福島

2014年3月19日_東京電力記者会見よりマコちゃんの質疑

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 前回3月17日の質問の回答 

東京電力尾野氏

「No.1エリアのNo.1とNo. 17というのは深さが違うのではないか」という確認。

それから、「その上でNo.17の方の水位挙動を見る事にしているという事で、No.1の方は確認にならないのか」という再確認。

それからNo.1とNo.17まあほぼ同じ場所にあるわけですが。

「サンプリング測定はどうしてますか」という3点ほどご質問をいただいたと思います。

まず、No.1は16メートルほどの深さですが、No.17の方は5メートル程の深さという事で深さは違ってございます。

それから、No.1について、水位の測定は現在やめておりますし、そのことについての見解は特にかわりません。

No.17の方、これ近くにウェルポイントがございますけど、ウェルポイントの作動によってこのエリア全体としての水位が充分低く保たれているという事を確認するという目的で見てございます。

それから、1‐17とNo.1こちらいずれも測定をしてるという事でございます。

サンプリングを行いまして、サンプリングの測定は行っているという事です。

ええ、以上であります。

それから、もう一つですけども。

「スタックで観察の結果1、2号機の排気筒の部材が一部切れてるというものがありましたけれども、そうしたものの評価はどうしてるんでしょうか。」というお話をいただいております。

まずあの、当該のスタックにつきましては、現在調査をした結果を踏まえて切れている、鉄筋について、、。

こちらについてはその強度をあてにしないで評価をするという事を行っております。

でまあ、規制当局などに評価解析などという事でお話をさしていただいてる所でありますけれども、当該のスタックにつきましては、その部材が損傷している状態で立っているという事において十分な強度を現在でも有しているという事を解析によって確認して、報告しているという事であります。

で、現状それではなぜ切れたのかという事に関して、爆発の影響であるのか、或いは何らかの影響であるのかという事について、引き続き評価を行ったり検討しているところですので、まあそうしたものはまとまればご説明いたします。

という事を申し上げているところであります。

こちらについては以上です。

 


  ここから質 疑 ですねん  

 

おしどりマコ

ALPSについて幾つか伺いたいのですが。

このパワーポイントの資料の2の所の核種の量ですが、これは書いてはおられませんが、全βという事でよろしいですか。

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東京電力尾野氏
ああ、結構です。
 

 

おしどりマコ
はい、3月18日の一斉メールや資料にはすべて全βと書いてあったのですが、今日の資料には書いておられないのというのは何か理由があるのでしょうか。

たまたまですか。

 


東京電力尾野氏

特に他意はなかと思いますが。
 

 

おしどりマコ
先程も仰っておられましたが、ほぼ、考え方としてストロンチウムが寄与していると見て良いのでしょうか。



東京電力尾野氏

はい、先程も申し上げましたが、メインの物としてはストロンチウムの可能性が高いという風に思っております。
 

 

おしどりマコ
わかりました。

ではストロンチウムの可能性が高いとして。

下の図の系統概略図によりますと、チタン酸塩の吸着材にてストロンチウムを吸着していると思うのですが、それでよろしいですか。

確認ですが、、。

過去の資料を見ますと。
 

 

東京電力尾野氏
あの、それで宜しいかと思います。
 

 

おしどりマコ
わかりました。

で、先月の2月18日の資料で汚染水にまつわる現場の進捗状況を見ますと。

この吸着材2の部分は、腐蝕対策有効性確認が出ていなかったところなのですが、これは腐蝕対策をしていなかったのか、もしくは有効性が確認出来なかったのかどちらなのでしょうか。

 



東京電力尾野氏
えっと、すいません、ちょっと個別にやってるとまどろっこしいので全部言ってください。

 

 

おしどりマコ
あ、わかりました。

その質問は今ご回答できない、いただけないという事ですか。

それに関連して後の質問が変わるので。


 

東京電力尾野氏

いや、あの、何を聞きたいんですか。

 


おしどりマコ
だからその、先月出ておりました、、。

 


東京電力尾野氏
あの、後の質問含めてどういうことをお聞きになりたいか、という事を言っていただけると、私も話を聞いていてわかりやすいのですけれども。



おしどりマコ
わかりました。

つまり、ストロンチウムを吸着するこの吸着剤2の状況ははどうだったのか、ということが先ず聞きたいんです。
 

 

東京電力尾野氏
で、それによって、意図として何をお聞きになりたいのですか。

 


おしどりマコ
先ずそれを意図として聞きたいのです。
 

 

東京電力尾野氏
じゃあ確認をさせていただきますので、残りの質問は来週にでもお願いします。


 

おしどりマコ
わかりました、では、別件で。

B系とA、C系の違う所として、クロスフローフィルターについて言及されてましたが、これは腐蝕対策実施後、B系統はA、C系統と比べ、倍の2ヶ月間の運転をされておられましたよね。

A、C系が1ヶ月でB系が2ヶ月ですよね。確認ですが。

これはA、C系とB系との違う所として上げられないのでしょうか。

 


東京電力尾野氏

あの、先程から申し上げておりますが、現在まだ原因調査をしているところでございますから。

 


おしどりマコ
はい、「それも含めて違いとして上げないのか」という質問です。

クロスフローフィルターについてだけ言及されておられましたので。
 

 

東京電力尾野氏
特に他意は、他意はございませんが、あの、明示的に違うところとして、そういうところがございますね。

という事は申し上げましたけど、それが原因だという事で今申し上げている訳ではございませんから。

原因については調査しているところで、絞り込んだ上で、ええ、ご提示できればと申し上げてますから。

 


おしどりマコ
すいません、他意があるかどうかを聞いているのではなく、その A 系、C系と、B系の違う点として上げられましたので「この点も違う、というような評価はされていないのか」という質問です。


 

東京電力尾野氏
あ、しておりません。
 

 

おしどりマコ

しておらない。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ
わかりました。

で、このストロンチウムの吸着材は、元々様々な検討会や委員会で、「海水由来のカルシウムやマグネシウムを優先的に除去する可能性がある」と度々指摘してされておられ、東京電力の回答として「実現できる見通しがある」との回答だったのですが、A系、C系とくらべ、B系統が倍の2ヶ月使用したことについて、このラボの実験ではなく、ホット試験においても実現できる見通しをお持ちだったのでしょうか。



東京電力尾野氏

ちょっと細かい話しに及んでおりますが、あの、個別のそうした細かい事というのを、立て板に水で話になられても、少々回答に窮しますので、出来れば、ご関心があるところを纏めて教えていただいて。

 

おしどりマコ
関心があるのは、ストロンチウムの、、、ALPSがストロンチウムの吸着材において、もともと問題点が多かったところですので、現段階において、ALPSを長期間、ラボではなく、ホット試験で2ヶ月間使用していて、ストロンチウムの吸着材に関する評価、元々問題があったところについて現時点でどう評価しているかを聞きたいのです。
 

 

東京電力尾野氏
ちょっとお答えしかねる、、即答しかねますし、ちょっとご質問の意図もよく分らないので。

 


東京電力尾野氏
質問の意図は汲んでくれなくていいんですので、イエスか、ノーかで答えられるところですので。
 

 

東京電力尾野氏
ごめんなさい(笑)何を聞いてるか、よくわかりませんから、あ、あ、後で、この場でもあれですから、後でえ、どの委員会の資料をご覧になって、何ページのどの資料をご覧になっていて、そこのうちのこの議論のこれについて、東京電力として、どのように回答しようとしているのか、そんなようなことを見ながら仰ってるんでしょうが、私は何も見ておりませんので。

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おしどりマコ
はい、ではメモして頂けますか。メモして頂けますか。

第一回 高性能多核種除去設備、タスクフォース議事概要と、高性能多核種除去設備 確証実験事業の概要です。

昨年の11月29日などの資料です。

まあそれでALPSがストロンチウムを吸着できるかどうかについて、以前からかなり問題点を指摘されておられ、ましたので、ホット試験が終って、ホット試験がそれがラボではなく、実現できる見通しを得たかどうかという事ですね。
 

 

東京電力尾野氏
それで全てですか。

 


おしどりマコ
いえ、もう一つ。

で、もともと、このストロンチウムの吸着材2チタン酸塩の部分は、発熱量が最大となる事を指摘されていたのですが、現状で何度まで温度は上がったのでしょうか。

一応評価では65℃まであがるという風に出てましたので。
 

 

東京電力尾野氏

あの、ちょっとわかりかねますが。

まぁ、どうぞご質問を続けてください。

 


おしどりマコ
温度の話しです。

吸着材2の温度が現状どうだったか、という事はご理解頂けましたか。

質問の意図は。



東京電力尾野氏

あの、ご質問は分かりましたから続けてください。

 


おしどりマコ
わまりました。

ストロンチウムの吸着材2の評価について、今質問しましたので、お調べしてご回答いただけたらと思います。よろしくお願いします。

 


東京電力尾野氏
はい、ありがとうございます。

 


おしどりマコ

ALPSについては以上です。
で、冒頭ご回答を頂いたのですが、私が一昨日質問した内容と、質問の意図が全く違っておりましたので、また改めて今日も質問いたします。

で、1、2号機の排気筒についてですが「現状で何年持つ」と評価しているのかというう質問です。

現状で、経年劣化、強風による影響や、海風による腐食をどの程度評価していて、後何年もつと評価しているのか、という質問です。

あの、「現状大丈夫です」ではなく。
 

 

東京電力尾野氏
あ、そういう事でございますか。

後何年もつのかというかたちの評価は特にしておりません。

ただし、現状大丈夫だということを確認している。という事と、その評価自身は、これまで実績のある形での評価という事であります。

それからあ、今回の評価というのは、状況について、ええ、点検をしたことを踏まえて、損傷している箇所などを、ええ、反映した形で評価を行ってございますから、まあ今後、折に触れて改めて状況点検などをして、状況が大きく変わってないことを確認するであるとか、まあ大きく変わっているようであれば、改めて評価するとか、そうした形になるかと思います。

 


おしどりマコ
はい。

これ、経年劣化や強風による影響をどのように評価しておられますか。

これは規制庁から以前から指摘があった評価点なんですが。
 

 

東京電力尾野氏
あの、先程も申し上げましたけれども、まあ強風、或いは経年劣化ということに関して。

まあ強風というのは自然力の事でございますから。

そうした事は現状の評価の中に入っていて、まあ特に問題ないかと思ってございます。

それから経年劣化の話しは、今ほど言ったとおり、という事であります。



おしどりマコ

わかりました。

原子力発電所建築設備点検マニュアル、御社のマニュアルですが。

それによると、この排気筒はどのスパンで点検は、事故以前はされていたのでしょうか。
 

 

東京電力尾野氏

ちょっと分りかねるが。
 

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おしどりマコ
わかりました。

後日、ご回答を頂ければと思います。
で、No.1護岸エリアについてですが。

ご回答を頂いたんですが、質問のご回答ではなかったので、もう一度改めて質問します。
昨年11月、12月の私が度々質問させていただいてた地点で、この地下水の観測孔の深さが違う事を把握されておられましたでしょうか。

という質問です。

あの、当時私は観測孔の深さも質問しておりましたので「同じような深さだ」というご回答でしたので。

11月、12月の時点で把握しておられたのか。

という事が1点。
で、塩素濃度を地下水観測孔のNo.1-9以外で何故測定しないのか。

ガラス壁の外側、海に近い部分でしか、何故、塩素濃度を測定しないのか。

以前はNo.1でも測定していたのですが、その後、測定しておられないので、その理由は何故か。

塩素濃度が一番海水と往き来があるのか分かり易いので。

それが2点目ですね。

で、No.1の挙動を見るために、No.1-17を掘削したと昨年説明されていたのですが、何故、深さが全く違う物、浅い物を掘って、それでNo.1の説明がつかないとなると、No.1で水位を測らないようにしたのか、その理由です。

 


東京電力尾野氏
以上、3つですか。
 

 

おしどりマコ
はいそうですね。先ずそれについて。それが一昨日質問したことですので、それの回答は冒頭では頂いておりませんので。

あの、ぶら下がりでももう一度改めて質問の主旨を説明したのですが、回答頂けなかったので。

宜しくお願します。
 

 

東京電力尾野氏
あそうですか。

えっと、先ずNo.1-17とNo.1の深さが違っているということについて、東京電力として承知していたのですか、ということであれば、当然作っている訳ですから「承知しております」という答えになります。
それから、これまでのご説明の経緯、追いきれないところがございますが、何らか同じだということで、おしどりさんにインプットされていた、ということであるならばそれは、誤りであったんではないかと思います。

それから、塩素濃度の測定という事に関して言えば、現在、護岸付近の1点、測定してございますけれども、他の所については、ラボの方の状況等々を踏まえて測定はしてございませんという事です。

それから、、。

 


おしどりマコ
すいません。

過去に1度、No.1の塩素濃度を測定していたのに、その後、測定しなくなった理由です。

ラボが忙しくなったからかですか。



東京電力尾野氏

ですから手間の問題です。
 

 

おしどりマコ
塩素濃度をはかっていない。
 

 

東京電力尾野氏
はい。



おしどりマコ

では、なぜ、No.1-9だけを測っているのですか。



東京電力尾野氏

これは護岸に近い所に1点とっているから、そこで十分であろうという判断かと思います。



おしどりマコ

その内側の所は、海水の往き来があるかどうかの塩素濃度は測定しなくていいという判断したんですね。

 


東京電力尾野氏
あの、海水の往き来を見る事の目的というのは既に、あの、1点見とけば十分だと思っています。
 

 

おしどりマコ
え、1点で。
 

 

東京電力尾野氏

1点で見ていることです。

 


おしどりマコ
No.1-9だけですか。
 

 

東京電力尾野氏
はい充分だと思います。
 

 

おしどりマコ
それは、土壌のガラス壁の海側ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

その内側の塩素濃度は別に見なくていい。

 


東京電力尾野氏
はい。

今は、今は測ってませんし、とくに必要は感じておりません。

それから、あのもひとつなんでしたっけ、あそうですね。

No.1-17とNo.1ということですけど、No.1については、もともと挙動がおかしいということで、何らか問題があるんだろう、ということで考えておりましたし、その上で、えー、水位をどういう目的で見たか。

その当時見たかったのか、ということでいうと、ウェルポイントで水を吸い上げている状況のなかで、No.1のエリアというのが、ガラスの地下の改良土の、頂部を超えて外にでるような水位にあるかどうか、ということを見ていくという事が、主要な目的でしたから、その中で、何点か掘っている井戸で見ている中で、No.1の井戸の所というのが、挙動が明らかにおかしい、ということでしたからNo.1-17の井戸を掘ったという事です。

No.1の井戸の挙動を解明することが主の目的というよりは、No.1のエリアの状況を見ていくことが目的でしたから、そうした目的に照らして深い井戸を掘る必要は勿論ありませんし、No.1-17の井戸の深さは決定されたという事であります。

 


おしどりマコ
「No.1 の挙動がおかしい」と仰っておられましたが、去年の資料を見ますと深さが16メートルの井戸は、全て潮汐と連動した水位となっており、深さ5メートルの井戸が、潮汐と関係ない水位の物となっております。

なので、それを鑑みますと、No.1の挙動がおかしいというのは、16メートルのものは、常に潮汐と連動していた。

それで「No.1-17が深さ5メートルだったので、潮汐は関係ないようになった」という事になったということですが。

当時のご説明では、No.1の挙動を見るためにNo.1-17を掘削したというご説明だったのですがが、No.1エリアを見るのではなく、、。

具体的にNo.1-17は、No.1を見るためと説明されていたのですが、それは違っていたという事ですか。

 


東京電力尾野氏

あの、ちょっとどういう説明をされていたかという事はあると思いますけど。

 


おしどりマコ
はい、あの、書き起こしがあるんで。

 


東京電力尾野氏
あの、No.1の動きがおかしい、という事を踏まえて、No.1-17を作っているというところはございますけれど、そもそもそこの水位を見てる目的というのは、改良土の頂部を超えるような水位状態に、No.1のエリアがあるのかどうか、というのが、大元の目的でございますから、それに照らして必要な措置、設備にしている、ということです。

ですから、言葉の綾みたいな所はあるかも知れませんが、目的に照らした設備を作って、そちらの方が、しっかりと運用できてますから、そちらで見てるということです。

 


おしどりマコ
あの、No.1の挙動がおかしいと判断した理由に「深さは関係なかった」という考え方ですか。

 


東京電力尾野氏
その時点において、見たかったことで言えば、No.1エリアの表層に近い部分の水位でありますから、そうしたところを見てるわけで直接的に、、。

 


おしどりマコ
あっ、表層に近い部分を見たかったので、深い部分は切り捨てたという判断ですか。


 

東京電力尾野氏
あの、No.1の水位挙動がおかしかったという事は申し上げてましたし、それについて、、、。
 

 

おしどりマコ
あ、すいません。度々ですが、それは「おかしい」のではなく、16メートルの深さの地下水の観測孔は、全て潮汐と連動していたことについては如何ですか。

 


東京電力尾野氏
あの、No.1について言えば、あるとしたら、、。

 


おしどりマコ
おかしいのではなく、すいません。

他の、当時、まあフラットだった地下水の観測孔が全て深さ5メートルでおかしいとされていた地下水の観測孔だけが、深さが16メートルだったという事についてです。
 

 

東京電力尾野氏
あの、No.1の水位挙動というのは、ある時急に変動が生じてそこから上手く測れなくなっているというような状況がございました。

ですから継続的に見ていく中で、そこの水位の動きというのは、我々としては適正な測定が出来ているとは思っておらなかったという事です。

そして、「それを更に追求するというとこまで、してますか」というと「してません」とこれまで申し上げているとおり。

それからぁ、深いところと、十数メートルかですか、 16メートルぐらいの所と浅いところの動きの変動などを見比べながら、何か分析をしたり整理をしたりしてるのですか、というようなご質問かと思いますけれども、今んところそこまでは考えておらない。ということです。
 

 

おしどりマコ
いや、規制庁の指示で、同じ位置で地下水観測孔でゼロシリーズ、No.0-1、No.0-1-2 だったと思いますが、深さの違う二つの穴を掘って埋め戻し土層と中流砂岩層の汚染濃度は比べられてますよね。

それがちょうど5メートルと16メートルぐらいの深さで、深い方が汚染土が高くなっているのですが、これはNo.1の挙動がおかしいと言っておられますが、全くその、説明がつくのですが。

深い方が汚染されており、そして水位の挙動があるというのは、もう別の場所でも全く簡単についている点なんですが、それはどう考えておられるのですか。

 


東京電力尾野氏
簡単に説明がついているかどうか分かりませんが。

 


おしどりマコ
深い方が、汚染されていて海と繋がっているということです。

 


東京電力尾野氏
そういう評価になるかどうかは、簡単には言えないんじゃないかと思います。

 


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。(笑)

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20140317_東京電力記者会見よりマコちゃんの質疑部分

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 おしどりマコ

1Fの状況についてなんですが。

1号機FSPの温度上昇についてですが。

水温上昇が約16.5℃とありますが、計算してみると停止時のプール水温に対して最終的に28.5℃になると云う推定ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

あの、元の温度に対して16.5℃を上昇分として足しています。

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おしどりマコ

足せばいい。

これは上昇分で最終的な水温は書いてなかった、ということなんですね。

わかりました、ありがとうございます。

で、地下水の護岸エリアNo.1の観測孔について伺いたいのですが。

昨年の11月12月と、私がずっと質問していたのですが。

「No.1の観測孔とNo.1-17 の観測孔が2メートルしか離れていないにも関わらず、水位の挙動が全く違うのは何故か」

と質問し続けていたのですが、それについて現在何か評価はあるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

それについては、特に我々としては追求ておらないという事でご説明さしていただいてるかとおもいます。

 

 

おしどりマコ

はい。

2メートルしか離れていないにもかかわらず、No.1は水位が潮汐と連動して大きく動いており、No.1-17は動いておらず、核種の組成も違う事について、特に今の所は評価しておられないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、多分20回ぐらい同じ質問を頂いていて、

「20回ぐらい特に考えておりません」と言っております。

 

 

おしどりマコ

はいしました。

 

 

東京電力尾野氏

20回ぐらい「特に考えてない」と、答えております。

 

 

おしどりマコ

そうですね。わかりました。

今年になって規制庁の方に資料を出されていて、それを見ますとNo.1の観測孔の深さが16メートルで、No.1-17の深さが5メートルなんですね。

私は当時、地下水の観測孔の深さが違うのかどうかも質問しておりましたが「同じ深さだ、16メートル程度だ」という回答を頂いていておりました。

これは、深さが違うとすぐに説明がつく事なのですが、当時の資料を見直しても、深さが5メートルの地下水観測孔は、潮汐の影響を全く受けておらず、16メートルの観測孔は、潮汐の影響を水位が受けております。

このことに関して何らかの評価はないのでいょうか。

 

 

東京電力尾野氏

特にございません。

 

 

おしどりマコ

この深さが違うという事は当時把握しておられましたか。

 

 

東京電力尾野氏

あの、まあご意見として承っておきますが、何れにせよ、No.1はもう使用を停止してございますし、ええ、、、。

 

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おしどりマコ

はい。

「水位がおかしいので、水位計を変えてもやはりおかしいので、No.1は水位の測定をやめたと」12月18日に発表しておられましたが、この時既に、No.1と1-17の水位が違うことは把握しておられたのですか。

しておられましたよね。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、水位の動きが違うことは勿論承知してございますよ。

水位計を見てますから。

 

 

 

おしどりマコ

深さが違う、という事です。

地下水観測孔の深さが、No.1とNo.1-17で全く違うという事について把握はしておられたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっとその時、どうであったかという事まで今この場では分かりませんが、ただ、先程来申し上げてる通り、まあ我々として、、、。

 

 

おしどりマコ

あ、すいません。把握しておられたかどうかを聞いておりましたので。

で、すいません質問が沢山あるので、次に移りたいのですが。

当時、No.1-17の観測孔を掘削したのは、No.1の水位の挙動がおかしいため、という事をこの記者会見場でご説明頂いたのですが、No.1の水位の挙動を調べるために、何故、深さの違う観測孔を掘ったのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

あのー、まあ、色々質問あるようですから、皆さん言って頂ければと思いますが、個別に今この場で一つ一つ答えられるだけの私も用意はございませんから。

どうぞ、整理し仰って下さい。

 

 

おしどりマコ

あ、わかりました。

 

 

東京電力尾野氏

良ければ、こちらで後で伺ってもらっても結構ですので。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

また次回の記者会見でご回答を頂ければと思います。

で、規制庁の指示で、深さの違う観測孔を測定しておられますが、明らかに埋め戻し土層よりも中流砂岩槽の方が、トリチウムの濃度が高いと。

深い方が汚染が高いことが分かってきましたので、現在使用しておられる観測孔の殆どが5メートルであるということ。

そして、深さ16メートルの観測孔は殆ど使っておられないということについて、改めてご説明と、そしてNo.1とNo.1-17の何故No.1-17をを掘ったのか。

そして何故深さが違ったのかの説明を宜しくお願いします。

で後1点なんですが。

2013年6月19日のNo.1地下水観測孔のデータでは、一番下に塩素濃度のデータも出されておられていたのですが、それ以降は塩素濃度は測っていないとご回答されていたのですが、それはどうしてでしょうか。

塩素濃度は一番海水に繋がっているかどうかがダイレクトにわかりますので。

なぜ、計るのをやめたのか、というご説明も頂けたら有り難いです。

 

 

東京電力尾野氏

えっと、以上ですか?

 

 

おしどりマコ

地下水観測孔については。

それも今日は回答頂けないということですよね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。では、、、。

 

 

東京電力尾野氏

あの、沢山あるようなんで、特に他に無ければ、、。

 

 

おしどりマコ

あります。もうひとつありますんで。

1,2号機のスタック。

120mの排気筒について、あの25Svが根本にあるところについて伺いたいのですが。

2013年12月の規制庁の面談資料を見ますと。

「排気筒の部材損傷原因については、地震、風、及び水素爆発による加重を用いて評価したが、何れも降伏体力を下回る結果であり、損傷を裏付ける原因を特定出来なかった」

と、それまでにも爆発で地震だけではなく、経年劣化や強風による揺れ。なども検討を行なうと東京電力は説明されてますが、あの排気筒は、これからボルトが落ちないように下の方を養生していくという事が先日発表されましたので、経年劣化や強風による影響、海風による腐蝕をどのように評価されておられますか。

 

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東京電力尾野氏

すいません、あのー、本日の説明として用意をしてない内容で、まあかなり専門的な内容について、、、。

 

 

おしどりマコ 

あ、でも先週の金曜日のご発表だったんで。

 

 

東京電力尾野氏

「この場はこう言ってます」と、言う事をいっているから、ちょっとこの場で聞かれたことに、申し訳ございませんが、すぐに答えられる所ではございませんので。

そういったご質問であれば、後ほど、お答えを確認の上で、、、。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では次回の記者会見でご回答頂ければ。

あのすいません。突然質問した訳ではなく。

先週金曜日の記者会見で1,2号スタックのことが発表されておられたのですが、その時に質問したら出てきたのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

いえいえ、多分出ないと思います。

 

 

おしどりマコ

あ、わかりました。

 

 

東京電力尾野氏

その時点においては、1、2号スタックの落下対策として、どういう事をしているかという事についてご説明したわけで、「スタック」というキーワードで考えられるあらゆる事について、当然、説明の用意が出来ているわけではありませんから。

そういった事をお聞きになりたいのであれば、確認出来る範囲で確認させていただきたいと思いますので。

 

 

おしどりマコ

宜しくお願いします、次回ご回答いただければ。

その排気筒の落下防止対策で、養生していくという事ですが。

それは、昨年の11月ぐらいから防止対策が始まるような計画だったのですが、それはまあ、実際に実施されておらず、3月まで遅れた、という事なんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

まあ実際に現場での作業、段取り等々を積み上げていった結果として、先般ご案内したようにこのタイミングで行ないます。

という事でお話をさしていただいてるということであります。

 

おしどりマコ

わかりました。

では、その11月の計画という分が今回の分で、特にその間、、、。

すいません私が資料を見落としたのかと思ったのですが。

特に何もされておられなかった、という事ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

あの、対応について検討して、具体策を立てたところで対応しているわけでありますから、そう理解して頂ければと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

では、いっぱい質問してしまいましたが回答をお待ちしています。

宜しくお願いします。

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2014年1月15日東京電力特別事業計画変更の認定 会見より

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おしどりマコ
下河邊会長は役員報酬を辞退されていたと記憶していますが退職金はどうされたのでしょうか。という事が一点。

新総特の人員削減計画についてうかがいたいのですが。

この冊子の60ページの所、人員削減計画が書いてありますが、削減額が書いてません。

総特における10年の人員削減計画は人員、数ではなく、10年間で1兆2,758億円のコスト削減ということだったのですが、なぜ、削減額を書かれておらず、この総特の10年計の画を7年前倒しで終了とあるのか。

で、これは付随する質問ですが。

人員削減されているだけではなく、原発事故後、ソーシャルコミュニケーション室やタンク対策関係要員や、原子力安全監視室など、社外や海外から新たな増員などが各所にありますので、トータルの人員削減費、コストカットというのは、数字としてどの様になったのか、という事が二点。

で、三点目にこのポイントの所、先ほどのご質問のADRについて関連しますが。

ADRから提示された和解仲介案を尊重すると云う風に書かれておられるのですが、最後の一人まで賠償するというこの誓いの中でなぜ、ADRの和解仲介案に従う、ではなく尊重すると云う言葉なのか。

これはどういう事を意味するのかという事が三点。

どうぞご回答宜しくお願いします。

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東京電力廣瀬社長

まず退職金ですけれども。

そもそも退職金という制度が私共ございませんので、退職金というのはございません。



おしどりマコ

すいません、質問の仕方が、、、。

あの、退職給与金という、、、。

 


東京電力廣瀬社長

退職給与金というのもないです。

それから二つ目の人件費の件ですけれども、現在の総合特別事業計画で目標としておりました単独、東京電力だけでは3,600人を削減するという目標になっておりましたけれども、それについては既に達成をいたしました。

従いまして、今年度末には3,600人以上の削減になってしまう訳なんですけども。

さらに、これからの1歩前に出るという事に対して、もう少し効率化をして仕事の見直しをして、人を減らしていく必要があると云う事で今回また、希望退職等々も考えている所です。

金額で申しますと、10年間で1.3兆円の削減というのがございます。

それが人件費の削減になっております。
それから、和解案の尊重ですけども、今の総合特別事業計画にも和解案の尊重という5つの約束というやつですが、それをそのまま引きずっていることだと思っています。
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おしどりマコ

3,600人削減目標は3,725億円の人件費の削減という結果目標となってますが。

これ、原発事故後新たに増員された社外、海外からの増員等とプラス・マイナスしてどうなったかという事もお示しして頂ければ、人件費のコストという事でしたんで。
で、後もう一点。その退職給付金がない、、、。

 

 

東京電力中山氏

すいません、時間がありますので、申し訳ございません、次の方にすいません。

前の方宜しくお願いします。

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おしどりマコ

すいません。

早口で質問しますんで。

退職給付制度改訂と東電の方が、、。

 

 

東京電力中山氏

すいません。あの、協力を頂けますでしょうか。

 

 

おしどりマコ

すいません、ご回答がいただけなかったので、少し早口で質問しますんで。

2012年度と2013年度の前年比で上がっておられます、この退職給付制度改定という、これは退職給与金ではないのでしょうか。

経常費用として上げられているが。

 

 

東京電力廣瀬社長

ちょっと仰ってる意味が分からないんですけども。
 

 

おしどりマコ

わかりました。

後ほど質問します。



東京電力廣瀬社長

人数の方はその勿論、新たにあのー、お願いして海外の方ですとか、まあそうした事とのプラスマイナス入れての話しです。

 

 


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2014年1月29日東京電力定例会見より
DSC00886.JPGおしどりマコ
まず先ほどの東京新聞の方のご要望と私も同じ要望をしたいのですが。
あの、2Fについての情報もこの定例会見で発表されてますし。
今ざっと事故に関する一斉メールもチェックしましたが、2Fの物も以前頂いております。
で、地震があった際の地震情報も1Fと2F共々来ておりますので、2Fの事故の情報も一斉メールでお知らせしていただければと、要望します。
宜しくお願いします。


東京電力広報
はい。


おしどりマコ
空気中の核種分析。
1ページ目がガス管理システムの気体サンプリング結果、この資料に関してですが。
3号機の原子炉建屋上部における空気中核種分析結果について伺います。
あの3号機の原子炉建屋上部から湯気が発生していた際は、この南西側で高濃度を検出されてましたが。
その際に下方向と横方向の2箇所で計っておられました。
で、下方向の方が常に高濃度だったのですが、これは南西側とだけしか書いおられません。
これは下方向でしょうか、横方向でしょうか。


東京電力今泉氏
えっとですね、ここは実際に湯気が出てきた際には、その湯気のメカニズムというかそう云った所を検討する意味でも、詳細に採ったと云う事はあるかと思います。
ここで出ているサンプリングについては、今まで定例的に採っていた物と変わらないのではないかと思います。
どういう風に採っているかは、何とも申し上げられないので確認さしていただきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました、その定例的に採っておられるのが、下方向なのか、横方向なのか教えて頂ければと思います。


東京電力今泉氏
はい、そこは確認します。
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おしどりマコ
これは1月10日の9時50分からの物と12時からの物を比較しますと一桁程度上がっているのですが、これは10日に湯気が発生したのかどうかを調べますと、9日に「福島第一原子力発電所の状況」あの毎日頂いているのを見ますと、9日に湯気が発生して、12日に無しという情報しかありません。
11、12、13日と成人式のハッピーマンデーを挟みまして会見が有りませんでしたので、情報が出てきてません。
で、14日の物に纏めて、9日に湯気があり、12日にない、という風な表記になってますが。
この会見のこの状況の資料を作らなければ湯気の確認はされないと云う事でしょうか。


東京電力今泉氏
いえ、そんなことはないと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、その14日の資料で9日に湯気があり、12日にないというものしか書いておられないのですが。
10日、11日、12日、13日の湯気の発生状況はどこに書いてあるのでしょうか。


東京電力今泉氏
すいません。
今おしどりさん、どの資料をご覧いただいてるのでしょうか。


おしどりマコ
それは、ちょっと調べたのですが1月14日の「福島第一原子力発電所の状況」というこの1枚物を見ますと、9日に湯気があり、12日にないというものしかないのですね。
で、11、12、13日は会見が有りませんので、その間の湯気の発生状況がわからないのです。


東京電力今泉氏
すいません、ちょっと私も手元にないので、確認をいたします。


おしどりマコ
わかりました。
えー、その湯気の発生状況はどのように調査されているのかという事と、この10日に関して9時50分と12時で一桁程度上がっていますので、その間の湯気の発生状況について、この2点を宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
で、この福島第一原子力発電の状況の資料で。
既にご説明が有ったら申し訳ないのですが、1月20日まで湯気の発生状況の記載があるのですが、21日から無くなっております。これはもう記載されていかないという形なのでしょうか。
すいません、もう既出でしたら申し訳ないのですが。


東京電力今泉氏
いえ、そんな事はないんですが、、、、。
確認します。


おしどりマコ
わかりました。
では1月24日の汚染水ワーキンググループと、この定例会見で出た資料について、K排水路の調査状況についてうかがいたいのですが。
今泉さんが、K排水路の調査状況について、2号機の裏面のU字側溝で、比較的高い濃度の汚染があると。
これが主たる汚染源になっているのではないか、と現在推定している所とご説明されてましたが。
去年の10月11月から、私が質問していますが。
2011年のテレビ会議動画を見ますと3月25日と4月7日に「2号機建屋の大物搬入口から、付近の側溝に汚染水が流れ落ちた後がある」という会話があります。
で、水が乾いている時点での表面線量が50mSv/h と40mSv/hでかなり高濃度です。
これはどの側溝に落ちたのか、教えて欲しいというのを以前から質問しておりましたが、去年にぶら下がりで広報の方から「発話があったことは認めるが、これ以上調査はしない」という回答を頂きました。
で、1月24日にこのK排水路での2号機の裏で汚染が見つかったという事で。
あらためて2011年3月25日と4月7日の2号機建屋の大物搬入口からの漏洩は、どの側溝に流れ落ちてそれが雨水排水路なのか、K排水路なのかというのも分かりませんのでお調べしていただけたらと思います。
「発話があった、発言された作業員の方の名前は分るが、調べる事はしない」とお答えになられたのですが、あらためてお調べを宜しくお願いします。


東京電力今泉氏
すいません、ちょわかりますしー、それを調べてお答えできるかどうかは、わかりませんけど、今何とも申しあげられませんが、確認はしてみたいと思います。


おしどりマコ
宜しくお願いします。
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2014年1月17日東京電力定例会見より
DSC00655.JPG【質問の回答】
東京電力尾野氏
2号機のサブチャンの水位の測定結果ということでございましたが。
計画線量はどのぐらいであったのか、と云う事と実績線量として確定している範囲を教えて下さい。ということでございます。
計画線量は4mSv/人 ということで、4mSvでございました。
実績線量としては、一番高いもので3.07ということでございますので、現状準備作業の中で高い線量が出てますがこれが3.07ということでした。
作業人数は15人と云う事です。
作業は継続してますので全て終わりましたら全体の整理ができると思います。
私からはいじょうです。


【1回目の質問】
おしどりマコ
この1号機のサーベイについて伺います。
この2ページの線量率測定結果のところのトーラス室との配管貫通部の写真はこれは今回撮ったものではなく、以前撮影したものということで宜しいでしょうか。
おそらく同じだとおもわれますが。
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東京電力尾野氏
ちょっと個別に確認はしておりませんが、そうであるかもしれません。


おしどりマコ
わかりました。
ご確認よろしくお願いいたします。
で、多分過去の調査は2012年7月にこの写真の部分、トーラス室との配管貫通部で、床上15cmで、5,150mSv/h が最高値だったかと思いますが、今回、同じ地点では線量は測定されていないと云う事でしょうか。


東京電力尾野氏
はい、そうです。


おしどりマコ
γカメラの撮影のみで、最高値の部分は線量は測っていないという事ですね。



東京電力尾野氏
そうですね、今回採っている場所というのは、2ページにお示しした場所で、完全には一致していおりません。


おしどりマコ
わかりました。
で、この部分のγカメラで撮影しておられますが、過去、この配管と床から蒸気などが見られていた部分で、今回の調査では蒸気などは見られたのでしょうか。


東京電力尾野氏
特に今回、そういった事が確認されているわけではございません。


おしどりマコ
わかりました。
このずれた部分の蒸気があたっている付近から5,150mSv/h が過去確認されていましたが、その数値と今回のγカメラでの線量推定などで得られた評価などあれば教えて頂ければ。


東京電力尾野氏
そうでね、今現在、具体的に絶対値としてこの場所を比較しているかというと、そういうわけではございませんので、今回の分析がどこまで整理できるかということもありますが、前回測定している場所というのは、溝の中のような場所であったり、そうした場所ですので、直接視野に入っているかどうか、という事もありますので、これはこれとして確認していく、という事かと思っております。
DSC00670.JPG
おしどりマコ
では、護岸エリアについて伺いたいのですが。
No.1護岸エリアの地下水観測孔No.1というのは現在使用しておられませんが、これは使用していないだけなのか、何らかの埋立て処置などをされたのか、どちらでしょうか。


東京電力尾野氏
確認してみないと分りませんが、わざわざ埋めるという事もしてないのではないかと思います。


おしどりマコ
ありがとうございます、確認を宜しくお願いいたします。
あと、冒頭のご回答ありがとうございました。
で、本日付けの東京電力のホームページのプレスリリースで、「避難生活等による精神的損害 要介護者様等への増額に係る賠償について  」というリリースがでておりますが、それについて。
これは去年5月に福島復興本社代表の石崎副社長が「避難区域の要介護状態の住民の方々に精神的賠償の上乗せをする」と。
6月中旬を目処に準備をすると仰っておられましたが、その件が今日出てきた、という理解で良しいでしょうか。


東京電力一杉氏
ちょっと6月の時の発言というのは今手元で確認できませんけれども、ま今日ですね仰るように避難生活等による精神的要介護者様などへの増額に係わる賠償について、仰る様に発表させて頂いてますが、ちょっと、私いま、6月の会見の内容についてはちょっとすいません手元にございません。
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おしどりマコ
わかりました。6月の会見の内容は記事にもなっておりますので、ご確認を頂いて今日回答を頂ければと思います。
で、その回答を頂く際に要介護者の世話をする家族を含めるかどうかも検討するかどうか、というようなことも仰っておられたのですが。
なぜ、このように7ヶ月遅れての発表になったのか、という事と後、細かくなりますが、今回も要支援者の方々は含まれておられませんので。
どのような検討があったか、というのも回答を頂ければと思います。
どうぞ宜しくお願いします。


東京電力一杉氏
確認いたします。


【2回目の質問】
【東京電力一杉氏の回答】

先程、おしどりさんから賠償関係で質問を頂いて、確かにですね、要介護の精神的損害の追加賠償は平成25年の6月中旬に案内することを目指しましてですね、詳細の検討、請求処理の準備を進めて参ったところですが、対象となる方とか、対象となる期間の確認方法などの検討に時間を要したためですね、まあ本日公表させて戴いたことでございます。
その他の自由について、ということでございますけれども、現時点で本賠償に反映されたというのは今日発表さして頂いた内容でございますが、引き続きですね、これまでの紛争解決センターさんとの和解事例なども御座いますので、その様な物を参考に親身親切な賠償に勤めて参りたいという風な考えでございます。
それでは引き続きご質問をどうぞ。


おしどりマコ
ご回答ありがとうございます。では昨年の6月中旬予定だったものと云うことで。
これは財源も5月31日付けに原子力賠償機構に要請された支援援助額の中の物を元とした、昨年の物と全く同じ物ということで、それ以降、別に特に何もなかったという「7ヶ月遅れた」という事で宜しいでしょうか。
そういう理解で。

 


東京電力一杉氏
先程ご説明申し上げました6月中旬に案内する予定でしたが、最終的に今日発表になったという事でございます。


おしどりマコ
わかりました。財源も特に変わってないと云う事ですね。


東京電力一杉氏
ちょっと、財源についてはあれですが、何れにせよ6月に中旬いに案内させて頂こうと考えていたものが、本日の発表になったということで御座います。


おしどりマコ
わかりました。
その7ヶ月遅れた理由が先程説明して頂いたものということですね。


東京電力一杉氏
はい、さようで御座います。


おしどりマコ
わかりました、ご確認頂いてありがとうございます。
で、護岸エリアについて少し伺いたいのですが。
12月中旬から、このエリアの薬注をしている青丸、赤丸の表に、12月半ばからだったと思うのですが、マスキングエリアの地盤改良実施要否については、今後検討となっておりまして、それ以降、殆ど薬注が進んでおりません。
12月27日の後から3本しか薬注が進んでいないのですが、これは、ここの護岸エリアの地下水を閉じ込めるという計画だったのが変わった、という事なのでしょうか。
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東京電力尾野氏
えっとですね。
12月中旬に、このハッチをするときにご説明させて頂いたのではないかと思いますが、、。


おしどりマコ
ご説明は多分無かったと思いますが。


東京電力尾野氏
あの、させていただきました。


おしどりマコ
あ、そうですか。
確認します、すいません。


東京電力尾野氏
その際に申し上げた事というのは、このエリアちょうど今予定している所で閉じてしまった場合。
例えば、このエリアが汚染している大元の汚染源というのが更に上流の方のトレンチから更に溢れているという様な事であった場合。
ここを閉じるとその汚れは他にまわしてしまうことになるので。
要は、この辺りの状況というのが良く把握されて、もっと大きく囲まなければいけないかとか、そこを見極めることをした上で、閉じた方が安全であろうという判断をしたので、上側を閉じるのはちょっと待ちますと。
で、コの字型で受け止めていれば、先ず、このエリアに関しては、当座の処置は出来ますので、上を閉じてしまうというのは少し見極めがいるだろう、とこういった内容を12月の半ば頃にお話しさして頂いていたかと思います。


おしどりマコ
ありがとうございます。
では、12月以降、3本しか薬注は進んでいないのですが、一旦もうこれはこのまま置いて、様子を見るという検討をされているのですね。


東京電力尾野氏
はい、いまのところはそういうことになります。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、このグラフを見ますと地下水観測孔の No.1-8 は汲上げているウェルポイントより海側なんですが、ここでトリチウムが上昇している事について、何らかの評価があれば教えて頂きたいのですが。


東京電力尾野氏
そうでうね、この辺り全体の評価というのは、もう少し我々も勉強していきたいと思っておりますので。
良く色々なデータやトレンドを見ながら、あの、どうしたことが起こっているのかとか、あるいは何を注意すべきかということは、少し整理をしていきたいと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
地下水観測孔のNo.0-2と No.1-8。
No.0-2もトリチウムが急上昇しているのですが。
同じく、11月16日頃から両方とも上昇しているが、その評価についてもまだと云う事ですね。


東京電力尾野氏
同じ事です、はい。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、先程IWJの方もご質問されてておられたのですが、3号機の湯気の確認についてです。
過去、ずっと私もチェックしているのですが、毎朝7時頃にチェックをされていて、8時台になるのは、今日は珍しいなと思っていたのですが。
それ以外の時刻に湯気が発生している場合はどう観測しておられるのでしょうか。
実際に去年の7月など資料を見ますと、朝ではなく午後に湯気が発生しておりましたので。
その場合の観測はどうなっているのか教えて頂きたいのですが。


東京電力尾野氏
先ず、毎日提示に観測をすると云うことで、確か朝だったと思いますが、正確な時間が何時だったか、ということと、その日によって、ケースによっては時間がずれる事もあろうかと思いますが、それがどうであるかとの細かいところまでは今正確に把握しておりませんけれども、定時に観測するのが一つのベースであります。
それによって、状況を確認して、本日はあります、ありません、ということを申し上げています。
それから当該エリアで作業が行なわれている場合は、その作業によって、現場近くの状況などを見ておりますから、その中で確認されれば、それに応じて随時ありました、という事は情報として加えておりますので、違いがあるところがございます。


おしどりマコ
作業がある場合のみ観察はできてるという回答ですか。


東京電力尾野氏
作業がある場合は作業のための観察をしていて、その中で確認されることも有りますから、ですからそうした場合はそれも加えているということです。

おしどりマコ
わかりました。
作業が無い場合は、湯気が発生していても確認されていないと云う事ですか。


東京電力尾野氏
その場合は定時観測で行なっております。


おしどりマコ
その定時以外に発生、定時以外で作業が無く発生した場合というのは。


東京電力尾野氏
それは、観測は分らないという事になります。
つまり、毎日1回定時観測をしていると云う事です。


おしどりマコ
わかりました。
で、毎朝7時代の観測で、湯気をカメラで確認とあって、次の日大抵は確認出来ない事を確認、となっているのですが。
その確認された場合、何時に確認されなくなったか、というのも特に観察しておられないのですか。


東京電力尾野氏
はい、定時観測で1日1回がベースです。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。

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