原発事故

201412 4日 東京電力定例会見 よりおしどりマコちゃんの質疑部分文字起こし
 

毎週木曜日は Jビレッジ、福島広報部、本店本館会見場の 3カ所を中継しての会見。
毎週木曜日は Jビレッジ、福島広報部、本店本館会見場の 3カ所を中継しての会見。


おしどりマコ

確認ですが本日も Jビレッジの会見場では記者は0(ゼロ名)ですか。 


東京電力ヤマト氏
冒頭に申し上げた通りです。 


おしどりマコ 
すいません、冒頭におりませんでして。 
毎回要望しますが、現地からの記者会見、情報発信という意味では、 
本店の白井さんが現地に行かれ。
そして 7月から来られた、私は個人的に好きなんですが「自称情報音痴」の川村さんが現地で記者会見をされている意味が分かりませんので、現地の情報に詳しい方が Jビレッジに出席されての記者会見を要望します。 
現在の記者会見の形式のご検討をおもう一度要望します。
よろしく願いします。
質問ですが、サブドレン No.17を閉塞してから、閉塞効果確認ということで。
11 20日以降、水位測定をしているはずですが、どれぐらいのスパンで何回ほど測定しているのでしょうか。
 
 
東京電力川村氏
実施していて、評価中なので手元に数字がありませんので確認をします。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
それはご確認されて、回答を今日中にいただけるという事ですか。
 
 
東京電力川村氏
えっとね、それで、あの、ひょ評価中ですから、当然その評価が終わった時点で、そんな遠くない将来お知らせできると思います。
今日は、ですからお知らせはできまっせん。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
具体的な数字ではなく、どれくらいのスパンで今まで何回測定したか、
というのもわからないという事ですか。
 
 
東京電力川村氏
はい。すいません。
ちょっと今ありません。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
では、閉塞効果確認のもう一つは。
サブドレン No.18No.19 の濃度測定で、これは 27日に採取してからその後、測定値の発表がないのですが。
No.18,19も、どれぐらいのスパンで計測されるのでしょうか。
 
 
東京電力川村氏
あの、いまの質問と同じになるかもしれんが。
それ、 17、あ、ごめんな、あの、答えと、同じなるかもしれませんが。
17の効果っていうのを全部ちょっと纏めてますんで。
その時にお示ししたいとおもいます。
 
 
おしどりマコ
あ、 No.17の効果というか、サブドレン No.1819 の測定結果は今までに、何度も何度もでていますが。
その、測定のスパンを教えて頂きたいのですね。
今まで、定期的にはないので。
20141204会見04
 
東京電力川村氏
週に 1回です。
週に 1回ということになっています。
 
 
おしどりマコ
週に 1回。
過去、 3日後とか4 日後というスパンでの測定もあったが、
それはイレギュラーという事ですか。
 
 
東京電力川村氏
多分その、線量が上がったとき?上がった時は頻度を増やしますが、それはイレギュラーなことだと思います。
今仰っているのは。
 
 
おしどりマコ
いえ、上がった時ではなく、先月末でも 3日おきなど。
先々月にあがりましたが、先月でも割と頻度、間隔を短くして測定しておられるんですね。
現在は週 1ということですか。
 
 
東京電力川村氏
じゃあすいません。
先月の末時点という事ですね。
ちょちょっと確認します。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
では、労働環境アンケートの第 5回の結果が出ていますが。
 4回まではこの定例会見でも結果を公表しておられましたが、
何故、第 5回ではこの定例会見で結果を公表されておられないのでしょうか。
 
20141204会見02
記者の参加人数が少ない本店本館会見場
東京電力川村氏
あの、先週の同じ木曜日に配って説明しています。
 
 
おしどりマコ
あ、すいません。
それは失礼いたしました。
木曜日に来ておりませんでしたもので。
では、それに関する質問をしたいのですが。
あ、それは今しない方がいいですか、、?
でもします。
エコー委員会についてうかがいます。
その労働環境アンケートの中で、各評価の「知らない」というのを除いた割合の評価で。
エコー委員会について「良い」若しくは「まあ良い」という回答が 9割を超えていますが。
「知らない」と回答が最も多く。
それを入れると、エコー委員会について「知っている」と回答した方々は
6割を切る5 割ちょっとですが。
このエコー委員会の認知度についてうかがいたいのですが。
このエコー委員会の認知度は、この様な「知らない」という答えの割合を除いた評価でいいのでしょうか。
すいません、1 Fでエコー委員会。
 Fでパートナーシップ委員会という現場の方々からの意見を受け取るための、、、。
 
 
東京電力ヤマト氏
すいません、質問の主旨がよく分らないのですが。
何を確認されたいのでしょうか。
 
 
おしどりマコ
その労働環境影響アンケート 1ページ部分。
エコー委員会について「良い」または「まあ良い」と答えているのが 9割という評価になっているのですが。
それは「知らない」という答えを除いた割合の評価という事にになっているので。
事故前からエコー委員会はありましたが、認知が低い事は、認知度を高めるための活動をしていたのに、なぜ「知らない」という割合を除いて「 9割達成している」という評価にされているのか。
という質問です。
 
 
東京電力川村氏
、、、、。
 
 
おしどりマコ
すいません。資料をお持ちでなかったんですね。
申し訳無いです。
 
 
東京電力川村氏
これはエコー委員会だけではなくて、ただ単に結果をまとめただけなので。
同じ考え方で纏めています。
「知らない」という人が多いのは仰る通りなんですが。
最後の方を見ていただくと、アンケートを採った時点で、比較的1 Fに来てから新しい方が多いんですね。
そういった事もその「知らない」ということに繋がった要因ではないかと思っています。
当然ながらこういう活動をやっていますから「ありますよ」という事は皆さんに知っていただき、活用してもらえるのは良いとは思います。
 
 
おしどりマコ
分かりました、ありがとうございます。
すいません、第 4回でもエコー委員会の認知度はかなり低かったのですが。
この資料の一番最後に「 3回、4 回、 5回での全体的な評価は上がってきた」。
となっていますが、エコー委員会に関しては連続の評価をされておられない。
認知度がずっと低いにもかかわらず、連続の評価をしていないのはどうしてですか。
という事と、以前は、原発事故前は、エコー委員会に寄せられた意見に対する説明会の取材がありましたが、事故後はその様な説明会の取材等はないのでしょうか。
オープンにはなってないのでしょうか。
 
 
東京電力広報小林氏
おしどりさん、あの、取りあえず今日の資料のご質問を先にさせていただいて、それから、、。
質問を後にするよう促す広報小林氏
質問を後にするよう促す広報小林氏
 
おしどりマコ
わかりました。じゃあ一番最後に、そうします。
最後によろしくお願いします。
 
 
 
東京電力広報小林氏
最後にご回答出来ることなら回答しますし、別途時間を取らせていただきます。
 
 
 

2回目の質問

 
おしどりマコ
エコー委員会についての質問ですが。
エコー委員会は事故前と同じように 発電所運営全般に関する空き全提案の窓口 で。
そして 業務改善提案BOXと よろず相談窓口からのものを話し合う部所。
事故以前と変わらないという内容の確認ですが、それで宜しいですか。
平成 25年、、、、。
 
 
東京電力川村氏
私の知ってる限りでは前と同じですが。
復活したばかりなので、まだあまり出ていないと思いますが。
 
 
おしどりマコ
平成 254 月にエコー委員会は再開されたと思いますが。
去年の 4月ですよね。
再開されたばかりではなく。
 
 
東京電力川村氏
すいません。
平成 254 月からの再開はその通りです。
私が実績を把握してないので調べさせてください。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
これがきちんと機能していれば、年に 1回しかない労働環境アンケート だけではなく、
労働環境は改善されると思うのですが。
前回に引き続き、これの認知度が引くにもかかわらず、第 4回、第5 回の「知らない」という回答が多かったにもかかわらず、対策を取られていない、盛り込まれていないのは何故でしょうか。
 
 
東京電力川村氏
えっと、対策を取っていないというか、再周知ですとか、ポスターみたいな物をちょっと目立つ物に変更するとかですね。
ご意見箱の設置場所も目立つ場所に移すとかそういった様な対策は実施しをしていますけれども。
 
 
おしどりマコ
分かりました。
ではお調べしてご回答して頂きたいのですが。
事故前はエコー委員会は毎週木曜日。
パートナーシップ委員会は毎月第 2、第4 火曜日の開催でしたが。
昨年 4月に再開されてからどのような開催頻度になっているのかという事が 1点。
2点目は、事故前はエコー委員会に寄せられた意見の内容や数などを公表されておられましたが。
事故後はされないのでしょうか。
これをご確認の上、回答をよろしくお願いいたします。
 
会見後に回答をお持ち下さる川本氏
会見後に回答をお持ち下さる川本氏
 
 
  

2014年12月1日東京電力定例会見より
おしどりマコちゃんの質疑部分文字起こし


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おしどりマコ
サブドレンのNo.20の全βの値が最高値のなっていますが。
サブドレンの汲み上げにおいて、横管でつながっているのはNo.15?No.19なのに、
なぜNo.20 の全βが最高値の様に上昇傾向なのかという事に対して何か評価はされてるのでしょうか。


東京電力小林氏
今ご指摘の通り、No.20は確か独立したサブドレンの色になっているかと思います。
場所的には大体、・・の隣という事で近いエリアにはあったかと思います。
こちらがどのような流れを示しているかについては。
特別何か決まった物があるかというと、今のところ調査を継続しているという事ではっきりとしたことはわかっていないです。
ただ、過去から線量が上がることに対してはやはり、雨が降った際の影響が非常に大きい様ですので、そう云う所も含め現在調査中です。
尚、先月末あたりから少しまとまった雨が降っている様でして、その頃から少し線量も上がってきてる部分が見られている様です。


おしどりマコ
わかりました。
No.18、No.19 の放射性物質の濃度の上昇をNo.15、No.16 、No.17から横管で繋がってる為だという事は原子力施設監視評価検討会でもご説明されてましたが。
その際、委員から「横管からではなく、何か汚染源、漏えい源があるのではないか」という指摘を10月からされてますが、その調査の中にNo.15、No.16 、No.17以外の漏えい源や汚染源の調査というのは含まれているのでしょうか。


東京電力小林氏
今、どういう形で調査が実施されてるかについては申し訳ありませんが、私が把握できてません。
元々、このNo.15、No.16 、No.17、No.18 、No.19という様なこのサブドレンの場所の一部はがれきの撤去が出来ないような状況にあり、その下の状況の詳細が確認できていない部分。
それから、排気筒の付け根のところにあります配管で10sVという様な値が出ているんで、その近辺での作業は現在実施していないと云う所もありますので、詳細なところについて、どういった形でその周りを見てるかは今、はっきり決まってないのではないかという風に思います。
いずれにしてもそう云う所を含めて雨が降った際に、そういう物が流れ込む可能性も含めて原因があるであろうと、云う所からそのサブドレンが繋がってる所を遮断するという事で、No.17のサブドレン、これを充填して詰めていくという様な作業が今進められている所です。
それによって下流側の影響を下げようという状況です。


おしどりマコ
すいません、それは存じてるんですが。
No.17を閉塞しているにも関わらず、繋がっていないNo.20がなぜ上がっているか。
という質問だったんですね。
特に漏えい源、汚染源の調査は横管で繋がってる所以外にはされていない、という事ですね。


東京電力小林氏
それは先程申し上げた通り、私が今把握できていないので。


おしどりマコ
分かりました。
ありがとうございます。
では、被ばく線量の評価状況について伺います。
発表が遅れた誤り、とは具体的に何なんでしょうか。


東京電力小林氏
まず、分布表の作成ツールというのを使ってまして、その中にデータを入力して、修正をしていくわけですが、その修正の部分に誤りがあった、という事だそうです。
それから、このツール自体がシステムから複数のデータを抽出して取り込んでいるという事があり、抽出する日がずれていたという事が確認されています。
それでデータの整合が取れていなかったのでそこを改めて確認させていただいたという事です。
根本的な間違えが有ったというよりは、システム上の入力に少し誤りが発生した関係で出来上がったデータが間違ったものになってしまったという状況だったようです。


おしどりマコ
分かりました、ありがとうございます。
平成26年9月の単月の「被ばく線量の分布」の被ばく線量を見ますと、先月出ました速報値と比べて、10m超え20m以下の方が20人増加されています。
確認ですが、速報値がAPDによる値で、その後ガラスバッジなどの積算線量計の値を加算して増加させる。
といった理解でよろしかったでしょうか。
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東京電力小林氏
そうですね、基本的にガラスバッジの現像というのは時間がかかりますので、まず暫定値という形で分かっているものが一つ上げられるかと思います。
それからホールボディー等に含めて評価があるかと思いますので、そういう物と含め最終的な評価結果が出て来たところで最終の確定値を載せさせていただきますので、場合により数か月ぐらいずれる場合があるかと思います。
必ず前月分がフィックスしてるという事ではなくて報告のタイミングによって集計の時期に間に合うかどうかと云う所があるかと思います。
いずれにしても、この報告書を作った段階では最新のデータをいただいてそれを織り込んだ形での評価をしているものです。


おしどりマコ
分かりました。
毎回、暫定値と確定値を比較してますが、1か月で20人も増えたというのはここ一年で見ましても、急な増加なのですが、この増加をした方々というのは、どういう理由で若しくは、どういう作業の方々なのでしょうか。
例えば、サブドレンの作業などで、指のリングバッジを付けていた為、リングバッジの評価が入った為線量増加の評価が多かったなど。
何らか特定の事象があれば教えていただきたいです。


東京電力小林氏
実際どのような作業をしていたかについては。
まず、サブドレン関係の設置工事ですとか、関連のじゅきゃく工事、これらを管理していた方。
それから、汚染水の対策関係ですね、この対策をやっている方。
それから、除染作業など1から4号機の周辺の除染対策の工事などをやっている方。
このあたりの所が対象になっている様です。
こう云う所でやはり比較的線量の高いエリアの作業をされている方が10mから20mの間に入ってきているそういう様な状況です。


おしどりマコ
分かりました。
具体的に、20人の暫定値から増加された方々はガラスバッジなのか、リングバッジなのかホールボディーなのかも教えていただけますか。


東京電力小林氏
対象が何で管理されてるか、という事でしょうか。
実際には、各企業さんの中で評価の方法というのはどの数字をとるのかも含めて基準があるかと思います。
その中で、APDを「正」になれるところ、ガラスバッジを「正」にされるところ等あるかと思います。
その中で各企業さんから報告を受けたものに対してその評価を載せているという事になりますので。詳細に何を以て判断したかについては、今私は把握できてません。
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原子力・立地本部長代理 小林照明氏

おしどりマコ
わかりました、お調べしてご回答いただけたらと思います。
といいますのは、サブドレンや汚染水の作業をされている方々の中で。
仰る通り、協力企業の形態によってガラスバッジやリングバッジを使用されていない方々もおられますので、その場合外部被ばく線量の評価がきちんとなされてるかどうか、というのも疑問ですので、お調べしてご回答いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
被ばく線量の評価についてですが、今年の4月から10月までの評価の中で20mから50m以下の方々が協力企業の中で82人増えてますが、これも10月に82人増えた方々の具体的な作業を教えていただけますか。


東京電力小林氏
一概に言えるところではないですが、たとえば10から20超えの方々。
これが累積で上がってきているという方も中には含まれてきますので、すべてが一度に上がったという事ではないかと思います。
ですので色々な作業も含めてという事になるかと思いますし、特に線量の大きい方という事であれば先程お話しした様な汚染水の対策管理、サブドレン関係それkら除染関係。
こういう方々が中心になってるのではないかと思います。


おしどりマコ
分かりました、毎回の高線量被曝が予想される作業に関して、計画線量や作業後の被ばく線量等を公表してほしいと要望していますが、
「毎月月末の取りまとめで、それは賄えている」というご回答ですので、この取りまとめの時にもう少し詳細な情報も同時に教えてください。
よろしくお願いします。
あの、質問しても欲しい情報がいただけないという事ですので。
情報公開を宜しくお願いいたします。
 で、先程のご質問の関連で。
2号機のSFPの冷却ポンプの停止、で現在調査中という事で。
これは何時ぐらいに取りまとめが行われるのでしょうか。
今のままずっと原因不明ですと、何故空気作動弁が「閉」だったかという事が不明のままですと、1号機、2号機、3号機も共通要因での同様の現象が考えられますので。
これは、いつごろ取りまとめをされるのでしょうか。


東京電力_小林氏
それ程時間はかからないとは思いますが、現在コンプレッサー関係でパトロールとしては月1回のパトロールという事で、前回は11月の13日ごろですかね、こちらの点検をしています。
その際には問題が無かった事は確認済みでして、その13日から27日までの間にどのような作業があったかのか、また何かコンプレッサーのスイッチを触るような何か点検があったのかという所について再度確認をしている所です。
とりあえず現在は作業関係について確認をしている所でして、その確認ができてきまして、それに該当するような作業があれば、そう云う所が原因になるんでしょうし、なければ何かもっと違ったところを見ていかなければならないという事になるかと思っています。
何れにしましても、このスイッチ自体が・・スイッチという事で人が操作をするスイッチになっています。
容易に何かがぶつかったりして切れないようにアクリル製のカバーが付けられていた、というものですので何かがあった際に操作をした可能性はあるかと思います。
そう云う所を含めて今調査をしております。
まあそれ程時間をかけずにその辺の調査は終了できるのではないかと思います。


おしどりマコ
分かりました。
今のところ機械的な故障ではなく人為的なものがかかわっている可能性が高いという事ですね。


東京電力小林氏
はい、そのように考えています


おしどりマコ
わかりました。
すいません、最後に要望なのですが。
先程のタスクフォースの姉川常務の会見で、姉川常務ご自身が
「2011年3月の柏崎刈羽原発でのテレビ会議動画を見ていた方のメモの存在を知っているし、自分でも読んだ」という事を仰っておられました。
で、それが公開されていないものであれば、公開するように準備をする。
と仰っておられましたので、先程3月15日と申しましたが、柏崎刈羽で2011年3月、4月テレビ会議動画でメモを取っておられた物の公開を改めて要望いたします。
柏崎刈羽に限らずテレビ会議動画で2Fや他の場所でメモを取っておられた物があればその存在を姉川常務ご自身が読んだと仰っておられましたので、公表を改めて要望いたします。
よろしくお願いします。

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会見後に本音が聞けることもありますねん
会見後のマコちゃんはぶら下がったりぶら下がられたり
会見後のマコちゃんはぶら下がったりぶら下がられたり


 


 

2014年12月1日 原子力改革特別タスクフォース 記者会見
おしどりマコちゃんの質疑部分の文字起こしです。
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おしどりマコ
昨年8月の東工大のシンポジウム、先月の国会での答弁での姉川さんのご発言を聞き、現在この位置に居られるということを個人的に大変ありがたく思っております。
タスクフォースのもくてきのひとつ。
「情報公開、リスクコミュニケーションなどを見直し、事故から得た教訓を反映させた改革を実行する」
と云う目的を踏まえた上で率直に伺います。
原子力改革監視委員会に、2011年の3月15日の議事録や、メモが一切ないと云うことは説明しておられるのでしょうか。


姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
2011年3月15日のメモという、今のご質問自体が私充分理解出来ないでおりますが、もう少し詳しくご質問をご説明いただけませんか。

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おしどりマコ
わかりました。
各部署をテレビ会議で結んでいる、テレビ会議動画で、3月15日の物だけ音源も映像も一切ないんですね。
2011年3月14日の23時50何分まで、そして次が3月16日の朝からとなっており。
3月15日の映像、音源が一切欠けております。
そしてその欠けている間に関してのメモや議事録は一切無いのか。
と云うことを2012年から記者会見でも質問していますが。
「メモや議事録も一切無い」と云う回答をいただいております。
そして、今年話題になりました故吉田所長の「吉田調書」に関する文言も3月15日の物がトピックとなっております。
ですので、2011年3月15日に一体何があったのか。
テレビ会議動画で各部署を結んでおりますので何かしらのメモや議事録があれば少しでも手がかりになるのですが、それが一切出てきません。
そして、柏崎刈羽原発でメモをしておられた方の「柏崎刈羽メモ」と云うのがありまして。
それを私も入手致しましたが、それに関してこの記者会見で東京電力の方に伺いますと。
先月広報の方は「柏崎刈羽メモについて今後も調査をしない、東京電力としてそれは調査もしないし把握もしない。」と云うご回答でした。
ですので、「事故から得た教訓を反映させた改革を、、、」と云うことに少し齟齬(そご)があるのではないかとおもいまして。
この2011年3月15日に一切メモや議事録がないと云うことを原子力改革監視委員会の方にもご説明されているのかどうか、と云う質問です。


姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
お答えします。
監視委員会の方への回答は直接していません。
それは、それ自体が議論として質問されたとか、こちらの方から議題として上げたと云うことが無いからでございます。
ただ、それだと今のご質問への回答にはならないと思いますので、付け加えさせていただきますと。
テレビ会議の記録については、12日の夜より前、それと15日付近に空白が有ります。
で、これは私自身もその、11日の事故が起こって以降の記録で有りますとか、15日、色々当社も指摘されましたので、その事実関係を知りたいと思って探しましたけど、私の手元にも来ませんので特に、、。
まあ、努力した結果でしたので。
何処かにあってですね、それを誰かが表に出さないと云う状態では無いと云う風に私はみております。
ただ、非公式のメモ、個人のメモそう云う物も一切無いかどうかと云うことは中々、その確認もしていないのでお答えし難いのですが。
おそらく従前の皆様へのご回答は公式の議事録、そういった物が無いということで。
それはテレビ会議が記録されている12日、13日、14日の間でも公式といっていい様な議事録がございませんので、結局あれはテレビ会議を文字起こしした様な状態で事実関係をお話ししてますから、そう云う意味では私自身は15日のなんか正式な議事録が無いのはやむ負えないのかなと云う風には思ってます。


おしどりマコ
ありがとうございます。
この通称「柏崎刈羽メモ」についてもやはり今後は把握はされない、と云う考え方なのでしょうか。
個人なメモについても調べられないと云う事なんでしょうか。

姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
柏崎刈羽に限らず、1F、2F、柏崎についてはですね、事故の関連の時どの様に推移したか。
と云うのは当社が1012年の6月にその、事故調査報告書、国会事故調、政府事故調が出る前後の会社としての報告書だったと思います。
その時に後半に、何か記憶にある方、若しくは何かメモを持っている方そう云う方を訪ねて調査してまとめ上げたのがあのレポートになっておりますので。
こういう調査ですから完璧にと云うことは中々申し上げられませんけれど、あれは相当な手を尽くして、事故の当時を再現してまとめたレポートだと云う風に私自身も思っております。


おしどりマコ
ありがとうございます。
真摯なご回答ありがとうございます。
東工大でのシンポジウムでは、姉川常務はこの社内事故調に関してもかなり批判的なコメントをされておられましたが。
この事故当時のメモについても、まあこれに関しては充分であったと云う誤認識なのでしょうか。
姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
はい。
原子力安全改革を開始した背景でも述べました様にですね。
あの報告書は事故の顛末については一定の精度。
中々難しいのですが、事故が起こった時その当時も混乱してますから。
それを掘り起こして書いてますので、その点については評価出来ますが、事故を防げなかった背景としての組織的に我々の技量の問題、安全意識の問題。
そう云うところに踏み込んでいないのが問題である。
と云う風に私自身も思っておりますし、それが故に福島事故の総括及び原子力安全改革プランと云う物を翌年の3月にまとめて、これも会社として出した物で有りますが。
足りなかった部分を補完したと云う形になっているかと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
最後に確認なんですが。
この通称「柏崎刈羽メモ」については、やはり東京電力として今後も調査をされないと云うご回答で宜しいでしょうか。


姉川原子力改革特別タスクフォース長代理兼同事務局長
柏崎刈羽において、テレビ会議を見ながら文字起こしをしている記録があるのは私も承知をしておりますし、私自身も読んでおりますし、それについてクローズされていることは無いと思ってるんですけれども、その範囲のことを仰ってるかどうか、今その確認する術が有りませんので。
おしどりさんがご質問の範囲がそうであったか、今までの会見の事も担当してる者に確認した上で出すべき物が出ているのかを見た上で、そしてまだ存在する物が有るんであれば、追加の調査をしますし、充分今まで自分たちが把握してる物が出てるんであれば以上で持ってるものです。
と云うような答えになると思います。
それはちょっと確認させて下さい。

おしどりマコ
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
2011年3月15日のメモについてです。
宜しくお願い致します。

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2014年6月23日の東京電力定例会見のマコちゃんの質疑ですねん!!DSC05879.JPG
おしどりマコ
5、6号機のRO装置の漏えいについて伺いたいのですが。
先月5月15日PE管の破損で、同原因で漏洩があった。
と云う物の、報告書が廃炉推進カンパニーに出てます。
漏洩原因として当日、マグネシウム、カルシウムの析出と。
もう一点「リスク管理不足」安全弁排出ラインと濃縮水ラインが合流する部分の設計条件を確認すると。
「この部分の原因の可能性の否定は出来ない」と云う事も出ておりましたが。
これについての結果の資料が出てませんが、それはどうなりましたのでしょうか。


東京電力小林氏
安全面の出口ラインの接続先の考え方と云うことですか。


おしどりマコ
いえ、それが当該するかはわかりませんが、廃炉推進カンパニーの先月の漏洩当時の調査結果として、配管異物弁固着による閉塞と、リスク管理不足なので設計条件確認と云うことが挙げられてましたが、これがとして出ておりましたので。
再発防止対策として設計条件を確認すると云うことを出しておられましたので、結果それはどうなりましたかと云うことです。


東京電力小林氏
考え方ですが、安全弁の排水ラインが戻り水のラインに接続されてると云う所ですけれども。
こういうところがいいのかどうかと言う所をまぁおっしゃられているのかなぁと思います。
で、その中でこれが問題かどうかということに対しては、結果からすればですねここの配管が破裂してしまった、と云う事で余りいい設計ではなかったと言うことになろうかと思います。
ただ、今回戻りライン逆止弁が固着して動かなくなると云う所の想定をしていなかったので、必ずしも設計がまずいのか、と云う事になると、そう云うことではなかったと思います。
今回、対策として実施したのが、より良くすると云う事で、安全弁の排水ラインを直接取水槽と呼ばれている取水ポンプの下流側の槽の中へ直接戻すと云うことを使いますと。
これによりラインに圧力が掛からない状態になるので、途中で何か閉塞しやすい状況が無くなりますので、より良い設計になるのではと云うことで、対策を施しておる所です。
ただ、いずれにしても逆止弁があるか無いかの違いだけですので、一概に設計がおかしいとか、そういうことではなくて。より良くすると云う事でそう云う様な対策を施してるところです。


おしどりマコ
すいません、ご説明の中で今、淡水化装置の概要図 を見ながら伺ってましたが。
その取水槽と云うのは、貯留タンクに当たるのですか?あっ、取水槽ですね。
わかりました。
DSC05880.JPG
東京電力小林氏
貯留タンクの下流側にある、、、。


おしどりマコ
ろ過器を通って取水槽ですね、、、。


東京電力小林氏
ろ過器を通る手前ですね、濾過ポンプの手前になります。


おしどりマコ
えっ、
ろ過器を通って→取水槽を通って→ろ過ポンプ→前置ろ過器→ろ過水槽
じゃないんですか?
ろ過器の後、下流側ですよね。
ろ過ポンプとろ過器の間ですよね、取水槽は。


東京電力小林氏
ろ過ポンプとろ過器の間は、砂ろ過器になってませんか。


おしどりマコ
いえ、取水槽、すいません取水槽となってますが。
あの先日の漏洩の時に出ました廃炉推進カンパニーの「5、6号淡水化装置概要図を見ているのですが。


東京電力かみじま氏
もし、宜しければ後ほど図面を拝見してのご説明でもよろしいですかね。


おしどりマコ
わかりました。
で、5月15日にPE管の破損で漏えいした際に、平成24年の12月から1年4ヶ月使用して漏えいしたと云うことで。
今回PE管を鋼管して起動から1ヶ月経たない位で、どう原因でフランジから漏えいがあったと云う事で。
これは、5月15日に漏えいがあった後、PE管を鋼管して再度起動を始めた日付けと云うのは具体的にいつでしょうか。
すいません不勉強で、調べきれずで。


東京電力小林氏
運転は再開した所ですが、、、、、。
すいません今、直ぐには分からないので確認させて頂けますか。


おしどりマコ
すいません、ありがとうございます。
よろしくお願いします。
で、先月の資料で既に前回の漏えい対策として圧力計設置と云うことは出ているのですが。
これは元々何時ぐらいを目度に圧力計を設置することになっていたのでしょうか。


東京電力小林氏
こちらはですね、速やかにということで圧力計は手配してそれで設置する、というそういう計画をしておりました。
今回6月9日に漏洩が発生した訳なんですが、こちらはですねまさに取り換え作業、準備が整って取り換えを実施しようとしていた矢先に発生してしまったということで、こちらは残念な状況であったと思っております。


おしどりマコ
わかりました、5月15日に漏洩があって調査結果が出て、その時点での圧力計設置のイメージといいますか、速かにというのは1ヶ月スパンだったのか、数週間をめどにしていたのか、数日のめどにしていたのかというのを伺いたいのですが。


東京電力小林氏
こちらは、圧力計の調達の日数が1つの判断になろうかと思います。
そちらの入手で日にちが決まるわけなんですが、ちょっとその日にちがそのタイミングでどのぐらいを想定していたのか、というのはちょっと今は私は情報を持っておりませんので。


おしどりマコ
ではこのマグネシウムとカルシウムが2000弱程度のppmで濃度があった、と云うことなんですが、これは同じような淡水化装置、ROの装置で、同じように塩素濃度が20000ppm程度というものも装置に通しているというのはモバイルRO等、他にも幾つかあると思うのですが。
他のRO装置も同様のカルシウムやマグネシウムが析出するということがあるのでしょうか。


東京電力小林氏
こちらは、系統の構成や対策の状況によると思います。
今は情報を持ち併せてないので今後、問題が確認されれば対策を紹介させていただきます。


おしどりマコ
分りました。
同じような塩素濃度の水をROに通しているところがあると思うのですが、その他でROを使っているところはカルシウムやマグネシウム濃度の測定はされているのでしょうか。


東京電力小林氏
測定の状況に付きましては申し上げありませんが今はわかりません。


おしどりマコ
わかりました。ご回答を何時か頂けたらと思います。
別件なんですが、3号機のオペフロからの湯気の発生ですが、今月は少なくとも6月9日と11日と20日にオペフロ上部から湯気が発生しておりますが、以前は日報の方で3号機の湯気の湯気が発生した場合、トピックとして記載がありましたがこれは何時から無くなったのでしょうか。


東京電力小林氏
そうですね、何時から掲載してないかは私もわかりませんが。
大体メカニズム的には解明されている様な状況かと思います。
その中で日頃の監視の中で問題があればお伝えさして頂くと云う様な状況で現在は載せてないと思います。
ちょっと何時からそういう風に対応したかと云うのは、いますぐには分かりません、申し訳ありません。
DSC05886.JPG
おしどりマコ
分りました、では要望なのですが規制庁の日々の連絡は記載されているのですが、土日の分がありませんので、以前のように日報で3号機の湯気の発生状況を以前のように記載して頂くということをお願いいたします。


東京電力小林氏
ご要望としてお受け致します。


おしどりマコ
ありがとうございます。
で、広報の方に伺います。
広野火力の放射線汚染瓦礫の公表等、以前要望した件について。
7月からの記者会見についてなど、幾つか、色々な方から要望が上がることがありますが、それはどのように内部にお持ち帰りになって検討されているのか。
口頭なのか、何か資料があるのか、メモ書きなのか。
ということを教えていただきたいのですが。



東京電力かみじま氏
この会見自体、ホームページで社会の皆様に放映していると云うことでございます。
社内に関しましても、「このようなご意見がありました」ということで報告をしておりますので、文字としてですね、報告をしております。
はい。


おしどりマコ
文字として。
わかりました。
以前、姉川常務の記者会見で7月からの会見縮小についてのことの詳細はご存知無かった様ですので、それはどの様な情報共有の形にしておられるのか。
文字で情報共有はしておられるということですね。


東京電力かみじま氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。では、その広野火力の放射線瓦礫の公表についてということは、検討されるという事でしたので、どこにメモを文字でお持ち帰りになって、何処の部署で検討して結果どうだったのか。
と云うのを伺いたいのですが。


東京電力かみじま氏
社内の情報共有に関しましては、この場でのご回答にはそぐわないとおもっておりますので。
私達からのこの場での回答をもってご回答とさせてもらいます。


おしどりマコ
わかりました。
では、ご回答頂けますでしょうか。


東京電力かみじま氏
えー、その件につきましても、先日来ご説明してますけども。
ええと繰り返させていただきますが、、、。


おしどりマコ
先日の時は、「持ち帰って検討します」と云うのが最終のご回答でしたので、先日来ご説明して頂いた後に要望を持ち帰って頂くと云う事でしたので。
同じご説明ですか。


東京電力かみじま氏
はい。


おしどりマコ
結局持ち帰って、検討はされて同じ回答をされると云う事ですか。

DSC05899.JPG東京電力かみじま氏
えーと、検討した結果ですね。
これからお話を致しますけれども、、。
当該のですね、工事廃材等の囲い。
これは、はじめからご説明いたしますと。
広野発電所構内で発生した廃棄物層については、線量確認等を行なった上で処分等を行っておりますけれども、処分先が現時点で未定の物については構内で仮置きをしております。
と云う事でございます。
この物に関しましては、囲いをいたしまして空間線量を明記した掲示板を設けると共に。
発電所構内において、毎日空間線量の定点観測を行い、そのマップを構内に掲示するなど、構内で従事する方々への周知を徹底ししております。
広野火力発電所においては、放射線における健康への影響は無いものと考えております。
放射線に関わる構内ルールを定めておりまして、作業員に周知し、放射線に対する理解を深めて頂いた上で線量を計りながら作業に従事して頂いており更に汚染物の表示や、区画も行っておるという事でございます。
また、放射性廃棄物等の保管方法について、広野火力発電所に署位に加え、社内関係箇所に対しましても周知いたしまして、指定廃棄物関係ガイドラインに準じて汚染物質を管理していることから、周辺の地域の皆様への影響ないものと考えております。
これによりまして、特段ですね、公表はしていないということでございます。


おしどりマコ
では除染電離則に鑑みて、広野の汚染瓦礫は最高で19μSv/h のものが110m3程度ある。
という事でしたが、これは除染電離則で適用される物ですが、教育を受けた放射線管理責任者を置いて管理していると云う事ですか。


東京電力かみじま氏
、、、。


おしどりマコ
そして、作業者は3ヶ月に1回、除染電離検診を受ける程度の放射性瓦礫ですか。


東京電力かみじま氏
そこは確認させて下さい。
基本的には先ほどお話をさせて頂いてる通り、隔離をしてですね、害の無いように管理していると云う事でございます。


おしどりマコ
はい、ですのでその、ガイドラインと仰いましたので、ガイドラインに照らし合わせますと、電離検診を受けるレベルの放射性瓦礫、扱っている、従事している作業者は電離検診を受けるレベルの物ですので、そうされていると云う事になるよね。
ガイドライン通りにやっておられると云う事は。
東京電力かみじま氏
えっと、ガイドラインに則ってやっておりますので、ただちょっとその私の方でそのデータを持ち併せておりませんので、確認をさせて下さい。


おしどりマコ
わかりました宜しくお願いします。



東京電力小林氏
さきほどおしどりさんからご質問ございました件ですが。
前回の運転再開ですが、5月15日に安全弁の排水ホースが割れて、そこから漏えいしたという状況がありまして、そこから21日に当該のホースを交換しております。
その後、23日に運転を再開。
今回、6月9日に別の部分ですが、同じような所で漏えいが発生したという様な時系列です。


おしどりマコ
ありがとうございます、では運転再開から16日程度で、、?


東京電力小林氏
そうですね、大体計算上そのぐらいになろうかと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
このPE管を鋼管にかえると云う事もでてますが、戻り水ラインの鋼管化のスケジュールはどの位になるのでしょうか。


東京電力小林氏
まさに今検討しているところですので、準備が整ったところでになろうかとおもいます。
鋼管化が一番良い対策なのかという所もあろうかと思います。
鋼管化すれば配管自体の体圧は上がりますが、それ以外の弱い部分にストレスがかかる事になるので、そこも含めてしっかり検討して対策を施すことになろうかとおもいます。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうます。
 

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2014年06月18日の東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑部分の下記お越しですねん!
DSC058121.JPG1回目の質問
おしどりマコ
4号機の使用済み燃料プールの移送について伺いたいのですが。
確か4号機は、変形した燃料が1本と変形が確認された燃料が2体の計3体が異常燃料として上っていたと思うのですが、この漏洩が確認された燃料が2体というのは、こちらの計算のどこに入るのでしょうか。
どのような取り扱いになったのでしょうか。
すいません勉強で。



東京電力小林氏
今回の曲がった燃料につきましては、それは共有プールのほうに移送するわけなんですが、共有プールにですねその、曲がった燃料専用のラックをまず準備いたします。
そのラックに、専用の輸送キャスクを使いまして、輸送するというようなことになります。
それからリーカー燃料と呼ばれておりますピンホールのある燃料なんですけれども、こちらにつきましても同様にですね、こちらの形状変形はございませんので通常のキャスクの中に入れて移送は可能でございます。
ただ、この場合同じように、破損燃料を移送するための少し小型のキャスクがございますので、そちらを使って共用プール側に移送することになるかと思います。


おしどりマコ
分りました。
破損燃料は、変形燃料とは別という事ですね。


東京電力小林氏
そうですね、パワーポイントの6ページをご覧いただきますと破損燃料ラックということで49体用のラックを1つピンク色の所ですね、これを新たに、リラッキングと申しまして従来あるラックを外して、そこにこの専用のラックを取り付けるというような作業を実施しますのでこちらに専用保管されることになります。


おしどりマコ
わかりました。
えー、破損燃料はこちらに保管をして、変形燃料は、うん?


東京電力小林氏
同じですね。


おしどりマコ
同じですね。


東京電力小林氏
このラックの中にですね49体の、7 × 7というようなマス目がございまして、その真ん中に曲がった燃料専用のですね、まあ入れるセルを作りましてそこに収めるということになります。
で、それ以外のところには、その他の破損燃料ですね、それも保管できるような形状となっております。


DSC05815.JPGおしどりマコ
わかりました。
この、スライド3の共用プール貯蔵容量の計算式で、別枠として上がっているのが変形燃料のみで、破損燃料が書かれていなかったので、それはどこに当てはまるのかと思ったのですが。
ご説明では、変形燃料も破損燃料も同じ扱い、この変形破損燃料用ラックになるということですか。
この式の中で。


東京電力小林氏
まずですね、この納める燃料でございますけれども。
まず今回、49体分の変形破損燃料ラックというのも準備いたしまして。
この破損燃料ラックというのはですね、曲がった物が入るような非常にリーズナブル。
リーズナブルというのは隙間の大きな部分とそれから燃料のですね燃料棒専用のセルみたいなものに入れまして、それごと納めるというようなことができる構造となっております。
ですので、燃料として形状を止めないような破損のあるような物があればそういう所を使って入れるということになっているかと思います。


おしどりマコ
ありがとございます、すいません質問はですね。
この※ 3のところで、「曲燃料は今後設置する破損燃料楽に貯蔵するため貯蔵量に含めない」
とあるのですが、その曲燃料と破損燃料というのは別枠で計算しているということですよね。
この※ 3を見ますと。
「曲燃料のみ貯蔵量に含めない」ということでは無いのですか。


東京電力小林氏
この43体分ですねこの、、、。
失礼しました、49体分がラックの中に納まるものはラックとして別扱いに多分なってるかと思います。
それが変形破損燃料を約49体分含まないということで。


おしどりマコ
では、4号機のものは変形燃料だけ、この容量49体のほうに入れ、破損燃料の方は、通常通り扱うという事かと理解したのですが、違うのでしょうか。


東京電力小林氏
ちょっと確認をさしていただきたいと思いますが。
いずれにしましても、不足分のこの157体に対して新燃料はそれよりも数が多い訳なんですけれども、180体と言う新燃料がある訳なんで、結果的にはその使用済み燃料と言うものも納める場所の余裕というのは充分ある状況でございます。
その中で、ちょっと数式等をどういうふうに考えているかというところですが、どちらのラックに入れるか、というのはちょっと確認させていただきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、すいません、質問の趣旨はですね。
4号機の異常燃料は変形燃料1体と破損燃料の2体、計3体あったはずなんですが。
ここで特記されているのは変形燃料1体のみなので、「その破損燃料2体はどういう扱いになっているのか」というのが知りたい所です。
この3体とも容量49体の変形破損燃料用ラックに行くのか、破損燃料は通常通りなのか、ということをどうぞよしくおねがい出します。


東京電力小林氏
確認さしていただきたいと思います。


おしどりマコ
はい、お願い致します。
で、ALPSのクロスフローフィルターについて伺いたいのですが。
先月廃炉カンパニーや様々な検討会などで資料が出ておりましたが、このVシールの部分、テフロンの部分の耐応が、最大応力が25日運転した時点で劣化する、と発表されておられましたよね。
で、この部分はもともと対応年数はどれくらいと聞いてフランスから輸入されておられたのでしょうか。


東京電力小林
以前のデータといいますか、試験をやったもので25日、250日というような形でやっていたかと思います。
で、25日ぐらいから少し脆化が始まるというところで、ただ使用上何か問題があると云う様な事ではなかったかと思います。
それから、だいたい250日ぐらい運転すると、かなり硬くなって伸びなくなるような、そのような結果だったかと思います。
当初はですね、急激に脆化をしてですねすぐに使えなくなるというようなところまでは想定していなかったようでございます。
ただ、状況としてですね一般的にテフロン系のものというのは放射性で脆化しやすいということは知られておりますので、そこのところは認識していたようでございます。
ただその中でですね、非常に短期間、今回で運転するような非常な短期間でここまで脆化すると云う所までは認識がなかった、というのが1つ今回の漏洩につながったという事かと思います。
で、その中で対策部品としてですねゴム系のものを使ったシールのもの、こちらをですね、検討しておりましてそちらのものも開発を進めていた。
ということでございますので、そういう意味では、短期間で壊れる、どのぐらいなら持つのかというような、明確な数字はないんですけれども、これほどの短期間で使えなくなるというところまでは考えていなかったということが現場でございます。

DSC05818.JPG
おしどりマコ
えー、すいませんその、点検期間などを含め、機器の部品の耐用年数がどれくらいか、というのは点検やパトロールの基本だと思うのですが、この部分の耐用年数ご存じなかったということになるのでしょうか。


東京電力小林氏
分からなかったというよりはですね、大体1サイクルを運転してもそれは大丈夫だろう、というような判断だったと感じております。
要は今回はですね、通常の1サイクルを運転する前の段階で、このような脆化が起きてですねクロスフローフィルターからカルシウムなんかが流れてしまったりだとか、そういう様な状況でございますので、そこのところが本来想定していた耐用年数に対してそこまで持たなかった。
ということが原因かと思っております。


おしどりマコ
えー、わかりました。
第20回の監視評価検討会で、クロスフローフィルターのvシールの議論で、「放射線やさまざまな原因による劣化がわかっていながらなぜ交換しないのか」
という質問に対して松本潤(廃炉推進カンパニープロジェクト計画部長)が「フランスから輸入しているものであって時間がかかる」とお答えになっておりまして。
「これは輸入して日本に届くまでどれくらいの期間がかかるのか」と4月18日と23日に質問していたのですがそのご回答は頂けますでしょうか。


東京電力小林氏
フィルターの、パッキンの輸入期間につけましてはちょっと今私もデータを持っておりませんので。
こちらについてはちょっとご回答出来るかも含めて確認をしたいと思いますけれども、ちょっと契約に関わる話も含みますので確認させて頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
アルプスB系の漏洩、吸着棟CFFの漏洩がまあ、わかった今年の3月の時点で、具体的に言いますと3月19日の時点で9記者会見におきまして「AC系とB系の差として、ホット試験の1ヵ月と2ヶ月の違いは関わってくるのではないのか」と質問したのですが、当時の会見者である小野市は「全くそれは考えておらない」とおっしゃっておられましたか、結局ここの部分の耐用期間が問題であったということで。
これはあのー、これはすいません、不勉強な素人でも気付く問題点を、課題とはされておられなかったのでしょうか。


東京電力小林氏
3月19日と云う状況ですのでその中の時系列等の確認をする必要もあるかと思いますけれども、まずその時の段階ですねここまでの原因が確認されていたかということが1つあるかと思います。
でその後にどのくらいの劣化速度があるのか、というような確認がされていると思いますので、そういう所も含めて今の結果に至っている状況かと思いますので、一概にその当時、判断を誤ったのか、というとそういう事ではないんじゃないかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
すいませんその後勉強したのですが、耐放射線のパッキン剤、シール材としてEPDM、エチレンプロピレンゴムの使用は自己以前から少なくとも2008年には日本でもJAEAやKEK(ケック)などで発表されておられますが、6年前に出ていいてスタンダードとなっている知見、あの先ほど小林さんも仰っておられましたが「テフロンは放射線に弱く、合成ゴムが強い」という事はアルプスの中で活用されておられなかったのでしょうか。


東京電力小林氏
そうですねまずあの、こちらのフィルターでございますけれども、こちらユニットという形で製作されております。
その関係で当初このフィルターに合うものといたしましては、V型のテフロン型シールが、これが標準だったようでございます。
でその後にそういうところも含めてですね、フィルター自体の改造が必要だということで現在はその改良品が入っている状況です。
なのでこの、多核種除去設備を建設した段階でこのゴム系のパッキンを使う事は1つ想定はされたかと思うんですけれども、同じようなこのフィルターの中でですね、それを仕様を持ったものがなかった、という事で改めてこれは開発をしている状況でございます。
ですので、確認ができた中で比較的早いところで新しいゴム製のもののパッキンに取り替えられている、そう云う所も有ろうかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
輸入していたユニット、フランスのアレバ社ですかね。


東京電力小林氏
製品については、、、。
詳しいところはちょっと差し控えさせていただきたいと思います。


DSC05828.JPGおしどりマコ
はい。
耐用年数や、仕様などが分からなかった、と云うことで。
わかりました。
では、第4アルプスの進捗状況はどの程度進んでいるんでしょうか。


東京電力小林氏
そうですね、まずアルプスについては、第4と仰ってるのは、何をさしているのかは、ちょっとアレなんですけれども、今の段階では高性能の核種除去設備、それから当社が建設します、2つ目の多核種除去設備ということで、トータルいたしますと3種類が今検討が進んでいる所でございます。

おしどりマコ
あの存じておりますが、第4アルプスについて、計画段階に入った、ということを伺いまして。
で以前こちらでプロジェクターで繋いでの会見で、福島第一原子力発電所の所長である小野所長に第4アルプスについて伺ったところ、「まぁいろいろ計画段階に入っている」と第4アルプスについても検討しているという事をお答えいただいたのですが。


東京電力小林氏
それをですね、今後どういう風にしていくか、というところはまだ決まったという話は私は聞いておりません。
けれども、そういうところでいろいろな手段方法というのは日々検討されております。
ですのでその中で、ひとつの項目として上がっている可能性はあろうかと思います。
ですので、小野としては、その中で「そう云う検討も進められているよ」ということを申したのではないかと思いますが。
今の段階で「これが今ここまで進んでいる」とかそう云うような情報というのは現段階では私は聞いておりません。


おしどりマコ
わかりました。
では質問の回収後したいのですが。
まず魚介類の核種分析結果について、銀とセシウムは全く、、、。
すいません今日の資料では銀の資料は出ておりませんが、以前ストロンチウムと銀の核種分析結果について発表された時の質問の回収なのですが、銀とセシウムは全く挙動が別で、セシウム合計値が1万を超えていても銀はNDであったり銀が30Bq/kを超えていてもセシウムが100以下であったり、全く相関はしていないのですが。
なぜストロンチウムの検出をセシウムの沢山出たものだけにしているのか。
セシウムとストロンチウムは必ずしも相関していない、にもかかわらず魚介類のストロンチウムの測定をセシウムの合計値が高いものだけに絞っているのか。
と聞いていたのですが、お答えいただけますでしょうか。


東京電力小林氏
今のご質問はストロンチウムを測るのがなぜ、例えば5個体なのか、とかそう云うことでよろしいでしょうか。


おしどりマコ
いえ、5個体であり、セシウムの合計値が高いもの。
上から高い物のみをストロンチウムも測定しているということについてです。
前回の発表でもありましたが、セシウムの合計値が高い物が必ずしもストロンチウムの測定値が高い、という相関関係では有りませんでしたので、銀とセシウムなども全く逆の関係になってますので。
反比例しておりますので。


東京電力小林氏
まず銀についてはですね、セシウムの測定をする中で一緒に測られる物になっています。


おしどりマコ
存じております。


東京電力小林氏
その中で出てきた物、検出されたものについて掲載させていただいておりますので、それだけしかでておりません。


おしどりマコ
存じております。
なので、にもかかわらず、、。


DSC05832.JPG東京電力小林氏
その状況でまず、セシウムの上位5個体でなぜストロンチウムを測っているのか。
ということに対しましては、これは以前「どのようにサンプリングをしていくのか」「どのような評価をしていくのか」ということで議論はされているかと思います。
その中でですね、水産庁さんの総合研究センターで実施されております魚介類の測定結果。
こういうものを見ていきましてもですね、セシウムに対するストロンチウムの比率とゆうのを見ていきますとセシウムに対してストロンチウムは非常に小さな値になると、大体数千分の1程度ぐらいでしょうと。
でこれは今、水産庁さんの色々とお出しされている資料の中で確認されてもそのようなことが確認できるかと思います。
そのようなことからですね、セシウムをしっかり管理しておけばストロンチウムについても問題なく管理できるだろう、そこの所がかなり安全に評価されるということが確認されておりまして、ただその中でやみくもにですね、ストロンチウムを測るという事は実施していなかったですけれども、その中でセシウムの高いものを測定することによって、ストロンチウムがどういう状況にあるのかというのは併せて比較しておいたほうがより安全だ、ということが言えるかと思います。
その状況からセシウムを管理しておけば基本的には問題ないという判断の中で、参考としてストロンチウムをとっていくと、その中で取り方としてはやはり、セシウムは高いものに対してストロンチウムが出やすい状況ではありますので、その高いもの上位5つを見て、状況を見ていればですね少なくとも、セシウムを管理していく中でストロンチウムというのは逆転するような事はないでしょうと。
そういうことが確認できていればより安全な確認が取れると、そういう様な趣旨から基本的には判断方法としてはストロンチウムを管理することによって、その安全性を判断するというような方法をとっているというのが現状だったと思います。
その中であくまでもストロンチウムはそれの裏付けとして参考にとられているデータと。
そういう風に考えております。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
水産庁の資料を見たのですが「予測」という程度でセシウムとストロンチウムは相関しているという発表ではありませんで、まぁ…。
すいません、もう一度確認します。ありがとございます。
もう一つ質問の回収なのですが、広野火力発電所にドラム缶に入れたコンテナの中で保管している、、、。


東京電力司会
おしどりさんすいません。
まずは本日の資料に基づいたご質問を、他の方いらっしゃるかもしれませんのでまずはそちらを先に。


おしどりマコ
それは、司会の方の個人的なオススメで決まりではないはずでした。


東京電力司会
決まりではないですけれども申し訳ないですが、他の方、質問いらっしゃるかと思いますので。
まずはそちらを先に、宜しいですか。


おしどりマコ
わかりました。
では、決まりではありませんがお譲り致します。


 

DSC05831.JPG2回目の質問
CFFについて追加で少し伺いたいのですが。
アルプスの1サイクルというのはどれぐらいでしたでしょうか。
すいません不勉強で、2週間でしたっけ。


東京電力小林氏
各種除去設備に関しては、1連の試験としては120日間連続運転というのが1つあったわけでございます。
で、それをやるとですね、一通りのベッセルの交換が入ってくると、まあそういう流れですのでこれは1つの運転サイクルと云うことにになるかと思います。
ただ、実際はですねその交換をしながら運転を続けていくわけなので、その一つのサイクルというのは例えば1年であったりだとかそういう様な長いスパンです。
今の段階でどれぐらいを想定していたかというのは手元にデータがございませんけど。


おしどりマコ
わかりました。
先ほど、テフロン製のvシールが1サイクルはもつと小林さんは仰っておられましたが、それは何日間を想定してのお話なのでしょうか。


東京電力小林氏
これは今回のですね、検査の中では約250日というところで、もうかなり劣化してしまうということが確認されておりますけれども、まぁそこまで早いとは考えていなかったですので、それよりは少し長い期間、つまり大体1年ぐらいではないか。
ということでお話をさせて頂きました。


おしどりマコ
わかりました。
あの、強度が落ち始める最大応力発生は25日ですよね。
250日ではなく。


東京電力小林氏
そうですね、少し落ち始める事が確認できるのがそのあたりということが今回の検討結果と言いますか、実験で明らかになったという事かと思います。
ですので、今回採用した時にはそこまで短時間でそういう劣化が始まるということは想定していなかったという事が今回の要因であると考えております。


おしどりマコ
わかりました、すいません不勉強なもので、テフロンが原子力の施設や、JAXAなどの宇宙関係のもので本来採用不可になっておりますよね。
JAXAでも高線量下では引っ張り強度と硬度の低下が起きるので、採用不可。
で、今回原発事故の後の高線量汚染水の除去ですが、もともと厳しい状況下での冷却水の供給装置や耐放射線に優れた冷却水ジョイント用シールなどでテフロン製のものは、そもそも使用されない事になっておりましたがこれは、このフランスのユニットメーカーは、アレバ社はご存じなかったのでしょうか。


東京電力小林氏
こちらのですね多核種除去設備については、ご存知の通り東芝さんがですね日本で組み上げて使っている物ですので、そういう細かな話についてはどのようになっていたのかというところがちょっと私共で確認出来ていない状況です。


おしどりマコ
わかりました。
で、東京電力御社としてテフロンが耐放射線に劣っている、劣化しやすいということはご存知で。しかし耐用年数が分からずフランスから輸入するのに日にちがかかっていた。という状況があったということですね。


東京電力小林氏
そもそもですねこの、パッキン自体を頻繁に替えるという想定にはなっていなかったのだと思います。
ですので、大体運転するサイクルの中でその、点検毎に取り替えるということで、そこに間に合うように部品は準備すると云うのがまあ一般的な考え方かと思います。


おしどりマコ
わかりました。
その点検のスパンというのは250日ですか。
120日ですか。


東京電力小林氏
そこについては確認をさせていただきたいと思います。
どのぐらいを想定していたかというのはちょっとデータがございませんので。


おしどりマコ
すいません、そもそも論で申し訳ないのですが。
このアルプスはもともとフランスでどの程度の線量下で何日位の使用実績があったのでしょうか。
このテフロンのvシールはどの程度元々の使用実績があったのでしょうか。
というのが知りたいのですが。


東京電力小林氏
そちらについてはちょっと私は今わかりません。
また当社としてどのような確認をしていたかというところも確認しないとわからないですが、元々の設計としては、東芝さんの設計でございますので東芝さんがどのような判断をしたかということになろうかと思います。
こちらはですね回答できるかも含めてちょっと色々なそういう技術的な問題もあるかと思いますので確認をいたしますが、どの様な形でお応えできるか含めて確認いたします。


おしどりマコ
わかりました宜しくお願い致します。
で、別件ですが、一昨日に質問していた事の回収ですが。
5月27日に柏崎刈羽で固体廃棄物貯蔵庫のドラム缶の保管数に誤りがあり、それを受け5月29日に規制庁が「東京電力株式会社の各発電所において誤りが散見しているので調査するように」と指示があったのですが、どの発電所でどういう本数の誤りがあったのか。
というのを発表していただけませんでしょうか。


東京電力小林氏
柏崎刈羽のドラム缶の状況でございますが。
ドラム缶については8本がデータの中に取り込まれてなかった。
という状況で紙ベースの台帳の中にはそれがあったと云うようなことです。
ですからまずこの8がまず違っていたと。
それから、それ以外のところ、どのように申し上げたかは明確にはわからないのですが。
当社として1つ想定されると思っているのが。
福島第1の4号機の燃料プールのチャンネルボックスの数え間違えというのが平成25日12月にございました。
これが1つ。
それから福島第二の1号機で中性子検出器の数え間違えというのが26年の3月にございました。
この辺をさして「数え間違いが散見される」と言う事をおっしゃられたのではないか。
と考えておりますが、ドラム缶の本数に関して確認致しましたところ、柏崎8個がカウントされていなかったということ以外には確認出来なかったという様な状況でございます。


おしどりマコ
わかりましたありがとうございます。
では、また一昨日の質問の回収なのですが。
昨日発売の週刊朝日の記事におきまして、広野火力発電所の敷地内において、ドラム缶に入った汚染放射性瓦礫がコンテナの中で保管してある。
という事についてどの程度のものがどのぐらいの量保管しているのか。
という事の発表はされないのでしょうか。


DSC05843.JPG東京電力司会者
はい、それは司会の方から回答させていただきます。
週刊朝日さんの記事の中には「内部資料に基づいて」と言う事でありましたけども。
ちょっとその内部資料がどれに該当するのかわからないものですから、そちらについては確認できておりません。
一方でですね、まず最初に申し上げたいのが、福島第一原子力発電所の事故によりまして、福島県内下より広く放射性物質を拡散、してあの、させてしているということについてはまず、深くお詫びを申し上げますが、あの周辺地域同様、の中にあります広野火力発電所の構内におきましては、発災直後、放射線量が上昇しておりまして、工事に伴い発生した廃棄物には1部放射性物質を含んだ廃棄物等が発生していると云うことがございます。
その廃棄物については線量確認等を行った上、処分等を行っておりますけれども、処分先が現時点で未定なものについては構内で仮置きをしていると、そういう状況でございます。
でその廃棄物に付きましては指定廃棄物関係ガイドライン、これに準じまして管理をするとともに、作業員の安全と、そういった事もしっかり代表者に線量計を持たせるですとか、そういった管理をしているという事でございます。


おしどりマコ
わかりましたありがとうございます。
では、記事のものがどれに該当するかは確認されておられない。
ということで。
では、広野の火力発電所に工事の時に発生したと言われる放射性瓦礫は実際に有るということですね。


東京電力司会者
そうですね、はい。


おしどりマコ
わかりました、それはどの程度の線量でどのぐらいの量か、ということの発表されないのでしょうか。


東京電力司会者
今手元にその資料は特段公表のためには取りまとめておりません。
基本的には、周辺地域と同様にその中で、構内で発生した廃棄物等については、外に搬出できないものにつきましては、適切に管理をさせていただいているということであります。


おしどりマコ
わかりました。
発表する用意はない、ということですね。
すいません、要望なのですが。
敷地内の物であると云う事と、除染側、電離則に鑑みましてもどの程度の物が何処にどれだけあるのか。
一応資料を私も見たのですが、最高で19.3μSv/h程度の物が110m3ある。
と云うことで、敷地境界での線量やその付近に住んでおられる、移動しておられる住民の方々の被ばく線量にも関係してくる情報ですので、どの程度のものを何処にどれくらい保管しておられるのかというのも公表を要望いたします。
よしくお願いします。


東京電力司会者
はい、まずそこは確認させていただきますが。
先ほども申し上げました通り、広野につきましては、福島第一とはまた違ったものだと認識しておりまして、要はその放射性廃棄物をその中に内在しているというような、常に構造的に外に出しているというようなそういうとこではございません。
その中にある廃棄物等については、線量管理などしながらしっかりと適切に保管していると認識しておりますし、先程の周辺の片方の影響と言うお話がありましたけれども、広野発電所では発災以降、線量の定点観測等もしておりまして、そこに尽きましては、しっかりと周辺地域への影響の無い事は確認している所でございますので、そこはご理解いただければと思っております。
基本的にまずそういうことでご理解頂ければと思っておりますけれども。


おしどりマコ
ありがとうございます。
事故直後海水データなどで測ってるおられました岩沢海岸は広野火力発電所のすぐ横ですが、事故直後から見ましても、岩沢海岸や広野火力発電所でも海水の放射性物質の濃度や、空気中の線量などは上がっております。
ですので、この放射性瓦礫も福島第一原発事故由来のものですので、現時点でどの程度のものがどれぐらいあるのか。
という情報にもなりますので、どうぞ公表を改めて要望いたします。
あの、広野火力の方までは影響がないという事は、実際岩沢海岸で測定をされておられ数値は上がっておりましたので、要望いたしますよろしくお願いいたします。


東京電力司会者
はい、まずはご要望として承りますので。


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