2013年10月21日東京電力定例会見
おしどりマコ
水位の公表ありがとうございます。
わたし以前から、少なくとも先週の16日からEシリーズのo.p.を全て出して欲しいと要望していましたが1と2は、松井さんとのやり取りで出来ましたが、3、4、5、6、7そしてF-1についてもo.p.を宜しくお願い致します。
東京電力今泉氏
はい、えーと、すいません。
よろしいですか。
E-3 35.52
E-4 35.52
E-5 36.39
E-6 35.59
E-7 35.55
E-8 35.45
F-1 36.43
おしどりマコ
ありがとうございます。
E-6以降については、観測孔の深さは資料として出てないのですが。
深さも教えていただけますか。
東京電力今泉氏
ちょっと手元にいま、その深さのデータがございませんので、確認をします。
おしどりマコ
わかりました。
第8回汚染水対策ワーキンググループでは、16日のこの定例会見でも配られた資料では、10月8日時点での、1から5までのグランドレベルマイナスどれ位水位が有るか、ということも発表されているのですが、6、7、8とF-1についてはグランドレベルのマイナスどれ位の位置に地下水があったか、と云うのは測定はされているのでしょうか。
東京電力今泉氏
それは、だけど、、。
おしどりマコ
この表を見たら相関で出ると思います。
東京電力今泉氏
そうですね、ええ。
はい。
おしどりマコ
あの、E-1〜E-5は具体的に10月8日に測定をされておられますので、そしてその相関が正しい事を調べておられますので、そういう測定はやっておられるかどうかという質問です。
東京電力今泉氏
えーと、実際の水位のデータと云うのは、今日お示ししたものになるかと思いますが、この前お示ししたデータ類にはみなさんにお示ししたものかと思います。
おしどりマコ
わかりました。
で、汚染水対策ワーキングで、地下水位の上昇によって排水路に直接地下水が溢れる可能性を指摘されておられましたので、それでこのような一連の資料が前回出てきたのですが。その時に東京電力は降雨後の水位変化は最大で0.5mと云う文言を先週の資料には付けておられまして。
今回推移上昇が1m、最大で2mということで、排水路の側面と、E-4などの地下水位の水面が、2.3mしか離れておりませんので、豪雨のによって地下水位が上昇して排水路に溢れでる可能性というのは委員の指摘通り存在すると思うのですが、いかがですか。
東京電力今泉氏
今おしどりさんがおっしゃっているのは「先般ワーキンググループでお示ししたこの表で、実際そこから大体水位の変化というのが0.5mであるから、その排水路というのはそこまで到達しないよ」というこの一連の資料の事を仰っておりますよね。
おしどりマコ
あ、はい。
50ページの一番下に、文章で[降雨後の水位変化は、最大て?0.5m程度]というのが東京電力の方々の資料で付けておられ、ワーキングの説明でも「最大の水位上昇が0.5mで、排水路の底面と地下水位の上面が、 2m離れているので溢れる恐れはない」と説明されたのですね。
しかしまぁ今回、 2mの上昇があったということで、排水路に実際に地下水が直接触れる可能性があるのですが。
東京電力今泉氏
実際にこれ、E-7というのがかなり排水路から離れた場所ですし、先程申しました通りこの辺一連の水溜りがかなりある箇所です、元々森林を伐採して作った所。
で、そこの水溜りからの染み出しからと言いますか、そういった物で水位を上げている可能性があるという事で、そういう風に申し上げた物でして。
実際のこの、まあかなり、、他の所を見るとそれほど上がっていないという所もあって、ちょっとこれはそういった状況から申し上げれば、あまり変わらないのじゃないかなあと感じますけど。
おしどりマコ
わかりました。
では、この表を見ると、一番グラウンドに近いところに地下水が流れているのは、E-2の地点ですね。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
これは、豪雨など75.68盤になりますと、グラウンドから地下30cmぐらいのところに地下水が流れてると云う理解で宜しいでしょうか。
東京電力今泉氏
実際にこの水位から見ればそうですね。
おしどりマコ
1mあるかどうかというところに、地下水が流れてるという事ですね。
東京電力今泉氏
あの、すいません、おしどりさんのご質問の趣旨というのは「そうはいっても私が今申し上げたようなことを聞いても、実際にこいたデータを見てみると、排水路にかかっているのではないか」という御趣旨のご質問だと思いますが、、、。
おしどりマコ
排水路の件も含め、以前から私が来てますのは、各Eシリーズの観測孔のo.p.とグラウンドレベルからどれぐらいの位置か、ということで。
その、どのような地下水脈があるか、どうゆうように流れているのかを知りたかったのですね。
なので、排水路の事はご回答の中から外して頂いて。
東京電力今泉氏
あ、、わかりました。
ちょっと今の趣旨ですと「この近辺の地下水の流れがどうなっているかということをお知りになりたい」という事ですか。
おしどりマコ
ですので、有る分だけでも各観測孔の水位の位置、グラウンドレベルからどれぐらいか、o.p.はそれぞれどれくらいか、という事を知りたかったんです。
東京電力今泉氏
ご趣旨はよくわかりましたので、ちょっと、すいません、今お答えできるデーターと云いますか、整理が出来てませんので、確認をしたいと思います。
おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
東京電力今泉氏
すいません、今の、もし、私の理解が充分でなければ、大変申し訳ありません、後ほどまた今のご質問のご趣旨を聞かしていただいて、しっかり対応出来るようにしたいと思いますので、大変申し訳ありませんがもう一度お願いします。
おしどりマコ
はい。
あの、タンクエリアについてお聞きしたいのですが、このG-6(南)のエリアでの測定と排水の経緯にちょっと疑問があるので教えていただけませんでしょうか。
2回採取のうちの1回目でストロンチウム90が、21Bq/L。
対応状況を見ますと[G6北エリアのト?レン弁開による排水後、ト?レン弁を閉にしG6北エリアへの堰内移送を実施。]
となっているのですが、G6南とG6北は、ひっついているということなんですか。
東京電力今泉氏
これは、後ろの図をご覧いただきますと、このエリアというのは別れていると思います。
おしどりマコ
はい。
で、その[G6北エリアのドレン弁開による排水後・・・]と云うのは、南のエリアの溜まり水を排水したということですか。
東京電力今泉氏
これあの、一回ですね、南のエリアから北のエリアに堰内移送をやるんですが、その前にG6の北エリアのドレン弁を開いて、、、。
それをやった後ドレン弁を閉じて、南のやつを送ったと、そういう意味です。
おしどりマコ
北のものを空にして、南の物を北に移すと。
東京電力今泉氏
そうです、そうです。
おしどりマコ
なるほど。
[G6北エリアのト?レン弁開による排水後]と書いておられますが、堰外に排水した訳ではないということですね。
東京電力今泉氏
あ、いえ。
これは、堰外です。
G6北エリアですよね。
おしどりマコ
いや、G6南です。
G6南は、G6北エリアのト?レン弁開による排水、と云うのは。
東京電力今泉氏
ですから、G6北エリアの、まずここを送る前に弁を開けて排水をしました。
おしどりマコ
ですよね、、、はい。
東京電力今泉氏
で、それを閉めて、、。
おしどりマコ
閉めて、で、G6南を移したんですよね。
東京電力今泉氏
移したということです。
おしどりマコ
なので、G6南は環境中に排水したという訳ではない、ということですよね。
東京電力今泉氏
あ、G6南は違います。
おしどりマコ
そうですよね、わかりました。
で、B南エリアについて伺いたいのですが。
10月2日に200,000Bq/Lの全βを検出して、10月20日の時点でもう、ストロンチウム90が、27Bq/L迄下がっていますが、この18日間のこの堰内のたまり水のサンプリングデータというのは無いのでしょうか。
東京電力今泉氏
ちょっと無いんじゃないかと思いますが、確認します。
おしどりマコ
はい、宜しくお願いします。
で、21日の未明の1時21分頃だったと思いますが、東京電力の緊急メールでH9西エリアのタンクにつながる配管の弁からの滴下についてのメールで。
滴下の水を分析した結果、雨水であると判断した。
というメールが来ましたが。
<滴下水分析結果>
・セシウム134 :430Bq/L
・セシウム137 :580Bq/L
・全ベータ :1,100Bq/L
という結果で、これは単にタンクの汚染水の直接漏洩ではない、ということだけで、雨水と同義語では無いのではないかと思うのですが。
この東京電力の全β1,100Bq/Lの分析結果を持って「雨水である、と判断した。」
という文章がちょっと疑問なんですが。
東京電力今泉氏
まあ、実際にえーと、要するにタンクからの漏洩があるわけではなくて、そこに雨が降って滴下したものこれがそういう数字であって、要はタンクから漏れたものでは無いということをいたかったのだと思います。
おしどりマコ
そうですよね。
タンクの汚染水の直接漏洩ではないということだけであって、雨水と同義語では、、。
これ、雨水と判断されたんですか、東京電力は。
過去の放射性物質汚染が、コンタミが生じてるということですよね。
東京電力今泉氏
ええ。
実際にはタンクからの漏えいではないとということを判断しているということです。
おしどりマコ
直接漏洩ではないということだけで、雨水であると判断した、と云う文言が正しいと云う事ですか。
東京電力今泉氏
要は、そういった新たな放射性物質が加わって、、。
おしどりマコ
あ、それは存じているのですが。
それは理解しているのですが[雨水であると判断した]という文言で正しいかどうか、という質問ですが。
東京電力今泉氏
まあ、実際に雨水がそこに溜まって来てるという事です。
あ、滴下してるということです。
おしどりマコ
あの、全βが1,100Bq/Lの水の分析結果として、東京電力から戴いたメールに記されていたのが。
[以上の事から滴下していた水は雨水であると判断いたしました。]
と、書いておられますので、そのような高濃度の滴下水が雨水と東京電力は判断していくという事なんですか、という質問です。
東京電力今泉氏
いやいや、えーと、1,100Bq/Lという数字の水が雨水という意味では無くて、それに加えてそれに何かその、新たな物が加わっていないということで、滴下したものは雨水という事だと思いますが、ちょっと通報分が手元に無いので、後で見て回答させて頂けますか。
おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
で、以前から聞いてましたが。
A排水路は何処かという質問のご回答頂けますか。
東京電力今泉氏
あ、はい。
えーと、敷地の真ん中を通って、 5、6号の方に行く排水路でございます。
そのことをA排水路と言ってますけど、後でちょっとどこの場所かはお示ししたいと思います。
おしどりマコ
ありがとうございます。
で、以前なぜトリチウムの簡易測定をしないのか。
という質問に対して「液体シンチで測っている」というご回答を金曜日にいただいたようですが、それは存じているのですが、どれくらいの時間をかけて測定しているのかという質問でしたのでまた改めて回答を宜しくお願いします。
東京電力今泉氏
先日のお答えの中に入ってたかどうかですけど、時間は27時間、約27時間を要しています。
おしどりマコ
わかりました。
簡易測定は行っていないという事ですね、トリチウムに関しては。
東京電力今泉氏
はい。
実際にあの、試料を一昼夜放置して、いわゆるなるべく妨害するような核種というのも取り除く手順が必要になりますので、しっかり測るためにはそういうようなプロセスを踏んでやるということで全体で約27時間かかると言うことで、簡易的な測定とかそういう事ではないです。
おしどりマコ
わかりました。
この暫定排水基準として、規制庁が「トリチウムをなぜ考慮しないのか」ということを前回の汚染水対策ワーキンググループで仰っておられましたが。
すいません、これ確認したんですけども「測定しなくていい、という意味では無い」ということで、これは東京電力して暫定排水基準にトリチウムはやはり測定しないというご回答でよろしいでしょうか。
東京電力今泉氏
はい、一応基準に沿って判断していくと、測定値を求めて判断していくと。
おしどりマコ
え、測定値を求めてというのはその。
トリチウムは測定しないということですよね。
東京電力今泉氏
はい。
おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。
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