東京電力


 Jビレッジと東京間のバスの回答                               

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東京電力松本氏
本年の8月1日以降 東京⇔Jビレッジ のバスに関しましては運用を変更さして

いただきます。これまで東京、Jビレッジ間につきましては1日辺り2台、平日休日

関わらず運行しておりましたけれども、8月1日からはいわゆる週末に2往復する、

という形で運用の方を変更さしていただきます。

 えー、こちらに関しましてはご指摘の通り今後乗る方々につきましては、協力企業

の作業員の方々についてはご遠慮いただくという事と、東電社員につきましても、日

に2本という訳では無くて週末のみ、という様な運用にさせていただく。という事にな

ります。

 理由につきましては、これまでそもそも事故以来、公共交通機関が正常に動けて

いなかった、という事から、こういったバスを私共の方でご用意さしていただきまし

たけれども、現状、公共交通機関が20キロ圏外につきましては、ほぼ正常に運行

しているという事と、東京電力自身の経営環境が非常に厳しい、という事に考えま

して運用の変更をさしていただきました。


 ここからはマコちゃんの質疑ですねん。                           
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おしどりマコ
 Jビレッジと東京間のバスのご回答ありがとうございました。

 そのバスの運行を減らし、そして乗れる方々が東電社員のみという事で、それは

経営上の理由ということですが、作業員の方々も「恐らく経営上の財政難じゃないか」

と仰ってられましたが、公共交通機関が発達したとはいえ、Jビレッジと東京と直通の

物が有りませんので、作業員の方々が「乗車料を払ってでも、このバスには載せても

らえないか」という声も上がっているそうですが。その検討はされているのでしょうか。

 あと、その関連なんですけれども、Jビレッジの診療所で一般の方々、協力企業の

方々が利用が制限されているという話も伺ったのですが、Jビレッジの診療所の東京

電力の社員の方々と協力企業の方々の利用状況などのデータは取っておられるので

しょうか、もし教えて頂ける物が有れば教えて下さい。

 で、あと昨日私、うろ覚えだったんですけれども、平成23年10月11日に「癌と晩発

性の健康障害の発生が懸念されるので、緊急作業従事者等には、その離職した後

も含め、それらに対する検査と適切な長期的健康管理を実施する必要がある」
とゆ

う趣旨の通知が官報に公示され、同じ日付けで当時の西澤社長に厚労省労働基準

局から出ておりますが、その後、東京電力として離職した方々に向けての検査等長

期的健康管理はどのようなものをお考えになっているのでしょうか。

 後、PRTR関連なんですけれども、福島第一原発では平成21年度、キシレンを

6000?、エチルベンゼンを2000?、スチレン、トルエン、クロロフルオロメタンも

各2000?ずつ使用されておられますが、大体これは福島第一原発でどの様な用

途で使用されていたのでしょうか。

 で後、今日の色々資料の関連なんですけれども、先月、温度計信頼性評価結果で、

2号機のRPVとPCVの温度計は、1号機、3号機に比べて突出して故障が多いと

いう事でしたが、その件に関しての何か推察は今回出来たのでしょうか。

 それで、その外国人の方々が作業員で働いているかどうか、あまり把握していない

という事で、昨日、その身分の確認、連絡先の確認が取れれば大丈夫だと仰って

おられましたが、今年の1月、にいわき共立病院で1Fの作業員の方々が亡くなった

時に、かなり私、取材を重ねたのですが、まあそれは日本人の方でしたが、身元引

受人の住所は、まあ書き間違いかどうかはわかりませんが、存在しない住所でした。

 ですので、その連絡先の確認について、東京電力はどの程度徹底されておられる

のかお聞かせ下さい宜しくお願い致します。

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東京電力松本氏
 はいまず、バスの件でございますけれども、こちらに関しましてはまあ、いろんな

意見があろうかと思いますけども、私どもとしてはこういう運用の変更をする事に関

しましては、いわゆる企業さんの集まりでございます、安全推進連絡会という場所

でご説明させていただいた上で、実施しているという状況でございます。また「乗せ

てくれないか」というお話しでございますけれども、公共機関等が既に復活している

という状況でございますので、そちらの方をご利用頂ければと考えております。

 それからPRTR法のキシレン等でございますが、こちらは現在、少し確認さして頂

きますけれども、基本的には洗浄剤といったような部品を洗う際に使う物質でござい

まして、まあ、定検の際に持ち込まれるのではないかと思ってございます。

 それから被曝された方の今後の健康診断といいますか、健康管理の状況につき

ましては、昨日もご質問が有りましたけれども、現在、どういったやり方を考えてい

るのかについて確認中であります。

 Jビレッジの診療所に関しましては、特に私どもとして協力企業の作業員の方の

受診を制限しているつもりは有りませんけども、ま、そういった不自由な声がある

のであれば、まあのー再度、まあ、あのう、、調べてみたいとは思っております。

 あのー、どなたがどういう風に受検してるかについてデータを取っているかについ

てはちょっと確認してみます。

 あっ、それから最後、作業員の連絡先でございますが、こちらに関しましては基本

的には雇用主さんがまあ実際に雇い入れる際に確認をされている、という事で、私

どもが直接、えー、まー、その方の身元が正しいかどうかという確認はしておりません。


おしどりマコ
 わかりました。 あのー、2号機の、、、。


東京電力松本氏
あ、温度計、に関しましては、こちらは特に何か新しい見解は、今のところ持ってお

りません。あの、以前申しました通り、格納容器の中が現在で言いますと多湿な状


況でございますので、少し端子台ですとか、ケーブルの繋ぎ目みたいな所で腐食生

成物みたいなのが発生している可能性があるかと思っています。

ただし、その状況その物は1号機、3号機も同様の状況でございますので、なぜ、2

号機だけ温度計の故障が多いのか、という所の解明はまだできていません。


おしどりマコ
 わかりました。では、外国の方々がどの程度、1Fで作業されているかという事の把握

や調査等はとりあえずされないという事でしょうか。


東京電力松本氏
 はい。今のところ、私どもは外国人の方を差別する訳ではございませんので、

あのー、しかるべき手続きが経られた後、働くという方に関しては、何か特別、まあ、

集計する事は行う予定はありません。


おしどりマコ
 わかりました。差別する訳ではなく、そうではなく、日本の方々ではないという事で、

各それぞれの国に帰国されたりとか、その後の健康診断や健康管理などが適切

に行われるかどうか心配している訳なんですね。 ですので、その一時的に日本に

来られている方がどの程度、1Fの作業に従事されているか、などはかなり知りたいと

思っているのですが、特に東京電力として、そのような調査はされないという事でしょうか。


東京電力松本氏
 あのう、その方がご帰国されて以降の状況につきましては、その国の、まあルール

に則って管理されるべきものという風に思っております。

 東京電力、それから雇い入れた企業でさんで、まあその方の個人線量をきちんと

把握した上で、各個人個人に通知されておりますので、その通知の結果を持ってご

帰国されるのではないかと思います。


おしどりマコ
 わかりました。

 この10月11日の厚労省 労働基準局の告示にもある通り、その離職した後も含め、健

康管理を実施する必要がある、と東京電力社長にも通知がされておりますが、まあ帰

国されてからはその国の管理、という考え方で宜しいでしょうか。


東京電力松本氏
 その厚労省さんのご趣旨の範囲が何処まで及ぶのかについては、確認してみな

いと分かりませんけれども、基本的には、その国、その国での規制の枠組みの中

で対応される物と思います。


おしどりマコ
 わかりました。では、Jビレッジの診療所の利用状況、その東京電力の社員と協力

企業の方々との利用状況の割合と、あと1Fの管内で働く方々のその、どこの国で

働く方々がおられるかという調査はしていただけませんでしょうか。


東京電力松本氏
 あのう、先ず、Jビレッジでどういった受検をされているかにつきましては、データ

があればお答えできると思いますけれども、改めて収集する事に関しましては、リ

ソースの問題もありますのでなかなか難しいかと思っております。

 あのーまあ、特別作業員の方を何か制限している事実があれば、その辺は検討し

たいという風に思います。

 それから外国人の方を特別、国別に集約するかにつきましても、こちらは何か私

どもとしては、国別に収集する特段の理由がございませんので、今のところ考えて

おりません。


おしどりマコ
 わかりました。国別ではなく、日本の方か、外国の方か。つまり母国語が日本語

でないという事で、色々な書類の面で手順上でも中々の不都合が出るかもしれま

せんので、日本の方かそれ以外か、でも集約はされないと。


東京電力松本氏
 はい。

 個人の線量の通知ですとか、そういった所に関しましては雇用主さんの方を通じて

各個人に通知されますので、そちらに関しましては特に日本語が通じるか通じない

かという問題よりも、事業主さんの責任の範囲でやって頂ければと思っています。


おしどりマコ
 わかりました、雇用主の責任ということですね。

わかりました。

 では、キシレン、エチルベンゼンに関してですが、その洗浄剤、部品などを洗うとい

う様な使用をしていたという事でその保存形態としては、何かその1F館内で容器

に入って保管をしていた、倉庫などで保管していたという仕様形態になるのでしょうか。


東京電力松本氏
 基本的にはいわゆる、まあ、薬品庫と言ったら変ですけれども、まあ作業現場毎に

いわゆる保管庫がございますので、まあそういった所に一斗缶ですとか、あるいは

ペンキを入れるような丸い缶のような物で保管しているのが通常の形態です。


おしどりマコ
 わかりました。

 因みに、それは福島第一原発、構内でどの辺りにあるのですか、その薬品庫とい

うか保管庫は。


東京電力松本氏
 あの、基本的には建屋の中です。


おしどりマコ
 建屋の中、、。で、それが現在どのような状況になっているか、というのは確認はさ

れているのでしょうか。


東京電力松本氏
 今のところ建屋の中に十分にそういった調査で入れませんので、今のところ、そ

ういった確認はできておりません。


おしどりマコ
 わかりました。

 確認ができるとしたら、大体どれぐらいのスケジュールで出来るのでしょうか。


東京電力松本氏
 そうですね、あのー、今のところ、具体的に何時やるかという見通しはありません。

 調査するにしても建屋の中に入りますと、被曝しますので。そういう意味では中々

難しいと思っています。また、タービン建屋に関しましては、地下一階の部分は水

没してますから、こちらの方は水を抜かない限り、調査をするのは難しいと思います。


おしどりマコ
 その水没している所に薬品は保管されているのでしょうか、一斗缶などで。


東京電力松本氏
 あの勿論作業現場で、そういった洗浄等の作業を当時していたとすれば、そういっ

た容器に入れた形で保管されていると思います。


おしどりマコ
 わかりました。ありがとうございます。


 2回目の質問                                           
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おしどりマコ
 度々失礼いたします。

 東京電力は「外国の方を把握しない、それは雇用主さんに任せている」という事で

すが、その関連で。

 今年の5月に関越自動車道で高速バスの事故が有りましたが、それはツアーバス

の会社が、えー、契約しているバス会社の方が、日本語のあまり読めない中国人の

運転手の方を使っておられた。という事で、それで問題になりましたが、それはまあ

健康管理やこれから事故を未然に防ぐという意味も含め東京電力は雇用主の方々

がどの程度、外国の方々、母国語が日本語でない方々を雇用しているか、というの

はあまり把握しなくていい問題だとお考えなのでしょうか。

 で、あと、昨日は在日ブラジル人の方をインターナショナルプレスで募集してる、と

いう話でしたが、アメリカでジャンパー(原発事故処理作業員)を10人募集している、

日当42万円で募集している。という記事も以前2月に出ておりましたが、どの程度そ

の東京電力は外国の方々の募集をかけているのでしょうか。

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東京電力松本氏
 はい、まず1点目のご質問でございますけれども、あの私どもは仕事を、元請け企

業さんの方にお願いしてる訳でございまして、元請け企業さんが、基本的に私どもが

お願いした仕事が、きちんと出来上がるかどうか。あるいは出来上がった結果をもって

契約さしていただいているお金を支払う。という事になっておりますので、外国人だか

らといって何か金額が変わるですとか、あるいは、仕事の出来栄えが違う、という事

になりますとこれは問題になりますけれども、仕事の出来栄えあるいは、作業の状況

等で基本的問題が無ければ、日本人の方で有ろうと、外国人の方であろうと特段あの、

区別をする事はありません。

 それから2番目のご質問でございますけれども、私どもが海外の方に限って何か雇

用契約といいますか募集をするといった事はありません。


おしどりマコ
 わかりました。 ではこの、ロイター通信の記事だったのですが、アメリカで日当42

万円で10人募集した、というのはこれは事実でないという事ですか。


東京電力松本氏
 あのー、事実かどうかはその募集された方がどういった仕事をまあ、私どもから請け

負ったか、によると思いますので、それについては感知しておりません。


おしどりマコ
 わかりました、ではその雇用主と契約を結ぶ理由で出来栄えや金額の話しではなく。

健康管理や事故を未然に防ぐ、その的確な文書の指示が読めるかどうか、という点で、

事故を未然に防ぐという観点で、外国の方がどの程度緊急時作業に従事されているか

把握をする予定は無いと。

 出来栄えや、金額の話しではなくです。

 健康管理や事故を未然に防ぐという観点で、です。


東京電力松本氏
 はい、あの事故の未然防止にしろ、健康管理にしろですね、当然雇用主さんそれか

ら元請け企業さんの方で基本的、一時的な責務は負っておりますので、私どもとし

ては、そういった管理がきちんと行き届いているかどうか、というような確認はしたいと

は思いますけども何か現時点で特別、外国人の方が何か問題が有るという事はきい

ておりません。


おしどりマコ
 わかりました。5月の高速バスの事件では、その契約している会社がどのような方を

運転手とされているか把握されていないなかった。という点でツアーバスの会社も責任

を問われましたが、万一何か問題が起こった場合、東京電力は雇用主さんに任せる。

という考え方でよろしいんでしょうか。


東京電力松本氏
 あのー、万一どういった事故が、或いは事が起こるか分かりませんけれども、起こっ

た事故の内容で判断すべき事項だと思っています。


おしどりマコ
 起こってから。

 わかりました、ありがとうございます。

 ぶら下がりのマコちゃんですねん                             
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 以前行った質問の回答                                   

東京電力松本氏
 環境省さんから、平成22年度のPRTR法関連の報告を猶予する旨の報告を受け

たのは、昨年6月21日でございまして、私どもの方から当時、届出先となっておりま

す経産省の製造産業局化学物質管理課さんの方に電話で確認致しまして、届出が

可能になった段階で提出するようにご指示を頂いております。

 それから福島第一と第二の報告の中で、福島第一に最終処分場というものが記載

されているということでございますけれども、PRTR法では、管理型の最終処分場の

報告も求めておりまして、1Fの中にはこの管理型の最終処分場がございます、第

二に関しましてはございませんが、1Fに関しましては4号機の南側に集中廃棄物

処理施設がございまして、そちらの海側、南が放水口との間にこの管理型最終処分

場がございまして、その届けでも行なっている、という状況であります。


 ここからはマコちゃんの質疑ですねん。                          
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おしどりマコ
 松本さんPRTR法関連のご回答ありがとうございました。

関連で少しお聞きしたいのですけれども、その1Fに有るという管理型の最終処分場

は主に何を処分していたのでしょうか。

 あと、環境省からの文書で平成23年度のPRTRの届け出は、届け出が出来るよう

になり次第、という事ですが具体的に何時ぐらいのスケジュール感で平成23年度分

の届け出をなされるつもりでしょうか。

 それと、ご回答が少し漏れてたんですけれども、タービン制御油のリン酸エステルの

総量はどれくらいだったのでしょうか。

 あと、東京エネシス関連についてですが、12月1日(平成23年)に「鉛カバーをつけ

る」というような指示が出たという事で、その日の作業は何か特別に線量が高かった

様なものなのでしょうか。

 そして、東京電力として12月1日にそういう様な案件が起こった、という事で具体

的にどのような経緯があったかという推察はされているのでしょうか。

 で、あと、作業員の方からお聞きしたのですが、今年8月1日からJビレッジから

東京間のバスの運行が、東京電力社員のみに限られた、という事で「協力企業社員

がそのバスに今まで無料で乗れていたものが乗れなくなった」という事ですが、それ

はどういった理由なのでしょうか。で、なぜ8月1日からか、というのも教えて下さい。

 後、中長期ロードマップ関連ですが、人員計画をどのようにお考えなのでしょうか。

だいたいこのロードマップに掛かる人員はどれぐらいで、それはマンパワーとして賄え

るものなのかどうか。どのように具体的にお考えか。検討されていれば教えて下さい、

宜しくお願いします。


東京電力松本氏
 はい、まず1点目の1Fの管理型最終処分場に埋めているものでございますが、

こちらは、主に取水路関係で作業した際に出る貝殻ですとか、ヘドロのような物を、ま

あ、採取といいますか清掃上で出てきますで、そちらの方を埋めているという状況で

ございます。

 それから、タービン建屋に存在するリン酸エステル、制御油の総量については、ち

ょっとあの、質問のリストから漏れていたと思いますで、再度確認いたしますけれども、

総量といいますと、潤滑油の総量という質問で宜しんですか。


おしどりマコ
 潤滑油の総量、はい。

、、、、えー、九州電力ではリン酸トリスは5000?単位で使っておりましたので、

大体、そのような形で数字が出てくればと思っていますが。


東京電力松本氏
 はい。

当然、潤滑油の総量でいいますと、キロリットルのオーダーになりますので、ええー、、。


おしどりマコ
 リン酸エステルそのものの総量は出るのでしょうか。PRTRに出していたような。


東京電力松本氏
 えっと、リン酸エステルの総量で出るかというと、、、。

?10秒沈黙?
SANY0102.JPG

















ちょっと確認してみますけれども、少なくとも21年度の福島第一のPRTRの報告書上、

リン酸エステルという名称そのものはないので、(マコちゃん小声で「ないです、ないです」)

ちょっとどの項目に含まれているのか、確認したいと思います。


おしどりマコ
 わかりました。お願いします。


東京電力松本氏
 それからえーっと、鉛カバーの問題ですけれども、この企業さんは、いわゆる旧協

力企業塔周辺での配管に保温材を巻く作業をしておりまして、12月1日時点で特

になにか大きな作業上の変更があった、という風には聞いてません。

 あのー空間線量もまあ、特にこの日だけ何か高くなるよっ、てな事は、作業訓記上

ありませんので、少し、まだ確認されておりませんけれども、この作業責任者さんが

どういう考えでそういう指示、あるいは、考えをしたのかについては、良く確認したい

と思っております。


おしどりマコ
 わかりました。11月30日に東京電力は3月から9月の作業者の被ばく線量につ

いての情報を公表しているのですが、このような情報は協力企業の方々にも通知さ

れるものなのでしょうか。


東京電力松本氏
 あのう、これは、あのう、厚生労働省からのご指示に従いまして、毎月月末に定例

で報告さえて頂いておりまして、当然、HPでも公表しておりますので、あのー皆さん

ご覧になる事は可能です。

 また、いわゆる企業さん単位では自分のところの、従業員の方の被ばく線量につい

ては、元請け企業から通知がそれぞれ個人毎に行きますので、自分がどれぐらいの

被ばく線量か、というところは、内部被爆も含めて知る事は可能です。


おしどりマコ
 わかりました。これは毎月公表している物とは別に3月から9月期の内部被爆、外

部被爆で250mSvを超えた者が何人、100mSvを超えた者が何 人という形で公表

されたデータなんですが、それは改めてHP上を協力企業の方々が見る、という事

とは別に、東京電力として通知はしている訳ではない、とい う事ですか、協力企業に。


東京電力松本氏
 報告書をですね協力企業にそれぞれ撒いてはいないと思いますが。

確認さしてください。


おしどりマコ
 わかりました。


東京電力松本氏
 えっとー、それから8月1日からのバスの件につきましては、ちょっとこれは

確認します。理由、それから運用実態等も含めて確認させて下さい。


おしどりマコ
 お願いいたします。


東京電力松本氏
 それから人員計画ですけれどもあの、基本的には30年、40年先の人員計画まで、

私ども見通しで見通せている訳ではございませんけれども、至近1、2年のところの

いわゆる作業員の手当に関しては、基本的に手当可能という風に元請け企業さんか

ら伺っています。

 特に、一番厳しいといいますか、大変なのが、専門技術者の比較的被ばく線量が高

くなりがちな方々でございまして、こちらに関しましては1人1人、まあ、きめ細かく管

理していくところをやっています。


おしどりマコ
 わかりました。

4月末時点で75mSvを浴びた方々が6月末の地点で108名まだ配置転換されてい

ないと、それは技術者不足によるものだ、という解答でしたが、この方々はまだ配置

転換されておりませんか。


東京電力松本氏
あのー、月単位でまとめていますので、まもなく7月分の結果が出ると思いますけれ

ども、あのー適宜技術伝承ですとか、あるいはその知識等が確認出来ましたら、入れ

替えていく予定ではございますけれども。


おしどりマコ
配置転換の予定は今のところ具体的にはないと。


東京電力松本氏
 まあ、既にやった人間もいると思いますけれども、具体的な人数につきましては7

月末の報告でお示しできると思います。
 

おしどりマコ
 わかりました。6月のインターナショナルプレスで日系ブラジル人の方が、福島の方

での作業を募集されておりましたが。今、構内に在日の外国人の方々、在日でなく

て作業員としていらっしゃるのでしょうか。


東京電力松本氏
 あのー、外国人かどうかにつきましては、私どもとしては区別しておりませんので、

特に、まあ、いわゆる働く資格として身分確認が出来れば働くことは可能です。


おしどりマコ
 わかりました。

 技術者不足という事で、福島原発行動隊。あのシニアの技術者の方々が、東京

電力で作業に加わりたいという事で、去年から交渉しておられましたが、その交渉

が叶わないという事で、アメリカに行って上院議員などに訴えるという事で、7月28

日から渡米されるという事だが技術者不足と松本さんも仰いましたが、この福島原

発行動隊の方々のご協力は仰がれるのでしょうか。


東京電力松本氏
 あのう、まあ私どもが、どういったお仕事をお願いするか、あるいは元請け企業さん

とどういった仕事としてお願いできるかにつきましては、まあ、色んなケースがあろ

うかと思いますけれども、今のところ、あの、今の方々の個人、あるいは団体と仕事を

契約する予定は今のところありません。


おしどりマコ
 わかりました。

 すみません、質問のご回答が一つ漏れていたのですが、平成23年度のPRTRの

届け出が免除になり、 出来る様になり次第という事で、いつ頃のスケジュール感で

ご予定されているのでしょうか。


東京電力松本氏
 あっこちらは失礼した。あのー、未定です。

いわゆる作業を実施する為には、旧事務本館の所、爆発した後の事務所に入りまし

て、必要な書類等の復活をさせなければいけませんので、こちらについてはまだ未定

ですけれども、今年度中には出来るように作業を進めたいと思っています。


おしどりマコ
 今年度中に、、、。

 ではあの、原発事故で有害な化学物質が環境中にどれぐらい放出されたという検

討や調査なども同時に、それは行われるものなのでしょうか。


東京電力松本氏
 こちらに関しましては、まだ化学物質がどれだけどういう形で放出されたか、あるい

はまだ現状に残っているかというところについては、まだ未解明な部分が多いので、

なかなかその、環境中に出たかというところについては、まだ調査が必要だと思って

います。


おしどりマコ
 わかりました。特にえー、予定はいつ頃かという事はまだ未定という事ですか。


東京電力松本氏
 はい。未定です。


おしどりマコ
 わかりました。ありがとうございます。


東京電力松本氏
 まあ、新しく設置した設備に関しては、ホウ酸ですとか、ヒドラジンについては管理

をしてますけれども、元々発電所の建屋の中にあったいわゆるPRTR法の管理物質

についてはまだ未定です。


おしどりマコ
 わかりました。ありがとうございます。


 [2問目]                                              
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おしどりマコ
 度々すみません、先ほど、松本さんが1F 構内で働いている外国人の方を特に把

握していないと仰っておられましたが、ふと思ったのですが、核の安全防護上、その

テロリストの方などが入られるかもしれない。今は特にチェックがないということで、そ

れで下請けの方々も含め、外国人の方が作業員としてどれぐらい入っておられるか

とか、特にチェックはこれからもする可能性はないのでしょうか。

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東京電力松本氏
 今のところ、外国人の方=テロリストではありませんので。

あのー、私どもとしては雇用主さんの方でそういった、まあ、雇用主自身がテロリスト

かどうか確認をしているとは思いませんけれども、身分証がしっかり発行されていて、

連絡先等がわかれば雇用関係が生まれるものだと思っています。


おしどりマコ
 わかりました。東京電力はインターナショナルプレスなので、ブラジル語やいろんな

外国語で在日の外国人の方々が募集されている状況はご存知だったのでしょうか。


東京電力松本氏
 私自身はその情報を存じ上げませんでしたけれども、以前、そういった外国人の方

の就労についてご質問がありましたけれども、そういう意味では外国人だからといっ

て何か差別をするですとか、あるいは人数を集約していく事はやっておりません。


おしどりマコ
 わかりました。あの、勿論外国人の方がテロリストだと言っている訳ではないので

すが、その可能性がある、ということでその関連は全部協力企業の方々に任せて

いると、、、。


東京電力松本氏
 あの、まあ、協力企業の方々、協力企業さんの雇用主の方と、いわゆる身分の確

認、連絡先の確認等を行った上で、従事者登録という形で発注というか、作業員登

録は行っております。


おしどりマコ
 わかりました。で、そのインターナショナルプレスにあった情報では、1日3万円で

1日2時間労働という募集だったのですが。

 すみません私、不勉強で、このような方々はもし、万一、まあ東京電力は把握して

いないという事ですが、福島第一原発で作業された場合に、電離放射線障害防止

規則など、日本の法律など、健康診断などの適用は受けられるのでしょうか。


東京電力松本氏
はい、あのー、いわゆる働く以上は日本の電離則に基づいての適用は受けると思お

もいますけれども。あのう、まあ、基本的には雇用主さん、元請け企業さんの所で管

理がされています。


おしどりマコ
 わかりました、電離則の適用が受けられ、日本の方が作業している場合と全く同等

の条件で、被曝の後の健康診断や100mSvを超えた場合の経年の健康診断の保証も同等ということでうか。


東京電力松本氏
 あのう、保証という意味は分かりかね、あすけれども。いわゆる年間50 mSv 、

5年間で100mSvという規制は同様に受けています。


おしどりマコ
 わかりました。

 その方々が、例えば長年日本に住むのではなく、就労ビザなどで短期日本に滞在

していた場合も、自国に帰った場合も同じような形になるのでしょうか。


東京電力松本氏
 あのう、まあ、母国、他の国に行かれたら、その国の規制を受けるのではないかと

思いますけれども、日本でこれぐらい被ばくをしたという線量の管理票は、ご自身が

保管してお持ちになっていると思います。


おしどりマコ
 わかりました。すみません、ちょっと今とっさでうる覚えなんですけど、250mSv以上

浴びた方々は、何年か毎に健康診断をされるという事ではなかったのでしょうか。

 その、緊急作業時を離れたあとも、、、。


東京電力松本氏
 まあ、私どもの250mSvを超えた作業員が6名おりますけれども、こちらの方は定

期的に健康診断は受験しています。

少なくとも現在は社員なので1年毎に健康診断を受けています。


おしどりマコ
わかりました。えー、その社員や協力企業の方々も、その作業を離れて、協力企業と

雇用関係が離れた後も、大量に被曝した場合は特に特別な健康診断は約束され知

ないものなのでしょうか。


東京電力松本氏
あのー。まあ、、そういう意味では100mSvという、いわゆる今回、特例で250mSvま

で事故時被ばくが拡大した100mSvを超えた方々については、そういった対応が必

要だと思いますけれども。現在そのー、いわゆる被曝線量が多い方々のフォローアッ

プの仕組みがどうなっているかについては確認してみます。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。

 最後はぶら下がりのマコちゃんですねん                           
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2012年7月6日、原子力損害賠償紛争解決センターに行ってきましてん。 

「総括基準」及び「東京電力の対応に問題のある事例の和解契約書及び審理経過」

の公表について という記者会見でしてん、資料の上に福島県政記者クラブ、

会津若松市政記者クラブ、郡山市政記者クラブ、いわき市政記者クラブ、

南相馬市政記者クラブ
へ同時配布とありましてん。

福島県と同時中継でしてん!なるほどですねん!


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和解仲介手続きの実施状況資料:東京電力株式会社の対応に問題のある事例の公表について  
http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/baisho/1323272.htm


<質疑書き起こし>
おしどりマコ

このホームページを見ますと、和解案件が二百三十何件[申立件数:2,926件 

和解成立数:271件 (うち全部和解:235件、一部和解:27件、仮払和解:9件)]
か、

えーすみませんちょっと確認中で、6月29日現在でのセンターの和解案件なんですけれ

ども、その意図的に東京電力の遅延を感じられるものが二桁程度あったという事で、

それらの共通する項目として例えば、距離的なもの、金額的なものといった要因は

感じられますでしょうか。

SANY0030.JPG

















原子力損害紛争和解仲介室町:野山氏
えーっと、距離的、、例えばどういう事でしょうか。

ですから、あんまり私共はどんな種類の事件についても、理由にならない理由を述

べて回答を遅延している。という印象何ですけれども、例えばどういう答えを想定し

ていらっしゃったんですか。

SANY0022.JPG

















おしどりマコ
えー、全部和解が271件中235件、既にあるという事で、その二桁程度ある意図的

な遅延が、たとえばこの申立人は10km圏内ですが、例えば原発から近ければ近い

程その遅延がされない、出会ったりとか、金額が高ければ遅延をしてくる。という様

な何か共通項があるのかとおもいまして。


原子力損害紛争和解仲介室町:野山氏
あの、それは無いですね。原発から遠いエリアから、自主的に避難をされた方につ

いてあの、8万円、60万円を超える実費の和解を提案すると、あんまり金額も大き

くないのを提案して、同種の和解がどんどん成立しているのに「いわき市の線量は

後で計ったら低かった」とかですねそういう事を言って回答をまわしてですね、そんな

事案もありますので原発から近い、遠い、金額が大きい小さいは、あまり関係が無

いかな、というのが現在の印象です。


おしどりマコ
分かりました、例えば同じ東京電力の代理人であったりとか、何かしらその、遅延案

件の共通項は見られない、という事ですか。


原子力損害賠償紛争解決センター
そうですね、そういう意味では、どんな種類の事件でも起こっているという事です。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


SANY0028.JPG
 因みに、記者会見途中ふと気がつくと中継モニター
 から、福島県の記者さんの姿がお一人だけになって
 ましてん。(画面中央に写ってる右腕)
 会見が開始時は3人は座ってましてん。
 なんだかさみしく思いましてん。







 


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●7月5日参議院議員会館で行なわれた

 「国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」の

 報告書提出に関するブリーフィングと記者会見に参加しましてん。

 その記者会見でのマコちゃんの質問は以下の通りですねん!



<おしどりマコ質問>
何故この記者ブリーフィングが録画・録音しては行けないのか。

報告書自体、10時にインターネット上でオープンになってるのに
何故オフレコなのか。


<何故オフレコなのか、についての回答>
このブリーフィングに委員の方々が出席できなかったため。

今回は任意の委員会なので、事務局としては説明はするが、内容については委員の

オーソライゼーションがないため、まま報道されたりすると困るので。

報告書がとても分厚い物なので、大変だという事でこのセッションを設けた。

19時からの記者会見ではカメラも入りオープンになっている。



<おしどりマコ質問>
黒川委員長にお答えいただいた方がいいかもしれないが。

本文・第4部の「被害の状況と被害拡大の要因」について。

第17回の
傍聴に行った時、福島県知事が参考人で、「昨年3月に福島県民に対して

何ミリシーベルトの線量限度を県知事が考えていたか、なぜ追求しなかったのか。」の

問いに対し、
黒川委員長は「報告書に盛り込む」という回答だったが、報告書の中には

見当たらない。第17回でこの問題が出てきたにも関わらず、なぜ盛り込まれていないのか。



<事務局からの回答>
17回委員会の中で福島県知事の参考人徴収の時に、一部シーベルトの問題について

ご指摘がございまして、これを「こちらの方から回答する」とあるいは「報告書に盛り込む」

という風な回答に対して、そういった記載が見当たらないといった回答については今、別途

事務局の方で確認中でございますが、後ほど回答させていただきます。よろしいでしょうか。


<おしどりマコ>
はい、黒川委員長が「報告書に盛り込む」という回答だったのですけれども。

、、、、。わかりました。


上のマコちゃんの質問の元になる質疑がこの、

 「第17回国会事故調後の会見」でのものですねん。

 という訳で、少し日にちがさかのぼりますが、ご覧くださいねん。

 
2012年5月29日「第17回国会事故調査委員会」後の会見より
おしどりマコ
県民健康管理調査について少しお聞きしたいのですけれども、少々追及が甘いように思い

ましたが、どの程度まで資料をお集めになられていたのか、例えば密室の 議論でありまし

た第三回までの県民検討委員会の資料を情報開示請求しますと、線量評価委員会となる

全く表に出てこない委員会などがあるようなのですが、そ の資料はお持ちなのでしょうか。

 
SANY0598編集.jpg見えにくいですがマコちゃんは右下ですねん!

 
黒川委員長

その、 20 mmとか5 mmとか1 mmの話ですか。


おしどりマコ
いや、それも関連してです。

 
黒川委員長
それもですね。

公的なやりとりをしている文章は、私どもは、できるだけ報告書には推測だけではなくて、フ

ァクツベースのものをできるだけしたいと思っております。

ですから、質問一応はある程度その、そうゆう、証拠と言ってはおかしいですけど、

「誰かに聞いたからそうでした。」という書き方はなるべくしたくないな、と思ってる訳です。
SANY0608.JPG
 
おしどりマコ
分 かりました、例えば、知事(佐藤雄平 福島県)の話でもありましたが3月中に、専門家を招い

て各自治体で説明会をしたと、例えば高村昇教授が飯舘村で3月の末に説明会をしたときに

「毎時10 マイクシーベルトまで外で子供が遊べる」と説明会をされてまして、それを住民が動

画に撮って、NHKのETVでも全国に放送されてるんですけれども、そ の、毎時10マイクロと云

うのは1年で50ミリシーベルトにあたるんですね。その、高村先生はそのまま4月(4/26)にあり

ました第6回の検討委員会 (第6回福島県県民健康管理調査検討委員会)でアドバイザリーグ


ループにそのまま入ってます。そう云うお話などの整合性が取れてませんので、3月に一体、

県知事が住民に対してどの位の被曝量まで許容しようとしていたのか、などのお話が今日は

あまり追求されていなかった様に思うのですが。
 
 
黒川委員長
まあ、それについては、調査中の所も有りますけれども、その、最終報告書にはその様な問題

点はですね、今言った様に出来るだけその、ファクツベースで書きたいと、思っています。
 
 
おしどりマコ
分かりました、すみません最後にもう一問だけ。

あ の、黒川委員長が県知事に対して、県としてホールボディーカウンターではなく、

甲状腺エコーのセカンドオピニオンだと思ったのですが

(黒川委員長が委員会 中に甲状腺エコーホールボディーカウンターを勘違いされていたため確認した)、の

「セカンドオピニオンをとらないように」圧力をかけていないと云うご質問をされ ておりましたが、

それは一体どういう意図でされたのでしょうか。
 
 
黒川委員長
いや、それは色々な報道でそう云う事が言われてるので、何処からかその、福島県の方からプ

レッシャーが、と云う事が、まあ色んな所で書かれていたので、「それは知事は承知しているのか」

と云う事を聞いたつもりなんですけども。
 
 
おしどりマコ
ありがとうございます、では福島県立医科大学の山下学長、検討委員会の座長ですけれども。が「甲状腺医学会の皆様へ」と云う文章を出されたのは、事故調査委員会としてはご存知なのでしょうか。
 
 
黒川委員長
はい、それが良いか悪いかはまた別の話ですが。
 
 
おしどりマコ
分かりましたありがとうございます。



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写真は7月5日の会見で最後まで当ててもらえなかったマコちゃんですねん!!


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2012.7.5 @参議院議員会館

報告書のダウンロードはこちらから。
www.naiic.jp/blog/2012/07/05/


黒字は報告書についてや、記者ブリーフィングの実況中継のツィート。
赤字はツィート以外の状況の解説。
青字は感想ややりとりのツィート。

【国会事故調の報告書】参考資料P110「(甲状腺の)調査を受けた住民へのヒアリングによれば
『のう胞や結節がありましたが二次検査の必要はありません』という用紙が送られてきただけで、
のう胞なのか結節なのかも不明であるという。(続

2)「問い合わせても『心配するうちに入らない』と言われた」
「再検査したいと思っても医師の所見もなく診断画像ももらえない」
「検診前から『個別の診断はしません』と言われた」などの声が聴かれた。(国会事故調、最終報告書、参考資料より)


【国会事故調最終報告書】(ダイジェスト版より抜粋)放射線の急性障害はしきい値があるとされているが
低線量被曝による晩発障害はしきい値が無くリスクは 線量に比例して増えることが国際的に合意されている。
年齢、個人の放射線感受性、放射線量によってその影響は変わる。また未解明の部分も残る(続

2)一方、政府は一方的に線量の数字を基準として出すのみで、どの程度が長期的な健康という観点からして大丈夫なのか、
人によって影響はどう違うのか、今 後、どのように自己管理をしていかなければならないのかといった判断をするために、
住民が必要とする情報を示していない。


【国会事故調最終報告書】(ダイジェスト版より抜粋)本事故の根源的要因は「人災」であるが、
この「人災」を特定個人の過ちとして処理してしまう限り、問題の本質の解決策とはならず、略。
当委員会は、事故原因を個々人の資質、能力の問題に帰結させるのではなく、(続

2)規制される側とする側の「逆転関係」を形成した真因である「組織的、制度的問題」がこのような「人災」を引き起こしたと考える。
この根本原因の解決なくして、単に人を入れ替え、あるいは組織の名称を変えるだけでは、再発防止は不可能である。

→ここまで、記者ブリーフィングが始まるまで、資料を見ながらツィート。


国会事故調の報告書説明はICレコーダー、動画撮影、禁止、とのこと。と言われると、ツィッターで実況中継したくなるよね!!!

→記者ブリーフィングが始まると、録音録画禁止、とのこと。
報告書はブリーフィングに合わせて14時でネット上でもオープンになっているのに?


→というわけで、実況中継をはじめました。

参考資料、報告書に入りきらないもの、住民の方々へのアンケート。パワポの資料などはいれなかった。
会議録。20回目の委員会を今日の昼間に。
それぞれの議事録がすべてここに。議事終わりの委員長のコメントなどもここ。

10分しか時間がないとき、必要最低限のものはダイジェスト版。
要約版は言いたいこと、メッセージ、1時間くらい時間があるとき。
2?3時間あるときはじっくり報告書を。

まず最初に委員会がどんな調査をしたのか。我々の提言自体が原子力関連の規制強化につながるものになろうかというのが根底。委員は10名。ワーキンググループを作ってときどき報告。WGは4つにわけて議論。

WGは縦割りではなく共通の議論をすすめてきた。
委員会の特徴として、事務局の役割を説明。執筆、調査の主導は各委員がやってきた。
この委員会は事務局主導のものではなく、サポート。黒子。事務局主導で報告書も書くというような類のものではない。

当委員会に期待されたこと。原発推進か否かではなく、徹底的な原因究明を、ということ。
最適なやりかたはどういうやり方か考えながら。

世界的視野にたって、人間の安全重視を、地震大国・津波大国ということも踏まえながら。
三権分立で国会の果たす役割どころは何かということを考えながら。

そう、ICレコーダーはちゃんと止めましたからね☆ @katsu1661(katsu(小西克昌)) 禁止と言われていないのでいいのでは?
RT 国会事故調の報告書説明はICレコーダー、動画撮影、禁止、とのこと。と言われると、ツィッターで実況中継したくなるよね!!!


12条請求ということについて。調査協力してもらえないところはこれを使う。基本的には協力して頂いたが、
若干、そうでないところもあり、12条請求は13件した。

被災地のヒアリング、各委員が被災地の訪問をした。いろいろな意見を伺った。タウンミーティング、計3回。
全て公開している。国会事故調という名前が理解されていなくて、政府側のミーティングなのか、というわけで、最初は険悪な雰囲気だった

私も「お前は霞が関か」と聞かれたが「いえ民間人です」。と答えた。
しかし、だんだん理解して頂き、適切に行えた。

従業員のアンケート調査もした2400人。孫請けなどにもヒアリングした。
査読、レビュー原稿を参与、客員調査員、各3名にお願いした。

ちょっと私が質問しました。(調査に協力しなかった)12条請求の13件はどこにしたのか?
回答:東京電力、文科省、電事連、原子力安全委員会。とのことでした。
一番にあてて頂いちゃいましたよ!!

録音録画がダメなんですよー @b_aya_chainsaw(Aya Blaine(Bあや)核絶元年!) ぜひカセットテープへの録音と、速記者(もしくはタイプできる人)を!!!@makomelo(おしどり♀マコリーヌ) 国会事故調の報告書説明はICレコーダー、動画撮影、禁止、とのこと。と言われると、ツィッターで実況中継したくなるよね!!!

ちょっと私が質問しました。(調査に協力しなかった)12条請求の13件はどこにしたのか?回答:東京電力、文科省、電事連、原子力安全委員会。とのことでした。一番にあてて頂いちゃいましたよ!!

結論と提言。まず、認識の共有化。本編の10p。事故がまだ終わってない。
環境汚染の防止はできるのか。みな危機感、関心を持っていた。
住民アンケでは健康被害に対する不安も消えていない。

委員の共通認識。この報告書が出されて、ピリオドが打たれないように。
まだまだ事故は終わっていない。

廃炉への道すじなど、国会が目を光らせておいたほうがいいものがいろいろとある。

地震、津波にも耐えられるという保障も十分になく、取るべき対策がとられていなかった、
という観点から、人災であるという認識。
特に誰が悪い、という意味ではない。

平成18年の耐震基準について。バックチェック。
結局のところ、遅れに遅れて、平成28年1月へと先送りされていた。
東電、保安院は耐震補強工事が必要と明確に認識していながら、していなかった。

5号炉の黙示をして、1?3号炉も問題はなかったとはいえない。
だからといって、委員会では地震が原因と言っているわけではないが。

規制を導入するさい。電事連の資料を入念に調べた。
事業者側に作文をさせていた、ということがわかった。

電事連を通じて、両者が合意したりしていた。
すべて報告書の中に、当時の文書を運用した形であらわしてある。

シビアアクシデント対策、放射能が大量に放出された場合の住民への対策などは議論せずにすすんでいたことがわかった。
地震とか津波、外部事象については考えなくてよい、ということも書かれていた。

津波、地震についても、過去に何回か対策を持つ機会があった。
が、意図的な先送りがあったことを確認した。
安全対策がとられないまま、3.11をむかえた。

東電の側、どういうロジックがあったのか?分析は第5部。
まずひとつは、既存の炉の稼働率を下げない、ということ。
規制する側も東電も同じ考え方。
もう一つは訴訟に対して負けない、それも回避したい。訴訟に対して不利にならないように。

電事連をとおして、規制当局に働きかけた。
本来、国民の安全を守る立場の規制当局が対応指導、対策指導がとれなかった、これは大きな問題と考えている。

保安院は原子力推進官庁である、経産省の部署であった、ということも要因と考えられる。

規制当局をからめとっていく、という構造がよく見えた。
否定する意見や知見は回避して落としどころを探る、という構造。
どうしても、規制側に知識がなく、事業側に知識が蓄積されてしまう。

保安院がいくら規制しようと思っても、知識もなければ、立場的にも弱い。
規制当局が事業者のトリコとなっている。

規制側が劣勢に追い込まれていた状況で、誰がチェックしていたのか?
規制者は存在していなかったとも考えられる。

当委員会が「人災である」というのは、総理が行ったから、とかそういう問題ではない。
何度も対策がとれる場面があったのに、とっていなかったから。

あら?実況中継したのがバレたかしら…?

→事務局がスタッフにネットを見せ、一人が私の後ろに回り込んできたため。画面見てらしたけど何も言われなかったっす。

現場の実証をやりたい、と試みたが、難しかった。
わからないものに対して、東電の中間報告書「地震で損傷をうけたものはみられない」
実証なくして、津波に限定しようとするのはなぜなのか、という疑問がある。

推測でしかないが、施設論に対する影響を少なくしたい、想定外のことにしたい、という思惑があるのかもしれない。
津波のリスクにしようとしたのか。推測だが。
しかし津波のリスクもわかっていたので、想定外ではない。

2部の2というところに詳しく。小規模の濾過。スクラムをしたから、地震は大丈夫だった、という論理はとおらない。
1号機のSR弁、我々の検証では作動しなかった、ということはどこで漏れたのか。
目撃証言。水が漏れるのを見た、という方。

運転上の問題に評価。ICの操作について。運転員の責任について。
当時のICがどのような状況か、準備、訓練はどうか。
結論は運転員のミスとはとてもいえない。東京電力の組織的な問題。

ベントラインの構成。かなり時間がかかった、官邸がそれについていらついた。
現場の状況を確認。やむをえないことと判断。意図的な遅延はなかった。

シビアアクシデントに対する準備がなかった、現場で相当な混乱。
これは東京電力の組織的な問題。 

緊急時対応の問題。事故が発生したあと。
東電の本店は的確な情報を官邸に伝えなかった、テレビ会議の映像は全て検討した。

15p3・14、東電が全面撤退を考えているのではないか、という面で相互不信。
東電の清水社長が官邸の意向を探るように、あいまいな連絡に終始した。
事実確認とコミュニケーションは分けて考えるが。

寺坂保安院長に確認すると、全面撤退の相談ではなかった、とヒアリング。
総理によって、全面撤退を阻止されたと認識することはできない。

重要なのは。管総理の個人の能力によって、被害を阻止できたのかどうかを確認するのではなく、
組織的な仕組みはどうだったのかを解明することが重要。

被害拡大の要因。避難計画は正しく指示がされたのか。
屋内退避指示が長く、それから自主避難になった、とか市町村ごとに異なった被害をこうむった、とみている。
いちがいな議論ではない。

最初から20kmにしておけばよかったか、10kmにしておけばの議論についての検証も。
これまでの規制当局、防災対策への怠慢も指摘。

炉の安全ということは言われてきたが、住民の安全は議論されてきたのか、など。

全部になると電話帳くらいになるので、抜粋して参考資料の中に。

(このブリーフィングが始まる前に呟いた低線量被曝の話。そっちのほうが正確なのでさかのぼってチェックして!)

先の見えない避難所生活など、被災者が大変困難な環境を強いられていることは委員全員が認識。
受け手の状況を考えない情報公開のしかた。

組織であり、制度であり、ここのところが大きな問題。
マインドセット、思い込み、勝手な常識、そこの部分を変えないと根本的な改善にならない。

住民の健康に影響を与えるとリスクである、という考え方ではなく、
シビアアクシデントというものは原子炉の経営上のリスク、そういうマネジメントに問題があったのではないか。

東京電力が過剰介入、犠牲者になったというものではなく、被害を招いた張本人である、という見方を当委員会はしている。

提言4.このような事業者に対してどのような監視をしていくか。
提言5、規制当局のありかた。

今回の提言は国会に対して。原子力の監視に対しての国会の監視。
国会に原子力の問題に関しての規制の部署を設ける。推進と規制を分けただけでは問題は解決しない。
三権分立に対して国会はどのような役割を果たすのか。

あ、隣の隣に七尾さんがいらした☆隣はドイツTVのフユコさんで、後ろの後ろにロシアの怪人、NHK石川解説委員がいます☆☆☆

住民の選択肢を増やして早めの解決を。電気事業者の監視。
民間事業者をどうやってチェックする提言をすればいいのか。

朝も会見だったkらだいぶ集中力切れてきたけどがんばるなう。

→この「kら」という部分に集中力の途切れを感じます。

ロビーイングではなく、原子力規制を。情報開示。
リスクガバメント。政府の規制庁で促すように。
以上の施策を実行するために、立ち入り調査権をともなう国会委員会を構築できないか。
現場のチェックより経営の問題が大きいので。

新しい規制組織。独立性の担保。
それに対する提言も。委員の選定に対するプロセスも明らかに。

原子力規制法の見直し。国民の健康と安全を第一義に。事故発生時の役割分担を明確に。
バックフィット。既設の原子炉にも新しい法を適応を。バックフィット。
こうすると新しい法に対する圧力など本末転倒な話も出てくる。

使用済みの核燃料に対する問題。第三者委員会を設置して、調査する。三権分立。
1時間バージョンは終わり、残りは質疑。しかし質疑は19時からの記者会見で答える。

ブリーフィングは録音録画が禁止でしたので、ツィッターで実況中継しました。
これは禁止されてないものね!さかのぼって、ご覧あれ!

パソコンの電源が落ちたなう。夜の記者会見どうしようー!

なぜ録音録画禁止かも聞きたいんだけど当たらない!
@nuts_n(hakomori) おしどりマコさんの国会事故調Tweetは明瞭。東電事故調が最悪だっただけにまともな印象。
なのになんでブリーフィングここまで規制入るのかな。彼女まで東電会見出禁になったら、こわい?


ブリーフィングには委員が出席できず、事務局側の説明しかできないから。委員のオーサライズがないので。あまりにも分厚い資料なので、19時からの質疑をより深めるための説明なので。とのこと。 RT なぜ録音録画禁止かも聞きたいんだけど当たらない

ほんとにそうですよね、ま、録画録音禁止だけれど、ツィッター実況中継は禁止って言われてないからしましたけど!悪しからず!
@ggbb_2011(ggbb) 事務局側の説明だとことわればいいだけの話なのに。公開の大切さを分かってません。


→パソコンの充電、補助電源の充電も切れたため、19時からの記者会見は実況中継していません。

→以下は、記者ブリーフィング、記者会見後の感想ツィート。


正直、国会事故調はガッカリ。
被曝評価に関して一見アグレッシブだけど国際的合意や歴史的背景についてがメイン。
現況の調査が十分なされていない。県民健 康管理調査についての記載もあったけどそもそも県外の汚染地域の健康調査はいらないの?
既存のもののチェックだけで抜け落ちてるものの評価はなし

住民の正確な被曝評価が事故の被害の評価の重要なトピックなのに。
報告書に「事故直後の内部被曝評価が不十分」とあるけど、エネ庁の告示を放医研が落としたから、
放医研のみが外部被曝と内部被曝を評価していくよ?
そこに監視や独立調査はいらないの?

独立調査委員会が必要なのは原子炉関連だけじゃないよ、被曝を扱う事業者も監視しないと!!
だいたい、国会事故調に、被曝を扱う委員が1人というとこから、こりゃダメかも、と思ってたんだよー!!!

あと、質疑で被曝関連の質問を、いつも私以外しないというのも、もうやだ!!
プラント状況や政治的状況も気になるけど、被曝に関する記述も報告書にいっぱいいっぱいあるじゃん!!!

黒川委員長が「明日からこの報告書を見た国会議員がどう動くか」
被曝問題は既存の調査をなぞるのみで、国会事故調独自の調査は歴史的背景のみ!
現況を独自調査してっつの!!!じゃないと議員さん動かないじゃん。

粘っても粘っても指名されなかったうえ、どの記者さんも被曝に関する質問をしてくださらなかったんで本当に本当にガッカリ。
もう、ガチで本気出すしかないなー。


黒川委員長がTV出演(報ステ)のために、最後の国会事故調の質疑を切り上げたとしたら、
いつかの細野大臣とおんなじですね。
疑問には答えてほしかったっす。疑問だらけで、最後の報告書って言われてもなー。

まぁそれは同感ですけれど。(続
@uesugitakashi(上杉隆 / Takashi Uesugi) あの三月の自分たちの報道を顧みない朝日新聞記者に呆れてみる国会事故調の中の私。

報告書本文に被曝に関する記述がP349?466まであるにも関わらず、あの内容では追及が足りないと言わざるをえません。
@uesugitakashi(上杉隆 / Takashi Uesugi) 「追及が足りない」と委員会に文句たれる記者クラブの気持ちがまったくわからない国会事故調の中の私。

統合会見はもちろん県民健康管理調査検討委員会や小児甲状腺サーベイ住民説明会、
安全委員会被曝医療分科会や飯舘村村議会まで傍聴に行った私には全然追及してないように思えます。
政府の判断の不備や評価の甘さに少し言及しているだけに、これで終わり?感でいっぱい


→原子力の規制や監視の不備について言及する場面が多かった国会事故調。
「リスクとは、原子炉の運営上のリスクではなく、住民への影響をリスクととらえるべし」と言うくらいなら、
なぜ、被曝を評価する機関への、監視、独立調査委員会についてはスルーなんでしょう?

被曝評価について、「ICRP2007年勧告の規制取り込みに対する抵抗、電事連のロビイング」などを調査して頂いたのは嬉しいけど、
過去の背景とともに、現況の調査もしてほしかったんだよね!今、どんなロビイングがあるか。

放射線防護の先生方を張っていると、いろいろ伺いますわよ!!!

しょうがない、やるしかないっす。


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