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	 おしどりマコ
おしどりマコ
	貯水槽の周りのサンプリング結果を見ますと、使っていない5と7のドレン孔からの全βが検出されてますが、これはどういった評価をされてますか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	資料の2枚目の事ですか。
	
	
	おしどりマコ
	地下貯水槽分析結果のNo.5と7のドレン孔水の結果です。
	
	
	東京電力:尾野氏
	4月7日のぶんですね。
	現在、様々取ってる所ですが、使用してない所の状況なども含めて見ていくというのは、比較対象という事で、見ていくと云う事ですので、現時点でこれを見てどうというよりは、継続して測定してきますので、その全体を見ながら評価をしていきたいと思います。
	
	
	おしどりマコ
	これは、使ってない№5と、№7は№2の物を移送した、№6に非常に近いのですが、移送する前のドレン孔のデータはありますか。
	№6が漏えいをしているという可能性等を考える為の、データと云いますか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	№6の移送前のデータですか。
	
	
	おしどりマコ
	えー、№6に№2の物を移送する前の、、、。ですので、5も6も使ってない状態でのドレン孔のデータです。
	
	
	東京電力:尾野氏
	確認してみますが、タイミング的んは無いのではないかと思います。
	通常測定は移送してから開始いたしますので、そう云う意味では№6について移送前の物は無いと思いますが、念のため確認いたします。
	それから、5と7については現状移送されてませんが、これは要は移送されてない状態での評価という事でサンプリングしている物です。
	
	
	おしどりマコ
	移送されてない状態で全βは検出していても、これは、何と云いますか「特に問題はない」と云う評価なんですか。
	東京電力として。
	
	 東京電力:尾野氏
 東京電力:尾野氏
	問題があるとか無いとかには直接かかわらない物と思っておりますが、当該環境の初期状態がどの様な物であるか把握して行く一環ですので、個々の一回一回の測定データでどうこうというよりはコンパ全体の調査、様々な場所の測定サンプリングを行っておりますので、全体を見た上で判断して行くと云う事だと思います。
	
	
	おしどりマコ
	№6と№1に移送する前に貯水槽などの点検、状況なりの検査はされましたか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	当該の施設を造ったおりに水をはり、漏えいが無いかとかそういったような検査はしております。
	
	
	おしどりマコ
	造った時のみで今回、№2と3の漏えいの可能性があり、移送時には特にしていない、という事ですね。
	
	
	東京電力:尾野氏
	そうですね、この移送開始時点では特にしておりません。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました。
	その造った時期と云うのはいつごろでしょうか。
	不勉強ですみません。
	去年の秋ごろ地下貯水槽が出来た時期という事ですか、その水はり実験をしたのは。
	
	
	東京電力:尾野氏
	竣工時期については確認させてください。
	何れにしても、今出てる値はそう高いレベルではありませんから、入って無い場所での測定ですので、その当該の場所でのバックグラウンドレベルという物を示しているもであろうと云う風には思います。
	それから、竣工時期ですが、
	№5の地下貯槽が今年の1月、№6が昨年の12月、№7が今年の1月です。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました、ありがとうございます。
	分析結果を見ますと、3月20日時点で全βが貯水槽№2と3から出ていたり水位計が下がったように見えるのですが、それは過去の「こういう事象があったのではないか」というその当時での判断が難しかった、という事で。
	では、データを判断しているのはどこか、現場なのか、本店のどういう部署なのか教えていただけませんか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	それは、現場の所管部署になります。
	
	
	おしどりマコ
	現場の所管部署で判断をしていると。
	各データの総合的な評価なども現場の所管部署が判断をしてるんですか。
	因みに何という部署か教えて頂けたら。
	
	
	東京電力:尾野氏
	確認をさせて下さい。
	
	
	おしどりマコ
	昨晩のメールで地下貯水槽№1のレベルが高くなる事から、移送を停止すると云う事なのですが、この場合のレベルというのはさにを指してるのですか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	水位。
	
	
	おしどりマコ
	水位ですか。
	わかりました。
	
	
	東京電力:尾野氏
	№1の移送量は80%でコントロールしようと思ってるとこです、所が№2から早く移送しようとして、大容量の仮設ポンプを使ってますので、移送作業の最後の所で行き過ぎてオーバーシュートしに様に、上限に近付いてきた所からコントロールをする必要がありますので、その調整などをしつつ対応してると云う事で、運転の様々な操作が入ってる訳です。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました、ありがとうございます。
	この、№2と3に入っていた濃縮塩水は淡水化装置、濃縮水の放射性物質の割合と近いと云う事ですが、全βが以外のアンチモンやルテニウム等が含まれているかどうかの検査結果はどれくらいで出てきますか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	個別のそういった詳細評価は今、していないと思います。
	状況として、今の見方としますと全β或いは塩分、主要な核種等について確認していく事で状況把握としてはよろしいかと思います。
	いたずらに分析核種を増やすと多数のサンプリングをしている関係もありますので、全体把握という事では逆に時間を要したり対応が難しくなったりしますので、今は主要な核種の測定で状況把握をしています。
	
	
	おしどりマコ
	わ・か・り・ました、濃縮塩水の成分を見ますとヨウ素、セシウムよりアンチモンやルテニウムの方がγ核種としてより多く含まれているように見えますが、今はその必要が無いと云う事ですね。
	わかりました。
	シルトフェンスについてお伺いしたいのですが、悪天候により切れていたと云う事ですが、点検周期はどのくらいですか。
	そしてどの位の期間で切れたと判断されましたか(切れた時期)。
	
	
	東京電力:尾野氏
	今回の悪天候できれました。
	日々のパトロールで見つけました。
	
	
	おしどりマコ
	点検周期は毎日という事ですね。
	
	
	東京電力:尾野氏
	そうですね。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました、ありがとうございます。
	あっあと司会の方に要望なんですが、記者さんがご質問される際に、ご自分のお名前を名乗らず、媒体だけ仰る方もおられますので、すいません、マニアなんで徹底してお名前も名乗って頂ける様にしていただけたらと思います。
	宜しくお願いします。
	
	
	2回目の質疑                
	 おしどりマコ
 おしどりマコ
	度々失礼します。既出だったら申し訳ありません。
	貯水槽№5、6、7の水はり実験の時期を教えて頂きましたが、1、2、3、4も教えて頂けますか。
	
	
	
	
	東京電力:尾野氏
	改めて一通り申し上げます。
	№1が平成24年の11月
	№2が平成24年の12月
	№3が平成24年の12月
	№4が平成24年の 8月
	№5が平成25年の 1月
	№6が平成24年の12月
	№7が平成25年の 1月
	以上です。
	
	
	おしどりマコ
	ありがとうございます。
	この様な放射性液体廃棄物を大容量で地下に地下に貯水すると云う事が他に在りませんので、どの程度までの水はり実験、検査等を事前にしたかを知りたいのですが、満水時の測定沈下量や、浸透探傷試験など非破壊検査はどこまでされたのでしょうか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	構造的に満水状態での漏えい試験というのは、漏えい検知孔の側で行います。
	ですので、内部に人が入っての非破壊検査やそういった類の検査は特にしてません。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました、満水時の地盤の測定沈下量などは調べましたか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	地盤側の測定等データは改めて項目があるかも含めて確認させてください。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました、そのハンマリングの非破壊検査ではなく、例えば染色剤や蛍光剤を用いての浸透探傷試験等はされたのでしょうか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	そう云った様な物をするようなタイプの物ではございませんので、必要ないかと思います。
	
	
	おしどりマコ
	いや、大容量の危険物タンクの場合は通常、消防法などではする様になっているのですが、原子力施設でもそう云うのは想定していないので、何処までの検査をされたのかという事を知りたいのですが。
	どの検査をされたのか、一覧があれば教えて頂きたいです。
	
	
	東京電力:尾野氏
	確認をさせて頂きます。
	ただ、いわゆる浸透探傷試験は金属構造物に通常行うものですので、今回のタイプの物についてどの様な事をしたかについては確認いたします。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました、漏れてないかどうかは漏えい検知孔で満水時に見た、という形だけですか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	そうです。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました、漏えい検知孔での漏えいチェックは少しずつ漏れている微妙な物が分からない、という事をこの、地下貯水槽№4の時点で仰っておられました。
	なので、№2、3の漏えいでは塩分濃度や放射線濃度などをチェックしたと伺いました。
	ですので、事前の水はり実験の時は、大量の漏えいが無いかどうかを見たのみ、という事ですか。
	
	 東京電力:尾野氏
 東京電力:尾野氏
	漏えい検知孔のほうは、遮水シートに漏えいがあれば、最終的に水位が上がってきて、内部の水位と漏えい検知孔ないの水位がバランスする所まであがってる形になっています。
	その水位の変動を見て漏えいの有無の確認をしています。
	満水確認の折には、その形で漏えい確認をしております。
	今回は、どこから、どうしてという事については今まさに、調査検討している所でございますので、断定するものではないですが、漏えい検知孔側の水位というのは上がっていない、という事も明らかですので、いずれにしても深い所で漏えいが生じてどんどん水が出ていると云う様な状態という風には見てとれないと思っております。
	
	
	おしどりマコ
	わかりました、では当初の水はり実験で漏えい検知孔を見ていたと云う事でしたら、その時点で少し漏れていたかどうかも分からなかった、という事にはならないのですか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	これは漏えいの原因と、そう云った物との兼ね合いがあるかと思いますので、現時点でどうかという事に関しては、まあ、いずれにせよ確認はしてましたが漏えいという判定にはなっておりません。
	事実、当該の№2についても漏えい検知孔側の水位は上がっておりませんから、そう云う物に表れないタイプの物であると云う事だと思います。
	したがってそういうタイプとはどういうものかという事で検査項目に挙げている訳でございます。
	
	
	おしどりマコ
	質問の意図が伝わって無いようですが。
	漏えい検知孔で水はり実験の時に、満水実験の時に漏えいを見て、問題が無かったと。
	で、今回は漏えい検知孔では問題が無かったと云う事だと、水はり実験の時の漏えいしてるかどうか、というのが十分であったかが疑問なのです。
	
	
	東京電力:尾野氏
	漏えい検知孔によって、漏えいの有無を確認するという手法はとっており、それで見ています。今回と云うのは漏えい検知孔で№2、上がってないという事象がありますから、つまり漏えい検知孔で見ていては分からないようなタイプの現象が今回の物なのだろうと思っていると云う事です。
	通常考えられる漏えい、という事であれば、漏えい検知孔で分かりますので、そう云った事が原因が何なのかは、よく調べていかなければいけないと思います。
	
	
	おしどりマコ
	すみません、同じ繰り返しになってしまったので後にします。
	で、その水はり実験の時にその漏えい検知孔のシートに重みがかかりボタンの穴の様な形に延びて空いた所から漏えいしたのではないか、と現時点の仮定のチェックは出来なかったのでしょうか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	それは、ちょっと難しかったと思います。
	
	
	おしどりマコ
	その部分は外観検査等は出来なかったと云う事ですか。
	
	
	東京電力:尾野氏
	その部分は、完成してしまうと砕石などに覆われた場所になりますので、見る事の出来ない場所です。
	
	
	おしどりマコ
	外観点検が出来ない場所なので、分からないと云う事ですね。
	
	
	東京電力:尾野氏
	そうですね、出来ない場所になります。
	
	
	おしどりマコ
	よろしければ、その水はり実験の時に何をどう検査したかというのを出していただけたらと思います、宜しくお願いいたします。
	
	
	東京電力:尾野氏
	改めて確認させてください。
	
	





















 
 


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