原発事故

 

DSC02364[1].JPG おしどりマコ
2号機のRPV熱電対2本が上昇している件ですが、ベローシール部と指示スカートの熱電対が同じ挙動で、同じノイズかドリフトで上昇しているということで、中継している端子台が同じ可能性もあるという事をお伺いしたので、2号機の、、まあ出来れば全部出して頂きたいですが、熱電対がどのような配線経路でどのような中継端子を利用して温度が出ているかというのを紙で出して頂けませんでしょうか。


東京電力:尾野氏
ちょっと確認さしていただいて回答についてお話しさせていただいてもよろしいでしょうか。


おしどりマコ
それは出せるかどうかという事ですか。

東京電力:尾野氏
多分、そんなに難しい事ではないと思いますが。確認をした上でという事でよろしいでしょうか。


おしどりマコ
わかりました、よろしくお願いします。
先週金曜日の質問の回収をしたいのですが、あ、広報の方がもしおられたら、、、。
テレビ会議の視聴が16時までという事についての要望の検討をされるという事でしたが、如何でしょうか。
若しくは、17時30分から会見が始まるので16時までにしたいと云う事であれば、なぜ、火曜日、木曜日も16時までなのかという事と、本館のセキュリティが17時20分までなので、セキュリティの関係では16時までと云う事では回答にはなっていないと云う事の両方も含めての回答をお願いします。

DSC02371[1].JPG 東京電力:かみじま氏
今、3つご質問を頂きましたけれども、前回もですね、ご承知の通り皆様からこの閲覧時間に関しては、いろいろなご意見を頂いているので、そちらをただ今どのようにすればよろしいか、というのを検討さしていただいておりますので、まだ検討結果出ておりませんけれども、しかるべくですね対応をしてまいりたいと考えおります。


おしどりマコ
わかりました、よろしくお願いします。
どれぐらいでご回答を頂けるのでしょうか。


東京電力:かみじま氏
少なくともですね23日からが、当日でございますので、当日には、ご説明をさせて頂ければと考えております。


おしどりマコ
明後日ですね、、、はいわかりました。
よろしくお願いいたします。
で、以前尾野さんにご回答頂いた、電離放射線障害防止規則に基づく血液検査の結果を、以前の物も同じように公表して頂けないかというものを何時ぐらいに回答頂けるのか、という事と、2011年度は労働基準局からの指示で電離検診と同等のもの。ほぼ同等の物を1ヶ月毎にするということだったので、それについての東京電力の社員の方々の結果を公表して下さいということをよろしくお願いします。

DSC02377[1].JPG 東京電力:尾野氏
まず1点目の過去の電離検診の血液検査の結果等についてでございますけれ、以前、松本の方から回答させて頂いた内容があるのですが、私の方で見てみましたら、答え方の項目に必ずしも一致していない部分があったようでございますので、改めて今確認をお願いしている所でございます。
ちょっと回答が何時かというのは、今すぐ分かりませんけれども、準備はしているところでございますので、まとまったところで回答させて頂きたいと思ってますのでよろしくお願いします。


おしどりマコ
わかりました、よろしくお願いいたします。


東京電力:尾野氏
それから労基の話の方は、ちょっと内容の背景等も含めて私の方でもう一度確認した上で対応したいと思いますのでよろしくお願いします。


おしどりマコ
あ、わかりました。
電離検診の目の検査を抜いて体重測定を追加したものを1ヶ月毎にするように指示したという事ですので、どうぞよろしくお願いいたします。


  最後は尾野さんにぶら下がりのマコちゃんですねん!  
DSC02385[1].JPG
















 

DSC02311[1].JPG以前の質問の回答・東京電力尾野氏
 「IAEAの閣僚イベントの中で、当社が用意した資料の部数につきまして確認をしてください」
と云う事がございました。社内報告書の英語版を50部それから日本語版を20部それからその他の説明の関連の資料はちょっと数が明確ではありませんが、50部以上で100部までいかなかつたかな、と云う位までを用意したと云うような事が所管担当の確認でございました。
 それから、先般福島第一の協力企業さんが楢葉の工業団地で怪我をされたと云う事がございまして。
 「楢葉の工業団地は除染則で云う所のどのカテゴリーに入るのでしょうか」
と云うご質問を頂いたかと思います。
 楢葉の工業団地につきましては、これはちょっと前の測定になるんですけれども現地の空間線量が0.4~0.5μSv/hと云う事でございまして、まあ除染則で云う所の「管理を要しない」カテゴリーに入ってると云う事でございましたので、改めてご説明したいと思います。


東京電力:石橋氏
今の回答についてはよろしいですか。
何かありますか。
DSC02310[1].JPG おしどりマコ
御回答有り難うございます。
あの、楢葉町の作業員の方で怪我をされた方についての回答有難う御座いました。
除染則による区域とともにSvではなく、Bq/?、Bq/?のA区域、B区域、C区域、D区域についてもお伺いをしていたのですが、大体どれくらいの汚染度かということをBq/?、Bq/?で教えていただけたらと思うのですが。


東京電力:尾野氏
当該場所につきましては、/?では測定されてません。

 

おしどりマコ
すいません。/cm3 。

東京電力尾野氏
あ、汚染度、ということか。


おしどりマコ
はい。


東京電力尾野氏
特に測定はされてないという事でした。
環境的に十分低い所であると云う事で、データとしては今持っておりません。


おしどりマコ
わかりました。
ではA区域と同じ服で作業されていたという事ですね。


東京電力尾野氏
はい。通常の管理を要しない形態でございました。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。


              2問目の質問               
DSC02312[1].JPG おしどりマコ
この港湾内についてですが、以前、海底土が汚染されていて、その拡散の防止を防ぐため、コンクリートで改定を固めているという話がありましたが、それはこの?の「土砂を被覆等」にあたるのでしょうか。


東京電力:尾野氏
今、土砂の被覆等という風に書いてある、?と書いてあるこの下に書いてありますけど、そのすぐ下に1?4号機開渠被覆と書いてあって、平成24年5月完了と書いてある。ここの部分が完了しているよと。
それから、北側の方の5,6号側ですけども、ここについては平成24年7月に完了、ここが被覆が終了してる場所です。


おしどりマコ
わかりました。では?はこれからコンクリートで、埋めていくと云う事ですか。


東京電力:尾野氏
?の場所というのは、先ず浚渫をして、土砂をこちらに寄せてきて、寄せてきたものの上を被覆する、という段取りになります。


おしどりマコ
わかりました、そのコンクリートで固める作業は、汚染の拡散防止のためと云う事でしたが、それだけでは魚などを、汚染は防護できなかったという事で、今回また、港湾口を防ぐのでしょうか。

DSC02318[1].JPG 東京電力:尾野氏
えっと、これはですね、どのタイミングでその魚が、えー、汚染しているとか、そういうような事もあろうかと思うのですね。耳石の調査というのは、聞いている所によりますとと、魚が年令を重ねる毎に耳石に年輪のようなものができてきて、そこの年輪を詳しく調べると、取り込みが多かったのは何歳の時だったのか、というような事が分かってくると云うような、そう云う事だそうでございます。ですので港湾内、現時点におきましては、水のレベルもそれなりに下がってきておりますので、初期の高かった頃の影響を、ええ、引きずっている物なのか、そういうものについて、ある意味生物学的な観点から確認していくという事で、そういった関連性についてもう少し知見が増えるのではないか、ということかと聞いております。


おしどりマコ
わかりました、事故から1年10ヶ月後にその、魚が出て行かないように防ぐというのは、、、

もう少し早くそういう議論のタイミングがなかったのかと思いましたもので、、。
ありがとうございます。で、2号機の温度計が上昇している事について伺いたいのですが、指示スカート上部とRPVベローシール部の温度が、ここ6日間で急上昇しているのですが、指示スカート上部の温度計は計器不良ということですが、RPVベローシール温度計は1月7日の時点で監視に使用可となっております。
ですので、このRPVベローシール部の温度計がなぜ上昇しているか、という事について、どういう見解を持っていらっしゃるか伺いたいのですが。


東京電力:尾野氏
えっと、今、ちょっと個別のデータと評価を持ち合わせておりませんから、それは確認をさせて頂きたいと思いますが、温度計につきましては月に1回、動きの傾向などを見た上で、健全性評価、信頼性評価をしておりますので、そうした中でしっかり評価をしてご説明さしていただければと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
えー、、、その結果を待ちたいとお思いますが。
すいません不勉強だが、指示スカート上部とRPVベローシール部の熱電対は同じような相関関係で上昇しているのですが、配線の腐食や、絶縁の劣化などで熱電対が故障している場合、同じようなノイズで同じような上昇、故障している二つの熱電対が同じような上昇傾向になるっていう事はあるのでしょうか。


東京電力:尾野氏
ケースによるかと思いますけれども、個々のものでございますから、個々の動きをするという事でございますけど、その動きがま、たまたま同じような動きをすると云う場合もあるかもしれませんし、ちょっとデータを見ませんので、何とも申し上げ用がございませんけども、あの、それぞれの機器はそれぞれの検出をしてございます。
で、あの、2号機について言いますと、要は炉心下部が一定の温度以下である、という事を、十分冷えていることを確認するという意味で、保安規定上の監視項目として監視を行なっておりますが、そちらの方は特に安定してございますので、全体として、あの、今何か、と云う風には思っておりませんが。
まっ、いずれにせよ、ひと月ごとにしっかりと評価確認しているので、その中でご説明できるんじゃないかと思います。


おしどりマコ
わかりました、では、その回答をいただけるのは、そのひと月ごとの温度計の評価をした時という事でしょうか。


東京電力:尾野氏
そうです。


おしどりマコ
え、このRPVのベローシール部がここ数日上昇しているというご回答は、ひと月ごとになる、という事ですか。


東京電力:尾野氏
そうです。


おしどりマコ
あの、次の会見では頂けないという事でしょうか。


東京電力:尾野氏
えっと、ちょっと個別のものを見ていって、どうかということもありますけども、信頼性判定そのものは月に一回、しっかり判定していくと云う事ですので、判定の結果等も含めていっていくと、そうかと思いますが。あのー、 随時、異常判定をして弾かれていく物もありますので、その辺の関係を確認した上で回答させて頂きたいという事でございます。
タイミングについては、ひと月毎と云う風に申し上げましたが、そこでは確実に話ができると思いますという意味でございますので、ご承知置きください。


おしどりマコ
わかりました。
よろしくお願いします。

              2問目の質問               
DSC02324[1].JPG おしどりマコ
先ほどの2号機の温度上昇の件についてですが、尾野さんが広報部でいらっしゃいますので、小林さんに少しお聞きしたいんですけれども、そのRPVベローシール部の温度上昇を尾野さんは「データを見ていない」と仰っておられましたが、東京電力としてRPVベローシール部の上昇は把握しておられるのでしょうか。


東京電力:尾野氏
えっと、僕自身は、あのー、随時確認しておりますので、それぞれの温度計の動きであったり評価というのはしてございます。ですからぁ、会社として知らないと云う事はないし、それから、私が今、お話しになってるよなデータを見て、それについて所管のラインの見解を確認している状況ではございませんので、今は私はお答え出来ないと云う事で、返事とさせて頂いたと云う事でございます。


おしどりマコ
わかりました、監視に使用可となっている温度計が、故障となっている温度計と全く同じカーブを描いて上昇している事について、その1ヶ月毎の会見ではなく、できるだけ早く回答いただきたいな、と思うのですが、それは東京電力としては「緊急の事象ではない」という見解なのでしょうか。

DSC02326[1].JPG 東京電力:尾野氏
えっと、保安規定等でしっかり確認していく項目等ですね、こちらの方が、ある意味、随時確認して、判定値から外れてくると、状態が悪化しているのか、あるいは計器が悪いのか、という事を緊急に確認していくっていう事が必要な物になってくる訳でございますので、そういった意味で、炉心の温度として、代表点としてみている、炉心、RPV下部温度ですね、こちらの方というのは重要な指標になってございますので、今仰っているパラメータであれば、そうしたものとちょっと性質が違うもの、という事でございます。


おしどりマコ
わかりました。
ベローシールが割りと外部に近い部所ですので、何と言いますか「絶縁の劣化などそんなに受けるものなのかな、故障する物なのかな」少し、、割と急いで知りたかったのでできるだけ早くご回答を宜しくお願いします。
ありがとうございます。


東京電力:尾野氏
確認できた所でお話はさせて頂きたいと思います。






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DSC02300[1].JPG 以前の質問の回答東京電力尾野氏                        
「IAEAの12月15日から17日の閣僚会合のイベントで当社のブースに配布されていた、報告書関係和文の物英文の物とございましたが、こちらの英訳及び資料の印刷等はどこが行ったのか」というようなご質問を頂いておりました。
当該の資料は当社の事故報告書の日本語とそれを英訳した物でございますけれども、英訳につきましては当社で行っております。
それぞれ、私どものブースで説明する関係の資料として用意いたしましたので、印刷等は私共でやっております。
費用につきましては、社内でやった事ですので特に申し上げる所でない、と思っております。


DSC02293[1].JPG おしどりマコ
回答有難う御座いました。
このIAEAの閣僚会議で置かれていた報告書の件ですが、英訳したものと日本語のものと、150冊程度ずつあるというのは数えられたのですが、合計、何冊ご用意されたかと云うのを、まだダンボールに沢山つまれていたようなので、トータルの冊数を教えて頂ければと思いますが、宜しくお願いいたします。
そして今日、お配り頂いたこのパワーポイントの資料の組織図が書かれている方なんですが、以前聞きました、敷地内で火災が起きた場合、消防署に連絡するかどうか、判断する所管グループの当直班長というのは、この図に関してはどこの位置になるのでしょうか。この当直と書いてあるところですが。


東京電力:尾野氏
先ず、連絡は随時いる者という事になりますから、この当直と云う所に連絡が入ってきます。
で、今現在は24時間体制で防災安全関係、それから復旧班というものが稼働してございますので、これは復旧班というのは個別の組織ではなくて、組織の中から緊急時対応要員として抜き出されている者なので、そちらで現状対応している、という事になります。

おしどりマコ
わかりました、では消防署に連絡するかどうか判断するのは、この組織図の中では具体的にどこだという訳ではない、という事ですね。

DSC02297[1].JPG 東京電力:尾野氏
そうですね、この組織図の各部から緊急事態対応要因が出来ていて、で、緊急時の班が今出来ているので、そこが現状やっている。
但し、安定した組織対応という事が出来てくれば、これは当直長が確認して判断して動いていくと。勤務時間内の連絡であれば通常、防災安全部の方から連絡を、具体的には電話をかける、ということになろうかと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
10日に1Fの楢葉町、楢葉工業団地の方で指を切断する事故があった件ですが、汚染がないという事で、この楢葉町は除染電離則の除染特別地域になって除染電離則の範囲内だとは思うのですが、この辺りの怪我をされた方の表面汚染なり、空気中の汚染度なりと云うのは測定はされているのでしょうか。
出来れば、B区域とか、C区域とかどの区域にあたるか、と云うのを教えて頂けたらと思うのですが。


東京電力:尾野氏
具体的には確認してみないといけないと思いますので、まあ元々当該場所を作業場所と云う風にしていた理由が、機材、資材の準備の作業でございますから、わざわざ線量や汚染がある所でやる必要がない、という事で、企業はそちらで準備されていたと云う事ですので、楢葉町と私どもは直接測定はしてございませんけども、通常、普通に人が住める領域になっている所でございますので、ある意味、汚染との問題のない所で作業していたと云う風に理解してございます。

DSC02305[1].JPG おしどりマコ
わかりましたありがとうございます。
楢葉におられる方に聞くと、わりとその、場所によってはD区域のような、40 Bq/m2以上のところもあるので、どれぐらいの線量かなと思いましたのでどうぞよろしくお願いいたします。
で、あとこの国際アドバイザリーチームについてですが、このアドバイザリーメンバーの選定は、IAEAOECS NEA と共にアドバイザーを選ぶという事ですか。
アドバイザーの選択権、どなたをアドバイザーとするかと云うのは、どこの段階での議論があるのか、若しくは選択権を、IAEA、OECD NEA が持っているのか、という事をお伺いしたいのですが。


東京電力:尾野氏
この説明図から見ると、IAEAやOECD NEA とか出てきますので、若干誤解しがちな絵なのかも知れませんけど、IAEA とか OECD NEA ということは、エネルギーであったり原子力であったり、いうことに関して、国際的な知見を持った、そもそもこういうアドバイスをしたり、レビューをしたり、ということを生業としているオーソリティーでございますので、ま、ここの知見や、あるいはレビューなどと云うのは、常に役に立つだろうという意味の矢印でございます。
それから国際アドバイザリーチームということに関しては、こちらに関しては、様々な関係する機関、国の中にも研究機関、組織等があるし、それから企業の関係もございます。
それから政府等の関係性もございますので、そういった所の中で最終的に確定していく事かと思っておりますので、まあのーそのような性質のものでございます。


おしどりマコ
ありがとうございます。
その国際アドバイザーを選択する時のその相談される、選択の議論をされる、日本の企業や、国際的な国の関係機関や、政府の所轄場所を伺いたいのですが。


東京電力:尾野氏
現状、準備段階というような所でございますので、今時点で具体的にどうこうというような動きにはなっていませんが、ここの中では準備のための作業が始まった段階と云うような所でございますので、具体的には4月頃という事になってくると思います。


おしどりマコ
4月頃に議論する場ができるという事ですか、4月頃に決まるという事ですか。


東京電力:尾野氏
4月頃に、4月以降に、こういったチームが立ち上がるように準備を進めていくという計画でございますけれども、現段階では具体的な所ではございません。

おしどりマコ
わかりました、4月頃にチームが立ち上がるというのは、この国際アドバイザリーチームが立ち上がるという事で、そのアドバイザーを選択する議論は以前に在ると云う事ですよね。


東京電力:尾野氏
そう言う議論の準備を今始めていると云う事です。


おしどりマコ
わかりました。
では、それが決られましたら、どこで議論するかまた教えて頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
あ、因みに第二回目の打ち合わせは何時ですか。


東京電力:尾野氏
具体的な予定は特に今ございません。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。







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DSC02266[1].JPG以前の質問の回答東京電力尾野氏
「発災直後に3号機のタービン建屋の地下たまり水の中に長靴で入ってしまった方、あるいはあの革靴で入って足が水にぬれてβ被ばくをされた方の線量はいくつでしたか」と云う事とその線量の評価方法についてご質問をいただいてたかと思います。
そのー、足首ですね、こちらの線量ですけれども2名の方は466mSvと云う風に評価されております。
で、1名の方は足に汚染は御座いませんでしたので線量はなしと評価されております。
この評価は、放医研の方で行っております。
で、放医研が行った評価の考え方でございますけれども、こちらは原子力安全技術センターと云う所が、被ばく線量の測定評価に関するマニュアルというその、手法を示した書簡を出しておりましてその中で様々な方法が条件によって記されてる訳ですが、β線に汚染された水が皮膚について、それによって被ばくしてる場合の評価と云う事もその中に入っておりまして、汚染されてる水の清浄ですね、汚染の濃度等を基にしまして計算で評価すると云うような方法が示されております。
「そちらで評価をしてる」と伺ってる所でございます。

DSC02269[1].JPGおしどりマコ
ご解答ありがとうございました。
確認なんですけれども、この2名の446mSv というのは、皮膚の透過線量と言う事で良しいでしょうか。
リングバッジではなく計算で出したと云う事ですね。

 

東京電力尾野氏
はいそうです。


おしどりマコ
わかりました。
私も、原子力安全技術センター被ばく線量の評価マニュアル2000年度版を取り寄せて呼んだんですが、これ、ちょうど内部被爆関連で調べていた時に読んだのですが、原子力安全技術センターは現在、この被曝線量の測定評価マニュアルは販売中止であると。
平成17年の新法令に伴い見直し作業のため、販売を中止していて、現在はこのマニュアルで運用していないので、参考資料としてお分けするという形で手に入れたのですが、このマニュアルで計算をしたという事でよろしいのでしょうか。

 

東京電力尾野氏
えっと、正確に申し上げますと評価計算をしているのは放医研。


おしどりマコ
放医研ですね。


東京電力尾野氏
ですので、その内容の詳細ですね、詳細については私共は結果を聞いているという事でございます。考え方としてはこういう考え方があります、と云う事です。

 

おしどりマコ
なるほど、わかりました、ありがとうございます。
では、緊急時作業中に466mSv、皮膚に直接等価線量の被ばくが出たという事で、その後、リングバッジを付けて何か作業をするというふうにはならなかったのでしょうか。

DSC02279[1].JPG東京電力尾野氏

えっと、こちらの方は、あの、、、すぐさま、というような状況でいいますと、あの、この場合で言いますと元々水の中に入る作業というのはしないという事が、直ぐにやるべきことでございまして、まあそうした事でございます。
それから、ま、先般も申し上げましたけれども、汚染によって評価することもできますし、汚染があればそこでわかる様になりますので評価に回す事もできますので、そういう状況であったという事です。
それから、あの当然APDによるガンマ線評価という事もしてございますので、要は全身の実効線量の制限と、それから皮膚の局所の制限と云う事を比べますと、ええ、まああの、通常時であれば、えー、全身の実効線量という事でいいますと50mSv、皮膚に対しては500mSvという事でございますので、その雰囲気を支配している線量環境等から、要はγ線によるAPDで見ている事によって、要は実効線量を見ている事によって、皮膚の等価線量が制限値を超えないというような確認も一方ではできますので、当面はそういう形をとっております。

ところが、ま、水処理設備が整ってきまして、γ線が取られてるんだけども、β線源は残ってるという水が、えー出てくるというのが、まあ、2、3ヶ月後から設備が動いてくると出てくるわけになりますので、そういうエリアでの作業のためにリングバッジ等の準備を始めたということでございます。


おしどりマコ
わかりました。
例えば事故直後に作業されていた方々に伺いますと、飛んできた瓦礫に、その散らばっている瓦礫にビニールテープを張って、500mSv/hとか瓦礫の線量を書いて近寄らないようにする、というような事をされていた方々がおられるのですが、その水に浸かるという以外に、高い線源に触れる可能性があるという方々も手にリングバッジははめておられなかったのでしょうか。

 

東京電力尾野氏
当初の時点では、リングバッジというのはございませんでしたから、使用してございませんけれども、まあ十分な装備、十分な装備というのは手袋するとか、ゴミ手袋するだとか、そういう事で直接皮膚に触れることがないような状態で作業している、という事でございますので、状況としては管理されていたものと云う風に考えています。



おしどりマコ
わかりました。
 


東京電力尾野氏
あっ、すいません。それから私、446といいましたか。



おしどりマコ
あっすいません。聞き取り違いかもしれません。
四百、、、。

 

東京電力尾野氏
466。

 

おしどりマコ
466、すいません、ありがとうございます。
これは足の皮膚の等価線量ですか。



東京電力尾野氏
そうです、足です。

DSC02277[1].JPG

おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。

で、ちょっと別件なんですが、1月7日の午前中に施設共用DGの月1回の起動実験をして、それでJNNのテレビカメラに黒煙が上がっているよううが映しだされていたという事なんですが、あのー、大体その共用DGというのは何KVA(キロボルトアンペア)なんでしょうか。
で、大体その以前の月一回の起動実験という事で、前回の起動実験の日にちと、次の検査の日時は大体どれぐらいなのか、と云う事とあとその起動実験と云うのはどの場所で、どう実験をして、どう排気されるのか、と云うのを伺いたいのですが。

 

東京電力尾野氏
えっとー、まずあの実験という言葉で仰っておられますが、これはまあ、実験と云うよりは、要はいざという時に動いてもらわないといけない設備がいざという時にちゃんと動くかどうかという事を定期的に動かして点検する、サーベランスと呼んでいるものでございます。
で、今、福島第一原子力発電所でいいますと、
共用DGのAとB、それから5号機DGのAとB、6号機DGのAとB。
6つのディーゼル発電機が運用されておりまして、これは、いざという時に使えないといけませんから、全て月に一回の頻度で起動させて確実に動くと云う事を確認しております。
ですから、煙りに気づかれたという事でのお話だったと思いますが、毎月、6回、ああいう煙が出ているというような、、、。

 

おしどりマコ
毎月6回やる、という事ですね。

 

東京電力尾野氏
つまり、6個のDGがありますから、占めて毎月6回起動のサーベランスがあるという格好になります。

 

東京電力尾野氏
わかりました。結構、大量の黒煙が上がっていたもので、何KVAかなと思ったのですけれども。



東京電力尾野氏
ああ、了解しました。
ちなみに何処の発電所でもあるのですけれども、ディーゼル発電機は非常に大きいもので、大体まあ、この設備でいいましても6.9KVという事で、非常にパワーのあるもの、という事でございます。
因みに、今、話題になっております所内共通DGのBでございますけれど、こちらの方は9300馬力のディーゼル発動機が付いております。大体何に使っている物とイメージしてもらうといいかというと、フェリーのディーゼル機関みたいなものをイメージしてもらうといいかと思います。

ですので非常に大きな物でございまして、それが起動する際にですね、あの、初期排気というのが黒く見える事がございまして、そういうような状況でございます。
ちなみに馬力は先ほど行ったっけ、9300馬力、という事でございます。

それから発電容量でいいますと8300KVAという事でございますので、まあ、かなりのものと理解している。
因みあの、に当然の事ながら排気は、排気設備から出す事になっていますが、いわゆる車のマフラーのようなものですね。それが屋根の上にのっております。そちらから排気が出てきますので建屋の屋根の上から排気が出てきます。


おしどりマコ
わかりました。動画の映像では割と床の方から出ているという絵だったのですけれども、そこが何といいますか、煙突の上部になっていた、という考え方でいいのでしょうか。排気の煙突ではなく。


東京電力尾野氏
排気をしているのはサイレンサーから出てきてますので、サイレンサーから出た排気が風の関係でどう舞ったかは分かりませんけども、特に異状はなかったと云う風に考えております。

 

おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。

昨年の夏ぐらいにでた1号機、2号機、3号機の温度計信頼性評価結果で、1、3号機に比べ、2号機のRPVとPCVの温度計が突出して故障が多かったのですが、その理由を尋ねた時に「まだ検討中だ」と回答を頂きまして、それからわりと定期的に聞いていたのですが「まだ検討中だ」という事で、2号機の温度計に突出して故障が多い理由というのはまだ分らないのでしょうか。

 

東京電力尾野氏
現実に2号機の格納容器の中の状況を確認する事が出来ておりませんので、そういう意味から言うと、2号だけ特別な事情があるのかどうか、という事は確認出来ておりません。

 

おしどりマコ
湿度とか温度とかは1、3号機と同じような状況下ですか。

DSC02282[1].JPG

東京電力尾野氏
そういう意味から言うと、温度から言いましたら1号機の方が初期に注水が途切れてますから、初期の状況からいったら温度条件等は1号機の方が厳しかった可能性もあります。
それから、逆に2号機というのは最後の方までもっていたプラントですので、初期の温度条件からみたら1号機の方が厳しかろうと。
ただ、格納容器の中への蒸気の満たされ方であったり、その後、注水をしている時の中での水の、何ですか、垂れ方と言いますと変ですが、、、というのは当然、元々設計したとおりに全てが、状態が正常であれば、行く場所はっきりしている訳だが、状況が事故の後の状況ですから、それぞれ個性があると云う風に思っておりまして、そういった個性の違いが出ているんだろうと云う風には思っております。
ただ、その個性の違いという物がどういう要因で、何が聞いているのかという事をしっかり調べるためには、中の様子を確認しなければいけませんので、そういう意味で結果として破損が多いと、損傷、故障が多いという事は事実でございますが、それは個性の違いという事になるんだろうと。で、現実の状況として言いますと、温度計というのは、要は所定の温度を測りたいところに熱電対が付いていて、それでそっからまあ、ケーブルが伸びてくるわけですね、リード線がずっと出てきて、まあ、最終的にアンプ等に入って読み取っていくわけですが、格納容器の中で、外の表示器までの間で中継端子箱がございますので、こういった中継端子箱の所が特に痛んでいれば、それは局所的な場所という事になる訳ですが、たまたまその付近が傷んでいれば影響は受けやすいでしょうし、同じように水が垂れたのだけれども、中継端子箱の所じゃないところで垂れていれば、あまり影響は受けないだろうという、要は局所的な事情というのも影響しうる物でございますので、これは、あの「そうだ」という事を言っている訳ではないのですけども、事故の様相によって、格納容器の中というのが3つのプラントの全く同じようなところという事はむしろ考えにくい事でございますので、中のマクロの様子としては似たような展開を取っているかも知れないけれども、ミクロな損傷というのは局所的な、局部的な違いというのは当然あるわけで、そう云った影響を受けている可能性は考えられると思っています。
ただし、そういった違いが何でったかを特定するのはくどいようでございますが、中を見てみないと分らないと云う風に思っています。


おしどりマコ
わかりました。丁寧にありがとうございます。
すいません、良ければお調べしてご解答して頂きたいのですが、12月15日?17日に福島県郡山市であったIAEAの閣僚会議(http://t.co/lLYSEXi8)におきまして、東京電力の方がパネルディスカッションされていて、社内事故報告書が英訳のものと日本語のものが、かなりの数置いてありまして、そのような資料の提出をどこから求められたのかという事と、それについての予算などはどれぐらい出ていたのか、というのを外務省なのか、IAEAなのか、もしくは東京電力が、なんといいますか、無償で、ボランティアで出しているのか、と云うのを教えて頂けたらと思います。
で、以前、電離検診で東京電力の平成24年春の血液検査の基準値外のものを細かく教えて頂きましたが、その前の年度の平成23年の春も同じ形で教えて頂けたらと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。

 

東京電力尾野氏
今の二つについては確認さしていただいた上でよろしいですか。

 

おしどりマコ
はい、宜しくお願いいたします。
ありがとうございます。

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以前の質疑の回答                                           
DSC01500[1].JPG東京電力尾野氏
以前、おしどりさんが来られた時に幾つか質問を頂いていた事があろうかと思いますので、ちょっと、結構専門的な事だったと思うので、準備が出来てる範囲でお答えさせて頂きたいと思います。
一つは電離健康診断の血液検査で、各項目色々項目がありますが、「判定が所見のあった方の割合というのはどれぐらいでしょうか」という事でございました。
先ず、あの平成24年春の健康診断におきまして、電離放射線障害防止則に基づく定期診断を受けた者というものが、約6,200人当該の健康診断を受けている方。
で、そのうち、緊急時作業をやった者が3,186人いるという事になります。
で、これらの人たちに目と皮膚の所見、というのは、医師の所見ということになる。
それから血液検査の方は、所定の血液検査をするという事ですが、医師が「所見あり」と判断している人というのは。
目の検査では3名0.1%。
皮膚の検査では11名で0.3%。
という事であります。
で、これらの方々は、更に確認をするという事になりまして、最終判定では、いずれも「所見なし」という事になっております。
それから血液検査の結果で、これはちょっと私、言葉がわからないところもあるんですけれども、白血球数の確認という事で言いますと。
基準範囲から外れた人は13.4%。
それから、白血球の分画というものがあるそうですが、これで特に異型リンパ球に着目するそうですが、これは0%であったというような事でございます。
つまり「異型リンパ球が所見として見られた人はいなかった」という事です。
赤血球数につきましては判定から外れているのは7.1%。
それからヘマトクリット値というものは 3.4%という事でございまして、通常の健康診断でも所見範囲から外れている方というのはある割合おりまして、医師の指導などを受けておりますが、外れている割合はある程度ありますが、これは特別多いという事ではないという事でありました。
 それから、ええ、やはり健康診断関係ですけれど、「高線量被爆の方の目、及び皮膚の等価線量の評価値はございますか」というような事でご質問を頂いていたかと思います。
緊急時作業、およそステップ2終了までという事ですが、実効線量が100mSvを超えた作業者の目の水晶体、及び皮膚の等価線量の最大値のご質問でありましたので、これ、一部暫定値という事もございますが、確認したところ、最大値は目の水晶体の等価線量は188mSv、それから皮膚の等価線量の最大値が、こちらも188mSvという事でございました。
ちなみに緊急作業における等価線量の限度というものが定められておりまして、目の水晶体については300mSv。
皮膚の等価線量については1000mSv。
 という事でございましたので、何れも内数に入っているという事でございました。
頂いてたご質問について、用意できている範囲で回答させて頂きました。


1回めの質問                                               
DSC01505[1].JPGおしどりマコ
沢山の回答ありがとうございます。
あの、頂いた回答について少し伺いたいのですが、この春の検診で電離検診を受けた6200人というのは、全員東電の方ですか、それとも下請けの方々も含まれているんでしょうか。


東京電力尾野氏

春の健康診断はあの、今のデータというのは、えーと、健康診断じしんは会社ごとに行うので、東京電力の社員のデータという事です。


おしどりマコ

東京電力の社員のデータと云う事ですね、わかりました。
で、その白血球数や赤血球数ヘマトクリット値など、基準値以外の方を教えて頂いてありがたいのですが、上に外れているのか、下に外れているのか、これは別々の数値では出ていないのでしょうか。
基準違いだけという事ですか。

DSC01508[1].JPG

東京電力尾野氏

はい、ちょっと、聞いたんですけれど、あのーそちらの集計はしておらないので、外れているという事だけという事です。


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。
で、分画異常ですが、異型リンパ球の出現はなしという事で、他の好酸球とか好中球、骨髄芽球などについての異常はなかったのでしょうか。
何か出現したとか、、、好酸球・好中球など。
これは分画異常、異型リンパ球の出現なしという事だけなのでしょうか。


東京電力尾野氏

ちょっと、難しい話で、聞いた事をそのまま答えてるような格好になって申し訳ないのですが、、えー、異型リンパ球は基準値がゼロということで基準が定まっているそうで「それはありませんでした」という事でした。
その他の、今仰った様なリンパ球とか、単球とか、好中球、桿状核とか何か、そういうものが幾つかあるそうでございますけれども、そういった様なものと云うのは、あるパーセンテージは、えー観察される物だそうでございます。
幾つかあったようでございますけれども、医師の判断として「管理対象とすべき」とするものはなかったということで聞いてございます。


おしどりマコ

あ、はいそうです。
異型リンパ球とか骨髄芽球は基本0%ですが、その好中球、好酸球では全て元々あるんですが「全部基準値以内だった」という事でしょうか。


東京電力尾野氏

明確に「幾つが基準値」と云うような定めにはなっておらないようで、総合的な医師の判断で確認していると云う事なのでございましたので、何%というような形での示しにはなってございません。


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

目と皮膚の等価線量もお答え頂きましたが、これは両方とも188mSvという事で、これは同一人物になるのでしょうか。


東京電力尾野氏

えっと、ちょっとお待ち下さい。


おしどりマコ

これはあの、全身の実効線量を等価線量に代用していると云う事ですか。


東京電力尾野氏

そうですね。ですので、これは同じ方だと思います。


おしどりマコ

わかりました。
えー、特にその目と皮膚について、1cm線量当量や70μm線量当量などで、評価、管理している訳ではなく、全身の実効線量を等価線量を代用していると云う事ですね


東京電力尾野氏

えっと、先ず、γ線の70mm線量当量と、それから γ線の1cm線量当量というのがございまして、今私どもが使っている、線量計は1cmの線量当量を計っている、と云うようなものでございます。
 ただし、今回、発電所等で出てくる放射線のエネルギーのレベルからしますと、70μSv当量と、1cm当量と云うのは実質的に差がないと云う事でございますので、1cmの測定で代用しうる、と云うような事でございます。


おしどりマコ

わかりました。
目の等価線量は、線源があって指向性のある線量の管理だと思いますが、皮膚の線量等量、等価線量の管理は局所被爆などの管理などもすると聞いたのですが、これは全身の実効線量を皮膚の等価線量に代用していると云う事で、特に皮膚の局所被爆などについての、そこの部分の表面線量、線量当量は測定していないと云う事なのでしょうか。


東京電力尾野氏

えっと、皮膚に関しましてはγ線だけではなくて、β線の被爆も加えてございますので、そういう意味では、γ線に加えて表面だけで止まるβ線の線量と云う事でカウントしています。
で、今仰っている局所で言いますと、特別な作業をする際に、例えば手だけがβ線の強いも物の近くに行くと云うような作業が個別にある場合には、そうした測定を行うようなリング型の検出器であるとか、こういったものを使用します。
ただし、その線量の場合にもよる訳ですけども、特別な作業でなければ、β線についてもβ線用の線量計で管理できますので、γ線の線量計とβ線の線量計を使って管理してございます。


おしどりマコ

わかりました。
特別な場合と、その例えば、高濃度の汚染水に足を付けられたりとか、、。


東京電力尾野氏

足をつけるというような事はあれですけれど、高濃度のβ線源があると云う事がわかっている水を取り扱うような作業であるとか、そう云ったような物です。


おしどりマコ

なるほど。
去年、事故直後に、汚染水に長靴を履かずに足を付けられた作業員の方がおられましたが、その方は特別に皮膚の局所被爆を測定されたと云う事ですか。


東京電力尾野氏

えっと、あの場合の評価と云うのは、すいません、ちょっと確認はさせて頂きますが、個別の汚染の程度であるだとかつまり、 β線というのは長靴を履いている外に水があっても、長靴で全て止まってしまいますから、実際に直接皮膚に触れてる部分で決まってきますので、汚染等から評価してる可能性もありますけれども、えーあの時点で足に特別な線量計を着けていたと云う事はございませんから、何らかの、えー、評価によって、えー求めていると、云う事かと思います。
これは、あの、具体的には確認させて頂きたいと思います。


おしどりマコ

宜しくお願いします。
恐らく2名の方が長靴を履いておられなかったと記憶してますので、教えていただけるとありがたいです、よろしくお願いします。
であの、先日質問しましたIAEAの国際会議についての藤村官房長官のこの意義の説明「福島原発事故が収束したことを世界に発信する」というご認識と、
先日、ご回答頂いた「東京電力として福島原発事故は収束したのか」という、まああの、「緊急状態は収束したが、まだまだしないといけないことは山積みなのは明らか」と、先日お答えを頂きまして。
少しちょっと認識にずれがあるかなと思ったのですが、二日目の専門家会合で、東電福島原発事故からの教訓というセッションがありますが、そこで日本人として出席するのは、環境省と田中俊一規制委員会委員長ですが、何らかのそのIAEAの国際会議に関して東京電力から事故の現状をお伝えする、レクチャーするような機会はあったのでしょうか。


東京電力尾野氏

えっと、今週の末の会議の話ですね。


おしどりマコ

はい。


東京電力尾野氏

えっと、私どもの方から、発電所の状況などについてパネルセッションのような形でご説明する機会が確かあったのではないかと思っています。
それからIAEAの調査に来ている方々のうちの何名になるのか正確に覚えておりませんけれども、発電所の方に視察にお見えになる方もいらっしゃったかという風に思います。
そういった、あの、プラン、これは私どもが企画しているプランでありませんからアレですけれども、えー、実際の私どもの方から情報を取られたいと云う希望に対しては、私どもの方でお答えできる限りの事はしていきたい、と云う事かと思います。


おしどりマコ

ありがとうございます。
そのパネルセッションはいつ頃で、どのような方に、東京電力のどのような部所の方がご説明したのかと云う事を教えて頂ければ。


東京電力尾野氏

あ、これは過去形ではなくて、、。


おしどりマコ

これからですか。

 

DSC01523[1].JPG

東京電力竹本氏
えーと今、尾野が説明をさしていただいた通り、パネルセッションえーそれから、一部プレゼンをさせて頂くと云う予定でございます。
プレゼンの方は12月15日 17時から。
それから翌16日 18時30分からと云う事で予定をさしていただいております。えー、登壇者、説明者等につきましては、ちょっとまだ私どもも、ちょっと情報を持っておりませんので申し訳ございません。


おしどりマコ

それはIAEAの閣僚会議で説明されると云う事なのですか。

DSC01527[1].JPG東京電力竹本氏

はい。
15日、16日は会議の開催と云う事になりますので、さようでございます。
それから、今、尾野が申し上げた、現地のご視察につきましては、明日14日、それから18日、えー予定をさせて頂いております。
こちらの方については、視察の模様を映像を撮らせて頂く予定でございますので当社のHPに準備ができ次第という事になりますけれども、掲載をさせていただく、と云う予定でございます。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。

 

 

2回めの質問                                               
DSC01498[1].JPG

おしどりマコ
先ほどの1Fの4号機の建屋から水が垂れてる件ですが、すいません、あのー具体的にどの階のどの辺りの場所かもしご存知であれば。


東京電力尾野氏
えっと4号機廃棄物処理建屋1階通路上部の空調ダクト。
ですから通路、廊下ですね。廊下の上にある空調のダクト、エアコン用のダクト。こちらから1秒に2滴程度の頻度で落ちていると云う事です。


おしどりマコ

わかりました。エアコン用のダクトの辺りからですね。


東京電力尾野氏

エアーコンディショナーですね。
あのー、空調ですから、いわゆるご家庭に有るようなエアコンとは造りが違いますけれども、ある一定の場所で集中的に冷却したり温めたり、あるいはエアの取り入れをしたりして、それを各施設の中の様々な部屋に送るための、ダクトって云うんですけども、トタンで出来た配管のような、ものですね。
こういう物が、あの時折、天上がついていないお店などに行くと、屋根裏に空調用のダクトが張っているをご覧になった事があるかと思いますが、ああいうものです。


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。
単純にこの辺りの雰囲気線量みたいなものはまだ出てないんでしょうか。


東京電力尾野氏

当該場所の雰囲気線量は今持っておりませんけども、廃棄物建屋の方はそれなりの線量があると思っております。


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

 

最後にぶら下がりのマコちゃんですねん。                                
DSC01531[1].JPGDSC01532[1].JPG

 

 

 

 

 

 

 

とても丁寧に質問に答えてくださったそうですねん。

 

 

 












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