原発事故

(東京電力からのメール、20:55)

 

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○本日お知らせいたしました福島第一原子力発電所における正門に設置されたダ
 ストモニタの警報発生に関して、続報がありましたので、お知らせいたします。

○現場にて採取した空気中のダストサンプリングの分析結果および、交換した連
 続ダストモニタの指示値に問題がないことから、当該連続ダストモニタの故障
 と判断しました。

○当該地点において、交換した連続ダストモニタの指示値は、1.8×10^-5Bq/cm3
 であり、問題のない値であることから、午後8時10分、全面マスクの着用指示
 を解除いたしました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


------------------------------------------------------------------------------
【以下、本日(4月3日)お知らせ済み(第二報)】

○本日お知らせいたしました福島第一原子力発電所における正門に設置されたダ
 ストモニタの警報発生に関して、訂正および続報がありましたので、お知らせ
 いたします。

○警報の名称に誤りがありましたので、以下の通り、訂正いたします。

 (正)放射能高高の警報が発生
 (誤)放射能高の警報が発生

○福島第一原子力発電所正門に設置してある連続ダストモニタにおける放射能高
 高の警報発生について、現場にて空気中のダストサンプリングを行い、分析を
 した結果、検出限界値未満(検出限界値:5.4×10^-6Bq/cm3)でした。

○なお、モニタリングポストの指示値に有意な変化はありません。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


------------------------------------------------------------------------------
【以下、本日(4月3日)お知らせ済み(第一報:訂正済み)】

○本日(4月3日)午後3時55分、福島第一原子力発電所正門に設置してある連
 続ダストモニタにて、放射能高高の警報が発生しました。

○このため、構内において全面マスク着用を指示しました。

○なお、正門以外の構内に設置してある連続ダストモニタの指示値に異常はあり
ません。

○また、モニタリングポストの指示値に、有意な変化はありません。

○現在、状況について確認中です。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。


                                 以 上



 


 


DSC03290.JPG おしどりマコ
魚介類調査について少しお伺いしたいのですが、この採取点毎の測定結果 その2の所で、赤字の魚が幾つかりますが、この赤字の意味を教えて頂けたらと思います。


東京電力:尾野氏
今、お手元にある資料で、、、えっと、青字と黒字が入っている中で、赤字が出ている、その赤字の意味かですか。
これはですね、前回の測定以降、今回新たに測定した魚で、それの値が過去の幅の中で、最大値を取っていた物を赤で示している、という事です。


おしどりマコ
わかりました。これは特にご説明の表記は無いのですか。


DSC03294.JPG 東京電力:尾野氏
そうですね、特には書いておりませんが。


おしどりマコ
わかりました。
同じこの魚介類の調査で、7ページの「港湾内の魚類捕獲状況」というところで、3番目の所で港湾内底刺し網漁平成25年3月15日のBの捕獲場所の所が「魚劣化のため、測定用試料なし」となっておりますが、この魚劣化というのはどのような状況なんでしょうか。



東京電力:尾野氏
これはですね、あのー、Bの場所というのは、網を入れて長いこと置いおきましたので魚が傷んでしまった、という事です。
要は魚自身は取れてはいますが、魚が傷んでいるので、試料サンプルとして使用に適さない状況であったという事でございます。
ま、駆除の目的は果たしてるけれども、試料のサンプルとしては使えないという事です。


おしどりマコ
わかりました、このBの辺りが、1番、何と言いますか福島第一原発の排水溝ではないですけども、近い付近ですので、かなり線量が高いかと思われるのですが、大体どれぐらいの期間、網をずっと放置していたと云う事なのでしょうか。


東京電力:尾野氏
これは、3月のはじめの頃に入れた網だったと思います。


おしどりマコ
3月の始め。


東京電力:尾野氏
はい。


おしどりマコ
3月の始めに入れて、、、。


東京電力:尾野氏
3月のはじめか、2月の末か、確かそれぐらいの頃だったと思いますけれど。


おしどりマコ
2週間ほどと云う事ですね。


東京電力:尾野氏
恐らくそのぐらいだと思います。


おしどりマコ
3月15日に捕獲しておりますので、2週間放置していって劣化したという事ですね。


東京電力:尾野氏
そうですね。


おしどりマコ
その他の時点では、同じような日付けで網を入れた訳ではないのでしょうか。


東京電力:尾野氏
順次入れて、順次出している所もありますので、そういう意味ではぁ、ここが少し長かったという事かと思います。


おしどりマコ
 Bの地点だけ長かった。
2週間だったという事ですか。


東京電力:尾野氏
はい。


おしどりマコ
それ以降は、例えば、Gや B、Dの地点等は16日や22日に捕獲していますが、それはもしご存知であればどの程度、網を放置していたのでしょうか。

DSC03307.JPG 東京電力:尾野氏
これはちょっと今、手元にありませんので分りませんが、網自身が沢山ある訳ではありませんから、順次移動しながら作業をしております。
ですからぐるぐる回りながらやっているので、えー、そんなに長いこと入れている訳ではなくて、ある場所で取ったらそこで上げて、次の場所に行くみたいな、そういう事をしております。
Bの場所につきましては、えー、複数あった網の一つを長めに置いてた場所だという事です。
因みに、裏のページをご覧いただきますと、Bの場所を囲むように、常設の移動防止網の設置を既に終えましたので、この内側の魚というのは、ある意味、移動制限措置がとられた状況になっております。


おしどりマコ
わかりました、あと、堰におくブロックフェンスについてお伺いしたいのですが、これは底から1.5mの高さとなっておりますが、底魚が1.5メートル以上の高さには行かないという設定の設置だと思うのですが、それを判断されたのが、先ほど仰っていた水産研究所の指導だった、という事ですか。
この1.5メートルまでの高さまでのブロックフェンスの設置で、底魚が移動しないという計画をされたのが。


東京電力:尾野氏
えっと、まぁ、今、現在捕られている魚種もそうでございますが、底魚の系統は基本、底に近い所を移動しているそうでございます。
で、そうしたことも踏まえて、底刺網という方法が有効であるという事で、そういうやり方を捕っております。底刺網も大体2メートルぐらいの高さでございますので、大体このぐらいの所というのがまあ、私も専門ではありませんからよく分りませんが、ま、あまり違和感のないつくり、というようなとこでございますが、何れにしても、港口でございますから、大型の船舶なども通りますので、そうした船と干渉して危険を及ぼさないと云う事も併せて配慮する事もございますので、そうした形状をとっております。


おしどりマコ
ありがとうございます、その1.5メートルの高さで底魚の移動を制限できると判断をした研究所、もしくはその専門の機関などを知りたいのですが。


東京電力:尾野氏
これは、研究所とか専門機関というよりも、底魚を捕るための、底刺網は大体、1.数メートル程度という事ですが、それが、ある意味、普通の事と云う風に理解しております。


おしどりマコ
それは先程お伺いしたのですが、これは東京電力の判断で1.5メートルの高さでという事になってるのですね。

東京電力:尾野氏
これはこういう造りをさせていただいてますが、そうした事も含めて、水産庁などのご意見なども伺っておりますし、本日、漁業組合さんの方にも「こんな形は如何か」ということでお示しさしていただいててるという事でございます。

DSC03312.JPG おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
あと、仮設3、4号メタクラの件で少し伺いたい事があるのですが、施設信頼性向上計画を見ますと、負荷が、タービン建屋内炉注ポンプにも負荷も掛かっているように、、、掛っていると書いてあるが、恐らくこれは主用負荷ではないので、バックアップのシステムだと伺いましたが、現在タービン建屋内炉注水ポンプの瞬時電圧低下、瞬停対策でのバックアップは、仮設メタクラで取られていたバックアップは、今現在、どのようになっていますか。


東京電力:尾野氏
これはですね。計画を出してからかなり日が経っておりますので、えーその間に信頼性対策工事など、順次進めております。ですので、負荷が現時点で相当移動しているという事でございますから、ま、そういう事も含めて、えー今整理さしていただいてる所です。
で、結論から申し上げますと、炉注に関しては、今回の事は影響を受けてませんし、それから3、4号の仮設メタクラの下に、炉注用のポンプをぶら下げているという様な状況でもないという事でございます。


おしどりマコ
ありがとうございます。
その、バックアップだったので異境を受けていないのは分るのですが、瞬時電圧低下の時の瞬時に切り替わる対策は、今、どこが担っているのですか、どのメタクラが。


東京電力:尾野氏
えー、瞬時に切り替わるというのはあれでございますけれど、個別に瞬停対策などもやっていただいておりますが、あのー、瞬停によって止まってしまう設備、あるいは瞬停があった場合に切り替える設備、対応についてはまあ様々あろうかと思います。
で、注水設備に関しては、ある意味、あの、モーターを、、直接廻しているような単純な設備で、修正が入った時に、電源を落とした状態で固定する、というような制御はしておりませんので。
えー、ま、そういう意味ではそれぞれ瞬停対策をしていただいてるところです。
個別の整理につきましては、原因調査や波及の整理ということで、整理をしているところでございますので、併せて整理が出来たところで説明させてください。


おしどりマコ
わかりました。
では、今現在、この3、4号の仮設メタクラに掛かっていたバックアップが無くなっている状況では、一概に言えないという事ですね。


東京電力:尾野氏
えっと、そうです。
あのー、今3、4の仮設メタクラにぶら下がっている重要負荷は現在ございっませんので。
そういう意味では支障ありません。


おしどりマコ
わかりました。去年11月に出来た原子炉注水ラインのバックアップのシステムでは、この仮設3、4号メタクラは寄与していなかったという事でしょうか。
ちょっとその、配電図が出てこなかったので。

東京電力:尾野氏
その時点のことは今、手元で資料がございませんから、現時点ではそういう形ではございません。


おしどりマコ
では、先週からお聞きしておりました、こういった緊急時の場合の、作業計画や計画被ばく線量はどのような運用になっているのでしょうか。


東京電力:尾野氏
併せて確認中でございますので、今しばらくお待ちください。


おしどりマコ
わかりました。
その仮設3、4号メタクラをバイパスをしてケーブルを繋いだ方の作業計画を出していたかどうか、というのも今現時点では分らない、という事ですか。


東京電力:尾野氏
そうですね。
今、私どももあのー、広報サイドとしての整理という事で、今、整理・確認中でございますので、まとまった所でご案内させて頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。


DSC03324.JPG

















 

日にちが少し飛びましてごめんなさい。
また、少しづつアップしていきますねん!

DSC03275.JPG おしどりマコ
質問の改修なんですが、当該のメタルクラッドスイッチギアの点検周期と直近の点検結果を教えて頂けますでしょうか。


東京電力:尾野氏
当該の仮設品の点検ですけれども、3ヶ月に1回点検をしております。
至近の点検は2月の25日に実施していたと云う事でございます。


おしどりマコ
わかりました。
その時の外観点検、絶縁抵抗測定、遮断機動作試験の結果などは如何でしょうか。


東京電力:尾野氏
これはですね。
運転中の確認でございますから、外観点検が主になります。
結果は異常はございませんでした。


おしどりマコ
わかりました、その時の外観点検で、小動物が入るような隙間等も確認出来なかったという事ですね。

DSC03277.JPG 東京電力:尾野氏
その時点で特にそういった気付きはございませんでした。


おしどりマコ
わかりました、小動物やネズミなどが、福島第一原発のサイト内で、どれぐらい目視、もしくは糞や姿などを発見しているのか、付近の環境などを教えて頂きたいのですが。


東京電力:尾野氏
これにつきましてはちょっと、私どもとして、統計的に分る事の整理が元々出来ておりませんので。

おしどりマコ
なるほど、例えば免震重要塔や5,6号機の休憩塔などで小動物やネズミなどを見たり、という報告も特には今まではなかったという事ですね。


東京電力:尾野氏
えー、まあ、特にそういった整理がこれまでされておりませんので、ちょっと情報として整理出来ございません。


おしどりマコ
わかりました。今後、その調査をされるのでしょうか。
どの程度、小動物やネズミが仮設、もしくは常設の党内に入り込む隙間、もしくは頻度があるかどうか、というのは。


東京電力:尾野氏
ああいう小さな動物というものを人が入るような建物の中に完全に入れないようにしていくというのはなかなか難しい事もあると思んですけれど、基本、エサがある場所とか、住みやすい環境だとか、ある意味セットになっていることかと思いますが、ま、そういう意味では、えー今、発電所の中で職員が飲食できるような所でいうと、当然限られた場所になってきますので、そうしたところに衛生管理みたいな事は少し考えなければいけない事はあるかも知れません。

DSC03279.JPG おしどりマコ
なるほど、その今、サイト内で飲食できる所は、免震重要塔と5、6号機の休憩所の他にどこがありますか。


東京電力:尾野氏
そうですね。まあそのぐらいですね。


おしどりマコ
わかりました。その時に昼食を取る際などに出るゴミ等はどのように処理をされているのですか。


東京電力:尾野氏
それは、ゴミを一箇所に集めて、あの、中に置いていく訳にはいきませんから、最終的にゴミ置き場の方に移動していくという事で、ま、一般的な処置という事になります。


おしどりマコ
ゴミ置き場というのはサイト内の屋外。


東京電力:尾野氏
今現在、サイト内。


おしどりマコ
サイト内の屋外、、、、わかりました。
では小動物などがどれぐらい、環境として確認できているかどうかの調査をされるのであれば、教えて頂ければと思います。

DSC03282.JPG 東京電力:尾野氏
まっ、ちょっと、なかなか、あの、まあ分ればですが、なかなかちょっと難しい、ところかもしれません。


おしどりマコ
わかりました。では、このような緊急時作業の場合の作業計画や、計画被ばく線量は、どのような運用になっているのでしょうか。


東京電力:尾野氏
すいません、ちょっとまだ私、確認し切れてないところで、すいませんが。


おしどりマコ
わかりました。
後、少し前の質問の回収になってしまいますが、東京電力で電離検診をした社員の血液検査で、各項目の基準値を外れた方々の人数を、平成23年度分の春と秋と、平成24年度分の春を出して頂ければと質問していたのですが如何でしょうか。


東京電力:尾野氏
それ、先生の報にお願いしておりまして、やって頂けることになっておりますけれど、大分お忙しいようなので、ちょっと時間を下さいという事でしたので、まとまった所で対応させて下さい。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。宜しくお願いします。

DSC03289.JPG











 



電源が落ちていた設備は全て復旧したそうです。

以前の連絡、メールはFBにあげています。
https://www.facebook.com/mako.oshidori

(東京電力からのメール、1:00)

 

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○福島第一原子力発電所における電源設備の不具合の復旧状況に関する続報です。

○共用プール冷却浄化系につきましては、3月20日午前0時12分に起動し、冷却を
 再開しました。

○冷却再開時における使用済燃料プール水温度は31.8℃であり、運転上の制限で
 ある65℃に対して十分余裕がありました。

○昨日の記者会見でご説明した9つの設備については、全て復旧いたしました。

<会見の実施について>
○本日(3月20日)午前10時頃を目途に、東京および福島にて臨時会見を開催す
 る予定です。詳細につきましては別途ご連絡いたします。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------------
【以下、3月20日お知らせ済み】

○福島第一原子力発電所における電源設備の不具合の復旧状況に関する続報です。

○3号機 使用済燃料プール代替冷却設備の冷却再開については、先ほど、メー
 ルにてお知らせしましたが、冷却再開時における使用済燃料プール水温度は確
 認中としておりました。

○冷却再開時における使用済燃料プール水温度は17℃であり、運転上の制限であ
 る65℃に対して十分余裕がありましたのでお知らせいたします。

------------------------------------------------------------------------------
【以下、3月19日お知らせ済み】

○福島第一原子力発電所における電源設備の不具合の復旧状況に関する続報です。

<4号機 使用済燃料プール代替冷却設備の復旧状況>
○4号機 使用済燃料プール代替冷却設備につきましては、午後1時20分に一次
 系を起動し、運転を再開しておりましたが、二次系につきましては、午後4時
 13分に仮設電源(ディーゼル発電機)による運転を再開しました。

○その後、本設電源であるプロセス建屋常用M/Cからの受電準備が整ったこと
 から、午後6時48分に二次系を停止し、午後10時26分にプロセス建屋常用M/
 Cからの受電による二次系の冷却運転を再開しました。

○冷却再開時における使用済燃料プール水温度は31℃でしたが、運転上の制限で
 ある65℃に対して十分余裕がありました。

<3号機 使用済燃料プール代替冷却設備の復旧状況>
○3号機 使用済燃料プール代替冷却設備につきましては、午後10時43分に一次
 系、二次系を起動し、冷却を再開しました。

○冷却再開時における使用済燃料プール水温度は現在確認中です。

<共用プール冷却浄化系の復旧状況>
○共用プール冷却浄化系については、当初の復旧見込みは3月20日8時でしたが、
 前倒しで作業に当たっております。

○共用プール冷却浄化系が復旧次第、メールにてお知らせいたします。

<会見の実施について>
○明日(3月20日)午前10時頃を目途に、東京および福島にて臨時会見を開催す
 る予定です。詳細につきましては別途ご連絡いたします。

------------------------------------------------------------------------------
【以下、3月19日お知らせ済み】

○昨日からお知らせしている福島第一原子力発電所における電源設備の不具合に
 関する続報です。

○1号機 使用済燃料プール代替冷却設備につきましては、午後2時20分に一次
 系、二次系を起動し、冷却を再開しました。

○3号機 使用済燃料プール代替冷却設備につきましては、本日午後8時を目途
 に運転を再開する予定です。

○4号機 使用済燃料プール代替冷却設備につきましては、午後1時20分に一次
 系を起動し、運転を再開しました。二次系につきましては、本日午後8時を目
 途に運転を再開する予定です。

○共用プール冷却浄化系につきましては、明日8時を目途に運転を再開する予定
 です。

○また、その他の設備についても順次復旧作業をすすめております。

○停止している使用済燃料プールの現在の水温は、運転管理上問題ありません。

------------------------------------------------------------------------------
【以下、3月19日お知らせ済み】

○昨日からお知らせしている福島第一原子力発電所における電源設備の不具合に
 関する続報です。

○電源設備の不具合により停止した水処理装置 セシウム吸着装置(キュリオン)
 を本日午後0時1分に起動し、午後0時17分に定常流量に達したことを確認し
 ました。運転開始後の運転状況は異常ありません。

○なお、健全性が確認された電源設備については以下のとおり復旧し、現在、
 1号機使用済燃料プール代替冷却系及び4号機使用済燃料プール代替冷却系の
 復旧を進めています。

 ・プロセス建屋常用M/C 本日午前9時3分にプロセス建屋後備M/Cより受電
 ・所内共通M/C4A 本日午前10時1分にプロセス建屋常用M/Cより受電

○また、停止している使用済燃料プールの現在の水温は、運転管理上問題ありま
 せん。

------------------------------------------------------------------------------
【以下、3月19日お知らせ済み】

<設備状況について>
○3月18日お知らせいたしました福島第一原子力発電所における電源設備の不具合に
 関する続報です。

○その後、状況を確認したところ、以下の設備が停止しております。
  ・共用プール冷却浄化系
  ・窒素供給装置(窒素ガス分離装置B)※

  ※電源の健全性が確認できたことから、3月19日午前3時に起動、同日午前
   3時10分に窒素供給を開始。なお、本設備の停止中は他の窒素供給装置
  (窒素ガス分離装置A)も稼働していたため、窒素封入は継続しております。

○また、以下の設備については、異常のないことを確認しております。

  ・1?3号機 窒素ガス封入装置
  ・窒素供給装置(窒素ガス分離装置A)

○停止している使用済燃料プールや共用プールの温度上昇にはある程度時間が
 かかるため、当社が定めた管理目標値(65℃)に達するまでの時間は以下の
 通りです。

    温度上昇率     プール水温度    65℃到達までの時間
1号機   0.076℃/h(3/18) 16.0℃(3/18 16:00) 約645時間(26.86日)
3号機   0.146℃/h(3/18) 13.7℃(3/18 16:00) 約351時間(14.6日)
4号機   0.368℃/h(3/18) 25.0℃(3/18 16:00) 約108.7時間(4.52日)
共用プール 0.226℃/h(3/18) 25.2℃(3/18 16:00) 約176時間(7.34日)

------------------------------------------------------------------------------
【以下、3月18日お知らせ済み】

○3月18日午後6時57分頃、福島第一原子力発電所免震重要棟において、
 電源が瞬時停止する事象が発生いたしました。

○状況を確認したところ、福島第一原子力発電所内の一部の電源設備が停止して
 おり、以下の設備が停止しております。
 (午後9時38分現在の確認状況)

  ・水処理装置 セシウム吸着装置(キュリオン)
  ・1号機 使用済燃料プール代替冷却設備※(二次系)
  ・3号機 使用済燃料プール代替冷却設備(一・二次系)
  ・4号機 使用済燃料プール代替冷却設備(一・二次系)

  ※1号機使用済燃料プール代替冷却設備の一次系については、同系統のポン
   プ保護のため午後9時10分、手動にて停止。

○なお、福島第一原子力発電所の以下の設備については、異常のないことを確認
 しております。
  ・1?3号機 原子炉注水設備
  ・モニタリングポスト
  ・1?3号機 原子炉格納容器ガス管理システム監視中
  ・2号機 使用済燃料プール代替冷却設備

○その他の設備への影響については、引き続き確認を行っています。

                                 以 上



 


 

DSC02394[1].JPGテレビ会議映像視聴時間の延長の要望への回答
東京電力:一杉氏
テレビ会議映像の視聴時間の関係で1点ご連絡がございます。
本日から追加分の公開と云う事をさしていただいておりまして、既にご案内の様に部屋の改修の関係でですね、2月4日から別の102号室と云う部屋。
またあの、お申し込みは事前に頂いて一般の受付でさしていただくと云う形にさしていただいてる所なんですが、ご視聴時間を午前10時から午後4時にさしていただいておりました。
で、先週ですね、ニコニコ動画の七尾さんをはじめ、おしどりさん、をはじめですね「もう少し時間をですね、見る時間を延長してもらえないか」というご要望を承りました。
で、我々として検討さしていただきましてですね、2月4日の変更に合わせまして、視聴時間を10時から17時、1時間延ばさしていただきまして17時とさしていただきますので、合わせてご案内さしていただきます。

DSC02399[1].JPG おしどりマコ
2号機の熱電対について、ご回答と図をありがとうございました。
本日、RPVベローシール部と支持スカート上部の温度計の熱電対の傾向は、同じように若干下がっていて、やはり同じ挙動をしているのですね。
なので、もう少し質問させて下さい。
先ず、保安規定138条についてですが、御存知の通りLCOの条件が5つあり、それで温度にかするものが二つ、圧力容器底部温度が80℃以下というのと、もう一つ格納容器内の温度が、全体的に著しい温度上昇傾向がない事、とありまして、これは、同じ部分の熱電対がそんなに温度が変わらなかったという意味で、全体的というのに当てはまらないかもしれませんが、しかしその場合の判断は、技術GMが運転保守管理マニュアルに基づき「一時的な計器指示不良ではないと」判断した場合に「このLCOを満足しているとみなさない」とありますが、今回1月7日にベローシールの熱電対が「監視に使用可」となって温度上昇をしてから、これは技術GMの判断、この「77番のベローシールの熱電対が参考程度に落とす」という発表が遅かったように思いますが、それは技術GMがこの判断というのを温度上昇をされた段階でしていた、ということなのでしょうか、どの段階で、本日発表という事でしたので、そのちょっと対応のタイミングについてお聞きしたいのですが。


東京電力:尾野氏
えっと、下部の温度で評価していくよ。
という事については、あの、仰るとおりで、下部の温度計について所定の温度代を満たしている事は明らかであると。
それから今回、今わかり易いのですぐ近くの場所でお示して御座いますけど、ええ、、、。


おしどりマコ
あの、この下部の温度とともに格納容器内温度というのもLCOの条件に入っているが、これを逸脱している可能性があったのではないでしょうか。


東京電力:尾野氏
えっと、そういう意味から言いますと、格納容器内の温度計で、今ほど、分かりやすいので、当該の77番の直ぐ側の3つ。えーございますけどこれ、動きが全くないですよ、という事でお話ししてございますが、、、。


おしどりマコ
その判断を、温度が77番の温度計が上昇した、熱電対が上昇した時に、技術GMが「運転保守管理マニュアルに基づいて判断をした」という事でしょうか。

DSC02403[1].JPG 東京電力:尾野氏
総合的な状況として格納容器内の状態が変わっているという風に判断して御座いませんので、えーー、まあ仰るような意味で言いますと、あの「格納容器内の状況は変化していると云う風には、我々としては捉えていない」という事でございます。


おしどりマコ
温度計のベローシールと支持スカート上部の熱電対の上昇は1月14日に始まったのですが、1月14日、若しくはその近い日にちの段階で技術GMが判断したという事ですか。
あの、何時のタイミングで77番の温度計は参考に落とされたのか、それは今日と仰いましたが、技術GMが判断したのが今日という事ですか。


東京電力:尾野氏
先ずはあの、26番ですね。
下部、スカート部ですね。
スカート部の温度計については、1月に入る段階でもう既に故障と判定して御座いますから、こちらの方は判断にはもとより使用しておりません。
それ以外、格納容器内での温度計はまだ77番の動きというものがございますけれども、全体として他の温度計等の動きなどを見た上で格納容器内の状態は変わっていると云う事ではないっというふうに見ておりますので、そう意味から言ったら「状態は変動している」とは捉えておらないという事でございます。


おしどりマコ
すいません、質問の趣旨が伝わっていないかもしれませんので。
保安規定138条のLCOの条件は、圧力容器底部温度とともに、もう一つ格納容器内の温度、全体の温度もありますので、1月7日の時点で「監視に使用可」 となっている熱電対が14日に上昇していたと云う件は「どのタイミングで技術GMが判断していたのか」という日にちを知りたいのです。


東京電力:尾野氏
温度計が、指示が上がっているという事については随時監視しておりますから、承知しております。
その上で格納容器全体としての状態変化が起こっていると云うような事ではない、と云う事でございますから、
そう判断している。で、、。


おしどりマコ
それはこの保安規定138条に基づいて技術GMが判断したという事ですね。


東京電力:尾野氏
そうですね。


 おしどりマコ
わかりました、ですから、その日にちを知りたいのです。


東京電力:尾野氏
あ、そういう事ですか。
えっと、ちなみにですね、温度計の、要は判定・判断という事で言いますと、故障判定というのはそれはそれとして、えー、ルールに基づいてやっておりますので、えーそうした判断の動きがあった場合に、どういうプロセスで故障判定するか、という判定フローがありまして、それに従って、本日、当該の温度計は、「監視に使用可」ではない、という判断をしているという事でございますが、、、。


おしどりマコ
本日ですね。
技術GMが判断したのが1月23日という事ですね。


東京電力:尾野氏
ええ。


おしどりマコ
14日に温度上昇が、、。


東京電力:尾野氏ええ。


おしどりマコ
14日に温度上昇が「監視に使用可」の熱電対が上昇したのを、138条に基づいて判断したのが1月23日という事ですね。


東京電力:尾野氏
そうです。
それでぇ、えっと、格納容器内の動きという事で言いますと、格納容器内の全体の状況で判断していくと云う事になる訳ですけれども、じゃあどの温度計を中心に判断していくか、という事につきましては、えーと、温度計の1月7日の温度計の信頼性評価の資料8ページをご覧いただければいいかと思うのですけれども、えー、、。


おしどりマコ
はい、その時点で「監視に使用可」となっておりましたので、ベローシールが。
77番が。


東京電力:尾野氏
それでぇ、その中に138条との関連で、えー、使用する温度計というのが、明記されてございまして、当該の77番は138条との関連での対応温度計にはなってございませんので。あのう、そういう意味では、全体状況の判断という事と関わっていないという訳です。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で後、温度計、、、熱電対が上昇した日にちぐらいからの空間放射線量。
モニタリングポストの1番から8番まで、一貫して緩やかな上昇傾向にあるのですが、これの何か東京電力での評価はあるのか、と云う事と、故障判定基準。
東京電力の故障判定基準ですが、昨年2月も同じように2号機の圧力容器底部が温度上昇しまして、その報告書を見ますと「他の温度計と違った挙動を示した温度計の底高が30%上がっていた」と云うのがまあ、経験則として挙がっておりましたが、今回77番のベローシールの熱電対が参考に落としたのは「他の温度計と違った挙動」という条件だけだったのか。
若しくは、底高を何か測定したのか、と云う事をお聞きしたいです。
あと、熱電対のシステム構成図や、配線系統図や結線図などもやはり一度ちょっと、お示して頂ければ、ありがたいなと思うのですが。


東京電力:尾野氏
先ず、あのー。


おしどりマコ
あ、すいません。
後、去年の2号機の圧力容器底部による温度上昇の報告の件で「アニュラス部に燃料デブリがくっついている可能性がある」若しくはその「ベローシールに加熱水蒸気が溜まる可能性がある」など、色々な可能性が書かれていたのですが、今回はまあそういう故障以外の可能性は特に想定しなかったと云う事でしょうか。

DSC02426[1].JPG 東京電力:尾野氏
えっと今回、先ずフローの方というのは、1月7日の資料を見ていただくと算定フローというのが出てくるのですけれど、判定フローで熱電対の抵抗を測定すると云う事で明らかに機械的な故障と明確に言える状況になっていれば、その時点で明確に故障と判定できます。
で、そうなってない場合には「関連温度計との動きを見ていって判断する」という判定フローになっていますので、そうした判定フローに従って判断をしていくという流れになっております。それが一つ。
それからもう一つ、元々今回、条件が変わってございませんから、突然、ベローシール部にデブリがつくと云うような必然性も御座いませんので、改めてそのような事は申し上げておらないのですけれど。
あと、先ほど言っていたモニタリングポストとの動きの関連と云うような事でございますけれども、結論から言って、ないと云う風に思っております。
と云いますのは、2号機の格納容器からのエアは、格納容器ガス管理システムで、常時監視管理しておりまして、そうしたところから、特段の変動、変更がないと云う事も承知しております。
一方、モニタリングポスト側の状況と云うのは、今見て、、私見ておりませんからどういう動きの事を仰っているか、必ずしも掌握して御座いませんけれども、モニタリングポスト側は天候であるだとか、降雪であるとか、降雨であるとか、と云うような事の影響などの、外的な影響を受けて変動すると云う傾向も御座いますので、どういった条件で変わっていくかにもよりますけれども、何れにしましても「2号機側との関連はない」と云う風に考えてございます。


おしどりマコ
ありがとうございます。
その天候の件ですが、1周間、2週間単位でゆるやかに上昇していまして、降雨の前後も含め、晴れている時も含め緩やかに上昇しておりますので、東京電力としてどう評価しているのかと云うのをお聞きしたかったのと、後、去年の2月に圧力容器底部が温度上昇した時も、少し前に注水量を下げて、その後、温度上昇が見られた。
それは熱電対の故障ということで、去年も注水量を下げたと云う事は何ら条件には入っていなかったのですが、今回も12月17日に注水流量を0.5m3/h減らし、温度上昇傾向監視中という事が出ておりましたので、なんとなく注水量を減らすと熱電対に急な上昇があって故障が出てくるという様な似たような事例があると思うのですが、それに関して何か評価、あるのでしょうか。

DSC02395[1].JPG 東京電力:一杉氏
申し訳ございません。
途中で割り込んで恐縮なんですが、おしどりさんちょっと、お一人の質問が、続いておりまして、あのちょっと他にも質問のご希望の方がいらっしゃるかもしれませんので、、、。


おしどりマコ
わかりました。
では後からにします。



東京電力:一杉氏
よろしいですか。申し訳ございません、ありがとうございます。
それでは他の質問いかがでしょうか。

、、、しーーーん、、、、。 …

おしどりさん、失礼しました、他にお手が挙がりませんので、、、お続けてください。


おしどりマコ
はい。
すいませんでは、ご回答いただけたらと思います。


東京電力:尾野氏
えっと、すいません。
ちょっと間があいたんで、あの質問を失念してしまいましたが、もう一度お願いできますか。

DSC02409[1].JPG おしどりマコ
はい、昨年2月に2号機の圧力容器底部が温度上昇した時も、少し前に注水流量を下げて、その後、熱電対の上昇がいくつか見られたという事もあり、今回も12月17日に注水流量を0.55m3/h減らして温度上昇傾向を監視中という事が出ておりましたので、熱電証の故障かもしれませんが、2号機の中水流量を減らすと、熱電対幾つかに温度上昇が見られれば、それが故障判定される、という同じような傾向ですので、それに関しての評価を宜しくお願いします、ということと、後、モニタリングポストの緩やかな上昇傾向ですが、降雨の前後にもかかわらず、10日間ぐらいでずっと上昇傾向が同じように一律見られるという事なので、あまり天候は関係ないかなと思われるのですけれども、そのところもお答えて頂けたらと思います。


東京電力:尾野氏
先ず、注水との関係とで言いますと。
注水流量の変更、増も減もいずれもですけれども、これまであの、ある意味、あまたやっているという事であるので、ええ、ま、通常行われている作業でございます。
そうした事と温度計との間の関係において、要は温度計の故障ですね。
との間に明確な相関関係と云うのは把握してございません。
それから、モニタリングポストの方の話は、今わたくし、物を見ないでお話をしておりますので、確認をした上でご回答をさして頂ければと思っております。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


     最後はぶら下がりのマコちゃんですねん。     
DSC02438[1].JPG
















前の5件 10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20

最近のコメント