福島

2014年1月22日東京電力 汚染水対策本部会見より
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おしどりマコ
現場の方々に質疑の機会を頂いて、どうもありがとうございます。
小野所長か、若くは石崎さんに答えて頂ければと思います。宜しくお願いします。
MSIV室の漏洩について伺いたいのですが。
この5ページで成分が出ておりますが Co-60(コバルト60)の記載がございません。
以前のプレスリリースを見ますと、地下滞留水ではCo-60はNDで、MSIV室からの漏洩は確か25,000Bq/Lだったと思うのですが、このCo-60が高濃度ということで、鉄クラッドによる腐蝕の配管からの漏洩について一番疑われると思いますが、そのCo-60が高濃度であることと、配管の関係、若くは何らかの評価をされているのか、ということが1点。
カーボン材の素材に一番 Co-60 が出ると思うのですが、このMSIV室の配管の中にカーボン素材の配管があるのかどうかということ。
で後、MISV室は主蒸気系以外の様々な配管があると思いますが、計装配管など。
他にどのような配管が中にあるのか教えて頂ければと思います。
あと、貫通部のベロー部についてですが、これはラバーブーツカバーは確かついていたと思うのですが、ついているのでしょうか。
よろしくお願いします。

DSC00865.JPG東京電力小野氏
Co-60の件ですけども、一応、格納容器の中に水が入るとですね当然ながらCo-60なんかは入ってございますので、検出される可能性は多分にございます。
それから、今、ちょっと話しがあった配管が破れているのではないか、という件ですが。
あの、我々としてはですね。もし、エレベーション、あの、高さを考えると配管がもし何かあるとすればですね。主蒸気系の配管という事になります。
ただ、この配管実はあのここに水が入るかというと、7ページでわかるかな、 あの、7ページを見て頂くとですね。
あの、実はこれ主蒸気をタービンに送る配管でございますのでかなり、蒸気を取り出す圧力容器側の入り口から行くと上の方になります。
で、それに対して現在、我々はある水位というのは、かなり下の所だという風に思ってますのでえ、この配管の中に水が溜り込むという事は、そんなにないです。
まあ、あるとしたら残水がありますけれども、あの、何日も続けて流れるような程の量ではないだろうと思っていますので、この、主蒸気系配管から溢れると、溢れてきたということは、多分ないだろう、と思っています。
それからもうひとつ。
例えば、この主蒸気系配管ってのは、当然原子炉の、圧力に絶えなきゃいけませんので、70気圧ぐらいの、あのレベルに耐えられるようにできています。
で、実際に、今回、事故の後ですね、かなり圧力が上がっていますが、そういった意味で、先ずですね圧力がやられるとすれば、 格納容器自体はですね、大体3気圧とか、4気圧とか、そういうオーダーでの設計になってございますので、その、格納容器の貫通部のところですね、やられるとすればですね先ず、そこのところが一番弱いところ、ということになりますので、そっちから、もれるというのが、考え方としては妥当ではないかと思っております。
ただ、あの、いきなりですね、事故の時に圧力が上がったからそこが破れたのか、それとも、場合によると、その後これ、海水を入れてございますので、さっき、ベローズという話しございましたが、このベローズ自体は実はステンレスでできています。
ですから、場合によったら海水が入った事による海水による腐蝕、そういう事も最終的には影響しているかと思っています。
ただ、これはですね実際、想像の世界をまだ出ていませんので、今後、きっちり調べる必要があるか、と思っています。
それから、最後にラバーブーツの話しなんですけど、当然これ、ラバーブーツを最終的にかぶっているところはありますけれども、ラバーブーツで圧力を保って、あの、格納容器の中の遮蔽、あの、遮蔽じゃなくて、あのえんをを切っているわけではなくて、9ページにあるベローズ というところ。
これ、ちょっと絵が正確ではないと思われます、要は点線で囲われている所が、実はこういう形をしているわけではなくて、波板みたいになっています。波板みたいになっていて、その波板で、あの、温度による膨張、収縮を吸収する構造になってますので、実際にはこの点先部の所には波板が入っていると思って頂いてよいかと思います。
ま、こういうベローズの所で、最終的には圧力を担保するという風な構造になっている。
説明は宜しいでしょうか。


おしどりマコ
ありがとうございます。
あの、MSIV室に主蒸気系の他にどの様な配管があるのか、問う質問もしたのですが。
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東京電力小野氏
それはですね。
8ページを見て頂くと、ここにあるのが、主立った物でございますけども、その他に給水系配管、あの、この配管を通してですね実際に水を入れています。
我々は、この配管からひょっとしたら入れている水が漏れたのか、とちょっと心配したんですけど、先程申したとおり、組成とかですね温度を考えると多分そうではない、という風に判断をしております。
それから、その他には主蒸気系のドレンを排出するための配管もございます。
まあ、こういうところが主だった配管、という事になります。


おしどりマコ
ありがとうございます。
その主立った物以外に計装配管とか、何か小さい物は、、、。


東京電力小野氏
そういうのは当然あります。はい、ここに、計装配管は非常に小さな物でございますんで。ちょっと描き切れてはいませんが、MSIV室には計装配管はなかった、、。
何本かあったんですかね。
何本かあったかと思います。
ちょっと描き切れてはおりません。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


東京電力かみじま氏
はい、よろしいでしょうか。


おしどりマコ
最後に1点だけ。
1月20日に顔面汚染があった方について伺いたいのですが。
この方は電離則第44条3項に抵触する可能性があるのですが、もう労基署に報告はされましたでしょうか。
現場に伺ったのですが、この方はアトックス所属の方で良かったのでしょうか。
確認したいのですが、宜しくお願いします。


東京電力小野氏
労基署の方にはこの話は伝えてございます。
それからまあ、アトックスさんという名前が出てしまったんですけど、あの、一応ですね。
所属は、東芝さんの作業でございますので、東芝さんの下での作業員さんになるかと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
 
 

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2014年1月20日東京電力定例会見より
DSC00705.JPG1回目の質問
おしどりマコ
3号機のドレンファンネル漏洩について伺いたいのですが。
濃度からいって主蒸気系の配管からの漏洩と見ておられる、ということでよろしいですか。
確認ですが。
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東京電力今泉氏
主蒸気系の配管というよりも、5ページに書いてますとおり貫通部がございますので、貫通部があって、配管がその中を通ってございますが、そこの貫通部から漏洩が発生しているのではないかと今、私共一番疑っているところです。


おしどりマコ
わかりました。
主蒸気系の配管の貫通部からの漏洩ということで。


東京電力今泉氏
そうですね。
格納容器の貫通部です。


おしどりマコ
配管の漏えいではなく、貫通部の漏洩と云う事ですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
確認ですが、主蒸気隔離弁は現在、閉になっている状態ですよね。


東京電力今泉氏
はい。



おしどりマコ
主蒸気隔離弁は、このベローズ以降についているという事ですね。


東京電力今泉氏
はい、そうです。


おしどりマコ
主蒸気隔離弁と貫通部の間で漏れている、と予想しているということですよね。


東京電力今泉氏
はい、実際に主蒸気隔離弁は格納容器内に1弁、それと格納容器の外に1弁ございます。
それが4本のラインにそれぞれがありますが、仰るようにこの貫通部の最後の6ページ目でいうと貫通部の右側に外側の隔離弁がついているとご理解頂ければと思いますが。

DSC00719.JPGおしどりマコ
これ、主蒸気隔離弁が閉になっているにもかかわらず、貫通部からの漏洩の可能性があるという事はどう評価されておられるのでしょうか。


東京電力今泉氏
6ページの図をご覧下さい。
 私もそこまで細かくご説明しなくて申し訳無かったんですが、ちょうど真ん中に1点斜線がありますが、そこが大体配管の中心点だと思って下さい。
配管がここのところのコンクリートの壁をずっと突き抜けてタービンの方にいってます。
そのまわりをこういう、なんというか、筒のような物でこの配管を覆っています。
その途中にベローズというところがあるのですが、そういった意味で、この配管とこの周りを囲んでいる筒、ここの隙間から漏れている、どこか破損していれば、水が流れ出てきている可能性があると思っていると云う事です。
すいません、ご説明ちゃんとしなかったんで。


おしどりマコ
よくわかりました。ありがとうございます。
で、ここの部分の漏洩は何時頃からあったと推定しているのでしょうか。


東京電力今泉氏
はい、大変申し訳ございません。
今の時点で何時頃というところも私どもも特定出来ておりません。


おしどりマコ
これは発災以降も漏洩していた可能性もあると云う事ですか。


東京電力今泉氏
えーー、そこはですね、発災以降といいますと、発災直後という、そこは私どもとしても何とも申し上げられません。
仮にここの部分が発災直後、何か損傷があったことになりますと、発災直後に格納容器の圧力がずっと上がってきてございますので、そういった現象というのが中々見られないかという風に思います。
それは、確実にそうだ、というわけではないんですが、そういった状況から見ますと、発災直後と中々考えるのは難しいですが、いつの時点でそうなったかというところは申し上げられる材料はございません。


おしどりマコ
わかりました。
あの、資料に書いておられないのですが、プレスリリースでは、ではCo-60(コバルト60)が 25,000Bq/cm3 が検出されておりましたが、ルテニウムやアンチモンなどは現段階では測定されていないのでしょうか。
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東京電力今泉氏
すいません私もそこまで確認してきてございません。
ちょっと確認いたします。


おしどりマコ
わかりました、2011年6月に3号機建屋1階の北東部で、作業員の方が入って床のスミアを採っている様な映像がありますが、その時の床のスミアは採っているのかどうか、ということと、現在のこの漏洩の後のスミア等の核種との評価というのはされているのですねでしょうか。


東京電力今泉氏
今ご提示させて頂いた3ページの漏洩水の分析というのは、ロボットを使って水を汲上げて、それで核種分析をした結果でございます。
実際に人間が入ってとるような、結構線量が高い所ですので、実際にスミアを採ってそういう確認はしていないと思っています。
このデーターというのは、水の採取をロボットでやった結果をご提示させていただいております。


おしどりマコ
わかりました、すいません長くなって。
2011年11月にロボットが入って、すぐ数メートル横の機器ハッチシールドプラグの表示をされておられるのですが、その時この辺りは4780mSv/h 程度の線量だったのですが。
現在、この付近の雰囲気線量、表面線量などはロボットでは測定はされてないのでしょうか。


東京電力今泉氏
測定をしてあるようでございます。
現場の方は、場所としてどの辺だというところは具体的な所はお示しできませんが、この近傍とお考えいただいて結構だと思いますけど。
大体1時間あたり30mSv/h という数値です。


おしどりマコ
30mSv/h 、わかりました、ありがとうございます。
C排水路に側溝モニタを付ける計画をお示し頂いてましたが、この原子炉建屋付近、タービン建屋付近を流れるK排水路に側溝放射線モニタを付ける計画というのはないのでしょうか。


東京電力今泉氏
今のところ、具体的な計画として進めている所はこのC排水路のみでございます。


おしどりマコ
わかりました。
顔面の汚染を確認された作業員の方について伺いたいのですが。
左の頬と舌に汚染があったという事で、この方は鼻スミアは取っておられるのでしょうか。
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東京電力今泉氏
はい、鼻スミアは採ってございます。
鼻スミアを採った結果としては汚染はなかったと。


おしどりマコ
汚染はなかった。
核種の付着はなかったという事ですね。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
あの、顔面マスクをされていたのに、なぜ汚染があったのかは、その理由や。
年齢はどのくらいの方か、作業経験がどれぐらいある方かについて教えて頂きたいのですけれども。


東京電力今泉氏
これは現場の方でその時の作業状況を確認しましたたところ。
どうも全面マスクのフェイス部といいますか、透明の所が曇ってしまいまして、実際に目張りはしてあったのですが、それをとってですね、そのままゴム手をつけたまま実際にその曇りを拭いたようでございます。
その際に汚染が付着した可能性が大きいのではないかという風に考えてございます。
年齢としては50歳だったと思います。
50歳の男性です。
後もう一点なんでしたっけ。


おしどりマコ
作業経験はどれぐらいある方かという、、。


東京電力今泉氏
作業経験はですね、。
この作業員の、えー経験年数というのは、今回が初めての様です。
ですので、経験で何年というとゼロ年になるんでしょうか。


おしどりマコ
わかりました。
初めて福島第一原発に。
原発作業自体、初めてという方、という理解で宜しいですか。


東京電力今泉氏
そこは、ちょっと私も今何とも申し上げられません。


おしどりマコ
少し分らなかったが目張りを取ってゴム手を付けたまま、内側の部分の曇りを拭いたと云う事ですね。


東京電力今泉氏
そうです。


おしどりマコ
外側でなく。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。


【途中回答】
東京電力今泉氏
ルテニウムとか他の核種はどうなのか、ということでございますが。
ルテニウム、アンチモン測定をしたんですけれど、こちらの方は検出されていないということです。ですのでコバルトのみ検出されましたので、そういったことでございます。


2回目の質問
おしどりマコ
様々ご回答ありがとうございました。
顔面部に汚染があった方なんですが、舌にも汚染があったということで、それは大体どの程度かなんでしょうか。
数値でお示しいただければ。


東京電力今泉氏
当初は舌の表面になると思いますが、2500cpmです。
で、これを除染して現在では150cpm、まあバックグラウンド相当まで除染は既に終了しています。


おしどりマコ
わかりました。
3号機の主蒸気配管について伺いたいのですが。
これは、過去のタービン建屋地下の滞留水との比較が書かれているのですが、Co-60(コバルト)の値が見つからず、このCo-60との比較はどれぐらいなんでしょうか。
それも同じぐらいということなんですか。
漏洩水の分析結果に関してです。


東京電力今泉氏
すいませんCo-60の以前との比較データは、今、私の手元に持ち合わせてません。
ここにお示ししたデータというのは、実際にどういう水の性状であるかを比較するにあたってはスタンダードな指標ということでお示ししてございます。


おしどりマコ
わかりました。25,000Bq/LのCo-60が漏洩しているかも知れないということで。
これは発災以降、かなり高い値が測定されたと思いますが、これは格納容器内で、金属と中性子の反応で、今も生成されている物が外に出てきた理解でよろしいですか。


東京電力今泉氏
実際にCo-60自身が、今中性子で反応した物が、何かコバルトで出てくるというよりも、どちらかというと、実際に以前発生してというか、以前あった物が、そういった物に水の流れに乗って出てきているという風に理解する方が、十分じゃないかな、とおもう。
あ、十分というか、そういう風に理解するのが自然だと思いますが。


おしどりマコ
以前からあった物が出て来ていると。


東京電力今泉氏
はい。はい。
今ちょっと差し込みがはいりましたが。
12月10日の分析、Co-60ですが、一応検出はなかったということです。


おしどりマコ
この3号機タービン建屋の地下滞留水にはCo-60はなかったと。


東京電力今泉氏
はい。


おしどりマコ
このMSIV室からの漏洩の物にだけにあったという事ですね。


東京電力今泉氏
はい。
実際に、そこにある自信は不思議なことではなくて。
運転中はクリーンナップをきちんとしておりますけど、そういった所でも当然、完全にそれがないというわけではございませんし、実際にこの水の中に乗ってきたものが、ここに出てきている事になれば、それはそれで検出される可能性は十分あると思います。
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おしどりマコ
わかりました。
確認なんですが、主蒸気系配管の貫通部から漏れている可能性があるということで、これはシビアアクシデント時に、主蒸気隔離弁が全閉になってても、貫通部から漏れる可能性があったという事ですね。


東京電力今泉氏
あの、えっと実際に、すいません。
今どの時点でここから漏洩が発生したかというのは、私が皆さんにきちんとご説明する物はございませんが、何れにしても、この水位が上がっていって、仮にここの貫通部に何らかの損傷があれば、これは当然、そこの部分から水がMSIV室の方に出てくるという現象は否定はする事ではございません。


おしどりマコ
わかりました。
まあ今は分からない、という事ですね。
先程、雰囲気線量が30mSv/h 程度だと教えて頂いたのですが、すいません、どの場所か分らないという事で、大体床上どれぐらいの、どのような形で測定した値なのでしょうか。


東京電力今泉氏
そこは、詳しい測定状態を私は確認してきたわけではございませんが、今申し上げた30mSv/h はこれ、雰囲気線量を測定していますので、少なくとも例えば床上から1m50cmとか、ある程度の高さのある測定位置ではないかと思います。


おしどりマコ
これは今回の測定ですか、この30mSv/h というのは。
以前から出ておりますサーベイマップと同じ値なので。
今回ロボットが入った際に測定した物なのか、前回のこのサーベイマップのこの付近の数字なのか、という疑問なんですが。


東京電力今泉氏
えーとすいません、ちょっと確認します。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
 
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 2013年12月16日東京電力記者会見よりマコちゃんの質疑

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1回目の質問                       
おしどりマコ

護岸エリアの薬注について伺いたいのですが。
以前から質問していまして、その回答がもし出ていました回収をしたいのでよろしくお願いいたします。
この護岸エリアの薬注の円の印ですが大きい円と、小さい円がありまして、大きい円が半径70センチ、小さい円が半径50センチということを以前ご回答いただいたのですが、なぜこの大小違う半径で薬注をしているのかというご回答頂ければと思います。
以前から質問しておりました分です、よろしくおねがいします。
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東京電力尾野氏
大きい円につきましては直径約120センチですね。


おしどりマコ
140センチですね。


東京電力尾野氏
いや、140センチ。
小さい方が120センチということでございます。
それで、現場の障害物等々の状況に応じましてピッチは最適化しているということでありました。


おしどりマコ
一旦行きたいとこ海外では小さいほうの件は半径50 という事でいただいたのですが、これは直径120センチという事で半径60センチになるのですか。
以前のご回答と違うのですが。


東京電力尾野氏
、、、、。
すいません。
100と140です。


おしどりマコ
100と140ですね。
半径70と50ですね、わかりました。
で、他の護岸エリアでも大小違う半径になっているところは、その様な理由だと云う事で。
その場所に合わせて半径を変えるという、、。
どのような場所で半径を小さく、そして大きくする、という根拠があれば教えてください。


東京電力尾野氏
現場の状況に応じて選択しているという事かと思っております。
いずれにしましても以前ご説明しましたが、大体半径80センチ位薬注の範囲というのがございますから、その中で位置を適切に選んでいるということかと思っております。
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おしどりマコ
例えば、構造物がある所では小さく、もしくは大きく、など何らかの理由を教えていただければ良いのですが。


東京電力尾野氏
そうですね、下部の構造物など、そうしたものの影響も踏まえて現場の状況に合わせてピッチを選んでいるという事かと思います。


おしどりマコ
深さは以前いただいていたもので、この大きいものも小さいものも変わりはないということでよろしいでしょうか。


東京電力尾野氏
結構かと思います。


おしどりマコ
わかりました。
で、先週の13日の金曜日に、「福島原子力事故における未確認未解明事項の調査検討結果第一進捗報告」と言うプレスリリースが出ましたが、このプレスリリースを規制庁の部屋にて記者レクを行った明確な理由を教えてください。
お願いします。


東京電力広報上妻氏
皆様ご承知の通りですね、本件につきましては3月29日に公表させていただいております。
「福島原子力事故総括及び原子力安全改革プラン」に置いてですね、未解明事項をですね、今後解明していきますと言うご説明をしております。
それで、先だってもですね12月1日に改革監視委員会が開かれておりますけれども、この場等々でですね、ご公表してるという状況です。
それに先立ちまして、 11月の1日にですね、四半期ごとにその改革プランの当社の進捗状況。
こちらを説明すべく、プログレスレポートというのをの公表させていただいておりますが。
こちらは、11月1日に同じく規制庁さんの方でご説明をさせていただいていると言う状況でございます。
今回もその、プログレスレポートの一環と云う事で、タスクホースの関係と云う事でして、日々行っている、この様な定例の会見、日々の福島の状況をお示しする様な会見とは位置付けが違うでしょう、ということで今回は分けてご説明をさせて頂いております。

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おしどりマコ
おっしゃる通り11月1日の「 2013年第2四半期原子力安全改革プラン進捗報告」も同じように原子力規制庁で記者レクを行われているのですが、 7月26日に行われた「第1四半期の原子力安全改革プラン」はここの記者会見場で13時から行われております。
なぜ第1四半期と第二四半期でこのような差が出たか、という事について明確な理由をお願いします。


東京電力上妻氏
当社の住み分けとしまして、やはりですねこちらの場所と言うよりは原子力規制庁さんの方で会見者を変えてですね、ご説明をさせていただいた方が良でしょう、という事で当社の方で判断をさせていただいたものでございます。


おしどりマコ
7月26日の会見は、この定例会見と位置づけが違い、会見者も変わりましたが。


東京電力上妻氏
今後もそのような形でですね、場所を分けてご説明をしましょう。
と言うことで当社として判断をしておりますのでまあそれはご了解いただければと思います。


おしどりマコ
規制庁広聴広報課に確認しましたが、この「福島原子力事故における未確認未解明事項の調査検討結果第一進捗報告」というのは規制庁のほうに資料としては上がっていない、という事でした。
そして、ご存知の通り原子力規制庁は六本木にありまして、まぁ大変家賃の高いエリアでして。
「記者クラブではなく記者に対して部屋を貸している、そして賃料、光熱費などは取っていない」ということでした。
金曜日(12月13日)の記者会見で東京電力の車さんに対しての質問で石橋さんは「クラブで説明した」とお砂糖られましたかそのクラブというのはここの規制庁の記者の部屋のことを指す。
ということで、そういう理解で宜しいでしょうか。


東京電力上妻氏
改変申し訳ございません。
「クラブ」という表現を使ったのであればそれはこの場で渡串から精製させて抱きます。
ご承知の通り規制庁にはですね、記者クラブというものはないという風に認識しておりまして、規制庁にお在りになるのは記者の皆様の控え室ということで認識しておりまして。
その隣のですねレク室をお借りした、というのが正式な表現かと思われます。
もしその辺でですね、 「クラブ」という表現を使ったのであれば誤解を与えましたので私の方で訂正させていたきます。


おしどりマコ
わかりました。
では13日の金曜日六本木の規制庁にて記者レクを行った件で。
なぜ、こちらの定例記者会見室が空いているにもかかわらず、規制庁の部屋を使ったのかという明確な理由を教えてください。
よろしくお願いします。


東京電力上妻氏
先ほどお話しした通りですね、当社として規制庁さんでご説明をするのが適切だ、というふうに判断したためでございます。


おしどりマコ
すいません、無料で部屋を借りたということですか。
それが適切だったということですね。


東京電力上妻氏
えーと、その場でやるということが適切だ、ということでございます。


おしどりマコ
その場というのは六本木の規制庁という事ですか。


東京電力上妻氏
左様でございます。


おしどりマコ
すいません、なぜ適切だったのかというのが。
会見者を代える云々に関しては、会見者を代えてもここの定例会見室で記者会見を7月26日13時から定例会見とは別に行ってこられた件を、急に規制庁での記者室にてレクを行う理由という。
すいません、明確な理由を仰っておられませんので。
もう一度お願い致します。


東京電力上妻氏
えーと、当社と致しまして、こちらのですね弊社のこの会場でですね、ご説明する内容というのは、福島第一の現場の状況、日々のですね、動きを中心にご説明をさせていただいているというふうに認識しておりまして、今回、、、。


おしどりマコ
すいません、申し訳ないです。
7月26日の13時からここの場で行われた記者会見は、日々の福島第一原発の状況では無い記者会見で、全く同じ性質の記者会見を第一四半期はここで行い、第二四半期は規制庁で行った理由です。
会見者も違いますし、内容もこの定例会見とは違うにも関わらず何故、7月26日に第一四半期から第二四半期が規制庁に移ったか、という理由です。
では、何故第一四半期は定例会見と内容も異なり会見者も違うのに、なぜここで行ったかという理由です。


東京電力上妻氏
私のほうもですね日々どのような形で、どのようなご説明の仕方で皆様にご説明するのが1番よろしいかと言うことを私たちなりにですね、考えておりまして、その中で至ったということでございます。


おしどりマコ
今後もでは、規制庁の記者の部屋を使い、東京電力、一事業者単体での記者レクを行う可能性があるということですか。


東京電力上妻氏
必ずということは言えませんけど、そのような可能性はある、とご理解いただいて結構でございます。


おしどりマコ
ちなみに、その記者レクを行う場合、どこに告知をされたのでしょうか。


東京電力上妻氏
今回の場合はTwitterで、事前にですね投稿させていただいております。


おしどりマコ
東京電力のアカウントの分ですよね。


東京電力上妻氏
はい。


おしどりマコ
そのアカウント上にあった、ということで私も再三チェックをしたのですが。
これは現在もありますか。
削除されていませんか。


東京電力上妻氏
存じ上げませんが、 13日の13時10分いいですね、投稿させていただいております。
現在どうなっているのかは承知いたしておりませんので、申し訳ございません。


おしどりマコ
現在では11日の分が最新になってるのですが、これは削除されたということですか。


東京電力上妻氏
承知しておりません。


おしどりマコ
わかりました、確認をよろしくお願いします。

 

 

2回目の質問                       

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おしどりマコ

前回の質問の回収を1つ忘れていたのですが、No.1護岸エリアの雨水排水路と高濃度汚染水が入っている、電源ケーブル管路の交差している部分の立体構造がどのようになってるのか。
電源ケーブル管路と雨水排水路のヒューム管はどちらが上か。
というのを質問していたのですがご確認いただけますでしょうか。


東京電力尾野氏
確認中でございますからまた改めて。


おしどりマコ
まだ出てこないということですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
で、No.1護岸エリアの地下水観測孔No.1 と1-17が2メートルしか離れていないにもかかわらず、このような水位がかなり違うという件はまだ評価が出ていないのでしょうか。


東京電力尾野氏
以前から申し上げている通り、それについては今現在特に調査はしているという事ではありません。


おしどりマコ
あ、え、ええ、何も評価はしない、え、評価しないということですか。


東京電力尾野氏
はい、そうです。
これについては1-17を見て、No.1を撤去しようという風に考えております。


おしどりマコ
No.1が別に水位計の異常がない、にも関わらず、かなり水位が高く、潮汐の挙動が出ている、という件は、特にもうこれから評価しない、という事なんですね。


東京電力尾野氏
あの、何度もお答え、、。


おしどりマコ
いや、すいません。
初めて聞きます。
「検討中です。」というご回答しか頂いてません。


東京電力尾野氏
あの、私は何回かこれについては、もうこれでおしまいです、ということを申し上げております。
おしどりさんにも申し上げている筈ですので。


おしどりマコ
No.1の地下水の観測孔。
では、この上下の変動は何か、潮汐か若しくは何らかの影響かということも評価しない。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
水位が高い理由についても評価しないという事ですね。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました。
これ、地下水観測孔の付近に何らかの地下水脈若しくは海に繋がっている管路があるのか、どうかという事についても、もう評価しないという事ですね。


東京電力尾野氏
特に考えておりません。


おしどりマコ
わかりました。
ありがとうございます。

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2013年12月2日東京電力定例会見より


DSC09397.JPGおしどりマコ

まず護岸エリアの地下水観測孔について伺いたいのですが。
No.1とNo.1-1とNo.1-17の水位が全く違う高さで、そして全く違う挙動をしているという事について何らかの評価はしているのでしょうか。

ウェルポイントの山側に並んでいるものです。




東京電力今泉氏

これは先般もお話しさしていただいたと思いますが、このNo.1の方の水位計のほうに、なんらか不具合がある可能性があるので、ここは、えー、、、。




おしどりマコ

あ、はい、それは以前お伺いしてまして、「水位計を取り換えたが、水位計の異常はなかった」というところまでお伺いしましたので、水位計に異常がなかったにもかかわらず、ずっとこの1 と1-17について挙動が違う理由です。

あの、以前お答えいただいた分以降をお願いいたします。




東京電力今泉氏

えー、すいませんそこはまだちょっと分かっておりません。




おしどりマコ

わかりました。
で、1と1-17はどれぐらい離れているのでしょうか。




東京電力今泉氏

え、1と1-17ですか。




おしどりマコ

はい、この挙動の違う2つの観測孔はどれくらい離れているのでしょうか




東京電力今泉氏

えーと、2m。




おしどりマコ

2m程度、2m。
2m離れていて、この挙動が違う。




東京電力今泉氏

はい。




おしどりマコ

以前からお伺いしているのですが、このNo.1が上昇して、潮汐の影響が出てきた理由について、「検討中だ」ということでしたので。

何らかの結果、評価は出たのでしょうか。




東京電力今泉氏

まだ皆さんに申し上げれるまでには取りまとまっておりません。




おしどりマコ

わかりました。
この、1-17以外にNo.1の挙動を調査するのに南側などに観測孔を掘る予定はあるのでしょうか。




東京電力今泉氏

この前もお話ししたように、今のところまだないです。




おしどりマコ

挙動はわからないがまだない、ということですね。




東京電力今泉氏

はい。




おしどりマコ

はい、わかりました。
で、タンクエリアのEシリーズのウェルポイントについてお伺いしたいのですが。

このウェルポイントはL型に五本ウェルポイントを打っておられると思いますが、これはどこの部分の測定値を出しておられるのでしょうか。

既出でしたら申し訳ありません。




東京電力今泉氏

これは、一旦吸い上げてタンクに入れていると思いますので、そこの数値じゃないかと思います。

確認をします。




おしどりマコ

わかりました。
5ヶ所まとめたものの数値の可能性という事ですね、わかりました。
で、このウェルポイントは26日の火曜日から1週間程度の汲み上げという計画で、明日で1週間ですが。まだ汲み上げ水の測定値が非常に高いのですがこれは延長はあるのでしょうか。




東京電力今泉氏

今のところこの1週間で、えー、の汲み上げという事で、その後はまだ未定になっています。




おしどりマコ

明日で汲み上げが一旦終わるという予定ですか。
明日で1週間なんですが。




東京電力今泉氏

まあ、 1週間程度ですので、 、 。




おしどりマコ

わかりました。
これはウエルポイントの数値が下がってから汲み上げを止めるなりの何らかの汲み上げを終了する目安みたいなものはあるのでしょうか。




東京電力今泉氏

は、はいすいません、ちょっと今別の、今のご質問を確認していたところですから。

この後吸い上げるかどうかの基準ですね。




おしどりマコ

はい。




東京電力今泉氏

こういった観測孔の測定データ、あるいは、まぁそういったところを踏まえて決めていくものだと思いますが、ウェルポイントは、ですね、一応1週間程度くみあげを行う、、、、、、、、。

あっ、すいません、えーと、まぁ今特にその何か基準という明確なものがある、ということではなくて、そのウェルポイントでの引いたところの、例えば下流側の観測孔等の観測結果等状況を見ながらそこを決めていくということになるのではないかと思います。




おしどりマコ

わかりました。
このウェルポイントは、規制庁の面談資料などを見ますと確か、地下水バイパスの揚水井が下流側にあるので、それの影響をなくすためにウェルポイントを作って水をくみ上げる

というようなことを書いてありましたが、これは数字を比較せずに汲み上げを終了する可能性もあるということですか。

なんとなく、高濃度のものが出なくなるまでくみ上げるものかと思っていたのですが。

これは実験的なものだったのですか。




東京電力今泉氏

一応ですね、実験的なものといいますか、このウェルポイント自身のその目的ということをもう一度申し上げることになってしまいますが。

ここで吸い上げることによって下流側のほうの数値を下げていくという、まあ、そういった目的で吸い上げているものでございます。

で、一応ですね、ウェルポイントからの吸い上げというのは今日で終了ということになります。

そういった意味で今後その下流側の状況観ながらですね、ここの運用というか、今後の運用というのは決めて行かなければいけないだろうと云う風には考えております。

DSC09416.JPG
おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。
とりあえず一旦、 1週間、実験的な運用だったということですね。




東京電力今泉氏

はい。




おしどりマコ

わかりました。
地下貯水槽の件について伺いたいのですが。
地下貯水槽3の漏洩検知孔北東側の上昇が今日出ておりましたが。
「2のドレン孔北東側の上昇は残渣の影響だったと推測した」ということが先週の金曜日出ていましたが、これはB排水路が地下貯水槽の北東側を通っているのですが、これは何らかの、、。

まあ3も2も北東側が高いということで、何らかの評価はあるのでしょうか。




東京電力今泉氏

えーと、B排水路との数値との関連性という事ですか。




おしどりマコ

そうです、B排水路との因果関係と2も3も北東側の漏洩検知孔やドレン孔が上昇している点についてです。




東京電力今泉氏

あの、特にその、細かく分析したわけではありませんが、B排水路側への影響というのはないんでは無いかと思っています。




おしどりマコ

B排水路側の影響もなく。
B排水路が逆に影響している可能性というのもないというわけですね。




東京電力今泉氏

それもないんじゃないかなぁと思います。




おしどりマコ

わかりました。
で、「塩酸供給ポンプのにじみ」について伺いたいのですが。
「通常よりも多めのにじみがあった」ということで、通常のにじみというのはどの程度なのか教えていただけますでしょうか。

一日あたりどのくらいとか。
もしくは1リットルにじむのにどのくらい時間がかかるのかなど。

DSC09408.JPG

東京電力今泉氏

あの、なんと申し上げてよろしいのかあれですけど、大体どれくらいという事というよりも。

ここはパトロールを定期的にやってますので、通常の状態とはよりはちょっと多めだということを確認したようです。

で、実際に今ですね、、、、、、、、、、、、、。
一応協力企業さんからの私どもの方への報告では通常より多めということで、約1リッターぐらいあるねという報告は受けております。

ですので、通常はもう少し少ないのだろうと思います。




おしどりマコ

わかりました。
通常のにじみの量というのは現在把握はされていないということですね。




東京電力今泉氏

はい。
で、通常時は特に手入れとかはしておりませんで、パトロールの状況を定期的に見ているということです。




おしどりマコ

感覚的に見ているということですね。
分りました。
で後、冒頭のご回答ありがとうございます。
モバイル処理施設のセシウム134、137の検出限界値が高かった件についてですが。

これはいくつかご回答が漏れておりましたので。
このバックグラウンドが高いというのはラボではなく現場で測定をされていたのでしょうか。

それと、規制庁への提出資料にセシウム134 、 137の検出限界値がそれぞれ430ベクレルパーリットル、 650ベクレルパーリットルという、告示濃度限度よりはるかに高い値、が記載されていなかったのはなぜか。

ということも同時に質問していたのですが。




東京電力今泉氏

すいません。
えっと後半についてはちょっと今確認ができてませんので、またあの報告したいと思いますが。

測定場所というのは5 、 6号機の計測室で行っているということで、そういった意味でバックグラウンドが高かったためにその検出限界値が高かった、ということでは無いということです。




おしどりマコ

え、バックグラウンドが高かったために検出限界値が高かったのでは無いという事ですか。




東京電力今泉氏

そうです。




おしどりマコ

検出時間が短かったということですか。




東京電力今泉氏

そうです。




おしどりマコ

わかりました。
この134、137の告示濃度限度はご存知の通り60、90ですのではるかに高い430、650という値を雨水かどうか判断する検出限界値として、このモバイル処理施設は稼働したばかりですので、今後も運用されていくのかどうか。

というのもお伺いしたいのですが。




東京電力今泉氏

先ほども申しました通り、高濃度の物の漏えいということになりますと、迅速な対応が必要ということで。

まずは、検出にあたっては先ほど申しましたように早急に結果が出るという測定時間を止めて、それでやったという事です。

実際にその漏洩が後時の確認というのはその状況にもよると思いますので必ずしもこの430、650というこういった数値でやるかどうか、というのはその状況ということになると思います。

ただ、濃度の高い物が漏れているというところは迅速に測らなければいけないという、そういった状況に関した検出限界値の設定ということになるかと思います。




おしどりマコ

ありがとうございます。
すいません、不勉強なもので、その通常の測定はどれくらいの時間をかけて行われているのか。

その迅速なセシウム134 、 137の測定というのはどれくらいの時間で測られたのか。
というのもお示しいただけるとありがたいのですがよしくお願いします。




東京電力今泉氏

はい、確認します。
 
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2013年11月29日東京電力定例会見より

おしどりマコ
数日前の事になりますが、26日に3号機のタービン建屋海側にある海水配管トレンチのモバイル式浄化装置からの漏えい検知器が動作する、ということが有りましたが。
その溜まり水をサンプリングした結果、検出限界値未満であったことから雨水と判断したということなんですが、その検出限界値が。

セシウム134:検出限界値未満(検出限界値は430Bq/L)
セシウム137:検出限界値未満(検出限界値は650Bq/L) 

になっています。

これは排水の告示濃度限度よりはるかに高いのですが、これはどういった理由でこの検出限界値で雨水と判断されたのでしょうか。

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東京電力今泉氏
今、手元にはそういった細かい資料はございませんけれど、その検出限界値以下ということで、そのシステムからの漏洩ではないという風に判断しているということです。


おしどりマコ
昨日までに電話取材を東京電力の方にさせて頂いたのですが。
「測定した時のバックグラウンドが高かったので、検出限界値が高かった」とご回答いただいたのですが。
どのような状況でセシウム134 、セシウム137が数百Bq/L が検出限界値になるような測定になったのか、バックグラウンドがどのぐらいのところで測定をされたのか、ということをお調べしてご回答いただけますか。


東京電力今泉氏
いま、おしどりさんは、この測定にあたってどういう条件で行ったかというところを教えて欲しい。ということですか。


おしどりマコ
そうです。


東京電力今泉氏
あの今、ちょっと私、お答え出来ませんので、ちょっと確認を致します。


おしどりマコ
で、この件に関して追加で。
27日の規制庁の面談資料に「モバイル式処理設備の雨水浸水による停止に係る面談」  
で、この件の資料がありますが。 
この資料にはこの、雨水と判断した根拠の検出限界値が記載されておりません。
この数百Bq/L が記載されていないのですが、その理由は何故かというのもご回答をよろしくお願い致します。
で、もう一点。
その雨水と判断された溜まり水は結局どういう処置をしたのか、ということもお答え頂けませんでしょうか。


東京電力今泉氏
申し訳ありません。
全て確認をしてからお答えします。


おしどりマコ
よろしくお願いします。
で、本日のこの「被ばく線量の分布等について」 http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu13_j/images/131129j0301.pdf の資料なのですが。
この10msvを超えた方々。
比較的高線量の作業をされた方々は、主にどういった作業をされていたのでしょうか。
まあ、護岸エリアが主なのかもしれませんが。
具体的にどのような作業だったのか、というのを教えていただけませんでしょうか。


東京電力今泉氏
えーと、先ほどちょっと申し上げましたが、護岸のそういった取水作業であったり、トレンチ関係のいわゆる除染といいますか、浄管ですかね。
こういったところに関連する作業というふうに聞いてますけれども。


おしどりマコ
凍結装置関連ですか。


東京電力今泉氏
あ、いえいえ、ではなくて今申し上げたモバイルの話です。


おしどりマコ
あの、トレンチの凍結ではなく、トレンチの除染ですね。
はい、わかりました。
で、10月の分だけAPDの速報値で、8月、9月の分が、ガラスバッジやリングバッジ、ドーズメーターなどの積算型での追加になってますが。
これは、以前のものからずっとそのAPDから積算型が追加された人数を出して行きますと、8月、9月で段々追加の人数が増えてっているのですが。
これはやはり、β線での被ばくの作業が増えてきたという風な理解でいいのでしょうか。


東京電力今泉氏
いや、そうではないんじゃないかと思いますけど。
あの、何れにしましても、ガラスバッジで測定したデータとAPDで測定されているデーター。
この比較によって、高い方をこちらに載せるということになりますので、そういった評価をした上でそういった、あー、あー結果になっているかと思います。
更に、ガラスバッジだけで測定されている企業さんもありますので、まぁ、そういったところが影響してますので、そのβ線の被ばくがどうだ、こうだという事ではないんじゃないかと思います。
DSC09346.JPG
おしどりマコ
わかりました。
これ、追加でAPDから積算型が加わった時にどのくらいの人数が増えていったか。
という事は出してますか。
それを見ていくとだんだん増えていってますが。


東京電力今泉氏
あ、え、っとー。


おしどりマコ
その、評価をされておられるのかどうか。
その数字を出しておられるのか、どうかという質問です。


東京電力今泉氏
あ、まあここに書いてある被ばくの分布が全てだとおもいます。


おしどりマコ
「全て」ではなく、、。
あの、これだけですと毎月そのAPDから積算型に置き替わったときに、どの人数が追加されたか、というのはその、過去の資料を見比べていかないと出てきませんので。


東京電力今泉氏
あの、実際にまあ、我々その被ばくの分布っていうのを、えっと、どうなってるかというのを確認している、というのが主でございますので、基本的には、、。
まあ実際にそういう確認をしているのかというのは私にも分かりませんけれども。
まあ、先ほど申し上げました通り「これが全てだ」と申し上げたのはそういう事です。


おしどりマコ
わかりました。
では「追加の人数に関して何らかの評価はされていない」という理解でいいですね。


東京電力今泉氏
何とも申し上げられません。


おしどりマコ
えっ。


東京電力今泉氏
なんとも申し上げられません。


おしどりマコ
なんとも申し上げられない、。。
はい、わかりました、、。
で、この「福島第一原子力発電所の状況」についてなのですが、<5.その他> の地下貯水槽の関連で、「地下貯水槽周りの新設観測孔の測定結果」で、高い値が出たのは「4月に発生した地下貯水槽漏えい時の残渣等か?混入した可能性か?考えられる。」とありますがこれは具体的に残渣のppmなどは出しておられますでしょうか。
DSC09356.JPG
東京電力今泉氏
いや、出して無いです。


おしどりマコ
この残渣の混入した可能性というのは、目視ですか。
推測ですか。


東京電力今泉氏
いえ、あのー、推測になります。

 
 おしどりマコ
目視ではなく、ppmでもなく推測ということですね。


東京電力今泉氏
実際にこのNo.2の地下貯水槽については、実際の水自身がそんなに高いものでもございませんので、そういう状況を踏まえると、一つの可能性としては残渣が混入してきた可能性が有ると、いう事が書かれているということです。


おしどりマコ
確か護岸エリアのサンプリング資料は残渣が5ppmの物をサンプリング資料として使用、採用しているということでしたが、地下貯水槽の観測孔付近も何らかのそういうような基準などはあるのでしょうか。
残渣に関して。


東京電力今泉氏
あのー、実際に、えーとー。
測定の飼料の採取というところは、その測定に当たってはどういった、えー、正常といいますか、まず目視でどういうような水があるか、というところは確認しているかと思います。
この、残渣が幾つかということについて、ここで測って云う事は私は聞いてはいませんけど。


おしどりマコ
わかりました。
ご確認していただけますでしょうか。


東京電力今泉氏
えー、、。
わかりました。
確認致します。


おしどりマコ
その可能性として「残渣」という言葉を用いられるのなら具体的にどう評価されておられるのか、というのを正確に教えて下さい。
よろしくお願いします。


東京電力今泉氏
今申し上げた通りだと思います。


おしどりマコ
はい。
で、昨日までに。
H25/11/26?28 11/5 に発生したえい航船のスクリューに巻き込まれたシルトフェンスの復旧作業をされておられるのですが、具体的にどのような作業をされてるのでしょうか。
確かずっと、えい航船が岸壁近くに係留されて、外側のシルトフェンスをスクリューに巻き込んで、という状況だったっと思うのですが。


東京電力今泉氏
あの、どのようにこの巻き込みを解消して行くかというとこは検討していましたけど、実際に、船の巻き込んだ所の近くのシルトフェンスを切断しまして、それで船がシルトフェンスから離れるようにしています。あと、その船をどうするかということでございますが、一応船の方の汚染測定をいたしまして、いわゆる基準値以下、 40ベクレル以下になりますけれど、そういったところを確認した上で、専用のドックのほうに持っていってその状態を見て、修理をするという、そういう状況になってるかとおもいます。


おしどりマコ
わかりました。
では現在、2重のシルトフェンスの外側を一部切断されている、という状況ですか。


東京電力今泉氏
はい。
ただ、その作業に当たっては健全なシルトフェンスの内側にもう一つシルトフェンスをつけて、現在は2重になっているという状況かとおもいます。


おしどりマコ
切断された外側、内側そしてもう一つ有る、という事ですね。


東京電力今泉氏
ええ、そうです。
健全なやつがありますので。


おしどりマコ
健全な物が今2重にある、ということですか。


東京電力今泉氏
そうです。


おしどりマコ
健全な物が2重で切断したものが一番外側にあるという事ですね。
わかりました、ありがとうございます。
で、6号機の燃料集合体の移動が完了したという事で。
元々6号機の使用済み燃料プールに漏洩が確認された燃料棒が1本あった。
という事ですが、これは作業中に特に何らかの異常があった燃料棒、燃料集合体は無かったという事ですね。


東京電力今泉氏
あの、、、。


おしどりマコ
なんでしょうか。


東京電力今泉氏
移送した物に無かったか、という事ですか。


おしどりマコ
そうです、そうです。


東京電力今泉氏
あの、まあ移送した時に色々なその炉内のパラメーターというのは変動してございませんので、それはないのではないかと、、、。


おしどりマコ
わかりました。
では、現在6号機の使用済み燃料プールで漏洩が確認されている燃料棒は1本のまま、ということですね。


東京電力今泉氏
はい、私どもが確認しているのはそれだけです。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。

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