにはどういった形でそういった管理をしているかについて、よく確認する必要がございますので、まあどう云った形で、皆さんに、おしどりさんに回答できるかも含めて確認させていただきます。
 基本的には協力企業さんが作業現場でそれぞれ保管してる分もございますし、量が多くなれば私どもの用意してます保管庫の中で保管してる物もございます。従いまして、全量を把握する、という事に関しましては今の状態では非常に難しいという風に思っております。

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おしどりマコ
 わかりました、全量ではなく、分かる範囲で教えていただければ、と思います。そして、資料は事務本館に紙データでしか無いんでしょうか、オンラインで本館などには無いんでしょうか。東京電力本社などには。


東京電力松本氏
 基本的には●●●型で保管しておりますので、紙ベースで事務本館の中にのこっておりますのが普通です。最近になりますと、作業工事の報告書そのものがpdfのファイルで出てくるケースもございますけれども、基本的に、工事で使用した物がどれだけ現場に残っているか、という様な所についてはあのまあ、私どもが持っている物と協力企業さんが持っている物、という形になっております。


おしどりマコ
 わかりました、ありがとうございます。
 では、HICの関連で、吸着剤1から6までの表面線量率も合わせて教えていただければ、と思います。最も高い物だけではなく。宜しくお願い致します。


東京電力松本氏
 はい、それでストロンチウムを取る物は吸着剤の2で取ります。


おしどりマコ
 あ、はい、あのチタン酸塩ですよね、存じています。
 なので、高いと思われるコバルトを取る6についてなどもどうぞ宜しくお願い致します。


東京電力松本氏
 いや、なっ、どう云うご質問、、、吸着剤の1から7までを入れた、HICのそれぞれの線量率でよろしいですか。


おしどりマコ
 はい、そうです、以前HICの表面線量率を聞いた時にそれぞれで違う、という事で恐らく3と6が高くなるだろう、という事だったので。


東京電力松本氏
 そうですね、この中で高いのはセシウムが含まれた吸着剤3の部分とコバルトが含まれる6だと思っています。主にβ核種のストロンチウムが入っているという吸着剤の2は、表面線量ではまあ、β核種でございますので、ほとんどガンマは効いてこないという風に思っております。


おしどりマコ
 はい、今回教えて頂いたのが最も高い物だけでしたので、良ければ全部教えていただければと思います。


東京電力松本氏
 はい、あのー、公開できるかどうか含めてもあの、確認します。


おしどりマコ
 宜しくお願いします。

 最後はぶら下がりのマコちゃんですねん!          
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おしどりマコ
 先ずは、鉛カバーをつけていた案件なんですけども、既出かも知れませんが、

この鉛カバーを付けておられた5人のうちの平均年齢や最年少の方、の情報

は確認されているんでしょうか。
 あと、12月1日に起こった事象ということで、以前、私が聞いておりました

11月30日に公表された3月から9月期の緊急時作業における、被ばく線量

の人数と線量の資料と云うのは協力企業の方々に撒いたかどうかをご確認を

して頂けるということで、その確認はとれたのでしょうか。

 あともう一点、12月27日に厚労省からも公表されておりますが、緊急時作

業に関わった方々の連絡先不明者が10人ということでしたが、現時点でこの

10人の検証はされたのでしょうか。

 で後、12月16日に厚労省の特定商例が廃止されましたが、そこに実効線

量100mSv超えても配置転換されない人数として50人の方々が、後任者が簡

単に得られないという事で認められておられますが、6月25日の中長期対策

会議の資料では、75mSv以上浴びた方々で、配置転換できない方が108人。

後任者が簡単に得られないという事だったが、100mSvと75mSvの線量の差と

12月と6月という時期的な差もありますが、この50人から108人という人数

の差、これは後任者を簡単に得られない方々は、減少傾向なのか、増加傾向

なのか教えて頂けますでしょうか。

 あと、7月26日付で、保安院の方の発表ですが、水質汚濁防止法の第23条

3項によるもの
で、有害物質貯蔵施設にかかる届出が東京電力から環境省に、

そして1F、2Fのものが福島県知事に、柏崎刈羽のものが新潟県知事に届け

られておりますが、その有害物質貯蔵指定施設にかかる届出の、有害物質の

データを公表できる限りで教えて頂けないでしょうか。

 これに関するもので、根拠法となる電気関係報告規則第4条の特定地下浸

透水を浸透させる場合のものが、1Fの届出の中で含まれているかどうか、

ご回答よろしくお願いします。

SANY0202.JPG

















東京電力松本氏
 はい、まず年齢の分布については調査がまだできておりません。

 あのー、今回は作業時の鉛カバーを装着したという事で、まずは被曝線量

等の実績について調査を進めております。

 それから、10名の方については6月30日の時点では依然10名の方が依然連

絡が出来てない、という状況であります。

 えー、7月31日になりましたら7月分の調査状況について公表できるという風

に思います。


おしどりマコ
 すいません、その10名の方は、推測でいいのですが、例えば、外国籍の方が混

じっているような推測はできるのでしょうか日本名かどうか、そうい者の確認はと

れているのでしょうか。


東京電力松本氏 
 あのう、詳細はあのー、私データはございませんけれども、10名の方について、

調査を進めている、という状況でございます。外国籍かどうか、については区別

しておりません。


おしどりマコ
 わかりました、連絡先がわからないのか、もう名前や年齢や被ばく線量、全て

のデータがわからないのか、どの程度の不明なのでしょうか。

東京電力松本氏
 あの、これは状況によりますけれども、年齢がわからない方ですとか、えー、年齢

が確認されていないんだけども、生年月日と中央登録番号が入っている、ですと

か、そういったものがありますので、えー、そういったところを調査しています。


おしどりマコ 
 年齢は確認できるけれども、生年月日が登録されている、というのはどういう事

でしょうか。


東京電力松本氏
 年齢が確認されていないんだけれども、生年月日が記録上ある、という、、。

 要は年齢と生年月日両方を書きますので、その時の年齢のデータが入ってい

ない、という状況です。当然その生年月日がわかれば年齢は計算できますけれ

ども、その登録されている情報の中に年齢の情報が記載されていない、

という事です。

 それからその他の状況ではまた、Jビレッジで線量計の貸し出し記録はあるん

だけれども、作業の実態が判明されていない、という様な事で調査を進めてい

るものが何件かございます。

 えーそれから、実効線量の50mSvの話でございますが、こちらに関しては、、、。?

 
おしどりマコ
 100mSvです。


東京電力松本氏
 あ、100mSvの限度が適用されているものは現在、えー、527名おりまして、50mSv

を超えて100mSv未満の者246人いるという状況です。これらの者、まあ20mSv

を超えているものも含めますけれども、なるべく高線量を既に線量として既に

あるものについては、現場の作業等を勘案しながら、なるべく低い線量で抑え

るような対応をとっているという状況です。


おしどりマコ
 わかりました。その12月の厚労省での特定商例の廃止の時の情報と、6月の

中長期対策会議の資料での人数の差、その後任者を簡単に得られないという

方々は減少傾向なのか、増えてるのか、については如何でしょうか。


東京電力松本氏
 あの、こちらの方は少し増えております。東電の社員が全員でございますけれ

ども、今後、廃止措置に向けて作業をする上で、そういった人材、あるいは知

恵が経験が必要だ、という事で、この特定高線量作業従事者としての厚労省

さんへの届出を行なっている状況になってございます。


おしどりマコ
 全員東電社員の方々なんでしょうか。


東京電力松本氏
 はいそうです。


おしどりマコ 
因みにそれはどういった、あのー「専門的な知識や経験で後任者が得られない」

というのは、どういう知識者や技術者の方たちなんでしょうか。


東京電力松本氏 
 あの、基本的には運転操作ですとか、設備の管理知識、それから、建物の

中にどういった設備ですとか、物があるかというような所を運用している者たち

になります。

SANY0198.JPG

















おしどりマコ
 わかりました。?それは増えているという事で、この先減少に転じるような検討、

若しくは計画お云うのはあるのでしょうか。
 
 
東京電力松本氏
 はい、一つはそういった者たちの経験を別の者にまあ、技術伝承といいます

か移して行く事もそうですし、まあ、この者たち自身もなるべく被曝をさせない

という様な事で管理している状況です。

 6月のデータは6月29日に公表しておりますけれども、現在その当該の特定

高線量作業従事者は全体で527人おりますけれども、基本的には10mSv以下

の月間の線量が10mSv以下の者が526人という事で、大部分が低いレベルで

抑えるようにしています。


おしどりマコ
 わかりました、その後任者を育てるというのは、以前から松本さんは仰って

おられますが、あのー大体その後任者を育てられて、その引き継ぎで、高線量

を浴びた方々が交代すると云うようなタイミング、スケジュールはそれぞれ一気

には出来ないと思いますが、何時頃からそれは進められるものなんでしょうか。


東京電力松本氏
 あの、既にもう一部出来ているものについては入れ替えておりますけれども、

現時点では段階的に行うという事で、何時までに完了させる、という目標はあ

りません。
 
 
おしどりマコ
 分かりました。

あのー、一つ質問が抜けてのですが、11月30日に公表された3月、9月期の

緊急時作業被ばく線量などは、協力企業に撒かれたかどうか、という確認は

如何でしょうか。

SANY0207.JPG

















東京電力松本氏
 これは撒いておりません。
 
 
おしどりマコ
 わかりました。
 
 
東京電力松本氏
 えーとそれから、有害物質の話でございますけれども、こちらに関しましては

平成22年度分、それから23年度分の福島第一の規制物質の使用量に関しま

しては報告を行なっております。どういった形で公表できるかどうかについてはち

ょっと確認してみないとわかりませんので検討させていただきます。


おしどりマコ
 わかりました。検討をどうぞお願いいたします。


東京電力松本氏 それからこの関連で以前、おしどりさんの方からご質問があった、

「PRTR法で届け出る各物質で、主に何に使われているのか」という質問が有

りましたけれども、量の多いキシレン、エチルベンゼン、スチレンに関しましては、

私以前、洗浄剤と云う風に申しあげましたけれども、塗料の溶剤として主に使

っております。塗料の溶剤。


おしどりマコ
 どの部分の塗料の溶剤なのでしょうか。


東京電力松本氏
 あのー、配管だとか、機器に塗装等をいたしますので、そういった時に、こう

いった溶剤で溶いてですね、まあペンキとして塗るという状況です。


おしどりマコ
 わかりました、その保管状態とか保管庫の場所と云うのは以前話していた

だいたところでしょうか。


東京電力松本氏
 はい、いわゆるペール缶とか一斗缶のような形で保管されています。

それからPRTR法で規制されている、リン酸エステルに関しましては、今回、報

告さしていただいておりますけれども、福島第一については「該当なし」というこ

とで報告させていただきました。

 それから1F構内にございます、最終処分場に関しましては津波の被害は受

けておりません。以上です。


おしどりマコ 
 えー、リン酸エステルの1Fでは該当なし、ということで、これはPRTRという

事で、移動量と排出量がないという事で、保存料としてはどれぐらいになるん

でしょうか。


東京電力松本氏
 こちらといたしましては、この法律に基づく使用量の報告がありますけれども、

保管量がいくらかについては、どういった形で管理しているのかは確認いたします。


おしどりマコ
 わかりました、PRTR関係なく、1Fで使用していたタービン制御油のリン酸エ

ステルの総量を教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。


東京電力松本氏
 多分これはわからないです。あのー、いわゆる実際にタービンに使っている量

が正確にはまだわかりませんし、まあ、スペックとしては持っておりますけれども、

それと後、実際のスペック上、そういったリン酸エステルの濃度等が出ています

と、掛け算すればできますけれども、今のところ、そういったデータに関しては、

ちょっと確認しないと分かりませんけれども、1F事務本館の方にございますので、

入手は非常に難しいと思います。


おしどりマコ
 わかりました、以前「タービン制御油の成分は、オイル会社に聞かないとわか

らない、オイル会社から買っているので」と云う風に松本さんはお答え頂きました

が、そのオイル会社から購入している資料などで、総量の推測は出せないもの

なのでしょうか。


東京電力松本氏
 あのーいわゆる、濃度としてはそういったスペックに載っているかもしれません

けれども、7キロリットルが実際に発電所の中にあるのか、あるいはその貯蔵

されているかについては、実際に確認してみないとわからないです。


おしどりマコ
 わかりました。えー、、。
 
?
東京電力寺澤氏(司会進行)
よろしいでしょうか。


おしどりマコ
 すいません、まだ少しあります。

 ではその、実際に何キロリットルあったか、というのも検討いただけるとありが

たいですが、そのオイル会社からの資料で大体、容量としてどれぐらいあったか

もお教えて頂ける事は出来ますでしょうか。


東京電力松本氏
 あの、オイル会社から来るのはスペックでございますので、いわゆる濃度にな

ります。従って総量自身はオイル社からは分かりません、あのー、

いわば濃度×貯蔵量、使用料という形で、私どもが計算する事になりますけれども、

今のところ、現場の状態といたしましては、このタービン制御油のその他の量を、

今のところ、集計して何かまとめると云う予定は今のところありません。


おしどりマコ
 わかりました、あのー、予定はなくても検討して頂けませんでしょうか。


東京電力松本氏
 はい。あのー、現場の方に出来るかどうか、については検討させますけれども、

今のところはそこまでリソースをかけるような余裕が今のところ無いのが実態です。


おしどりマコ
 わかりました、ありがとうございます。



 2問目                                       


SANY0206 terasawa.jpg
















東京電力寺澤氏
 では、おしどりさん、簡潔にお願いします??

SANY0211.JPG

















おしどりマコ
 すみません、では簡潔にいたします。

一つ質問し忘れていたんですけれども、このタンクにおける油漏洩の件ですが、

防油堤に雨水が溜まっていた為、オーバーフローしたという事ですが、この付

近の天気予報を調べますと、浪江町の天気で殆ど雨が降っていないのですが

20日がゼロミリ、21日がゼロミリ、22日が微量、23日がゼロミリという事ですが、

このオーバーフローさせた雨水というのは、何時の降水によるもので、どの程度

溜まっていたのでしょうか。


東京電力松本氏
 失礼いたしました。あのー、こちらはですね3月11日の事故発災以降、放射

性物質のフォールアウトがありましたので防油堤の中の水に関しましては基本的

に排水をしておりません。ずっと溜まったままになっておりました。

 従いまして3月11日以降、雨が降る度にですね、防油堤の中には雨水が

溜まって来たと思っておりまして、まあ気象庁のデータを元に我々も評価いた

しましたけれども「大体8月から9月の間ぐらいには、この防油堤が満杯にな

っただろう」と云う風に考えています。去年の8月、9月です。


おしどりマコ
 わかりました、ありがとうございます。

では、ここの屋外貯蔵タンクの防油堤に限らず、同じ様に3月11日以降、排

水していない防油堤や防水堤は、1F構内で他にも有る、という事でしょうか。


東京電力松本氏
 あのー、排水している防油堤はございまして、仮保管庫、仮タンクの方に保

管しているものですとか、あるいは濃度を見て放水している物もございます。


おしどりマコ
 わかりました。

その他の防油堤や防水堤も同じように去年の8月ぐらいで満杯になっている

という事でしょうか。


東京電力松本氏
 いえ、もうその時点で排水の作業をやっていたり、あのーそういった事で満杯

になって、かつ、今回の場合問題になったのは、油が漏れたという事がござい

まして、そういった物がこの1件です。


おしどりマコ
分かりました、えー油が漏れた、と云う事が1件ですが、満杯になっていると

いう事がは、その防油堤としての機能があまり果たされないと思うのですが、

その排水をしているという事で、その他の排水している防油堤や防水提は、提と

しての機能は果たしているという事でしょうか。

SANY0215.JPG

















東京電力松本氏
 はい、その通りです。

 で、今回も私どもも、まあ当時、昨年の8月、9月でございますけれども、もう少し、

きめ細かく対応できてれば良かったのですけれども、やはり、まあ他の作業との関連

もございまして、十分このにエリアに対する注意が行き届かなかった、

と云う風に思っています。
 
 
東京電力寺澤氏
はいっ、宜しいでしょうか。


 
おしどりマコ
わかりました、えー、他には無い、と云う事で、、、。

ありがとうございます。

 


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(保安院からのメール、27日18:28)

(今日、東京電力の定例会見が18時から20時まであり、

そこに出席していましたが、この情報の公表はありませんでした。保安院には通知してあるのに、なぜ?)

報道関係者各位
 
標記の件について、本日(7/27)、東京電力から、福島第一原子力発電所
1,2,3号機共用の窒素供給装置1台が停止した旨、連絡がありましたのでお知
らせします。
 
窒素供給装置は通常2台で運転されており、もう1台は運転を継続しており、さら
に予備の窒素供給装置も待機していることから、安全上の問題はありません。
 
○本日(27日)14:54頃、1,2,3号機共用の窒素供給装置のうち1台(PSA4)の流量
が出ていないことを確認。
○15:20に現場を確認し、当該窒素供給装置が停止していることを確認。
○運転中のもう1台(PSA3)の窒素供給装置は運転を継続しており、1,2,3号機の
窒素供給は維持されている。また、予備の窒素供給装置(PSA5)も待機していること
から、安全上の問題はない。
○停止の原因は調査中。
 
保安院においては、現地の保安検査官が現場を確認しています。
 
以上

(保安院からのメール、18:21)

 

報道関係者各位
 
標記の件について、東京電力から、本日(7/25)10時22分頃、福島第一原子力発
電所第5号機計装用空気圧縮機(A)が停止した旨、連絡がありましたのでお知らせ
します。
(15時11頃から順次受信)
 
○本日(25日)10:22頃、5号機計装用空気圧縮機(B)※の定例の試運転を実施してい
たところ、運転中の計装用空気圧縮機(A)において過負荷トリップ警報が発報
し、装置が停止。
※各種設備の空気作動弁の駆動用の圧縮空気を製造する設備で、AとBの2系統あり。
 
○11:50頃に制御用電源盤の内部点検を行ったところ、電磁接触器(リレー)の配線
付近に煤(約1cm×1cm)を確認。
○13:21に公設消防へ連絡。
○15:06に公設消防が現場を確認し、16:15に火災ではないと判断。
○原因については現在調査中。
 
○弁駆動用の圧縮空気については、計装用空気圧縮機(B)により供給されているこ
とから、原子炉及び使用済燃料プールに安全上の問題はありません。
保安院においては、現地の保安検査官が現場を確認しています。
 
以上

 

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