原発事故

7月25日には、月に1回の「中長期ロードマップの進捗状況について」の臨時会見がありましてん!

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おしどりマコ

たくさん質問がありますので回答は端的にお願いします。

まず、3号機のオペフロ周辺の湯気についてなんですが、これは、13ページ14ページのところですが、 14ページの湯気発生源の推定であるようにPCVのリークや、PCVから放出された放射性物質による発熱だとどれくらいの線量になると予想されてるのでしょうか。BGが高い状況で、判断はつくのですか。

 

 

東京電力尾野氏

今非常にバックグラウンドは高いですから、直接の雰囲気線量で、見ているということでは判断がつかないというふうに思っております。

これは昨日申し上げた通りです。

 

 

おしどりマコ

ダストサンプリングで。

 

 

東京電力尾野氏

ですからダストサンプリングが重要かと思っております。

 

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おしどりマコ

これは、ダストサンプリングは主要3核種以外はどうしているかというご回答を頂けますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、現場の方確認させていただいているところですが、これも昨日申し上げた通りですが、ゲルマニウム検出器で測っていれば、他のものでも特徴的なものがあればわかると思います。

これは確認ができたところで海外させていただきます。

 

 

おしどりマコ

ですよね、わかりました。

では13ページの上の図についてですが、このオペフロのシールドプラグの周辺の雰囲気線量で、シールドプラグが3つの部分に分かれているということで、この6~15のラインは継ぎ目の一つですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうです。

 

おしどりマコ

では、クレーンガーターと重なっていますが7~14のラインも継ぎ目の一つですか。

 

 

東京電力尾野氏

ここは、厳密に言うとちょっとずれてるのではないかと思いますが、近いところと思っていただいて良いかと思います。

 

 

おしどりマコ

なるほど、ではですねこの、毎時1sV以上の線量が高いところは、このシールドプラグの継ぎ目のラインにちょうど重なっているということはどう評価されますか。

 

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東京電力尾野氏

この測定で、様々なところで高い線量が出てますので、これがどうのというふうにダイレクトに因果関係を申し上げるのはちょっと難しいかと思いますが、発災直後の状況など、私どもそう考えておりますけども、格納容器の中で非常に圧力が高まった、で蒸気や水素がたくさん溜まったと、いう時に、それがどういう経路で建屋側に出てきたのであろうかということの1つの経路として、格納容器の方のフランジ面というところは、可能性の高い場所の1つという風に申し上げていました。

それから、格納容器の中で、たくさん蒸気が発生してるような爆発があった直後のような時ございますけれども、こうしたシールドプラグの付近から蒸気が出てる、ということも映像的にみてございますので、ですからこうした隙間というのが、かつて蒸気の通り道であったということは想像にかたくないというふうに思ってございます。

ですから、その関係で継ぎ目の部分というのは、通ったあとでしょうから、その当時よごれがついたという事は、あっておかしくないことというふうに思います。

ただ、この辺全体が瓦礫に埋まった中で、蒸気が出たり汚れたりしておりますから、それが最終的にどういうつけ方になっているのかというところまで、判断していくというのはちょっと難しいかなと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

すいません、確認ですが、爆発直後はこの3号機のシールドプラグの継ぎ目の付近から蒸気が出ていたということなんですね。

 

 

東京電力尾野氏

そーゆーようなことが映像的に見えております。

 

 

おしどりマコ

分りました、その頃非常に高い線量だったと思いますが、何かロボットなどでこの辺の線量を測ったというデータは無いのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

特にございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、事故以前はこのシールドプラグの継ぎ目の付近だけ線量が高くなるような事はあったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

事故以前というのは、この場所はよくお客様のご案内をしていた場所でございますので、ですから、お客様のご案内の関係で、ようは「ここの場所の線量はいくつです」というような表示器と測定器を常時置いていて、ご覧いただいたりして、私もご案内によく行きましたけどあまり高くない場所です。

 

 

おしどりマコ

高くない場所。

ありあとございます、高くない場所ということで、その付近と継ぎ目で線量の差はないということですか。

確認ですが。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、スミア試験といってこすりながら汚れを探すというような定期検査が終わった後除染をしてそういうことしますけれども、特にここだけ高いということはございません。

 

 

おしどりマコ

なるほど、スミアでも継ぎ目が汚れていることはないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

格納容器につきましても、要は、密閉性の確認試験などもしてございますし、通常の事故前の格納容器というのは、常時風圧寄りになるようにしてますから、そういう意味でもう特に継ぎ目だからということはございません。

 

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おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

では、2号機建屋付近の地下水観測孔の汚染についてですが、85ページ、86ページの辺りで、昨日ご回答頂きましたが、すみません2011年6月2日の詳細図も見ましたが、これはスクリーン操作室の電線管路とは全く別のものなのですね。

昨日ご回答いただいたのですが「スクリーンポンプ室」ではなく「スクリーン操作室」への配管です。

で、この立坑ピット閉塞状況の行程表も全て見ましたが、1、2号の間のスクリーン操作室配管管路の閉塞は行われていないのです。

3、4号内では行われておりました。

この85と86ページを見ていただくと分かると思うのですが、初収録ページのさんの上のところは、スクリーンとスクリーンの間にペケ印がありますが、 85ページのところはスクリードスクリーンの間にはペケ印はありません。

この、1、2号の間の配管についてどうなっているのかというのを質問しているのですね。

で、昨日も今日も尾野さんが仰った通り、この付近のトレンチや配管が地下水観測孔1-3や1の汚染に寄与しているかもしれませんので、配管図やきちんとOPも記入したものなどを公表していたけないでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ご質問は85ページの2号関係、そちらの方で、護岸よりによっている、 、 。

 

 

おしどりマコ

そうです。

海と平行して走っている配管です。

ピットAから下に伸びている配管です、スクリーン捜査室まで。

 

 

東京電力尾野氏

昨日ご説明した通りだとは思うのですが、そうしたお話であれば確認いたします。

 

 

おしどりマコ

はい、昨日のご説明ではスクリーンポンプ室のピットの閉塞と、 2011年6月2日に載っている配管図はスクリーン操作室の配管では位置的に違いますので、この辺りの配管図を公表してほしいという要望です。

OPも含めた。

 

東京電力尾野氏

今ご覧になっているスクリーン操作室の配管というのはどの資料でしょうか。

 

 

おしどりマコ

2011年に出ている2号機関連の資料にはすべてピットAから北に延びているものがついているのですね、上から見た図、横から見た図などについております。

あとで、ご紹介しますが、保安院の地図や東京電力の地図にもついておりますので。

よろしくお願いします。

 

東京電力尾野氏

ちょっと、確認をさせていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

東京電力尾野氏

あの、昨日発表させていただいた通りと思いますが、確認させて頂きだと思います。

 

 

おしどりマコ

はい、配管図とOPの公表お願いします。

で、70ページに戻るのですが、下の部分の専門家からの主な意見というところで、地下水中の核種の挙動の把握のためにフィルター径を変えてろ過し、流系、イオン、コロイド粒子を確認するということで、これは、やはり0.45のメンブレンフィルターでは細かい、ということで大きい径のものでもろ過いていく、ということですか。

 

東京電力尾野氏

具体的にどういう事を考えてるか、という事に関しては検討の中で決まって行くのではないかと思いますが、小さい側をみるということに意味があるのではないかというような意見も有りますのでここは最終的にどうなるか議論の結果かと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、東京電力のホームページに載っている、地下水バイパスについてのQ&A7月22日に掲載の分(http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/info/13072201-j.html)なんですが、ここの回答に「海への到達は約200年‥」という数字がでてますが、これは以前東京電力から、電中研が出した評価として、10から10の2乗年という事が出ていましたが、200年という評価は、どのようにして出されたのでしょうか。

 

東京電力尾野氏

今手元に資料がございませんから、確認してから回答させていただいてもよろしいですか。

 

おしどりマコ

わかりました、もう一つのQ&Aで「汲み上げる地下水に含まれる放射性物質は東京電力ではなく、第三者機関で測定し、適切に公表していくべきではないか」という質問に、「第三者機関においても測定を実施していただいております。」という回答ですが、この第三者機関の名前は公表されないのですか、毎回。

何処に依頼してるのか、など。

環境総合テクノスなど。

 

 

東京電力尾野氏

以来先につきましては、個別にこれまでご質問いただ折などにご案内いたしております。

 

おしどりマコ

あの、漁連などへの説明会の資料に第三者機関としてしか掲載されず、その機関名、分析センター名が載っていないという事についてです。

まぁ、質問をしましたらご回答をいただけるのですが。

 

 

東京電力尾野氏

これは、第三者機関ということで、多くくりな表現かもしれませんけれどもわかりやすく書いているのではないかと思います。

 

 

おしどりマコ

これは、住民の方々への説明会の資料には分析センター名は載せないのでしょうか。

「第三者機関」という表記しか見たことがありませんが。

 

東京電力尾野氏

そうですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

まぁ、ご説明の資料ということでございますれば、ある一定程度の、分量やあるいはわかりやすさやシンプルさというのも必要かと思いますので、コンセンサスした形で資料は作っているのではないかと理解してます。

 

おしどりマコ

わかりました。

えー、では71ページの、今後の検証の進め方、で「海水濃度の変動について」なんですが「港湾内の濃度変動について収支バランスを下に評価」これが8月めどで、港湾内の流動解析の実施の検討が9月めど、ということになっているのですが、これは、 2年前に超高濃度の汚染水を海洋に、港湾内に漏えいした時から、この港湾内の流動解析というのはやっておられなかったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

港湾内の流動解析と云うのは、なかなか難しい仕事だそうでございまして、そうしたことも含めて検討しているところでございます。

 

 

おしどりマコ

それは2年ずっとやってきて9月に出るということなのか、指示を受けて数ヶ月出てるということなのかどちらなんでしょうか。

 

東京電力尾野氏

今回の出来事の評価のための解析というふうに聞いております。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

では、2年前の漏洩に関しての評価は特に取り込まれなかったのか、難しいからやらなかったのか、少し評価をしていたのかどちらですか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっと確認をさせていただきたいと思います。

 

おしどりマコ

わかりました、よろしくお願いします。

 

 

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おしどりマコ

3号機の建屋の湯気についてお伺いしたいのですが、このシールドプラグ周辺の雰囲気線量の測定を見ますと、中央とこの線量の位置から2シーベルト/アワーの高い値を示すところが、中央と中央北寄りの方に集中してるように思うのですが、これはどのように評価されているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これはまだそこまでの評価をしているようなものではなくて「測ったらこうだった」というような段階かと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

多分既にあった質問だと思うのですが、以前は同じような気象条件が重なったときに、このような湯気というのは確認されていたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

以前の時ということで言うと、充分わからない状況でございますからそこまでは分かっておりません。

ただ、今回ということでいますと先に出たのが15日でしたっけ。

 

 

おしどりマコ

18でしたね。

 

 

東京電力尾野氏

18日ですねそうですね、 7月18日だったと思うんですけれども、その時と今回の気象条件というのは似てございます。

前回で言いますと、 7月の18日は21.4mm、それで、湿度が95%。

 

 

おしどりマコ

そうですね、ありがとうございます。

すいません、質問の意図は7月18日以降ではなく、去年や、もっとそれ以前に同じ様な事があったかということです。

 

 

東京電力尾野氏

それは前回お答えさせていただいてますが、 24年の7月の15日に、それに、今回のことから振り返ると同じような現象というのが見えていたと、極めて一時的だったので、というようなことがあったと。

 

 

おしどりマコ

それはその一度だけだったのですか。

 

 

東京電力尾野氏

それ以外には、わからないというのが正しいということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、ダストサンプリングは主要三核種しかされておられないのですが、その他の核種については調査はされないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、ちょっと確認させてください。

ゲルマで測っていれば、他の核種であっても特異的に出てるものであれば引っかかってまいりますのでちょっとそこは確認させて戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

あと、要望なのですが、連続ダストモニタや圧力容器、格納容器の温度やドライウェル圧力や希ガスモニタなど「優位な変化なし」という表記になっているのですが、もし可能ならば普段どれどれくらいの値で、湯気が出てる時はどのくらいの値だ、というふうな表記も付け加えていただけませんでしょうか。

 

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東京電力尾野氏

今評価等しておりますので整理できるかと思っております。

なお、前回ですね7月の18日でしたっけ、の時にそうした値について至近の値と今回の値という事で、比較さしていただいておりますので大体、 1週間程度の差ですからこの同じと見ていただいていいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、冒頭にご回答いただいた枝トレンチの閉塞については前回私がした質問の回答だったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

分りました。それはスクリーン操作室電線管路についても同じということですか。

わかりました。

前回ぶら下がりで伺ったのですが、立のものはコンクリートで閉塞できるが、横に伸びているものはコンクリートで閉塞できないと伺ったのですが、これは横に伸びているスクリーン操作室電線管路もうめいて、、、。

 

 

東京電力尾野氏

要所要所の、ボックスがございますのでそこで埋めているということです。

 

 

おしどりマコ

そこで埋めているということで。

すべて埋めているというわけではないという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい、要所要所のボックスで埋めてございます。

ここに付きましては、発災当時もそうですが高さの関係でいいますと地表付近ということでございますので、水が入ってるような状況ではないということでございます。

 

 

おしどりマコ

いえ、当時の写真を見ますと、現在問題になっている電源ケーブルトレンチと同等の高さでケーブル管がピットAの穴に見えておりましたので、すいませんではそのPOなど、配管図も出していただけませんでしょうか。

で、各種トレンチや埋設物管理図などの図面は一部の図面は発電所本館の図書室にのみ保管していて、本店では見られないので、関係者や作業員のヒアリングによって補われた図面があるあるのですが、その図面も公表していただけませんでしょうか。

取り急ぎNo.1エリアだけでいいですので。

 

 

東京電力尾野氏

ご意見として承りたいと思いますが、 1番最初のお話から申し上げますと、スクリーン操作室の電線管が入っているトレンチというのは、大体その底面が、分岐のすぐ直上でつながっている、分岐トレンチの底面に対して80センチほど上にございますのでそうした関係がございますので、こちらの方については水位高さの関係から、水が流れ込んでいると言うような状況ではないと考えられます。

で、その上で要所要所で中の様子が見れる蓋が付いてる場所ですね、そうしたところからコンクリを流し込んで、止めてございますので、こちらにつきましては処置済みというふうに考えてございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、 6月までに処置済みであっても2011年の12月にはスクリーン操作室電線管路が乗った地図が公表されていたのですが、すいません、そのスクリーン操作室電線管路が、最終的にどこに繋がっているのか、という図面は一切出ておりませんので、よければ埋設物管理図、この辺のものを出して頂ければと思います。

 

 

東京電力尾野氏

いずれにしましてもこれは、 6月の2日の資料をご覧になっているのではないかと思いますが、そうしたところで現状、図面等をお見せできる所についてはご覧いただいてるかと思いますので、参考となさって戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

2011年の12月の26日の資料には、クラックとスクリーン操作室電線管路がついている地図、図面がまだ公表されているのですが。

「埋め立てた」とおっしゃる後にでもです。

なので、この辺は今回の漏洩にかなり寄与している付近ですので、この辺の埋設物の配管図を公表していただけませんでしょうか。

すくなくともスクリーン操作室電線管路が最終的にどこに繋がっているか教えていただけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、ちょっと繋がりについては私確認してみたいと思いますが、いずれにしても今回お示ししてないのは、こちらに付きましては処置済のところですので、今後対応をとって行くべきところという所中心にご説明させていただいたということでございますのでご理解いただきたいと思います。

 

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おしどりマコ

わかりました。

「処置済み」であっても公表していた時期が有りましたのでどうぞよろしくお願いいたします。

で、福島第1港湾内の放水口付近護岸の詳細分析結果についてですが、地下水観測後のNo.1とNo. 1-3を比べますと、全βが1-3が、常にかなり高いのですが、これは3号機建屋の汚染がやはり寄与している、と考えておられるのでしょうか。

その、距離的に1-3の方が遠いにもかかわらず1より全βが100倍ほど高いのはどう評価しておられるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、1-2が非常に高くてそれで、突出して1-2が高いんですけれども。

その大体1割かた位が1-3で出ていて、その他のところに比べると大きな差があるという状況においては、今まで見られている状況ということに関してはおっしゃる通りかと思っています。

で、そうした状況というのは解釈として2つほどの解釈があるというふうに思っております。

1つは、先ほど申し上げましたが、この1-3というのは1ー2からトレンチで回ってきた付近にございますので、トレンチの下の砕石層などを通じて、近くまで来たものが、回り込んできたという可能性が一つございます。

この場合は、発災直後の漏洩の残水の回り込みという事での可能性です。

これは、そうした経路がない場所にしみながら繋がって行く、届いて行くということに比べると動き易いということになりますので、これが一つの可能性として考えられます。

もう一つの可能性の考え方ですが、その直近というのは、トレンチの構造と繋がりとしては、複雑な繋がりをした枝トレンチが、多数ある場所ですから、そうした枝トレンチの側から枝トレンチに埋め殺しになっいる様な物が、回り込んできた物と、要は枝トレンチに埋め殺しにされていた汚染水が漏れて来ていると、いうような可能性が考えられます。

あた、リスクと云う事で考えますと、大元の本体のトレンチですね、こちら側から枝トレンチを通じて回り込んでくるというリスクも考慮しなければならないと思ってございますが、前回も申し上げましたが、要は本体のトレンチの方から継続的に大量に供給されてる状況であるとすれば、かつて1回出たと、いう1-2という事との対象からするともっと大きくても良いのかな、という風に思ってますので、この辺りは調査をして行くななでその可能性がどちらに振れているかということを見極めて行くんだろうと思っております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

今、尾野さんからもご説明がありましたが、1-3で全βが1より高い理由として、1-2からトレンチを通じて回つてきた可能性や、埋め殺してある枝トレンチを伝ってきた可能性がある、という事で、やはりこの辺りの埋設物の管理図、配管図、埋め殺したトレンチの全ての配管図を、とりあえずNo.1のエリアの公表を要望致します。よろしくお願いします。

あの、可能性が有ると、尾野さんが仰っておられましたので。

あと、以前からしている質問ですが、わたし、月曜日に言い間違えてしまいまして、PRTRではなく、水濁法、大気汚染防止法の当該物質を環境中に事故で放出した際の県知事への連絡、その事故で放出した際の評価がどうなっているか、というのを以前から質問しておりますので、そのご回答をまたよろしくお願いします。

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おしどりマコ

質問沢山ありますので、ご回答手短に、すいませんが宜しくお願いいたします。

降雨と潮汐と地下水の関係は私、6月から質問していたのですが、出てくるのは今測定している放射性濃度ばかりで、いずれ整理して公表するというご回答もなかったのはなぜですか。

尾野さんはご存じなかったということで、その理由を教えてください。

 

 

東京電力尾野氏

これまでご説明したのと同じでございます。

 

 

おしりマコ

分りました、こういう評価はないのかと社内に問い合わせることがなかったのでしょうか。まあ、横に今4人、5人ほど広報の方がおられますけども、ずっと質されていることに関して「社内にその情報がないのか」という問い合わせるようなシステムはないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

私どもとしては問い合わせさせていただいてますが、結果として、タイミング的に遅くなっているということでございますので、その点につきましては意を尽くせてないところは申し訳なく思います。

 

 

おしどりマコ

では、今日発表になったということで以前から質問しているのですが、ソーシャルコミュニケーション室にリスクコミュニケーターがいらっしゃいますよね、柏崎に10人、福島に10人東京に2人。

で「社会目線の欠如から信頼性の回復、透明性の向上、情報の開示を社内に提言する社長室直属の強い権限を持った部署」ということで、ソーシャルコミュニケーション室のリスクコミュニケータの方々は今回の発表に関してなど、どのようなお仕事をされているのでしょうか。

こういうシビアな発表について、関わっておられるのですか。

 

 

東京電力尾野氏

当然こうした発表に関しては、内容について正確に深く誤りがないように発表するということで、対応させていただいているということでございます。

 

 

おしどりマコ

以前からリスクコミュニケーターがどのようなお仕事をされているか具体的に公表してくださいと言っているのですが、その他いとわ頂けますでしょうか。

地下水バイパス、柏崎刈羽への説明等々。

透明性の向上と言いながらリスクコミュニケーターの方々の透明性がいちばんありませんので。

 

 

東京電力尾野氏

そちらにつきましては、結果としてあまり御評価いただけていないところがあるのかもしれませんが、我々の公表ということを、しっかりと向上させて行くと言うところで、ご評価いただければと思ってございます。

 

 

おしどりマコ

これ以上公表はないということですか。

仕事について。

 

 

東京電力尾野氏

個々の仕事の内容について、ご説明していくというようなところではないのではないかなぁというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

これじゃないということですね分りました。

では、先程の3つ伝えたいことがあるというのの2番目の点についてですが、外の場所へは影響がないということに関して、東京海洋大学、電力中央研究所、環境科学研究所など海洋へ港湾外への海洋への汚染の可能性の論文や報告書が以前から出ておりますが、それはどのように評価されますか。

 

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東京電力尾野氏

それはそれぞれの方々 、さまざまな視点で評価されているという事かと思われますので、そのことについて私が今、言葉の使い方ということについて、としてとやかく言うつもりはございません。

ただ、今回私が申し上げたところというのは、実際にモニタリングされているデータ、、、。

 

 

おしどりマコ

そうですね、すいません、ごめんなさい。

繰り返しになりますので。

外の場所には影響がないということの根拠が「モニタリング地点、港湾外のモニタリング地点の値の変動がない」というご回答なら以前私がずっと6月から質問しておりました海洋への漏えいの可能性は海水のモニタリングのデータが移動していないので漏洩はないというお答えだったのですね。

なので、同じような根拠だとまた今後変わる可能性もありますし、その他港湾内の海洋が潮汐によってどの程度希釈されるのかというのもずっと質問しているのですが、それに関しての評価はまだ出ないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そちらにつきましては、まぁ今回様々なデータとご説明させていただきましたが解析的な評価、あるいは定量的な評価ということについてはこれからすすめたいと思っております。

 

おしどりマコ

開渠内には漏洩があるということで、会期内の海水が、潮汐でどの程度希釈されるかという評価はまだないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

ないですね。

あの、ご存知ないのではなく、してないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そういった定量的な評価につきましては、今進めているところでございますので‥。

 

 

おしどりマコ

進めているところなのでまだ公表できないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

結果としてはでていません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、開渠内の潮汐での希釈の可能性、パーセンテージと、港湾内の海水の希釈のパーセンテージの解析は進められているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

こちらについては、、、。

 

 

おしどりマコ

すいません、それが出ないと外の場所に影響がないかどうかの明言は出来ないと思いますが。

 

 

東京電力尾野氏

何と申し上げるのが良いのか、あれですけれども、そうした定量的な評価というのは今後していく必要があると思いますし、今日この場でもそうした事を進めていく必要があるし我々としてやっていくということでお話をさせていただいてると思っております。

ただ、現状実測されてるデータとして、憂慮すべきものもあるかと言うとそのようなものがないということもこれは一方で明らかになってございますので、そのことも併せて申し上げたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、資料Cについて伺いたいのですが。

配管について、記載されていない配管があると思うのですが、いわゆるピットAの一番海側の赤のペケ印のピットAから海側と並行して北側に、政府事故調の報告書や保安院の報告書見ますと、スクリーン操作室電線管路という、ケーブル配管があります。

よく事故直後の東京電力の写真に地表面にクラックが走っていた写真があると思うのですが、それの真上、地表面のクラックとともにケーブル配管が記載されていたのですが、これの記入は今回ないのはどうしてですか。

 

 

東京電力尾野氏

確認させていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

かかりました。

質問ですが、ピットAとピットBは埋め立ててですねこの地表面のクラックとこのスクリーン操作室電線管路がその後どうなったのかというのも併せてご確認いただければと思います。

というのは、このケーブルの管路が生きているならば、地下水観測孔の海側の1-1いの汚染が影響しているのではないかと思いますので、そしてなぜこの図面に経路がないのかというのもあわせてご確認をお願いいたします。

 

 

東京電力尾野氏

それは確認させていただきたいとおもいます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、地下水観測孔のNo.1を去年12月に作り1回測定し、今年の6月に2回目の測定をして高濃度の汚染がわかったわけですが、では、いつから高濃度の汚染が始まったかというような評価はされているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

今後考えなければいけないところと思ってございますが、No.1観測孔、こちらのデータというのは昨年の12月のデータというのが1点その後5月のデータというのが来ていて、その時点では上がっているということですから、その間ということになろうかと思いますけども、それがどこなのかということについて明確に申し上げるようなデータは現状もちあわせておらないという所でございます。

 

 

おしどりマコ

今後評価されるのでしょうが、No.1の12月のデータは、セシウムはNDでしたがトリチウムは29,000ベクレル/リットル出ていて、まあ、セシウムにだけ注目していてトリチウムは評価しなかったということですが、現時点でのトリチウムの評価など海洋への漏洩や拡散の評価というのは今後されていくのでしょうか。

今の時点での情報は出されないのでしょうか。

全くしていないのか、出さないのか。

 

 

東京電力尾野氏

現時点においてどのタイミングからということを申し上げることについては我々今データを持ち合わせておらないということです。

ですからもう少しよく勉強してみる必要があるとは思ってございます。

ただ、 5月以降No.1の濃度というのは上がってございますから、そこ以降に関してNo.1のエリアと云うのの地下水は、えー、特にトリチウムによって汚染されているということについては明らかだと思っております。

 

 

おしどりマコ

No.1-1のボウリングコアはされなかったのでしょうか、ボウリングコアをするという決定があったのは何時なんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

1-1でございますか。

 

 

おしどりマコ

はい、もう潰れたところですがいちばん汚染が酷かったとこです。

 

 

東京電力尾野氏

ボーリングコアについては1-1、1-2、1-3、1-4すべて確認してございますけれども、汚染濃度が最も高かった1-2でこうしたデータが採れてございます、それ以外のところでは測定箇所のバックグラウンドと有意化が確認出来ておらないという事で、そうしたグラフは得られておりません。

 

 

おしどりマコ

なるほど、トリチウムの汚染の1番酷かった1-1は、差が出なかったので一応ボーリングコアをしたということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい、しております。

 

 

おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

で、塩分濃度が公表されたのですが、pHや電解度というのはとっているかどうかというのはご確認いただいていたはずなのですが。

 

 

東京電力尾野氏

最近のデータとしては特にとっておらないようでございますが、何れにしても評価ということの中で必要なものにつきましては、とっていきたいということで検討しております。

 

 

おしどりマコ

最近のデータpHや電解度はとっていないということで、過去はとっておられたのですか。

 

 

東京電力尾野氏

最近のデータと申し上げているのは、ここのところずっとえー、モニタリングデータということで、測定をしてますが、これは、放射性の測定を中心になっておりますので他のことはしていないでございます。

 

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おしどりマコ

なるほど、通常の放射性セシウムの水中濃度の測定ということで、JISの有姿撹拌試験なら、0.45マイクロのメンブレンフィルターを通常東京電力の分析センターで用いる、とおっしゃっておられましたので、通常0.45のメンブレンを用いる撹拌試験なら、何故pHや電解度を同時に取らないのかと云う疑問があるのですが。

通常とおっしゃられましたので。

 

 

東京電力尾野氏

通常といったのは、ろ紙のメッシュのご質問かと思いますが、ろ紙のメッシュでラボで標準的に使っているろ紙をそのまま流用して使っているということでございますから、通常使っているものはそのまま使っていましたという説明です。

 

 

おしどりマコ

5マイクロ経のものは通常、普段ご用意されてないのですか。

5マイクロのメンブレンフィルターです。

 

 

東京電力尾野氏

聞いてる限りにおいて、当該のラボにおいて通常使用しているもので行ったということでスペックについては明らかにしたと云う意味で数値をお示ししていた、という事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では以前質問していたのですが、この厚労省の指針に追加しての東京電力独自の取り組みという事で、精密検査に白血病がはいってきてますが、これは一次の所に白血病の白血球の分画などの血液検査がありません。

これは電離検診などでひっかかった方々を改めて精密検査する時に、東京電力は1部負担するということですか、という質問していたのですが。

そのご回答いただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

、、、、、、えっとですね、厚労省の指針ではおっしゃる通り、白血病の検査についての明記はないということでございます。

ただし、実効線量が100ミリシーベルトを超える作業者について、健康診断において実施する採決で、赤血球数及び血色素量の検査と併せて白血球数及び白血球百分率の検査をすることが望ましいという考えで御座いまして、その対応として通常の健康診断において、精密検査が必要になった場合の対応として、白血病の項目を追加したという事でございます。

 

 

おしどりマコ

えー、すいません、その追加したのはどこかということです。

精密検査で白血病が入ってきてるのですが、この二次検査の白血病の一次に当るのはどこかという質問です。

電離検診ですか。

 

 

東京電力尾野氏

ですから我々で言ったら通常の健康診断、電離検診等々。

 

 

おしどりマコ

通常の健康診断で、なるほど電離検診。

わかりました、ありがとうございます。

あとですね、淡水化装置の油漏れ、高圧ポンプの件ですが、この給油キャップ等が熱で変形したとおっしゃられてましたが、大体何度で変形するものですか。

それと当該箇所は加熱されるような場所なのですかということを教えて下さい。

 

 

東京電力尾野氏

本日につきましては、現場の状況ということで色々確認できているところで話をさしていただいているということでございます。

改めて、調査は継続していますので、わかったところでご説明していきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ご回答は無いということで、分りました。

リスクコミュニケーターの方々が何をされているか、ご回答は無いということでしたが、これも社内向け、社内の原子力リーダー向けのリスクコミュニケーターということで、情報を何を開示するかや、説明会の資料は何にするかなどは関わって来ないということですね。確認ですが。

 

 

東京電力尾野氏

個別の業務に関して個々ジャッジをしていくというものではないと理解してます。

 

 

おしどりマコ

この汚染水に関するまとまった資料を作るのに、大分時間が必要だと思われるのですが、これを今日発表するということが、スケジュール的にどこが決めたかというような、そういう部署はあるのでしょうか。

そこにリスクコミュニケーターは関わってるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

スケジュールに関して申し上げますと、まとまったところで今回発表させて頂いてますから、結果としてライン部門として責任もってご説明できる内容、ということでまとまったという所でお話をさせていただいてるとこでございます。

 

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おしどりマコ

あの、これらいつまとまるかもしくはこういう評価をしているか、などはご回答いただけないのでしょうか。

あの、質問をずっとしておりますので、 6月から。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっと質問の意味を測りかねておりますが。

 

 

おしどりマコ

あの、こういう評価しているので、まとまったところで公表するというような、情報の出し方というのもされないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

できるだけ、ご説明ということについては工夫してまいりたいとおもいます。

 

 

おしどりマコ

尾野さんが、会見でどの情報を出すか、今日はこの説明をする、というようなことはいつご存知になって、そしてそれはどこから発注が来るものなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

基本としてトラブルや事故等の場合であれば、選択の余地というものはございませんしそれから、検討等についてはやはりまとまった所でお話するという事でございます。

 

 

おしどりマコ

「この情報を発表するように」など、そういう発注が来る、といういますかそういう部署は在るのですか。

すいません。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっとご質問の意図が分かりかねますが、それぞれ検討や整理、様々なことがございますけれども、そういったものはラインによって検討されるものだと理解しております。

 

 

おしどりマコ

各ラインからバラバラに来るということですか。

「この情報を今日発表する」ということについて各ラインからバラバラに来るということなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

例えばトラブルがありましたらトラブルに関係する部署ですとか、ご存知かと思いますけれども会見の途中でも飛び込んでくれば私は説明させて頂きますし、それは一概に言えないかと思いますけれども。

 

 

おしどりマコ

この資料を作っておられるのは、広報の方々ですか。

各ラインによって違うのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

広報で、つまり我々が一次資料を作るということがありませんから、ラインによって準備された、という事を、例えば見やすいパワーポイントにするであるとか、そういうことがありますが基本内容的に我々が作っているということではございません。

 

 

おしどりマコ

かかりました、ではちょっと長くなりますので。

できればソーシャルコミュニケーション室のもう少し具体的な資料など頂けたらと思います、よろしくお願いします。

あと以前から聞いております、PRTRと作業員の方々の定期的な血液検査の、各項目別の基準値を外れたパーセンテージの公表も半年前から質問しておりますのでよしくお願いします。

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 前 半                     

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おしどりマコ

少し不勉強なのですが、耐震の設計のモデルが断層モデルのみのような気がするのですが、これはアスペリティとかはどのように評価されているのでしょうか。

断層面間の強く固着した部分の歪みの領域です。

 

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東京電力原子力設備管理部

安全調査グループマネージャー増井氏

ちょっと確認をさせてもらってよろしいでしょうか。

 

 

おしどりマコ

分りました、あの東日本大震災は、発見されなかったアスペリティ、非常に広い範囲でのアスペリティの影響が大きかったので、これは平成20年の保安院の資料等、柏崎刈羽はアスペリティにも評価されておられますので。

今回はアスペリティは評価されていないのでしょうか。

 

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東京電力原子力設備管理部

土木調査グループマネジャー 谷氏

そういった意味ですと、地震動を発生させるモデルとして、断層ごとにアスペリティを設定して、で、地震動を設定しております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、断層ごとのアスペリティではなくその、東日本大震災の場合は連動したアスペリティの震災だったと思うのですが、そういう評価があるということで。

アスペリティの連動の評価というのはされておられるのでしょうか。

 

 

東京電力原子力設備管理部

土木調査グループマネジャー 谷氏

地震動をやっているものと代わります。

 

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地震グループ 水谷氏

基本的に今回、先ほど説明にありましたように、連動を考慮して評価しているという中で、去年の意見聴取会ですね、その中で連動した際のアスペリティの配置等についても色々なケースを保守的に考えて評価、実施しております。

 

 

おしどりマコ

評価はされているということですね。

これは特に資料には載っていないと思うのですが。

 

 

地震グループ 水谷氏

今回そうですね、それで、実際に当時連動した際の地震動評価につきましては去年の、保安院の時代ですが、意見聴取会の資料ということで全て公開になっておりますのでそちらをご参照いただければ全てわかると思います。

 

 

おしどりマコ

分りました、アスペリティが連動した場合の方が、活断層が連動した場合より評価として小さいということで載せておられないのですか。

 

 

地震グループ 水谷氏

えーと、アスペリティが連動というか、まぁ、断層が連動した際のアスペリティ、アスペリティは断層の中にありますので、その配置が、色々考えられますのでそういったものについても不確かさを考慮し評価をして実施しているということでございます。

 

 

おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

今年の4月からソーシャルコミュニケーション室が出来て、柏崎刈羽にも10人ディスクコミュニケーターの方々が配置されていると思うのですが、今回そのリスクコミュニケーターの方々は、どういった働きをされているのでしょうか。

すいません、少し本筋と離れますが。

これは、地域の透明性を、柏崎刈羽の透明性を確保する地域の会や、新潟の泉田知事との話し合いにおいて、柏崎刈羽のリスクコミュニケーター10人の方々はどういったお仕事もされているのかという質問です。

 

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東京電力司会の方

具体的な活動に関しては確認させてください。

基本的にはソーシャルコミュニケーション室はご存知の通り、先に我々にありました社会目線の欠如、ということで、それを社内にですね、反映させましょうと云うことで、必要な情報は適宜に確認、分かり易く説明しましょうということでなっております。

それをですね1人1人が活動するのがリスクコミュニケーターということで考えておりますので、リスクコミュニケータに関しては地域のご説明ですとか、マスコミのみなさんへのご説明も含めて対応させていただく機会があると言うふうに思っておりますけれども、今回の中でですね、どのような活動したかというのはちょっと確認をさせて頂ければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

おしどりマコ

分りました、毎回どういったお仕事されているのか質問をするのですが、あまり公表はされないので、、、よろしくお願いいたします。

 

 

東京電力司会の方

具体的な活動内容については確認させて頂ければと思います。

 

 

おしどりマコ

よしくお願いします。

 

 

 

 後 半                       

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おしどりマコ

1ヶ月毎回聞いているのですが、この辺の地下水の流速と総量の評価というのはまだできていないのでしょうか。

 

 

東京電力 尾野氏

それはまだ今評価中です。

 

 

おしどりマコ

まだできていないということですね。

では、前回地下水の観測孔から汲み上げる時のどの位置で汲み上げているのか、というのを質問して、ご確認をして頂くという事だったのですが。

 

 

東京電力尾野氏

観測孔のどの位置か。

 

 

おしどりマコ

そうです、毎回500ml汲み上げ、そして地下水がどのような変化をするか、という様子は見ているのか、という質問です。

 

 

東京電力尾野氏

えーと、地下水、、。

 

 

おしどりマコ

地下水の観測孔は毎回500ml汲み上げており、そして毎回その水位はどのように変わるのか、どのあたりで汲み上げているのかということです。

 

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東京電力尾野氏

各観測孔から、とるサンプルの量が500mlということで、申し上げたと思いますが、その500mlのサンプルをとるにあたって、ポンプである程度の水を組み上げてそれで、水が澄んできた所でサンプリングしますから、実際にボウリング孔から、汲み上げる水というのは500mlよりも多くなろうかとおもいます。

それが、どのくらいかということは正確に把握しておりませんけれども。

 

 

おしどりマコ

なるほど、それはどのくらいくみ上げてどの深さか、ということがチェックはされていないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

吸い上げてる元の深さのことをおっしゃってますか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

これはちょっと確認させてください。

サンプリングの仕方の話でございますね。

 

 

おしどりマコ

はい。

それで、地下水観測孔の水位は特には見てないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは先程、どなたからかご質問がありましたが、確認の上回答させて戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、前回も質問しておりますのでまたよろしくお願いいたします。

で、あと地下水のph(ペーハー)や電導度、塩分濃度と云うのは測定されていないのでしょうか。

 

東京電力尾野氏

いま、確認しているのは、放射性物質濃度ということで対応してるという風に聞いております。

 

 

おしどりマコ

しかし、2013年の5月以前まではトレンチと繋がっている立坑の塩分濃度などは発表されてますが。過去。

 

 

東京電力尾野氏

必要なものについては、更に調査、確認をしていくということも検討して行きたいと思いますが。現在測定しているものは放射性物質濃度であるということでございました。

 

 

おしどりマコ

これは、0.45の経のメンブレンフィルターでろ過処理をされてますが、これは、JISの有姿撹拌試験と同程度の物と思いますが、これは、同時にろ液のphと電気伝導度も測定できますよね、まあ、それがスタンダードな測定方法だと伺ったのですが。

東京電力の分析センターではphと伝導度は測定してないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

確認させていただきたいと思っておりますけれども、今測定しておりますのは放射性物質濃度ということでございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、 元々東京電力の液体廃棄物処理系は伝導度で分けられていたと思いますので、低伝道度廃液系と高伝道度廃液系と、なので伝道度はスタンダードに測るという事ですので、それは測定されておられるのか。測定されているのであれば公表して頂きたいとおもいます。

 

 

東京電力尾野氏

高伝道度系と低伝道度系の廃液というのは元々、、。

 

 

おしどりマコ

機器ドレンと床ドレン。

 

 

東京電力尾野氏

元々はなんというんのですか、ラインが別々のものでございますから発生源が異なるものごとに別の対応をとっているということで、測って分けているというわけではございません。

 

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おしどりマコ

おっしゃる通りですね、なので伝導度が廃液に関していろいろ意味を持ってくると伺いましたので、 JISの有姿撹拌試験でどのように測定しているかということをご確認よろしくお願いします。

で、0.45のメンブレンフィルターのその経を使っている理由はご確認いただけたでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

こちらの方は、ラボにある標準的なフィルターを使っているというようなことでございます。

 

 

おしどりマコ

分りました、 0.5マイクロの経はラボにはないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

え、ラボで標準的に使っている物というふうに回答していただいております。

 

 

おしどりマコ

、、、すいません、存在しているかどうかという質問です。

 

 

東京電力尾野氏

それ以外のフィルターがないか、と言うとそういうわけではないですが、標準的に使ってるもので対応していると言うことでございます。

 

 

おしりマコ

分りました、では最も目の細かい0.45マイクロを何故使っているのか、というお答え頂けますでしょうか。

 

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東京電力尾野氏

これは、使っている理由は標準的に使っているものを使っているということでございますが、何度かご質問いただいておりますけれども、セシウムでございますけれども、土壌等について留意になっている物というのは、このフィルターで取れるということになりますが、溶液状のものということでいいますと、このメッシュでは通過してしまうという事だそうでございますので、このメッシュを使っているというのがイオン状のもの、溶けているものといったものも濾すということにおいては特に支障はないというふうに考えております。

 

 

おしどりマコ

その、ポンプの吸い上げによるコンタミを見るなら少し目が細かいのではないかと聞いていたのですが、これ0.45の経は、0.5マイクロ以下の経だと懸濁態、濁った状態でも地下水は流速と総量によって動きますので、これは、高濃度の汚染水の地下水が、どのように動くかというのも見るための試験だと私は認識していたのですが、これは、セシウムの溶出率というか、溶存態を見たという事だけなんですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、もともとセシウム濃度が、非常に短期間で上がったということの中で、どのような状況であるとかいうことを確認していくという目的でフィルタをかけたということでございます、ですので通常セシウムというのは、土壌に吸着されやすい性質を持っているということですから、ラボで標準的に使用できるフィルターを、ろ紙を使いましてこれで濾した、ということでございます。

 

 

おしどりマコ

すみません、質問の意味はですね。

先ほど尾野さんも仰っておられましたが「3号スクリーンの値が高めになったのは雨の影響があると、雨で高めになった」とおっしゃっておられましたが、この地下水観測孔の1-2が高くなった7月8日はこの浪江町の天気予報を見ますと、降雨だったんですね、雨で地下水が増えて地下水が濁って懸濁態になったという可能性もありますので、その、通常使っているフィルターを使ったと云う事ではなく、ポンプの吸い上げによるコンタミではなく、降雨による地下水の増量による濁った状態、懸濁態になったということを評価はしなかったということなんですね。

 

 

東京電力尾野氏

それは、そのような評価はしてございません。

ただしですね、雨によって上がっているということが明確に見えているところは、3号のスクリーンでございます。

で、3号のスクリーンについては折に触れて中長期対策の進捗状況ですね、ロードマップの進捗状況の説明の折りなどにもお話しさせていただいておりますけれども、これまで調査している中で雨と3号スクリーン内のセシウム濃度の増加と云うのはどうも相関がありそうだということについては、これまでご説明している通りでございまして、その関係と同じ動きをしている、ということで雨の影響であろうというふうに申し上げております。

 

 

おしどりマコ

それは雨で地下水などが流れ込んだという考え方ですか。

相関があると。

 

 

東京電力尾野氏

地下水が流れ込んだ物なのか、或いは表層を流れたものがその場所に何らかの理由でより集まり易い状況が生じてるのか、或いは違う理由があるのか、というとこについては調査中でございます。

 

 

おしどりマコ

わかりましたでは、phと伝道度と塩分濃度を測定しているか。

そして、測定しておられればその公表を、宜しくお願いします。

あ、あと、観測孔の深さの件も宜しくお願いします。

 


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 以前の宿題の解答                          

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東京電力尾野氏

PRTR法の関係で福島第一についてはいわゆる事故で、状況がわからなくなっているということでございますから、先般報告を出したというものはどのような確認をした上で出しているのかというものでございますが、こちらに付きましては確認ができております、フロンでございますが、こちらの排出というのが状況として明らかだということで、そうしたものが報告の中で入れさしていただいております。

そのような状況でございます、もちろん今後事故の調査、現場の調査等を進めてきて追加して明らかになってきたものがあれば、それは追加して出していきます。

ということになります。

それから、 5 、 6号の取水口1、2号の取水口との間の距離はどの位かというご質問でございますが、大体1km程度ではないかという事で、申し上げましたが、 えー、6号までで870 m 、5号までで550mということでございますので、正確をきしたいとおもいます。

それから、 1年前に海側の遮水壁、こちらを計画した際に、今ご覧頂いた水ガラスによる地盤改良というのは検討しなかったのか、ということですが、当時は遮水壁という恒久的な設備の方を検討していたということで、水ガラスによる地盤改良については検討しておらなかったということでございます。

 

 

 マコちゃんの質問                              

おしどりマコ

様々ご回答ありがとうございます。

まず、この付近の地下水の流速と総量というのは結局まだご回答頂けないということですか。

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東京電力尾野氏

はい、こちらの方は解析などよく調べていく必要があるようなテーマということでございまして、現時点でこの地点の場所における個々の流速、ということについてまでご説明できるだけの整理ができてございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、各汲み上げた地下水の観測孔から、どれぐらいの量を汲み上げて翌日水位がどれ位に戻っているかなども、調査はされていないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そういったところにつきましては、まだ今、整理してございませんが先般、ご案内した通りサンプリングということで、サンプリング自身が条件を変えてしまっているところの可能性ということも考えられますので、安定したサンプリングをするためにどうするか、ということも含めて少し検討する必要があるというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

分りました、ちなみに毎日どれくらいのサンプリング水を採取されてるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは確認させていただければと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

 

 

東京電力尾野氏

おっしゃっているのは、測定のために用いる量ということですね。

 

 

おしどりマコ

そうです。

で、 6月27日の規制庁の廃炉対策推進会議に東京電力の方が提出した資料を見ますと、事故以前は1号機から4号機までサブドレンで、850立米揚水を行っていたと、それは地下水の流入の防止と、建屋に働く浮力の防止を目的ということだったのですが、この付近を土壌改良工事をして薬液を注入して地下水が海に行くのを防いだ場合、このあたりに地下水が溜まっていくことになり、どの程度建屋に浮力が働くか、というのはどう評価されていますか。

 

 

東京電力尾野氏

そこまでの評価ましてございませんけれども、今の時点でサブドレンも使用してないという状態で、地下水が形成されている、建屋の現場でございます、ですので、今ガラス固化の工事など行ってございますが、そうしたことと直接的な影響があるかというと、必ずしもそうではないというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

しかし、この付近に地下水はたまり続けますよね。

地盤改良工事をすることで、それによる建屋への影響というのは「評価をして問題ない」ということだったのか、「評価はしていない」という事だったのかどちらなのでしょうか。

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東京電力尾野氏

現状から申し上げますと、建屋の下には水が入っていると、ゆう状況でございますので、本来全く水が入っていない状態の建屋と浮力の発生の仕方というのはそもそも近く違っているということでございます。

で、現状の状況から言いますと、浮力による影響ということを懸念するような状況ではないというふうに理解しております。

ただ、おっしゃる通り海側の方、遮水壁が完全に囲んで行ったような場合ということについては、海側遮水壁に完全が完成したような、そういう場合ですね、そうした場合の考え方ということについては、改めてよく考えていく必要がありますが、まぁ、全体としてサブドレンを活かしていくであろう、ということであったり、まあそもそも状況を緩和する方策ということも含めて、全体的に検討していくいかなければならない課題ですので、この時点で勘案的にお答えするというのはやや難しいのではないか、というふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

すいません、ちょっと理解出しにくかったのですが、評価はまだ今のところしていないという事ですね。

状況を見てということで。これからしていくという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね。

遮水壁が完成した後の状態でどう考えるかということについては、その状態での完成した時の様々な処理の状況も踏まえて評価していくということになりますけれども、 、 。

 

 

おしどりマコ

分りました、はい。

で、地下水の観測孔1-2でセシウムが高濃度あり、ろ過をして測定した件なのですが、これは先ほども質問にありましたが、「土のコンタミを見る割には0.45マイクロのフィルターというのは少し経が細かすぎないか」と質問してたのですが、「東京電力の分析センターでは通常用いるフィルターだ」と以前ご回答いただいたのですが、なぜこのようなかなり細かいフィルターを使ったのか東京電力の分析センターには0.45マイクロのフィルタしかないのでしょうか。

5マイクロや土を取り除く程度のサイズのフィルターはなかったのでしょうか。

あまりにも細かすぎるのでこれだと懸濁態ではなく溶存態での評価にしかならないので。

 

 

東京電力尾野氏

当社の上において今どういうものを標準的に使っているのかということでご回答さしていただきましたが、それよりメッシュの粗いものが標準的に使うような状態で、あるかないか、というところにつきましては確認させてください。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします、 8日、この濃度が上がった日に降雨があり、そうなると地下水は濁り懸濁態にもなりますのでちょっとその評価の割には経が細かすぎると思いますのでその、0.45マイクロを使った経緯もまたご確認お願いします。

で、質問は変わるのですが、この内部被ばく線量修正に伴うフォローアップについて、の裏面3の所で、精密検査の対象者数に斜線が引いてあるのですが、これは0という意味なのか公表しないという意味なのかどちらでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

失礼いたしました、こちらの方は上段の甲状腺の検査、胃がんの検診肺がん検診、大腸がん検診を受けた結果として、医師が精密検査をしましょう、と判断された方が、精密検査をするということになりまして、対象者のところに、 (上記の検査の結果、2次検査、精密検査に必要な者が対象になる)ということでございます、したがってこの中で0お示しするという事ではございません。

 

 

おしどりマコ

0ではなく、公表しないという意味ですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

はいわかりました。

で、この精密検査に上記の四つ以外の白血病が入ってきているのですが、これは通常の電離検診で白血病をスクリーニングして、そして、精密検査の時に東京電力が一部費用を負担するということなんですか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっとそこは確認をさせていただきたいと思います。

精密検査のところの白血病の扱いというのはどう云う性質かということですね。

 

 

おしどりマコ

はいそうです。

あの、血液検査の白血球の分画など、上記には含まれておりませんので。

 

 

東京電力尾野氏

確認をさせていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

よしくお願いします。

すいません、最後に、 PRTR法の関連のご回答ありがとうございます。

で、事故時における水質汚濁防止法の有害物質、大気汚染防止法で定められている特定物質これは事故時でも環境中に放出した場合、の知事に連絡をするという規定があるのですが「福島県の方にも連絡が来ていない」というのを環境省に確認をしていただいたのですが、これは、有害な化学物質を原発事故の時に環境中にどれだけ放出したのかというのは、まだ評価していないので報告していないという事なのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ご質問の趣旨をもう一度確認させていただいてもよろしいでしょうか。

 

 

おしどりマコ

わかりました、去年東京電力の会見で確認したのですが。

水質汚濁防止法や大気汚染防止法PRTRで定める有害な化学物質を東京電力は、各建屋の各階にワイヤーシェルフのようなものにドラム缶で保管をしていたと、しかし、爆発した後それがどうなったか確認はできていないということで、エチレンやスチレンやトルエンなど有害な化学物質をどれだけ、まぁ元々浮遊していたのか存在していたのかを聞いていたのですが、評価していないということだったのですね。

しかし、水質汚濁防止法や大気汚染防止法で、事故時でも環境中に放出すると当該の県知事に報告するという規定があったのですが、まぁそれが行われていないと福島県と環境省に確認をしていたのですがこれは、どういった理由で評価を出しておらず、連絡はしていないという事なんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

事実関係を確認させていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

分りました、で、 1年前から聞いているのですが、どれだけのものをどこに保存していたのか、これは現在の確認ではなく過去の資料を見たらすぐにお分かりになる事だと思いますので、その公表もよろしくお願いします。

 

 

 2回目の質問                        

おしどりマコ

先ほど会見中に配られた資料についていくつかお伺いしたいのですが、これは0.45マイクロの経のメンブレンフィルターを使い続けるならやはり、その理由を教えていただきたいと思うのですが、またご確認してよろしくお願いいたします。

この経だと、流速と量によって懸濁態として地下水に動いていきますので、なぜこのような細かすぎるフィルターで測定をするかを教えてください。

で、それはご確認いただくといたしまして、 7月8日の地下水観測孔のNo.1-2が、ろ過後全βが上昇しているのですが、これは同じサンプリング帯で測定されたのでしょうか。

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東京電力尾野氏

これは同じサンプリング帯です。

 

 

おしどりマコ

同じサンプリング帯で測定をしてろ過後の方が上昇したという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、それはどのような理由でろ過後上昇したということでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

それは測定間のばらつきかと思います。

 

 

おしどりマコ

変動の範囲内で。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

地下水観測孔1-1が7月8日の値が63万ベクレル/リットルなんですが、これは最高値なんですが、この7月8日の値が最終の値ということになるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

今ほどでた値ですから最新ですね。

 

 

おしどりマコ

いや、あの最終か、ということです。

あの、もう1-1はもう使えなくなっておりますので。

 

 

東京電力尾野氏

あ、、そういう事です。

 

 

おしどりマコ

これから最終の分析結果ですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

最終の分析結果で最高値いうことですね、わかりました。

で、この地盤改良剤の水ガラスの耐用年数が最初の方の質疑で、数年だ、というお話だったのですが、では、平成23年の4月2日、原因とされている2号機での漏洩の作業では水ガラス、凝固剤を使ってましたが、その耐用年数はどのくらいなんでしょうか。

 

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東京電力尾野氏

これはちょっと確認させてください。

それからさきほど申し上げた通り、これはメーカーの初期の性能維持ということで仰っている期間でございますので、実際の問題として使用条件が高かったりあるいは、時間が来ると時限装置が働いて突然遮水性能がなくなるというようなものではございませんので、そういう意味では、充分長い間使用可能なものとして、というふうに考えております。

 

 

おしどりマコ

分りました.今回は、ライト工業のマルチライザー工法ということが明記されていたのですが、ではその2年前に使われていた水ガラスの詳しい工法、詳しい凝固剤の名前も、資料を調べたのですがちょっとできませんでしたので教えていただければと思います。

で、以前から聞いているのですが、港湾ないの海洋の満ち引きや取水放水ラインによって港湾内の海水が何%程度希釈されていくか、というのはまだご回答いただけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、全体の動きという事を解明して行くと云う作業、また別途進めているいますのでそうした、評価など整理のついたところでご説明させていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは今回の事例だけではなく2年前の原発事故後海洋に汚染水漏洩したときから特に港湾内の海洋の希釈の程度というのは、計算をしてなかった、評価はしていなかったということですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは個別に評価していたということでは必ずしもない、と思っていますが、要所要所のモニタリング等はもちろんしてございますし、そうした中でこれまでのところ例えば、セシウムでしたらこういう風に減少してきているであろう、とかそうしたことが把握されてきたということでございます。

 

 

おしどりマコ

はい、えー、港湾ないの海洋の希釈は、希釈というような形で、、、全体ではなく部分部分によりどの程度希釈されていうか、どのように海洋が流れてるが、海流があるか等は特に評価はしていなかったということですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、今回全体の状況を把握していく中で、できるだけ詳細な分析などができればもちろんいいわけでございますが、どのようなところまでできるかというところもございますけれども、検討のアイテムとしてはあり得るものと思っております。

 

 

おしどりマコ

分りました、では地下水や海洋の流れなど、この汚染水の漏洩に関して専門家に相談して、ということをおとつい今泉さんも、本日は小野さんもおっしゃっておられるのですが、これはどのような専門家なんでしょうか具体的に。

 

 

東京電力尾野氏

これは、先ほど申し上げましたけれども、過去のセシウムの挙動などを見ていて取水口周りのセシウムの下がり方というのが、他の港湾の場所、あるいは港湾外というのはどんどん下がっていた、ということで、告示濃度に対して、随分小さくなっているということが現状あるわけですけれども、去年の末ごろまでの様子を見ていますと、取水口内の、全部ではありませんが奥の方の、こういった所では告示濃度に対して下がりが悪いと、言うことがあったというのはご記憶の通りだと思います。

で、最近になると大分下がってきているということは実際としてはデータとしてはあるんですけども、そうした状況から、セシウムの下りということが取水口の直近部分で遅いとい、ということをどのように解明していくかということで、検討会を設けたということで以前からお話しさせていただいているところです。

で、その中で要因の分析だとかあるいは海の側の動きだとか、こういった様なことを見ながら総合的に判断していきましょう、と云うことでございますので、その員会の中の先生に伺っております。

 

 

おしどりマコ

すいません、ありがとうございます。

不勉強で、その員会のメンバーというのは公表されるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

されてます。

 

 

おしどりマコ

ありました、ありがとうございます。

JAEAや電中研などに、平成23年4月2日から6日の2号機の海洋への汚染水漏洩に関して、直接漏洩は3月26日からだったと、 4月6日に見かけ上の漏洩は治まったが量が減っただけで直接漏洩は続いている、という論文がいくつも出ているのですが、それに関してはどう評価されてるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

まぁ、様々いろいろな文献が出ているかと思いますが、我々としてしっかり調査して参りたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりますた。

すいません、不勉強で、では先程の員会をちょっと調べますので、正式名称を教えて戴きたいのですが。

 

 

東京電力尾野氏

中長期のロードマップを毎月説明しておりますが、至近なものだその前々回に、随時状況などを説明しておりますので、 、 。

 

 

おしどりマコ

あ、そのメンバーということですね。

ありがとうございます。

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           この日は会見の冒頭に水ガラスの実演がありましてん!

 


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