原発事故

 

SANY0652.JPG おしどりマコ
まず、作業者証についての件なんですが、この運転手の方は管理区域立ち入り許可証入構許可書の方は所持しておられたんでしょうか。


東京電力松本氏
はい、持っておりました。

おしどりマコ
わかりました、松本さんは先ほど仰っておられましたが、通常作業証と入構証は2つとも同じように首に下げますが、アルソックの件もんでは、バスに乗っている全ての方の入構証をチェックしますが、警察の検問では運転手の入構証しかチェックしないので、運転手の方々は作業者証と入構許可証については、まず忘れる事が無いという風にお伺いしたのですが、この方はひょっとすると4回程忘れ、他人の作業証を使ったという事なんでしょうか。


東京電力松本氏
違います、あのー、8月の3日間については今調査してますけれども、少なくとも7月24日のえー、昨日公表させていただいた案件については入構許可証の方は本人がお持ちでございまして、それを警備員に見せて入構したとうかがっています。


おしどりマコ
わかりました。8月についてはまだ入構証は分からないと。

SANY0656.JPG 東京電力松本氏
はい、今の所分かっているのは3日間については他人の作業者証を用いてAPDを借り出したという事は分かっています。


おしどりマコ
わかりました、で、この方は通常常に運転手の業務をされているんですよね。


東京電力松本氏
はいそうです。


おしどりマコ
わかりました、で作業者証を忘れたという事ですね。
7月24日については。


東京電力松本氏
はい。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
本来運転手の方々は一番シビアに作業者証と入構許可証を管理する、それを忘れるとまあ「仕事にならない」まあ「それが仕事だ」という風に伺ったので少し調査をお願い致します。
で、2号炉の温度計についてですが、以前温度計の評価結果で1,3号機の温度計より2号機の温度計の方が突出して故障が多いと、そしてその原因を今後調査すると仰っておられましたが、その後何か考察、評価などはされているんでしょうか。


東京電力松本氏
評価等は随時行なっておりますけれども、今の所はこれと言って何か原因については分かっておりません、あの、格納容器の内部の状況が1,2,3号機でまあそんなに違いはないだろうと思っておりますので、まあ2号機だけが何故、検出器の数が多いか、あ、故障してた数が多いのかについては引き続き検討している段階です。


おしどりマコ
わかりました。
その検討は具体的にどの様な調査で検討されているんでしょうか。


東京電力松本氏
基本的には定期的に測定している電気抵抗の測定の状況と推移を見ながら、外から分かる範囲で今はそういった所でしか得られるデータが有りませんので、そういった所を見ています。また、全体のヒートバランス、と云いますか発生している崩壊熱と実際の注水量、それから温度の状況等をまあ、モデル化してシミュレーションする事でどれぐらい正しく測れてるのかっていう所につても併せて評価をしています。


おしどりマコ
わかりました、そのー、2号機の温度計だけ突出して故障が多いというのは、緊急に原因を調査している訳ではないのでしょうか。まあ、数か月経ちましたので。


東京電力松本氏
特に何か、この原因について、少なくともこれを調べれば分るというような所までまだ来ておりませんし、現在の所は1,2,3号機とも安定して冷却出来ているという風に思っておりますので、少なくとも今、何か特別な対策が必要という所までは考えておりません。


おしどりマコ
わかりました、とりあえず調査は一応して行くという形という事で。
わかりました。
で、あと保安院への報告の補正についてなんですが、火災対策の所で、2番目の4つ目の丸で「バックグラウンドの高い放射線のモニタリングポストについて、モニタリングポスト周辺の除染、土壌の遮蔽等を行ない原子炉施設に起因する放射線影響を適切に把握すること」と有りますが、その土壌の遮蔽や除染を行なっていない状態でのバックグラウンドも考慮した線量の把握というのは別でされていくのでしょうか。


東京電力松本氏
うんと、これは8月31日に報告さして頂いておりますけれども、すでにモニタリングポストの周辺に関しましては土壌のはぎ取りですとか、木の伐採等によりまして、いわゆる空間線量を下げる作業を行なっております、これはあの今後、追加的に何か発電所で事故が有った際に早期に検知する目的でそういった作業を行なっておりますので、そういった対応を引き続きやっていく事をさして頂いております。


おしどりマコ
はい、それは存じておるんですが。
その、「プルーム等が通った場合早期に検知が出来るように」とは別の考え方で作業される方々の被ばく管理の目的で、モニタリングポストの除染をしないタイプの線量の把握というのはされていくんでしょうか。
まあ全部除染されているから大丈夫ということなんですか。


東京電力松本氏
モニタリングポストはご存じの通り、発電所の敷地周辺にございますので、あまりモニタリングポストの周辺での作業は基本的にありません。実際に作業員の方が働かれる場所場所でですね、空間線量率の測定を行なって実際の被ばく低減計画、対策を講じるのが普通でございますので、何かモニタリングポストの敷地に依存しているような作業計画は無いです。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。
で、ちょっと要望についてお聞きしたいんですが、先だって水が漏洩した時に「松の廊下」についてご説明して頂きましたが「竹の廊下」というのはどちらにあるんですか。


東京電力松本氏
あのー、いわゆる松の廊下と申しますのはタービン建屋の1階の部分でございまして、まあそれにちなんで1こ下のフロアー地下1階の所をそういう風に呼んでいます。


おしどりマコ
地下1階が竹の廊下ですね。
何か他に「梅の廊下」というのはあるんですか。
それは無いですか。


東京電力松本氏
私の記憶の中ではそういう名前を付けた事はありませんけれども、あの、いわゆるタービン建屋の地下1階の原子炉建屋の境目の通路は一直線で比較的幅の広い通路でございますので通称「松の廊下」という事が先んじて行なわれまして、まあそれの連想から「松竹梅」だという形で地下1階が竹になったのではないかと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
因みに「安全屋さん」と仰るのは自己解析の何が正式名称でいらっしゃるのでしょうか。


東京電力松本氏
グループの名前、組織の名前っていう意味ですか。


おしどりマコ
えー、東京電力の方で「安全屋さん」と呼ばれる職業の方です。
あの、テレビ会議で多々出てきますが。


東京電力松本氏
「安全屋」という風に私どもが通称申しておりますのは基本的には炉心のまあ、、そうですね、端的な例で言いますと、いわゆる設置許可で言う所の安全解析を基本的にやってるような部署を安全屋さんと呼ぶ事が多いです。これに関連致しまして、例えばシビアアクシデント対策はどう云う風にすべきか、というような所をまあ検討している部署です。


おしどりマコ
わかりました、もしよければ正式名称などあれば。


東京電力松本氏
現在の正式名称で良ければあの、お教えできますけれども、確か原子力安全評価グループだったと思います。


おしどりマコ
ありがとうございます。
事故当時はまた別の名称だったという事ですか。


東京電力松本氏
えーっと、組織変更が無ければ確か同じですけれども、安全屋さんが所属しているグループあるいは組織がなんか複数個所有りますので、確認してみます。


おしどりマコ
ありがとうございます。
因みに同じように電ツウさん」と呼ばれる方々の正式名称が知りたいんですけれども。


東京電力松本氏
電子通信部です。


おしどりマコ
電子通信部。わかりました、ありがとうございます。



        2問目「テレビ会議の映像公開について」                            
SANY0671.JPG おしどりマコ
私も同じように150時間の映像の全ての公開と本日で市長は終わりましたが継続しての視聴を要望致します。
で、4月11日までの次回の映像公開が4月11日までというのも納得がいきません。
4月15日にサブドレンの濃度がひとケタ上昇していたり、4月11日以降も様々な事象がプラントでは行なわれて色んな事がありましたので、4月11日以降の映像も是非公開して下さい。
そしてここから質問なんですが、150時間中5時間公開されるという映像について、先ほど栗田さんはちょっとその、どこの社の要望かは公開出来ないと仰っておられましたが、8月の記者会見の終わりの時にテレビ局の各局の記者さん方がそちらのカメラの前の辺りで栗田さんに要望を渡しておられましたね、局の映像の公開の取りまとめの表をお渡しして9月7日に本日もし間に合えば映像の処理をして公開して欲しい、テレビ局各局で取りまとめたというリストを、栗田さんにお渡しになっておられた時に私は後ろに立っていたのですが、そこにおられる記者さん方はまあ、どこ局の方か私は存じておりますが、ぜひその5時間の映像を公開した各社の方々の公表をどうぞ宜しくお願い致します。

SANY0673.JPG 東京電力栗田氏
いや、今私、公表しないとは言ってないです。
手元で全ての方が分かってないので、ここだけ言って、ここだけ言わないというのはおかしいと思ったので、申し上げてないので、それはあの、各社さんから冒頭、最初から皆さんにお願いをして、私ども別にこそこそやってる訳ではなくて、これまで皆さんにご要望あったら下さい、という話をしましたんで、その中で頂いた物です。


おしどりマコ
わかりました。


東京電力栗田氏
それは、150か所それを積み上げると5時間と。


おしどりマコ
150か所それを積み上げて5時間ですね。
これは、テレビ局以外の色んな所からの公開要望も有ったのでしょうか。


東京電力栗田氏
テレビ局さんから頂いた物もあります、あと新聞社さんからも頂いた所があったと思いますが、ちょっとそれが言いきれないものですから、いったん私がお預かりをさせて下さいと、言う事を申し上げました。


おしどりマコ
わかりました、是非公開宜しくお願い致します。
で、4月11日までに全ての事象が終わった訳ではないという件に関しては、ご回答いかがでしょうか。


東京電力栗田氏
はい、当然その、その後もですね、今日も発電所というのは可動している状況があの、収束の作業を行なってきたという状況がございますので、そうでありますが、ただその私どもの4月の11日の考え方ですかね、今回そうさして頂いた1ヶ月に関しては先ほど申し上げた通り、というとこです。


おしどりマコ
わかりました、4月13日に使用済み燃料プール内の燃料棒が損傷している可能性を認めておられたり、11日以降も本当に非常に重要な事象が沢山ありますので是非とも公開を要望致します。宜しくお願い致します。


東京電力栗田氏
で、先ほどご要望いただいてる方の中にはフリーの方もいらっしゃるという事ですので、フリーランスの方それから新聞社の方、テレビ局の方そういった方々からの集約の結果です。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
公表も含め、そして150時間分全部公開も含めお願いします。

 


おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!
 

 

SANY0628.JPGおしどりマコ
注水量の低下についてお聞きしたいんですけれども、録画が無かったという事でちょっと確認ができないかもしれませんが、もしわかればで。

中水量の低下はガクッと低下したのか、徐々に低下したのか、という様な推測は出来ているのでしょうか。

あと、保安院のブリーフィングによりますと、中水量はバルブの回路で調整しているという事でしたが、通常のバルブの回路と現段階で中水量を調整している回路とでは、どれくらいのズレがあるのでしょうか。

APDについてお聞きしたいのですが、このAI 社と、えー、二つ資料福島第一原子力発電所における被ばく管理の実態調査についてがありますが、これ両方ともAPDと●●線量実態調査」 

のこのA社というのは同じ様に対応している会社でしょうか。

両方ともI社は東京電力でB社は共通の会社という事でしょうか。

あと、この人数にかなり差があるんですが、APD とクイックセルバッジの比較、15パーセント低い場合の表ですが、一人か二人の会社の場合もあれば、社は一社で84人も差がでておりますが、これは作業人口に相関したものか、なんでしょうか。

I社が東京電力でこちらもI社が東京電力という事であれば、あの3人しか出ておりませんので、その理由を教えてください。で、この協力企業というのは元請けでしょうか、雇用主でしょうか。

この差異理由の計器誤差というのと放射線発生源の方向性による影響というその差異理由を使い分けている理由がちょっと知りたいのですが教えてください。

あと、特定高線量作業従事者の先月の取りまとめがありましたが、これはあの、増加傾向か低減傾向か教えてください。

あと質問の回収なんですが、16日に亡くなった方の身元引き受け人の住所が架空の住所だったという事は東京電力の方で確認されましたでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。

SANY0625.JPG東京電力松本氏

まず、流量の低下ですけれども、こちらは、これまでの私共の経験から申し上げますと、ガクンと突然下がったというよりも、有る程度時間をかけて下がって行ったというふうにみています。ただあのー、これはあくまでも印象dしかないので、今の所まあ何をもってっていうのもこれまでの経験という事です。
それからバルブの回路ですけれども、こちらは回路調整をしておりますけれども、実際に増方向と減方向と両方やっています。以前お示しさして頂いたようにこれ、実際にはバルブをどんどん、上げて行ってもう全開になって上げ代がない、というふうな状況ではございませんで、あの、バルブの少しガタと云いますか遊びの所をまあ開閉を少しやってですね、ある目標の設定値になった時に、それで回路調整は終わり、という状況です。まあ、今の回路の状況から申しますと、ほぼ全閉に近い状態から少し開いているという
程度です。
APDの調査ですけれども、ABCDEに関しましては2つの調査やっていますが、表1のA社さんと添付2のA社さんは同じ会社です。かつそれぞれ、これは元請け企業単位で表記さして頂きました。
それから、人数の差ですけれども、こちらはそれぞれ元請け企業さんが従事している、まあやっている作業によってこれだけ差が出たという様な状況でございます。
えー、B社さんの方は比較的に高線量の作業が多かったのでタングステンベストをそれぞれ着用してたのでこういう結果になったという事です。
また、添付2の方でI社まあ、東京電力ですけれども、こちらは計画線量とまた比の線量が大きい所っていうので、こちら他の企業さんに比べて数が多いですけれども、これは、東京電力が様々な工事で工事監理の為に出かけているので数としては多くなっています。
それから、計器の誤差と、向きでございますが、これはヒアリングをさして頂いた際にそれぞれ企業さんがどういった事でこの差異の理由を考えているか、という事について私共がヒアリングをした結果、こちらの方がまあ寄与しているだろう、という風に判断した次第でございます。


おしどりマコ
わかりました、では、差異理由はヒアリングの結果という事で、その元請けの考え方という事ですね。


東京電力松本氏
も含めて私どもとしてはまあ、妥当だろうという判断した次第です。
したがって、計器誤差は全ての所に寄与していますけど、全部が全部それが、全部そうだ、という風に書いてる訳ではありません。


おしどりマコ
わかりました。


東京電力松本氏
それから、特定高線量作業者の人数ですけれども、こちらにかんしましては表に記載致しました通り、先月6月の段階では541人で今月の分で553人ですので、まあ若干づつではありますけれども増えている状況です。


おしどりマコ
わかりました。あの、特別な知識や、経験を持った技術者の方がその経験や知識を他の方に渡して、高線量地域から出られる、というその、減っていくスケジュール感というのはどの様にお考えでしょうか。
あの、いつまで経っても減らない感じがしますので。


東京電力松本氏
何時までにゼロにしなきゃいけない、という意味では特に決めてるわけではありません。


おしどりマコ
わかりました、それは低減傾向ですか。


東京電力松本氏
えー、移動させた人間については少しづつではありますが、移動はさせてあります。うーー・・・・(30秒)・・・。
具体的な人数が何人かっていうのはちょっと確認させて下さい。


おしどりマコ
わかりました、すいませんあの、添付1のI社も東京電力という事なんでしょうか。すいません、ちょっと確認ですが。


SANY0641.JPG東京電力松本氏
そうです。


おしどりマコ
わかりました、では添付2で東京電力が高線量の作業を沢山従事しているという事で人数が多かったと、松本さんは仰られましたが、添付1の方ではI社は3人しかいないのですが、ええ、他の者は、、例えばタングステンベストを使用していないG社などは43人いますがこの人数の差は何故なんでしょうか。


東京電力松本氏
添付1はAPDとガラスバッチの差が15%以上有る者を抽出して比較した表でございまして、添付2は計画線量とその日の線量のその日の線量の実際の差が大きい者をピックアップしていますので、元々調査している物がちがいますので当然差は生まれる物と思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
では、タングステンベストを着けていないG社も43人と、少し人数が多い様に思うのですが、これも差異理由が計器誤差、という事でこれも妥当だ、というお考えでしょうか。
G社と他のタングステンベストを使ったB社以外の人数の差の理由等の考察は。


東京電力松本氏
人数が多い理由に関しましては、ご覧の通りB社さんは3号機原子炉建屋燃料取り出し用カバー工事で、G社さんは4号機の原子炉建屋カバーリング工事で、こちらは元々作業員の数としてはかなり多い作業になりますので、当然こういった差が出る人数も多くなると思います。


おしどりマコ
わかりました、ではその計器誤差や放射線発生源の方向性による影響などは、作業人口によって一定程度発生するという事で、作業人数によって相関する、という考え方なんですね。


東京電力松本氏
あの、そこまで細かく分析している訳ではありませんけれども、当然作業の人数の方が多くなればこういった形で、15%の差が出る方も多くなるとはおもいます。


おしどりマコ
わかりました、その先ほどのAPDとクイックセルバッチの感度の、角度の違いというご説明は分かり易かったのですけれども、それが放射線発生源の方向性による影響という理由ですね。


東京電力松本氏
そうです、あの、まあ当然胸の所にAPDを置いてますので、正面に放射線の発生源が有ればほぼAPDの値とガラスバッチの値が等しくなると思いますけれども、当然横の方に有った場合等であればガラスバッチとAPDには差がでてくると思います。


おしどりマコ
わかりました、それと計器誤差という理由を使い分けている理由が少し先ほどのご説明で分からなかったんですけれども、元請けのヒアリングと東京電力との判断とでかき分けているという事ですか。


東京電力松本氏
そうです。
あのー、元々計器誤差はこの調査の中では全ての項目に当然存在しますが、A企業の様にですねセシウム吸着塔といったような、正面に吸着塔があって、そっちの方に静態していれば当然高くなりますし、或いは後ろを向いてる、横を向いてるといったケースでは低くなるケースがあろうかと思っています。
また、4号機の建屋のカバーリング工事等に関しましては、特定の線源という意味ではあまりありませんので、まあ、全体としては、計器誤差が効いている、という風に判断した次第です。


おしどりマコ
わかりました、線源が確定しているかどうかによって、理由を書き分けたという事で宜しいでしょうか。


東京電力松本氏
はい、一概にそういう訳ではありませんけどまあ、作業件名、それからヒアリングの状況、実際にやっている作業から見て、まあそういった判断するのがいいだろうという風に思ってる次第です。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
あと、すいません追加の質問なんですが、作業員の方々からの要望を兼ねてなんですが、8月に亡くなった方の件も含め、構内にAEDがあるにも関わらず、使い方を熟知している人間が少ないのではないか、という事でせめて班長クラスにまでAEDの講習会を検討していただけないかと。
心臓疾患で亡くなる方が数人出ましたので、検討していただけないかという事だったのですが如何でしょうか。


東京電力松本氏
はい、元請け企業さんと相談さして頂ければと思っています。


おしどりマコ
わかりました、お願いします。


東京電力松本氏
それから、最後のご質問の1月6日に亡くなった方の架空の住所につきましては私共としては把握しておりません。


おしどりマコ
わかりました、あのーそれはまあ、元請けの責任でという事ですね。


東京電力松本氏
元請けと云いますか、雇用主さんの問題という風に考えています。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


   2問目                              

SANY0642.JPGおしどりマコ
注水量の低下についてなんですが、昨日の15時の段階で1号機も必要注水量から低下している事になっていますが、1回目の15:21の調整では1号機は調整はされていないのですが、それは何か理由があるのでしょうか。
で、先ほど松本さんの推測で、ガクンと低下したのではなく徐々に減って行ったのではないか、という事でしたが、この注水流量の表を見ますと、2号機の給水計が定期的にガクンと減っているのですが、例示をしますと、8月30日の14時、15時、17時、18時。8月31日の1時、2時。ここの3ヶ所でここの2号機の給水計だえけ約1?/h減っているのですが、これは何か評価をされているのでしょうか。
その、注水量調整実績を見ますと、CS系はあまりいじっておられませんが、給水系で調整されておられますが、それも何か理由があるのでしょうか。
宜しくお願いします。


東京電力松本氏
まず1問目ですけれども、こちらに関しましては、運転上の制限の逸脱という事で、順次順番に実施してきたという様な状況でございまして、何か15:21の段階では2号機と3号機の方を優先して操作をしたという段階です。
あの、注水量その物が減っておりますけれども、温度の状況と致しましては変化がございませんので、給水量を調整する際にはあの、慎重に、順番にやっていくというような状況でございます。
それから、ガクンと下がってるかどうか、、、。


おしどりマコ
あ、すいません、その関連で、では1号機はこの時点で調整しなくても、2号機、3号機より優先では無かったという判断ですか。


東京電力松本氏
そうですね、炉心その物も小さいですし、崩壊熱も小さいですから、優先順位としては2号機、3号機の方が、熱量としては多いと思っています。
ただ、今回のケースですと2号機、や3号機をやったりですね、1号機、3号機をやったり、そういった色々なパターンがございます。


おしどりマコ
あ、はい。あの分かっております。
で必要注水量以下に15時の時点でなっておりましたがまあ緊急性が無かったので調整はしなかったと。
で、16時の段階で1号機は更に下がっていたので16:12には調整した。という考え方でいいでしょうか。


東京電力松本氏
緊急性が無かった、という訳ではございませんけれども、あの給水量、注水量の変更作業については炉心の状況にダイレクトに効きますので、何か下がったからぱっと取り次いで操作をするという物ではありません。よく、緊急時対策本部の中でも手順だとか、どれをどう云う風に上げるのかという所については、運転員ですとか、或いは安全評価をやっている者ですとかよく相談をした上で実施する必要が有ります。


おしどりマコ
すいません、ありがとうございます。
それは、明確な1号機を必要注水量以下だったにも関わらず、とりあえず15:21、第1回目の操作では調整しなかったという明確な理由が、すいません把握しきれなくて、もう一度ご説明お願いします。
その諸々の判断でした、という回答ですね。


東京電力松本氏
諸々の判断で2号機、3号機からまず着手をして、16:12には1、2、3号機とももう一回調整をしたという様な状況です。


おしどりマコ
えー、つまり緊急性は2号機、3号機の方が優先だったが1号機は15時21分の時点で調整の必要は無かった、という判断を現場でした。という事ですね。


東京電力松本氏
緊急性という意味が私どもと、おしどりさんの方で多分違うのではないかという風におもいますけれども。先ほど申し上げた通り流量が下がったからといって、ぱっと取り次いで弁の操作をするっていう訳ではございませんので状況をよく認識した上で、まずは2号機、3号機から調整作業に入ったという次第です。


おしどりマコ
すいません、2号機、3号機から調整に入り1号機を15:21で、まあ緊急という言葉は使いませんが、2号機、3号機を操作するのと、1号機を操作するのと、何か差異があったのか、というのも含めてお聞きしたいのですが1号機を調整しなかった明確な理由が少し分かりかねますので。
もちろん、取り次いで直ぐ操作する物ではないという事は認識致しましたが。


東京電力松本氏
そういう意味では2号機と3号機の方があの、崩壊熱が多いのでそちらの方の操作から実施した、という次第です。


おしどりマコ
わかりました。


東京電力松本氏
それから、ガクンと落ちたのか、というご質問ですけれども、この表は1時間ごとの毎ステージのデータでございますので、当然その、12時のデータと13時のデータを比べて、ガクンと落ちてるか、という所については、それまでの間に徐々に落ちてきたという風に見るのが、妥当だと思っています。


おしどりマコ
ありがとうございます。
1時間の経過で1?/h下がる、というのはまあその「徐々に」の範囲に入るのでしょうか。


東京電力松本氏
こちらについては、中々徐々になのか1時間で1?/h下がるのが急なのか、という事については評価は分かれると思いますけれども、そもそも何と云いますか、入れてる量が5とか7ですから、1?/h下がったというのは下げ幅としては大きいと思います。
ただそれが、瞬時に落ちたのか、10分から、、2、、程度かかって落ちたのかについては、だらだらと下がってきた、という風に私共としては見ています。瞬時に落ちたという状況ではありません。


おしどりマコ
わかりました。他の給水系やCS系だと1以下0点幾つかで下がっていってるんですが、2号炉の給水系だけ何度も1?/h下がっているのでちょっと不思議に思ったのですけれども。
では、給水系とCS系について、CS系ではあまり調整せず給水系を調整するという何か理由はあるのでしょうか。


東京電力松本氏
これはもうどちらかと云うと、この流量調節弁の特性だろう、という風に思っています。何か明確な系統的な差異が有るというよりも、現在給水系も使っている弁の方に何かゴミかみ等の可能性が大きいのではないかと思っております。


おしどりマコ
給水系の方に異常が有る可能性が高いと。
確かに、表を見ますと給水系の方が低減傾向にありますので、給水系の方に問題が有るという風に考えてらっしゃる、という事ですか。


東京電力松本氏
可能性としては大きいと思いますけれども、今回フラッシングしてるのは給水系と炉心スプレー系と両方行なっています。こちらに書いてある通り大元は一緒でございますので、何か選択的にどっちの方に通り易いという事は今の所判断できないと思っています。


おしどりマコ
わかりました。
すいませんしつこくて、注水量調整実績ですが、1回目と2回目、15:21と16:12の1時間以内に調整をしてるにも関わらず、増加しなかった、という初期の流量の低下が結構大きいのですが、それは何か考察として考えてらっしゃるのでしょうか。その後は数時間に1回の流量調整で済んでおりますが、1回目と2回目の時間だけすごく短いですので。


東京電力松本氏
時間が短いと仰るのは15:21と16:12という所の時間帯を仰ってるんですか。


おしどりマコ
そうです。


東京電力松本氏
こちらは、15時過ぎにですね、運転上の制限の逸脱を判断して以降、16:30に最初の1回目の調整が完了したという時間帯迄は一連の操作という風に考えています。先ほど申し上げました通り、慎重に操作をする必要がありますので、少しづつ調整をかけた、というのが実態です。
昨日お知らせさして頂いたのはまず、16:30に流量調整が終わったという形にはお伝えはさせていただいておりますが、実際には弁の操作としては2回やったという事です。


おしどりマコ
わかりました、15:21で2号機の給水系を2.0?/hに上げたにも関わらず、16:12には0.9?/hにまで下がっておりますが、ここの時間と低下が一番大きいのですが、これについて何か考察を教えていただけたらと思いますが。


東京電力松本氏
考察という意味ではまだ、ここの段階ではゴミかみの方が多くて流量低減の効果が、効いてるんだと思っています。
その後何回か流量調整をやっていますのでその後、何ていいますかゴミかみが飛んでいるっていう様な状況ではないかと思います。
最終的に今、フラッシングやってますけれどもそういった作業の結果を見ればこの間隔がもっと広がっていくっていう事は有ると思います。


おしどりマコ
あ、わかりました。ゴミかみと仮定した場合は説明がつく流量の変化という事ですね。
分かりました、ありがとうございます。



おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

ご贔屓さま方の応援をお待ちしてます!!




 

(東京電力からのメール。18:42)


────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。

 福島第一原子力発電所 淡水化装置(逆浸透膜式)からの水漏れについて、その
後確認された情報についてお知らせします。

○水たまりの表面線量率を測定したところβ線が1.33mSv/h、γ線が0.07mSv/hであ
 り、また、漏れた水の放射能濃度を分析した結果は以下のとおりです。

 ヨウ素131:ND(検出限界値(2.0×10の-1乗 Bq/cm3)未満)
 セシウム134:1.0 Bq/cm3
 セシウム137:2.1 Bq/cm3
 全β:2.7×10の4乗 Bq/cm3

○その後の調査で、漏えい箇所は、淡水化装置(逆浸透膜式)No3の高圧ポンプ
 出口配管の接続部分であることを確認しました。

○原因については、今後調査する予定です。

○なお、淡水化装置(逆浸透膜式)No3の別の系統による淡水化処理を開始しま
 したが、同じ箇所から1滴/10秒程度の漏えいを確認したことから、ビニール養
 生により漏えいの拡大防止を図っています。

○当該漏えい箇所は弁により隔離しておりますが、淡水化装置同士は配管でつなが
 っており、念のため、現在、淡水化装置(逆浸透膜式)No3については、午後
 4時に全て停止しております。

○淡水化処理した水は十分にあること、また淡水化装置No2など別の淡水化装置
 は運転可能な状態であることから、原子炉注水への影響はありません。

○本件については、9月18日(火)に予定している定例会見でご説明させていただ
 きます。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

【以下お知らせ済】

○本日(9月15日)午前9時42分頃、福島第一原子力発電所 淡水化装置(逆浸透
 膜式)No3の高圧ポンプ出口付近より、水が漏れていることをパトロール中の
 当社社員が発見しました。

○水の漏えいを停止するために同時刻に当該淡水化装置を停止し漏えいは滴下程度
 となり、午前11時15分に漏えいが停止したことを確認しております。

○漏れた水の量は7m×7m×深いところで約5mmの範囲で、同装置の堰内にと
 どまっており、建屋(ジャバラハウス)外への流出はありません。

                                  以 上



 


(東京電力からのメール、11:50)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。

○本日(9月15日)午前9時42分頃、福島第一原子力発電所 淡水化装置(逆浸透
 膜式)No3(高圧ポンプ出口付近)より、水が漏れていることをパトロール中
 の当社社員が発見しました。

○水の漏えいを停止するために同時刻に当該淡水化装置を停止し漏えいは滴下程度
 となり、午前11時15分に漏えいが停止したことを確認しております。

○漏れた水の量は7m×7m×深いところで約5mmの範囲で、同装置の堰内にと
 どまっており、建屋(ジャバラハウス)外への流出はありません。

○漏れた水は、淡水化処理前の水で、淡水化装置(逆浸透膜式)入口の水の放射能
 濃度は、至近の測定結果では以下のとおりです。

 ヨウ素131:ND(検出限界値未満)
 セシウム134:2.5 Bq/cm3
 セシウム137:3.5 Bq/cm3
 全β:7.1×10の4乗 Bq/cm3
 (平成24年8月21日採取)

○今後、漏れた水の放射能濃度を分析する予定です。

○なお、淡水化処理した水は十分にあること、また他の淡水化装置の運転は可能な
 状態であることから、原子炉注水への影響はありません。

○本件については、引き続きメールにて情報発信いたします。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。



 


(東京電力からのメール、17:32)

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○本日(9月9日)午後3時3分頃、福島第一原子力発電所2号機タービン建屋
 1階にある2号機原子炉格納容器ガス管理システムの配管(ダクト)から音が
 していることを当社社員が確認しました。

○現場を調査したところ、当該配管1箇所に小さな穴が見つかったことから、応
 急処置としてテープによる補修を行い、午後3時28分に気体音が止まったこと
 を確認しました。

○また、プラントパラメータの値に変化はなく、原子炉格納容器ガス管理システ
 ムは運転を継続しております。

○なお、発電所内のモニタリングポストには有意な変動は確認されておりません。

○原因については、今後調査を行ってまいります。

○本件については、明日(9月10日)予定されている定例の記者会見で概要をご
 説明させていただきます。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


以 上



 


前の5件 14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24

最近のコメント