福島

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おしどりマコ

質問沢山ありますので、ご回答手短に、すいませんが宜しくお願いいたします。

降雨と潮汐と地下水の関係は私、6月から質問していたのですが、出てくるのは今測定している放射性濃度ばかりで、いずれ整理して公表するというご回答もなかったのはなぜですか。

尾野さんはご存じなかったということで、その理由を教えてください。

 

 

東京電力尾野氏

これまでご説明したのと同じでございます。

 

 

おしりマコ

分りました、こういう評価はないのかと社内に問い合わせることがなかったのでしょうか。まあ、横に今4人、5人ほど広報の方がおられますけども、ずっと質されていることに関して「社内にその情報がないのか」という問い合わせるようなシステムはないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

私どもとしては問い合わせさせていただいてますが、結果として、タイミング的に遅くなっているということでございますので、その点につきましては意を尽くせてないところは申し訳なく思います。

 

 

おしどりマコ

では、今日発表になったということで以前から質問しているのですが、ソーシャルコミュニケーション室にリスクコミュニケーターがいらっしゃいますよね、柏崎に10人、福島に10人東京に2人。

で「社会目線の欠如から信頼性の回復、透明性の向上、情報の開示を社内に提言する社長室直属の強い権限を持った部署」ということで、ソーシャルコミュニケーション室のリスクコミュニケータの方々は今回の発表に関してなど、どのようなお仕事をされているのでしょうか。

こういうシビアな発表について、関わっておられるのですか。

 

 

東京電力尾野氏

当然こうした発表に関しては、内容について正確に深く誤りがないように発表するということで、対応させていただいているということでございます。

 

 

おしどりマコ

以前からリスクコミュニケーターがどのようなお仕事をされているか具体的に公表してくださいと言っているのですが、その他いとわ頂けますでしょうか。

地下水バイパス、柏崎刈羽への説明等々。

透明性の向上と言いながらリスクコミュニケーターの方々の透明性がいちばんありませんので。

 

 

東京電力尾野氏

そちらにつきましては、結果としてあまり御評価いただけていないところがあるのかもしれませんが、我々の公表ということを、しっかりと向上させて行くと言うところで、ご評価いただければと思ってございます。

 

 

おしどりマコ

これ以上公表はないということですか。

仕事について。

 

 

東京電力尾野氏

個々の仕事の内容について、ご説明していくというようなところではないのではないかなぁというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

これじゃないということですね分りました。

では、先程の3つ伝えたいことがあるというのの2番目の点についてですが、外の場所へは影響がないということに関して、東京海洋大学、電力中央研究所、環境科学研究所など海洋へ港湾外への海洋への汚染の可能性の論文や報告書が以前から出ておりますが、それはどのように評価されますか。

 

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東京電力尾野氏

それはそれぞれの方々 、さまざまな視点で評価されているという事かと思われますので、そのことについて私が今、言葉の使い方ということについて、としてとやかく言うつもりはございません。

ただ、今回私が申し上げたところというのは、実際にモニタリングされているデータ、、、。

 

 

おしどりマコ

そうですね、すいません、ごめんなさい。

繰り返しになりますので。

外の場所には影響がないということの根拠が「モニタリング地点、港湾外のモニタリング地点の値の変動がない」というご回答なら以前私がずっと6月から質問しておりました海洋への漏えいの可能性は海水のモニタリングのデータが移動していないので漏洩はないというお答えだったのですね。

なので、同じような根拠だとまた今後変わる可能性もありますし、その他港湾内の海洋が潮汐によってどの程度希釈されるのかというのもずっと質問しているのですが、それに関しての評価はまだ出ないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そちらにつきましては、まぁ今回様々なデータとご説明させていただきましたが解析的な評価、あるいは定量的な評価ということについてはこれからすすめたいと思っております。

 

おしどりマコ

開渠内には漏洩があるということで、会期内の海水が、潮汐でどの程度希釈されるかという評価はまだないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

ないですね。

あの、ご存知ないのではなく、してないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そういった定量的な評価につきましては、今進めているところでございますので‥。

 

 

おしどりマコ

進めているところなのでまだ公表できないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

結果としてはでていません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、開渠内の潮汐での希釈の可能性、パーセンテージと、港湾内の海水の希釈のパーセンテージの解析は進められているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

こちらについては、、、。

 

 

おしどりマコ

すいません、それが出ないと外の場所に影響がないかどうかの明言は出来ないと思いますが。

 

 

東京電力尾野氏

何と申し上げるのが良いのか、あれですけれども、そうした定量的な評価というのは今後していく必要があると思いますし、今日この場でもそうした事を進めていく必要があるし我々としてやっていくということでお話をさせていただいてると思っております。

ただ、現状実測されてるデータとして、憂慮すべきものもあるかと言うとそのようなものがないということもこれは一方で明らかになってございますので、そのことも併せて申し上げたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、資料Cについて伺いたいのですが。

配管について、記載されていない配管があると思うのですが、いわゆるピットAの一番海側の赤のペケ印のピットAから海側と並行して北側に、政府事故調の報告書や保安院の報告書見ますと、スクリーン操作室電線管路という、ケーブル配管があります。

よく事故直後の東京電力の写真に地表面にクラックが走っていた写真があると思うのですが、それの真上、地表面のクラックとともにケーブル配管が記載されていたのですが、これの記入は今回ないのはどうしてですか。

 

 

東京電力尾野氏

確認させていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

かかりました。

質問ですが、ピットAとピットBは埋め立ててですねこの地表面のクラックとこのスクリーン操作室電線管路がその後どうなったのかというのも併せてご確認いただければと思います。

というのは、このケーブルの管路が生きているならば、地下水観測孔の海側の1-1いの汚染が影響しているのではないかと思いますので、そしてなぜこの図面に経路がないのかというのもあわせてご確認をお願いいたします。

 

 

東京電力尾野氏

それは確認させていただきたいとおもいます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、地下水観測孔のNo.1を去年12月に作り1回測定し、今年の6月に2回目の測定をして高濃度の汚染がわかったわけですが、では、いつから高濃度の汚染が始まったかというような評価はされているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

今後考えなければいけないところと思ってございますが、No.1観測孔、こちらのデータというのは昨年の12月のデータというのが1点その後5月のデータというのが来ていて、その時点では上がっているということですから、その間ということになろうかと思いますけども、それがどこなのかということについて明確に申し上げるようなデータは現状もちあわせておらないという所でございます。

 

 

おしどりマコ

今後評価されるのでしょうが、No.1の12月のデータは、セシウムはNDでしたがトリチウムは29,000ベクレル/リットル出ていて、まあ、セシウムにだけ注目していてトリチウムは評価しなかったということですが、現時点でのトリチウムの評価など海洋への漏洩や拡散の評価というのは今後されていくのでしょうか。

今の時点での情報は出されないのでしょうか。

全くしていないのか、出さないのか。

 

 

東京電力尾野氏

現時点においてどのタイミングからということを申し上げることについては我々今データを持ち合わせておらないということです。

ですからもう少しよく勉強してみる必要があるとは思ってございます。

ただ、 5月以降No.1の濃度というのは上がってございますから、そこ以降に関してNo.1のエリアと云うのの地下水は、えー、特にトリチウムによって汚染されているということについては明らかだと思っております。

 

 

おしどりマコ

No.1-1のボウリングコアはされなかったのでしょうか、ボウリングコアをするという決定があったのは何時なんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

1-1でございますか。

 

 

おしどりマコ

はい、もう潰れたところですがいちばん汚染が酷かったとこです。

 

 

東京電力尾野氏

ボーリングコアについては1-1、1-2、1-3、1-4すべて確認してございますけれども、汚染濃度が最も高かった1-2でこうしたデータが採れてございます、それ以外のところでは測定箇所のバックグラウンドと有意化が確認出来ておらないという事で、そうしたグラフは得られておりません。

 

 

おしどりマコ

なるほど、トリチウムの汚染の1番酷かった1-1は、差が出なかったので一応ボーリングコアをしたということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい、しております。

 

 

おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

で、塩分濃度が公表されたのですが、pHや電解度というのはとっているかどうかというのはご確認いただいていたはずなのですが。

 

 

東京電力尾野氏

最近のデータとしては特にとっておらないようでございますが、何れにしても評価ということの中で必要なものにつきましては、とっていきたいということで検討しております。

 

 

おしどりマコ

最近のデータpHや電解度はとっていないということで、過去はとっておられたのですか。

 

 

東京電力尾野氏

最近のデータと申し上げているのは、ここのところずっとえー、モニタリングデータということで、測定をしてますが、これは、放射性の測定を中心になっておりますので他のことはしていないでございます。

 

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おしどりマコ

なるほど、通常の放射性セシウムの水中濃度の測定ということで、JISの有姿撹拌試験なら、0.45マイクロのメンブレンフィルターを通常東京電力の分析センターで用いる、とおっしゃっておられましたので、通常0.45のメンブレンを用いる撹拌試験なら、何故pHや電解度を同時に取らないのかと云う疑問があるのですが。

通常とおっしゃられましたので。

 

 

東京電力尾野氏

通常といったのは、ろ紙のメッシュのご質問かと思いますが、ろ紙のメッシュでラボで標準的に使っているろ紙をそのまま流用して使っているということでございますから、通常使っているものはそのまま使っていましたという説明です。

 

 

おしどりマコ

5マイクロ経のものは通常、普段ご用意されてないのですか。

5マイクロのメンブレンフィルターです。

 

 

東京電力尾野氏

聞いてる限りにおいて、当該のラボにおいて通常使用しているもので行ったということでスペックについては明らかにしたと云う意味で数値をお示ししていた、という事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では以前質問していたのですが、この厚労省の指針に追加しての東京電力独自の取り組みという事で、精密検査に白血病がはいってきてますが、これは一次の所に白血病の白血球の分画などの血液検査がありません。

これは電離検診などでひっかかった方々を改めて精密検査する時に、東京電力は1部負担するということですか、という質問していたのですが。

そのご回答いただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

、、、、、、えっとですね、厚労省の指針ではおっしゃる通り、白血病の検査についての明記はないということでございます。

ただし、実効線量が100ミリシーベルトを超える作業者について、健康診断において実施する採決で、赤血球数及び血色素量の検査と併せて白血球数及び白血球百分率の検査をすることが望ましいという考えで御座いまして、その対応として通常の健康診断において、精密検査が必要になった場合の対応として、白血病の項目を追加したという事でございます。

 

 

おしどりマコ

えー、すいません、その追加したのはどこかということです。

精密検査で白血病が入ってきてるのですが、この二次検査の白血病の一次に当るのはどこかという質問です。

電離検診ですか。

 

 

東京電力尾野氏

ですから我々で言ったら通常の健康診断、電離検診等々。

 

 

おしどりマコ

通常の健康診断で、なるほど電離検診。

わかりました、ありがとうございます。

あとですね、淡水化装置の油漏れ、高圧ポンプの件ですが、この給油キャップ等が熱で変形したとおっしゃられてましたが、大体何度で変形するものですか。

それと当該箇所は加熱されるような場所なのですかということを教えて下さい。

 

 

東京電力尾野氏

本日につきましては、現場の状況ということで色々確認できているところで話をさしていただいているということでございます。

改めて、調査は継続していますので、わかったところでご説明していきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ご回答は無いということで、分りました。

リスクコミュニケーターの方々が何をされているか、ご回答は無いということでしたが、これも社内向け、社内の原子力リーダー向けのリスクコミュニケーターということで、情報を何を開示するかや、説明会の資料は何にするかなどは関わって来ないということですね。確認ですが。

 

 

東京電力尾野氏

個別の業務に関して個々ジャッジをしていくというものではないと理解してます。

 

 

おしどりマコ

この汚染水に関するまとまった資料を作るのに、大分時間が必要だと思われるのですが、これを今日発表するということが、スケジュール的にどこが決めたかというような、そういう部署はあるのでしょうか。

そこにリスクコミュニケーターは関わってるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

スケジュールに関して申し上げますと、まとまったところで今回発表させて頂いてますから、結果としてライン部門として責任もってご説明できる内容、ということでまとまったという所でお話をさせていただいてるとこでございます。

 

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おしどりマコ

あの、これらいつまとまるかもしくはこういう評価をしているか、などはご回答いただけないのでしょうか。

あの、質問をずっとしておりますので、 6月から。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっと質問の意味を測りかねておりますが。

 

 

おしどりマコ

あの、こういう評価しているので、まとまったところで公表するというような、情報の出し方というのもされないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

できるだけ、ご説明ということについては工夫してまいりたいとおもいます。

 

 

おしどりマコ

尾野さんが、会見でどの情報を出すか、今日はこの説明をする、というようなことはいつご存知になって、そしてそれはどこから発注が来るものなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

基本としてトラブルや事故等の場合であれば、選択の余地というものはございませんしそれから、検討等についてはやはりまとまった所でお話するという事でございます。

 

 

おしどりマコ

「この情報を発表するように」など、そういう発注が来る、といういますかそういう部署は在るのですか。

すいません。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっとご質問の意図が分かりかねますが、それぞれ検討や整理、様々なことがございますけれども、そういったものはラインによって検討されるものだと理解しております。

 

 

おしどりマコ

各ラインからバラバラに来るということですか。

「この情報を今日発表する」ということについて各ラインからバラバラに来るということなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

例えばトラブルがありましたらトラブルに関係する部署ですとか、ご存知かと思いますけれども会見の途中でも飛び込んでくれば私は説明させて頂きますし、それは一概に言えないかと思いますけれども。

 

 

おしどりマコ

この資料を作っておられるのは、広報の方々ですか。

各ラインによって違うのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

広報で、つまり我々が一次資料を作るということがありませんから、ラインによって準備された、という事を、例えば見やすいパワーポイントにするであるとか、そういうことがありますが基本内容的に我々が作っているということではございません。

 

 

おしどりマコ

かかりました、ではちょっと長くなりますので。

できればソーシャルコミュニケーション室のもう少し具体的な資料など頂けたらと思います、よろしくお願いします。

あと以前から聞いております、PRTRと作業員の方々の定期的な血液検査の、各項目別の基準値を外れたパーセンテージの公表も半年前から質問しておりますのでよしくお願いします。

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 前 半                     

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おしどりマコ

少し不勉強なのですが、耐震の設計のモデルが断層モデルのみのような気がするのですが、これはアスペリティとかはどのように評価されているのでしょうか。

断層面間の強く固着した部分の歪みの領域です。

 

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東京電力原子力設備管理部

安全調査グループマネージャー増井氏

ちょっと確認をさせてもらってよろしいでしょうか。

 

 

おしどりマコ

分りました、あの東日本大震災は、発見されなかったアスペリティ、非常に広い範囲でのアスペリティの影響が大きかったので、これは平成20年の保安院の資料等、柏崎刈羽はアスペリティにも評価されておられますので。

今回はアスペリティは評価されていないのでしょうか。

 

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東京電力原子力設備管理部

土木調査グループマネジャー 谷氏

そういった意味ですと、地震動を発生させるモデルとして、断層ごとにアスペリティを設定して、で、地震動を設定しております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、断層ごとのアスペリティではなくその、東日本大震災の場合は連動したアスペリティの震災だったと思うのですが、そういう評価があるということで。

アスペリティの連動の評価というのはされておられるのでしょうか。

 

 

東京電力原子力設備管理部

土木調査グループマネジャー 谷氏

地震動をやっているものと代わります。

 

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地震グループ 水谷氏

基本的に今回、先ほど説明にありましたように、連動を考慮して評価しているという中で、去年の意見聴取会ですね、その中で連動した際のアスペリティの配置等についても色々なケースを保守的に考えて評価、実施しております。

 

 

おしどりマコ

評価はされているということですね。

これは特に資料には載っていないと思うのですが。

 

 

地震グループ 水谷氏

今回そうですね、それで、実際に当時連動した際の地震動評価につきましては去年の、保安院の時代ですが、意見聴取会の資料ということで全て公開になっておりますのでそちらをご参照いただければ全てわかると思います。

 

 

おしどりマコ

分りました、アスペリティが連動した場合の方が、活断層が連動した場合より評価として小さいということで載せておられないのですか。

 

 

地震グループ 水谷氏

えーと、アスペリティが連動というか、まぁ、断層が連動した際のアスペリティ、アスペリティは断層の中にありますので、その配置が、色々考えられますのでそういったものについても不確かさを考慮し評価をして実施しているということでございます。

 

 

おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

今年の4月からソーシャルコミュニケーション室が出来て、柏崎刈羽にも10人ディスクコミュニケーターの方々が配置されていると思うのですが、今回そのリスクコミュニケーターの方々は、どういった働きをされているのでしょうか。

すいません、少し本筋と離れますが。

これは、地域の透明性を、柏崎刈羽の透明性を確保する地域の会や、新潟の泉田知事との話し合いにおいて、柏崎刈羽のリスクコミュニケーター10人の方々はどういったお仕事もされているのかという質問です。

 

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東京電力司会の方

具体的な活動に関しては確認させてください。

基本的にはソーシャルコミュニケーション室はご存知の通り、先に我々にありました社会目線の欠如、ということで、それを社内にですね、反映させましょうと云うことで、必要な情報は適宜に確認、分かり易く説明しましょうということでなっております。

それをですね1人1人が活動するのがリスクコミュニケーターということで考えておりますので、リスクコミュニケータに関しては地域のご説明ですとか、マスコミのみなさんへのご説明も含めて対応させていただく機会があると言うふうに思っておりますけれども、今回の中でですね、どのような活動したかというのはちょっと確認をさせて頂ければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

おしどりマコ

分りました、毎回どういったお仕事されているのか質問をするのですが、あまり公表はされないので、、、よろしくお願いいたします。

 

 

東京電力司会の方

具体的な活動内容については確認させて頂ければと思います。

 

 

おしどりマコ

よしくお願いします。

 

 

 

 後 半                       

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おしどりマコ

1ヶ月毎回聞いているのですが、この辺の地下水の流速と総量の評価というのはまだできていないのでしょうか。

 

 

東京電力 尾野氏

それはまだ今評価中です。

 

 

おしどりマコ

まだできていないということですね。

では、前回地下水の観測孔から汲み上げる時のどの位置で汲み上げているのか、というのを質問して、ご確認をして頂くという事だったのですが。

 

 

東京電力尾野氏

観測孔のどの位置か。

 

 

おしどりマコ

そうです、毎回500ml汲み上げ、そして地下水がどのような変化をするか、という様子は見ているのか、という質問です。

 

 

東京電力尾野氏

えーと、地下水、、。

 

 

おしどりマコ

地下水の観測孔は毎回500ml汲み上げており、そして毎回その水位はどのように変わるのか、どのあたりで汲み上げているのかということです。

 

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東京電力尾野氏

各観測孔から、とるサンプルの量が500mlということで、申し上げたと思いますが、その500mlのサンプルをとるにあたって、ポンプである程度の水を組み上げてそれで、水が澄んできた所でサンプリングしますから、実際にボウリング孔から、汲み上げる水というのは500mlよりも多くなろうかとおもいます。

それが、どのくらいかということは正確に把握しておりませんけれども。

 

 

おしどりマコ

なるほど、それはどのくらいくみ上げてどの深さか、ということがチェックはされていないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

吸い上げてる元の深さのことをおっしゃってますか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

これはちょっと確認させてください。

サンプリングの仕方の話でございますね。

 

 

おしどりマコ

はい。

それで、地下水観測孔の水位は特には見てないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは先程、どなたからかご質問がありましたが、確認の上回答させて戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、前回も質問しておりますのでまたよろしくお願いいたします。

で、あと地下水のph(ペーハー)や電導度、塩分濃度と云うのは測定されていないのでしょうか。

 

東京電力尾野氏

いま、確認しているのは、放射性物質濃度ということで対応してるという風に聞いております。

 

 

おしどりマコ

しかし、2013年の5月以前まではトレンチと繋がっている立坑の塩分濃度などは発表されてますが。過去。

 

 

東京電力尾野氏

必要なものについては、更に調査、確認をしていくということも検討して行きたいと思いますが。現在測定しているものは放射性物質濃度であるということでございました。

 

 

おしどりマコ

これは、0.45の経のメンブレンフィルターでろ過処理をされてますが、これは、JISの有姿撹拌試験と同程度の物と思いますが、これは、同時にろ液のphと電気伝導度も測定できますよね、まあ、それがスタンダードな測定方法だと伺ったのですが。

東京電力の分析センターではphと伝導度は測定してないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

確認させていただきたいと思っておりますけれども、今測定しておりますのは放射性物質濃度ということでございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、 元々東京電力の液体廃棄物処理系は伝導度で分けられていたと思いますので、低伝道度廃液系と高伝道度廃液系と、なので伝道度はスタンダードに測るという事ですので、それは測定されておられるのか。測定されているのであれば公表して頂きたいとおもいます。

 

 

東京電力尾野氏

高伝道度系と低伝道度系の廃液というのは元々、、。

 

 

おしどりマコ

機器ドレンと床ドレン。

 

 

東京電力尾野氏

元々はなんというんのですか、ラインが別々のものでございますから発生源が異なるものごとに別の対応をとっているということで、測って分けているというわけではございません。

 

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おしどりマコ

おっしゃる通りですね、なので伝導度が廃液に関していろいろ意味を持ってくると伺いましたので、 JISの有姿撹拌試験でどのように測定しているかということをご確認よろしくお願いします。

で、0.45のメンブレンフィルターのその経を使っている理由はご確認いただけたでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

こちらの方は、ラボにある標準的なフィルターを使っているというようなことでございます。

 

 

おしどりマコ

分りました、 0.5マイクロの経はラボにはないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

え、ラボで標準的に使っている物というふうに回答していただいております。

 

 

おしどりマコ

、、、すいません、存在しているかどうかという質問です。

 

 

東京電力尾野氏

それ以外のフィルターがないか、と言うとそういうわけではないですが、標準的に使ってるもので対応していると言うことでございます。

 

 

おしりマコ

分りました、では最も目の細かい0.45マイクロを何故使っているのか、というお答え頂けますでしょうか。

 

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東京電力尾野氏

これは、使っている理由は標準的に使っているものを使っているということでございますが、何度かご質問いただいておりますけれども、セシウムでございますけれども、土壌等について留意になっている物というのは、このフィルターで取れるということになりますが、溶液状のものということでいいますと、このメッシュでは通過してしまうという事だそうでございますので、このメッシュを使っているというのがイオン状のもの、溶けているものといったものも濾すということにおいては特に支障はないというふうに考えております。

 

 

おしどりマコ

その、ポンプの吸い上げによるコンタミを見るなら少し目が細かいのではないかと聞いていたのですが、これ0.45の経は、0.5マイクロ以下の経だと懸濁態、濁った状態でも地下水は流速と総量によって動きますので、これは、高濃度の汚染水の地下水が、どのように動くかというのも見るための試験だと私は認識していたのですが、これは、セシウムの溶出率というか、溶存態を見たという事だけなんですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、もともとセシウム濃度が、非常に短期間で上がったということの中で、どのような状況であるとかいうことを確認していくという目的でフィルタをかけたということでございます、ですので通常セシウムというのは、土壌に吸着されやすい性質を持っているということですから、ラボで標準的に使用できるフィルターを、ろ紙を使いましてこれで濾した、ということでございます。

 

 

おしどりマコ

すみません、質問の意味はですね。

先ほど尾野さんも仰っておられましたが「3号スクリーンの値が高めになったのは雨の影響があると、雨で高めになった」とおっしゃっておられましたが、この地下水観測孔の1-2が高くなった7月8日はこの浪江町の天気予報を見ますと、降雨だったんですね、雨で地下水が増えて地下水が濁って懸濁態になったという可能性もありますので、その、通常使っているフィルターを使ったと云う事ではなく、ポンプの吸い上げによるコンタミではなく、降雨による地下水の増量による濁った状態、懸濁態になったということを評価はしなかったということなんですね。

 

 

東京電力尾野氏

それは、そのような評価はしてございません。

ただしですね、雨によって上がっているということが明確に見えているところは、3号のスクリーンでございます。

で、3号のスクリーンについては折に触れて中長期対策の進捗状況ですね、ロードマップの進捗状況の説明の折りなどにもお話しさせていただいておりますけれども、これまで調査している中で雨と3号スクリーン内のセシウム濃度の増加と云うのはどうも相関がありそうだということについては、これまでご説明している通りでございまして、その関係と同じ動きをしている、ということで雨の影響であろうというふうに申し上げております。

 

 

おしどりマコ

それは雨で地下水などが流れ込んだという考え方ですか。

相関があると。

 

 

東京電力尾野氏

地下水が流れ込んだ物なのか、或いは表層を流れたものがその場所に何らかの理由でより集まり易い状況が生じてるのか、或いは違う理由があるのか、というとこについては調査中でございます。

 

 

おしどりマコ

わかりましたでは、phと伝道度と塩分濃度を測定しているか。

そして、測定しておられればその公表を、宜しくお願いします。

あ、あと、観測孔の深さの件も宜しくお願いします。

 


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 以前の宿題の解答                          

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東京電力尾野氏

PRTR法の関係で福島第一についてはいわゆる事故で、状況がわからなくなっているということでございますから、先般報告を出したというものはどのような確認をした上で出しているのかというものでございますが、こちらに付きましては確認ができております、フロンでございますが、こちらの排出というのが状況として明らかだということで、そうしたものが報告の中で入れさしていただいております。

そのような状況でございます、もちろん今後事故の調査、現場の調査等を進めてきて追加して明らかになってきたものがあれば、それは追加して出していきます。

ということになります。

それから、 5 、 6号の取水口1、2号の取水口との間の距離はどの位かというご質問でございますが、大体1km程度ではないかという事で、申し上げましたが、 えー、6号までで870 m 、5号までで550mということでございますので、正確をきしたいとおもいます。

それから、 1年前に海側の遮水壁、こちらを計画した際に、今ご覧頂いた水ガラスによる地盤改良というのは検討しなかったのか、ということですが、当時は遮水壁という恒久的な設備の方を検討していたということで、水ガラスによる地盤改良については検討しておらなかったということでございます。

 

 

 マコちゃんの質問                              

おしどりマコ

様々ご回答ありがとうございます。

まず、この付近の地下水の流速と総量というのは結局まだご回答頂けないということですか。

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東京電力尾野氏

はい、こちらの方は解析などよく調べていく必要があるようなテーマということでございまして、現時点でこの地点の場所における個々の流速、ということについてまでご説明できるだけの整理ができてございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、各汲み上げた地下水の観測孔から、どれぐらいの量を汲み上げて翌日水位がどれ位に戻っているかなども、調査はされていないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そういったところにつきましては、まだ今、整理してございませんが先般、ご案内した通りサンプリングということで、サンプリング自身が条件を変えてしまっているところの可能性ということも考えられますので、安定したサンプリングをするためにどうするか、ということも含めて少し検討する必要があるというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

分りました、ちなみに毎日どれくらいのサンプリング水を採取されてるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは確認させていただければと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

 

 

東京電力尾野氏

おっしゃっているのは、測定のために用いる量ということですね。

 

 

おしどりマコ

そうです。

で、 6月27日の規制庁の廃炉対策推進会議に東京電力の方が提出した資料を見ますと、事故以前は1号機から4号機までサブドレンで、850立米揚水を行っていたと、それは地下水の流入の防止と、建屋に働く浮力の防止を目的ということだったのですが、この付近を土壌改良工事をして薬液を注入して地下水が海に行くのを防いだ場合、このあたりに地下水が溜まっていくことになり、どの程度建屋に浮力が働くか、というのはどう評価されていますか。

 

 

東京電力尾野氏

そこまでの評価ましてございませんけれども、今の時点でサブドレンも使用してないという状態で、地下水が形成されている、建屋の現場でございます、ですので、今ガラス固化の工事など行ってございますが、そうしたことと直接的な影響があるかというと、必ずしもそうではないというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

しかし、この付近に地下水はたまり続けますよね。

地盤改良工事をすることで、それによる建屋への影響というのは「評価をして問題ない」ということだったのか、「評価はしていない」という事だったのかどちらなのでしょうか。

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東京電力尾野氏

現状から申し上げますと、建屋の下には水が入っていると、ゆう状況でございますので、本来全く水が入っていない状態の建屋と浮力の発生の仕方というのはそもそも近く違っているということでございます。

で、現状の状況から言いますと、浮力による影響ということを懸念するような状況ではないというふうに理解しております。

ただ、おっしゃる通り海側の方、遮水壁が完全に囲んで行ったような場合ということについては、海側遮水壁に完全が完成したような、そういう場合ですね、そうした場合の考え方ということについては、改めてよく考えていく必要がありますが、まぁ、全体としてサブドレンを活かしていくであろう、ということであったり、まあそもそも状況を緩和する方策ということも含めて、全体的に検討していくいかなければならない課題ですので、この時点で勘案的にお答えするというのはやや難しいのではないか、というふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

すいません、ちょっと理解出しにくかったのですが、評価はまだ今のところしていないという事ですね。

状況を見てということで。これからしていくという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね。

遮水壁が完成した後の状態でどう考えるかということについては、その状態での完成した時の様々な処理の状況も踏まえて評価していくということになりますけれども、 、 。

 

 

おしどりマコ

分りました、はい。

で、地下水の観測孔1-2でセシウムが高濃度あり、ろ過をして測定した件なのですが、これは先ほども質問にありましたが、「土のコンタミを見る割には0.45マイクロのフィルターというのは少し経が細かすぎないか」と質問してたのですが、「東京電力の分析センターでは通常用いるフィルターだ」と以前ご回答いただいたのですが、なぜこのようなかなり細かいフィルターを使ったのか東京電力の分析センターには0.45マイクロのフィルタしかないのでしょうか。

5マイクロや土を取り除く程度のサイズのフィルターはなかったのでしょうか。

あまりにも細かすぎるのでこれだと懸濁態ではなく溶存態での評価にしかならないので。

 

 

東京電力尾野氏

当社の上において今どういうものを標準的に使っているのかということでご回答さしていただきましたが、それよりメッシュの粗いものが標準的に使うような状態で、あるかないか、というところにつきましては確認させてください。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします、 8日、この濃度が上がった日に降雨があり、そうなると地下水は濁り懸濁態にもなりますのでちょっとその評価の割には経が細かすぎると思いますのでその、0.45マイクロを使った経緯もまたご確認お願いします。

で、質問は変わるのですが、この内部被ばく線量修正に伴うフォローアップについて、の裏面3の所で、精密検査の対象者数に斜線が引いてあるのですが、これは0という意味なのか公表しないという意味なのかどちらでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

失礼いたしました、こちらの方は上段の甲状腺の検査、胃がんの検診肺がん検診、大腸がん検診を受けた結果として、医師が精密検査をしましょう、と判断された方が、精密検査をするということになりまして、対象者のところに、 (上記の検査の結果、2次検査、精密検査に必要な者が対象になる)ということでございます、したがってこの中で0お示しするという事ではございません。

 

 

おしどりマコ

0ではなく、公表しないという意味ですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

はいわかりました。

で、この精密検査に上記の四つ以外の白血病が入ってきているのですが、これは通常の電離検診で白血病をスクリーニングして、そして、精密検査の時に東京電力が一部費用を負担するということなんですか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっとそこは確認をさせていただきたいと思います。

精密検査のところの白血病の扱いというのはどう云う性質かということですね。

 

 

おしどりマコ

はいそうです。

あの、血液検査の白血球の分画など、上記には含まれておりませんので。

 

 

東京電力尾野氏

確認をさせていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

よしくお願いします。

すいません、最後に、 PRTR法の関連のご回答ありがとうございます。

で、事故時における水質汚濁防止法の有害物質、大気汚染防止法で定められている特定物質これは事故時でも環境中に放出した場合、の知事に連絡をするという規定があるのですが「福島県の方にも連絡が来ていない」というのを環境省に確認をしていただいたのですが、これは、有害な化学物質を原発事故の時に環境中にどれだけ放出したのかというのは、まだ評価していないので報告していないという事なのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ご質問の趣旨をもう一度確認させていただいてもよろしいでしょうか。

 

 

おしどりマコ

わかりました、去年東京電力の会見で確認したのですが。

水質汚濁防止法や大気汚染防止法PRTRで定める有害な化学物質を東京電力は、各建屋の各階にワイヤーシェルフのようなものにドラム缶で保管をしていたと、しかし、爆発した後それがどうなったか確認はできていないということで、エチレンやスチレンやトルエンなど有害な化学物質をどれだけ、まぁ元々浮遊していたのか存在していたのかを聞いていたのですが、評価していないということだったのですね。

しかし、水質汚濁防止法や大気汚染防止法で、事故時でも環境中に放出すると当該の県知事に報告するという規定があったのですが、まぁそれが行われていないと福島県と環境省に確認をしていたのですがこれは、どういった理由で評価を出しておらず、連絡はしていないという事なんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

事実関係を確認させていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

分りました、で、 1年前から聞いているのですが、どれだけのものをどこに保存していたのか、これは現在の確認ではなく過去の資料を見たらすぐにお分かりになる事だと思いますので、その公表もよろしくお願いします。

 

 

 2回目の質問                        

おしどりマコ

先ほど会見中に配られた資料についていくつかお伺いしたいのですが、これは0.45マイクロの経のメンブレンフィルターを使い続けるならやはり、その理由を教えていただきたいと思うのですが、またご確認してよろしくお願いいたします。

この経だと、流速と量によって懸濁態として地下水に動いていきますので、なぜこのような細かすぎるフィルターで測定をするかを教えてください。

で、それはご確認いただくといたしまして、 7月8日の地下水観測孔のNo.1-2が、ろ過後全βが上昇しているのですが、これは同じサンプリング帯で測定されたのでしょうか。

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東京電力尾野氏

これは同じサンプリング帯です。

 

 

おしどりマコ

同じサンプリング帯で測定をしてろ過後の方が上昇したという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、それはどのような理由でろ過後上昇したということでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

それは測定間のばらつきかと思います。

 

 

おしどりマコ

変動の範囲内で。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

地下水観測孔1-1が7月8日の値が63万ベクレル/リットルなんですが、これは最高値なんですが、この7月8日の値が最終の値ということになるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

今ほどでた値ですから最新ですね。

 

 

おしどりマコ

いや、あの最終か、ということです。

あの、もう1-1はもう使えなくなっておりますので。

 

 

東京電力尾野氏

あ、、そういう事です。

 

 

おしどりマコ

これから最終の分析結果ですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

最終の分析結果で最高値いうことですね、わかりました。

で、この地盤改良剤の水ガラスの耐用年数が最初の方の質疑で、数年だ、というお話だったのですが、では、平成23年の4月2日、原因とされている2号機での漏洩の作業では水ガラス、凝固剤を使ってましたが、その耐用年数はどのくらいなんでしょうか。

 

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東京電力尾野氏

これはちょっと確認させてください。

それからさきほど申し上げた通り、これはメーカーの初期の性能維持ということで仰っている期間でございますので、実際の問題として使用条件が高かったりあるいは、時間が来ると時限装置が働いて突然遮水性能がなくなるというようなものではございませんので、そういう意味では、充分長い間使用可能なものとして、というふうに考えております。

 

 

おしどりマコ

分りました.今回は、ライト工業のマルチライザー工法ということが明記されていたのですが、ではその2年前に使われていた水ガラスの詳しい工法、詳しい凝固剤の名前も、資料を調べたのですがちょっとできませんでしたので教えていただければと思います。

で、以前から聞いているのですが、港湾ないの海洋の満ち引きや取水放水ラインによって港湾内の海水が何%程度希釈されていくか、というのはまだご回答いただけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、全体の動きという事を解明して行くと云う作業、また別途進めているいますのでそうした、評価など整理のついたところでご説明させていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは今回の事例だけではなく2年前の原発事故後海洋に汚染水漏洩したときから特に港湾内の海洋の希釈の程度というのは、計算をしてなかった、評価はしていなかったということですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは個別に評価していたということでは必ずしもない、と思っていますが、要所要所のモニタリング等はもちろんしてございますし、そうした中でこれまでのところ例えば、セシウムでしたらこういう風に減少してきているであろう、とかそうしたことが把握されてきたということでございます。

 

 

おしどりマコ

はい、えー、港湾ないの海洋の希釈は、希釈というような形で、、、全体ではなく部分部分によりどの程度希釈されていうか、どのように海洋が流れてるが、海流があるか等は特に評価はしていなかったということですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、今回全体の状況を把握していく中で、できるだけ詳細な分析などができればもちろんいいわけでございますが、どのようなところまでできるかというところもございますけれども、検討のアイテムとしてはあり得るものと思っております。

 

 

おしどりマコ

分りました、では地下水や海洋の流れなど、この汚染水の漏洩に関して専門家に相談して、ということをおとつい今泉さんも、本日は小野さんもおっしゃっておられるのですが、これはどのような専門家なんでしょうか具体的に。

 

 

東京電力尾野氏

これは、先ほど申し上げましたけれども、過去のセシウムの挙動などを見ていて取水口周りのセシウムの下がり方というのが、他の港湾の場所、あるいは港湾外というのはどんどん下がっていた、ということで、告示濃度に対して、随分小さくなっているということが現状あるわけですけれども、去年の末ごろまでの様子を見ていますと、取水口内の、全部ではありませんが奥の方の、こういった所では告示濃度に対して下がりが悪いと、言うことがあったというのはご記憶の通りだと思います。

で、最近になると大分下がってきているということは実際としてはデータとしてはあるんですけども、そうした状況から、セシウムの下りということが取水口の直近部分で遅いとい、ということをどのように解明していくかということで、検討会を設けたということで以前からお話しさせていただいているところです。

で、その中で要因の分析だとかあるいは海の側の動きだとか、こういった様なことを見ながら総合的に判断していきましょう、と云うことでございますので、その員会の中の先生に伺っております。

 

 

おしどりマコ

すいません、ありがとうございます。

不勉強で、その員会のメンバーというのは公表されるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

されてます。

 

 

おしどりマコ

ありました、ありがとうございます。

JAEAや電中研などに、平成23年4月2日から6日の2号機の海洋への汚染水漏洩に関して、直接漏洩は3月26日からだったと、 4月6日に見かけ上の漏洩は治まったが量が減っただけで直接漏洩は続いている、という論文がいくつも出ているのですが、それに関してはどう評価されてるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

まぁ、様々いろいろな文献が出ているかと思いますが、我々としてしっかり調査して参りたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりますた。

すいません、不勉強で、では先程の員会をちょっと調べますので、正式名称を教えて戴きたいのですが。

 

 

東京電力尾野氏

中長期のロードマップを毎月説明しておりますが、至近なものだその前々回に、随時状況などを説明しておりますので、 、 。

 

 

おしどりマコ

あ、そのメンバーということですね。

ありがとうございます。

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           この日は会見の冒頭に水ガラスの実演がありましてん!

 


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おしどりマコ

地下水観測孔1-2についてお伺いしたいんですがこれは、ろ過処理をしたということですが単に放射性セシウムの濃度測定に懸濁態と溶存態2つセシウム濃度を測りますが、こんなに細かい0.45マイクロミリのフィルターの濾過だと、溶存態の濃度を検査したと云うだけになってしまいませんか。

そこはどう評価されていますか。

 

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東京電力今泉氏

これは、実際のろ過自身は、サンプリングをした中に、ある意味目で見えるような残さとゆうか浮遊物がありまして、これをこういったフィルターで除去してみて、こしてみて、そのその数値を測ったと、まぁそういったでいたというふうに思っております。

 

おしどりマコ

ポンプの混入などでの残さ等を取り除くのなら、 5マイクロメートルや1.0マイクロメートル等のメンブレンフィルターもありますよね、これは1番細かいフィルターになっておりますので、懸濁態の濃度ではなく溶存態のみという考え方になってしまいますが、これは、確かにコンタミの可能性はあるとは、ポンプで混入する時に土が混じる可能性はあると思いますが、そのろ過のフィルターの目が細かすぎると思うのですが、それはいかがですか。

 

東京電力今和泉氏

実際にこれ、発電所の中でこういった放射能の測定に使うろ紙を使っておりますので、そういった意味で通常発電所で使っているろ紙を使っている、使ってこしているということです。

 

 

おしどりマコ

なるほど、0.45マイクロメートルということで、そのまぁ、それに含まれないものでもこの地下水の流速と流量によって、同じように動きますのでこのフィルターによるろ過の意味はあったのかなと少し不思議なのですが、わかりました。

では、以前から聞いているのですがこの辺の流速や総量などはどのように評価されておられますか。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、今そこはちょっと確認しております。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

1-2が8日、 9日にセシウムの濃度が100倍上がっておりますが、地下水のNo.2の全βの値が7月4日に93ベクレル/リットルだったのが8日1,700ベクレル/リットルになっております、で、8日に何があったかと申しますと、天気を調べると浪江町で10.5mmの降雨があったんですね、で採取はすべて午後になっておりますが、ご存知の通り雨があると地下水の流速が速くなり、量も多くなるということで、この辺の地下水の総量や流速というのはどのように評価されているのか伺いたいのですが。

 

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東京電力今和泉氏

申し訳ありません、今ちょっとそれにお答えできるものは持っておりません。

 

 

おしどりマコ

分りました、評価はされていないのか、発表していないのかどちらでしょうか。

それも分かりませんか。

 

 

東京電力和泉氏

それも含めて確認させて下さい。

 

 

おしどりマコ

分りました、先ほど海洋の濃度について専門の先生方に潮の満ち引きや変動など、色々お聞きしたとおっしゃっておられまして、以前から聞いてるの件ですが港湾内の

の希釈は1日に何%程度かというのも聞いているのですが。

 

 

東京電力今泉氏

それも今確認してございます。

 

 

おしどりマコ

それは、この専門の先生方の話し合いの中では出ている話なのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっとそこは私は承知しておりません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

地下水の汚染の発表が、ベクレル/リットルと云う濃度ばかりですので、このあたりの地下水の総量がどれくらいか、何リットル位と評価しているのかというのも教えていただきたいのですが。

 

 

東京電力今泉氏

今ちょっと手元に持っておりません。

 

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おしどりマコ

それもわからないということですか。

わかりました、海洋への直近のを塞ぐ薬液注入での地盤改良工事が進んでおりますが、その工事の、地下水の流速、総量等、それがわからなければ何日程度でその辺の地下水が満水になり、どこに流れるか、どこから海洋に流れるなどの評価ができないと思うのですが、それもまだということですか。

 

 

東京電力今泉氏

はい、以前いただいた宿題ですよね。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力今泉氏

これもちょっと確認中でございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、この訂正版の福島第一港湾内放水口付近護岸の詳細分析結果ですが、この二枚目、2/3のところの、記載に誤りがあったため訂正、とありますが、この全βの40、60港湾内東側と西側のところは、以前確かNDと書いてありましたが、それが40、60に変わったということですか。

 

 

東京電力今泉氏

そうですねはい。

 

 

おしどりマコ

これ、NDだったものが40、60に数字が変わったのに何か理由があるのでしょうか。

 

東京電力今泉氏

以前ですね、NDのところに40、60と書いてありました、これを間違えたということです。

 

 

おしどりマコ

ああ、解りました、ではこの同じ資料のトリチウムのところですが、検出限界NDが 120とずっとなっており、まぁ、隣はND3.0と○○ですが、これは少しセシウムと全βの値でもみますと、検出限界がもう少し低ければいろいろな数値が出るのではないかという感じもするのですが、これはND 120というのでもう一度分析をしたりとかはされないのですか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、今のところその予定はございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ではこの付近の海洋に漏洩がないかどうか、という重要なデータになりますので、この付近の地下水の流速と総量をどのように評価しているのか、というご回答を早めによろしくお願いします。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ございません。確認いたします。

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おしどりマコ

放射性物質の調査について伺いたいのですが、これは当該物質Aが黒いビニールシートで、当該物質Bが木片だったということで、福島第一原発の構内で物として特定していないということですが、この黒いビニールシートを1F構内では大体頻繁によく使われていたのでしょうか。

あの、建屋内で 、大体の推測というものは立てられないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

現時点でこれらのものは分析の依頼をしてますけども、どのようなものであるかとか、どこで使っているものかとか、そういったようなことは判別してございません。

 

 

おしどりマコ

分りました、これは福島の方の発表では黒いビニールシートと木片、と材質も発表されておりましたが、今日こちらの方法では説明はなかったのですか。

 

 

東京電力尾野氏

現状ですね「のように見える」ということでお話ししているのかもしれませんけど、私どもとしては分析はこれから、ということでございますので、分析した上で判定できるものであるのか無いのかということがありますけれども見ていきたいと思いますけれども。

 

 

おしどりマコ

わかりした、港湾内で海水中のトリチウム濃度が、過去最大値を示したということで、7月6日、7日の測定でですね、それで、港湾内の海水は、日々どの程度が入れ替わると東京電力は評価しているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

当該の場所ですけれども、この場でも何度かご説明させていただいたと思いますが、遮水壁の工事が進んでいてその遮水壁によって袋小路の奥の方に、ある意味閉所のような状況の所に置かれている場所の測定結果でございます。

図面で描きますと、 、 。

 

 

おしどりマコ

あ、ありがとございます。

存じております大丈夫です。(マコちゃんは、トークイベントで同じ図面を描いて説明しているからです。)

その、袋小路の奥は存じてるんですが、なんといいますか金魚鉢のように海水と全く、常に別の部分にあるというわけではないのですね。

 

 

東京電力尾野氏

実際に既に数百メートルその、遮水壁が伸びてきてますから、ですのでその奥のほうにございますので水の滞留部分ということでございます。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

 

 

東京電力尾野氏

で、海の状況を見ていくという上では、代表点としてふさわしくない所であるという事で、既に申し上げた通りです。

 

 

おしどりマコ

分りました、ありがとうございます。

完全に遮蔽されているわけでは現時点ではない、ということで、ではその、過去最大値から少し離れまして、港湾内の海水は日々どの程度は入れ替わると評価されているのでしょうか。

 

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東京電力尾野氏

構湾内の海水というのが、過去どれぐらい入れ替わりうるのかとか、あるいはシルトフェンスが入っている状態でどうであるということについては、今具体的な値は持ち合わせておりませんし、まぁ、どのような評価になるのか、というようなこともあろうかと思いますので、確認をさせて戴きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

様々な論文や例えばNHKの報道でも44%程度が入れ替わる、というようないろいろな数字が出ておりますが、特に東京電力では港湾内の海水は評価していないということですね。

では、 5 、 6号の取水口から放水口というその冷却ラインは現時点で、なんとゆうか、まだ、生きているとゆうか、活用されていますよね。

で、その5 、 6号の取水口から放水口のラインが港湾内の中の海水を外に毎時6,500立方メートルの流れで、先月の時点でその流れがあるということだったんですが、これは現時点でも、なんといいますか、その流れは存在はしているのでしょうか。

港湾内から外への海水の流れです。

 

 

東京電力尾野氏

今おっしゃってるのは、 5、6号の冷却のために海水を取り入れて、それで熱交換器を通した後で、その方出というのは港湾外の放出口の側に放出してございますので、ちょっと数字のほうは正確に今、記憶にございませんが、そうした流れというのは冷却をしている限り存在しております。

 

 

おしどりマコ

分りました。

それは毎時6,500立方メートルということで間違いはないでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

数字は今記憶してございません。

 

 

おしどりマコ

分りました。

では、その5 、 6号の取水口から当該の1 、 2号の地下水観測孔の直近の場所まで大体どれくらいの距離があるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

6号の取水をしているところからですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

1kmぐらいあるんだと思いますけれども。

 

 

おしどりマコ

1km。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっと、正確な数字は確認してみないと分かりませんが 。

 

 

おしりマコ

分りました、ありがとうございます。

あ、またもし、よろしければ正確な数字を教えて頂ければと思います。

 

 

東京電力尾野氏

確認させてください。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

 

 

2回目の質疑                                

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おしどりマコ

すいません、先程の放射性物質の調査についての件なんですが、これ、福島の方の地方紙や新聞記事ではもう黒いビニールシート、木片と断言した報道になっているのですが、これは「…と見える」と言ったことをメディアが断言してしまったという理解で良いですか。

 

 

東京電力尾野氏

私どもが聞いてる限りにおいては、午前中にご説明させていただいておりますけれども、

「ゴム片のように見える」あるいは「木片のように見える」ということでお話をしているということで断言はしておらないと聞いております。

 

 

おしどりマコ

分りました。

では、17時の東京の会見ではその素材の「…見える」という情報もなかったという理由は。

 

 

東京電力尾野氏

これは、厳密なことから申し上げますと「これから評価する」ということでございますので、そのように申し上げさしていただいたということです。

 

 

おしどりマコ

「…と見える」という情報も言う必要がなかったということですね。

 

 

東京電力尾野氏

まぁ「言う必要がない」という言い方がどうなのかわかりませんけれども、私どもとして把握している限りとして、今後「これから調べる」ということでございますので、現状、当該のものが何であるかということは、不明であると、いう事が事実として正しいかと思っております。

 

 

おしどりマコ

推測段階でも、東京電力が把握している情報は公開して頂ければと思います。

そして、福島で発表されたものと同じような表現で同じ情報を公表して頂ければと思いますよろしくお願いします。

で、海水、地下水の汚染についてですが、「海水の測定値が変わっていないから漏洩じゃないだろう」という判断をされていると。

で、海水がどの程度港湾内で入れ替わるかと云う評価もしておられない、ということですが、では、このあたりの地下水の流速は大体どれくらいと把握されてるのでしょうか。

1 、 2号機の付近です。

 

 

東京電力尾野氏

個別の場所において、流速はどうなっているかということについては、今私は把握はしてございません。

 

 

おしどりマコ

分りました、お調べしてご回答頂ければと思います。

平成23年10月26日の遮水壁を作る際の福島県に提出した資料では、福島第一原発敷地内そして、この辺りの付近も含め、だいたい地下水の流速は1日10センチ程度という評価になっているんですね、まぁ、大きく全部ということなので。

それで、 2号スクリーンあたりの地下水の流速を、 2号機の吐出弁ピットの水を移送して、それからどれくらいで元通りに戻るか、塩分濃度や降水量もいろいろ考えて、ざっと見ると一日に 30センチから50センチ程度ではないかと思われるのですが、そのようなこの付近での地下水の流速というのは、もし計算されておられたら公表してください。

よろしくお願いします。

で、この辺の汚染水が漏洩されたと、漏洩したと思われる箇所の地下水の流速とそして、その遮水壁、その直近の海水の辺りが、袋小路とおっしゃいましたのでその袋小路のあたりの海水が一日にどの程度希釈されると評価しているのか、その辺の数字もまた教えてくださいよろしくお願いします。

で、地盤改良して汚染水の地下水が直近で海に出ないように防ぐということですが、ではその、行き場を失った地下水はその後どういう風になると評価されているんですか。

 

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東京電力尾野氏

まず、いろいろご質問いただいたようでございますけれども、評価に関わるところというのは、今後検討していく内容を多分に含んでいるかと思いますので、まぁ全体を見極め見た上での評価の中でご回答出来る所についてはお話し出来るのではないかなぁと思いいます。

それから、流速の話、全体として大体10センチ程度と以前私どもも申し上げてたかと思いますが、当該の直近の状況ということを考えていく上で、その値をそのまま使っていくのが良いのか、あるいは違う考えをすべきなのか、ということも評価の内容に含まれてくるかと思いますので、そうしたことも念頭におきながら今後評価をしていくことになるのではないかと思っております。

それから、当該のエリアの動きということから申し上げますと、まず直近のNo.1-1というところを通ってしまう新しい遮水壁、地盤改良ですね、こちらを行っていくというのが護岸側を抑えるという意味では必要な事ですので、これもまずやっていくと、云うことを考えてございます。

で、その上で、上流側の方をどのようにしていくのがよいかということについては、 No. 1-3なりNo.1-4なりそれを踏まえた上で確認をしていく行為、それから、トレンチ側の扱いをどうしていくかということを含んだ上で、考えるべき事ですので、現時点においてはまず、きっ近のやるべきことからやっていくということで考えております。

 

 

おしどりマコ

分りました、では、平成23年10月のデータでは、資料では一日10センチ程度ということで。

では海から4メートルしか離れていない観測孔No.1-1では40日で海に到達するということになりますが、これ、1-1を掘削した1回目の計測から高濃度のトリチウムなり、ストロンチウムが出ておりますが、これはどう評価されているのでしょうか。

海には出ていないと。

 

 

東京電力尾野氏

これはまだ、私ども先ほど来何度もお話しいただいておりますけれども、具体的に海の側のデータにおいて、動きは見えておらないというのが今の状況ですので、よく見極めた上で考えていく、検討していくと云うことでご回答させていただいた通りです。

 

 

おしどりマコ

はい、その海のデータから出てこないという点で「海水の希釈をどの程度評価しているのか」というのをずっと質問しているのですが、その数字は出てこないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

現状、手元に持ってございませんし、そういうことも含めて検討中ということでございますので、現時点においてどうこうと言うことは申し上げるところはございません。

 

 

おしどりマコ

分りました。

では海側のデータから数字が動かないという、、、なので大丈夫だという根拠の1つとして、海水の希釈をどのように考えているか、どの程度、満潮干潮で動いているかスクリーン内の希釈の程度の数字も公表をよろしくお願いします。

 

 

東京電力尾野氏

評価の内容がまとまればまとまった内容でご説明させていただけると思ってございます。

それから、 、 。

 

 

おしどりマコ

現時点では推計していない、計算していないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

現時点においてですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

現時点において、データをどのような評価をしているかということは今、私手元に持っておりませんし、どのような扱いをしているかと云うことも承知しておりませんから、これは確認さしていただきますけれども、いずれにしても、ご質問の回答、という事のポイントで申し上げますと、今の状況どう理解するのかということかと思っておりますので、そこはしっかり評価の上でという事かと思っております。

 

 

おしどりマコ

あ、分かりました、そうですね今の時点の把握とともに、平成23年の3月11日の発災以降、港湾内の海水の動きをどのように評価しているのか、海水が1日に何%程度入れ替わると推測しているのか。

で、1 、 2号機付近の地下水の流速をどのように計算しているのか、それも、この点をご回答いただければと思いますよろしくお願いします。

あ、ちなみにスクリーン内、そして遮水壁の辺りの希釈はいちにちにどの程度かというのの計算結果とゆうか、推測を教えていただけたらと思います。

現時点の把握とともに、よろしくお願いします。

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