2014年12 月4日 東京電力定例会見 よりおしどりマコちゃんの質疑部分文字起こし
おしどりマコ
東京電力ヤマト氏
おしどりマコ
すいません、冒頭におりませんでして。
毎回要望しますが、現地からの記者会見、情報発信という意味では、
本店の白井さんが現地に行かれ。
現在の記者会見の形式のご検討をおもう一度要望します。
2014年12月1日 原子力改革特別タスクフォース 記者会見
おしどりマコちゃんの質疑部分の文字起こしです。
おしどりマコ
昨年8月の東工大のシンポジウム、先月の国会での答弁での姉川さんのご発言を聞き、現在この位置に居られるということを個人的に大変ありがたく思っております。
タスクフォースのもくてきのひとつ。
「情報公開、リスクコミュニケーションなどを見直し、事故から得た教訓を反映させた改革を実行する」
と云う目的を踏まえた上で率直に伺います。
原子力改革監視委員会に、2011年の3月15日の議事録や、メモが一切ないと云うことは説明しておられるのでしょうか。
姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
2011年3月15日のメモという、今のご質問自体が私充分理解出来ないでおりますが、もう少し詳しくご質問をご説明いただけませんか。
おしどりマコ
わかりました。
各部署をテレビ会議で結んでいる、テレビ会議動画で、3月15日の物だけ音源も映像も一切ないんですね。
2011年3月14日の23時50何分まで、そして次が3月16日の朝からとなっており。
3月15日の映像、音源が一切欠けております。
そしてその欠けている間に関してのメモや議事録は一切無いのか。
と云うことを2012年から記者会見でも質問していますが。
「メモや議事録も一切無い」と云う回答をいただいております。
そして、今年話題になりました故吉田所長の「吉田調書」に関する文言も3月15日の物がトピックとなっております。
ですので、2011年3月15日に一体何があったのか。
テレビ会議動画で各部署を結んでおりますので何かしらのメモや議事録があれば少しでも手がかりになるのですが、それが一切出てきません。
そして、柏崎刈羽原発でメモをしておられた方の「柏崎刈羽メモ」と云うのがありまして。
それを私も入手致しましたが、それに関してこの記者会見で東京電力の方に伺いますと。
先月広報の方は「柏崎刈羽メモについて今後も調査をしない、東京電力としてそれは調査もしないし把握もしない。」と云うご回答でした。
ですので、「事故から得た教訓を反映させた改革を、、、」と云うことに少し齟齬(そご)があるのではないかとおもいまして。
この2011年3月15日に一切メモや議事録がないと云うことを原子力改革監視委員会の方にもご説明されているのかどうか、と云う質問です。
姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
お答えします。
監視委員会の方への回答は直接していません。
それは、それ自体が議論として質問されたとか、こちらの方から議題として上げたと云うことが無いからでございます。
ただ、それだと今のご質問への回答にはならないと思いますので、付け加えさせていただきますと。
テレビ会議の記録については、12日の夜より前、それと15日付近に空白が有ります。
で、これは私自身もその、11日の事故が起こって以降の記録で有りますとか、15日、色々当社も指摘されましたので、その事実関係を知りたいと思って探しましたけど、私の手元にも来ませんので特に、、。
まあ、努力した結果でしたので。
何処かにあってですね、それを誰かが表に出さないと云う状態では無いと云う風に私はみております。
ただ、非公式のメモ、個人のメモそう云う物も一切無いかどうかと云うことは中々、その確認もしていないのでお答えし難いのですが。
おそらく従前の皆様へのご回答は公式の議事録、そういった物が無いということで。
それはテレビ会議が記録されている12日、13日、14日の間でも公式といっていい様な議事録がございませんので、結局あれはテレビ会議を文字起こしした様な状態で事実関係をお話ししてますから、そう云う意味では私自身は15日のなんか正式な議事録が無いのはやむ負えないのかなと云う風には思ってます。
おしどりマコ
ありがとうございます。
この通称「柏崎刈羽メモ」についてもやはり今後は把握はされない、と云う考え方なのでしょうか。
個人なメモについても調べられないと云う事なんでしょうか。
姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
柏崎刈羽に限らず、1F、2F、柏崎についてはですね、事故の関連の時どの様に推移したか。
と云うのは当社が1012年の6月にその、事故調査報告書、国会事故調、政府事故調が出る前後の会社としての報告書だったと思います。
その時に後半に、何か記憶にある方、若しくは何かメモを持っている方そう云う方を訪ねて調査してまとめ上げたのがあのレポートになっておりますので。
こういう調査ですから完璧にと云うことは中々申し上げられませんけれど、あれは相当な手を尽くして、事故の当時を再現してまとめたレポートだと云う風に私自身も思っております。
おしどりマコ
ありがとうございます。
真摯なご回答ありがとうございます。
東工大でのシンポジウムでは、姉川常務はこの社内事故調に関してもかなり批判的なコメントをされておられましたが。
この事故当時のメモについても、まあこれに関しては充分であったと云う誤認識なのでしょうか。
姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
はい。
原子力安全改革を開始した背景でも述べました様にですね。
あの報告書は事故の顛末については一定の精度。
中々難しいのですが、事故が起こった時その当時も混乱してますから。
それを掘り起こして書いてますので、その点については評価出来ますが、事故を防げなかった背景としての組織的に我々の技量の問題、安全意識の問題。
そう云うところに踏み込んでいないのが問題である。
と云う風に私自身も思っておりますし、それが故に福島事故の総括及び原子力安全改革プランと云う物を翌年の3月にまとめて、これも会社として出した物で有りますが。
足りなかった部分を補完したと云う形になっているかと思います。
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
最後に確認なんですが。
この通称「柏崎刈羽メモ」については、やはり東京電力として今後も調査をされないと云うご回答で宜しいでしょうか。
姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
柏崎刈羽において、テレビ会議を見ながら文字起こしをしている記録があるのは私も承知をしておりますし、私自身も読んでおりますし、それについてクローズされていることは無いと思ってるんですけれども、その範囲のことを仰ってるかどうか、今その確認する術が有りませんので。
おしどりさんがご質問の範囲がそうであったか、今までの会見の事も担当してる者に確認した上で出すべき物が出ているのかを見た上で、そしてまだ存在する物が有るんであれば、追加の調査をしますし、充分今まで自分たちが把握してる物が出てるんであれば以上で持ってるものです。
と云うような答えになると思います。
それはちょっと確認させて下さい。
おしどりマコ
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
2011年3月15日のメモについてです。
宜しくお願い致します。
ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!
東京電力からの報道宛てメール、19:00
────────────────────────────────────
東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────報道関係各位
本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。○先日(9月4日)お知らせしております、G4タンクエリアのA5タンクとA6
タンクの連絡弁からの水の滴下についての続報です。○漏えいが確認された当該弁については、9月13日に新品に交換しました。
○また、当該弁の点検および調査を行った結果、本日(9月17日)、弁箱に亀裂が
あることを確認しました。○本件については、福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画に定めて
いる汚染水処理設備等に要求される機能(汚染水処理設備等は漏えいを防止でき
ること)を有していないことから、本日午後5時40分、核原料物質、核燃料物質
及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、東京電力株式会
社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安および特定核燃料物質の防護に関する
規則第18条第3号「発電用原子炉設置者が、発電用原子炉施設のうち実施計画に
定められたものの点検を行った場合において、発電用原子炉施設の安全を確保す
るために必要な機能を有していないと認められたとき。」に該当すると判断いた
しました。○本メールには返信できませんのでご了承ください。
<以下お知らせ済み>
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○当該連絡弁からG4タンクエリア堰内に滴下した量を評価した結果、移送開始後
にA5タンク水位が当該連絡弁の高さに到達したおおよその時間から、滴下発見
後にビニール袋による養生を施すまでの時間を算出(滴下は1滴/秒として計算)
して、約1リットルと推定しました。○A5タンク内の水位を下げるため、午後2時40分頃より、仮設ポンプにてA4タ
ンクへの移送を行っていましたが、ひび割れ箇所の補修および夜間における作業
安全を考慮して、午後5時50分頃に移送を一旦停止しました。○その後、接着剤(パテ)にてひび割れ箇所の補修を行い、午後6時3分に滴下が
停止したことを確認しました。○明日以降、仮設ポンプを移送容量の大きなポンプに変更したうえで、A4タンク
への移送を再開する予定です。○A5タンク内の水位が当該連絡弁の位置より低い状態となるまでは、定期的なパ
トロールを行い、当該連絡弁からの滴下が無いことを確認していきます。
<以下お知らせ済み>
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○G4タンクエリアA5タンクとA6タンク間の連絡弁からの滴下について、滴下
した水の分析結果をお知らせします。
・セシウム134:2.5×10^3 Bq/L
・セシウム137:7.3×10^3 Bq/L
・全ベータ :9.8×10^7 Bq/L○当該連絡弁からG4タンクエリア堰内に滴下した量については、現在評価中です。
○なお、当該連絡弁からの滴下は現在も継続中であり、滴下した水は養生したビニ
ール袋で受けておりますが、A5タンク内の水位を下げて当該連絡弁からの滴下
を止める目的で、午後2時40分頃より、仮設ポンプを用いてA4タンクへの移送
を開始しています。○当該連結弁から滴下した原因等については、引き続き調査していきます。
<以下お知らせ済み>
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○現場を確認したところ、連絡弁の弁箱にひび割れらしきものが確認され、現在も
数秒に1滴の滴下は継続しています。○今後、A5タンクから仮設ポンプにてA4タンクへ水を移送しA5タンクの水位
を下げる操作を実施します。
<以下お知らせ済み>
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○本日(9月4日)午後0時4分頃、G4タンクエリアのA5タンクとA6タンク
の連絡弁より水が滴下していることを、A4タンクからA5タンクへの水張り作
業中の当社社員が発見しました。○滴下している水はRO濃縮水(淡水化装置で発生した濃縮水)で、堰内に留まっ
ており、堰外への流出はありません。また、応急処置として滴下箇所をビニール
袋で養生し、水を受けております。○漏えい状況および原因等を調査しており、状況等がわかり次第お知らせします。
以 上
・おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!
ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!
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