福島

2013年10月2日東京電力定例会見より

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  1回目の質問                              

DSC07819.JPGおしどりマコ
熱電対の資料で少し伺いたいのですが、2ページの所、の温度計の信頼性評価結果のところで。
以前から、何度か質問してるのですが、2号機内での熱電対だけ突出して故障が多いのは何故か、という事の評価は出ましたでしょうか。


東京電力尾野氏
これは、相変わらずお答えは変わらないかと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
これは、熱電対の系統図などを見て何かしら推測ができるというようなものでもないのでしょうか。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わからない。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
で、同じくこの資料の、 34ページの2号機のPCV温度トレンドの表で、注水流量が書かれているのですが、9月20日に2号機の注水流量は一時的に上げてあるのはどうしてなのでしょうか。


東京電力尾野氏
9月何、、、。


おしどりマコ
20日です。


東京電力尾野氏
あー、これですね。
そうですね、ちょっと確認させて下さい。
まあ、日常的に切替を行ったり、調整を行ったりはしてますが、そんなに大きな動きでもございません。


おしどりマコ
これは、でも、何と言いますか、データロガーで見て意図的に少し流量を上げたと云う様な範囲内でしょうか。


東京電力尾野氏
その位の範囲かと思います。


おしどりマコ
わかりました。
この9月20日は、楢葉町でも震度5弱の地震が観測された日にちですので、その辺のデータを詳細に出していただければと思いますよろしくお願いします。


東京電力尾野氏
あの、ステップ状に変化してる、理由ですね。
確認させて下さい。


おしどりマコ
で、一昨日に出た情報で少し詳細に、、、。
聞き逃していたら、、私が聞けてないのかもしれませんが。
あの、地下水の観測孔の水位計を、データロガーが落下した件について、落下防止措置はどのようにとっておられたのでしょうか。


東京電力尾野氏
えー、落下防止措置といいますと。


おしどりマコ
はい、現場の作業員の方に伺ったのですが、データロガーは確実にロープで繋がれていて、観測の地点でも、誰がどのような作業をしていても落下しないような措置をとっているはずではないか、ということでしたので。
どのような経緯で落下したのかということです。

DSC07841.JPG東京電力尾野氏
そうですか、確認してみたいと思います。
ちなみに、 、 。
おっしゃる通り、ロープで結ばれているということですが、その引き上げを行った際に、そのロープから外れ落ちてしまったという事のようです。


おしどりマコ
外れて落ちた。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
因みに、その作業をされていたのは協力企業の方ですか。


東京電力尾野氏
恐らくそうかと思います。


おしどりマコ
あ、わかりました。
あの、少し具体的にご確認頂ければと思いますがよろしくお願いたします。
で、5号機、6号機の改修工事や内部のいろいろなものの撤去をされていると思うのですが、具体的にこれは何をされたのか詳細なものを出していただけませんでしょうか。


東京電力尾野氏
まず、大きな工事に付きましては個別にロードマップ等でお示しさしていただいてるかと思いますので、そうした際に進んでるところについてはお話させて頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
大きな工事ではなく、詳細なものを出してほしいという要望です。


東京電力尾野氏
ご要望としてはかかりますけども、まあ、我々として整理できてるところについてお話させていたきたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
これ、地震で何が壊れたかの具体的なデータになりますので、改めて詳細なものの公表を要望いたします。
よしくおねがいします。
で、3号機や2号機などの瓦礫、3号機のオペフロなどの瓦礫も撤去されているのですが、その瓦礫撤去の具体的なスケジュールも出して頂きたいと思います。
終わった後に「何日から何日までこの辺をしました」ではなく、何日に、8月12日に現場のクレーンガーターを撤去した等。
具体的なスケジュールも出していたきたいと要望してるのですがいかがでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、ご説明できるようなところについては随時お話をして頂いておりますが、大きなスケジュールの動きということに関しては、やはり月次のロードマップでお話しさせていただいてるところかと思います。
で、個別工事の中で特に大きな動きがあるようなものについては、会見にてお話しさせていただいてるところかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
1号機のカバーリングや4号機の使用済み燃料プールなど、大きな施工は公表していただいておりますが、その施行の際にそれぞれの建屋の調査をある程度されてるのですが、その調査の結果もお示しいただけませんでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、ご意見として承りたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、東京電力さんの方で作業員の人員計画がどの様に回っていくか。
今、様々な協力企業の方々に投げて調査をされていると思いますが、その調査結果の公表を、、。
月半ばに出ると思いますので公表して頂きたいのですが。


東京電力尾野氏
あの、作業員の確保状況という事につけましても、月々ロードマップの取りまとめの中で、ご説明、資料を出させて頂いているかと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
改めてそれでは月半ばのヒアリングの結果を公表していただきたいという要望ですよろしくお願いします。
あ、すいませんもう1件忘れました。
おとついの汚染水対策ワーキングで、東京電力の坂下さんが、言及されていた件なのですが、 H4エリアに限らずフランジ型タンクの漏洩の件で水膨張剤が、パッキンが15mを1mに圧縮して、それで時間がたくにつれて、ある程度飛び出しをして、その過程で内部の汚染水が外に出る、ということをおっしゃっておられたのですが、その水膨張の飛び出しとともに汚染水がどの箇所、どの程度出た、という風に評価されているのでしょうか。


東京電力尾野氏
すいません。
話の文脈としてどういう流れになっていたのか、詳細を抑えておりませんので、
具体的にどの様な意図で答えたのか、と言う事は確認の上別途、後日回答させて頂ければありがたく思います。


おしどりマコ
わかりましたよろしくお願いします。



  2回目の質問                              

DSC07845.JPG おしどりマコ
この、ノッチタンクの移水の件で少し確認をしたいのですが、移送ポンプをまわす東京電力の社員の方が1人で作業していたということですよね。


東京電力尾野氏
はい、そうです。


おしどりマコ
えー、H2エリアの受け入れ側に1人も人が居なかった、ということですか。


東京電力尾野氏
これは、当人がポンプをまわして、1人でこの1つの作業をするという形になっておりました。


おしどりマコ
これは、通常最低でもこの2人、ポンプを回す側のH6エリアと、受け入れ側のH2エリアで最低でも2人連絡を取り合って行うのが普通の施工作業ではないのか、と思うのですが、これはこのように東京電力としてこのような作業を1人で行うという運用、マニュアルなのでしょうか。


東京電力尾野氏
あの、全体としての作業としては複数の人間が動いているわけですが、このそれぞれのエリアごとに担当が分かれた格好になりましたので、当該の作業を行っていたものは1名である、ということです。
おっしゃるように、出し側、受け側というものがそれぞれ違う人がいればより確実ということに関してはおっしゃる通りだと思いますけれど、移送量の少ないポンプだったということもありますし、今回についてはこれは1人でやっていたということです。
そのことも含めて、先ほど来申し上げている通り、これはまだ現在調査等々進めている最中でございますので、反省点などを出してしっかり対応をとっていきたいと思います。



おしどりマコ
わかりました、タンクの移送などは出し側、受け入れ側最低でも2人いる作業だという事だそうですが、これ、 1時間12分たつまでポンプの移送側の方が、移水に気づかれなかったわけで、 1人で小さいポンプでもタンクに移送する場合、受け入れ側の確認もするような運用にはなっていない、ということですね。

DSC07860.JPG 東京電力尾野氏
1人で確認ということでございますからラインを通って 、ポンプを起動したところで、途中でカプラが外れて水が漏れていないかだとか、そういう目でラインをトレースしてる様でございますけれども、本人の頭の中の思い込みとして、H2に向かっていると思って、で、複数の同じ様なホースがありますから、そのまますぐ、辿って行ってしまったということの様でございます。
あの、いずれにしましても、細かいところは今、確認中でございますから、その上で回答さして頂きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では、ご確認として、1人でタンクの移送をする場合、受け入れ側のタンクの確認はするのか、しないのかどういうマニュアルになっているのか。
と云う事と、今回1時間以上の時間移水に気付かなかったと云う事で、H6エリアから移送を始めて、ポンプを起動し始めて受け入れ側のタンクの確認と云うのはされたのか、されなかったのか。


東京電力尾野氏
わかりました。
ちなみに当該のノッチタンクですね、こちらの確認は当然しておらない、そこに送ってると思っておりませんから。


おしどりマコ
そうですね。
はい、、、。
しかし、Hエリアに行っているかどうか、確認を取っていればどのラインでつないでるかは直ぐ分かる筈ですよね。


東京電力尾野氏
あの、ま、そういったことを含めて確認中だということで、先ほど申し上げたということです。


おしどりマコ
わかりました。
この様に1人で移送をする、と云う事例はあるのでしょうか。
聞きましたところ、通常最低でも2人。
「受け入れ側にも人間が居るのが普通だ」と伺いましたので。


東京電力尾野氏
あの、先ほど申し上げた通り本件調査中であります。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
もう1件、規制委員会の汚染水対策ワーキンググループで一昨日も出たのですが、安原さんが度々「地下水の調査を深い井戸と、浅い井戸と二つ取って傾向を見るように」と云う事を大体私が見る限り4、5回は仰っておられます。
そして、ご回答は「検討します」と云う事ばかりだ、と更田委員も仰っておられたのですが、これは、浅い井戸と、深い井戸を掘って地下水の汚染を調べるというのは、何故行われないのか。
これは、人が足りないのか、お金が足りないのか。
何の余裕がないのか、ご回答頂けますか。


東京電力尾野氏
ちょっと、文脈が分かりませんので、確認させて下さい。


おしどりマコ
わかりました。
汚染水対策ワーキンググループの中で、安原さんが東京電力に度々「地下水の観測孔を深い井戸と、浅い井戸と両方掘って、深さによって地下水の汚染度を調べろ」と云う指示を4、5回されているのですが、一度も計画が行われていないと。
計画の予定もないと、検討中ですと云う回答のみなので、どうなっているのか、と云う事を安原さんと更田さんが一昨日のワーキングでご質問なさったんですね。
で、その8月からずっと同じ事を指示されておられ、もう10月ですので、何故それが実行に移されてないのか、と云う具体的な理由です。
ご回答よろしくお願いします。

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2013年9月30日東京電力定例会見

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  質問の回答                  

DSC07758.JPG東京電力今泉氏
ヒドラジンの注入量で1号機が極端に少ないのは何故か。
というご質問を頂いております。
この1号機の使用済み燃料プールについては、海水の注入実績というのはない為にこの腐食というものを心配するという事はそれほど、私どもとしては無いのではないか、と思っておりますが、ただ、微生物、藻の発生によりプール内の環境が悪くという、これを防ぐためにこのヒドラジンの注入というものは行ってまして、そのために他に比べましてヒドラジンの注入量が少ないという、そういうことでございました。
 



  マコちゃんの質疑               

DSC07768.JPG おしどりマコ
私も先程の七尾さんのご質問に関連するのですが、この暫定排水値の基準値の件ですが、これは15日の13時代の豪雨の後に採取、測定されたものの値で、これC(東)エリアが24Bq / Lというのは、コピーの黒い点で初めに2.4と読み間違えていなければ、2.4として排出されているのでこれは、この基準を10Bq / L未満という、基準は超えているので、これは24であれば排水しなかったという可能性はあるのですか。


東京電力今泉氏
今回の暫定的な基準値では排水はできないという事になります。


おしどりマコ
なるほど、これはコピーで読み間違えていなければ排水はしなかったという事ですね。


東京電力今泉氏
あの、この暫定値を適用すればということです。


おしどりマコ
わかりました。
で、あとですね「被曝線量の分布等について」で、伺いたいのですが。
10mSv大きく超えている協力企業の方が、今年度の傾向を見てますと8月になってかなり増えてきたのですが、これはどのような作業されている方なのでしょうか。
汚染水の護岸エリアなのか、 H4エリアなのか、その他なのか。


東京電力今泉氏
この19名のうちの大半が、 2号機のリアクタービル内での温度計の設置、この作業に従事した方だそうです。
ですので、おしどりさんご承知の通り建屋の中の線量率が高いので、その結果でこの人数が増えたということでございます。
正確に入りますと16名位がその作業に従事した方ということでございます。
残り3名は、護岸の今行ってますいろんな工事ですね、その関連の作業に従事した方という事だそうです。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、このAPDの積算値ですが、これがγの値とのβの値を分けて出して頂く事は可能でしょうか。
別々に測っておられますよね。
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東京電力今泉氏
ええ、あのまあこれ、実際に、私どもとしてはこーゆースタイルでご公表させていただいておりますので、そこはご勘弁いただきたいなと思います。


おしどりマコ
これあの、1ヶ月後に追加されるリングバッチの線量。
これを書き加えて頂いてませんので自分で毎回出しているのですが、リングバッチでの積算線量の追加される方が増えておりますので、これは、リングバッチでβ線の寄与による被ばくが増えているのではないか、と推測するのですが。
汚染水などの作業でβ線の被ばくが上昇する可能性がありますので、ぜひγとβを分けて出して戴きたいのですが。
70μm線量当量と。


東京電力今泉氏
そこは、以前からもご要望いただいてるんですが、大変申し訳ありませんが、こういう形で公表さしていただいておりますので、そこは私どもとしてこの形で皆さんにお知らせさせていたきたいと思っております。


おしどりマコ
わかりました。
ご検討いただけると幸いです、よろしくお願いします。
で、H4エリアのタンクの漏えいについて伺いたいのですが。
E-3のトリチウムがNDの後上昇しており、E-5のトリチウムも上昇傾向なのですが、これは、どういう評価なのでしょうか。


東京電力今泉氏
えーとー、仰っしゃる通りですね、E-5については、9月24日分のデータから見ても、現在28日採取分としては1,000Bq / Lという数字が出てございます。
結論から申し上げますと、この上昇については私どもも今まだ、皆さんにご説明するだけの分析は深めておりませんけれども、今後E-7-2、E-8という、地下水バイパスの井戸に近い部分ですね、もう少し近くの所の観測井戸についてもこれから測定をして行くことになると思いますので、その辺の結果を踏まえまして、評価をしてまいりたいというふうに考えてございます。
DSC07775.JPG
おしどりマコ
はい。
えーこれ、E-1のトリチウムは190,000Bq / Lと云うのは過去最高値だと思うのですが、、。
過去最高値ですよね。


東京電力今泉氏
えーとすいません、ちょっと私も、、。


おしどりマコ
あそうですか。
過去最高値だと思うのですが、これは、現在になって過去最高値がトリチウムで出ているというのはどう評価されているのでしょうか。


東京電力今泉氏
まあこちらは、E-1というのは漏れたタンクのいちばん近い所の観測孔ですので、実際にこれまでのデータを見ても高くなったり、低くなったりというかまあ、変動しているわけですが、その一環であると思いますけども、ちょっとここについては非常に高い値ですので、今後も監視をして行きたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
以前から質問していたのですが、少し前の話になりますが、 9月7日から12日の清掃の後、B-1、B-2、B-3とC-1に高い値が継続して出ていて、それは一時的ではなく数日間ずっと連続していて、清掃前よりもずっと高い値が継続して出ていたのですが、それはどういう評価をされているのでしょうか。


東京電力今泉氏
えーと、B-1って排水口の所ですよね。


おしどりマコ
そうです、はい。


東京電力今泉氏
実際にB-1、B-2というのは一時期水が取れなくて、測定ができなかった時期が大変申し訳ありませんがございまして。


おしどりマコ
あ、それではなく、清掃の後急に値が高くなったので、水が取れなくなった時期ではなく9月7日から12日に清掃した後、測定を再びし始めると急に以前より高い値が常に継続して出ていたという点です。
水が取れなくなった時期とはまた別です。


東京電力今泉氏
あ、その前という事ですね。
実際にあの、そういった清掃に伴って固着していたその、放射能とゆうかそれが清掃に伴って何か、浮遊していく可能性もありますが、まあ、なんというんでしょうか何か追加でそういったところから、別のどこから入ってきたものでガンと上がったという事ではないんじゃないかなと思っております。
ただ、あのおしどりさんからのご質問で、そこまで深くは私どもとして、詳細な評価をしているか、というと、してございませんけれど、原因の1つとしてはそのことが考えられるのではないかと思います。


おしどりマコ
わかりました。
私も清掃した後に何か高いものが流れて、固着していたものが流れたと、思ったのですが。1週間ほど継続して常に高い値ですので、どういった事象があったのかなと思ったのですが、特に評価はないということですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
ヒドラジンの回答も様々ありがとございます。
で、使用総量を立米でご回答いたきましたが、濃度はどれくらいのものを使用されているのでしょうか。
おそらく水和物、一水和物の形で使用されていると思うのですが。


東京電力今泉氏
えーとー、100ppmではないかと思います。

おしどりマコ
100ppm、ですね。
100ppmをそれぞれ30立米なんですね。
わかりました、ありがとうございます。
で、預かってきた質問ですが。
東京電力のweb版ウェブサイトの英語版の中で、サンプリングデータがあるページ。
Result of Radioactive Analysis around Fukushima Daiichi Nuclear Power Stationの
所のタンクエリア、H-4エリアのタンクの結果が書いているところ。
(Monitoring Regarding the Water Leak at Tank (Observation Hole around the H4 Area))
のところなのですが、トリチウムのところに Approx. 3 years とずっと書いておられて、で、対応する日本語の資料には約12年、となっているので、恐らくずっとトリチウムの半減期を3年と記載されている可能性が有ると思うのですが「英語版になってから常にトリチウム、恐らくトリチウムの半減期をずっと3年と記載されているのではないか」という指摘を預かってきたのですが。

DSC07795.JPG 東京電力カミジマ氏(司会)
すいません、ちょっと確認をさせてください。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。


  質問の回答                  

東京電力カミジマ氏(司会)

最後ちょっと私の方からもご連絡がございます。

先ほどおしどりさんからご指摘いただきました、もうご本人はお帰りになりましたが。

「英語版のデータの中でトリチウムの半減期を12年の所を3年と、3 years と書いてます。」

と云う所でございますが、確認をさしていただきまして、ご指摘の通り何カ所かですね、3年と書いてる所がございましたので、本日中に訂正をさせて頂きますので、ご指摘ありがとうございます。

ご本人には直接お知らせをしたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

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平成13年9月20日東京電力定例会見より

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  質問の回答                            

DSC07600.JPG東京電力尾野氏

H9エリア(西)などで、堰の外の測定点という事がございましたが、それはどのように決めたのか、ということでございます。

場所によってバラツキがあるという事からの質問であったかと思います。

 

堰の外の測定点ですけれども、まあ、まず状況としては緊急を要する暴雨の中、等々の対応ということでしたので、まあ、全体として堰内のサンプリングはちゃんと四隅とってやっている訳ですが、参考として外部の状況も取れればという事で、外部のサンプリングは行なったという事でございました。

従って、堰外で水溜まりがあるような所で取った、という事ですので、全体として統一的な取り方になっておらない、という事でございました。

こうしたこともございますので、こちらについては参考的にご覧頂きたいという事であります。

 

ヒドラジンの話についていくつか質問をいただいておりました。

ヒドラジン関しては数ヶ月に1立方メートル程度入れるような運用にしている、と申し上げていましたが、これはどのような原理原則に基づいているものなのかというようなご質問でした。

ヒドラジンの注入という事はですね、これは防食の為ということで、微生物の発生によるサビの発生ですね、こうしたものを嫌うということで、ヒドラジンを注入しているということであります。

どれだけ入れればどれだけ効くか、というような形で、1月ないし2月に一回1m3の注入をしていくということで、時折微生物の発生状況等、確認しておりますが、環境的には問題がないということで今のやり方を続けているということで、まあ、どちらかと言うとプラクティカルな対応ということでございます。

それからヒドラジンの使用総量ですが、例えば4号機を例にとってみると、昨年9月からの1年間で、原子炉側に12m3。ウェル側に9m3 という入れ方になっている、ということでございました。月々、あるいは定期的な注入量の合算というような格好かと思います。

 

それからぁ、1号、2号の窒素注入とアウトリークの差分はどういう事になっているか。

というご質問がありました。

1号機でございますが、9月時点のデータで見ると、入と出の差ということでいうと、9m3程度ということであります。

2号機については、同じく2m3程度。という様な値ということであります。


 

  1回目の質問                              
DSC07619.JPG

おしどりマコ

冒頭たくさんのご回答有り難うございました、そのご回答の中から伺いたいのですが、 H9エリア、H9(西)エリアの堰外の水の測定点、これは「統一的な水の取り方では無い」ということですが、隣接していながら全くバラバラな核種組成ですのでどの地点から水を採取したかというのをお示しいとだけませんでしょうか。

図示で、どうぞよろしくお願いします。

で、同じく、その大型台風の排水時のタンクエリアの件なのですが、 24と2.4とをコピーの黒い点が入っていたので読み違えたということを前にご説明いただきましたが、それをどのように読み違えたかというのを、その下の手書きのメモというのもお示しいただけませんでしょうか。

で、15日の堰内の溜まり水の採取時刻、これは15日としか公表されておりませんので、何時何分に採取されたのかというのも公表をよしくお願いたします。

 

 

東京電力尾野氏

まずは、幾つかご質問頂いてるようですけれども。

 

堰外で回収した場所、というところにつきましては、まあ散っていったものが採取できる水たまりの所から取ってきたというような状況でございますので、、。

 

 

おしどりマコ

あ、その地点をお示し頂きたいのです。

 

 

東京電力尾野氏

改めて、その地点に行ったものに個別にヒアリングをして取っていくということもかなり、状況的には負担をかけているかと思いますので、ご勘弁いただければという、、。

 

 

おしどりマコ

それはその、後からヒアリングをしないといけないということで、現時点でどの地点かということを東京電力は把握していないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

こちらにつきましては、あくまで参考的なものでございますので、そのようにご理解頂ければ有難く思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

把握していないということですね。

具体的な採取地点は。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

その、24と2.4のコピーの黒い点というのはお示しいただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

こちらについては、経緯等も既にお話しさせていただいたところですので、これ特に不祥事とかそういう事という風には考えてございません。

したがいまして、改めてその経緯、経過について.........していうくというような考えは今のところはございません。

 

 

おしどりマコ

これ、偶然1桁読み間違えても告示濃度限度以下でしたが、たとえば68と6.8を読み間違えれば全βのストロンチウムの告示濃度限度を超える可能性がありますので、不幸中の幸いと言いますか、読み間違えても偶然告示濃度限度以下だったという事なので、実際にどのような現象が起こったのかというのもお示し頂きたいのですが、、。

あの偶然、限度以下だったという事でしたので。

 

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東京電力尾野氏

もちろん、結果として桁を間違えたということですから。

それによって同じような間違いの場合、限度を超えてる可能性というのはケースとしてはあり得るということでございますから、そういった意味で、まあ我々としても充分反省はしているし、対応としては慎重さに欠いたという事で反省はしてございますけれども、そのことと、それから既に途中経過等々含めて、ご説明さしていただいておりますので内容的にはご理解いただけたものかと思います。

 

 

おしどりマコ

では、 15日の堰内でのたまり水というのはお示しいただけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは確認さしてください。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

であの、ヒドラジンの使用総量のご回答ありがとうございました。

2011年3月の発災以降のヒドラジンの総使用量というのも、もしできれば年度ごとに教えて欲しいと質問していたのですが。

これは、 4号機の2012年9月からの1年間のみですので、 2011年の3月からのデータもお願いします、これ、ヒドラジンは水質汚濁防止法やPRTRなどでも管理対象の物質となっておりますので、おそらく年度ごとに総量を測定されておられると思いますので、ご公表をよろしくお願いします。

 

 

東京電力尾野氏

えーと、PRTRとの関係での兼ね合いということであれば、使用した分については年度ごとに、提出している分については確定したものをお出しさしていただいている事かと思います。

 

 

おしどりマコ

はい、大気に0.2kgですね。

はい、それは存じております。

あの、水濁法や大気汚染の関連の法でも管理物質となっておりますので、年度ごとに、どれだけ使用されているか、福島第一原発で事業者として管理しておられる数字をお出しください、よろしくお願いします。

で、このヒドラジンの現在の使用運用の根拠ということですが、これはあの防食用、微生物の発生防止のためならヒドラジンは10ppm程度以下なんですが、水素爆発の抑制なら200ppm以下ですので、どちらの濃度で運用しているのかというのは、、、。

特に濃度運用ではないということですか。

プラクティカルというのが少し分からなかったのですが。

大体どっちの濃度になるようになっているのでしょうか。

 

東京電力尾野氏

はい、私どもとしては、ヒドラジンを入れているということは考え方として、防食の方として考えてございます。

で、入れてる場所ということでいいますと、使用済み燃料プールであったり、あるいは4号のウェルでございます。

4号のウェルについてはもともと、燃料も入ってございませんからこれは単純に水が入っている構造物ということですから、単純に防食を考えれば良いということです。

それから、使用済み燃料プールの方につきましても、まあ、大気に解放されているような構造物でございますから、水素の発生、もともと水素の発生量というのは大きなものではないというふうに考えてございますが、水素発生に対しての考慮というよりは防食の観点で見ているということです。

防食につきましても、微生物の発生によるその活動によって、腐食環境が作られると言うようなスタイルのものを考えてございますので、そうしたことからヒドラジンを使用しているということです。おっしゃるように10ppmというような所というのは、一つの考え方としては、あろうかと思いますが、濃度管理で見ていると言うよりは適時微生物の発生状況を確認して状態としては良いということを確認している上で、そうした経験ベースでこの頻度で行っているということであります。

 

おしどりマコ

わかりました。

微生物の発生状況と云うのは目視で、ですか。

 

 

東京電力尾野氏

目視という、事よりも分析方法については今承知しておりませんが、実際こういった頻度で行っている事で支障が生じてないと云う事をもって、その運用を続けてる状況です。

 

 

おしどりマコ

4号機の使用済み燃料プールの微生物の発生状況も、何らかの分析で見ていると云う事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね。

 

DSC07653.JPG

おしどりマコ

わかりました。

えー、タンクエリアの内部の調査について伺いたいのですが、これはボルトの緩みの箇所が有ったという事で、このフランジタイプのタンクは、2011年の末に設置後直ぐに、2011年12月と2012年の1月、2月に、ボルトの緩みによる漏えいが何箇所もあり、増し締め点検をしたというタンクですが、これはその後ボルトの増し締め検査は年に1回の運用となってましたが、これは年に1回の運用ではボルトが緩んでいた、ということですか。

 

 

東京電力尾野氏

構造からご理解頂けるかと思いますが、このボルトは、汚染水が溜められてるタンクの内側にございます。

ですので、こちらについてはメンテナンス出来るような状態ではない。

そういう場所です。

 

 

おしどりマコ

なるほど、内側のボルトが緩んでも、これはメンテナンスが出来ないということですね。

これは、漏えいに繋がるような緩みになる、という事なんですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、今現在調査中ですから、現段階で「これが原因だ」という風に決めつけてしまうにはもう少ししっかり周囲を見る必要があるかと思いますけれども、まあ同じフランジで、一連の近くで5本緩んでると、いう事ですから、こうした箇所は可能性の高い箇所として考えていいと思います。

ただ、今現在は他も含めて調査、進めているところでございますし、ここらと決めつけて他のことに対する目配り、気配りを落していくという段階ではございませんので、調査の上最終確定をして行くということで進めたいと思います。

 

 

おしどりマコ

分りました。

これ、2012年1月、2月のボルトの緩みでの漏えいは内側ではなく、これに対応するような同じような外側の部分であったということでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

以前ございましたボルトの緩みというのは、フランジ型タンクの側面になります、そちらにつきましては定期的なメンテナンスをしていくというような方針が立てられております。

 

おしどりマコ

あ、すいません、質問の仕方が悪く。

同じ様な形式という事ですか、底面のフランジ部ですが、去年の漏えいは側面のフランジ部のボルトということで、同じ様な構造になってるという事ですか。

 

 

東京電力尾野氏

フランジで鉄板を止めていくという形式で、その間にパッキンであったりシーリング材であったりというものをつけるという構造ですから基本として同じです。

 

 

おしどりマコ

同じ構造、わかりました。

で、すいませんいっぱいありまして、今朝早く地震が有りましたが、10Sv / h 以上の廃棄筒が、真ん中の最大応力発生位置の辺りに破断が有りましたが、これ3次元モデルによる地震応答解析の結果というのは、どれ位ででてくるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これちょっと今段階我々の評価がどういった形で出るのか、というところは申しあげるところではございませんが、整理ができたところでお話させていただけるかと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

破断が見つかってから、すぐに震度5強の地震がサイトを襲いましたので、おそらくあの廃棄筒が一番何といいますか、耐震性が下がっているのではないかと思うのですが、これ、できるだけ早くこの解析をするというのは発表していただくのはなかなか難しいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これはですね、解析をするという考え方ももちろん必要なことでありますけども、今現在我々が考えているのは、評価ももちろんそうですが、当該のスタックですね、これをどういう風に処置していくのがいいのか、ということ、つまり立ってるものは立ってるわけですから、「評価してOKですね」ということであれば、その分安心は安心でしょうけど。

そのままじゃあ、ずっとほっておくのですか、と言うとそういうわけにもいかないでしょうし、ですからどのように処置をしていくのかということも求めて検討していくということも今後必要だと思っておりますので、そうしたことも含めて検討している最中でございます。

従って、整理ができたところでお話しさせていたきたいと思いますが、あえて申し上げるならば、 2年前の3·11以降震度5強あるいは5弱といったような余震は多数経験してございますけれど、昨日の時点でそうでございますが、スタック自身については特に支障はなかったということでございますので、先般も申し上げましたけれども構造物としての標準性、そのものに直ちに今何か問題があると言うとそういうことではない、というふうにご理解頂きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

分りました、そのスタック地震、昨日の地震で大丈夫だったということで、新たに何かカメラで見られたとかそういう確認されたということですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、全体としての目視として、見てございます。

新たにカメラで見て確認するというのは、あの調査自身も、十分な準備を持って行っていることでございますので、同じ形ではやってございませんが、震度5弱と云うのは充分経験している様なものでございます。

 

 

おしどりマコ

あ、そうなんです。

震度5強、5弱は何度かありましたが、経時的にあの排気筒がどうなっていたかは見られておらず、前回初めて詳細にカメラで調査があったということですので、震度5強、5弱の地震は何度も経験しても大丈夫だったかどうか、というのは経時的に観察されたおりませんので、どういう状況だったか、というのは一概に言えないと思いますので、できるだけ早い解析結果をどうぞよろしくお願いたします。

で、すいませんあと、二つです。

 

 

東京電力尾野氏

えーと、すいません。

他の方もお待ちなので、あとに回せるようでしたら、お願いできますか。

 

 

おしどりマコ

あの、すいません。

ご回答を短くして頂ければ直ぐに質問しますので、よろしくお願いします。

で、昨日の東京電力のホームページに安倍総理の発言を受けて「しっかりと期限を決めて汚染水を浄化すること」という風に東京電力が安倍総理の発言を受けて3点これから取り組む事として書いておられますが、2014年度中にすべての汚染水の浄化を完了できるように取り組んでいく、というのはこれ具体的にどういうことなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

はい、今現在我々が考えているところで申し上げますと、既存のALPSというものがございます。

こちらの処理能力というのは、 3系統ございますけども合わせて750t / dayというような処理能力があります。

それから、国がより先進的なALPSを作るという事で考えてございますが、こちらの方、私ども聴いてるところでは日量処理量として500tの能力を考えておるということで聞いてございます。

それから我々としても、既存のALPSと同様の設備の増設を考えてございまして、これによって750t の処理能力を増強しようというふうに考えとります。

ですから既存の750tに加えて最終的には2,000t 規模まで処理能力を上げていくという事を考えてございます。

で、時間的な投入タイミングというのはそれぞれあるわけでございますけども、現状ALPSは、ホット試験の途中で、今修繕作業行ってるとこですが、こうした事も含めまして、今新号機は9月下旬から動かしていくと、残りのBやCは大体1月遅れ位いずつで順次インサービスして行きたいというふうに考えてございますので、そうした処理能力を積上げて行くと、大体処理の速度が上がっていくということであります。

それから一方、汚染水の増加状況ということに関して、地下水バイパスが機能していくということであったり、あるいはサブドレンのくみ上げが可能になっていくというような条件が出て来ると、なお一層、発生側の量が減って来ると言うことになりますので、そうしたことを考え合わせると、 2014年度末というところに滞留している汚染水が一旦ALPSを通過するというようなことになるという計算でございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

 

 

東京電力カミジマ氏:司会

よろしいでしょうか。

 

 

おしどりマコ

すいません、ちょっと確認で現在あるタンクの汚染水ではなく、日々発生する汚染水を一日で全部処理していけるようになるという考え方ですか。

 

 

東京電力尾野氏

いえ、そういうことではなくて現在溜まっているものも含めて一巡するということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、すいませんその関連で。

18日に、、。

 

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東京電力カミジマ氏:司会

大変申し訳ありませんが、他の方もいらっしゃいますので、とりあえずここで一旦切らせて頂いてよろしいですか。

 

 

おしどりマコ

あと、一つなんですが。

 

 

東京電力カミジマ氏:司会

申し訳ございません。

 

 

おしどりマコ

はい。

 


  2回目の質問                           

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おしどりマコ

冒頭に頂いたご回答の関連です。

N2のアウトリークは、現在1号機が一番量が多いという評価ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね。

先ほどの数字類から言いますとそうなるかと思います。

 

 

おしどりマコ

先ほどの数字は、毎時ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね。

 

 

おしどりマコ

現在毎時6m3アウトリークがあるということですね、1号機は。

ちょっとすいません今、手元に数字が、、、。

 

 

東京電力尾野氏

あの、1号機は9m3ですよ。

 

 

おしどりマコ

すみません、手元にメモがなくて、わかりました。

これあの、アウトリークのメカニズムと云いますかシステムは3号機で以前オペフロ上部から湯気が出た時に、図解して示していただいた、あのN2のルートと同じだということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、入れと出のバランスです。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

では、ダストサンプラーを通っている物は一旦凝縮水、水を通って出ている物ですね。

でしたっけ。

アウトリークしてない分です。

フィルターでキャッチ出来ているものは水を通ってから、リークされてるもの。

 

 

東京電力尾野氏

いや、特にそういう事ではないです。

 

 

おしどりマコ

水を通ってない、この凝縮水って書いてあるのは別ルートということですか。

 

 

東京電力尾野氏

水を通ってではなくて、湿り分をクーラーで落として凝縮水にして、乾燥した状態でフィルターに入れていかないと、フィルターが湿気ってきますから。

 

 

おしどりマコ

あ、、。

そうですよね、わかりました。

ではその、ここでキャッチしているダストサンプラーやモニタリングの気体がアウトリークされている物と、全く同等ではないですよね。

 

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東京電力尾野氏

えーと、そうですね。

フィルターの後段の方で外へ出てる状況を確認してますから、そこで確認している。

それから、1号機などもそうですが、建屋カバーの内側で、ダストの収集、要はエアーの収集孔などを設けて、そちらからサンプリングなどもしてますから、ですからそういうことからいうと、格納容器のガス管理システムで確認できてない分、というのは、建屋のカバーについているサンプルラインですね、こちらの方で確認しながら見ているということです。

 

 

おしどりマコ

しかし、その凝縮水、湿りを落としたものはCs134 、 Cs137とも、かなり高濃度の、Cs134で3,100Bq / L、 Cs137で6,100Bq / L の放射性物質を含んでおりますので、その湿りを落としていない気体がそのままアウトリークされているという考え方ですよね。

 

 

東京電力尾野氏

アウトリークしている際は、そういったものが出うるということです。

ですからその分を含めて、ダストサンプラーで見ているということになります。

 

 

おしどりマコ

いや、ダストサンプラーは湿りを落として以降の図になっておりますが。

 

 

東京電力尾野氏

あの、おっしゃっているのは、本来元々本設でついているダストサンプラーのこと、、、。

 

 

おしどりマコ

いえ違います。

モニタリングのPCVガス管理設備を通る直前の物です。

 

 

東京電力尾野氏

つまり、PCVガス管理システムを通った物に関しては、1回湿りを落としてるわけですね。

で、仰ってるのは、もともと格納容器にあるものは湿りがあるんだから、アウトリークした物は一緒に湿りを外に持って行ってるのではないでしょうか。

と云う事を仰っていて、まあ、それは「イエスです」と、いう事を申し上げてます。

その上で、例えば1号機であれば、オペフロについてるカバーの中で、ガスの収集孔を設けてサンプリングをしてますから、そちらの側の状況と云うのは別途掴んでおりますよ。

と云う事を申し上げてございます。

それから、以前この場でもご説明していると思いますが、格納容器の中のエアーそのものの、放射性物質の濃度や等々というものを確認して、その物の濃度自身ももちろんフィルターを通ると殆ど無くなりますから、それに比べたら大きいですが、マスク基準の兼ね合いからいったら、それを下回る程度、というところですね、というような状況まで下がって来てるということも確認してしているというような事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは、3号機のデータを見ますと、湿りを落としてヘパフィルターを通して、大気中への空気の排出濃度限度のやっと一桁下ぐらいですので、どういうものをアウトリークしているのかというものは、、、。

すいません不勉強で、後でもしサンプリングがあれば教えていただければと思います。

よろしくおねがいします。

で、今日、タンクの内部の調査をされた方々の、作業実績での被ばく線量というものをお示しだけませんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

これは、確認をさしていただいて回答したいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

それは、APDと共にリングバッチでの全βでの70μm線量当量の数字も教えて頂けたらと思います、よろしくお願いします。

で、18日にIAEAの科学フォーラムで青山道夫先生が、原発の5号機、6号機放水口の北側から、放射性物質のCs137とSrが、1日計、約600億Bq出ている、と報告されておられましたが、それに関して何か東京電力から評価なりありましたら、宜しくお願いします。

 

 

東京電力尾野氏

特にございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

青山先生はそこで「海に出ている汚染水の濃度は下げ止まっているが、冷却水が汚染されるだけではなく、原子炉建屋地下にたまる水と溶融燃料が直接触れている可能性がある」とも指摘されておられましたが、それに関してももし、評価があれば。

 

 

東京電力尾野氏

評価の内容等について私どもとして、特に見ている状況でもございませんので、中身に対して何ら申し上げる事はございません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

因みにこれは、IAEAだけではなく、青山先生は、規制庁の海洋モニタリング検討会第1回でも同じ指摘をされておられましたが。

 

 

東京電力尾野氏

あの、まず論文の内容についてのご質問に関しては、私どもから今お答え出来るような内容ではない、という風に思っております。

 

 

おしどりマコ

あっ、わかりました。

では、規制委員会の海洋モニタリング検討会についての指摘に関するご回答を宜しくお願いします。

 

 

東京電力尾野氏

あの、今現在ですねタービン建屋の地下等々、あるいは以前トレンチに入った水という物が、どういう素性の水なのか、というとこれは、溶融した燃料に触れて、

汚染をした水である、という事は明らかですからその事について特に、そうでないというような考えは持ってないです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、これは、青山先生に直接取材したのですが、特にご自分で実測されたデータではなく「東京電力が日々発表しておられる5号機、6号機放水口北側のデータをプロットしたら、見えてくることだ」と仰っておられたのですが、東京電力として特に何の評価もない、ということですね。

 

 

東京電力尾野氏

あの、誤解してもらうとちょっとこまるのですが、その論文等について今、私どもはなにか申し上げる所ではないということです。

で、我々の方として、先輩もそうですけれども、放出量評価、或いは最初トリチウムをやらしていただきましたけれども、ストロンチウムやセシウムについてもどうか、と云った様な事も我々として、行いましたし、そうした中で地下水移行のプロセスと、かいすいの中での拡散のプロセス、両方の突き合わせを考えて行くと、セシウムやストロンチウムといった核種に関しては、地下水移行プロセスだけで考えていくと、いう事は相当入りと出のかい離が大きいと言うようなお話をさせていただいたかと思います。

そうした中で、これは極めて少量と、体積としては小さいけれどもトレンチ等、何らか高濃度のものというのが、体積とした少ないけれども直接漏洩しているというような濃度というのも考えに入れていかないと、うまく説明が出来ないのではないかというような、概算なかでの評価はしているところです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、あの、これは、論文ではなく、先ほども言いましたが、規制委員会での検討会でのご発言に関してです。

では、あの、地下水が燃料に触れている可能性というのも東京電力は現在見ていない、と云う事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

あの、地下水が燃料に触れている可能性という事について、どういう意味で申し上げてるのかという事ですが、要は今、地下水が汚染している、元となっている汚染水ですね、これは当然燃料に触れた汚染水ですから、何の違和感もございませんが。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

 

 

東京電力カミジマ氏(司会)

よろしいですか。

 

 

おしどりマコ

いえ、まだ、あります。

別件ですが、以前クレーンが伏せていた件で、それの余圧のチェックと云うのはもうそろそろお済みになりましたか。

 

 

東京電力尾野氏

クレーンにつきましては、調査を進めてます所ですから、まとまった所でご説明させていただきます。

 

 

おしどりマコ

まだ、原因は分からないという事ですね。

わかりました。

以前6月のγ線放出核種分析の評価という資料で。

マリネリ容器とバックグラウンドの件ですが、あのそのサンプリングの測定場所を教えて欲しい、と質問しましたところ「全てだ」とご回答をいただいたのですが、測定は2Fのラボにも送っていたと思うのですが、6月迄に1Fのその5号機、6号機のホッとラボで測定していた具体的な地点を教えて頂けませんでしょうか。

2Fには持って行ってなかったのですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、2Fに持っていってる物、有ろうかと思いますが、6月以前の環境試料の測定ですね。

こうした物にかんしては、何らかそういう影響があるというふうに思って頂いて結構かと思います。

確かに2Fで測った分については、2F自身の方がバックグラウンドが1Fに比べて低うございますから、そうした影響ではないか、と云う事に関しては、仰っしゃる通りですけれども、そんなに沢山2Fに持っていってる訳では有りませんので、個別の測定という事の中では、中にはございます。

それは、例えば地下水バイパスの関係での測定で、一部2Fで行ったものと云う様なものもございますし、それから、ALPS関係の処理水の測定などでも2Fで行ったものなどもございますが、そういったものについては、その時ご説明の中でさせて頂いたんじゃないかな、と思います。

で、恐らく関心があるのは、環境試料の方の話でしょうから、そちらについては、本年6月以前のものということに関しては、押し並べて条件は似ていると、同じ様なことであるというふうに、先ずはご理解頂きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

特に言及されていないものは、5号機、6号機のラボで測っていたと。

 

 

東京電力尾野氏

あの、殆どそうだったと思います。

個別に特に注視すべきところがあるかどうかは確認させていただきましが、今、たくさん測っているものの、これがどれで、これがどれかというような作業をするというよりは、先ずはそのようにご理解頂いて結構かと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

最後ですが、この「泉田知事への安全協定の遵守」について伺いたいのですが、泉田知事に以前取材をしましたところ「柏崎刈羽の問題だけではなく、福島原発事故後の東京電力の対応に信頼がおけない」とのことで、えー、、、あ、もし何か有れば仰ってください。い、いいですか。

 

東京電力カミジマ氏(司会)

どうぞ。

 

 

おしどりマコ

とのことで、現在も福島県民の方々から泉田知事の方に手紙や、要望書が来るということで、この安全協定というより、福島第一原発の事故後の対応についての信頼性を、、。

きちんと説明をして欲しいと云う事を仰っておられたのですが。

 

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東京電力カミジマ氏(司会)

まずですね、知事に限らずですね、福島第一の現状に関しまして、広く世の中の皆様、福島県の皆様ご心配をおかけしていることに関しましては改めてお詫びを申し上げます。

ご心配をおかけして申し訳ございません。

もちろんそのような状況ですね、丁寧にご説明をすると云うのも、知事様に対してもですね、丁寧にご説明をするという事は必要かと思っております。

今回はですね、先ほどもお話しをした通りまずは7月2日に公表さしていただいた案件、7月5日にお会いさしていただいたことも踏まえてですね、改めて書簡で安全協定の遵守をですね、お渡しさしていただいていると云うことでございますので、そのものを持ってですね、ご理解頂ければと思いますのでよろしくお願い致します。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

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2013年9月27日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑ですねん
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質問の回答
東京電力今泉氏
 
●15日の堰内の溜まり水の採取時刻についてご質問がありましたがそれぞれのタンクエリアの時刻というのはちょっと細かくて読み上げませんが、実際には9月15日の15時45分から21時25分の間までに、それぞれのタンクのエリアの採取をしてございます。
 
●タンク調査者の被ばく線量でございますが、作業員、当社社員合わせて、約10名で実施してございますけれど、γ線で約0.1mSv / h、β線で約0.4mSv / hという数字です。
ちょっとこの数値のステイタス、被ばく線量はこれはmaxの値です。
 
●ヒドラジンの注入実績ですが、2011年の発災以降のヒドラジンの使用量について、号機毎、年度毎に教えて欲しいという、ご質問かと思います。
2011年度でございますが、1号機については注入はございませんでした。
2号機は約37m3、3号機が約39m3、4号機が約37m3ということでございます。
2012年度でございますが、1号機が約3m3、2号機が約22m3、3号機が約23m3、4号機約25m3何れもこれは使用済み燃料プールの物ですが、4号機は原子炉ウェルの方に2012年度にも注入しているようでして、これが約14m3でございます。
で、2013年9月の時点という事ですが、1号機については約1m3、2号機、3号機、4号機とも約2m3、4号機について原子炉ウェルの方に約2m3注入をしてございます
 
 

おしどりマコ
たくさんのご回答とありがとうございます、その頂いた回答の中から関連で質問したいのですが。

台風18号の際にタンクエリアの溜まり水を排水したものの、排水時刻が15時45分から21時25分だったと云う事なんですが。
15日の浪江町の気象データを見ますと、13時代に1時間に41ミリ近い豪雨があります、それで、台風の豪雨で希釈されてから測定をした、という事ことになりますが、その点の評価はいかがでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ実際にあの、時間的にはそーゆー時間で測定をさしていただいてます。
で、雨で、雨が降ってきてそこに水が溜まっているという事に関しては、希釈された状態とゆうかその、雨水が増えた状態で測定をしているということになりますけれど。
まぁ、測定については適切に行って確認しているかと思います。
 
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おしどりマコ
あの、すいません度々質問しておりますが、なぜ天気予報で大型台風が近づいている、そして堰内に溜まり水がくるぶし程度たまっている、という事がわかっていながら、希釈される前の測定をされなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ実際にあの、この台風が来ると云うことで様々な準備をしていた中で、 15時45分からの測定ということになったかと思います。
 
 
おしどりマコ
なぜ、採取時刻の発表が直ぐになかったのか、通常、東京電力でこのサンプリングデータの発表をしていただく際は採取日と採取時刻が常に付いている形でお示ししていただいているのですが、 15日の溜まり水の採取時刻が付いてなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
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東京電力今泉氏
えーと、これは特に理由というものはございませんけれど、大変申し訳ありません。
そういった測定データについてはおっしゃるように、採取時間とかといったところはつけなきゃいけないかと思います。
今後ちょっと注意したいかと思います。
 
 
おしどりマコ
あの、豪雨のあとの溜まり水で、全βが24Bq / L という、ストロンチウムの告示濃度限度ギリギリで、まあ告示濃度限度は、30Bq / L ですので、わりと近いものを排水しておられますが、これ豪雨で希釈されておらなければ告示濃度限度を超えていた可能性もあると思うのですが。
 
 
東京電力今泉氏
あの、今、後疑問の所をご質問を受けておりますけれども。
特にあの、まあその、豪雨の前、後っていう、、、。
前にやらなかったか、と云うのは特に理由がございません。
色々な準備等々の中で、先程申しました通り15時45分になってしまったという事でございまして、希釈を待って測定を、、あのサンプリングを開始したという事は、あの、ございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
あの、まあ浪江町で13時代に1時間に41ミリ、という豪雨でしたが。
これは同じように福島第一原発でも豪雨があったという認識でよろしでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
結構です。
まあ実際にあの、こんな事言ったら大変申し訳ありませんけれど、定例のサンプリングですと事前にしっかり準備した上で、そう云った出て行くんですが、こういった中であのー、まああのー、確かに一部、何て言うんでしょうか、出て行ってサンプリングするという所、遅れた、遅れてしまったというと、まあ、色んな装備もして行かなきゃいけませんので、
そう云った所が有るかと思います。
これは大変申し訳ないと思っておりますが、あの繰り返しになりますけれども、特にそういった何か意図的なところがあったと云う事ではございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
あの、台風の後の排水に関する会見で、16日に緊急で排水をしたと、。
16日の昼頃に1時間に50ミリ近い豪雨があり、急にたまり水が溢れそうになったので排水の判断をしたという事でしたが、この15日の豪雨に関して言及がなかったのはどうしてなのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、特に私共、あの、意図して切った訳ではございませんが。
結果として、確かに15日の13時頃に降雨量が上がっていると云うのは、これはおっしゃる通りでございまして、まぁ、ここをご説明しなかったという意図は特にございません。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
では少し確認なんですが、冒頭でお示しいただいたタンクの調査者の被ばく線量の件なのですが、これはH4エリアの漏えいしたタンクの内部調査をされた方々の被曝線量ですね。
最大値をお示しいただいたのは。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、No.5タンクの調査ですね。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、これはAPDによる測定の値ですか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、APDです。
 
 
おしどりマコ
これはリングバッジの値は含まれてないということですね。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、これだけで直ぐデータが出て来ますので、APDのものですので、そういったガラスバッチ、線量バッチの数値は入ってないと思います。
 
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おしどりマコ
わかりました、あの質問の際にAPDと、あのまあ、1ヶ月後になってしまうかもしれませんが、リングバッチでの、皮膚の線量の値もお示ししてほしいと要望していましたので、またリングバッチの値もよろしくお願いいたします。
あと、冒頭でヒドラジンの使用総量のご回答もありがとうございました。
で、1号機と2から4で大きく違うのはどうしてなのでしょうか。
2011年度は防食剤では無く、まあ水素爆発抑制の目的だったので、こんなに大きく違うのかなと思いますが、2012年度の仕様が防食剤なら、量がこの様に違いすぎる理由を教えていただけますでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、私もこれ、そこまで確認をしておりませんので、確認をさせて下さい。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、破断が見つかった廃棄筒について少し伺いたいのですが、25日の規制委員会で現場の半径28mは立ち入り禁止、半径120mを作業禁止、で、まあ120mのエリアは解除されたと云う事ですが。
まずこの情報が、18日の段階で発表がなかったというのはどうしてなんでしょうか
 
 
東京電力今泉氏
えーと、実際色んなタイミングがあるかとおもいますけど、えー、確かあれ、その時は私も免震棟にちょっと居たのですが、あの、それを決定した時が夕方と云うか、そこらぐらいだったと思います。
特にそれを言わなかったという、大意は無いんですが、あのー、大変申し訳ありませんでした。
そこの部分について申し上げるべき事だったとは思います。
あの、大変申し訳ありませんでした。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、その28mと、120mまあ、高さが120mなので、それかなとは思うのですが、この数字の根拠は、というのを知りたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
あ、すいませんもう一回お願いします。
 
 
おしどりマコ
はい、半径28mを立ち入り禁止、半径120mを作業禁止、されたことの、この数字の根拠です。
 
 
東京電力今泉氏
あのー、実際あのー、損傷があったときに、どれくらいの範囲で影響が出てくるだろうということで、最初120mという所で設定しています。
で、その後、実際に簡易な評価ですが、実際に、そこが脱落したり、折れたりしたことがないということも確認をさせていただいて。
そうは言いましても、やはり上からボルトがおっこってくるとかですね、そういったことも想定されますので、全部を禁止区域から外すのではなくて、ちょうど真下の所の28m半径の所には、やはりそういったものが落ちてくる事を想定されるということで、そこはまだ残した、ということでございます。
 
 
おしどりマコ
あっはい、その28の数字の根拠というのは特には、、、。
なんというんでしょう、 30でもなく、 25でもなく28だったという数字の根拠を知りたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
はい、えーと、なんか落下物に対する、、、。
何というんでしょうか、スタック、廃棄筒が何かこう壊れて落ちてくるとかそういうことではなくて、中の上の方についているボルトとかそういったものが落下して、それが下にいる作業員の安全を阻害すると云うことを1番心配したわけでございますが。
どうもその、算定をするに当たって、建設工事公衆災害防止対策要綱土木工事編 という所にそういった場合の、作業禁止区域を算定するどうも根拠があるようでして、それを使いまして28mの設定をしたということでございます。
 
 
おしどりマコ
ありがとうございます。
シミュレーションですね。
で、あのこの立入禁止はまだ解除されていないということで、搬入口から建屋内に入れないという状況で、 1号機カバーリングの付帯調査等に遅れが出て作業に支障をきたしているということを現場の方々に伺ったのですが。
これは立入禁止の解除というのはどのようなスケジューリングで想定されているのでしょうか。
解除はされるのか、されないのか。
 
 
東京電力今泉氏
今、実際にはこのスタックの健全性については、簡易評価で今こういう状態になっていますが、現在もう少し詳細な評価を実施してございます。
で、その結果を踏まえて、判断をしていきたいと思っておりまして、これを今、急いでいるところでございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
で、 25日の資料に3次元解析の結果をある程度出しておられますが、破断がある部分は地震動の最大応力の発生位置ですので、東京電力はあの破断があるスタックは、どの程度の地震まで耐え得ると推測されているのでしょうか。
 
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東京電力今泉氏
えーと、まあ、実際にあそこがですね、破断した状態で、いわゆる限界解析というか、限界評価というところまでは実施してございません、正直申し上げて。
ただ、その時に使っている地震動というのは現在私どもが設計に使うSSの地震動でございます。
で、設計上考慮すべき地震動については、現在満足しているというふうに考えているところでございます。
 
 
おしどりマコ
わかりました、ありがとございます。
あと、シルトフェンス切断の際の、この5 、 6号機放水口北側の数値について伺いたいのですが。
これ、過去6ヶ月の変動範囲内だということで、過去6ヶ月のプロットした物を見直したのですが、 max 7.5Bq / L というのは、No.1の護岸エリアの汚染水の漏洩が見つかってから少し上昇が見られた際の値だと思うのですが、それは変動範囲内、汚染水の漏えいの影響がない値として見ておられるということですね。
 
 
東京電力今泉氏
えーと、まあ過去にあった変動の一つとして考えているということです。
 
 
おしどりマコ
わかりました。
これ、Cs137、Cs134とかは少し、通常の5、6号機放水口北側はほぼNDの場合が多いですので、このような値が最近になって出るというのは、少し高いのではないかと思うのですが。
これ、変動内?
 
 
東京電力今泉氏
一応今、私ども変動内と考えておりますけども、定例的にこれはサンプリングして参りますので、そういった結果を踏まえて状況についての認識をしっかり持っていきたいと思っています。
 
 
おしどりマコ
わかりました、すいませんたくさんあって。
あの、クレーンが伏せるように折れた際の油圧のチェックというのはもう終わったのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
あ、えーと、その伏せる際に油圧のチェックをしたかということ. . 。
 
 
おしどりマコ
あ、いえ。
その伏せた当該のクレーンの、評価、点検結果などです。
 
 
東京電力今泉氏
実際にクレーン、その時に油圧のチェックをしているかどうか、というのは私も今、確認をして来ていませんので確認をさせていただきたいと思います
 
 
おしどりマコ
分りました。
ちょっと以前から質問しておりましたので。
 
 
東京電力今泉氏
申し訳ありません。
 
 
おしどりマコ
少し古い件の質問になってしまうのですが。
先月、 8月12日に免震重要棟の前で10名の方々が身体汚染が見つかった件で、東京電力の方で3号機の瓦礫撤去の際のダストによる影響ではないか、ということをお示ししていただいたのですが、17名ほど並んで居られてなぜ飛び飛びで10名の方々が汚染されていたのか、という件に関しての推測なり、評価なりというのはあるのでしょうか。
 
 
東京電力今泉氏
あのー、1つはやはり、風に乗ってこちらにその瓦礫の撤去場所から吹いてきたものがあるので、まあ、一律にそれぞれの身体にまんべんなく付着したかというとそこは、まあ、いくつかのばらつきがあってもおかしくは無いのかなあと思っています。
ただ、 4ベクレル以下という結果でございますが、その下で幾つかデータが、ちょっとこれは確認できないのですが、例えば4ベクレルでも4ベクレルにかなり近いデータであるとか、そういったばらつきもあるのではないか、とは思っておりますけれども、そういった意味で3号機からの距離も結構ありますので、そこでの濃度の濃淡と云うのがまたのではないかなと云うふうには思っております。
 
 
おしどりマコ
分りました。
あの、過去のことで少しご確認していただくのが心苦しいのですが、その汚染された方々が東京電力の社員の方がたで、汚染のなかった方がたが協力企業の方々だったのですが、その協力企業の方々はサージカルマスクだったのか、全面マスクだったのかを確認していただくきたいのですが。
 
 
東京電力今泉氏
そこの、バス待ちで待っていたかと思いますので、 、ああ、そういうことですね。
 
 
おしどりマコ
ノーマスクエリアで全面マスクを着けていたかどうかです。
 
 
東京電力今泉氏
アナが出た直前でございますので、その時点ではサージカルマスクじゃないかと思いますがちょっと確認いたします。
 
 
おしどりマコ

わかりました、よろしくお願いします。
 
 


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 2013年9月9日東京電力定例会見よりマコちゃんの質疑ですねん!

 

おしどりマコ

すいません、司会の方のお名前を教えていてだけますか。

 

 

東京電力一杉氏

一杉でございますが。

 

 

おしどりマコ

一杉様、わかりました。

すみませんできれば先に手が挙がっている人間から指名して頂ければと思います。

後から手が挙がっている人間をどんどん指名されますのでフェアに指名していただければという要望です。

よろしくお願いします。

 

 

東京電力一杉氏

フェアに指してるつもりではありますが、、。

ご意見として承ります。

 

 

おしどりマコ

あの、何度も目があってるんですが、他の方を、、。

 

 

東京電力一杉氏

他の方にも沢山目が当たってます。

 

 

おしどりマコ

あ、そうですか。

私、一応カウントしてたんで、、、。

一応手も振ってたんですけど。

すいません、一杉さんこれから要望いたします。

こちらの方向で明らかに後から手が挙がった人を先に指名されましたので。

よろしくお願いします。

 

この後質問されたフリージャーナリストのまさのあつこ氏も「自分も指名を外されている、公平に指名してほしい

おしどりさんと同じ要望です」と司会の一杉氏に訴えましてん。

 

おしどりマコ

えーとですね。

水素の発生量について8月28日から質問しているのですが、現在の1号機、2号機、3号機度の程度の水素が発生しているのか、評価が出ていれば、という事を質問していたのですが、これのご回答は頂けませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ありません、今手元にご回答出来るものがございません、確認中でございます。

 

おしどりマコ

わかりました、これはまだ確認に数日かかるという事でしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

まあ、ご質問頂いてますので、なるべく早くお返ししたいとはお思いますが。

ちょっと確認をさしてください。

ああっ、今手元に入ってまいりました。

すいません、えーとですね、これはあのー、えー、水素の発生量としては今、崩壊熱をどういう風に見積もるか、というところも大事なところでこちらは解析コードを用いた評価になると思いますが、、。

宜しいでしょうか、今の最新の評価の結果ということでございます。

例えば、1号機で言いますと、これはあの、先ほど言いましたとおり評価ですので、今幾つ、と云う訳ではないので、今持っている評価の結果ということでお伝えしたいと思いますが。

平成24年の12月7日の時点で 約0.1Nm/h という評価を出しています。

これ1号機ですね。

続けて1号機ですが、平成25年の10月17日という時点で評価したものが、同じく 約0.1Nm/h です。

で、これからは、、ええ、25年もそうですけど、26年は、、この二つはこれからの推定ということになりますが、平成26年の10月17日時点の評価としては 約0.05Nm/h という数字です。

で、2号機ですが、評価した当時24年の12月7日の時点ですが、同じく 0.1 でございます。

で、えー、25年、26年同じ時期でございますが、0.1、0.06 という評価をしてございます。

で、3号機でございますが、こちらは2号機と同じ評価になってございます。

すいません、という事でございます。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

これ、解析コードは何をお使いになったのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えー、オリゲンですね。

 

 

おしどりマコ

オリゲン。

わかりました、ありがとうございます。

で、現在原子炉ウェルと使用済み燃料プールにヒドラジンを防食剤として注入されてるんですが、これ、何ppm位の濃度を保つように注入されてるんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

これも以前ご質問頂いた件でございますかね。

 

 

おしどりマコ

そうですね、ヒドラジンについて質問していたのですが。

 

 

東京電力今泉氏

そうですね。

すいません、こちらも今、手元にございませんので、ちょっと確認させてください。

 

 

おしどりマコ

わかりました、えーよろしくお願いします。

で、シルトフェンスの開閉作業について冒頭にご回答頂き、ありがとうございます。

作業前後の測定値についてお示し頂いてるそうですが、これは、いつも通りの測定値しかなく、作業前後の9月6日の9時前と、9時45分の後の測定値は何処に掲載されてるのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

すいません、ちょっと手元の方にございませんので確認いたします。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします。

で、冒頭のご説明で少し確認をしたいのですが、では45分間、開渠内のシルトフェンスが船が入ってる間は、ひもを付けていたと言うことで。

45分間シルトフェンスは空いていたということですか。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

おしどりマコ

45分間空いていたと。

 

 

東京電力今泉氏

はい。

 

 

おしどりマコ

開渠内が開いていたという事ですね。

 

 

東京電力今泉氏

はい、はい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、あの、その測定値の資料をお示し下さい。

よろしくお願いします。

で、冒頭のご回答もう一つありがとうございました。

で、現場の作業員の方に確認しますと、制動放射X線を防護するゴーグルは、業者によって使用しているそうですが、東京電力の現場に立たれる社員の方々にはどのように運用されてるんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、まあ今回のパトロールでは特にゴーグルの設置義務と云いますか、そういうことは私ども決めてません。

 

 

おしどりマコ

そうですね、業者によってだそうなんですが、東京電力の社員の方は今回の現場には立たれてない、という事なんですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーとタンク関係という事ですか。

パトロール等で行っておりますけれども、そういった、、。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

 

 

東京電力今泉氏

そういった人間には特にゴーグルの着用義務付けというのはしてません。

 

 

おしどりマコ

東京電力としてX線を防護するゴーグルは、、。

あの義務にしていないということはつまり、着用させていない、ということですか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、そうですはい。

 

 

おしどりマコ

本人の希望により自由とかではなく、着用はしていない。

 

 

東京電力今泉氏

はい、して、していないということです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

で、以前H4エリア、Hエリアの汚染水について、「なぜトリチウムをそくていしないのか」とお聞きしましたら、全βをトレーサーにするというご回答を頂いたのですが、これは、他の核種がどれ位、どの程度放出されたのかという評価は出せないと思いますが、トレーサーではなく、No.5の元々タンクの中に入っていた水の貯留水を測定したものを見ても全βしか測定されておられないのですが、これは、タンクの水の詳細な測定というのはされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、いま私の方で全β以外の測定値があるか、というところはお答え出来ませんが、まあ実際にそこにいれているものはROの処理水ですので、実際にはそういう濃度になっていくんだろうと思いますが、すいません、今の時点で全βのみの測定、、、。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

あの、環境中に出たものは、トレーサーとして全βがわかりやすいというのは理解できますが、その元々の水にどの位何が有ったかと云うのがきちんと値として出て、外の水のトレーサーとして使えるのかなと思うのですが、元々の水もROの処理水としてのデータで充分だということですかね。

 

 

東京電力今泉氏

ちょっとご質問の趣旨が私まだ、理解出来てなくてお答えが中々旨く出来ませんが、、。

えーとおしどりさんのご質問としてはこの事象の究明にあたってやはり、タンクの中の核種分析をやるべきではないか、という趣旨のご質問という事ですね。

 

 

おしどりマコ

そうです。

 

 

東京電力今泉氏

実際それに関しては、先日お答えした通り、一応その全βを見て、測定して対応しているというのが現状かと思いますが。

 

 

おしどりマコ

そうですね。

前回はトレーサーとして、とお答え頂いたので。

タンク内の水はトレースする必要がありませんので、元々の水の核種をなぜ他のものもはからないのか、という質問です。

 

 

東京電力今泉氏

あっ、あの他のタンクにたいしても、ということですか。

 

 

おしどりマコ

そうです、そうです。

No.5のタンクの水などもトリチウムも測定されておられませんでしたので。

 

 

東京電力今泉氏

えーとそこはちょっと、確認いたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

同じくHエリアの漏えいについてですが、本日と昨日のB排水路の清掃が行われてますが、すいません、具体的にどのような清掃をされてるのでしょうか。

もし、既出のご説明があれば、省いて下さって結構です。

 

 

東京電力今泉氏

あの、清掃のやり方というのは、まだ具体的に申し上げてないかと思います。

実際にはここー、排水路についてまず、土嚢で、その3つぐらい置いて区分けをするということ。

それと、底にたまった水を回収していくと、いうこと。

で、それで出た土については土の土壌を回収してあと、水路の底部の除草も行っております。

その後、排水路内面を高圧ジェットで洗浄して、えーーまあ綺麗にして行くと。

まあそんな手順だそうでございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、すいません一つ、預かってきた質問なんですが、8月27日の資料にすでにB排水路に土嚢を3点設置したという事が書かれているのですが、これは、8月27日に土嚢が設置されてから、B1やB2などのその合間の測定もされているのですが、これは土嚢を設置したあと水はどのようになっていたのですか。

全く流れていなかったのか、毎日測定をされて、値は変わっていますので。

 

 

東京電力今泉氏

大変申し訳ございません。

そこまでの現場の確認をしておりませんので、確認をさせて下さい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、おそらく8月27日にの資料に「本日土嚢を設置した」という事が書かれているのですが、そのページには8月22日、23日の試料の測定のページですので、本日というのが、27日を指すのか、22日23日を指すのかちょっとわかりませんので、以前8月中に土嚢を設置した日付も教えて頂ければ。

それも含めよろしくお願いします。

で、このE2のE-2のトリチウムの値が9月8日、とその前が2回ともNDなんですが、検出限界が120で、あの地下水の陽水井はもっと低い検出限界で行っていて、No.8や、No.9の値が検出されていますので、これは漏えいが有ったとされるE-2の部分のトリチウムの検出限界を下げるおつもりはないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと今のところその、120という数値を下げて行くということは考えておりません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

これは、時間をかければ検出限界は下げられると思うのですが、まあ恐らく水処理設備の放射能濃度測定結果のROの処理水を見ても全βが数十分の一ぐらいなので、値を見ると、検出限界120ですが、下げればトリチウムが20から30ぐらいで存在すると思われますが、これは地下水の陽水井と違って、そこまで測らないという考え方なんですかね。

 

 

東京電力今泉氏

ええ、おっしゃるようにですね、検出限界というのは、測定時間を長くしていけば、下がって行くと云うのは、もうおしどりさんの仰る通りでございますが。

あのー、実際にタンクの中に入っているその汚染水自身が、非常に高い、4乗とか5乗とかっていう数字ですので、まあそれが漏えいしてくるということになれば、120という検出限界があればそういった検知は可能だろう、という考え方で、その中で結果を出すということも加味して、検出限界というのが結果として120ぐらいということになっているかと思います。

ですので、先程ぶっきら棒に「変える気はない」と申し上げた事は大変申し訳なかったのですが、そういう考え方でですね、一応今の所120の検出限界ということで考えておけばいいだろう、と云うのが今の考え方ということになるかと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

すいません度々ですが、IOCに関しての質問で申し訳ないのですが、今泉さんのご回答での確認をしたいのでよろしくお願いします。

日本近海、先ほどの松井さんの質疑の中で、日本近海及びモニタリング、港湾内にとどまっているということを仰っておられたのですが、これは、「福島県沖を含む検出限界値以下だ」と仰っておられたのですが、これは汚染水に関してだけ、ということですか。

2011年の原発事故後の海洋モニタリングは、そのことに関しては置いておいて今回の汚染水の事例だけで日本近海および、その辺りの福島県沖のモニタリングで検出限界値以下だと仰ったのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あ、えーと私が申し上げたのは、私どもで海側の測定をさしていただいておりますけれども、そのデータを見るとNDもしくは数値が出たとしても非常に低い値ということで、告示濃度に比べると小さな値であるということを申し上げたかと思います。

即ち今測定している結果を見ても、ということでございます。

 

 

 

おしどりマコ

なるほど。

これ、汚染水に限らず2011年の事故の後全部ふくめて、ということですか。

 

 

東京電力今泉氏

まあ、どこまでの範囲ということがあまり明確ではありませんけれども、これまで取ってきたデータを見ているとそういうことが言えるのではないかということです。

 

 

おしどりマコ

分りました。

まあ、東京電力の測定値で、先週新潟県庁に行く機会がありましたので、新潟県と東京電力が柏崎刈羽のモニタリングをされている資料集を、県庁の資料室でチェックしてきました。

平成23年度の東京電力の資料として、柏崎刈羽の港湾内で福島第一原発事故における、セシウム134 、セシウム137の影響があった。という資料が出てました。

まあそれは汚染水ではなくフォールアウトのかと思われますが、それが、東京電力が出している資料でしたので、、、。

これは、、それもまあ、告示濃度以下だということで、原発事故による影響だという資料を東京電力が出されておられましたので、これはどういったことかなと思いましてちょっとご回答頂きたいのですが。

 

 

東京電力今泉氏

そこはちょっと、今にわかに私も何とも言えないので確認します。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、港湾内でブロックされているかどうかで、東京電力と安倍総理が同じ認識であることを確認したとおっしゃっておられたのですが、これあの、港湾外の5号機、6号機の放水口付近のモニタリングで、汚染水の事例があってから、多少値が動いているのですが、これも別に特に汚染水の影響では無いという評価なんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

あのー、まあ、私どもとして海洋モニタリングの結果を踏まえると、告示濃度より低い、ということで先ほど申し上げた見解を持っているということでした。

 

 

おしどりマコ

あ、告示濃度より低いけれども「まあ影響はある」ということですね。

分りました、ありがとうございます。

 

 

東京電力今泉氏

あ、「影響は少ない」と。

 

 

おしどりマコ

「影響は少ない」。

 

 

東京電力今泉氏

はい、という風に私どもは考えてるという事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

あと、もう一つ預かってきた質問なんですが、本日の福島第一原発のモニタリングポストや双葉町や大熊町のモニタリングポストを見ますと、本日8時以降で値が上昇している傾向が見られるのですが、本日の原発構内の作業、がれき撤去の状況など、詳細に教えていただけませんでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

今は、 3号機の瓦礫の、撤去工事というのは、これはストップしてございます。

 

 

おしどりマコ

ストップしているんですね。

今日はやっていないと。

 

 

東京電力今泉氏

あれ以来作業の方は、一旦あのダストを測るということで、 一部ちょっと瓦礫を少し上げたという事は有りましたけれど、 それまで、今日まで、大きな瓦礫撤去の作業は行っていません。

 

 

おしどりマコ

3号機のがれき撤去は今日はしていないということですね。

わかりました。

他の号機の瓦礫撤去というのはされているのですか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、予定ではないと思いますけど。

 

 

おしどりマコ

はい。

わかりました。

えー、1号機のほかに、窒素の封入について、平常以外の動作をしたという事も無いのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

えーと、窒素封入ですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力今泉氏

以前にも、窒素の装置を切り替えていく、という操作はやったことがありますが。

本日その操作があったかどうか、というのはちょっと私今、お答えする材料は持っていません。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

本日モニタリングポスト、福島第一原発構内のMPも上がっておりますので、そのことに関しては、特に評価はされないのでしょうか。

 

 

東京電力今泉氏

申し訳ありません、ちょっと状況が今、私も確認してきてないものですから確認をさせていたきます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

よろしくお願いします。

 

 


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