昨16日、北陸地方が梅雨入りし、広い地域で長雨の季節に入りました。外を見るとアジサイが咲いています。ふと口をついて出た歌は「泡碧くかたまれる如（ごと）兄弟らあひ寄れる如あぢさゐ蕾（つぼ）む」。宮柊二の作です。

沖縄県東村高江に計画されている米軍ヘリパッド問題に、別の方向から変な風が吹きはじめました。高江の北に位置する国頭村安波（あは）の区民総会で、普天間代替施設の受け入れ協議入りが採決され、賛成多数となったのです。

第142回で「ウヰルキンソンタンサン」の話をしましたが、独特の味わいのある旧仮名遣いを商品名や社名にするものは、ほかにもけっこうあるようです。

東日本大震災で久ノ浜―亘理間が不通になっているJR常磐線は、茨城県民や福島県浜通りの住民の足として重要な路線ですが、原発震災の余波もあって未だに復旧のめども立っていません。