東京電力

2013年11月6日の東電定例会見より

DSC08833.JPG

  質問の回答                              
東京電力今泉氏
1号機のスタックモニター、スタック、、あ、排気筒の線量測定の件に関連して、当社で所有するエリアモニターのレンジは最高で幾つのものか。
とご質問がございました。
で、誤差はどの程度か、ということですが。
当社が所有する可搬型のエリアモニターの線量率の最高値というのは。
ご質問にあった通り、 999.9mSv/h でございます。
これは、 X線、γ線が測定対象という事です。
その使用するエリアモニターの制度と云うのは、、。
あの、誤差でございますが、± 10%の物を使わしていただいているという事でございます。
 
 
  マコちゃんの質問                              
おしどりマコ
まず、冒頭のご回答をありがとうございました。
E-10の水位のo.p. と、観測孔の深さも教えていただけませんでしょうか。
DSC08839.JPG
 
東京電力今泉氏
今、こちらの観測孔の水位については、私どものデータロガーから引き上げてきて、そちらの方のデーターの整理をしているところですので、ちょっと今、どれぐらいか、というところを申し上げるところは、今日ちょっと準備はしてませんので申し訳ありません。
何れにしましてもそこは取りまとめましたら、皆さんにご提示しなければいけないという風に思っております。
 
 
おしどりマコ
ありがとうございます、またよろしくお願い致します。
で、昨日の 115 日の 10時ごろに、1 4号機の取水口のシルトフェンスの付近でキャスクを運営する船の曳航船のスクリューに外側のシルトフェンスが巻き込まれた、という事象が有りましたが、今も外側のシルトフェンスがない状態ですか。
 
 
東京電力今泉氏
はい、おっしゃる通りですね、巻き込んでしまった船は、港の護岸の方に寄せておりまして、現在ではシルトフェンスはそこの、開渠入り口というのは、一重になっております。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
開渠のシルトフェンスは、二重の物が一重になるとどの程度除去能力が落ちるのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
実際にあの、これはおしどりさんもよくご承知だと思いますが、シルトフェンス事態に除去する能力というのは、あの期待してる訳ではありません。
水の行き来をなるべく抑えるということを目的で設置されているものですので、そういった意味での除去というのはしてない訳ですけれど。
先般も一重でのシルトフェンスを張っていた時期もあって、そこでの水の行き来はある程度制限されてるという風に私共、思ってございます。
ただ、二重だったのが一重になってどれぐらいにかわっているのか、というところについては、そういったデーターの確認はしてませんのでちょっと申し上げられる状況ではございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
二重のシルトフェンスで、、。
すいません不勉強で、うる覚えなんですが、放射性物質の濃度が何分の一かにはなる、という風なご回答が以前あったと思いましたので、能力がどの程度になるのかな、と思ったのですが、、。
でもその二重のシルトフェンスに復活するのはいつぐらいでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
大変皆さんにご心配をおかけしてございますけれど、私共、早く二重の状況に持って行きたいと思うのですが、何せシルトフェンス自体が絡まっているスクリューが水中でございますので、そこの状態を見た上で、この除去をしていかないといけない、ということもあって、今まだ、どういう対策というか、どういう風にそこを確認するかということは今検討中でございます、大変申し訳ございません。
で、いつの時期にそれを復帰させるかについては今の時点ではちょっと申し上げられませんが、私共としてはなるべく早くそういった状況に持って行きたいと思ってます。
ただ、水の中でございますので、それを確認する作業が、ご案内の通りこの港湾内の状況勘案致しますと難しいところがありますので、そこを今どう進めるか、というところを検討しているということです。
DSC08838.JPG
 
おしどりマコ
わかりました。
すいません、そのスクリューに絡まったシルトフェンスをもう一度再利用するんですか。
あの、ちょっと不勉強でイメージが湧かないのですが。
新しいシルトフェンスを付けるというわけではないのですか。
 
 
東京電力今泉氏
はい、実際に新しいものを付けるにしてもですね、シルトフェンスが絡まった状況では中々工事するのも難しいので、まずはそこの部分を確認したいと思ってます。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
115 日の東京電力のホームページの発表の資料で、平成 25年度の使用済み燃料等の輸送計画に変更があった、ということを発表されておられますが、 BWRの燃料のウラン12トンを青森県むつ市から柏崎刈羽へ運ぶのに第二四半期から未定となってますが、これはどういった経緯でそうなったのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
申し訳ありません、ちょっとそこの経緯というのは、確認をしてきておりません。
そういう意味ではちょっと、ここでは回答できません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
これはまた後日ご回答をいただけるということですか。
 
 
東京電力今泉氏
ちょっと確認をさせて下さい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、冒頭のご回答ありがとうございます。
東京電力が持つエリアモニタのレンジの MAX999 まあ、 1Sv/h未満と云う事ですか。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
エリアモニタ?
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
これは、あのエリアモニタという質問ではなく、 2011年から結構な高線量の1Sv/h以上の所の測定を各種されておられましたが。
お持ちの線量計、 GM管でも、シンチレーション検出器でもどの様なもので測っておられたのか、 MAXのレンジがどの値のものを使っておられたのか。
という質問だったのですが。
これはエリアモニタに限っての事だったのですか。
 
 
東京電力今泉氏
実際に、仰ったシンチレーションカウンターであるとか、まあそういったものは非常に低線量を測る物になります。
ですので、今私どもが持っている、高線量の特に x線、γ線を測る装置、検出器としての最高値はこういった数値と、ご理解頂きたいと、、。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
可搬型の物で。
 
 
東京電力今泉氏
そうです。
 
 
おしどりマコ
とにかく測定する、測定器としてのレンジの max1Sv/h ということですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
で、すいません。
護岸エリアの No.1エリアの事について伺いたいのですが。
No.1の水位が、その付近。
No.1-8や、1-18 1-15に比べて、その何といいますか。
No.1の観測孔が周囲の、東西の観測孔に比べて常に高いのですが、これはどういった推計で、どういった理由でこういった事になるのかというのをもし、何か評価があったら教えて頂きたいのですが。
ウェルポイントに No.1はすごく近いですので、その影響があるのですか。
DSC08854.JPG
 
東京電力今泉氏
No.1-81-9 1-11 1-16というところで、かなり海側に近い測定値。
まあ 1-16はどちらかと言うと陸側に近いところになると思いますが、それ以外は海に近い所でございます。 
実際に、 No. 1-1については下のほうの図をご覧いただきますと、ウエルポイントの上流側ということになりますので、上流側というのは陸側ということになりますので、実際にウエルポイントでひいている影響というのが出ているのは、このそれ以外の海側にあるポイントということになるかと思います。
で、 16No.1 については、ちょっとこの差異について私は「こういうところです、こういう理由です」ということは申し上げられませんが。
実際にこの、一つは No.1のこの水位の変化を見てみますとかなり増減が激しいところもあって、 1つは確認しなければいけないこと、というふうに今思っておりますけれど、この検出器自体の状態ですね、これをいちど確認しなけれいけないのではないか、と今思ってます。 
なので、まとめますと海側のエリアというのは、低くなっているのはウエルポイントから汲み上げという効果がでてきていると。
ただ、 No.116 の差異については、ちょっと仰っしゃるご指摘する点というのは、本来なら陸側から海側に向かって傾斜を持って地下水が行くんではないか、というご懸念もあるかと思いますが、そこについては No.1の方の推移の検出装置の確認を私の方もしなければいけないのじゃないかな、ということを考えてございます。
 
 
おしどりマコ
あ、わかりました。
これは 1024 日や 10月下旬のデータを見ても、常に No. 1-161-8 は同じような水位なんですが、 No.1だけ常に高くなっているんですね。 
で、見直してみて気付いたのですが、何が言いたいのかといいますと。
2週間以上前からこのような状態なのですが、まだデータロガーは確認されていない、という事ですね。
 
 
東京電力今泉氏
えっと、実際にデータロガーからのデータは引っ張ってきてますので、、。
 
 
おしどりマコ
あ、すいません。
データロガーの性能ということです。
 
 
東京電力今泉氏
検出器ですね。
水位検出器。
 
DSC08872.JPG
おしどりマコ
すいません。
はい、検出器の性能の確認はされていない、という事ですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい、ここの所はちょっと今確認すべく、えーしなければいけないという風に思ってますんで、そこは確認して行きたいと思ってございます。
 
 
おしどりマコ
161 を比べた時に 16の方が常に水位が低いというのは、 2週間以上続いている状態なのですが、この辺の推計はまでだ、という理解でよろしいでしょうか。 
 
 
東京電力今泉氏
はい、あのー、すいません検出器自体が何かそういった確認をしなければいけない状態であるんじゃないか、ということも一つですが、この 161 についてはそれだけで説明できないかもしれないので、そこはちょっと解釈は確認されていただきたいと思います、すいません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
この水位について特に 161 に限らず水位について何らかの評価はまだされていないということですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
 
  直後の回答                              

DSC08858.JPG

東京電力今泉氏
申し訳ございません。
私が、確認が間違ってございました。
シルトフェンスの先ほどの件ですが、1重と言いましたがこちら、申し訳ありません。
2重のままでございます。
それで、実際に代船を補助してえい航する船がちょうど、代船の後ろに回り込んだ時にこの2重のシルトフェンスを巻き込んだと云う状況で、そこの状態のままえい航船が岸壁近くに係留されていると云う事で。
申し訳ありません、ここのフェンス自体は2重のフェンスの途中にえい航船が引っ掛かってると云う状況でございます。
 
 
おしどりマコ
外側のシルトフェンスも生きていると云う事ですね。
 
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
 
 
東京電力今泉氏
申し訳ありませんでした。
 
 
  2 回目の質問                              
おしどりマコ
4号機のSFP燃料棒取り出しについてうかがいたいのですが。
先ほど今泉さんがご説明の中で「現在送手段、手順なども精査していて、第三者機関のレビューなども受けて、、、。」
と仰ってましたが、この第三者機関と云うのは具体的にどちらですか。
 
DSC08874.JPG
 
東京電力今泉氏
あのー、アイビットという組織がございます。
そこの中に、、、すいません英語ばかりで、略語で申し訳ないのですが、IEGいわゆる国際エキスパートグループというグループがございます。
まあ、そちらには廃炉の経験と云いますか、まあこういった技術的知見を非常にお持ちになられている各国のエキスパートが居るのですが、そう云った方々に私どものこの、燃料送をどういう風にやるかという計画をご説明いたしまして、そう云う中でレビューを受けていると云う状況でございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
数日前に、キャスクの移送等についてJNESから東京電力に指摘があったと思いますが、その指摘を公表していただけますでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
JNESさんの方には私共として、これからの燃料取り出し等どういう風に進めていくかという所は、これは勿論きちんとご説明しながらやってますが、今現在で具体的な指摘、要請こう云った物を受けていると云う事は私共は認識してません。
 
 
おしどりマコ
認識していない、という事ですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
キャスクの移送などについて。
仕立てキャスクの架台を含めて一連のモックアップ等もですね。
 
 
東京電力今泉氏
はい。
 
 
おしどりマコ
はい、わかりました、ありがとうございます。
 
 
 
 
DSC08876.JPG
 
  

2013年11月1日東京電力定例会見マコちゃんの質疑部分

DSC08789.JPG

  1 回目の質問                              

おしどりマコ
「2号機の温度計信頼性評価結果」についてなのですが、すいません毎回聞いてしまいますが。

この2号機の熱電対が突出して故障が多い理由の評価というのはまだされてなのでしょうか。

DSC08798.JPG

 

東京電力尾野氏

これまでご説明さしていただいた通りで、特に具体的な理由ということについてはわかってございません。

 

おしどりマコ

わかりました。

3号機の熱電対が、突出して故障数が多いということについて、特に評価、推計は検討しないということでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これまで様々な状況調査などをしてきているわけでございますが、個別具体的にこれである、ということを見極めるというところまで行ってございませんし、現状を考えてみますとこれ以上新しい情報が出てくるという風にも思いませんので、解明ということについては特に進めておりません。

ただ、すでにご案内の通りでございますけれども、 3号機の温度計につきましては新設の温度計を外部から取り付ける、といったことをしてございますので、内部の状況も確認していくための手段ということでの温度ということもそうですし、それから格納容器内にカメラ等々を入れて状況を見ていくというようなアプローチ、そうした事を進めてるところです。

 


おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

すいません、ご回答をいただいていたら申し訳ないのですが、以前から質問しておりました件と、先ほどのテレビ朝日の松井さんからのご質問にも関連するのですが。

タンクエリアの地下水のサンプリング試料が高濃度のものが汚染土壌の表土などが流れこんでいる、と評価されるのであれば、どの程度の残砂が紛れ込んでいるか、そのppmを公表して欲しい、と要望してるのですがいかがでしょうか。



東京電力尾野氏

はい、確かそういうご質問をいただいていたかと思います。
それで、汚染土の土壌が流れ込んでいる、あるいはそれを溶かした水が流れ込んだ、そうしたことからB1などの濃度に繋がっているだろう、と申し上げておりますが。

セシウムなどと違いまして、ストロンチウム、β核種ですね、こちらのほうは水に溶けやすいと言うことでございますから、水に溶けたものを私どもとしては見ている、というかこかと思います。
で、大体測っている物として、以前ご質問頂きましたけど、汚染水対策ワーキンググループ等で、当社関係者などが残差分などを見てますよ、というようなことを言っていたということでございますが、海側等々の測定では大体5ppmというところで、懸濁分ですね。

これが、管理してるということでございます。

ただですね、今排水路というのはそこまでの管理をしていると言う状況ではございませんで、まあ水を汲んで測っている、ということですが。

ただし、測定を行う際にβのほうにつきましたは乾燥させて測定をするということも行ってますので、残差分が非常に多い状況であればそれはわかりますので、特に残差分が多い状態での測定をしているという状況でないという事は認識しております。

DSC08795.JPG

 

おしどりマコ

わかりました。

以前も質問させていたきましたが、第8回の汚染水対策ワーキンググループで、東京電力の社員の方が5ppm以下という基準で見ている。
とおっしゃっておられたのは、これは海側、護岸エリアの観測孔のサンプリングということですか。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

ではこのタンクエリアのさまざまな観測孔や排水路などは、そのような残差の濃度基準は特に設けていないということで良しいですか。

 

 

東京電力尾野氏

はい現場そういうことでございます。

 


おしどりマコ
わかりました。
「特に設けていない」とおっしゃるのはppmを測っていないということですか。


東京電力尾野氏

はい、そうです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、護岸エリアは5ppm以下だということで、護岸エリアは測っておられる。

という事ですか。

 

 

東京電力尾野氏

護岸エリアの方は、5ppmで測っております。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

護岸エリアの方だけでも測っておられるデータは公開して頂けませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

今のところ特に、そうした事は考えてございません。

 


おしどりマコ
それはどういった理由でですか。


東京電力尾野氏

改めて集計をする、というような考えではございません。

 


おしどりマコ
集計といいますより、有る物を出していただくという。

集計する手間もなく、、。
1行付け足すぐらいの話だと思うのですが。

 

 

東京電力尾野氏

まぁ、おっしゃる事は常に「簡単にできるだろう」と思っておっしゃっておられるのだと思いますが、具体的に今そうした整理をしてございませんので、申し訳ございませんが回答を差し控えさしていただきたいと思います。


おしどりマコ

んん、、、?

整理、ではなく、測定されているものを公開して欲しいという事なのですが。

 

 

東京電力尾野氏

あの、申し訳ございませんが、その様な対応は今考えてございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

まぁとりあえず護岸エリアのサンプリングは、残差は測定しているということですね。


東京電力尾野氏

はい、そうです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、タンクエリアに戻りますが、その乾燥した後に残差分が多い状態ということがわかる。

というのは、これは目視のみで確認しているということですか。

 

 

東京電力尾野氏

状況として測定条件が変わっているということであれば、つまり残差が非常に多い状況であればわかります、ということですから、それは目視で確認しているということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

以前、 E-1の地点で1番初めに測定したものもコンタミが多かったのでストロンチウムが高濃度出た。

というご回答いただいたのですが。

これはE-1のコンタミがどの程度だったかというppmも公開してほしいと要望していたのですが、ではその過去のE-1のppmは測定していないということですか。

DSC08808.JPG

 

東京電力尾野氏

いないです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは目視で残差が多かったということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい、そうです。

 

 

おしどりマコ

その初期の頃はその一部の簡易測定法がまだできていなかった時期だと思いますが。

これもそのストロンチウムの乾燥方で測定していたということですか。

 

 

東京電力尾野氏

ここで申し上げてる話というのは、いわゆる通常の方法での測定です。

 

おしどりマコ
短期間で、ではなくですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

10月30日の資料で、「福島県漁連組合会議説明資料」  というものを東京電力の方が東京電力のサイトの方で公開されておられますが、その中の「4号機使用済み燃料プール内の燃料取り出しについて」 

という資料で、「万か?一燃料か?壊れて他の燃料の上に落下したとしても、敷地境界における

 被は?くの影響は小さいことを確認しています。」という一文が有るのですが。

あの、この万が一燃料が壊れた場合、どの程度敷地境界で線量が上がる、という評価はされてるのでしょうか。

具体的に。

 

東京電力尾野氏

これは昨日のロードマップの資料の中に書いてございますのでご確認頂ければと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました確認致します。

ありがとうございます。

最後にもう一点。

以前質問しましたものの回答いただきたいのですが、 10月22日の原子力規制庁との面談資料  の中で1 、 2号機の排気筒の調査についての資料がありまして、その中で10Sv/h以上の付近を測定する測定モニターを多チャンネルエリアモニターとして、1SV/h以下のもので測定しているのですが。

これは当初から10Sv/h以上の付近を測定するのにこのモニターは適切かどうか、どの辺りの何を測定されるのか。

という質問をしていたのですが、ご回答をいただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

 

ご質問は1SV/hの測定器で10SV/h以上というのが測定できるでしょうか。

ということであるというふうに理解してよろしいでしょうか。

 

 

おしどりマコ

そうです、そうです。

その付近を測定するモニターとしてこの機器を??してどの様に調査をされるのかという質問です。

 

 

東京電力尾野氏

調査をされる、というのはどういう事でしょう。

あの、これからという意味ですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

これからということでありますれば、個別に具体的に検討していくということで、 、 。

 

 

おしどりマコ

この10月22日のこの面談のしりの排気筒の調査というのはまだ行われてないのですか。

他にいろいろ使用後にしても出てきませんので。

計画として提出されているので。

 

 

東京電力尾野氏

計画をお示しさせていただいてるものかと思いますけれども。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

測定範囲が 0.001?999.9mSv/hの機器なんですが、測定されるエリアは同じ資料の中で10Sv/h以上と書かれた付近。

えー、80cm離れた地点などの測定なのですが。

これは、その辺りを測定すると振り切れるということは予想されるのではないでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、手持ちの線量計ですね。

これは1Sv/hまでの物ということになりますけど、前回10Sv/h以上というような評価をしてますが、これは測定する対象との距離との関係で、評価補正を行った上で10Sv/h以上とゆうふうな判断しているものであります。
ですから、今後調査をする上でも同じ様な手法は取り入れるというふうには考えてございますけれども、今後やることにおいては個別の状況に応じた対応がなされると思っております。

DSC08828.JPG


おしどりマコ

すいません、以前今泉さんに質問をしました時は資料を確認してから回答する。

というご回答だったのですが。

今の回答は、すいません、尾野さんのご推測でのご回答のような気がしますので、資料をご確認いただいて、どのような調査をどの機器でされるのかというご回答をいただけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、ご質問は「10月22日の時点において、説明している中で10Sv/hというものがあるのだけれどもそれはどうはかったのか」というご質問。

 

 

おしどりマコ

違います。

 

 

東京電力尾野氏

過去形のご質問ですか。

 

 

おしどりマコ

違います。

10Sv/h以上の付近を最大値が1Sv/h未満のもの(測定機器)で、その付近の調査をするということに関して、もっとレンジが大きいものでの調査が必要では無いのか。

このレンジの小さいもので何を調査されるのか。

という質問です。

 

 

東京電力尾野氏

そういうことから言いますと、先ほど申し上げた通り現状持っている線量計というのは1Sv/hのものでございますから、 この1Sv/hの物を用いて距離等々によって、補正等を行うということを組み合わせながら調査を行うということになります。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

ではそれは組み合わせて大体どの程度の線量まで測れるものなのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

、、、えーそれは条件等によって変わってくるかと思いますが、個別のことにつきましては調査結果を踏まえてご説明したいと思います。

 

 

おしどりマコ

あ、すいませんその調査計画のことについて。

最大値、どの程度まで測定できるのか、という作業計画ですのでご回答だけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

現状の作業計画と言うことで、申し上げれば我々としては10Sv/h以上というようなところで、前回も、それはそれ以上という整理をしてございましたから、ある一定以上のところまで行けば、それがどれほどか、ということについては、ある程度の不確定性が出てくるというふうに思っております 。

 

 

おしどりマコ

すいません、わかりました。

不勉強で。

1Sv/h未満のものでも少なくとも10Sv/hまで、距離等々の推計で測定できる。

という理解でよろしいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、我々としてはそのように前回対応させて頂きましたから、それを踏まえて調査を行っているということであります。

 

おしどりマコ

では今回は10Sv/hがMAXだ、という理解で宜しいですか。

 

 

東京電力尾野氏

現状その様に考えていただいて結構かと思います。

 

おしどりマコ

分りました、ありがとう御座います。

 

 

  2 回目の質問                              

おしどりマコ

すいません、一点確認を忘れたのですが、測定器の件で。

東京電力が持っていらっしゃるモニターのレンジで最大値の物はどれくらいなんでしょうか。

DSC08830.JPG

 

東京電力尾野氏

これは確認した上で回答させてください。

 

 

おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
ああ、その10Sv/h以上のものも、 1Sv/h未満の物で測定して、これは、どの程度の誤差が生じるか、そして測定値等、どのような評価で出したかというのも、すいません、測定の不確定さなども含め出していただけたらと思います。

よろしくおねがいします。

 

 

 


おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 

 

 

2013年10月25日東京電力定例会見より

DSC08721.JPG  宿題の回答                              
東京電力今泉氏
1、2号機の排気筒の落下物対策で、その作業において、計画線量、並びに被ばく線量の実績は幾つか。と云うご質問を頂戴しております。
〈計画線量〉
  3.0mSv/day

〈被ばく線量最大値〉
  2.16mSv/day

観測孔のE-6、E-7、E-8、F-1の穴の深さ及び水位について教えて欲しいとのこと。
水位については、グラウンドレベルからマイナス幾つかという所で教えて欲しいというご質問だったと思います。
〈観測孔の深さ〉
E-6、E-7、E-8共に約25m
F-1 約7m

〈水位〉10月19日時点
E-6 約GL-5.8m
E-7 約GL-2.6m
E-8 約GL-4.9m
F-1 約GL-1.2m

もう一点、B排水路のo.p.は幾つかというご質問がございました。
こちらは、正確に排水路のo.p.をご提示するデーターはございませんが、概ねH4エリア近傍の排水路というのは、大体35mの高さの地盤に設置されているという状況です。
排水路の深さが約1.5mと云う様な状況かと思います。

で、E-4、E-5近傍におけるB排水路のライニングは終わっているか。
と云うご質問がございました。
このB排水路のライニング施工ですが、現在これを実施している所ですが、私共の計画ではB-0という測定ポイントから、C-1、BラインとCラインが合流する地点。
ここまでライニングの施工をしようということで、計画をして既に工事開始してますが、まだ進捗してませんが、大体無線中継所の近傍、H4タンクエリアにはいる上流側の約30m程度の範囲でライニング作業を現在行っています。こちらが完成したら順次残りの部分を行って行くという状況です。

最後の一点になりますが。
H9西エリアの配管の弁の保温材の隙間から滴下が発見されたことに関して、滴下水の全βが1,100Bq/Lということにあったにも関わらず、雨水出あると判断してるが、その判断はなぜかと云うご質問だったと思います。
まず一つは配管からの漏えいと云う、、、ではないと判断した根拠としては、こちらの実際に保温材を外しまして、この配管からの滴下があるか、ないかの確認をしています。
その結果特に、配管からの滴下が無いと云う、事実で判断してるということです。
それと、1,100Bq/Lですが、実際にタンクからの漏えいと云う事になりますと測定値がもう二桁ぐらい高いオーダーで検出されることが予想されてまして、そう言った意味でこの1,100Bq/Lと云う数値は実際にはタンクからの漏えいではないと、考えています。
では、一体何かという風に考えているかと言いますと、雨水等が保温材に染み込みそこにフォールアウトで付いていた放射性物質、その影響で1,100Bq/Lと云う数値が出てきたのではないかという風に現在考えているところです。

DSC08726.JPG
 

  1 回目の質問                              

おしどりマコ
ボート様々なご回答をありがとございます。
B排水路の帯について、約深さ1.5メートル、 35メートル盤の約1.5メートルということですが。
E-3、E-4、E-5のo.p. を以前教えて頂いた時に、排水路の下流に従ってo.p.が高くなっているので、排水路を深く掘削して、傾斜をつけて排水しているはずなので、どの程度の傾斜が付いているか知りたいので、やはり排水路のグランドレベルマイナスどれくらいになっているのか、もしくは、排水路の底面のo.p.を教えていただけませんでしょうか。
宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
排水路の底面の、、何と言いますか、おっしゃる様に測定、、。
それぞれのポイントで、どれ位のo.p.にあるかと云うのは中々そういったデーターと云うのはないんですが。


おしどりマコ
そうですね。
グラウンドレベルマイナスどれ位かで、大丈夫ですね。
因みにE-3が35.52なんですが、E-5が36.39なんですね。
なので、Bの排水路は下流に従って高くなってますので、排水路は深く掘削しないと自然に流れませんので、グラウンドレベルマイナスどれ位になっているのかを、教えて頂けませんでしょうか。
DSC08737.JPG
東京電力今泉氏
おしどりさんのご質問の趣旨は、 、要はグラウンドレベルは、そうですけれども、排水路が逆側に傾斜していって水が流れないんじゃないかと言う、、 。


おしどりマコ
いや、違います。
排水路のo.p.若しくはグラウンドレベルマイナスどれ位か、が分かることで、地下水位と排水路の底面との余裕量が分かりますので排水路の底面の正確なグラウンドレベルマイナスどれぐらいかというのが知りたいのです。


東京電力今泉氏
えーと、先ほどちょっとご質問にお答えした際にですね、大変申し訳ないと思いながらご質問にお答えしてるんですが、排水路の底面というのはこれ35メートル、 o.p. 35mの高さで大体深さが1.5mというそういったざっくりしたお話をさして頂きましたけれど。
これがご回答になるかと思います。


おしどりマコ
グラウンドレベルマイナスどれくらいになるか、というのは測定はされていないということですね。
各排水路のポイントで。
大体でいいんですけど、どの程度の傾斜が付いているのか、 100分の1とか、どういうご回答の方式でも良いのですが、確実に排水路の下流に向かってo.p.が高くなっておりますので。
どの程度の傾斜がついてるのか知りたいのです。


東京電力今泉氏
まあちょっと、そのご趣旨にきちんとお話しできるようなデーターというのがあるのかというのが私もよく分かりませんが。


おしどりマコ
はい。
お調べしてご回答いただけるとありがたいです。
宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
ちょっと、ご回答できるかどうかちょっとわかりませんけれども今は。


おしどりマコ
で、1、2号のスタックについてもご回答ありがとうございました。
22日規制庁の面談資料をみますと、SGTS配管付近の線量の調査を今後される予定になってますが、その時に測定する機械の多チャンネルエリアモニターの測定範囲が、999.9mSv/hまでなのですが、このSGTS配管は資料の中でも中心部分は、 10Sv/h以上となっておりますので、この測定範囲で1、2号スタックの周りの線量測定をされるというのはこれ以上の物は測らないということですか。
結局1Svも測れないということですよね。


東京電力今泉氏
ええ、まあ実際に、そこのエリアモニターですので、そのエリアを測るために適切な計測器は設置されていると思います。


おしどりマコ
すいません、質問の意図は。
エリアモニターのマックスが1Sv/h未満なのですが、この付近は10Sv/h以上だという表記ですので、これはどのような測定をされるのかということですか。
1Sv/h以上は今回も測らないということですか。


東京電力今泉氏
実際にそこにエリアモニターが設置されているので、その範囲で測定するということです。


おしどりマコ
わかりました。
この10Sv/h以上の地点から約0.8mの所も測定ポイントに入っておられますが、この10Sv/hの地点の測定に1Sv/h未満の測定器で調査するという事なんですね。


東京電力今泉氏
ええ。
そういったエリアモニターを設置しております。


おしどりマコ
これ以上測らない。


東京電力今泉氏
実際には測れないということです。

DSC08751.JPG

おしどりマコ
わかりました。
これは、測るご予定はないんですか。
大体何Sv/h以上だという形ではなく、実測値としてどれくらいだという。


東京電力今泉氏
そういう意味では、私も今そこの計測範囲が、今おしどりさんがおっしゃっている、おしどりさんが何か、私どもから、規制庁の資料をご覧にいただいてそういったご質問をしていただいていると思いますが、私自身がその測定範囲とか計測器自身がどういったものがあるか、という事は今申し上げられませんので、ちょっとそのご質問には今お答えする事ができません。


おしどりマコ
わかりました、ご確認の上ご回答頂けるとありがたいです。
で、あのもう1つ冒頭でご回答いただいたのですが。
すいません、質問の趣旨が伝わっていなかったようで。
セシウム134、137、ストロンチウムともはるかに排水の告示濃度限度を超えているものに対して[滴下していた水は雨水であると判断いたしました]と云う文言が適切かどうかと云う質問なんですね。
雨水に汚染がコンタミが生じているものであって、直接の漏えい水では無いと云うだけですよね。
なので[雨水であると判断いたしました]という文言は適切か、という質問です。
判断根拠では無いです。


東京電力今泉氏
あ、あのー、そう言った意味では、今後ちょっと注意して参りたいとは思います。


おしどりマコ
わかりました。
で、以前から聞いてました、観測孔のサンプリング試料の残差がどの程度あるか、ppmを公開してほしい、という件に関しては如何ですか。


東京電力今泉氏
えーと、すいません。
ちょっとそこまで今日は準備出来ておりません。


おしどりマコ
わかりました。
また宜しくお願いします。

 

  2 回目の質問                              

おしどりマコ
この地下水位の挙動についてうかがいたいのですが。
23日の発表資料から、この地下水位のo.p.が、縦軸が4mから5mになったのですが、この付近、護岸エリアは地盤が4m盤だとおもいますが、縦軸が5mになった理由と云うのは何ですか。
DSC08770.JPG
東京電力今泉氏
特にございませんけど。


おしどりマコ
わかりました。
23日の発表になった、21日の地下水位から、2、3号機間の地下水観測孔No.2が4mを超えているんですね。
で、4mを超えているという事は、溢れたということですか。


東京電力今泉氏
え、えーと、これは、2、3号機間ですか。


おしどりマコ
はい、2、3号機間の地下水観測孔No.2です。
見方にもよると思いますが。
横線を引きますと、明らかにo.p.4mを超えているように見えるのですが。


東京電力今泉氏
2号機については一部、ガラスの壁が出来上がっていない部分もありますので、そういった意味では護岸の方には一部地下水の方は抜けているという状況だとおもいます。


おしどりマコ
つまりこれはo.p.4mを超えたということなんですか。
これは、何と言いますか見方が分かりませんでしたので。
地盤が4mのところで地下水位が4mを超えるというのは、どういう現象だったのか知りたいのですが。


東京電力今泉氏
実際にここの現場を確認している人間と話してみますと、地上に水が湧き出ているという状況ではないという事ですが、いずれにしてもこの、ガラスの壁は一部まだ閉塞してませんので、ここの部分と云うのはまだ地下水は出ている状況だとおもいます。

DSC08760.JPG

おしどりマコ
地下水が出ている、、。


東京電力今泉氏
あ、ああ、移行していると、、。
護岸の方に。


おしどりマコ
つまり、海に流れているということですね。


東京電力今泉氏
流れている、はい。


おしどりマコ
では、このデーターロガーで、計測したo.p.4m盤を超えているという現象は特に、目視で何も無かった、ということなんですね。
まあ、こういう数値が出た、という事なんですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
この数字が出てから縦軸がo.p.5mに変わったのですが。
これは、確認ですが、護岸エリアというのはo.p.4mで、4m以上の部分も有るという事ですか。
それともo.p.4m盤がMAXという事でしょうか。


東京電力今泉氏
実際には、4mでずっと整地されてる訳ではありませんので、、。


おしどりマコ
多少高いところはある。


東京電力今泉氏
多少高いところはあると。


おしどりマコ
わかりました。
ではこの、2、3号機間の所は、この観測孔No.2に限らず2-5も2-6もかなりo.p.4m盤に近付いておりますが、豪雨の後この付近はグラウンドレベルギリギリまで地下水位が来ていたということですね。


東京電力今泉氏
まあ実際にこの測定の通りだと思いますけど。


おしどりマコ
わかりました。
因みにこれは3、4号機間も同じだ、ということですね。


東京電力今泉氏
3、4号機間、そうですね殆どガラス打ってませんので。


おしどりマコ
ガラスが打っていない所は、、。


東京電力今泉氏
あの、別に普通に、、。


おしどりマコ
普通ですよね。
護岸の方に抜けて行ってますよね。


東京電力今泉氏
そ、そういうことです。


おしどりマコ
その辺りは、ガラスを打っていないにも関わらず、なんていうんでしょう。
雨が降るとグラウンドレベル迄地下水位が来てしまうという事なんですか。


東京電力今泉氏
まあ実際に雨が降って、それが地下水として水位を上げているという事だと思います。


おしどりマコ
わかりました。
23日に、o.p.が4m超えてから、縦軸が5mになったんですが。
特に、理由はない、ということですね。


東京電力今泉氏
特にありません。


おしどりマコ
わかりました。
で、福島第一原発の状況について伺いたいのですが。
1号機の原子炉建屋1階の瓦礫撤去が完了したということで。
この瓦礫撤去が完了した部分の以前から申してますが、現場検証用の写真を公表してほしい。
もしくは現場検証用の写真を撮影しているのか、という質問をしているのですが、この付近についてはいかがでしょうか。


東京電力今泉氏
おっしゃられてるのはその、取った後現場検証で何かその、、、。


おしどりマコ
取る前です。
瓦礫を撤去する前です。
爆発によって、どの部分の瓦礫がどの場所に落ちたのか現場検証用に一つ一つ写真撮影を行いながら撮ったのか、ということです。


東京電力今泉氏
実際に撤去前、撤去後と書いてあるのでこういう写真撮っているのだと思います。


おしどりマコ
それは現場検証用ですか。


東京電力今泉氏
現場検証用というか、現場の、、。
我々が検証というよりも現場の状況が前と後でどう変わったか、ということです。


おしどりマコ
わかりました。
不勉強なのですが、消防法では爆発も火災の定義に当てはまりますので、消防法24条で通報義務があると思うのですが。
何かしら、すいません不勉強で、原発事故の爆発は消防の現場検証というものに関しての、線量が高い諸々ありますが、何かしら準備はしなくていいということなんですか。
すいません不勉強で。


東京電力今泉氏
あ、いえいえ、あのそう言われると私も不勉強で申し訳ありませんが。
えーと、そこについては私も何と申し上げられますか、、。


おしどりマコ
これあの、すいません、そもそも論で申し訳ありませんが。
原子炉建屋が爆発した際に24条の通報義務で消防署には通報されたのでしょうか。


東京電力今泉氏
関係する所には連絡はしたと思います。


おしどりマコ
わかりました。
あの、油漏れや発煙などの事象は毎回通報されて消防署の方が入られて現場検証を行っておられますが。
爆発に関しては、何かしら爆発に関する現場検証の写真提供などは行ってはおられない、ということなんですね。
もちろん消防署の方にも確認しますが。


東京電力今泉氏
消防に対してですか。


おしどりマコ
はい。


東京電力今泉氏
そこはちょっと私はお答え出来ません。
あ、お答え出来ないと云うのは、、。
あの、そこはわかりません。


おしどりマコ
はい、わかりました。
で、では毎回、瓦礫の撤去前、撤去後の大まかの写真ではなく、 1,000枚の写真公開や、毎回公表していただいている写真もチェックしたのですが、現場検証用の写真ではありませんで、現在写真だけでも画像に基づいて対象の3次元データを抽出する技術が有りますので、それ用にそれぞれの瓦礫の現場検証用の写真を撮っているかどうか、というご確認をよろしくお願いいたします。


東京電力今泉氏
あの、現場検証と云うのは、消防の現場検証ですか。


おしどりマコ
消防の、えー。
爆発の事象に対する現場検証です。
どの瓦礫がどの部分にどの様な力が加わって落ちたのか、という爆発の現場検証です。


東京電力今泉氏
まあそこの写真と云うのは別に公表するとか、そう云った気持ちは有りませんけど。


おしどりマコ
あ、公表するとか、しないとかがないということで。
では消防の現場検証用に撮影したのか、という事はご確認頂けますか。


東京電力今泉氏
そこはちょっとよくわかりませんけど。


おしどりマコ
ん?


東京電力今泉氏
いや、よくわからないですけど。
あの、現場検証用にまあ、もし、これは分かりませんけど、消防がもし現場検証した時にはその消防の方でしっかりそこは現場を見ているだろうと思いますけど。
ただ、そういった状況だったか、という事は、私も今何とも申し上げられません。

DSC08777.JPG

おしどりマコ
わかりました。
まあ、爆発は火災の定義に入りますので。
通報されたということで、その現場検証用の写真を撮っているかどうかというのを、ではご確認下さい。
よろしくお願いします。


東京電力今泉氏
まあ、わかるかどうかわかりませんけど。


おしどりマコ
よろしくお願いします。

 


 

おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 


 

2013年10月21日東京電力定例会見

DSC08499.JPG
おしどりマコ
水位の公表ありがとうございます。
わたし以前から、少なくとも先週の16日からEシリーズのo.p.を全て出して欲しいと要望していましたが1と2は、松井さんとのやり取りで出来ましたが、3、4、5、6、7そしてF-1についてもo.p.を宜しくお願い致します。


東京電力今泉氏
はい、えーと、すいません。
よろしいですか。
E-3 35.52
E-4 35.52
E-5 36.39
E-6 35.59
E-7 35.55
E-8 35.45
F-1 36.43


おしどりマコ
ありがとうございます。
E-6以降については、観測孔の深さは資料として出てないのですが。
深さも教えていただけますか。


東京電力今泉氏
ちょっと手元にいま、その深さのデータがございませんので、確認をします。


おしどりマコ
わかりました。
第8回汚染水対策ワーキンググループでは、16日のこの定例会見でも配られた資料では、10月8日時点での、1から5までのグランドレベルマイナスどれ位水位が有るか、ということも発表されているのですが、6、7、8とF-1についてはグランドレベルのマイナスどれ位の位置に地下水があったか、と云うのは測定はされているのでしょうか。


東京電力今泉氏
それは、だけど、、。


おしどりマコ
この表を見たら相関で出ると思います。


東京電力今泉氏
そうですね、ええ。
はい。


おしどりマコ
あの、E-1〜E-5は具体的に10月8日に測定をされておられますので、そしてその相関が正しい事を調べておられますので、そういう測定はやっておられるかどうかという質問です。

東京電力今泉氏
えーと、実際の水位のデータと云うのは、今日お示ししたものになるかと思いますが、この前お示ししたデータ類にはみなさんにお示ししたものかと思います。
DSC08514.JPG

 

おしどりマコ
わかりました。
で、汚染水対策ワーキングで、地下水位の上昇によって排水路に直接地下水が溢れる可能性を指摘されておられましたので、それでこのような一連の資料が前回出てきたのですが。その時に東京電力は降雨後の水位変化は最大で0.5mと云う文言を先週の資料には付けておられまして。
今回推移上昇が1m、最大で2mということで、排水路の側面と、E-4などの地下水位の水面が、2.3mしか離れておりませんので、豪雨のによって地下水位が上昇して排水路に溢れでる可能性というのは委員の指摘通り存在すると思うのですが、いかがですか。


東京電力今泉氏
今おしどりさんがおっしゃっているのは「先般ワーキンググループでお示ししたこの表で、実際そこから大体水位の変化というのが0.5mであるから、その排水路というのはそこまで到達しないよ」というこの一連の資料の事を仰っておりますよね。


おしどりマコ
あ、はい。
50ページの一番下に、文章で[降雨後の水位変化は、最大て?0.5m程度]というのが東京電力の方々の資料で付けておられ、ワーキングの説明でも「最大の水位上昇が0.5mで、排水路の底面と地下水位の上面が、 2m離れているので溢れる恐れはない」と説明されたのですね。
しかしまぁ今回、 2mの上昇があったということで、排水路に実際に地下水が直接触れる可能性があるのですが。


東京電力今泉氏
実際にこれ、E-7というのがかなり排水路から離れた場所ですし、先程申しました通りこの辺一連の水溜りがかなりある箇所です、元々森林を伐採して作った所。
で、そこの水溜りからの染み出しからと言いますか、そういった物で水位を上げている可能性があるという事で、そういう風に申し上げた物でして。
実際のこの、まあかなり、、他の所を見るとそれほど上がっていないという所もあって、ちょっとこれはそういった状況から申し上げれば、あまり変わらないのじゃないかなあと感じますけど。


おしどりマコ
わかりました。
では、この表を見ると、一番グラウンドに近いところに地下水が流れているのは、E-2の地点ですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
これは、豪雨など75.68盤になりますと、グラウンドから地下30cmぐらいのところに地下水が流れてると云う理解で宜しいでしょうか。


東京電力今泉氏
実際にこの水位から見ればそうですね。


おしどりマコ
1mあるかどうかというところに、地下水が流れてるという事ですね。


東京電力今泉氏
あの、すいません、おしどりさんのご質問の趣旨というのは「そうはいっても私が今申し上げたようなことを聞いても、実際にこいたデータを見てみると、排水路にかかっているのではないか」という御趣旨のご質問だと思いますが、、、。


おしどりマコ
排水路の件も含め、以前から私が来てますのは、各Eシリーズの観測孔のo.p.とグラウンドレベルからどれぐらいの位置か、ということで。
その、どのような地下水脈があるか、どうゆうように流れているのかを知りたかったのですね。
なので、排水路の事はご回答の中から外して頂いて。


東京電力今泉氏
あ、、わかりました。
ちょっと今の趣旨ですと「この近辺の地下水の流れがどうなっているかということをお知りになりたい」という事ですか。


おしどりマコ
ですので、有る分だけでも各観測孔の水位の位置、グラウンドレベルからどれぐらいか、o.p.はそれぞれどれくらいか、という事を知りたかったんです。


東京電力今泉氏
ご趣旨はよくわかりましたので、ちょっと、すいません、今お答えできるデーターと云いますか、整理が出来てませんので、確認をしたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
すいません、今の、もし、私の理解が充分でなければ、大変申し訳ありません、後ほどまた今のご質問のご趣旨を聞かしていただいて、しっかり対応出来るようにしたいと思いますので、大変申し訳ありませんがもう一度お願いします。


おしどりマコ
はい。
あの、タンクエリアについてお聞きしたいのですが、このG-6(南)のエリアでの測定と排水の経緯にちょっと疑問があるので教えていただけませんでしょうか。
2回採取のうちの1回目でストロンチウム90が、21Bq/L。
対応状況を見ますと[G6北エリアのト?レン弁開による排水後、ト?レン弁を閉にしG6北エリアへの堰内移送を実施。]
となっているのですが、G6南とG6北は、ひっついているということなんですか。
DSC08533.JPG
東京電力今泉氏
これは、後ろの図をご覧いただきますと、このエリアというのは別れていると思います。


おしどりマコ
はい。
で、その[G6北エリアのドレン弁開による排水後・・・]と云うのは、南のエリアの溜まり水を排水したということですか。


東京電力今泉氏
これあの、一回ですね、南のエリアから北のエリアに堰内移送をやるんですが、その前にG6の北エリアのドレン弁を開いて、、、。
それをやった後ドレン弁を閉じて、南のやつを送ったと、そういう意味です。


おしどりマコ
北のものを空にして、南の物を北に移すと。


東京電力今泉氏
そうです、そうです。


おしどりマコ
なるほど。
[G6北エリアのト?レン弁開による排水後]と書いておられますが、堰外に排水した訳ではないということですね。


東京電力今泉氏
あ、いえ。
これは、堰外です。
G6北エリアですよね。


おしどりマコ
いや、G6南です。
G6南は、G6北エリアのト?レン弁開による排水、と云うのは。


東京電力今泉氏
ですから、G6北エリアの、まずここを送る前に弁を開けて排水をしました。
DSC08541.JPG
おしどりマコ
ですよね、、、はい。


東京電力今泉氏
で、それを閉めて、、。


おしどりマコ
閉めて、で、G6南を移したんですよね。


東京電力今泉氏
移したということです。


おしどりマコ
なので、G6南は環境中に排水したという訳ではない、ということですよね。


東京電力今泉氏
あ、G6南は違います。


おしどりマコ
そうですよね、わかりました。

で、B南エリアについて伺いたいのですが。
10月2日に200,000Bq/Lの全βを検出して、10月20日の時点でもう、ストロンチウム90が、27Bq/L迄下がっていますが、この18日間のこの堰内のたまり水のサンプリングデータというのは無いのでしょうか。


東京電力今泉氏
ちょっと無いんじゃないかと思いますが、確認します。


おしどりマコ
はい、宜しくお願いします。
で、21日の未明の1時21分頃だったと思いますが、東京電力の緊急メールでH9西エリアのタンクにつながる配管の弁からの滴下についてのメールで。
滴下の水を分析した結果、雨水であると判断した。
というメールが来ましたが。
<滴下水分析結果>
 ・セシウム134 :430Bq/L
 ・セシウム137 :580Bq/L
 ・全ベータ  :1,100Bq/L
という結果で、これは単にタンクの汚染水の直接漏洩ではない、ということだけで、雨水と同義語では無いのではないかと思うのですが。
この東京電力の全β1,100Bq/Lの分析結果を持って「雨水である、と判断した。」
という文章がちょっと疑問なんですが。
DSC08512.JPG
東京電力今泉氏
まあ、実際にえーと、要するにタンクからの漏洩があるわけではなくて、そこに雨が降って滴下したものこれがそういう数字であって、要はタンクから漏れたものでは無いということをいたかったのだと思います。


おしどりマコ
そうですよね。
タンクの汚染水の直接漏洩ではないということだけであって、雨水と同義語では、、。
これ、雨水と判断されたんですか、東京電力は。
過去の放射性物質汚染が、コンタミが生じてるということですよね。


東京電力今泉氏
ええ。
実際にはタンクからの漏えいではないとということを判断しているということです。


おしどりマコ
直接漏洩ではないということだけで、雨水であると判断した、と云う文言が正しいと云う事ですか。


東京電力今泉氏
要は、そういった新たな放射性物質が加わって、、。
 


おしどりマコ
あ、それは存じているのですが。
それは理解しているのですが[雨水であると判断した]という文言で正しいかどうか、という質問ですが。


東京電力今泉氏
まあ、実際に雨水がそこに溜まって来てるという事です。
あ、滴下してるということです。


おしどりマコ
あの、全βが1,100Bq/Lの水の分析結果として、東京電力から戴いたメールに記されていたのが。
[以上の事から滴下していた水は雨水であると判断いたしました。]
と、書いておられますので、そのような高濃度の滴下水が雨水と東京電力は判断していくという事なんですか、という質問です。


東京電力今泉氏
いやいや、えーと、1,100Bq/Lという数字の水が雨水という意味では無くて、それに加えてそれに何かその、新たな物が加わっていないということで、滴下したものは雨水という事だと思いますが、ちょっと通報分が手元に無いので、後で見て回答させて頂けますか。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
で、以前から聞いてましたが。
A排水路は何処かという質問のご回答頂けますか。


東京電力今泉氏
あ、はい。
えーと、敷地の真ん中を通って、 5、6号の方に行く排水路でございます。
そのことをA排水路と言ってますけど、後でちょっとどこの場所かはお示ししたいと思います。


おしどりマコ
ありがとうございます。
で、以前なぜトリチウムの簡易測定をしないのか。
という質問に対して「液体シンチで測っている」というご回答を金曜日にいただいたようですが、それは存じているのですが、どれくらいの時間をかけて測定しているのかという質問でしたのでまた改めて回答を宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
先日のお答えの中に入ってたかどうかですけど、時間は27時間、約27時間を要しています。


おしどりマコ
わかりました。
簡易測定は行っていないという事ですね、トリチウムに関しては。


東京電力今泉氏
はい。
実際にあの、試料を一昼夜放置して、いわゆるなるべく妨害するような核種というのも取り除く手順が必要になりますので、しっかり測るためにはそういうようなプロセスを踏んでやるということで全体で約27時間かかると言うことで、簡易的な測定とかそういう事ではないです。


おしどりマコ
わかりました。
この暫定排水基準として、規制庁が「トリチウムをなぜ考慮しないのか」ということを前回の汚染水対策ワーキンググループで仰っておられましたが。
すいません、これ確認したんですけども「測定しなくていい、という意味では無い」ということで、これは東京電力して暫定排水基準にトリチウムはやはり測定しないというご回答でよろしいでしょうか。


東京電力今泉氏
はい、一応基準に沿って判断していくと、測定値を求めて判断していくと。


おしどりマコ
え、測定値を求めてというのはその。
トリチウムは測定しないということですよね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。

DSC08551.JPG

DSC08558.JPG


 

おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 
 

2013年10月9日東京電力より

DSC08059.JPG  1 回目の質問                              
おしどりマコ
蛇腹ハウスの件から伺いたいのですが。  
これはスキッド3と2の間とスキッド1と2の間。
そしてドレンラインと廃液ラインと間違い、ということでこれは、2重の位置の間違いという事ですよね。
という事で宜しいでしょうか。


東京電力尾野氏
これはですね、二重と勘定するか、1つ間違えると自ずと間違えるということなのか、何れとも言いようがあろうかと思います。


おしどりマコ
あー、わかりました。
こういった作業の運用は、図面を読める方が事前に作業する配管をマーキングするようなマニュアルになっているそうですが。
今回そのようなどこを外すか、みたいな部分のマーキングはされておらなかったということなんでしょうか。


東京電力尾野氏
これはもう少し具体的に事故調査、トラブル調査ですね。
をする必要がありますので現場の状況、あるいは誰がどういう指示をして、どういう準備がなされたのか。
と云うことも含めてよく確認して対応していきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
で、その作業者の方でFの方だけが除染が完了していない、ということですが。
これは具体的にどういった状況なんでしょうか。


東京電力尾野氏
このFの方ですけども、足の除染、足の裏の除染というのがすぐに落ちずに更に除染作業を行っている、というような情報が入ってます。
他の方は全て終わってますが、この方のみまだ残っているということでございます。
DSC08087.JPG
おしどりマコ
その方は長靴を履いておられたにもかかわらず、足のほうに汚染がついたということですか。


東京電力尾野氏
この方は短靴であったというふうに聞いております。


おしどりマコ
短靴、なるほど。
わかりました。
あの、現場のほうに確認しますと、 6名のうち1人だけカッパを着ていない作業員がいた、ということなのですが。
このFの方がカッパを着ていない作業員ということですか。


東京電力尾野氏
個々の方の装備がどのようなものであったか、というところまで、まあ今のお話が正しいかということについても確認してございませんので、お答えしかねるかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、Fの方の装備が具体的にどのようなものであったか、AからEの方とFの方について装備のご確認をどうぞよろしくお願いします。
で、この汚染水を被られた方々は、 APDだけでなくリングバッチやドーズメーターなどはつけておられたのでしょうか。


東京電力尾野氏
ドーズメーターはつけておりましたので、まぁ全ての方のγ、βは分かるということになります。
それから、作業の場所の関係もございますからリングバッチはつけている、と聞いてございます。


おしどりマコ
リングバッチは手指ですか、足指ですか。


東京電力尾野氏
手でございます。


おしどりマコ
手指で。
足指は着けていないということですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
あの、これは短靴で汚染水の作業をされる方も足指のリングバッチは装置しないと云う運用なのですか。


東京電力尾野氏
元々が汚染水の作業ではなくて、当該の改修でございましたから、まあその中でこういう自体になったとですので、元々短靴を履いて、当日やる作業としては、現場に向かっていたということです。


おしどりマコ
で、現場に確認しますと、その稼働しているポンプの配管を抜いたということで、勢いよく水が吹き出していて、頭から被った。
ということですが、これは全面マスクをつけていたので首から下の汚染ということで、全面マスクの上から被ったと云う状況だったでしょうか。


東京電力尾野氏
ほとんどの方ということになろうかと思いますけど、まず、装備としては全面マスクも被っておりますし、アノラックというカッパですね、カッパも使用していると聞いております。で、先ほどおっしゃったように一名という方が実際にいらっしゃるのか、あるいは何らかの違う役割で、カッパを着てない方がいらっしゃったのか、そういう事かもしれませんが何れにしても、最初にこの外し作業を行っている方3名というのは、外す作業の中で水が来てる側を開けてしまいましたから、出てきた水をちょっとどう云う程度かということがありますが、その飛沫を浴びているということになります。


おしどりマコ
わかりました。
その外す作業されていた3名の方というのは、アルファベットで言うとどの方なのでしょうか。


東京電力尾野氏
ちょっと確認さして戴きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。


東京電力尾野氏
えー、AとCとDの方です。


おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
で、この全面マスクはダストマスクだったのか、チャコールフィルターだったのかどちらだったのでしょうか。


東京電力尾野氏
フィルターですか。


おしどりマコ
はい。
全面マスクのフィルターはどちらだったのかということです。


東京電力尾野氏
これはちょっと確認しないとわかりませんね。


おしどりマコ
わかりました。
内部取り込みがないということで、鼻腔部、鼻口部、スミア試料などはとられたのでしょうか。


東京電力尾野氏
画面への汚染はございませんから、特にしてないかと思います。


おしどりマコ
顔面への汚染は、どういう測定ですか。


東京電力尾野氏
サーベイメーターです。


おしどりマコ
はい、サーベイメーターで。
わかりました。


東京電力尾野氏
それから、今ほど入った情報ですが、このFの方ですね、Fの方も除染が完了し、退去されたということでございます。


おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
で、この協力企業の方々は東京電力の直業者の方が多でしょうか。
下請けの形態として。


東京電力尾野氏
ちょっとおっしゃっている意味がよくわかりません。

DSC08076.JPG おしどりマコ
わかりました。
東京電力の直業者、協力企業の関係なのか、メーカーの系列なのかということです。


東京電力尾野氏
あの、直であるか、メーカー系列であるかという何れだったとしても契約に基づいてやっていただいているということにおいてはかわりありません。


おしどりマコ
そうなんです。
その、東京電力の系列なのか。
直業者なのかというのを伺いたいのですが。


東京電力尾野氏
いわゆるメーカー系か。我々の資本関係があるかということですか。


おしどりマコ
そうです。


東京電力尾野氏
あの、ご質問の意図がよくわからないんですが、それが何か関係があるのでしょうか。


おしどりマコ
あ、あの、最近東京電力の方々のヒューマンエラーや、東京電力の系列の直業者の方々のヒューマンエラーが多いように思いますのでどちらなのかというのを聞きたかったのです。
東京エネシスや、エイブルや、アトックスなど、直業者なのかということです。


東京電力尾野氏
そういうことですか。
あの、どこが多いかということは、もう少しよく考えた方が良いかと思いますが、当該の企業はエネシスです。


おしどりマコ
エネシス。
わかりました、ありがとうございます。
あと、タンクエリアの増員が関連企業に20名ということでしたが、この方も、直業者の方々なのでしょうか。
エイブルとか、アトックスとか。


東京電力尾野氏
あの、直業者という言葉使いが私どもしておりませんので、そう言われてもよくわからないのですが。 
関連企業ということで我々と協力関係のある企業です。


おしどりマコ
わかりました。
具体的にどちらですか。
エイブルですか、アトックスですか。


東京電力尾野氏
具体的には今承知してございません。


おしどりマコ
わかりました。
あと、 1号機のサプレッションチェンバーの窒素封入のアウトリークを減らすために、調整を30 N?/hから24 N?/hに減らされているのですが、大体どれくらい減少したのでしょうか。
以前は9N?/hだったと思うんですけども。


東京電力尾野氏
これは、封入量を書いておりますけれども、、、、の量とのバランスということでどうか、ということですか。


おしどりマコ
そうです。
入れる部分と出る部分でキャッチされてると思うのですが、その差し引きもアウトリークがどれ位減ったかという質問です。


東京電力尾野氏
それはじゃあ、改めて計算して回答したいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
で、8日から3号機の瓦礫撤去作業を再開されてると思いますが、具体的にどこの部分の何階のどの部分を撤去されてるのでしょうか。


東京電力尾野氏
今、詳細は承知してございません。


おしどりマコ
わかりました。
ご回答をよろしくお願いします。
で、すいませんもうすぐ終わります。
タンクエリアの件で、E-1の測定値が250,000Bq/Lに上昇してますが、これは、何らかの評価はされてますか。


東京電力尾野氏
E-1については、初期の時から十数万ベクレルで、最近では二十数万ベクレルということもございますが、何れにしても高い値がで続けているということですので、その中での変動でございますけれど、特にこの変動について、どう見るかということろまで考えてません。
E-1が高いということに対して、E-2は高くない。
それから、下流側で高いものは出てないという事ですから、E-1付近の個別事情という事が反映されてるものと考えてます。


おしどりマコ
わかりました。
E-1は先ほど尾野さんが初期から高い、と仰っしゃられましたが、測定し始めの9月8日の測定値は4,200Bq/Lで、二桁ほど上昇してるのですが。
これは、なぜ4,200から250,000に上昇しか、という何かしらの推定はありますか。


東京電力尾野氏
これは、井戸を掘った時の最初に入っていた水との関係ですとか、汲み上げ点と、それから汚染が出てる場所との関連であるとか、幾つか要素は有るのかも知れませんが、初期の頃から安定して十数万ベクレル或いは二十数万ベクレル近い値が出てるという事ですから、特に何か大きく状況が動いてるとは見ておりません。


おしどりマコ
わかりました。
もうすぐ、今晩にでも大型台風がまた来ますが、堰内の溜まり水の測定は台風の豪雨の前に一旦されてますか。


東京電力尾野氏
堰の方の対応に関して言えば、個別に的確にやって行く必要があると思いますが、現状で言うと、台風がくる前に堰のラインの水の移動は、出来るだけしておきたいと考えてまして、まあ、対応をとっているということです。
そうしたことの中で、ある意味、手違いで、誤りも発生したりしてるということで、今はある程度準備はした状態で待ってる、という事ですが、堰内の測定という事に関して言えば実際に雨が降ってきてある程度溜まってきたところで、行うという考えです。


おしどりマコ
雨が降ってきてから測ると、希釈された物を測る可能性がありますので、現場に確認しますと、現在でも堰内にある程度の溜まり水がある、という事ですが。
その水は事前にサンプリングはされないという事ですね。


東京電力尾野氏
あの、雨水の放出の考えでございますから、そうした必要の生じた折に測定をするというのが原則だと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
では、前回の測定時にサンプリングの採取した時刻の発表が直ぐに有りませんでしたので、サンプリング時刻の発表も随時よろしくお願いします。
で、以前から聞いているのですが、H6エリアの溜まり水をH2に移送する際に間違えてH5のノッチタンクに移送して漏えいした件で、何故東京電力の社員の方が受け側に人を配置せず、一人で作業されていたか、という事の詳細について、伺っていたのですが、それはその後詳細は出ましたか。


東京電力尾野氏
あの、お答えしにくい質問かと思いますが、当日一人で行っていたと。
それから、ポンプの送る容量と云うのは大きな物ではございませんから事前にラインを確認してポンプを起動し、状況を確認して行くということの上において一人で作業するという事に支障がない、という事がその時点の判断であった。
ということかと思います。


おしどりマコ
それは以前にお答えいただいていますが。
一人で作業していながら、受け側のチェックを何故しなかったのか、ということです。
漏えいに2時間近く経ってから気付かれたのは何故かという。
この件についての詳細な調査は後から報告するという事でしたので、その後何か情報は出ましたか。
DSC08110.JPG
東京電力尾野氏
まずですね、漏えいが起こった場所は、本人が起こっていると思っていた場所以外の場所でおこってますから、そこを見てますから。
この場所にチェックに行くと云う事は当然、あり得なかったと。
その時点においては。


おしどりマコ
あ、そうではなく、通常タンクの移送の作業は、移送側と受け入れ側に最低二人配置してチェックしますので、一人で作業している場合、何故タンクの移送側を稼働させた後に受け側に来ているか、というチェックがなされなかったのか、という質問です。


東京電力尾野氏
あの、当人が行ってるかと思いますが、当日一人で行ってた事は事実ですし、、、。


おしどりマコ
あ、すいません。
当人が行っていたと云うのは、受け側のチェックは既に当人がされていた、ということですか。


東京電力尾野氏
当人もライン側をたどって受け側の方まで行っているという事を、これは、誤認ではございますが、してございますので。
そうしたことも含めて、従って「なる」という事についてお答えするのは難しゅうございますが。当日の対応、これは企業さんとも含めてでございますが決して問題が無かったとは考えてございませんので、ここについては対処をしておくと。


おしどりマコ
わかりました。
質問の仕方が悪くて。
何故、といいますか、詳細を知りたかったのですが、その当該の方は受け側のチェックは一旦されていた、ということですね。
すいません確認ですが。


東京電力尾野氏
そうです。
DSC08100.JPG
おしどりマコ
で、受け側のチェックを確認して、そこに水がきていないにも関わらず、来ているという判断をされてずっと作業を続けておられたということですね。


東京電力尾野氏
特に異常が有るという風には判断はしてなかった、という事ですから。
まあ、そこに誤認が有るという意味ではそうなのかもしれませんけれども、あの、、。


おしどりマコ
わかりました。
その受け側のチェックと云うのは、水が来ているのか、来ていないのか、外からの目視若しくは何らかの水位計などで確認は出来ないのでしょうか。


東京電力尾野氏
まあ、そうしたところが、充分であったのかという事については、議論が有ろうかと思いますが。


おしどりマコ
わかりました。
これは、今後詳細な情報はもう出て来ないということですか。


東京電力尾野氏
あの、当該の個々の出来事についてよく確認しながら具体的な事を進めていく事は何れにしても必要な事ですが、今回の事に関しては今のように考えてございます。


おしどりマコ
わかりました。
あの、調査をして報告をすると仰っしゃられておられましたので、何かその後、と思ったのですがもうないということですね。
わかりました。
ありがとうございます。



  2 回目の質問                              
おしどりマコ
カッパについてのご回答ありがとございました。
規制庁に公開されている4枚の写真のうち、いくつか確認しました、明らかにビニールのカッパを着ていない方が1名おられるので、その方がおそらくカッパを着ていない方なのではないか、と思っていたのですが、その方写真を見るとタイベックのみでビニールのカッパを着ておられないように見えますので、その方が着ておられるものは何かご確認いただけるとありがたいのですが。
白い半透明のカッパの可能性もありますが、家に作業員の方からタイベックをいただきましてそれを着て、撮影をしたのですが、それと同じように見えますので規制庁で公開された写真の中で一名ビニールのカッパを着ておられない方について、どの様なカッパを着ておられるのか、アノラックを着ておられるのかご確認をお願いします。
DSC08127.JPG
東京電力尾野氏
あの、ご質問の人が規制庁の写真に写っている人の確認という事であれば、別途確認致します。
あの、大変申し訳ないのですけれども、発電所の備品と云うのが勝手に持ち出されるのは好ましいことではないので、ご注意頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、すいません。
後ですね、東京電力の過去の保護衣、保護具類着用例と云うのを見ますと、アノラック着用の場合は長靴となっていますが、これは、短靴でアノラックを着るというような運用があるのでしょうか。


東京電力尾野氏
これはちょっと確認をさしていただきたいと思いますが、元々の状況という事でいいますと、アノラックが絶対に必要、という作業では無い、クライテリア?のものの中でアノラックを念のため着用していたと言うような状況があるようでございますが、何れにしても確認の上回答させてください。


おしどりマコ
わかりました。
で、この資料で表面線量が出ているのですが、これは汚染水からどれぐらいの距離で測った表面線量なのかということを教えて頂けないでしょうか。


東京電力尾野氏
それは確認させてください。


おしどりマコ
よろしくお願いします。
で、もう一つ確認なのですが。
基本的なことなのですが、このAからKまでの作業者の方々のγ、βの値、単位はmSv(ミリシーベルト)で。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
で、過去の資料もいろいろ見比べましても、身体汚染、について一次はカウントパーミニッツで出されていると思うのですが、これCPMでも出してできませんでしょうか。
γ、βではなく。
この身体汚染のサーベイの時に、 CPMで出されていると思うので。


東京電力尾野氏
ちょっと確認させていただいてよろしいですか。
DSC08113.JPG
おしどりマコ
はい。
よろしくお願いします。
で、2011年の3月24日に短靴のため確か3号機のタービン建屋で汚染水に足をつけられて汚染をされた方がおられましたが、その方はβ線熱傷の疑いがあるため、すぐに福島県立医大、そして放医研に念のため測定ということで移送されているのですが、今回この短靴で除染を長い間されておられた方は、 β線熱傷の疑いというのは今回はなかった、ということなんでしょうか。


東京電力尾野氏
特に聞いてございません。


おしどりマコ
わかりました。
俺、どれぐらいの観音とパーミニッツだったかというのである程度の判断基準になりますので、それの公表後よろしくお願いします。
で、 2011年の場合は、 β線熱傷があったではなく、疑い、まあβ線での高線量被曝ということで移送されておられたのですが、今回短靴で全βが高濃度の汚染水に足をつけられた方が、すぐに福島県立医大や放医研のほうに移送されないというのは、どこの部署の判断なのでしょうか。


東京電力尾野氏
移送の判断というのは、当時の医療スタッフが行ったそのように考えますが。


おしどりマコ
なるほど、今回の判断も東京電力の医療班の方の判断ということですね。


東京電力尾野氏
状況等を踏まえて判断されていると思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、カウントパーミニッツの公表もどうぞよろしくお願いします。
あと、防護服の確認と、よろしくお願いいたします。


東京電力尾野氏
えーと、CPMの話し。


おしどりマコ
そうです、CPMです。


東京電力尾野氏
今データが来ましたのでお話しします。
作業員のA、B、C、D、E、Fの順番で申し上げます。
作業員 A 10kcpm
作業員 B 90kcpm
作業員 C 7.5kcpm
作業員 D 4kcpm
作業員 E 18kcpm、4kcpm
作業員 F 40kcpm、60kcpm


おしどりマコ
この60kcpmというのが足裏ですか。


東京電力尾野氏
そうですね、40kcpmも60kcpmも足裏です。
あの、右と左。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
 

 

おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!



















 

 

前の5件 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

最近のコメント