原発事故

SANY0245.JPGおしどりマコ
 今日は相澤副社長がいらっしゃってるので、私は金曜日の会見にも居たのですが、改めて要望という事で。
 この公開映像は「3月15日まで」と日にちが区切ってありますが、3月22日23日の南方向へのプルームの時の会議等も見たいですし、DOEのデータとも比較したいですので5月末まで、存在すれば5月末まで、有るだけのテレビ会議の映像の公開を要望いたします。
 で、その大臣指示の3つ目とも関連致しますが、金曜日(27日)にも言いましたが改めて副社長にお願い致します。

 原子力情報センター(原子力情報コーナーの事)等での半永久的な公開を希望いたします。どうぞ宜しくお願い致します。
 
 質問なんですが、松本さん、スラッジの表面線量率についてのご回答ありがとうございます。その、以前聞きました時に、吸着剤3と6の表面線量率が上がるだろう、という事でしたが、吸着剤6の線量率はどれくらいでしょうか。それで、アルプスがストロンチウム90とイットリウム90があまり取りきれていない可能性が有る事をこれから検討するという事でしたが、イットリウム90は吸着剤1から6までのうちどれで吸着するのでしょうか。3価という事でコバルトと一緒にキレート樹脂6で吸着するのか、若しくはストロンチウム90、親核種を取り去る事で娘核種も無くすと云う考え方なんでしょうか。
 で、この資料の47ページの(56ページ)「労働環境の改善について」ですが、休憩・食事環境の所の線量汚染の項目の「食事による内部被ばくが不安なので改善して欲しい」というのに対しての改善の方向が「休憩所のスミア結果を各休憩所に掲示する

運用を平成24年7月から実施する」という事で、7月以前の休憩所でのスミア結果というのは存在するのでしょうか。存在したら公表を宜しくお願い致します。
 あと、下の「労働環境の改善」の所でバス(資料 57ページ)の改善要望として「東電社員のみ綺麗なバスにのったり、免震棟から乗り降りできるのは不公平なので改善して欲しい」というものに対しての回答が「…要件を満たせば一般作業服着用バスへの変更が可能…」となっておりますが、この「要件を満たせば」の要件を教えて下さい。宜しくお願い致します。
 で、7月23日に原子力安全保安院から出た資料ですが、「1Fのタイベックの中の下着を2F で洗濯をして再利用をする」その許可がでた。という事でしたが、その再利用をする目的として汚染が低減されたのか、それとも再利用をして、経済的、財政的にひっぱくしているからその利用をするのか、もしくはその廃棄物の捨て場所の確保が困難な為、下着の再利用を始めるのか、教えて下さい。そして、1Fから2Fに下着を持って行く時のスクリーニングレベルは今どの様になっているのか。そして2Fでの洗濯廃液の取り扱いが「2Fの保安規定に準ずる」とありますが、その洗濯廃液の取り扱いの規定を教えて下さい。
 7月26日付けの保安院で公表された資料で、東京電力が1Fの水濁法関連での指示について、どの程度の有害化学物質があるのか、どのようなデータを公開したのか宜しくお願い致します。
 あと、リン酸エステルについてですが、東京電力がオイル会社から購入している実績のデータ、濃度の形でいいので教えていただけませんでしょうか。宜しくお願い致します。

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東京電力松本氏
 はい、まず多核種除去設備の廃棄物のヒック、HICでございますが、こちらは29ページの下半分の所に線量結果が出てございますけれども、(資料 30ページ)吸着剤3、セシウムを取りきる所が最も線量が高いと云う事で記載さして頂きました。えーそれで、その吸着剤1から6までで、何を取っているのかについては、確か前回か前々回の資料の中に有ったと思いますが、ちょっとそちらの方を確認さして頂きます。
 それから、ストロンチウム89、90、イットリウム90でございますけれども、こちらはあのー、27ページに(資料 25ページ)有ります通り、検出限界を少し上回る程度で現在、処理後水の方から見つかっています。あの、要因としては5ページの所に有ります通り、そもそも、処理水の生成過程で混入したのではないか、という可能性と、もう一つとしてはまだ取りきれていないのではないか、という可能性の二つがございますので、そちらはよく確認して8月中旬までに結論を出したい、という風に思っています。 えーそれから作業員さんの、、、、。


おしどりマコ
 すみません、その関連で。イットリウム90は吸着剤1から7までのいうちどれで取りきるか、資料には載っていないのですが、これはその親核種を取れば娘核種がなくなる、という考え方なんですか。生成ルートとして。


東京電力松本氏
 そうですね、基本的には親核種のストロンチウム90を取りきれば娘核種のイットリウム90の方は、半減期が短いので取りきれるとは思っておりますけれども、具体的に吸着剤の1から6の何処で取る事になっているかはちょっと確認してみます。


おしどりマコ
 わかりました、お願いします。


東京電力松本氏
 それから、作業員さんのアンケートでございますが、こちら、休憩所の中のスミアの測定結果は、こちらいわゆる全面マスクの着用を外している区域になりますので、まあスミア若しくはダストのモニター結果はたぶん有ると思いますので、確認してみます。
 また、「後の事が心配なので改善して欲しい」というご要望でしたのでまあ7月と言わず過去の分もできれば公表するよう指示をしたいと思っております。


おしどりマコ
 宜しくお願い致します。


東京電力松本氏
 それから、その下のバスでございますが、あのー、詳しい状況は確認致しますけれども、作業員さんの方はですねバスに、あのーいわゆるタイベックを装着したまま、Jビレッジまで戻られて、そこで脱ぐケースがございます。あの、東電の方は、免震重要棟の2階が非管理区域化された事もございまして、作業服で通勤をやっております、従いましてタイベックのままバスに乗りますとまあ、放射性物質がバスの中に付着するという事もございますので、その関係ではないか、と思っております。具体的な要件に関しましては確認さして頂きます。


おしどりマコ
 わかりました、宜しくお願いします。


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東京電力松本氏
 それから、下着を洗濯する件、でございますがこれはあのー、いわゆるタイベックの下に着けている下着でございますので、基本的に放射性物質の付着はありません。従いまして洗濯をして再利用可能になっております、現在Jビレッジの方に大量に保管してございますのでこちらの方を福島第2の方で洗濯をして、再び作業員の方に来ていただく形になっています。従いまして廃棄物の低減にもなりますし、新たな下着を購入しなくてもよい、というような経済的なメリットもございます。
 それから、スクリーニングのレベルでございますけれども、これは確か13,000cpmだと思いますので、こちらの方もデータそのものは確認します。
 それから2Fでこれ、洗濯しますけれども洗濯廃液はいわゆる管理区域の中にございます洗濯設備で洗濯を致します、従いまして洗濯廃液は2Fに中で処理をした後、通常の排出ルートに従いまして海に放出する事になりますけれども、放出前にサンプリングを致しまして、放射性物質の濃度が告示濃度限度以下になるという事と、総量であります2Fの保安規定に中に入ってる事の確認をした上で放出をする、という事になります。
 それからー、リン酸エステルといいますか、有害化学物質の件でございますけれども、まだちょっとあのー、先日ご質問いただいて公表できるかどうか、という所については今確認中です。
 それから、リン酸エステルのいわゆる何を使用しているか、というメーカーさんの使用値でございますけれども、こちらの方に関しましては、まだ免震重要棟から、事務本館の方に行かないとデータがございませんので、実際には取りよせるのは難しいという風に思っております。


おしどりマコ
 あの、水濁法の「水濁法23条による有害物質の届け出について」の件はいかがでしょうか。


東京電力松本氏
 ちょっと、確認中です。


おしどりマコ
 わかりました、特定地下水を指針とさせる物も報告したかどうかもご回答願えませんでしょうか。


東京電力松本氏
 はい、報告したか、そういった手続きがきちっと行なわれてるかどうかについては確認さして頂きます。


おしどりマコ
 わかりました、えー、以前松本さんが仰っておられました、各号炉での保管庫でキシレンやトルエンなど、どのような物がどの程度保管していたか、という資料も公開していただけませんでしょうか。水没している可能性も含めてで。


東京電力松本氏
 あのー、そちらに関しましてはまた事務本館に等にどれだけの資料が残っているかっていう所と、もう一つにはどういった形でそういった管理をしているかについて、よく確認する必要がございますので、まあどう云った形で、皆さんに、おしどりさんに回答できるかも含めて確認させていただきます。
 基本的には協力企業さんが作業現場でそれぞれ保管してる分もございますし、量が多くなれば私どもの用意してます保管庫の中で保管してる物もございます。従いまして、全量を把握する、という事に関しましては今の状態では非常に難しいという風に思っております。

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おしどりマコ
 わかりました、全量ではなく、分かる範囲で教えていただければ、と思います。そして、資料は事務本館に紙データでしか無いんでしょうか、オンラインで本館などには無いんでしょうか。東京電力本社などには。


東京電力松本氏
 基本的には●●●型で保管しておりますので、紙ベースで事務本館の中にのこっておりますのが普通です。最近になりますと、作業工事の報告書そのものがpdfのファイルで出てくるケースもございますけれども、基本的に、工事で使用した物がどれだけ現場に残っているか、という様な所についてはあのまあ、私どもが持っている物と協力企業さんが持っている物、という形になっております。


おしどりマコ
 わかりました、ありがとうございます。
 では、HICの関連で、吸着剤1から6までの表面線量率も合わせて教えていただければ、と思います。最も高い物だけではなく。宜しくお願い致します。


東京電力松本氏
 はい、それでストロンチウムを取る物は吸着剤の2で取ります。


おしどりマコ
 あ、はい、あのチタン酸塩ですよね、存じています。
 なので、高いと思われるコバルトを取る6についてなどもどうぞ宜しくお願い致します。


東京電力松本氏
 いや、なっ、どう云うご質問、、、吸着剤の1から7までを入れた、HICのそれぞれの線量率でよろしいですか。


おしどりマコ
 はい、そうです、以前HICの表面線量率を聞いた時にそれぞれで違う、という事で恐らく3と6が高くなるだろう、という事だったので。


東京電力松本氏
 そうですね、この中で高いのはセシウムが含まれた吸着剤3の部分とコバルトが含まれる6だと思っています。主にβ核種のストロンチウムが入っているという吸着剤の2は、表面線量ではまあ、β核種でございますので、ほとんどガンマは効いてこないという風に思っております。


おしどりマコ
 はい、今回教えて頂いたのが最も高い物だけでしたので、良ければ全部教えていただければと思います。


東京電力松本氏
 はい、あのー、公開できるかどうか含めてもあの、確認します。


おしどりマコ
 宜しくお願いします。

 最後はぶら下がりのマコちゃんですねん!          
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おしどりマコ
 先ずは、鉛カバーをつけていた案件なんですけども、既出かも知れませんが、

この鉛カバーを付けておられた5人のうちの平均年齢や最年少の方、の情報

は確認されているんでしょうか。
 あと、12月1日に起こった事象ということで、以前、私が聞いておりました

11月30日に公表された3月から9月期の緊急時作業における、被ばく線量

の人数と線量の資料と云うのは協力企業の方々に撒いたかどうかをご確認を

して頂けるということで、その確認はとれたのでしょうか。

 あともう一点、12月27日に厚労省からも公表されておりますが、緊急時作

業に関わった方々の連絡先不明者が10人ということでしたが、現時点でこの

10人の検証はされたのでしょうか。

 で後、12月16日に厚労省の特定商例が廃止されましたが、そこに実効線

量100mSv超えても配置転換されない人数として50人の方々が、後任者が簡

単に得られないという事で認められておられますが、6月25日の中長期対策

会議の資料では、75mSv以上浴びた方々で、配置転換できない方が108人。

後任者が簡単に得られないという事だったが、100mSvと75mSvの線量の差と

12月と6月という時期的な差もありますが、この50人から108人という人数

の差、これは後任者を簡単に得られない方々は、減少傾向なのか、増加傾向

なのか教えて頂けますでしょうか。

 あと、7月26日付で、保安院の方の発表ですが、水質汚濁防止法の第23条

3項によるもの
で、有害物質貯蔵施設にかかる届出が東京電力から環境省に、

そして1F、2Fのものが福島県知事に、柏崎刈羽のものが新潟県知事に届け

られておりますが、その有害物質貯蔵指定施設にかかる届出の、有害物質の

データを公表できる限りで教えて頂けないでしょうか。

 これに関するもので、根拠法となる電気関係報告規則第4条の特定地下浸

透水を浸透させる場合のものが、1Fの届出の中で含まれているかどうか、

ご回答よろしくお願いします。

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東京電力松本氏
 はい、まず年齢の分布については調査がまだできておりません。

 あのー、今回は作業時の鉛カバーを装着したという事で、まずは被曝線量

等の実績について調査を進めております。

 それから、10名の方については6月30日の時点では依然10名の方が依然連

絡が出来てない、という状況であります。

 えー、7月31日になりましたら7月分の調査状況について公表できるという風

に思います。


おしどりマコ
 すいません、その10名の方は、推測でいいのですが、例えば、外国籍の方が混

じっているような推測はできるのでしょうか日本名かどうか、そうい者の確認はと

れているのでしょうか。


東京電力松本氏 
 あのう、詳細はあのー、私データはございませんけれども、10名の方について、

調査を進めている、という状況でございます。外国籍かどうか、については区別

しておりません。


おしどりマコ
 わかりました、連絡先がわからないのか、もう名前や年齢や被ばく線量、全て

のデータがわからないのか、どの程度の不明なのでしょうか。

東京電力松本氏
 あの、これは状況によりますけれども、年齢がわからない方ですとか、えー、年齢

が確認されていないんだけども、生年月日と中央登録番号が入っている、ですと

か、そういったものがありますので、えー、そういったところを調査しています。


おしどりマコ 
 年齢は確認できるけれども、生年月日が登録されている、というのはどういう事

でしょうか。


東京電力松本氏
 年齢が確認されていないんだけれども、生年月日が記録上ある、という、、。

 要は年齢と生年月日両方を書きますので、その時の年齢のデータが入ってい

ない、という状況です。当然その生年月日がわかれば年齢は計算できますけれ

ども、その登録されている情報の中に年齢の情報が記載されていない、

という事です。

 それからその他の状況ではまた、Jビレッジで線量計の貸し出し記録はあるん

だけれども、作業の実態が判明されていない、という様な事で調査を進めてい

るものが何件かございます。

 えーそれから、実効線量の50mSvの話でございますが、こちらに関しては、、、。?

 
おしどりマコ
 100mSvです。


東京電力松本氏
 あ、100mSvの限度が適用されているものは現在、えー、527名おりまして、50mSv

を超えて100mSv未満の者246人いるという状況です。これらの者、まあ20mSv

を超えているものも含めますけれども、なるべく高線量を既に線量として既に

あるものについては、現場の作業等を勘案しながら、なるべく低い線量で抑え

るような対応をとっているという状況です。


おしどりマコ
 わかりました。その12月の厚労省での特定商例の廃止の時の情報と、6月の

中長期対策会議の資料での人数の差、その後任者を簡単に得られないという

方々は減少傾向なのか、増えてるのか、については如何でしょうか。


東京電力松本氏
 あの、こちらの方は少し増えております。東電の社員が全員でございますけれ

ども、今後、廃止措置に向けて作業をする上で、そういった人材、あるいは知

恵が経験が必要だ、という事で、この特定高線量作業従事者としての厚労省

さんへの届出を行なっている状況になってございます。


おしどりマコ
 全員東電社員の方々なんでしょうか。


東京電力松本氏
 はいそうです。


おしどりマコ 
因みにそれはどういった、あのー「専門的な知識や経験で後任者が得られない」

というのは、どういう知識者や技術者の方たちなんでしょうか。


東京電力松本氏 
 あの、基本的には運転操作ですとか、設備の管理知識、それから、建物の

中にどういった設備ですとか、物があるかというような所を運用している者たち

になります。

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おしどりマコ
 わかりました。?それは増えているという事で、この先減少に転じるような検討、

若しくは計画お云うのはあるのでしょうか。
 
 
東京電力松本氏
 はい、一つはそういった者たちの経験を別の者にまあ、技術伝承といいます

か移して行く事もそうですし、まあ、この者たち自身もなるべく被曝をさせない

という様な事で管理している状況です。

 6月のデータは6月29日に公表しておりますけれども、現在その当該の特定

高線量作業従事者は全体で527人おりますけれども、基本的には10mSv以下

の月間の線量が10mSv以下の者が526人という事で、大部分が低いレベルで

抑えるようにしています。


おしどりマコ
 わかりました、その後任者を育てるというのは、以前から松本さんは仰って

おられますが、あのー大体その後任者を育てられて、その引き継ぎで、高線量

を浴びた方々が交代すると云うようなタイミング、スケジュールはそれぞれ一気

には出来ないと思いますが、何時頃からそれは進められるものなんでしょうか。


東京電力松本氏
 あの、既にもう一部出来ているものについては入れ替えておりますけれども、

現時点では段階的に行うという事で、何時までに完了させる、という目標はあ

りません。
 
 
おしどりマコ
 分かりました。

あのー、一つ質問が抜けてのですが、11月30日に公表された3月、9月期の

緊急時作業被ばく線量などは、協力企業に撒かれたかどうか、という確認は

如何でしょうか。

SANY0207.JPG

















東京電力松本氏
 これは撒いておりません。
 
 
おしどりマコ
 わかりました。
 
 
東京電力松本氏
 えーとそれから、有害物質の話でございますけれども、こちらに関しましては

平成22年度分、それから23年度分の福島第一の規制物質の使用量に関しま

しては報告を行なっております。どういった形で公表できるかどうかについてはち

ょっと確認してみないとわかりませんので検討させていただきます。


おしどりマコ
 わかりました。検討をどうぞお願いいたします。


東京電力松本氏 それからこの関連で以前、おしどりさんの方からご質問があった、

「PRTR法で届け出る各物質で、主に何に使われているのか」という質問が有

りましたけれども、量の多いキシレン、エチルベンゼン、スチレンに関しましては、

私以前、洗浄剤と云う風に申しあげましたけれども、塗料の溶剤として主に使

っております。塗料の溶剤。


おしどりマコ
 どの部分の塗料の溶剤なのでしょうか。


東京電力松本氏
 あのー、配管だとか、機器に塗装等をいたしますので、そういった時に、こう

いった溶剤で溶いてですね、まあペンキとして塗るという状況です。


おしどりマコ
 わかりました、その保管状態とか保管庫の場所と云うのは以前話していた

だいたところでしょうか。


東京電力松本氏
 はい、いわゆるペール缶とか一斗缶のような形で保管されています。

それからPRTR法で規制されている、リン酸エステルに関しましては、今回、報

告さしていただいておりますけれども、福島第一については「該当なし」というこ

とで報告させていただきました。

 それから1F構内にございます、最終処分場に関しましては津波の被害は受

けておりません。以上です。


おしどりマコ 
 えー、リン酸エステルの1Fでは該当なし、ということで、これはPRTRという

事で、移動量と排出量がないという事で、保存料としてはどれぐらいになるん

でしょうか。


東京電力松本氏
 こちらといたしましては、この法律に基づく使用量の報告がありますけれども、

保管量がいくらかについては、どういった形で管理しているのかは確認いたします。


おしどりマコ
 わかりました、PRTR関係なく、1Fで使用していたタービン制御油のリン酸エ

ステルの総量を教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。


東京電力松本氏
 多分これはわからないです。あのー、いわゆる実際にタービンに使っている量

が正確にはまだわかりませんし、まあ、スペックとしては持っておりますけれども、

それと後、実際のスペック上、そういったリン酸エステルの濃度等が出ています

と、掛け算すればできますけれども、今のところ、そういったデータに関しては、

ちょっと確認しないと分かりませんけれども、1F事務本館の方にございますので、

入手は非常に難しいと思います。


おしどりマコ
 わかりました、以前「タービン制御油の成分は、オイル会社に聞かないとわか

らない、オイル会社から買っているので」と云う風に松本さんはお答え頂きました

が、そのオイル会社から購入している資料などで、総量の推測は出せないもの

なのでしょうか。


東京電力松本氏
 あのーいわゆる、濃度としてはそういったスペックに載っているかもしれません

けれども、7キロリットルが実際に発電所の中にあるのか、あるいはその貯蔵

されているかについては、実際に確認してみないとわからないです。


おしどりマコ
 わかりました。えー、、。
 
?
東京電力寺澤氏(司会進行)
よろしいでしょうか。


おしどりマコ
 すいません、まだ少しあります。

 ではその、実際に何キロリットルあったか、というのも検討いただけるとありが

たいですが、そのオイル会社からの資料で大体、容量としてどれぐらいあったか

もお教えて頂ける事は出来ますでしょうか。


東京電力松本氏
 あの、オイル会社から来るのはスペックでございますので、いわゆる濃度にな

ります。従って総量自身はオイル社からは分かりません、あのー、

いわば濃度×貯蔵量、使用料という形で、私どもが計算する事になりますけれども、

今のところ、現場の状態といたしましては、このタービン制御油のその他の量を、

今のところ、集計して何かまとめると云う予定は今のところありません。


おしどりマコ
 わかりました、あのー、予定はなくても検討して頂けませんでしょうか。


東京電力松本氏
 はい。あのー、現場の方に出来るかどうか、については検討させますけれども、

今のところはそこまでリソースをかけるような余裕が今のところ無いのが実態です。


おしどりマコ
 わかりました、ありがとうございます。



 2問目                                       


SANY0206 terasawa.jpg
















東京電力寺澤氏
 では、おしどりさん、簡潔にお願いします??

SANY0211.JPG

















おしどりマコ
 すみません、では簡潔にいたします。

一つ質問し忘れていたんですけれども、このタンクにおける油漏洩の件ですが、

防油堤に雨水が溜まっていた為、オーバーフローしたという事ですが、この付

近の天気予報を調べますと、浪江町の天気で殆ど雨が降っていないのですが

20日がゼロミリ、21日がゼロミリ、22日が微量、23日がゼロミリという事ですが、

このオーバーフローさせた雨水というのは、何時の降水によるもので、どの程度

溜まっていたのでしょうか。


東京電力松本氏
 失礼いたしました。あのー、こちらはですね3月11日の事故発災以降、放射

性物質のフォールアウトがありましたので防油堤の中の水に関しましては基本的

に排水をしておりません。ずっと溜まったままになっておりました。

 従いまして3月11日以降、雨が降る度にですね、防油堤の中には雨水が

溜まって来たと思っておりまして、まあ気象庁のデータを元に我々も評価いた

しましたけれども「大体8月から9月の間ぐらいには、この防油堤が満杯にな

っただろう」と云う風に考えています。去年の8月、9月です。


おしどりマコ
 わかりました、ありがとうございます。

では、ここの屋外貯蔵タンクの防油堤に限らず、同じ様に3月11日以降、排

水していない防油堤や防水堤は、1F構内で他にも有る、という事でしょうか。


東京電力松本氏
 あのー、排水している防油堤はございまして、仮保管庫、仮タンクの方に保

管しているものですとか、あるいは濃度を見て放水している物もございます。


おしどりマコ
 わかりました。

その他の防油堤や防水堤も同じように去年の8月ぐらいで満杯になっている

という事でしょうか。


東京電力松本氏
 いえ、もうその時点で排水の作業をやっていたり、あのーそういった事で満杯

になって、かつ、今回の場合問題になったのは、油が漏れたという事がござい

まして、そういった物がこの1件です。


おしどりマコ
分かりました、えー油が漏れた、と云う事が1件ですが、満杯になっていると

いう事がは、その防油堤としての機能があまり果たされないと思うのですが、

その排水をしているという事で、その他の排水している防油堤や防水提は、提と

しての機能は果たしているという事でしょうか。

SANY0215.JPG

















東京電力松本氏
 はい、その通りです。

 で、今回も私どもも、まあ当時、昨年の8月、9月でございますけれども、もう少し、

きめ細かく対応できてれば良かったのですけれども、やはり、まあ他の作業との関連

もございまして、十分このにエリアに対する注意が行き届かなかった、

と云う風に思っています。
 
 
東京電力寺澤氏
はいっ、宜しいでしょうか。


 
おしどりマコ
わかりました、えー、他には無い、と云う事で、、、。

ありがとうございます。

 


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(保安院からのメール、27日18:28)

(今日、東京電力の定例会見が18時から20時まであり、

そこに出席していましたが、この情報の公表はありませんでした。保安院には通知してあるのに、なぜ?)

報道関係者各位
 
標記の件について、本日(7/27)、東京電力から、福島第一原子力発電所
1,2,3号機共用の窒素供給装置1台が停止した旨、連絡がありましたのでお知
らせします。
 
窒素供給装置は通常2台で運転されており、もう1台は運転を継続しており、さら
に予備の窒素供給装置も待機していることから、安全上の問題はありません。
 
○本日(27日)14:54頃、1,2,3号機共用の窒素供給装置のうち1台(PSA4)の流量
が出ていないことを確認。
○15:20に現場を確認し、当該窒素供給装置が停止していることを確認。
○運転中のもう1台(PSA3)の窒素供給装置は運転を継続しており、1,2,3号機の
窒素供給は維持されている。また、予備の窒素供給装置(PSA5)も待機していること
から、安全上の問題はない。
○停止の原因は調査中。
 
保安院においては、現地の保安検査官が現場を確認しています。
 
以上

(保安院からのメール、18:21)

 

報道関係者各位
 
標記の件について、東京電力から、本日(7/25)10時22分頃、福島第一原子力発
電所第5号機計装用空気圧縮機(A)が停止した旨、連絡がありましたのでお知らせ
します。
(15時11頃から順次受信)
 
○本日(25日)10:22頃、5号機計装用空気圧縮機(B)※の定例の試運転を実施してい
たところ、運転中の計装用空気圧縮機(A)において過負荷トリップ警報が発報
し、装置が停止。
※各種設備の空気作動弁の駆動用の圧縮空気を製造する設備で、AとBの2系統あり。
 
○11:50頃に制御用電源盤の内部点検を行ったところ、電磁接触器(リレー)の配線
付近に煤(約1cm×1cm)を確認。
○13:21に公設消防へ連絡。
○15:06に公設消防が現場を確認し、16:15に火災ではないと判断。
○原因については現在調査中。
 
○弁駆動用の圧縮空気については、計装用空気圧縮機(B)により供給されているこ
とから、原子炉及び使用済燃料プールに安全上の問題はありません。
保安院においては、現地の保安検査官が現場を確認しています。
 
以上

 


 Jビレッジと東京間のバスの回答                               

SANY0139.JPG















 

東京電力松本氏
本年の8月1日以降 東京⇔Jビレッジ のバスに関しましては運用を変更さして

いただきます。これまで東京、Jビレッジ間につきましては1日辺り2台、平日休日

関わらず運行しておりましたけれども、8月1日からはいわゆる週末に2往復する、

という形で運用の方を変更さしていただきます。

 えー、こちらに関しましてはご指摘の通り今後乗る方々につきましては、協力企業

の作業員の方々についてはご遠慮いただくという事と、東電社員につきましても、日

に2本という訳では無くて週末のみ、という様な運用にさせていただく。という事にな

ります。

 理由につきましては、これまでそもそも事故以来、公共交通機関が正常に動けて

いなかった、という事から、こういったバスを私共の方でご用意さしていただきまし

たけれども、現状、公共交通機関が20キロ圏外につきましては、ほぼ正常に運行

しているという事と、東京電力自身の経営環境が非常に厳しい、という事に考えま

して運用の変更をさしていただきました。


 ここからはマコちゃんの質疑ですねん。                           
SANY0119.JPG

















おしどりマコ
 Jビレッジと東京間のバスのご回答ありがとうございました。

 そのバスの運行を減らし、そして乗れる方々が東電社員のみという事で、それは

経営上の理由ということですが、作業員の方々も「恐らく経営上の財政難じゃないか」

と仰ってられましたが、公共交通機関が発達したとはいえ、Jビレッジと東京と直通の

物が有りませんので、作業員の方々が「乗車料を払ってでも、このバスには載せても

らえないか」という声も上がっているそうですが。その検討はされているのでしょうか。

 あと、その関連なんですけれども、Jビレッジの診療所で一般の方々、協力企業の

方々が利用が制限されているという話も伺ったのですが、Jビレッジの診療所の東京

電力の社員の方々と協力企業の方々の利用状況などのデータは取っておられるので

しょうか、もし教えて頂ける物が有れば教えて下さい。

 で、あと昨日私、うろ覚えだったんですけれども、平成23年10月11日に「癌と晩発

性の健康障害の発生が懸念されるので、緊急作業従事者等には、その離職した後

も含め、それらに対する検査と適切な長期的健康管理を実施する必要がある」
とゆ

う趣旨の通知が官報に公示され、同じ日付けで当時の西澤社長に厚労省労働基準

局から出ておりますが、その後、東京電力として離職した方々に向けての検査等長

期的健康管理はどのようなものをお考えになっているのでしょうか。

 後、PRTR関連なんですけれども、福島第一原発では平成21年度、キシレンを

6000?、エチルベンゼンを2000?、スチレン、トルエン、クロロフルオロメタンも

各2000?ずつ使用されておられますが、大体これは福島第一原発でどの様な用

途で使用されていたのでしょうか。

 で後、今日の色々資料の関連なんですけれども、先月、温度計信頼性評価結果で、

2号機のRPVとPCVの温度計は、1号機、3号機に比べて突出して故障が多いと

いう事でしたが、その件に関しての何か推察は今回出来たのでしょうか。

 それで、その外国人の方々が作業員で働いているかどうか、あまり把握していない

という事で、昨日、その身分の確認、連絡先の確認が取れれば大丈夫だと仰って

おられましたが、今年の1月、にいわき共立病院で1Fの作業員の方々が亡くなった

時に、かなり私、取材を重ねたのですが、まあそれは日本人の方でしたが、身元引

受人の住所は、まあ書き間違いかどうかはわかりませんが、存在しない住所でした。

 ですので、その連絡先の確認について、東京電力はどの程度徹底されておられる

のかお聞かせ下さい宜しくお願い致します。

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東京電力松本氏
 はいまず、バスの件でございますけれども、こちらに関しましてはまあ、いろんな

意見があろうかと思いますけども、私どもとしてはこういう運用の変更をする事に関

しましては、いわゆる企業さんの集まりでございます、安全推進連絡会という場所

でご説明させていただいた上で、実施しているという状況でございます。また「乗せ

てくれないか」というお話しでございますけれども、公共機関等が既に復活している

という状況でございますので、そちらの方をご利用頂ければと考えております。

 それからPRTR法のキシレン等でございますが、こちらは現在、少し確認さして頂

きますけれども、基本的には洗浄剤といったような部品を洗う際に使う物質でござい

まして、まあ、定検の際に持ち込まれるのではないかと思ってございます。

 それから被曝された方の今後の健康診断といいますか、健康管理の状況につき

ましては、昨日もご質問が有りましたけれども、現在、どういったやり方を考えてい

るのかについて確認中であります。

 Jビレッジの診療所に関しましては、特に私どもとして協力企業の作業員の方の

受診を制限しているつもりは有りませんけども、ま、そういった不自由な声がある

のであれば、まあのー再度、まあ、あのう、、調べてみたいとは思っております。

 あのー、どなたがどういう風に受検してるかについてデータを取っているかについ

てはちょっと確認してみます。

 あっ、それから最後、作業員の連絡先でございますが、こちらに関しましては基本

的には雇用主さんがまあ実際に雇い入れる際に確認をされている、という事で、私

どもが直接、えー、まー、その方の身元が正しいかどうかという確認はしておりません。


おしどりマコ
 わかりました。 あのー、2号機の、、、。


東京電力松本氏
あ、温度計、に関しましては、こちらは特に何か新しい見解は、今のところ持ってお

りません。あの、以前申しました通り、格納容器の中が現在で言いますと多湿な状


況でございますので、少し端子台ですとか、ケーブルの繋ぎ目みたいな所で腐食生

成物みたいなのが発生している可能性があるかと思っています。

ただし、その状況その物は1号機、3号機も同様の状況でございますので、なぜ、2

号機だけ温度計の故障が多いのか、という所の解明はまだできていません。


おしどりマコ
 わかりました。では、外国の方々がどの程度、1Fで作業されているかという事の把握

や調査等はとりあえずされないという事でしょうか。


東京電力松本氏
 はい。今のところ、私どもは外国人の方を差別する訳ではございませんので、

あのー、しかるべき手続きが経られた後、働くという方に関しては、何か特別、まあ、

集計する事は行う予定はありません。


おしどりマコ
 わかりました。差別する訳ではなく、そうではなく、日本の方々ではないという事で、

各それぞれの国に帰国されたりとか、その後の健康診断や健康管理などが適切

に行われるかどうか心配している訳なんですね。 ですので、その一時的に日本に

来られている方がどの程度、1Fの作業に従事されているか、などはかなり知りたいと

思っているのですが、特に東京電力として、そのような調査はされないという事でしょうか。


東京電力松本氏
 あのう、その方がご帰国されて以降の状況につきましては、その国の、まあルール

に則って管理されるべきものという風に思っております。

 東京電力、それから雇い入れた企業でさんで、まあその方の個人線量をきちんと

把握した上で、各個人個人に通知されておりますので、その通知の結果を持ってご

帰国されるのではないかと思います。


おしどりマコ
 わかりました。

 この10月11日の厚労省 労働基準局の告示にもある通り、その離職した後も含め、健

康管理を実施する必要がある、と東京電力社長にも通知がされておりますが、まあ帰

国されてからはその国の管理、という考え方で宜しいでしょうか。


東京電力松本氏
 その厚労省さんのご趣旨の範囲が何処まで及ぶのかについては、確認してみな

いと分かりませんけれども、基本的には、その国、その国での規制の枠組みの中

で対応される物と思います。


おしどりマコ
 わかりました。では、Jビレッジの診療所の利用状況、その東京電力の社員と協力

企業の方々との利用状況の割合と、あと1Fの管内で働く方々のその、どこの国で

働く方々がおられるかという調査はしていただけませんでしょうか。


東京電力松本氏
 あのう、先ず、Jビレッジでどういった受検をされているかにつきましては、データ

があればお答えできると思いますけれども、改めて収集する事に関しましては、リ

ソースの問題もありますのでなかなか難しいかと思っております。

 あのーまあ、特別作業員の方を何か制限している事実があれば、その辺は検討し

たいという風に思います。

 それから外国人の方を特別、国別に集約するかにつきましても、こちらは何か私

どもとしては、国別に収集する特段の理由がございませんので、今のところ考えて

おりません。


おしどりマコ
 わかりました。国別ではなく、日本の方か、外国の方か。つまり母国語が日本語

でないという事で、色々な書類の面で手順上でも中々の不都合が出るかもしれま

せんので、日本の方かそれ以外か、でも集約はされないと。


東京電力松本氏
 はい。

 個人の線量の通知ですとか、そういった所に関しましては雇用主さんの方を通じて

各個人に通知されますので、そちらに関しましては特に日本語が通じるか通じない

かという問題よりも、事業主さんの責任の範囲でやって頂ければと思っています。


おしどりマコ
 わかりました、雇用主の責任ということですね。

わかりました。

 では、キシレン、エチルベンゼンに関してですが、その洗浄剤、部品などを洗うとい

う様な使用をしていたという事でその保存形態としては、何かその1F館内で容器

に入って保管をしていた、倉庫などで保管していたという仕様形態になるのでしょうか。


東京電力松本氏
 基本的にはいわゆる、まあ、薬品庫と言ったら変ですけれども、まあ作業現場毎に

いわゆる保管庫がございますので、まあそういった所に一斗缶ですとか、あるいは

ペンキを入れるような丸い缶のような物で保管しているのが通常の形態です。


おしどりマコ
 わかりました。

 因みに、それは福島第一原発、構内でどの辺りにあるのですか、その薬品庫とい

うか保管庫は。


東京電力松本氏
 あの、基本的には建屋の中です。


おしどりマコ
 建屋の中、、。で、それが現在どのような状況になっているか、というのは確認はさ

れているのでしょうか。


東京電力松本氏
 今のところ建屋の中に十分にそういった調査で入れませんので、今のところ、そ

ういった確認はできておりません。


おしどりマコ
 わかりました。

 確認ができるとしたら、大体どれぐらいのスケジュールで出来るのでしょうか。


東京電力松本氏
 そうですね、あのー、今のところ、具体的に何時やるかという見通しはありません。

 調査するにしても建屋の中に入りますと、被曝しますので。そういう意味では中々

難しいと思っています。また、タービン建屋に関しましては、地下一階の部分は水

没してますから、こちらの方は水を抜かない限り、調査をするのは難しいと思います。


おしどりマコ
 その水没している所に薬品は保管されているのでしょうか、一斗缶などで。


東京電力松本氏
 あの勿論作業現場で、そういった洗浄等の作業を当時していたとすれば、そういっ

た容器に入れた形で保管されていると思います。


おしどりマコ
 わかりました。ありがとうございます。


 2回目の質問                                           
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おしどりマコ
 度々失礼いたします。

 東京電力は「外国の方を把握しない、それは雇用主さんに任せている」という事で

すが、その関連で。

 今年の5月に関越自動車道で高速バスの事故が有りましたが、それはツアーバス

の会社が、えー、契約しているバス会社の方が、日本語のあまり読めない中国人の

運転手の方を使っておられた。という事で、それで問題になりましたが、それはまあ

健康管理やこれから事故を未然に防ぐという意味も含め東京電力は雇用主の方々

がどの程度、外国の方々、母国語が日本語でない方々を雇用しているか、というの

はあまり把握しなくていい問題だとお考えなのでしょうか。

 で、あと、昨日は在日ブラジル人の方をインターナショナルプレスで募集してる、と

いう話でしたが、アメリカでジャンパー(原発事故処理作業員)を10人募集している、

日当42万円で募集している。という記事も以前2月に出ておりましたが、どの程度そ

の東京電力は外国の方々の募集をかけているのでしょうか。

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東京電力松本氏
 はい、まず1点目のご質問でございますけれども、あの私どもは仕事を、元請け企

業さんの方にお願いしてる訳でございまして、元請け企業さんが、基本的に私どもが

お願いした仕事が、きちんと出来上がるかどうか。あるいは出来上がった結果をもって

契約さしていただいているお金を支払う。という事になっておりますので、外国人だか

らといって何か金額が変わるですとか、あるいは、仕事の出来栄えが違う、という事

になりますとこれは問題になりますけれども、仕事の出来栄えあるいは、作業の状況

等で基本的問題が無ければ、日本人の方で有ろうと、外国人の方であろうと特段あの、

区別をする事はありません。

 それから2番目のご質問でございますけれども、私どもが海外の方に限って何か雇

用契約といいますか募集をするといった事はありません。


おしどりマコ
 わかりました。 ではこの、ロイター通信の記事だったのですが、アメリカで日当42

万円で10人募集した、というのはこれは事実でないという事ですか。


東京電力松本氏
 あのー、事実かどうかはその募集された方がどういった仕事をまあ、私どもから請け

負ったか、によると思いますので、それについては感知しておりません。


おしどりマコ
 わかりました、ではその雇用主と契約を結ぶ理由で出来栄えや金額の話しではなく。

健康管理や事故を未然に防ぐ、その的確な文書の指示が読めるかどうか、という点で、

事故を未然に防ぐという観点で、外国の方がどの程度緊急時作業に従事されているか

把握をする予定は無いと。

 出来栄えや、金額の話しではなくです。

 健康管理や事故を未然に防ぐという観点で、です。


東京電力松本氏
 はい、あの事故の未然防止にしろ、健康管理にしろですね、当然雇用主さんそれか

ら元請け企業さんの方で基本的、一時的な責務は負っておりますので、私どもとし

ては、そういった管理がきちんと行き届いているかどうか、というような確認はしたいと

は思いますけども何か現時点で特別、外国人の方が何か問題が有るという事はきい

ておりません。


おしどりマコ
 わかりました。5月の高速バスの事件では、その契約している会社がどのような方を

運転手とされているか把握されていないなかった。という点でツアーバスの会社も責任

を問われましたが、万一何か問題が起こった場合、東京電力は雇用主さんに任せる。

という考え方でよろしいんでしょうか。


東京電力松本氏
 あのー、万一どういった事故が、或いは事が起こるか分かりませんけれども、起こっ

た事故の内容で判断すべき事項だと思っています。


おしどりマコ
 起こってから。

 わかりました、ありがとうございます。

 ぶら下がりのマコちゃんですねん                             
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