おしどりマコ
まず、地下水観測孔のことについて伺いしたいのですが、土壌を地盤改良
するとNo. 1-1の観測孔が使えなくなるということで、では、海側の地下水の汚染の推移はどうやって把握されるのでしょうか。
東京電力尾野氏
まず、 No.1-1というのはNo.1の海側に近い、護岸に近いところを見ていくと言う目的でとってますから、護岸近辺で土壌改良していくということで、ちょうどその場所が当たってくるということですので、そこについては改良剤が詰まってしまうから、使用できなくなるということでございます。
で、今現在そういうことでございますが、その後新たに掘ることにするのか、あるいは別の所に掘った方がいいのかということも含めてNo. 1-2 、1-3 、1-4 と掘っていきますので、全体を見ながら考えていきたいと思います。
おしどりマコ
なるほど、No.1-1が海側にできましてから6月28日、 7月1日の測定結果が出ておりますが、両方とも観測孔1より高濃度の汚染がされているのですが、これはまあこれから評価、、他に掘削するか評価されるという事ですが、例えば現時点で地盤改良したところよりも、まあその幅が1.6メートルで現在No.1-1で4メートルというところで地盤改良した部分よりも海側でボウリングをする、というような計画は有るのでしょうか。
東京電力尾野氏
今、具体的にどのような事とをしてるかということについてはまだ決めてございませんので、まあいずれにしましても1-2、1-3、1-4ということをしていきますし、それから地盤改良は早急に進める必要がありますから、そちらを行っていくということでございます。
おしどりマコ
分かりました。
本日出た値を見ますとNo.1-1のトリチウムの51万ベクレル/Lの値が、1連の観測孔のデータの中で最高値という理解で良いでしょうか。
東京電力尾野氏
51万ですか。
おしどりマコ
はい、その次が50万ベクレル。
6月7日の観測孔1の値だと思うのですが。
今回最高値ですよね。
東京電力尾野氏
そうですね、ナンバーワンの過去最高値が50万ですから、あたい的には1番大きいですね。
おしどりマコ
今回最高値ですね、はい、分かりました。
最高値の値が出た所の観測孔が使用できなくなるということで、その付近に、とりあえず計画はないということですね。
すいません、重ねて聞きますが。
東京電力尾野氏
今申し上げているのは、具体的にどうするかということを決めておらないということですので。
おしどりマコ
分りました。
それで、取水口の2,200ベクレル/Lというのも最高値だと思いますので、東京新聞の方の要望に重ねてこう云う値も事故メールとして、きちんと流してほしいということをお願いいたします。
であと、観測後のルテニウム106もずっと観測孔No.1とNo.2は出ているのですが、これはどう評価されているのですか。
東京電力尾野氏
これはまだ具体的に、全体の様子を見ながら評価していかないといけないところですが、個別の評価については、現在検討中でございます。
おしどりマコ
わかりました。
では内部被曝の再構築の、再評価結果についてですが、この添付資料1の推移のデータというのが1と3を見比べますとつまり、平成23年12月までのものと、平成25年3月までのものも見比べますと、 23年のもので数字が出ているところが0になっていたりとかするので非常に見づらいデータになっているのですね。
5人増えて5人減ると0というカウントになるので、具体的に線量区分に何人増えて何人減ったのかという、、また、きちんとその数字がわかる表を出していただけませんでしょうか。
プラマイゼロというような、 、 。
東京電力尾野氏
入りと出があればということですか。
おしどりマコ
そうですそうです。
この500人近くの、この推移の方々が、プラスマイナス0での結果しか出ておりませんので、具体的にどの区分に何人増えて何人減った、ということがわからないのですね。
あ、その具体的にどういう表現があったということです。
各区分に例えば、 20超え50以下の人が5人増えて、5人減ったとなるとゼロというカウントをされるんですね。
東京電力尾野氏
それはちょっと何とも言い難いところがございますが、まず分布をお見せしていると云うことでございますので、これは分布を見ていただく上で、そうであると云うことです。
それから、例えばこういう言い方は申し訳ないのかもしれないですけれども、添付1のNo.1の図等を見ていきますと、例えばいちばん端っこのところKと書いてあるところで変更というところを見て行きますと、上から0、0、2ときてますから、この一番上の分は下から2人入ってきたということがわかります。
で、その下の区分が3増えていると言うことは2人抜けて3入ったということで5入ってきたということですから、ちょっと表を見て頂ければお分かりいただけるかと思います。
おしどりマコ
あ、そうなんです、そうやって推定をしていたのですが、 1と3を評価したときにこれがまたプラスマイナスで0に消えていったりとかしますので、そういう推定をするのではなく、区分ごとにもっと分かりやすいものを出していただけないかという要望です。
東京電力尾野氏
まぁ、ご意見として受け賜ります。
おしどりマコ
わかりますた、よろしくお願いします。
で、この線量が減少された方々についてですが、添付資料2の部分にテルル132ヨウ素132は直接的な評価対象から除外とありますが、評価対象がヨウ素131セシウム134、137になったということで、その主要3核種以外の物を評価していて被ばく線量が低減されたという例はあるのでしょうか。
東京電力尾野氏
ですから、マイナスになっている方というのは、そーゆーところです。
おしどりマコ
あ、主要3核種以外を評価していてそれを除いたということですか。
東京電力尾野氏
はい。
おしどりマコ
分りました。
で、ちょっと質問が変わるのですが、 PRTR関連に関して以前から質問していることなのですが、平成23年度の東京電力の環境省への申告はヒドラジンのみだったのですが、ヒドラジン以外のものはどう評価されていたのでしょうか。
東京電力尾野氏
これは、法令の要求に従いまして、所定
数量以上使用しているものについては届けているということかと思います。
おしどりマコ
はい。
あの、ちょうど1年前にまだ松本さんが居られていた時に、色々お聞きしていたのですが、その時点でPRTR申告対象になっている有害化学物質を、東京電力はドラム缶の形で、建屋の各階にシェルフに入れて保管していたのですが、それが爆発でどうなったのかというのは把握できていないということだったのですね、しかし「現段階では、各協力企業にその把握をお願いするというような状況にないので把握をしていない」と1年前にご回答をいただいておりました。
で、現在に環境省にヒドラジンしか申告をしていないということで、その当時の有害化学物質PRの申告対象になっているものが、どの程度大気、地下水、環境庁に出たかというのはどう評価されたのでしょうか。
東京電力尾野氏
今のご質問については、回答する用意は手元にはございません。
確認させていただきたいと思います。
おしどりマコ
分りました。
1年前の段階で「それどころではないので確認が無理だ」とおっしゃっておられましたので現段階でどうかということをよろしくおねがいします。
で、あと大気汚染防止法や水濁法のにおいても、事故時における場合でも化学物質を環境中に出した場合は申告対象になっておるのですが、それはどのように対応されておられるのでしょうか。
東京電力尾野氏
あわせて確認させていただければと思います。
おしどりマコ
わかりましたよしくお願いいたします。
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