東京電力

2014年06月18日の東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑部分の下記お越しですねん!
DSC058121.JPG1回目の質問
おしどりマコ
4号機の使用済み燃料プールの移送について伺いたいのですが。
確か4号機は、変形した燃料が1本と変形が確認された燃料が2体の計3体が異常燃料として上っていたと思うのですが、この漏洩が確認された燃料が2体というのは、こちらの計算のどこに入るのでしょうか。
どのような取り扱いになったのでしょうか。
すいません勉強で。



東京電力小林氏
今回の曲がった燃料につきましては、それは共有プールのほうに移送するわけなんですが、共有プールにですねその、曲がった燃料専用のラックをまず準備いたします。
そのラックに、専用の輸送キャスクを使いまして、輸送するというようなことになります。
それからリーカー燃料と呼ばれておりますピンホールのある燃料なんですけれども、こちらにつきましても同様にですね、こちらの形状変形はございませんので通常のキャスクの中に入れて移送は可能でございます。
ただ、この場合同じように、破損燃料を移送するための少し小型のキャスクがございますので、そちらを使って共用プール側に移送することになるかと思います。


おしどりマコ
分りました。
破損燃料は、変形燃料とは別という事ですね。


東京電力小林氏
そうですね、パワーポイントの6ページをご覧いただきますと破損燃料ラックということで49体用のラックを1つピンク色の所ですね、これを新たに、リラッキングと申しまして従来あるラックを外して、そこにこの専用のラックを取り付けるというような作業を実施しますのでこちらに専用保管されることになります。


おしどりマコ
わかりました。
えー、破損燃料はこちらに保管をして、変形燃料は、うん?


東京電力小林氏
同じですね。


おしどりマコ
同じですね。


東京電力小林氏
このラックの中にですね49体の、7 × 7というようなマス目がございまして、その真ん中に曲がった燃料専用のですね、まあ入れるセルを作りましてそこに収めるということになります。
で、それ以外のところには、その他の破損燃料ですね、それも保管できるような形状となっております。


DSC05815.JPGおしどりマコ
わかりました。
この、スライド3の共用プール貯蔵容量の計算式で、別枠として上がっているのが変形燃料のみで、破損燃料が書かれていなかったので、それはどこに当てはまるのかと思ったのですが。
ご説明では、変形燃料も破損燃料も同じ扱い、この変形破損燃料用ラックになるということですか。
この式の中で。


東京電力小林氏
まずですね、この納める燃料でございますけれども。
まず今回、49体分の変形破損燃料ラックというのも準備いたしまして。
この破損燃料ラックというのはですね、曲がった物が入るような非常にリーズナブル。
リーズナブルというのは隙間の大きな部分とそれから燃料のですね燃料棒専用のセルみたいなものに入れまして、それごと納めるというようなことができる構造となっております。
ですので、燃料として形状を止めないような破損のあるような物があればそういう所を使って入れるということになっているかと思います。


おしどりマコ
ありがとございます、すいません質問はですね。
この※ 3のところで、「曲燃料は今後設置する破損燃料楽に貯蔵するため貯蔵量に含めない」
とあるのですが、その曲燃料と破損燃料というのは別枠で計算しているということですよね。
この※ 3を見ますと。
「曲燃料のみ貯蔵量に含めない」ということでは無いのですか。


東京電力小林氏
この43体分ですねこの、、、。
失礼しました、49体分がラックの中に納まるものはラックとして別扱いに多分なってるかと思います。
それが変形破損燃料を約49体分含まないということで。


おしどりマコ
では、4号機のものは変形燃料だけ、この容量49体のほうに入れ、破損燃料の方は、通常通り扱うという事かと理解したのですが、違うのでしょうか。


東京電力小林氏
ちょっと確認をさしていただきたいと思いますが。
いずれにしましても、不足分のこの157体に対して新燃料はそれよりも数が多い訳なんですけれども、180体と言う新燃料がある訳なんで、結果的にはその使用済み燃料と言うものも納める場所の余裕というのは充分ある状況でございます。
その中で、ちょっと数式等をどういうふうに考えているかというところですが、どちらのラックに入れるか、というのはちょっと確認させていただきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、すいません、質問の趣旨はですね。
4号機の異常燃料は変形燃料1体と破損燃料の2体、計3体あったはずなんですが。
ここで特記されているのは変形燃料1体のみなので、「その破損燃料2体はどういう扱いになっているのか」というのが知りたい所です。
この3体とも容量49体の変形破損燃料用ラックに行くのか、破損燃料は通常通りなのか、ということをどうぞよしくおねがい出します。


東京電力小林氏
確認さしていただきたいと思います。


おしどりマコ
はい、お願い致します。
で、ALPSのクロスフローフィルターについて伺いたいのですが。
先月廃炉カンパニーや様々な検討会などで資料が出ておりましたが、このVシールの部分、テフロンの部分の耐応が、最大応力が25日運転した時点で劣化する、と発表されておられましたよね。
で、この部分はもともと対応年数はどれくらいと聞いてフランスから輸入されておられたのでしょうか。


東京電力小林
以前のデータといいますか、試験をやったもので25日、250日というような形でやっていたかと思います。
で、25日ぐらいから少し脆化が始まるというところで、ただ使用上何か問題があると云う様な事ではなかったかと思います。
それから、だいたい250日ぐらい運転すると、かなり硬くなって伸びなくなるような、そのような結果だったかと思います。
当初はですね、急激に脆化をしてですねすぐに使えなくなるというようなところまでは想定していなかったようでございます。
ただ、状況としてですね一般的にテフロン系のものというのは放射性で脆化しやすいということは知られておりますので、そこのところは認識していたようでございます。
ただその中でですね、非常に短期間、今回で運転するような非常な短期間でここまで脆化すると云う所までは認識がなかった、というのが1つ今回の漏洩につながったという事かと思います。
で、その中で対策部品としてですねゴム系のものを使ったシールのもの、こちらをですね、検討しておりましてそちらのものも開発を進めていた。
ということでございますので、そういう意味では、短期間で壊れる、どのぐらいなら持つのかというような、明確な数字はないんですけれども、これほどの短期間で使えなくなるというところまでは考えていなかったということが現場でございます。

DSC05818.JPG
おしどりマコ
えー、すいませんその、点検期間などを含め、機器の部品の耐用年数がどれくらいか、というのは点検やパトロールの基本だと思うのですが、この部分の耐用年数ご存じなかったということになるのでしょうか。


東京電力小林氏
分からなかったというよりはですね、大体1サイクルを運転してもそれは大丈夫だろう、というような判断だったと感じております。
要は今回はですね、通常の1サイクルを運転する前の段階で、このような脆化が起きてですねクロスフローフィルターからカルシウムなんかが流れてしまったりだとか、そういう様な状況でございますので、そこのところが本来想定していた耐用年数に対してそこまで持たなかった。
ということが原因かと思っております。


おしどりマコ
えー、わかりました。
第20回の監視評価検討会で、クロスフローフィルターのvシールの議論で、「放射線やさまざまな原因による劣化がわかっていながらなぜ交換しないのか」
という質問に対して松本潤(廃炉推進カンパニープロジェクト計画部長)が「フランスから輸入しているものであって時間がかかる」とお答えになっておりまして。
「これは輸入して日本に届くまでどれくらいの期間がかかるのか」と4月18日と23日に質問していたのですがそのご回答は頂けますでしょうか。


東京電力小林氏
フィルターの、パッキンの輸入期間につけましてはちょっと今私もデータを持っておりませんので。
こちらについてはちょっとご回答出来るかも含めて確認をしたいと思いますけれども、ちょっと契約に関わる話も含みますので確認させて頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
アルプスB系の漏洩、吸着棟CFFの漏洩がまあ、わかった今年の3月の時点で、具体的に言いますと3月19日の時点で9記者会見におきまして「AC系とB系の差として、ホット試験の1ヵ月と2ヶ月の違いは関わってくるのではないのか」と質問したのですが、当時の会見者である小野市は「全くそれは考えておらない」とおっしゃっておられましたか、結局ここの部分の耐用期間が問題であったということで。
これはあのー、これはすいません、不勉強な素人でも気付く問題点を、課題とはされておられなかったのでしょうか。


東京電力小林氏
3月19日と云う状況ですのでその中の時系列等の確認をする必要もあるかと思いますけれども、まずその時の段階ですねここまでの原因が確認されていたかということが1つあるかと思います。
でその後にどのくらいの劣化速度があるのか、というような確認がされていると思いますので、そういう所も含めて今の結果に至っている状況かと思いますので、一概にその当時、判断を誤ったのか、というとそういう事ではないんじゃないかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
すいませんその後勉強したのですが、耐放射線のパッキン剤、シール材としてEPDM、エチレンプロピレンゴムの使用は自己以前から少なくとも2008年には日本でもJAEAやKEK(ケック)などで発表されておられますが、6年前に出ていいてスタンダードとなっている知見、あの先ほど小林さんも仰っておられましたが「テフロンは放射線に弱く、合成ゴムが強い」という事はアルプスの中で活用されておられなかったのでしょうか。


東京電力小林氏
そうですねまずあの、こちらのフィルターでございますけれども、こちらユニットという形で製作されております。
その関係で当初このフィルターに合うものといたしましては、V型のテフロン型シールが、これが標準だったようでございます。
でその後にそういうところも含めてですね、フィルター自体の改造が必要だということで現在はその改良品が入っている状況です。
なのでこの、多核種除去設備を建設した段階でこのゴム系のパッキンを使う事は1つ想定はされたかと思うんですけれども、同じようなこのフィルターの中でですね、それを仕様を持ったものがなかった、という事で改めてこれは開発をしている状況でございます。
ですので、確認ができた中で比較的早いところで新しいゴム製のもののパッキンに取り替えられている、そう云う所も有ろうかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
輸入していたユニット、フランスのアレバ社ですかね。


東京電力小林氏
製品については、、、。
詳しいところはちょっと差し控えさせていただきたいと思います。


DSC05828.JPGおしどりマコ
はい。
耐用年数や、仕様などが分からなかった、と云うことで。
わかりました。
では、第4アルプスの進捗状況はどの程度進んでいるんでしょうか。


東京電力小林氏
そうですね、まずアルプスについては、第4と仰ってるのは、何をさしているのかは、ちょっとアレなんですけれども、今の段階では高性能の核種除去設備、それから当社が建設します、2つ目の多核種除去設備ということで、トータルいたしますと3種類が今検討が進んでいる所でございます。

おしどりマコ
あの存じておりますが、第4アルプスについて、計画段階に入った、ということを伺いまして。
で以前こちらでプロジェクターで繋いでの会見で、福島第一原子力発電所の所長である小野所長に第4アルプスについて伺ったところ、「まぁいろいろ計画段階に入っている」と第4アルプスについても検討しているという事をお答えいただいたのですが。


東京電力小林氏
それをですね、今後どういう風にしていくか、というところはまだ決まったという話は私は聞いておりません。
けれども、そういうところでいろいろな手段方法というのは日々検討されております。
ですのでその中で、ひとつの項目として上がっている可能性はあろうかと思います。
ですので、小野としては、その中で「そう云う検討も進められているよ」ということを申したのではないかと思いますが。
今の段階で「これが今ここまで進んでいる」とかそう云うような情報というのは現段階では私は聞いておりません。


おしどりマコ
わかりました。
では質問の回収後したいのですが。
まず魚介類の核種分析結果について、銀とセシウムは全く、、、。
すいません今日の資料では銀の資料は出ておりませんが、以前ストロンチウムと銀の核種分析結果について発表された時の質問の回収なのですが、銀とセシウムは全く挙動が別で、セシウム合計値が1万を超えていても銀はNDであったり銀が30Bq/kを超えていてもセシウムが100以下であったり、全く相関はしていないのですが。
なぜストロンチウムの検出をセシウムの沢山出たものだけにしているのか。
セシウムとストロンチウムは必ずしも相関していない、にもかかわらず魚介類のストロンチウムの測定をセシウムの合計値が高いものだけに絞っているのか。
と聞いていたのですが、お答えいただけますでしょうか。


東京電力小林氏
今のご質問はストロンチウムを測るのがなぜ、例えば5個体なのか、とかそう云うことでよろしいでしょうか。


おしどりマコ
いえ、5個体であり、セシウムの合計値が高いもの。
上から高い物のみをストロンチウムも測定しているということについてです。
前回の発表でもありましたが、セシウムの合計値が高い物が必ずしもストロンチウムの測定値が高い、という相関関係では有りませんでしたので、銀とセシウムなども全く逆の関係になってますので。
反比例しておりますので。


東京電力小林氏
まず銀についてはですね、セシウムの測定をする中で一緒に測られる物になっています。


おしどりマコ
存じております。


東京電力小林氏
その中で出てきた物、検出されたものについて掲載させていただいておりますので、それだけしかでておりません。


おしどりマコ
存じております。
なので、にもかかわらず、、。


DSC05832.JPG東京電力小林氏
その状況でまず、セシウムの上位5個体でなぜストロンチウムを測っているのか。
ということに対しましては、これは以前「どのようにサンプリングをしていくのか」「どのような評価をしていくのか」ということで議論はされているかと思います。
その中でですね、水産庁さんの総合研究センターで実施されております魚介類の測定結果。
こういうものを見ていきましてもですね、セシウムに対するストロンチウムの比率とゆうのを見ていきますとセシウムに対してストロンチウムは非常に小さな値になると、大体数千分の1程度ぐらいでしょうと。
でこれは今、水産庁さんの色々とお出しされている資料の中で確認されてもそのようなことが確認できるかと思います。
そのようなことからですね、セシウムをしっかり管理しておけばストロンチウムについても問題なく管理できるだろう、そこの所がかなり安全に評価されるということが確認されておりまして、ただその中でやみくもにですね、ストロンチウムを測るという事は実施していなかったですけれども、その中でセシウムの高いものを測定することによって、ストロンチウムがどういう状況にあるのかというのは併せて比較しておいたほうがより安全だ、ということが言えるかと思います。
その状況からセシウムを管理しておけば基本的には問題ないという判断の中で、参考としてストロンチウムをとっていくと、その中で取り方としてはやはり、セシウムは高いものに対してストロンチウムが出やすい状況ではありますので、その高いもの上位5つを見て、状況を見ていればですね少なくとも、セシウムを管理していく中でストロンチウムというのは逆転するような事はないでしょうと。
そういうことが確認できていればより安全な確認が取れると、そういう様な趣旨から基本的には判断方法としてはストロンチウムを管理することによって、その安全性を判断するというような方法をとっているというのが現状だったと思います。
その中であくまでもストロンチウムはそれの裏付けとして参考にとられているデータと。
そういう風に考えております。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
水産庁の資料を見たのですが「予測」という程度でセシウムとストロンチウムは相関しているという発表ではありませんで、まぁ…。
すいません、もう一度確認します。ありがとございます。
もう一つ質問の回収なのですが、広野火力発電所にドラム缶に入れたコンテナの中で保管している、、、。


東京電力司会
おしどりさんすいません。
まずは本日の資料に基づいたご質問を、他の方いらっしゃるかもしれませんのでまずはそちらを先に。


おしどりマコ
それは、司会の方の個人的なオススメで決まりではないはずでした。


東京電力司会
決まりではないですけれども申し訳ないですが、他の方、質問いらっしゃるかと思いますので。
まずはそちらを先に、宜しいですか。


おしどりマコ
わかりました。
では、決まりではありませんがお譲り致します。


 

DSC05831.JPG2回目の質問
CFFについて追加で少し伺いたいのですが。
アルプスの1サイクルというのはどれぐらいでしたでしょうか。
すいません不勉強で、2週間でしたっけ。


東京電力小林氏
各種除去設備に関しては、1連の試験としては120日間連続運転というのが1つあったわけでございます。
で、それをやるとですね、一通りのベッセルの交換が入ってくると、まあそういう流れですのでこれは1つの運転サイクルと云うことにになるかと思います。
ただ、実際はですねその交換をしながら運転を続けていくわけなので、その一つのサイクルというのは例えば1年であったりだとかそういう様な長いスパンです。
今の段階でどれぐらいを想定していたかというのは手元にデータがございませんけど。


おしどりマコ
わかりました。
先ほど、テフロン製のvシールが1サイクルはもつと小林さんは仰っておられましたが、それは何日間を想定してのお話なのでしょうか。


東京電力小林氏
これは今回のですね、検査の中では約250日というところで、もうかなり劣化してしまうということが確認されておりますけれども、まぁそこまで早いとは考えていなかったですので、それよりは少し長い期間、つまり大体1年ぐらいではないか。
ということでお話をさせて頂きました。


おしどりマコ
わかりました。
あの、強度が落ち始める最大応力発生は25日ですよね。
250日ではなく。


東京電力小林氏
そうですね、少し落ち始める事が確認できるのがそのあたりということが今回の検討結果と言いますか、実験で明らかになったという事かと思います。
ですので、今回採用した時にはそこまで短時間でそういう劣化が始まるということは想定していなかったという事が今回の要因であると考えております。


おしどりマコ
わかりました、すいません不勉強なもので、テフロンが原子力の施設や、JAXAなどの宇宙関係のもので本来採用不可になっておりますよね。
JAXAでも高線量下では引っ張り強度と硬度の低下が起きるので、採用不可。
で、今回原発事故の後の高線量汚染水の除去ですが、もともと厳しい状況下での冷却水の供給装置や耐放射線に優れた冷却水ジョイント用シールなどでテフロン製のものは、そもそも使用されない事になっておりましたがこれは、このフランスのユニットメーカーは、アレバ社はご存じなかったのでしょうか。


東京電力小林氏
こちらのですね多核種除去設備については、ご存知の通り東芝さんがですね日本で組み上げて使っている物ですので、そういう細かな話についてはどのようになっていたのかというところがちょっと私共で確認出来ていない状況です。


おしどりマコ
わかりました。
で、東京電力御社としてテフロンが耐放射線に劣っている、劣化しやすいということはご存知で。しかし耐用年数が分からずフランスから輸入するのに日にちがかかっていた。という状況があったということですね。


東京電力小林氏
そもそもですねこの、パッキン自体を頻繁に替えるという想定にはなっていなかったのだと思います。
ですので、大体運転するサイクルの中でその、点検毎に取り替えるということで、そこに間に合うように部品は準備すると云うのがまあ一般的な考え方かと思います。


おしどりマコ
わかりました。
その点検のスパンというのは250日ですか。
120日ですか。


東京電力小林氏
そこについては確認をさせていただきたいと思います。
どのぐらいを想定していたかというのはちょっとデータがございませんので。


おしどりマコ
すいません、そもそも論で申し訳ないのですが。
このアルプスはもともとフランスでどの程度の線量下で何日位の使用実績があったのでしょうか。
このテフロンのvシールはどの程度元々の使用実績があったのでしょうか。
というのが知りたいのですが。


東京電力小林氏
そちらについてはちょっと私は今わかりません。
また当社としてどのような確認をしていたかというところも確認しないとわからないですが、元々の設計としては、東芝さんの設計でございますので東芝さんがどのような判断をしたかということになろうかと思います。
こちらはですね回答できるかも含めてちょっと色々なそういう技術的な問題もあるかと思いますので確認をいたしますが、どの様な形でお応えできるか含めて確認いたします。


おしどりマコ
わかりました宜しくお願い致します。
で、別件ですが、一昨日に質問していた事の回収ですが。
5月27日に柏崎刈羽で固体廃棄物貯蔵庫のドラム缶の保管数に誤りがあり、それを受け5月29日に規制庁が「東京電力株式会社の各発電所において誤りが散見しているので調査するように」と指示があったのですが、どの発電所でどういう本数の誤りがあったのか。
というのを発表していただけませんでしょうか。


東京電力小林氏
柏崎刈羽のドラム缶の状況でございますが。
ドラム缶については8本がデータの中に取り込まれてなかった。
という状況で紙ベースの台帳の中にはそれがあったと云うようなことです。
ですからまずこの8がまず違っていたと。
それから、それ以外のところ、どのように申し上げたかは明確にはわからないのですが。
当社として1つ想定されると思っているのが。
福島第1の4号機の燃料プールのチャンネルボックスの数え間違えというのが平成25日12月にございました。
これが1つ。
それから福島第二の1号機で中性子検出器の数え間違えというのが26年の3月にございました。
この辺をさして「数え間違いが散見される」と言う事をおっしゃられたのではないか。
と考えておりますが、ドラム缶の本数に関して確認致しましたところ、柏崎8個がカウントされていなかったということ以外には確認出来なかったという様な状況でございます。


おしどりマコ
わかりましたありがとうございます。
では、また一昨日の質問の回収なのですが。
昨日発売の週刊朝日の記事におきまして、広野火力発電所の敷地内において、ドラム缶に入った汚染放射性瓦礫がコンテナの中で保管してある。
という事についてどの程度のものがどのぐらいの量保管しているのか。
という事の発表はされないのでしょうか。


DSC05843.JPG東京電力司会者
はい、それは司会の方から回答させていただきます。
週刊朝日さんの記事の中には「内部資料に基づいて」と言う事でありましたけども。
ちょっとその内部資料がどれに該当するのかわからないものですから、そちらについては確認できておりません。
一方でですね、まず最初に申し上げたいのが、福島第一原子力発電所の事故によりまして、福島県内下より広く放射性物質を拡散、してあの、させてしているということについてはまず、深くお詫びを申し上げますが、あの周辺地域同様、の中にあります広野火力発電所の構内におきましては、発災直後、放射線量が上昇しておりまして、工事に伴い発生した廃棄物には1部放射性物質を含んだ廃棄物等が発生していると云うことがございます。
その廃棄物については線量確認等を行った上、処分等を行っておりますけれども、処分先が現時点で未定なものについては構内で仮置きをしていると、そういう状況でございます。
でその廃棄物に付きましては指定廃棄物関係ガイドライン、これに準じまして管理をするとともに、作業員の安全と、そういった事もしっかり代表者に線量計を持たせるですとか、そういった管理をしているという事でございます。


おしどりマコ
わかりましたありがとうございます。
では、記事のものがどれに該当するかは確認されておられない。
ということで。
では、広野の火力発電所に工事の時に発生したと言われる放射性瓦礫は実際に有るということですね。


東京電力司会者
そうですね、はい。


おしどりマコ
わかりました、それはどの程度の線量でどのぐらいの量か、ということの発表されないのでしょうか。


東京電力司会者
今手元にその資料は特段公表のためには取りまとめておりません。
基本的には、周辺地域と同様にその中で、構内で発生した廃棄物等については、外に搬出できないものにつきましては、適切に管理をさせていただいているということであります。


おしどりマコ
わかりました。
発表する用意はない、ということですね。
すいません、要望なのですが。
敷地内の物であると云う事と、除染側、電離則に鑑みましてもどの程度の物が何処にどれだけあるのか。
一応資料を私も見たのですが、最高で19.3μSv/h程度の物が110m3ある。
と云うことで、敷地境界での線量やその付近に住んでおられる、移動しておられる住民の方々の被ばく線量にも関係してくる情報ですので、どの程度のものを何処にどれくらい保管しておられるのかというのも公表を要望いたします。
よしくお願いします。


東京電力司会者
はい、まずそこは確認させていただきますが。
先ほども申し上げました通り、広野につきましては、福島第一とはまた違ったものだと認識しておりまして、要はその放射性廃棄物をその中に内在しているというような、常に構造的に外に出しているというようなそういうとこではございません。
その中にある廃棄物等については、線量管理などしながらしっかりと適切に保管していると認識しておりますし、先程の周辺の片方の影響と言うお話がありましたけれども、広野発電所では発災以降、線量の定点観測等もしておりまして、そこに尽きましては、しっかりと周辺地域への影響の無い事は確認している所でございますので、そこはご理解いただければと思っております。
基本的にまずそういうことでご理解頂ければと思っておりますけれども。


おしどりマコ
ありがとうございます。
事故直後海水データなどで測ってるおられました岩沢海岸は広野火力発電所のすぐ横ですが、事故直後から見ましても、岩沢海岸や広野火力発電所でも海水の放射性物質の濃度や、空気中の線量などは上がっております。
ですので、この放射性瓦礫も福島第一原発事故由来のものですので、現時点でどの程度のものがどれぐらいあるのか。
という情報にもなりますので、どうぞ公表を改めて要望いたします。
あの、広野火力の方までは影響がないという事は、実際岩沢海岸で測定をされておられ数値は上がっておりましたので、要望いたしますよろしくお願いいたします。


東京電力司会者
はい、まずはご要望として承りますので。


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ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 









 

20140411_東京電力定例会見より
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1回目のマコちゃんの質疑
 
おしどりマコ
地下水バイパスの揚水井についてうかがいたいのですが。
410 日、昨日出た測定値、週一の分で。
先程もありましたが No.121,300Bq/L  トリチウムが出ておりまして。
過去最高値という事ですが、これはずっと上昇傾向なのですが。
これは恐らく今年になってからずっと上昇しておりますので、上昇は続くと思うのですが、
これはどう評価されてるのでしょうか。
 
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東京電力尾野氏
まあ、これからの事はわかりませんが、定期的に測定をしながら状況は見ていきたいと思います。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、あと No.12に加えて昨日の測定では No,6No,7 も過去最大値だったのですが、日報では最新のサンプリング実績として 前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
となっております。
で、先日も質問しましたが例えば Eシリーズの観測孔のE-1 など前日と比べて全βの値が 10倍になってましてもまあモニタリング実績としてまあ、「大きな変動は確認されていない」という事が常に日報で出されております。
すいません、この最新のサンプリング実績でどのような変動があればここに大きな船頭として書かれるのでしょうか。
過去最大値でもなく、前日と比べて 10倍に上昇してもここに変動としてみなさないのであれば「大きな変動」というのはどのようにして捉えておられるのでしょうか。
 
 
東京電力尾野氏
まずあの、通報ですとか、或いはこうした表記の所でまあ何等か一定の考え方で書いている、と云う所についてはちょっと確認をさせていただければと思います。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
どのような基準で変動とみなしているのか、個々の日報にサンプリング実績に変動として知らされるのか、というのをお調べしてご回答を頂けたらと思います。
で、 44 日にも質問しているのですが、 44 日に「地下水バイパス排水の実施に対する要望書に対する回答について」という文章が出ております。
で、この中で「運用目標以上となった場合は、稼動を一旦停止し、運用目標未満になるよう対策した上で、再開、、、」という事が書かれております。
で、 44 日に「この対策というのは具体的になんでしょうか」というのを質問していたのですがご回答いただけますでしょうか。
 
 
東京電力尾野氏
はい、あの 44 日でしたっけ、確かにご質問いただきまして、その折にあたくしの方から「その内容というのは汲み上げた水の値を測りまして、運用基準を超えるという事であれば超えるものは出さない」という事で、「そうした運用基準を必ず守っていきます」という事の意思表示という事ではなかろうか、という風に申し上げたうえでまあ念のため確認させていただきたいという風に申し上げたかと思います。
えー、確認をしましたが、私の回答でよかったという事であります。
 
 
おしどりマコ
あ、すいません「具体的にこの対策というのは何か」という質問だったんです。
これは単なる意思表示という意味ですか。
 
 
東京電力尾野氏
はい。
 
 
おしどりマコ
これは具体的に対策がある訳ではなく、意思表示として表現したという事なんでしょうか。
 
 
東京電力尾野氏
はい。
 
 
おしどりマコ
わかりました、では運用目標以上となった場合は常にため続けるという事ですか。
希釈して排水なのか。
ため続けるという事なのか。
 
 
東京電力尾野氏
あの、運用目標に至った場合の扱いという事については、そうしたことから言うと。
まあその状況に応じて考えなければならないという事でありますが、何れにしましても運用基準を超えるものは出さないという事の明確な意思。
という事であります。
DSC03324.JPG
 
おしどりマコ
わかりました。
「状況に応じて考える」という事で、今の時点で「対策は無い」という事ですか。
具体的な、、。
 
 
東京電力尾野氏
特に具体的には考えていません。
 
 
おしどりマコ
ええ、運用目標を超えた場合、考えていくという事ですか。
 
 
東京電力尾野氏
そうですね、あのこの場合考えるかということであるか、まあ今後適宜検討していくかという事か、これはあろうかと思いますけれども、現状我々が決めているという事というのは、タンクに貯留しましてそしてしっかりと測定をしまして運用基準を守っているという事を確認した上で排水するという事でございまして、そのことをしっかりやっていくという事であります。
 
 
おしどりマコ
ええ、すいません地下水バイパス揚水井の No,12に戻りますが。
今年 1月の段階で980Bq/L 、 1,000Bq/L近く。
そして 211 日から 225 日まで 1,100Bq/L
34 日から 44 日まで 1,200Bq/Lと。
1か月に100Bq/L の割合で上がっておりますので、昨日最高値 1,300Bq/Lが出まして、大体まあ2か月後には、まあ単に比例で考えられるかどうか、それは難しい問題 dと思いますが、運用目標を超えるのは、まあ数か月以内ではないかと思われるのですが、これも状況に応じて数か月後に考えるという事なんですか。
 
 
東京電力尾野氏
あの、まず値がどのように変わっていくかという事は、今の時点で分からない事ですし、、、。
 
 
おしどりマコ
いや、はいまあ仰る通りなんですが、半年以上前から全部上昇していて、低減していることは一回もないんですね。
 
 
東京電力尾野氏
あの、ですから、わたくしたちの申しあげたものは「例えばそういう予想だから測らないで出しましょう」と言ってる訳ではございませんから。
ですから、推定計算に基づいてプロセスだけを決めておいて、そして「だろうはずが、大丈夫だから出していく」とそういう考え方を取ってる訳ではなくて、汲み上げたものについてワンバッチ、ワンバッチ測ったうえで判断をしていくという事でありますから、結果において判断をしているという事であります。
 
 
おしどりマコ
あ、すいません、仰ることは理解出来るのですが、その結果が運用目標を超えた場合の具体策というのが一度もご説明されておられませんので、運用目標を超えた場合の具体策というのは、超えた場合に考えるという事で確認ですがいいんですか。
 
 
東京電力尾野氏
あの、例えば超えるのが 100年後か1,000 年後か。
 
DSC03350.JPG
おしどりマコ
はい、数か月後かも知れません。
 
 
東京電力尾野氏
何れにしましてもそれまでの中で、我々の中での検討等によって検討の結果が纏まっていればそれはそれまでに考えた事になりますし、考えるまでの間にそのことが先にやって来れば、結果として考える前に高い値が出て来たという事になるのですが、、。
 
 
おしどりマコ
勿論そうですけれども。
 
 
東京電力尾野氏
どのような事になるのか、というのを今この場で将来の事について確定的なことを申し上げることは当然出来ないわけであります。
 
 
おしどりマコ
はい、勿論不確定要素ではありますが、この地下水バイパスのプロジェクトにおいて、運用目標というのを定めた以上、もし超えた場合の具体策がない、今の時点でないにも関わらず、計画を実施するというのはかなり問題がある様に思われるのですが。
 
 
東京電力尾野氏
まあそれはご意見かと思います。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
 
 

2 回目の質疑
おしどりマコ
すいません先程の質疑の確認なんですが。
4 4 日に出ました回答書は、福島県の漁業共同組合連合会からの要望書に対する回答についてです。
で、この回答の中に一旦、先程私読み上げましたが、東京電力の回答として「運用目標以上となった場合は、稼働を一旦停止し、運用目標未満になる様に対策した上で」と書いてあるのですが。
先程の尾野さんのご回答では「現段階で運用目標以上になった場合は、想定していない。その時に対策を考える」
というご回答でしたので、この回答書と整合性がとれないと思うのですが。少なくともこの解答書の中では「運用目標以上となった場合」という言葉を使われておりますので、現段階でそれは考えておらないというのは、少し整合性がとれないと思うが如何でしょうか。
DSC03323.JPG
東京電力尾野氏
ですから、先程申し上げたとおり、運用目標以上の物は出さない、運用目標以下の物しか出さない、という事について、明確に我々の意思表示をさせていただいてるということであります。
あの、それ以上でもそれ以下でもありません。 
 

おしどりマコ 
わかりました。
この「運用目標未満になるよう対策した上で」という言葉があるのですが、
この「運用目標未満になるよう、対策」という物が、単なる意思表示で、今のところ何もない、と言う事なんですか。
 

東京電力尾野氏 
あの、具体的な方策という事で、ご質問を頂きましたが、それについてはお答えはありません、ということを今ほど答えさせていただいた訳ですから、、、。 

 
 
おしどりマコ 
わかりました。ありがとうございます。 

 
 
東京電力尾野氏 
あの、同じご質問だと思います。 


 
おしどりマコ
わかりました。
では、この「運用目標未満になるよう」対策は、今のところ何もないという事を、福島県の漁連に対して回答したという事でよろしいでしょうか。


東京電力尾野氏
ちがいます。
 
 
おしどりマコ
ええ、違うんですか。
さっき、今、そう仰いませんでしたか。
これはあの、福島県漁連の要望書に対する回答ですので、この「運用目標未満になる様対策」という言葉は、一体何か、という質問を繰り返してるのですが。
 

東京電力尾野氏 
ですから先程答えた通り、運用目標を満たした事が確認された水のみを放出する、という我々の考え方をご説明した物であるという事です。
 

おしどりマコ 
はい、伺いました。
すみません、この言葉の「運用目標未満になるように対策をした上で、再開する」という。
では、この「運用目標未満になる対策」というのは、現時点では無いというご説明ではなかったのでしょうか。 
 
 
東京電力尾野氏 
ですから先程、、、。
 

おしどりマコ 
これは具体的何かというのを、「漁連に対してどのような回答をされたのか」という事を質問しているのですが。
 

東京電力尾野氏 
ですから、そこに書いてある通りの事を申し上げてますし、その意図というのは「運用目標を確実に守って、、、守ります」というお約束ですから。 

 
 

おしどりマコ
あ、そうです、存じております。
すいません、繰り返しになりますので。
あの、聞いておりますのは、この「運用目標未満になるよう対策」の具体的な中身なんですね。
対策の中身というのは先程「単なる意思表示」と説明されましたよね。
具体的に何でしょうか。
 

東京電力尾野氏 
ですからあ、、、。 

 
 
おしどりマコ 
これは漁連に対するご回答で「運用目標未満になるよう対策」、この言葉の中身を知りたいのですね。
漁連の方々にどうご回答されたのか、この「対策」という言葉の中身を知りたいのですは、これは意思表示だったという事ですか。
 

東京電力尾野氏
そうです。


おしどりマコ 
わかりました。
「運用目標未満になるよう対策」というのは現時点ではなく、意思表示という事ですね。
漁連に対する回答。
すいません、それを繰り返し聞いているのですが、確認で。

 
東京電力尾野氏 
あの、 繰り返し答えてるんですけど。 

 
 
おしどりマコ 
わかりました。
そういう事ですよね。
わかりました、そうすると尾野さんが最終的にチガイマスと仰ったので、あれと思ったのです。
わかりました、、。そういう事で。 
 

東京電力石橋氏 
ほか、よろしいでしょうか。
 

おしどりマコ 
すいません、確認ですが。
「ちがいます」と仰っておられたので、その、何が違うんですか。
この「運用目標未満になるよう対策した上で再開」「この対策という中身は意思表示」という事を漁連にご回答されたんですよね。 

 
東京電力尾野氏 
ですから、、。 

 
 
おしどりマコ 
これ、「ちがいます」とさっき仰ったので。
これが違うのかどうかというのを、、、。
では違うのであれば、対策という言葉の中身は何かという事を、、、。
 

東京電力尾野氏 
ごめんなさいね。
あの、言葉の綾みたいな所で申し訳無いですけど、先程私が「ちがいます」と申し上げたのは、、、。
 
 
おしどりマコ
はい、その中身を教えてください。
 
 
東京電力尾野氏
おしどりさんが、この場でご質問になったご質問に対して「尾野の理解というのはこう云う事ですか」と聞かれましたので。
それは、正確な意味ではそうでないという事を申し上げたんです。
 
 
おしどりマコ
尾野さんの理解ではなく、東京電力としてのご回答を聞きたいのですが。
 
 
東京電力尾野氏
ですから、今この場でやり取りしている、ということで今おしどりさんがご理解なさって「こういうことですか」と言った事は私が今申し上げた事ですから、あの、、、。
今は話しがかみ合っていると思ってますが。
宜しいでしょうか。


おしどりマコ
いやっ、ええっ、かみ合ってないんですが。
私が言った事に関して「ちがいます」と仰ったり、「そうです」と仰ったりしますので、もう一度同じ事を聞きます。漁連に対する要望書の回答として、「運用目標未満になるよう対策をした上で」という言葉を使っておられますが、この「対策」というのは、「単なる意思表示で今のところ、具体的にはない」という事ですよね。 
 
 
東京電力尾野氏 
ですから、無いと申し上げておりますが。
 

おしどりマコ 
わかりました。
さっきそれで「ちがいます」と仰ったんで。
ありがとうございます。
DSC03397.JPG
この後マコちゃんがぶら下がり取材で分かったことを含め、詳しく記事にしてますねん!!
是非ご覧くださいねん!

漁連への回答書の「対策」とは「単なる意志表示で具体的には何も対策は無い」/おしどりマコ

Daily NO BORDER

 
 
 
 

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第4ALPS?

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2014年03月26日東京電力汚染水タンク対策本部会見 最終回より

DSC02820.JPG

おしどりマコ
石崎さん(復興代表)に宜しくお願いします。

先程、厚労省にて確認してきたのですが、今月頭に「汚染水によるβ線の被ばくの再評価を指示した」との事で。

この途中経過と、現在どのようになっているのか。

月末、年度末の被ばく線量の評価の取り纏めに間に合うのかどうか、という事を伺いたいのが1点。 

で、2点目はですね、第4 ALPS についてです。

第4ALPSというのが正式名称かどうか分かりませんが。

現場の方々と東京電力の方々に取材しまして。

「増設ALPS、高性能ALPSの次の第4 ALPSというのが既に計画に上がっており、施工者もスケジュールも出た」との事ですが、それが事実かどうか。

この 2点をよろしくお願いします。
 

DSC02824.JPG東京電力小林 C

すいません、あの、石崎にですかね。 
 

 

おしどりマコ
はい。 

東京電力小林 C

石崎ですとちょっと、技術的な話しとかってなると、、。

厳しいかと思うのですけど。

 

 
おしどりマコ
では、お答えいただける方に。

 

東京電力小林 C

わかりました。

では、相澤か、小野から。

 

東京電力小野

はいありがとうございます。

えっと、厚労省の方から、汚染水のβ線の再評価の話が出た、、。

ちょ、ちょっとわたしはこの話、伺ってございませんでしたので。

何とも答えられる立場にないかと思っています。 
それから第 4ALPSの件ですけども。

これについてはですね。

まだ形になっているとかそういう事ではございません。

ただ、我々としては、とにかく早く汚染水を、、まあ、綺麗にしてですね。

少しでもリスクを下げるといった事が必要になるという風に思っております。

その中で、今のALPSに加えて色んなALPSというか、多核種除去設備を作る訳ですけれども。

それで「容量が十分か」という評価を今後やっていく事になると思います。

それで「容量がもし足りない」と。

「もっといっぱい作った方が良いだろう」

という事になれば、第 4 ALPSってな話しもあるかもしれんし.

場合によっては、その今作ろうとしているALPSの増容量と云った事も検討の俎上には上がって来るかと思います。 
 

DSC02829.JPG

おしどりマコ
ありがとうございます。

その第4 ALPSというのは、3系統を常に動かして、A,、B、C系の、必ず1 ライン休ませて交換しておくというタイプではない、その3系統を常に動かすというタイプの物ですか。

まだ検討課題、、。 
 


東京電力小野

はい、それは当然設計をする段階で、どういう風な形にするかというのが決まってくるかと思います。

 

 
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。 

 
 

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2014年3月19日_東京電力記者会見よりマコちゃんの質疑

DSC02699.JPG

 前回3月17日の質問の回答 

東京電力尾野氏

「No.1エリアのNo.1とNo. 17というのは深さが違うのではないか」という確認。

それから、「その上でNo.17の方の水位挙動を見る事にしているという事で、No.1の方は確認にならないのか」という再確認。

それからNo.1とNo.17まあほぼ同じ場所にあるわけですが。

「サンプリング測定はどうしてますか」という3点ほどご質問をいただいたと思います。

まず、No.1は16メートルほどの深さですが、No.17の方は5メートル程の深さという事で深さは違ってございます。

それから、No.1について、水位の測定は現在やめておりますし、そのことについての見解は特にかわりません。

No.17の方、これ近くにウェルポイントがございますけど、ウェルポイントの作動によってこのエリア全体としての水位が充分低く保たれているという事を確認するという目的で見てございます。

それから、1‐17とNo.1こちらいずれも測定をしてるという事でございます。

サンプリングを行いまして、サンプリングの測定は行っているという事です。

ええ、以上であります。

それから、もう一つですけども。

「スタックで観察の結果1、2号機の排気筒の部材が一部切れてるというものがありましたけれども、そうしたものの評価はどうしてるんでしょうか。」というお話をいただいております。

まずあの、当該のスタックにつきましては、現在調査をした結果を踏まえて切れている、鉄筋について、、。

こちらについてはその強度をあてにしないで評価をするという事を行っております。

でまあ、規制当局などに評価解析などという事でお話をさしていただいてる所でありますけれども、当該のスタックにつきましては、その部材が損傷している状態で立っているという事において十分な強度を現在でも有しているという事を解析によって確認して、報告しているという事であります。

で、現状それではなぜ切れたのかという事に関して、爆発の影響であるのか、或いは何らかの影響であるのかという事について、引き続き評価を行ったり検討しているところですので、まあそうしたものはまとまればご説明いたします。

という事を申し上げているところであります。

こちらについては以上です。

 


  ここから質 疑 ですねん  

 

おしどりマコ

ALPSについて幾つか伺いたいのですが。

このパワーポイントの資料の2の所の核種の量ですが、これは書いてはおられませんが、全βという事でよろしいですか。

DSC02707.JPG


東京電力尾野氏
ああ、結構です。
 

 

おしどりマコ
はい、3月18日の一斉メールや資料にはすべて全βと書いてあったのですが、今日の資料には書いておられないのというのは何か理由があるのでしょうか。

たまたまですか。

 


東京電力尾野氏

特に他意はなかと思いますが。
 

 

おしどりマコ
先程も仰っておられましたが、ほぼ、考え方としてストロンチウムが寄与していると見て良いのでしょうか。



東京電力尾野氏

はい、先程も申し上げましたが、メインの物としてはストロンチウムの可能性が高いという風に思っております。
 

 

おしどりマコ
わかりました。

ではストロンチウムの可能性が高いとして。

下の図の系統概略図によりますと、チタン酸塩の吸着材にてストロンチウムを吸着していると思うのですが、それでよろしいですか。

確認ですが、、。

過去の資料を見ますと。
 

 

東京電力尾野氏
あの、それで宜しいかと思います。
 

 

おしどりマコ
わかりました。

で、先月の2月18日の資料で汚染水にまつわる現場の進捗状況を見ますと。

この吸着材2の部分は、腐蝕対策有効性確認が出ていなかったところなのですが、これは腐蝕対策をしていなかったのか、もしくは有効性が確認出来なかったのかどちらなのでしょうか。

 



東京電力尾野氏
えっと、すいません、ちょっと個別にやってるとまどろっこしいので全部言ってください。

 

 

おしどりマコ
あ、わかりました。

その質問は今ご回答できない、いただけないという事ですか。

それに関連して後の質問が変わるので。


 

東京電力尾野氏

いや、あの、何を聞きたいんですか。

 


おしどりマコ
だからその、先月出ておりました、、。

 


東京電力尾野氏
あの、後の質問含めてどういうことをお聞きになりたいか、という事を言っていただけると、私も話を聞いていてわかりやすいのですけれども。



おしどりマコ
わかりました。

つまり、ストロンチウムを吸着するこの吸着剤2の状況ははどうだったのか、ということが先ず聞きたいんです。
 

 

東京電力尾野氏
で、それによって、意図として何をお聞きになりたいのですか。

 


おしどりマコ
先ずそれを意図として聞きたいのです。
 

 

東京電力尾野氏
じゃあ確認をさせていただきますので、残りの質問は来週にでもお願いします。


 

おしどりマコ
わかりました、では、別件で。

B系とA、C系の違う所として、クロスフローフィルターについて言及されてましたが、これは腐蝕対策実施後、B系統はA、C系統と比べ、倍の2ヶ月間の運転をされておられましたよね。

A、C系が1ヶ月でB系が2ヶ月ですよね。確認ですが。

これはA、C系とB系との違う所として上げられないのでしょうか。

 


東京電力尾野氏

あの、先程から申し上げておりますが、現在まだ原因調査をしているところでございますから。

 


おしどりマコ
はい、「それも含めて違いとして上げないのか」という質問です。

クロスフローフィルターについてだけ言及されておられましたので。
 

 

東京電力尾野氏
特に他意は、他意はございませんが、あの、明示的に違うところとして、そういうところがございますね。

という事は申し上げましたけど、それが原因だという事で今申し上げている訳ではございませんから。

原因については調査しているところで、絞り込んだ上で、ええ、ご提示できればと申し上げてますから。

 


おしどりマコ
すいません、他意があるかどうかを聞いているのではなく、その A 系、C系と、B系の違う点として上げられましたので「この点も違う、というような評価はされていないのか」という質問です。


 

東京電力尾野氏
あ、しておりません。
 

 

おしどりマコ

しておらない。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ
わかりました。

で、このストロンチウムの吸着材は、元々様々な検討会や委員会で、「海水由来のカルシウムやマグネシウムを優先的に除去する可能性がある」と度々指摘してされておられ、東京電力の回答として「実現できる見通しがある」との回答だったのですが、A系、C系とくらべ、B系統が倍の2ヶ月使用したことについて、このラボの実験ではなく、ホット試験においても実現できる見通しをお持ちだったのでしょうか。



東京電力尾野氏

ちょっと細かい話しに及んでおりますが、あの、個別のそうした細かい事というのを、立て板に水で話になられても、少々回答に窮しますので、出来れば、ご関心があるところを纏めて教えていただいて。

 

おしどりマコ
関心があるのは、ストロンチウムの、、、ALPSがストロンチウムの吸着材において、もともと問題点が多かったところですので、現段階において、ALPSを長期間、ラボではなく、ホット試験で2ヶ月間使用していて、ストロンチウムの吸着材に関する評価、元々問題があったところについて現時点でどう評価しているかを聞きたいのです。
 

 

東京電力尾野氏
ちょっとお答えしかねる、、即答しかねますし、ちょっとご質問の意図もよく分らないので。

 


東京電力尾野氏
質問の意図は汲んでくれなくていいんですので、イエスか、ノーかで答えられるところですので。
 

 

東京電力尾野氏
ごめんなさい(笑)何を聞いてるか、よくわかりませんから、あ、あ、後で、この場でもあれですから、後でえ、どの委員会の資料をご覧になって、何ページのどの資料をご覧になっていて、そこのうちのこの議論のこれについて、東京電力として、どのように回答しようとしているのか、そんなようなことを見ながら仰ってるんでしょうが、私は何も見ておりませんので。

DSC02726.JPG


おしどりマコ
はい、ではメモして頂けますか。メモして頂けますか。

第一回 高性能多核種除去設備、タスクフォース議事概要と、高性能多核種除去設備 確証実験事業の概要です。

昨年の11月29日などの資料です。

まあそれでALPSがストロンチウムを吸着できるかどうかについて、以前からかなり問題点を指摘されておられ、ましたので、ホット試験が終って、ホット試験がそれがラボではなく、実現できる見通しを得たかどうかという事ですね。
 

 

東京電力尾野氏
それで全てですか。

 


おしどりマコ
いえ、もう一つ。

で、もともと、このストロンチウムの吸着材2チタン酸塩の部分は、発熱量が最大となる事を指摘されていたのですが、現状で何度まで温度は上がったのでしょうか。

一応評価では65℃まであがるという風に出てましたので。
 

 

東京電力尾野氏

あの、ちょっとわかりかねますが。

まぁ、どうぞご質問を続けてください。

 


おしどりマコ
温度の話しです。

吸着材2の温度が現状どうだったか、という事はご理解頂けましたか。

質問の意図は。



東京電力尾野氏

あの、ご質問は分かりましたから続けてください。

 


おしどりマコ
わまりました。

ストロンチウムの吸着材2の評価について、今質問しましたので、お調べしてご回答いただけたらと思います。よろしくお願いします。

 


東京電力尾野氏
はい、ありがとうございます。

 


おしどりマコ

ALPSについては以上です。
で、冒頭ご回答を頂いたのですが、私が一昨日質問した内容と、質問の意図が全く違っておりましたので、また改めて今日も質問いたします。

で、1、2号機の排気筒についてですが「現状で何年持つ」と評価しているのかというう質問です。

現状で、経年劣化、強風による影響や、海風による腐食をどの程度評価していて、後何年もつと評価しているのか、という質問です。

あの、「現状大丈夫です」ではなく。
 

 

東京電力尾野氏
あ、そういう事でございますか。

後何年もつのかというかたちの評価は特にしておりません。

ただし、現状大丈夫だということを確認している。という事と、その評価自身は、これまで実績のある形での評価という事であります。

それからあ、今回の評価というのは、状況について、ええ、点検をしたことを踏まえて、損傷している箇所などを、ええ、反映した形で評価を行ってございますから、まあ今後、折に触れて改めて状況点検などをして、状況が大きく変わってないことを確認するであるとか、まあ大きく変わっているようであれば、改めて評価するとか、そうした形になるかと思います。

 


おしどりマコ
はい。

これ、経年劣化や強風による影響をどのように評価しておられますか。

これは規制庁から以前から指摘があった評価点なんですが。
 

 

東京電力尾野氏
あの、先程も申し上げましたけれども、まあ強風、或いは経年劣化ということに関して。

まあ強風というのは自然力の事でございますから。

そうした事は現状の評価の中に入っていて、まあ特に問題ないかと思ってございます。

それから経年劣化の話しは、今ほど言ったとおり、という事であります。



おしどりマコ

わかりました。

原子力発電所建築設備点検マニュアル、御社のマニュアルですが。

それによると、この排気筒はどのスパンで点検は、事故以前はされていたのでしょうか。
 

 

東京電力尾野氏

ちょっと分りかねるが。
 

DSC02731.JPG

おしどりマコ
わかりました。

後日、ご回答を頂ければと思います。
で、No.1護岸エリアについてですが。

ご回答を頂いたんですが、質問のご回答ではなかったので、もう一度改めて質問します。
昨年11月、12月の私が度々質問させていただいてた地点で、この地下水の観測孔の深さが違う事を把握されておられましたでしょうか。

という質問です。

あの、当時私は観測孔の深さも質問しておりましたので「同じような深さだ」というご回答でしたので。

11月、12月の時点で把握しておられたのか。

という事が1点。
で、塩素濃度を地下水観測孔のNo.1-9以外で何故測定しないのか。

ガラス壁の外側、海に近い部分でしか、何故、塩素濃度を測定しないのか。

以前はNo.1でも測定していたのですが、その後、測定しておられないので、その理由は何故か。

塩素濃度が一番海水と往き来があるのか分かり易いので。

それが2点目ですね。

で、No.1の挙動を見るために、No.1-17を掘削したと昨年説明されていたのですが、何故、深さが全く違う物、浅い物を掘って、それでNo.1の説明がつかないとなると、No.1で水位を測らないようにしたのか、その理由です。

 


東京電力尾野氏
以上、3つですか。
 

 

おしどりマコ
はいそうですね。先ずそれについて。それが一昨日質問したことですので、それの回答は冒頭では頂いておりませんので。

あの、ぶら下がりでももう一度改めて質問の主旨を説明したのですが、回答頂けなかったので。

宜しくお願します。
 

 

東京電力尾野氏
あそうですか。

えっと、先ずNo.1-17とNo.1の深さが違っているということについて、東京電力として承知していたのですか、ということであれば、当然作っている訳ですから「承知しております」という答えになります。
それから、これまでのご説明の経緯、追いきれないところがございますが、何らか同じだということで、おしどりさんにインプットされていた、ということであるならばそれは、誤りであったんではないかと思います。

それから、塩素濃度の測定という事に関して言えば、現在、護岸付近の1点、測定してございますけれども、他の所については、ラボの方の状況等々を踏まえて測定はしてございませんという事です。

それから、、。

 


おしどりマコ
すいません。

過去に1度、No.1の塩素濃度を測定していたのに、その後、測定しなくなった理由です。

ラボが忙しくなったからかですか。



東京電力尾野氏

ですから手間の問題です。
 

 

おしどりマコ
塩素濃度をはかっていない。
 

 

東京電力尾野氏
はい。



おしどりマコ

では、なぜ、No.1-9だけを測っているのですか。



東京電力尾野氏

これは護岸に近い所に1点とっているから、そこで十分であろうという判断かと思います。



おしどりマコ

その内側の所は、海水の往き来があるかどうかの塩素濃度は測定しなくていいという判断したんですね。

 


東京電力尾野氏
あの、海水の往き来を見る事の目的というのは既に、あの、1点見とけば十分だと思っています。
 

 

おしどりマコ
え、1点で。
 

 

東京電力尾野氏

1点で見ていることです。

 


おしどりマコ
No.1-9だけですか。
 

 

東京電力尾野氏
はい充分だと思います。
 

 

おしどりマコ
それは、土壌のガラス壁の海側ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

その内側の塩素濃度は別に見なくていい。

 


東京電力尾野氏
はい。

今は、今は測ってませんし、とくに必要は感じておりません。

それから、あのもひとつなんでしたっけ、あそうですね。

No.1-17とNo.1ということですけど、No.1については、もともと挙動がおかしいということで、何らか問題があるんだろう、ということで考えておりましたし、その上で、えー、水位をどういう目的で見たか。

その当時見たかったのか、ということでいうと、ウェルポイントで水を吸い上げている状況のなかで、No.1のエリアというのが、ガラスの地下の改良土の、頂部を超えて外にでるような水位にあるかどうか、ということを見ていくという事が、主要な目的でしたから、その中で、何点か掘っている井戸で見ている中で、No.1の井戸の所というのが、挙動が明らかにおかしい、ということでしたからNo.1-17の井戸を掘ったという事です。

No.1の井戸の挙動を解明することが主の目的というよりは、No.1のエリアの状況を見ていくことが目的でしたから、そうした目的に照らして深い井戸を掘る必要は勿論ありませんし、No.1-17の井戸の深さは決定されたという事であります。

 


おしどりマコ
「No.1 の挙動がおかしい」と仰っておられましたが、去年の資料を見ますと深さが16メートルの井戸は、全て潮汐と連動した水位となっており、深さ5メートルの井戸が、潮汐と関係ない水位の物となっております。

なので、それを鑑みますと、No.1の挙動がおかしいというのは、16メートルのものは、常に潮汐と連動していた。

それで「No.1-17が深さ5メートルだったので、潮汐は関係ないようになった」という事になったということですが。

当時のご説明では、No.1の挙動を見るためにNo.1-17を掘削したというご説明だったのですがが、No.1エリアを見るのではなく、、。

具体的にNo.1-17は、No.1を見るためと説明されていたのですが、それは違っていたという事ですか。

 


東京電力尾野氏

あの、ちょっとどういう説明をされていたかという事はあると思いますけど。

 


おしどりマコ
はい、あの、書き起こしがあるんで。

 


東京電力尾野氏
あの、No.1の動きがおかしい、という事を踏まえて、No.1-17を作っているというところはございますけれど、そもそもそこの水位を見てる目的というのは、改良土の頂部を超えるような水位状態に、No.1のエリアがあるのかどうか、というのが、大元の目的でございますから、それに照らして必要な措置、設備にしている、ということです。

ですから、言葉の綾みたいな所はあるかも知れませんが、目的に照らした設備を作って、そちらの方が、しっかりと運用できてますから、そちらで見てるということです。

 


おしどりマコ
あの、No.1の挙動がおかしいと判断した理由に「深さは関係なかった」という考え方ですか。

 


東京電力尾野氏
その時点において、見たかったことで言えば、No.1エリアの表層に近い部分の水位でありますから、そうしたところを見てるわけで直接的に、、。

 


おしどりマコ
あっ、表層に近い部分を見たかったので、深い部分は切り捨てたという判断ですか。


 

東京電力尾野氏
あの、No.1の水位挙動がおかしかったという事は申し上げてましたし、それについて、、、。
 

 

おしどりマコ
あ、すいません。度々ですが、それは「おかしい」のではなく、16メートルの深さの地下水の観測孔は、全て潮汐と連動していたことについては如何ですか。

 


東京電力尾野氏
あの、No.1について言えば、あるとしたら、、。

 


おしどりマコ
おかしいのではなく、すいません。

他の、当時、まあフラットだった地下水の観測孔が全て深さ5メートルでおかしいとされていた地下水の観測孔だけが、深さが16メートルだったという事についてです。
 

 

東京電力尾野氏
あの、No.1の水位挙動というのは、ある時急に変動が生じてそこから上手く測れなくなっているというような状況がございました。

ですから継続的に見ていく中で、そこの水位の動きというのは、我々としては適正な測定が出来ているとは思っておらなかったという事です。

そして、「それを更に追求するというとこまで、してますか」というと「してません」とこれまで申し上げているとおり。

それからぁ、深いところと、十数メートルかですか、 16メートルぐらいの所と浅いところの動きの変動などを見比べながら、何か分析をしたり整理をしたりしてるのですか、というようなご質問かと思いますけれども、今んところそこまでは考えておらない。ということです。
 

 

おしどりマコ
いや、規制庁の指示で、同じ位置で地下水観測孔でゼロシリーズ、No.0-1、No.0-1-2 だったと思いますが、深さの違う二つの穴を掘って埋め戻し土層と中流砂岩層の汚染濃度は比べられてますよね。

それがちょうど5メートルと16メートルぐらいの深さで、深い方が汚染土が高くなっているのですが、これはNo.1の挙動がおかしいと言っておられますが、全くその、説明がつくのですが。

深い方が汚染されており、そして水位の挙動があるというのは、もう別の場所でも全く簡単についている点なんですが、それはどう考えておられるのですか。

 


東京電力尾野氏
簡単に説明がついているかどうか分かりませんが。

 


おしどりマコ
深い方が、汚染されていて海と繋がっているということです。

 


東京電力尾野氏
そういう評価になるかどうかは、簡単には言えないんじゃないかと思います。

 


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。(笑)

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20140317_東京電力記者会見よりマコちゃんの質疑部分

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 おしどりマコ

1Fの状況についてなんですが。

1号機FSPの温度上昇についてですが。

水温上昇が約16.5℃とありますが、計算してみると停止時のプール水温に対して最終的に28.5℃になると云う推定ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

あの、元の温度に対して16.5℃を上昇分として足しています。

DSC02661.JPG

 

おしどりマコ

足せばいい。

これは上昇分で最終的な水温は書いてなかった、ということなんですね。

わかりました、ありがとうございます。

で、地下水の護岸エリアNo.1の観測孔について伺いたいのですが。

昨年の11月12月と、私がずっと質問していたのですが。

「No.1の観測孔とNo.1-17 の観測孔が2メートルしか離れていないにも関わらず、水位の挙動が全く違うのは何故か」

と質問し続けていたのですが、それについて現在何か評価はあるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

それについては、特に我々としては追求ておらないという事でご説明さしていただいてるかとおもいます。

 

 

おしどりマコ

はい。

2メートルしか離れていないにもかかわらず、No.1は水位が潮汐と連動して大きく動いており、No.1-17は動いておらず、核種の組成も違う事について、特に今の所は評価しておられないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、多分20回ぐらい同じ質問を頂いていて、

「20回ぐらい特に考えておりません」と言っております。

 

 

おしどりマコ

はいしました。

 

 

東京電力尾野氏

20回ぐらい「特に考えてない」と、答えております。

 

 

おしどりマコ

そうですね。わかりました。

今年になって規制庁の方に資料を出されていて、それを見ますとNo.1の観測孔の深さが16メートルで、No.1-17の深さが5メートルなんですね。

私は当時、地下水の観測孔の深さが違うのかどうかも質問しておりましたが「同じ深さだ、16メートル程度だ」という回答を頂いていておりました。

これは、深さが違うとすぐに説明がつく事なのですが、当時の資料を見直しても、深さが5メートルの地下水観測孔は、潮汐の影響を全く受けておらず、16メートルの観測孔は、潮汐の影響を水位が受けております。

このことに関して何らかの評価はないのでいょうか。

 

 

東京電力尾野氏

特にございません。

 

 

おしどりマコ

この深さが違うという事は当時把握しておられましたか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、まあご意見として承っておきますが、何れにせよ、No.1はもう使用を停止してございますし、ええ、、、。

 

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おしどりマコ

はい。

「水位がおかしいので、水位計を変えてもやはりおかしいので、No.1は水位の測定をやめたと」12月18日に発表しておられましたが、この時既に、No.1と1-17の水位が違うことは把握しておられたのですか。

しておられましたよね。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、水位の動きが違うことは勿論承知してございますよ。

水位計を見てますから。

 

 

 

おしどりマコ

深さが違う、という事です。

地下水観測孔の深さが、No.1とNo.1-17で全く違うという事について把握はしておられたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっとその時、どうであったかという事まで今この場では分かりませんが、ただ、先程来申し上げてる通り、まあ我々として、、、。

 

 

おしどりマコ

あ、すいません。把握しておられたかどうかを聞いておりましたので。

で、すいません質問が沢山あるので、次に移りたいのですが。

当時、No.1-17の観測孔を掘削したのは、No.1の水位の挙動がおかしいため、という事をこの記者会見場でご説明頂いたのですが、No.1の水位の挙動を調べるために、何故、深さの違う観測孔を掘ったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、まあ、色々質問あるようですから、皆さん言って頂ければと思いますが、個別に今この場で一つ一つ答えられるだけの私も用意はございませんから。

どうぞ、整理し仰って下さい。

 

 

おしどりマコ

あ、わかりました。

 

 

東京電力尾野氏

良ければ、こちらで後で伺ってもらっても結構ですので。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

また次回の記者会見でご回答を頂ければと思います。

で、規制庁の指示で、深さの違う観測孔を測定しておられますが、明らかに埋め戻し土層よりも中流砂岩槽の方が、トリチウムの濃度が高いと。

深い方が汚染が高いことが分かってきましたので、現在使用しておられる観測孔の殆どが5メートルであるということ。

そして、深さ16メートルの観測孔は殆ど使っておられないということについて、改めてご説明と、そしてNo.1とNo.1-17の何故No.1-17をを掘ったのか。

そして何故深さが違ったのかの説明を宜しくお願いします。

で後1点なんですが。

2013年6月19日のNo.1地下水観測孔のデータでは、一番下に塩素濃度のデータも出されておられていたのですが、それ以降は塩素濃度は測っていないとご回答されていたのですが、それはどうしてでしょうか。

塩素濃度は一番海水に繋がっているかどうかがダイレクトにわかりますので。

なぜ、計るのをやめたのか、というご説明も頂けたら有り難いです。

 

 

東京電力尾野氏

えっと、以上ですか?

 

 

おしどりマコ

地下水観測孔については。

それも今日は回答頂けないということですよね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。では、、、。

 

 

東京電力尾野氏

あの、沢山あるようなんで、特に他に無ければ、、。

 

 

おしどりマコ

あります。もうひとつありますんで。

1,2号機のスタック。

120mの排気筒について、あの25Svが根本にあるところについて伺いたいのですが。

2013年12月の規制庁の面談資料を見ますと。

「排気筒の部材損傷原因については、地震、風、及び水素爆発による加重を用いて評価したが、何れも降伏体力を下回る結果であり、損傷を裏付ける原因を特定出来なかった」

と、それまでにも爆発で地震だけではなく、経年劣化や強風による揺れ。なども検討を行なうと東京電力は説明されてますが、あの排気筒は、これからボルトが落ちないように下の方を養生していくという事が先日発表されましたので、経年劣化や強風による影響、海風による腐蝕をどのように評価されておられますか。

 

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東京電力尾野氏

すいません、あのー、本日の説明として用意をしてない内容で、まあかなり専門的な内容について、、、。

 

 

おしどりマコ 

あ、でも先週の金曜日のご発表だったんで。

 

 

東京電力尾野氏

「この場はこう言ってます」と、言う事をいっているから、ちょっとこの場で聞かれたことに、申し訳ございませんが、すぐに答えられる所ではございませんので。

そういったご質問であれば、後ほど、お答えを確認の上で、、、。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では次回の記者会見でご回答頂ければ。

あのすいません。突然質問した訳ではなく。

先週金曜日の記者会見で1,2号スタックのことが発表されておられたのですが、その時に質問したら出てきたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

いえいえ、多分出ないと思います。

 

 

おしどりマコ

あ、わかりました。

 

 

東京電力尾野氏

その時点においては、1、2号スタックの落下対策として、どういう事をしているかという事についてご説明したわけで、「スタック」というキーワードで考えられるあらゆる事について、当然、説明の用意が出来ているわけではありませんから。

そういった事をお聞きになりたいのであれば、確認出来る範囲で確認させていただきたいと思いますので。

 

 

おしどりマコ

宜しくお願いします、次回ご回答いただければ。

その排気筒の落下防止対策で、養生していくという事ですが。

それは、昨年の11月ぐらいから防止対策が始まるような計画だったのですが、それはまあ、実際に実施されておらず、3月まで遅れた、という事なんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

まあ実際に現場での作業、段取り等々を積み上げていった結果として、先般ご案内したようにこのタイミングで行ないます。

という事でお話をさしていただいてるということであります。

 

おしどりマコ

わかりました。

では、その11月の計画という分が今回の分で、特にその間、、、。

すいません私が資料を見落としたのかと思ったのですが。

特に何もされておられなかった、という事ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

あの、対応について検討して、具体策を立てたところで対応しているわけでありますから、そう理解して頂ければと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

では、いっぱい質問してしまいましたが回答をお待ちしています。

宜しくお願いします。

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