原発事故

2013年9月27日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑ですねん
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質問の回答
東京電力今泉氏
 
●15日の堰内の溜まり水の採取時刻についてご質問がありましたがそれぞれのタンクエリアの時刻というのはちょっと細かくて読み上げませんが、実際には9月15日の15時45分から21時25分の間までに、それぞれのタンクのエリアの採取をしてございます。
 
●タンク調査者の被ばく線量でございますが、作業員、当社社員合わせて、約10名で実施してございますけれど、γ線で約0.1mSv / h、β線で約0.4mSv / hという数字です。
ちょっとこの数値のステイタス、被ばく線量はこれはmaxの値です。
 
●ヒドラジンの注入実績ですが、2011年の発災以降のヒドラジンの使用量について、号機毎、年度毎に教えて欲しいという、ご質問かと思います。
2011年度でございますが、1号機については注入はございませんでした。
2号機は約37m3、3号機が約39m3、4号機が約37m3ということでございます。
2012年度でございますが、1号機が約3m3、2号機が約22m3、3号機が約23m3、4号機約25m3何れもこれは使用済み燃料プールの物ですが、4号機は原子炉ウェルの方に2012年度にも注入しているようでして、これが約14m3でございます。
で、2013年9月の時点という事ですが、1号機については約1m3、2号機、3号機、4号機とも約2m3、4号機について原子炉ウェルの方に約2m3注入をしてございます
 
 

おしどりマコ
たくさんのご回答とありがとうございます、その頂いた回答の中から関連で質問したいのですが。

台風18号の際にタンクエリアの溜まり水を排水したものの、排水時刻が15時45分から21時25分だったと云う事なんですが。
15日の浪江町の気象データを見ますと、13時代に1時間に41ミリ近い豪雨があります、それで、台風の豪雨で希釈されてから測定をした、という事ことになりますが、その点の評価はいかがでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ実際にあの、時間的にはそーゆー時間で測定をさしていただいてます。
で、雨で、雨が降ってきてそこに水が溜まっているという事に関しては、希釈された状態とゆうかその、雨水が増えた状態で測定をしているということになりますけれど。
まぁ、測定については適切に行って確認しているかと思います。
 
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おしどりマコ
あの、すいません度々質問しておりますが、なぜ天気予報で大型台風が近づいている、そして堰内に溜まり水がくるぶし程度たまっている、という事がわかっていながら、希釈される前の測定をされなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ実際にあの、この台風が来ると云うことで様々な準備をしていた中で、 15時45分からの測定ということになったかと思います。
 
 
おしどりマコ
なぜ、採取時刻の発表が直ぐになかったのか、通常、東京電力でこのサンプリングデータの発表をしていただく際は採取日と採取時刻が常に付いている形でお示ししていただいているのですが、 15日の溜まり水の採取時刻が付いてなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
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東京電力今泉氏
えーと、これは特に理由というものはございませんけれど、大変申し訳ありません。
そういった測定データについてはおっしゃるように、採取時間とかといったところはつけなきゃいけないかと思います。
今後ちょっと注意したいかと思います。
 
 
おしどりマコ
あの、豪雨のあとの溜まり水で、全βが24Bq / L という、ストロンチウムの告示濃度限度ギリギリで、まあ告示濃度限度は、30Bq / L ですので、わりと近いものを排水しておられますが、これ豪雨で希釈されておらなければ告示濃度限度を超えていた可能性もあると思うのですが。
 
 
東京電力今泉氏
あの、今、後疑問の所をご質問を受けておりますけれども。
特にあの、まあその、豪雨の前、後っていう、、、。
前にやらなかったか、と云うのは特に理由がございません。
色々な準備等々の中で、先程申しました通り15時45分になってしまったという事でございまして、希釈を待って測定を、、あのサンプリングを開始したという事は、あの、ございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
あの、まあ浪江町で13時代に1時間に41ミリ、という豪雨でしたが。
これは同じように福島第一原発でも豪雨があったという認識でよろしでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
結構です。
まあ実際にあの、こんな事言ったら大変申し訳ありませんけれど、定例のサンプリングですと事前にしっかり準備した上で、そう云った出て行くんですが、こういった中であのー、まああのー、確かに一部、何て言うんでしょうか、出て行ってサンプリングするという所、遅れた、遅れてしまったというと、まあ、色んな装備もして行かなきゃいけませんので、
そう云った所が有るかと思います。
これは大変申し訳ないと思っておりますが、あの繰り返しになりますけれども、特にそういった何か意図的なところがあったと云う事ではございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
あの、台風の後の排水に関する会見で、16日に緊急で排水をしたと、。
16日の昼頃に1時間に50ミリ近い豪雨があり、急にたまり水が溢れそうになったので排水の判断をしたという事でしたが、この15日の豪雨に関して言及がなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、特に私共、あの、意図して切った訳ではございませんが。
結果として、確かに15日の13時頃に降雨量が上がっていると云うのは、これはおっしゃる通りでございまして、まぁ、ここをご説明しなかったという意図は特にございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
では少し確認なんですが、冒頭でお示しいただいたタンクの調査者の被ばく線量の件なのですが、これはH4エリアの漏えいしたタンクの内部調査をされた方々の被曝線量ですね。
最大値をお示しいただいたのは。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、No.5タンクの調査ですね。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、これはAPDによる測定の値ですか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、APDです。
 
 
おしどりマコ
これはリングバッジの値は含まれてないということですね。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、これだけで直ぐデータが出て来ますので、APDのものですので、そういったガラスバッチ、線量バッチの数値は入ってないと思います。
 
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おしどりマコ
わかりました、あの質問の際にAPDと、あのまあ、1ヶ月後になってしまうかもしれませんが、リングバッチでの、皮膚の線量の値もお示ししてほしいと要望していましたので、またリングバッチの値もよろしくお願いいたします。
あと、冒頭でヒドラジンの使用総量のご回答もありがとうございました。
で、1号機と2から4で大きく違うのはどうしてなのでしょうか。
2011年度は防食剤では無く、まあ水素爆発抑制の目的だったので、こんなに大きく違うのかなと思いますが、2012年度の仕様が防食剤なら、量がこの様に違いすぎる理由を教えていただけますでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、私もこれ、そこまで確認をしておりませんので、確認をさせて下さい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、破断が見つかった廃棄筒について少し伺いたいのですが、25日の規制委員会で現場の半径28mは立ち入り禁止、半径120mを作業禁止、で、まあ120mのエリアは解除されたと云う事ですが。
まずこの情報が、18日の段階で発表がなかったというのはどうしてなんでしょうか
 
 
東京電力今泉氏
えーと、実際色んなタイミングがあるかとおもいますけど、えー、確かあれ、その時は私も免震棟にちょっと居たのですが、あの、それを決定した時が夕方と云うか、そこらぐらいだったと思います。
特にそれを言わなかったという、大意は無いんですが、あのー、大変申し訳ありませんでした。
そこの部分について申し上げるべき事だったとは思います。
あの、大変申し訳ありませんでした。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、その28mと、120mまあ、高さが120mなので、それかなとは思うのですが、この数字の根拠は、というのを知りたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
あ、すいませんもう一回お願いします。
 
 
おしどりマコ
はい、半径28mを立ち入り禁止、半径120mを作業禁止、されたことの、この数字の根拠です。
 
 
東京電力今泉氏
あのー、実際あのー、損傷があったときに、どれくらいの範囲で影響が出てくるだろうということで、最初120mという所で設定しています。
で、その後、実際に簡易な評価ですが、実際に、そこが脱落したり、折れたりしたことがないということも確認をさせていただいて。
そうは言いましても、やはり上からボルトがおっこってくるとかですね、そういったことも想定されますので、全部を禁止区域から外すのではなくて、ちょうど真下の所の28m半径の所には、やはりそういったものが落ちてくる事を想定されるということで、そこはまだ残した、ということでございます。
 
 
おしどりマコ
あっはい、その28の数字の根拠というのは特には、、、。
なんというんでしょう、 30でもなく、 25でもなく28だったという数字の根拠を知りたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
はい、えーと、なんか落下物に対する、、、。
何というんでしょうか、スタック、廃棄筒が何かこう壊れて落ちてくるとかそういうことではなくて、中の上の方についているボルトとかそういったものが落下して、それが下にいる作業員の安全を阻害すると云うことを1番心配したわけでございますが。
どうもその、算定をするに当たって、建設工事公衆災害防止対策要綱土木工事編 という所にそういった場合の、作業禁止区域を算定するどうも根拠があるようでして、それを使いまして28mの設定をしたということでございます。
 
 
おしどりマコ
ありがとうございます。
シミュレーションですね。
で、あのこの立入禁止はまだ解除されていないということで、搬入口から建屋内に入れないという状況で、 1号機カバーリングの付帯調査等に遅れが出て作業に支障をきたしているということを現場の方々に伺ったのですが。
これは立入禁止の解除というのはどのようなスケジューリングで想定されているのでしょうか。
解除はされるのか、されないのか。
 
 
東京電力今泉氏
今、実際にはこのスタックの健全性については、簡易評価で今こういう状態になっていますが、現在もう少し詳細な評価を実施してございます。
で、その結果を踏まえて、判断をしていきたいと思っておりまして、これを今、急いでいるところでございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、 25日の資料に3次元解析の結果をある程度出しておられますが、破断がある部分は地震動の最大応力の発生位置ですので、東京電力はあの破断があるスタックは、どの程度の地震まで耐え得ると推測されているのでしょうか。
 
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東京電力今泉氏
えーと、まあ、実際にあそこがですね、破断した状態で、いわゆる限界解析というか、限界評価というところまでは実施してございません、正直申し上げて。
ただ、その時に使っている地震動というのは現在私どもが設計に使うSSの地震動でございます。
で、設計上考慮すべき地震動については、現在満足しているというふうに考えているところでございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました、ありがとございます。
あと、シルトフェンス切断の際の、この5 、 6号機放水口北側の数値について伺いたいのですが。
これ、過去6ヶ月の変動範囲内だということで、過去6ヶ月のプロットした物を見直したのですが、 max 7.5Bq / L というのは、No.1の護岸エリアの汚染水の漏洩が見つかってから少し上昇が見られた際の値だと思うのですが、それは変動範囲内、汚染水の漏えいの影響がない値として見ておられるということですね。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ過去にあった変動の一つとして考えているということです。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
これ、Cs137、Cs134とかは少し、通常の5、6号機放水口北側はほぼNDの場合が多いですので、このような値が最近になって出るというのは、少し高いのではないかと思うのですが。
これ、変動内?
 
 
東京電力今泉氏
一応今、私ども変動内と考えておりますけども、定例的にこれはサンプリングして参りますので、そういった結果を踏まえて状況についての認識をしっかり持っていきたいと思っています。
 
 
おしどりマコ
わかりました、すいませんたくさんあって。
あの、クレーンが伏せるように折れた際の油圧のチェックというのはもう終わったのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
あ、えーと、その伏せる際に油圧のチェックをしたかということ. . 。
 
 
おしどりマコ
あ、いえ。
その伏せた当該のクレーンの、評価、点検結果などです。
 
 
東京電力今泉氏
実際にクレーン、その時に油圧のチェックをしているかどうか、というのは私も今、確認をして来ていませんので確認をさせていただきたいと思います
 
 
おしどりマコ
分りました。
ちょっと以前から質問しておりましたので。
 
 
東京電力今泉氏
申し訳ありません。
 
 
おしどりマコ
少し古い件の質問になってしまうのですが。
先月、 8月12日に免震重要棟の前で10名の方々が身体汚染が見つかった件で、東京電力の方で3号機の瓦礫撤去の際のダストによる影響ではないか、ということをお示ししていただいたのですが、17名ほど並んで居られてなぜ飛び飛びで10名の方々が汚染されていたのか、という件に関しての推測なり、評価なりというのはあるのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
あのー、1つはやはり、風に乗ってこちらにその瓦礫の撤去場所から吹いてきたものがあるので、まあ、一律にそれぞれの身体にまんべんなく付着したかというとそこは、まあ、いくつかのばらつきがあってもおかしくは無いのかなあと思っています。
ただ、 4ベクレル以下という結果でございますが、その下で幾つかデータが、ちょっとこれは確認できないのですが、例えば4ベクレルでも4ベクレルにかなり近いデータであるとか、そういったばらつきもあるのではないか、とは思っておりますけれども、そういった意味で3号機からの距離も結構ありますので、そこでの濃度の濃淡と云うのがまたのではないかなと云うふうには思っております。
 
 
おしどりマコ
分りました。
あの、過去のことで少しご確認していただくのが心苦しいのですが、その汚染された方々が東京電力の社員の方がたで、汚染のなかった方がたが協力企業の方々だったのですが、その協力企業の方々はサージカルマスクだったのか、全面マスクだったのかを確認していただくきたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
そこの、バス待ちで待っていたかと思いますので、 、ああ、そういうことですね。
 
 
おしどりマコ
ノーマスクエリアで全面マスクを着けていたかどうかです。
 
 
東京電力今泉氏
アナが出た直前でございますので、その時点ではサージカルマスクじゃないかと思いますがちょっと確認いたします。
 
 
おしどりマコ

わかりました、よろしくお願いします。
 
 


おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 2013年9月9日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑ですねん!

 

おしどりマコ

すいません、司会の方のお名前を教えていてだけますか。

 

 

東京電力一杉氏

一杉でございますが。

 

 

おしどりマコ

一杉様、わかりました。

すみませんできれば先に手が挙がっている人間から指名して頂ければと思います。

後から手が挙がっている人間をどんどん指名されますのでフェアに指名していただければという要望です。

よろしくお願いします。

 

 

東京電力一杉氏

フェアに指してるつもりではありますが、、。

ご意見として承ります。

 

 

おしどりマコ

あの、何度も目があってるんですが、他の方を、、。

 

 

東京電力一杉氏

他の方にも沢山目が当たってます。

 

 

おしどりマコ

あ、そうですか。

私、一応カウントしてたんで、、、。

一応手も振ってたんですけど。

すいません、一杉さんこれから要望いたします。

こちらの方向で明らかに後から手が挙がった人を先に指名されましたので。

よろしくお願いします。

 

この後質問されたフリージャーナリストのまさのあつこ氏も「自分も指名を外されている、公平に指名してほしい

おしどりさんと同じ要望です」と司会の一杉氏に訴えましてん。

 

おしどりマコ

えーとですね。

水素の発生量について8月28日から質問しているのですが、現在の1号機、2号機、3号機度の程度の水素が発生しているのか、評価が出ていれば、という事を質問していたのですが、これのご回答は頂けませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ありません、今手元にご回答出来るものがございません、確認中でございます。

 

おしどりマコ

わかりました、これはまだ確認に数日かかるという事でしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

まあ、ご質問頂いてますので、なるべく早くお返ししたいとはお思いますが。

ちょっと確認をさしてください。

ああっ、今手元に入ってまいりました。

すいません、えーとですね、これはあのー、えー、水素の発生量としては今、崩壊熱をどういう風に見積もるか、というところも大事なところでこちらは解析コードを用いた評価になると思いますが、、。

宜しいでしょうか、今の最新の評価の結果ということでございます。

例えば、1号機で言いますと、これはあの、先ほど言いましたとおり評価ですので、今幾つ、と云う訳ではないので、今持っている評価の結果ということでお伝えしたいと思いますが。

平成24年の12月7日の時点で 約0.1Nm/h という評価を出しています。

これ1号機ですね。

続けて1号機ですが、平成25年の10月17日という時点で評価したものが、同じく 約0.1Nm/h です。

で、これからは、、ええ、25年もそうですけど、26年は、、この二つはこれからの推定ということになりますが、平成26年の10月17日時点の評価としては 約0.05Nm/h という数字です。

で、2号機ですが、評価した当時24年の12月7日の時点ですが、同じく 0.1 でございます。

で、えー、25年、26年同じ時期でございますが、0.1、0.06 という評価をしてございます。

で、3号機でございますが、こちらは2号機と同じ評価になってございます。

すいません、という事でございます。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

これ、解析コードは何をお使いになったのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えー、オリゲンですね。

 

 

おしどりマコ

オリゲン。

わかりました、ありがとうございます。

で、現在原子炉ウェルと使用済み燃料プールにヒドラジンを防食剤として注入されてるんですが、これ、何ppm位の濃度を保つように注入されてるんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

これも以前ご質問頂いた件でございますかね。

 

 

おしどりマコ

そうですね、ヒドラジンについて質問していたのですが。

 

 

東京電力今泉氏

そうですね。

すいません、こちらも今、手元にございませんので、ちょっと確認させてください。

 

 

おしどりマコ

わかりました、えーよろしくお願いします。

で、シルトフェンスの開閉作業について冒頭にご回答頂き、ありがとうございます。

作業前後の測定値についてお示し頂いてるそうですが、これは、いつも通りの測定値しかなく、作業前後の9月6日の9時前と、9時45分の後の測定値は何処に掲載されてるのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、ちょっと手元の方にございませんので確認いたします。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします。

で、冒頭のご説明で少し確認をしたいのですが、では45分間、開渠内のシルトフェンスが船が入ってる間は、ひもを付けていたと言うことで。

45分間シルトフェンスは空いていたということですか。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

おしどりマコ

45分間空いていたと。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

開渠内が開いていたという事ですね。

 

 

東京電力今泉氏

はい、はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、あの、その測定値の資料をお示し下さい。

よろしくお願いします。

で、冒頭のご回答もう一つありがとうございました。

で、現場の作業員の方に確認しますと、制動放射X線を防護するゴーグルは、業者によって使用しているそうですが、東京電力の現場に立たれる社員の方々にはどのように運用されてるんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、まあ今回のパトロールでは特にゴーグルの設置義務と云いますか、そういうことは私ども決めてません。

 

 

おしどりマコ

そうですね、業者によってだそうなんですが、東京電力の社員の方は今回の現場には立たれてない、という事なんですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーとタンク関係という事ですか。

パトロール等で行っておりますけれども、そういった、、。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

 

 

東京電力今泉氏

そういった人間には特にゴーグルの着用義務付けというのはしてません。

 

 

おしどりマコ

東京電力としてX線を防護するゴーグルは、、。

あの義務にしていないということはつまり、着用させていない、ということですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、そうですはい。

 

 

おしどりマコ

本人の希望により自由とかではなく、着用はしていない。

 

 

東京電力今泉氏

はい、して、していないということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

で、以前H4エリア、Hエリアの汚染水について、「なぜトリチウムをそくていしないのか」とお聞きしましたら、全βをトレーサーにするというご回答を頂いたのですが、これは、他の核種がどれ位、どの程度放出されたのかという評価は出せないと思いますが、トレーサーではなく、No.5の元々タンクの中に入っていた水の貯留水を測定したものを見ても全βしか測定されておられないのですが、これは、タンクの水の詳細な測定というのはされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、いま私の方で全β以外の測定値があるか、というところはお答え出来ませんが、まあ実際にそこにいれているものはROの処理水ですので、実際にはそういう濃度になっていくんだろうと思いますが、すいません、今の時点で全βのみの測定、、、。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

あの、環境中に出たものは、トレーサーとして全βがわかりやすいというのは理解できますが、その元々の水にどの位何が有ったかと云うのがきちんと値として出て、外の水のトレーサーとして使えるのかなと思うのですが、元々の水もROの処理水としてのデータで充分だということですかね。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっとご質問の趣旨が私まだ、理解出来てなくてお答えが中々旨く出来ませんが、、。

えーとおしどりさんのご質問としてはこの事象の究明にあたってやはり、タンクの中の核種分析をやるべきではないか、という趣旨のご質問という事ですね。

 

 

おしどりマコ

そうです。

 

 

東京電力今泉氏

実際それに関しては、先日お答えした通り、一応その全βを見て、測定して対応しているというのが現状かと思いますが。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

前回はトレーサーとして、とお答え頂いたので。

タンク内の水はトレースする必要がありませんので、元々の水の核種をなぜ他のものもはからないのか、という質問です。

 

 

東京電力今泉氏

あっ、あの他のタンクにたいしても、ということですか。

 

 

おしどりマコ

そうです、そうです。

No.5のタンクの水などもトリチウムも測定されておられませんでしたので。

 

 

東京電力今泉氏

えーとそこはちょっと、確認いたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

同じくHエリアの漏えいについてですが、本日と昨日のB排水路の清掃が行われてますが、すいません、具体的にどのような清掃をされてるのでしょうか。

もし、既出のご説明があれば、省いて下さって結構です。

 

 

東京電力今泉氏

あの、清掃のやり方というのは、まだ具体的に申し上げてないかと思います。

実際にはここー、排水路についてまず、土嚢で、その3つぐらい置いて区分けをするということ。

それと、底にたまった水を回収していくと、いうこと。

で、それで出た土については土の土壌を回収してあと、水路の底部の除草も行っております。

その後、排水路内面を高圧ジェットで洗浄して、えーーまあ綺麗にして行くと。

まあそんな手順だそうでございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、すいません一つ、預かってきた質問なんですが、8月27日の資料にすでにB排水路に土嚢を3点設置したという事が書かれているのですが、これは、8月27日に土嚢が設置されてから、B1やB2などのその合間の測定もされているのですが、これは土嚢を設置したあと水はどのようになっていたのですか。

全く流れていなかったのか、毎日測定をされて、値は変わっていますので。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ございません。

そこまでの現場の確認をしておりませんので、確認をさせて下さい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、おそらく8月27日にの資料に「本日土嚢を設置した」という事が書かれているのですが、そのページには8月22日、23日の試料の測定のページですので、本日というのが、27日を指すのか、22日23日を指すのかちょっとわかりませんので、以前8月中に土嚢を設置した日付も教えて頂ければ。

それも含めよろしくお願いします。

で、このE2のE-2のトリチウムの値が9月8日、とその前が2回ともNDなんですが、検出限界が120で、あの地下水の陽水井はもっと低い検出限界で行っていて、No.8や、No.9の値が検出されていますので、これは漏えいが有ったとされるE-2の部分のトリチウムの検出限界を下げるおつもりはないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと今のところその、120という数値を下げて行くということは考えておりません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは、時間をかければ検出限界は下げられると思うのですが、まあ恐らく水処理設備の放射能濃度測定結果のROの処理水を見ても全βが数十分の一ぐらいなので、値を見ると、検出限界120ですが、下げればトリチウムが20から30ぐらいで存在すると思われますが、これは地下水の陽水井と違って、そこまで測らないという考え方なんですかね。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、おっしゃるようにですね、検出限界というのは、測定時間を長くしていけば、下がって行くと云うのは、もうおしどりさんの仰る通りでございますが。

あのー、実際にタンクの中に入っているその汚染水自身が、非常に高い、4乗とか5乗とかっていう数字ですので、まあそれが漏えいしてくるということになれば、120という検出限界があればそういった検知は可能だろう、という考え方で、その中で結果を出すということも加味して、検出限界というのが結果として120ぐらいということになっているかと思います。

ですので、先程ぶっきら棒に「変える気はない」と申し上げた事は大変申し訳なかったのですが、そういう考え方でですね、一応今の所120の検出限界ということで考えておけばいいだろう、と云うのが今の考え方ということになるかと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

すいません度々ですが、IOCに関しての質問で申し訳ないのですが、今泉さんのご回答での確認をしたいのでよろしくお願いします。

日本近海、先ほどの松井さんの質疑の中で、日本近海及びモニタリング、港湾内にとどまっているということを仰っておられたのですが、これは、「福島県沖を含む検出限界値以下だ」と仰っておられたのですが、これは汚染水に関してだけ、ということですか。

2011年の原発事故後の海洋モニタリングは、そのことに関しては置いておいて今回の汚染水の事例だけで日本近海および、その辺りの福島県沖のモニタリングで検出限界値以下だと仰ったのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーと私が申し上げたのは、私どもで海側の測定をさしていただいておりますけれども、そのデータを見るとNDもしくは数値が出たとしても非常に低い値ということで、告示濃度に比べると小さな値であるということを申し上げたかと思います。

即ち今測定している結果を見ても、ということでございます。

 

 

 

おしどりマコ

なるほど。

これ、汚染水に限らず2011年の事故の後全部ふくめて、ということですか。

 

 

東京電力今泉氏

まあ、どこまでの範囲ということがあまり明確ではありませんけれども、これまで取ってきたデータを見ているとそういうことが言えるのではないかということです。

 

 

おしどりマコ

分りました。

まあ、東京電力の測定値で、先週新潟県庁に行く機会がありましたので、新潟県と東京電力が柏崎刈羽のモニタリングをされている資料集を、県庁の資料室でチェックしてきました。

平成23年度の東京電力の資料として、柏崎刈羽の港湾内で福島第一原発事故における、セシウム134 、セシウム137の影響があった。という資料が出てました。

まあそれは汚染水ではなくフォールアウトのかと思われますが、それが、東京電力が出している資料でしたので、、、。

これは、、それもまあ、告示濃度以下だということで、原発事故による影響だという資料を東京電力が出されておられましたので、これはどういったことかなと思いましてちょっとご回答頂きたいのですが。

 

 

東京電力今泉氏

そこはちょっと、今にわかに私も何とも言えないので確認します。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、港湾内でブロックされているかどうかで、東京電力と安倍総理が同じ認識であることを確認したとおっしゃっておられたのですが、これあの、港湾外の5号機、6号機の放水口付近のモニタリングで、汚染水の事例があってから、多少値が動いているのですが、これも別に特に汚染水の影響では無いという評価なんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あのー、まあ、私どもとして海洋モニタリングの結果を踏まえると、告示濃度より低い、ということで先ほど申し上げた見解を持っているということでした。

 

 

おしどりマコ

あ、告示濃度より低いけれども「まあ影響はある」ということですね。

分りました、ありがとうございます。

 

 

東京電力今泉氏

あ、「影響は少ない」と。

 

 

おしどりマコ

「影響は少ない」。

 

 

東京電力今泉氏

はい、という風に私どもは考えてるという事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

あと、もう一つ預かってきた質問なんですが、本日の福島第一原発のモニタリングポストや双葉町や大熊町のモニタリングポストを見ますと、本日8時以降で値が上昇している傾向が見られるのですが、本日の原発構内の作業、がれき撤去の状況など、詳細に教えていただけませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

今は、 3号機の瓦礫の、撤去工事というのは、これはストップしてございます。

 

 

おしどりマコ

ストップしているんですね。

今日はやっていないと。

 

 

東京電力今泉氏

あれ以来作業の方は、一旦あのダストを測るということで、 一部ちょっと瓦礫を少し上げたという事は有りましたけれど、 それまで、今日まで、大きな瓦礫撤去の作業は行っていません。

 

 

おしどりマコ

3号機のがれき撤去は今日はしていないということですね。

わかりました。

他の号機の瓦礫撤去というのはされているのですか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、予定ではないと思いますけど。

 

 

おしどりマコ

はい。

わかりました。

えー、1号機のほかに、窒素の封入について、平常以外の動作をしたという事も無いのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、窒素封入ですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力今泉氏

以前にも、窒素の装置を切り替えていく、という操作はやったことがありますが。

本日その操作があったかどうか、というのはちょっと私今、お答えする材料は持っていません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

本日モニタリングポスト、福島第一原発構内のMPも上がっておりますので、そのことに関しては、特に評価はされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

申し訳ありません、ちょっと状況が今、私も確認してきてないものですから確認をさせていたきます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

よろしくお願いします。

 

 


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 2013年9月11日東京電力記者会 よりマコちゃんの質疑ですねん!

福島とテレビ中継で行われた会見ですねん!

おしどりマコ
相澤副社長にお願いいたします、 9月10日付で「汚染水対策本部で社外専門家としてレイク・バレット(LAKE H. BARRETT)氏(元米国原子力規制委員会(NRC)、元米国エネルギー省(DOE)を招聘することを決定」とリリースされておられましたがこれは、すいません不勉強でどういう経緯でどこの決定なんでしょうか。
東京電力単独の決定なのでしょうか。



東京電力相澤副社長
これは東京電力単独の決定であります。


おしどりマコ
えー、レイク・バレット氏の招聘は東京電力が決めたということですねわかりました。
レイク・バレット氏は9月9日のBulletin of the Atomic Scientists というジャーナルにオピニオンとして、数百万ガロンのradioactive waterのnew plan として「海への汚染水の放出を含める必要」があると明言されておられますが、それ以前のレイク・バレット氏の福島第一原発に関してのオピニオンを見ましても「汚染水の海洋放出」というのをnew planとして強く意見として持っておられますが、この方を東京電力が単独で招聘されたとして、これは汚染水を海へ放出するということを視野に入れて、そのための社外専門家なのでしょうか。


東京電力相澤副社長
いや、全くそういうことではありません。
あの、 えーーーーーーーーーーーーー。
非常に長く広い経験をこの分野でお持ちであるということからお願いしたといういきさつであります。
今後、まあ色々とご指導あるいは議論をさせていただく中で、そういった問題もいろいろ検討していくことになるかもしれませんが、放出するために用意したということでは全くありません。


おしどりマコ
すいません、私全く不勉強でレイク・バレット氏のジャーナルやオピニオンその他を探しましても、汚染水放出のご意見以外という物を調べることができなかったのですが。
では具体的に、レイク・バレット氏は、福島第一原発の汚染水問題に関してどのようなプランを他にお持ちなのでしょうか。


東京電力相澤副社長
まだ、その本人と詳細な議論打ち合わせをしておりません。
今後、我々の方から我々の考えを申し述べさせていただいて、そして彼のいろいろなアドバイスをいただきながら今後の方策をより深めていきたいと言うふうに考えております。


おしどりマコ
わかりました。
では先ほど、相澤副社長の現状認識として「総理の発言はともかく」と言うお話で「発電所周りは変化がない」とNDもしくは「告示濃度100分の1 、 200分の1以下だ」とおっしゃっておられましたが、これは5、6号機放水口北側の測定値も含まれているのでしょうか。
ここは、港湾の外の海の測定点として東京電力がモニタリングされておられますが、今年の汚染水の漏洩の事象があってからストロンチウムが再び上昇して、5.8ベクレル/Lまで出ております。
告示濃度は、ご存知の通り30ベクレル/Lですのでこれは告示濃度の5分の1、6分の1等量になるのですが、先程のご発言の中にこの測定点は含まれておられたのでしょうか。


東京電力相澤副社長
そういった意味ではその測定点は含まないつもりで発言致しました。
それは、そう言った意味で正確ではなかったかもしれません。


おしどりマコ
これは港湾外ですが発電所周りでは無いということですか。


東京電力相澤副社長
えー、これは港湾外ではありますが
海洋というよりはかなり近傍になっておりますのでそういった意味でその点は除外して私申し上げました。


おしどりマコ
発電所周りでは無いという事ですね。
分りました。
ありがとございます。
 

 

 


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2013年09月18日東京電力定例会見、マコちゃんの質疑ですねん!

DSC07543.JPG

 東京電力尾野氏の冒頭の訂正と回答                       
 
まず初めに私の方、説明で間違っところがありましたので、訂正をさせて頂きたいと思います。

昨日ですね、サーモグラフによる水位確認、「タンクの水位確認はされてますか」というご質問に対して、 「サーモグラフによる水位確認はしてございます」というふうに回答をさせていただきました。
サーモグラフによる水位確認というのは現在、具体的に運用レベルで実行するための準備をしているところでございまして、 21日を目途に運用レベルで全体の適用が始まるというような状況でございますたので、サーモグラフによって確認をしていると申し上げたのは私の間違えでございます。
失礼いたしました。
で、今現在どのように確認をしているか、ということでございますが、台風が来る水の処置をする必要から、水位を確認しておくということの必要性がございましたし、移送を行うということでありますとタンクの連結弁を開けておく必要があるということで、タンクの下部の連結弁を開けて受け入れの準備がしてある状態で待機していた、ということでございます。
したがいまして、水位計によって水位を確認できる状況にはございまして、水位は確認済みであったということであります。
説明として一部誤ったところがありまして失礼いたしました。
 
それから、おしどりさんからいただいた質問だとともんですけども、 24Bq/Lの水を放出して、つまりCエリア(東)ですね、こちら24Bq/Lが放出されてまして、Bエリアの方は23Bq/L汲み上げられているというような状況だけれども、それぞれのエリアのタンクの余裕ですね、今どういう状況であったかということを確認してください。
というようなお話を頂きました。
Cエリアの方ですけれども、水位にして96.3パーセントであったことであります。
それからBエリア(北)の方ですけれども、こちらは約91パーセントいう状況であります。

まあそれに応じているということです。

DSC07546.JPG

 マコちゃんの質疑                                
 

おしどりマコ
排気筒について伺いたいのですが、これは過去10シーベルト以上という地点だとと思うのですが、 10シーベルト以上どれぐらいか、というのは測定はされておられなかったのですよね。


東京電力尾野氏
そうですね、ちょっと今あれでございますけれども。
以上までだったのではないかなと思います。


おしどりマコ
以上ですね、10シーベルトではなく以上ということでわかりました。
で、この鉄塔が万一倒壊とかしますと、まあ少し人間が作業できるような環境ではありませんので、かなりのひどい状況になるのではないかなと思いますが、鉄筋の座屈とかコンクリートの基礎の圧壊等その他の事象はカメラでご確認をされているのでしょうか。


東京電力尾野氏
当該のものというのは見てございますので今確認している中で、今回見つかったものもお示ししてるということであります。
ですのでご心配かと思いますけれども、現状この構造物は要は、構造体として危険な状況にあるんですかと聞くと、そういう状況では無い、というふうに思います。


おしどりマコ
柏崎刈羽原発の中越沖地震の際の排気筒の評価を見ましても、この時点は地震の際に最大揚力発生位置なのですが、その際多少のボルトの緩みなどでも柏崎刈羽の場合は詳細な、いろいろな調査をすぐにされておられるのですが、これ、あの、 3次元モデルによる地震応答解析などは考えておられるのでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、まあどういった評価ができるかという事は、本日確認した事ですので、検討してる所でありますが、いちばんいいのは近づいてものがいろいろ見れて、その状況を踏まえた上でいろいろやっていくというのが良いわけですけれども、現実問題として、真ん中の塔が高線量でその淵に‥高いところに登って行くということであれば時間もかかりますし、そういう事もできないだろうということでどうするかと言う事は別途検討しなければいけないというふうに思っております。


おしどりマコ
あ、すいません、なぜこの質問をしたかと言うと、 3次元モデルによる地震応答解析は近づく必要が全くありませんので、構造物と地盤と地震のパラメーターがあればできますので、なぜ柏崎刈羽の時はされておられ、今回されていないのかという質問です。


東京電力尾野氏
今日のご説明中でもさしていただいいてたかと思いますが、解析による状況の検討ということも、つまり「この部材が決めてるという条件で解析をするとどうであるか」という事は別途詰めようとしているということで、申し上げさせていただいたところです。


おしどりマコ
今やっているということですね。


東京電力尾野氏
あの「今やってる」という言葉が適切なのかどうかはわかりませんけれども、もう既にその準備に入っているということでございます。


おしどりマコ
準備にはいっ、、、?、、ん?
準備に入っている?
これから準備に入るということですか。
地震の後に、今回、9月18日今日こ事がわかってこれから3次元解析を進めていくということですね。


東京電力尾野氏
はいそういうことになります。


おしどりマコ
それまでカメラでのこのような安全性評価というのは、されておられなかったということですね。


東京電力尾野氏
本格的にやったのは今回です。


おしどりマコ
分りました。
堰外いと堰内の雨水のセシウム全β測定結果についてお伺いしたいのですが、これはH9エリアとH9エリアの西は隣接していますが、堰内と堰外の値が、H9西エリアは告示濃度限度を超える位、 59ベクレル/Lという風になっていますが、これ隣接しているエリアですので、ほぼタンクのエリアの施行時期も一緒かと思いますが、ホールアウトの影響など同じようなものかと思われますが、これはどういう評価をされてますか。


東京電力尾野氏
これはまだ評価してございません、しておりませんが、おっしゃる通り、堰外ですから施工と関係なく元々の状態でございますので、近くで値にブレが出ているというのは、どういうことなのか、これはまあサンプリングした局所的な場所の状況などに依存性があるのかもしれませんが、現時点でこのさと言うのがどういうことかという事は、分析解明はしてございません。


おしどりマコ
この、59ベクレル/Lの値を堰外で出した、 H9エリアはC排水路の測定点、C-0 地点に隣接していると思うのですが、C-0 地点はほぼNDが続いています。
ですので、この告示濃度限度を堰外で超えた地点というのは、どこのあたりで測定されたのかというのもお示ししていただけませんでしょうか。


東京電力尾野氏
そうですね、ちょっと確認させていただきたいと思いますが、おっしゃっているのは、要はこの2つで1 と 59ということで値的に幅があるのでサンプリングの条件等が違う場所であるかどうか、ということを確認しておいては如何ですかというお話ですね。


おしどりマコ
あ、そうですね。
もし、できればその、堰外の測定点、他のエリアもどの部分で測定をされたのか、例えばEエリアなど堰外というのはかなり広いですので、どのあたりかお示しいただけるとありがたいです。
あ、Eエリアは堰外にかかっておりませんね。
わかりました。
あの、他のエリアも、もしお示しいただけることがあれば教えていただけるとありがたいです。


東京電力尾野氏
ちょっと確認の上、回答を用意させていただきたいと思います。


おしどりマコ
はい、H9エリア西側の点は是非もので宜しくお願いします。
で、冒頭にいろいろご回答有り難うございました。
で、サーモグラフでの水位の管理は現在はされていない、という事で、現在の管理は「 閉 」運用にしてから水が溜まりっぱなしになっておりますので、台風の前にタンクの連結部分を解放して管理をしていたという事は群の先頭の水位計で5つ6つずつ管理をしていたということですね。


東京電力尾野氏
そうです。


おしどりマコ
わかりました。
でその、台風の前に連結部分を解放したというのは、日にち的に何時なんでしょうか。


東京電力尾野氏
これは14日か15日かと思いますけれども、ちょっと確認をしたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
ドレン弁を「閉」運用にしてから台風前に連結部分を解放ということになりますと、やはりその期間の間の漏洩はどのように感知する計画だったのかという事に疑問が残りますので、そのご回答もよろしくお願いします。


東京電力尾野氏
あの、漏えいの方はパトロールの中で線量計による測定であったり、あるいは目視ですね、これは人を厚くしてじっくり見ていくということですが、こうしたことによって対応していた、ということです。


おしどりマコ
あ、すいません。
その目視と云うのが、現場の作業員の方に確認しますと、台風前からずっと、尾野さんも昨日おっしゃっておられましたが「くるぶし程度の水がたまっていた」ということですので漏えいの目視確認というのは全くできなかった、かなり急に20センチ、 30センチ増えるような事態だと目視出来ますが「微量なものは確認できなかった」ということなのですが。


東京電力尾野氏
あの、今目視というふうに申し上げているのは、タンクの側面からの漏洩ですね、こうしたものがないかどうか、という事でタンクの低い領域を見るものと、それから高い領域を見る物と分けて、見てございます。
それに加えて、足元付近の線量測定等々を行いながら対応をとっていたということでございます。


おしどりマコ
わかりました。
ちょっと関連の質問なのですが、台風の排水の時の連絡メールで「Cエリア(東)とG4エリア(南)は、堰ドレン弁にて排水する」と、一旦お知らせがあった後「当該エリアには堰ドレン弁が 設置されていないため、仮設ポンプにて堰外へ排水」とあったのですが、では、もともと堰ドレン弁が無いというエリアは、漏洩検知する部分が有りませんので、それはどのようにして漏えいを管理されていたのでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、確かにそういったメールを出さしていただいたかと思いますが、昨日、私がご説明する時にも補足させていただいたかと思いますが、ドレン弁は付いているけれどもドレン弁が使用できなかった所について、ポンプを使用させていただいたということで補足をさせていただいたかと思います。


おしどりマコ
あ、そうなんですけれども。
つまり、聞いておりますのはそれ以前にどうやって漏えいを管理していたか、ということです。
その、 2人で1時間で全てのエリアのタンクを見回っていた時は堰内を常に乾かしておいて、水たまりがあるかどうかの目視をされておられた、ということですので、そのドレン弁が無いという事は雨水が常に溜まっているということですので目視での漏えいの確認と言うのはなかなか難しいですのでどうやって管理されていたのでしょうか。

DSC07580.JPG

東京電力尾野氏
あの、さきほど申し上げた通り当該の堰に関してドレン弁が使用できなかったと云うのは、施工工事の途中であった、というようなところでございます。
ですので、少し前までの間は当該部分について、堰が完全に完成してない状態であれば、そこから水がたまりませんので、ですのでつまり堰を作る作業も含めて施工ができたところから堰を作って溜めていく、というようなことで動いてますので、そういうことから言うと当該のエリアに関しては、 2人で廻っているその地点において、、なんて言うんですかね、 、基礎面の上部に雨水が溜まってしまうというような状況ではなかった。
ということです。


おしどりマコ
いや、溜まってしまうような状況でなければ、今回仮設ポンプで堰外に排出するような水溜まりは存在しなかったのでは無いですか。


東京電力尾野氏
ですので、施工が進んできたことによって、今現在そうなっているということです。
ですから、おっしゃっているのはおそらく、、、。
長期間どうだったのですか、ということで言うと、長時間堰がある状態で排水していないという状態であれば、同じようにタプタプになっているでしょう、ということでおっしゃっているものかと思うんですけども、現実にそういうタイミングというのはあまりなかったとという状況であると云うことです。



おしどりマコ
いや、あのそれは予測でお答えになっておられるのだと思うのですが。
あのー、漏えいがわかる前パトロールの運用では水たまりがあった地点で、必ずしも全ての地点、線量を測定しているわけでは無い、という事でしたので、明らかに前後の日にちで違う部分だけの水たまりを測定するということでしたので、何日も水の溜まってるエリアは線量計では見ないということでしたので。
これはそういうエリアではなかったということなんですね。
あの、そういうエリアだった、ということを伺いましたので現場から。
ですので質問しているのです。


東京電力尾野氏
あの、ですから堰が完成する以前は堰の中に水がたまらないわけですから、当該の場所というのは堰の工事の途中… 。


おしどりマコ
わかりました。
ではどのタイミングで堰に水がたまるようになったのか、というのも日にち的に教えていただけたらと思います。


東京電力尾野氏
あの、おっしゃる通りでございますので確認させていただけますが、いずれにしても以前のパトロールの内容ということの中で水が溜まっていてその状況が変わっていない、ところについては改めての確認をしてなかったと、云うことについてはその通りでございますので、そうした場所に関して多様な厚みに改善点があったのではないか、ということに関しては、意見の相違はございません。
従いまして、今対応しているということであります。
よろしいでしょうか。

DSC07553.JPG おしどりマコ
はい、その尾野さんが何時からCエリア(東)などに水が溜まるようになっていたのか、ドレン弁はまだ作っていないけれども堰はできていた、というスケジュール感を教えて頂けたと思います。
よろしくお願いします。
で、3号機の湯気の件ですが、これは、シールドプラグ付近から、まだ何か常に気体が出ているという状況なのでしょうか。
これは、たまたま湯気で目視できるように可視化されていると云うだけで、これは常に気体は出ているという評価をされていますか。


東京電力尾野氏
こちらについては、以前からご説明している通りで、可能性は二つある、というふうに申し上げていて、雨水等が入ったものが格納容器の蓋の上部の空間の中で温められていると、それが湯気として出てきている、まあ蒸気として出てきているのが外部の気象上条件等によって湯気として見えるという場合。
それから、もう一つの可能性として、格納容器の中に入れている、封入している窒素とそれから抽出している窒素の量のバランスから考えると封入しているものに対して抽出している窒素の方が若干少ない量になる。
この差分というのは、格納容器の様々な場所から要はリークしているというふうに考えられるわけですけれども、そのリーク等があり得る場所として格納容器の上部の蓋の部分ですね、そのフランジ面というのは大きな面積を持っている部分ですから、そこが1つの可能性として大きな場所であります。
したがって、そういうところから出ている分というのが当然のことながらシールドプラグの隙間から出てくるというような可能性。
この2つの可能性についてます。
で、条件として本件に関しては、その2つの可能性のいかんによって、状況は変わってくるわけですが湯気が見えてない時のように、そうした現象が起こってないという事を示しているものではなくて、湯気が見えるか見えないかと言うのは外部側の気象条件というのが効いているのではないか、というふうに考えております。


おしどりマコ
分りました。
N2のアウトリークは確か3Nm3/h ぐらいだったと思うのですが、 2号機、 1号機ではそれぞれN2はどれくらい現在アウトリークされているとお考えてすか。


東京電力尾野氏
ちょっと数値を見てみないとわかりません。


おしどりマコ
分りました。
去年の8月の日本原子力学会安全部会で東京電力の宮田浩一氏が「2 号機では、オペフロのシールドプラグ付近の線量レベルが高く、格納容器ヘッドフランジのシール部から気体
が漏洩している」という事をご発言されているのですが、 1号機、 2号機は3号機と同じようにシールドプラグ付近のサーモグラフや、なんらかの気体が出ているかどうか、というチェックは事故後されておられるのでしょうか。


東京電力尾野
ちょっと個別のこととしては、あれでございますけれども、 2号機についても確かにシールドプラグ付近というのはγカメラでとっても線量が高いですし、当然ありうるべしな場所だと思っています。
それから、 1号機や3号機についても構造等基本的には一緒でございますし、炉側の状況などから考えればむしろそこは、シールドプラグの隙間ですね、あ、シールドプラグの隙間と言うよりも格納容器のヘッドフランジの部分ですね、こちらの方から内部起点の漏洩があるというふうに考えるのは自然なことだと思っています。


おしどりマコ
分りました、今ほど尾野さんが有り得べしとおっしゃったのは、その2号機のシールドプラグからの漏えいの可能性ということですね。


東京電力尾野氏
格納容器のヘッドフランジの部分というのはあり得る話ですし、それは1号機であろうと3号機であろうと同じだと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
では、1号機と3号機のN2の注入量と確認できるリーク量からアウトリークがどれくらいあるかというのを教えていただけると有難いです。
あと、地下水位の件なんですが、No.1エリアの水位計の信頼性が落ちているということで、これは台風のかなりの降雨量があってから、1 と1-8と1-11 は同じトレンドで下がっているのですが、これは特に作業としてウェルポイントからせっせと水を抜いたとかそういうような作業はされてはいないという事ですか。


東京電力尾野氏
操作等の関係については今確認しておりませんが、今のところちょっとこの辺がどうして動いているか、どう改善するのですかと先程ご質問をいただきましたけれども、現時点で
整理が出来てませんと申し上げましたので整理ができたのでお話ししたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
なので、その水位の変動に寄与するような何か作業はされていたのか、という質問なのですが。


東京電力尾野氏
確認の上回答したいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
で、すいません長くて、あと質問の回収なんですが。
ヒドラジンの現在の運用している、注入量と周期を教えて頂きましたが、その判断の根拠というのをお聞きしてたと思うのですが。


東京電力尾野氏
また後日回答させていたきます。


おしどりマコ
わかりました。
あと、追加の質問なんですが、ヒドラジンの2011年の事故後からの使用総量を教えていただけだらと思うのですが。
年度毎で構いませんので、どうぞ回答よろしくおねがいします。
で、あともう一点。
T-2-1 など、モニタリングで過小評価をしていた測定点を全て出してほしいと要望していたのですが。


東京電力尾野氏
まず過小評価とおっしゃっているのは、、、。


おしどりマコ
過小評価という言葉は東京電力の菅井さんがお使いになった言葉なんです。
6月のマリネリ容器のγ線放出核種分析の評価で出てきた地点です。


東京電力尾野氏
まずですね、マリネリ容器の扱い方、それに伴うバックグラウンドの扱い方、それによって、バックグラウンドをやや引きすぎて過小評価になっているということについては、確か6月ごろに公表させていただいたかと思います。
その折にも申し上げましたけれども、バックグラウンドの測り方によるその影響というのは非常に微量であります。
従いまして低濃度の測定ですね、非常に微量の測定を行うものに影響してくるけれども、ある程度濃度が高い物の測定には全くオーダー的に影響してこないというような状況であるということです。

DSC07572.JPG おしどりマコ
あ、すいません。
ご説明は存じておりますのでありがたいのですが、その過小評価をしていた測定点を知りたいのですね。
そのNDギリギリの所が当該するポイントになりますので、以前までNDだったものが突然セシウムや全βなどが存在しておりますので、それは測定方法の以前の誤りによるものなのか、実際にそれが検出されてきたものなのか。
現時点では区別がつきませんので、その6月にお示ししていただいた資料でどこの地点を測定し過小評価していたのか、というのを教えていただきたいという要望です。


東京電力尾野氏
ですので、今私が申し上げているのは測定方法を変える以前の環境測定全てに関わるものです。


おしどりマコ
全てですね。


東京電力尾野氏
ですから、どれというよりも全てです。
ただ、影響の範囲、程度というのは測定のされた結果の大きさによって違ってきますので、それはほとんど低レベルのものにのみ影響があって、カウントの大きなものについてはまったく影響がない、という性質のものですから、そのことを申し上げたわけでございます。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
ではその6月にそのマリネリ容器とバックグラウンドの関係の評価の誤りが分かるまでNDであって、それ以降放射性物質が検出された地点というのは、まあその関係、すべての測定点ということでその評価方法の変化が寄与している可能性があるという事ですね。


東京電力尾野氏
あの、評価方法の変化というのは、何らかの寄与は可能性としては有ります。


おしどりマコ
分りました、ありがとうございます。
 

DSC07591.JPG

 


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2013年9月13日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑!!

おしどりマコ
タービン建屋東側の資料について伺いたいのですが「地下水及び海水中の放射性濃度の状況等について」ということで、すいません遅れできたのですが既出でしたら申し訳ないのですが、これは地下水の観測孔で、アンチモンやコバルトやマンガンや普段公表していただいてる核種以外の値も公表していただいているのですが、これらの塩分濃度は測定しておられないのでしょうか。


東京電力尾野氏
していなかったのではないか、というふうに思います。


おしどりマコ
えー、あの、これらの塩分濃度はなぜ評価されていないのでしょうか。
このエリアはどのあたりまで海水が入り込んでいるのか潮汐の影響があるのかというのも議論に上がっていたと思うのですが。


東京電力尾野氏
まあそうしたことも含めて議論になっていた事は承知してございますが、多数のポイントを測定していくと云うことの中で、様々な測定についてはある制約の中で処置をしていたかと思います。
塩分濃度についての測定というのは、特にしていなかったのではないかと思いますが。


おしどりマコ
各観測孔で一切しておられないのですか。


東京電力尾野氏
えー、イチゼロで例外がないかというご質問にお答えするのはかなり難しいんですが、基本お示しした通りかと思っています。


おしどりマコ
2号機の立坑Cと3号機の立坑Aで深度と塩分濃度の関係が完全に逆転していたのですが、これは静水で見てどう挙動するかの評価も改めて、塩分濃度についてもされると言う事でしたが、その塩分濃度は静水でどう評価するかなど、地下水や立坑で評価はされておられるのでしょうか。


東京電力尾野氏
現状、どこまでのことをどう整理しているかという事かと思うのですけれども。
すいません、そこはどういうお約束をしたのかもちょっと、今正確に覚えてございませんけれども、、、。
確認させていただきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
例えば護岸エリアで、どの付近まで海水が入り込んでいる、と東京電力は評価しているのでしょうか。


東京電力尾野氏
これ、ちょっと一概には言えないかと思ってます。
特に今そういう評価はしてございません。


おしどりマコ
わかりました。
塩分濃度の評価は要らない、という東京電力の考え方ですね。


東京電力尾野氏
あのー、いる、いらないという事ではなくて、現状しておらないというファクトを申し上げたのでございます。


おしどりマコ
わかりました。
これ、地下水の観測孔で、例えばヒドラジンの評価などはされてはおられないのでしょうか。


東京電力尾野氏
おっしゃっているのは地下水の観測孔の中にヒドラジンがあるか、ないかということですか。


おしどりマコ
そうです。
今日、規制庁の海洋モニタリングの検討会で、堀口委員がそのことを指摘されておられましたので。


東京電力尾野氏
そうですか。
あのー、してないかと思います。


おしどりマコ
していない。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
えー、以前からヒドラジンの現在運用している濃度を質問していたのですが、ご回答を頂けますでしょうか。


東京電力尾野氏
個別に濃度ということに関しては、明確に整理してないかと思います。


おしどりマコ
何ppmぐらいで、運用しているのか。


東京電力尾野氏
運用においては、濃度で運用しているのではなくて、定期的に一定量、補充すると、いう形で運用していたかと思います。


おしどりマコ
その定期的の間隔と量を教えてくれてませんか。


東京電力尾野氏
ちょっとお待ちください。
1号機の使用済み燃料プールにつきましては、 3ヶ月に1回、1立方メートル。
それから2から4号機については2ヶ月に1回、 1立方メートルを入れていると。
それから、 4号機のウェルですね、こちらの方には2ヶ月に1回、 1立方メートルを入れているという様な対応をとっております。


おしどりマコ
分りました、これ、 1 、 2 、 3号機のウェルのウェルには入れていないんですね。


東京電力尾野氏
1、2、3号機のウェルは入れようがございません。


おしどりマコ
ああ、なるほど。
わかりました。
これPRTR で、ヒドラジンは大気に 0.2kg放出している、という評価を東京電力自身が出されていたと思いますが、これは地下水中にどれ位放出しているかという評価されていないのでしょうか。


東京電力尾野氏
していないのではないかと思いますが、確認させてください。


おしどりマコ
わかりました、これは地下水中にヒドラジンは出ていない. . 。
かどうか、定量ではなく定性的に。


東京電力尾野氏
ちょっと今、何ともお答えしようがありません、確認させてください。


おしどりマコ
分りました、本日の海洋モニタリングの検討会で、 T-2-1、1〜4号の南放水口付近から南に1.3kmの地点でのデータが突然、セシウムが検出されることについて、東京電力の菅井さんが、モニタリングのマリネリ容器の評価の仕方で「それまでバックグラウンドの影響によって値を過小評価していた」とおっしゃっておられたのですが、まぁそれが6月に公表していたということで、 6月の「γ線放出核種分析の評価」という資料だと思うのですが、どの測定地点をそれまで過小評価していたのか、ということが一切出ておりませんので、その6月の段階で、それまでの測定がバックグラウンドの影響との関係で、値を過小評価していた測定点というのを全て教えていただけませんでしょうか。


東京電力尾野氏
ちょっと確認さしてください。
どういったお答えができるかどうかもございますけれども。
まあ、今ほどのお話があるのであれば、確認の上、回答についてはお話しさせていただきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、 えー、わかりましたよろしくおねがいします。
少なくとも本日の海洋モニタリング、海モニで「T-2-1は測定方法により間違っていて過小評価していたと」いうご回答でしたので、他にその部分がどれだけあるのか教えてください。
お願いいたします。


東京電力尾野氏
あの、マリネリ容器の扱い方、にはバックグラウンドの扱い方、それによって、評価を直さなければいけないものがある、という事については以前お話ししたことがあるかと思います。
で、各部分に遡って直すのは、逆算ではできないことですから。
あるタイミング以降で「正しい方法にしました」ということで、修正しているという事かと思いますけど、、、。


おしどりマコ
わかりました。


東京電力尾野氏
あの、ご説明の内容或いは本日の対応の内容も含めて、確認の上回答するのが適切かと思います。


おしどりマコ
わかりました。
今日の検討会では「過去の分の校正はなぜしないのか」という議論もありますたので、過去の分の校正をした方が信頼性があるデータになるのではないか、という議論を専門の医院の方がされておりましたので。
では過小評価していたという測定点の公表をよろしくお願いします。
で、以前質問していたことの回収なのですが、B排水路に8月27日に、土のうを積んでからその後、その辺はどうなっていたのかということを質問していたのですが。


東京電力尾野氏
8月27日に土嚢を3箇所設置しているということでございますけれども、その後の状況ということについては、まだ現在洗浄作業等を行っていたのではないかと思いますが。


おしどりマコ
あ、すいません。
質問を正確にし直します。
土嚢を積んでいてから、その土嚢の間の排水路の水量の状況等です。


東京電力尾野氏
土嚢を積んで以降の排水路の、、、。


おしどりマコ
土嚢で堰き止めている部分は毎日サンプリングをして測定をしておられましたので、どのような水を測定していたのか、という質問です。
そこの水は土嚢を積んでいるはずですので。


東京電力尾野氏
溜まり水になっているのではないかと思いますが。


おしどりマコ
あ、「思います」ではなく、ご確認をお願いしていたのですが。


東京電力尾野氏
あ、そうですか。
わかりました。


おしどりマコ
完全に遮蔽されているのか、どこからか水が常に何かしら共通されているのか、たまり水がどの程度あって、毎日測定しているのかという正確なご回答です。


東京電力尾野氏
はいわかりました、そういう質問だということですね。
分りました。


おしどりマコ
2 、 3回以前に質問しましたのでよろしくお願いします。
で、本日、身体汚染について瓦礫撤去の影響がある、という資料を出していたきましたが、これは、以前より作業員の方々からも伺っていたのですが、がれき撤去の際、ちょっとしたプルームになる位のダストが飛散するという事ですので、その3号機の瓦礫は、撤去をし終わってから「何日から何日まで撤去作業をしました」という情報の発表の仕方でしたので、事前にどの部分のがれきの撤去をするのかと言うのも好評いただけませんでしょうか。これから。


東京電力尾野氏
3号機の話ですね。


おしどりマコ
そうです。


東京電力尾野氏
まず、今後のことということで申し上げますと、瓦礫の撤去作業等々 、を行うにあたっては、飛散防止剤を用いていく、ということで対応していくことと、モニタリングをしていくということでダストサンプリングは連続で行うというような事を、対応として考えていくということであります。
まあ、そのことをご説明しておいた上で、今のをご意見としては承っておきたいと思います。


おしどりマコ
はい、事後報告ではなく、事前にどこの部分の瓦礫の撤去をどのスケジュールでするのか、という情報の公表を要望します。
よろしくお願いします。
で、すいませんたくさんありまして。
で、汚染水対策ワーキンググループの資料なのですが、会見で度々質問したものが規制庁のワーキングで情報が公開されると、しかも「会見で要望のあった物を公開する」というその公開の仕方なのですが、これは、これからもこういう運用なのですかね。
記者会見より規制委員会を先にするという。


東京電力尾野氏
あの、技術的に細かい作業や準備なども伴うご質問も多いことでしょうし、そうしたものはしっかり精査した上で出さしていただいているという状況があるかと思いますが、結果として重なったものかと思います。


おしどりマコ
分りました。
では、それに関してなのですが、Hエリア汚染水貯留タンクの漏洩の20ページのタイプ別のタンクのエリア配置図を公開していただいたのですが、これHエリアという表記の仕方ではなく、H何エリアか、というというのも、公表していただけませんでしょうか。
という要望をしていたのですが。


東京電力尾野氏
あの、12ページ、 13ページをご覧いただければお分かりいただけるのではないかと思いますが。
H-4の北‥そういうのはどっか別のところにあったのではないでしょうか。


おしどりマコ
あ、分りましたありがとございます。
で、あと同じ資料の、護岸エリアの汚染の件の37ページのところで、ここに以前から質問しておりましたNo.1エリアの配管図を公開していただいたのですが、これはあのスクリーン操作室配管管路もpdfの資料で37ページに公開していただいたのですが、この配管管路のたどり着いているのがスクリーン操作室、この構造物がスクリーン操作室という理解でよろしいですか。


東京電力尾野氏
結構かと思います。


おしどりマコ
これはこの配管はここで行き止まりなのか、ということと、このスクリーン操作室配管管路の電源はどこから出て来ているのか、ということもお調べしてご回答頂けたと思います。よろしくお願いします。


東京電力尾野氏
これは行き止まりでございます。
でこの配管管路を通じて、電源ケーブルの行きと戻りがある、ということです。


おしどりマコ
この、取水ピットAから電源が来ていて、ということですか。


東京電力尾野氏
そうですね。


おしどりマコ
そこから電源が来ていてということですか。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
あの、以前取水ピットAの写真が公開されていた時は、そのような配管ではなかったのですが。


東京電力尾野氏
ちょっと、どうだかあれですけれども、いずれにしても、スクリーンポンプ室ですね、こちらの方に動いている配管のラインというのはこの1本でございますから、これは行き止まり、要は建屋で行き止まりになっております。


おしどりマコ
それは、スクリーン操作室で行き止まりになっているということですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
その電源がどこから来ているのか、というのも回答頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
で、最後にあのこの「汚染水問題に関する当社関連報道について」  ということなのですが、一昨日、相澤副社長に質問させていただいた時も少し疑問だったのですが、東京電力の、港湾内、港湾外という概念に関して少し質問したいのですが、5、6号機放水口北側や、1 、4号機放水口南側というのは港湾の外ですが、それは港湾内という評価なのですか。


東京電力尾野氏
あの、説明の中で、我々が今用いている事ということで言うと。
まず、1から4の取水口の中ということ、それから港湾の中という事、それから港湾と港外の境界領域と、境界点。


おしどりマコ
あ、境界領域という意味ですか。


東京電力尾野氏
ええ。
それから後、港湾の外の沖合、言う言い方をしてたのじゃないかなと思いますが、そーゆーところから言うと、要は取水口というのは、境界点ということですよね。


おしどりマコ
港湾内でもなく、港湾外でもなく、境界点ということですね。


東京電力尾野氏
そうですね。


おしどりマコ
わかりました。
で、まあ、今日開店ということで、今回の汚染水の漏洩では、告示濃度限度以下かもしれませんが、境界である5、6号機北側は、今年度の汚染水の漏洩がありましてから、セシウム濃度など上昇の傾向が見られるのですが、それは別に上昇では無いという判断ですね。


東京電力尾野氏
最終的に、 、 。


おしどりマコ
6月位の値です。


東京電力尾野氏
6月位ですか、今手元にございませんけれども。


おしどりマコ
わかりました。
後ですね、1、4号放水口南側の地点で、去年の4月に同じHエリアから汚染水が漏洩した際に全βでストロンチウムで850ベクレル/Lや、 400ベクレル/リットルLや、告示濃度をはるかに超える漏洩があったのですが、その件はまあ、今回は関係ないということですね。

東京電力尾野氏
おっしゃってるのは1年前の、側溝を通じて外に出してしまったということですか。


おしどりマコ
はいそうです。


東京電力尾野氏
その話と今回の話は直接関係してないかと思います。


おしどりマコ
分りました、あの、冷温停止制限をされてから、、、。
冷温停止状態の宣言をされてから、同じエリアからの汚染水の漏えいで、まあ外洋に、、、境界点ですか、に明らかに告示濃度を超えた漏洩があったと記憶しておりましたので、まぁ今の段階ということですね、わかりましたありがとうございます。
では、5、6号北側放水口が今年度、汚染水の漏洩に合わせて上昇しているという事についての評価をまたご確認をよろしくお願いします。


東京電力尾野氏
いずれにせよ、低いレベルの中での変動というふうな認識でございますけれども、いずれにせよ今、手元に数値がございませんから回答する前に確認させてください。

 

 


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