福島

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おしどりマコ
まず、地下水観測孔のことについて伺いしたいのですが、土壌を地盤改良
するとNo. 1-1の観測孔が使えなくなるということで、では、海側の地下水の汚染の推移はどうやって把握されるのでしょうか。


東京電力尾野氏
まず、 No.1-1というのはNo.1の海側に近い、護岸に近いところを見ていくと言う目的でとってますから、護岸近辺で土壌改良していくということで、ちょうどその場所が当たってくるということですので、そこについては改良剤が詰まってしまうから、使用できなくなるということでございます。
で、今現在そういうことでございますが、その後新たに掘ることにするのか、あるいは別の所に掘った方がいいのかということも含めてNo. 1-2 、1-3 、1-4 と掘っていきますので、全体を見ながら考えていきたいと思います。


おしどりマコ
なるほど、No.1-1が海側にできましてから6月28日、 7月1日の測定結果が出ておりますが、両方とも観測孔1より高濃度の汚染がされているのですが、これはまあこれから評価、、他に掘削するか評価されるという事ですが、例えば現時点で地盤改良したところよりも、まあその幅が1.6メートルで現在No.1-1で4メートルというところで地盤改良した部分よりも海側でボウリングをする、というような計画は有るのでしょうか。


東京電力尾野氏
今、具体的にどのような事とをしてるかということについてはまだ決めてございませんので、まあいずれにしましても1-2、1-3、1-4ということをしていきますし、それから地盤改良は早急に進める必要がありますから、そちらを行っていくということでございます。


おしどりマコ
分かりました。
本日出た値を見ますとNo.1-1のトリチウムの51万ベクレル/Lの値が、1連の観測孔のデータの中で最高値という理解で良いでしょうか。


東京電力尾野氏
51万ですか。


おしどりマコ
はい、その次が50万ベクレル。
6月7日の観測孔1の値だと思うのですが。
今回最高値ですよね。


東京電力尾野氏
そうですね、ナンバーワンの過去最高値が50万ですから、あたい的には1番大きいですね。


おしどりマコ
今回最高値ですね、はい、分かりました。
最高値の値が出た所の観測孔が使用できなくなるということで、その付近に、とりあえず計画はないということですね。
すいません、重ねて聞きますが。


東京電力尾野氏
今申し上げているのは、具体的にどうするかということを決めておらないということですので。


おしどりマコ
分りました。
それで、取水口の2,200ベクレル/Lというのも最高値だと思いますので、東京新聞の方の要望に重ねてこう云う値も事故メールとして、きちんと流してほしいということをお願いいたします。
であと、観測後のルテニウム106もずっと観測孔No.1とNo.2は出ているのですが、これはどう評価されているのですか。


東京電力尾野氏
これはまだ具体的に、全体の様子を見ながら評価していかないといけないところですが、個別の評価については、現在検討中でございます。


おしどりマコ
わかりました。
では内部被曝の再構築の、再評価結果についてですが、この添付資料1の推移のデータというのが1と3を見比べますとつまり、平成23年12月までのものと、平成25年3月までのものも見比べますと、 23年のもので数字が出ているところが0になっていたりとかするので非常に見づらいデータになっているのですね。
5人増えて5人減ると0というカウントになるので、具体的に線量区分に何人増えて何人減ったのかという、、また、きちんとその数字がわかる表を出していただけませんでしょうか。
プラマイゼロというような、 、 。


東京電力尾野氏
入りと出があればということですか。


おしどりマコ
そうですそうです。
この500人近くの、この推移の方々が、プラスマイナス0での結果しか出ておりませんので、具体的にどの区分に何人増えて何人減った、ということがわからないのですね。
あ、その具体的にどういう表現があったということです。
各区分に例えば、 20超え50以下の人が5人増えて、5人減ったとなるとゼロというカウントをされるんですね。

DSC04721.JPG 東京電力尾野氏
それはちょっと何とも言い難いところがございますが、まず分布をお見せしていると云うことでございますので、これは分布を見ていただく上で、そうであると云うことです。
それから、例えばこういう言い方は申し訳ないのかもしれないですけれども、添付1のNo.1の図等を見ていきますと、例えばいちばん端っこのところKと書いてあるところで変更というところを見て行きますと、上から0、0、2ときてますから、この一番上の分は下から2人入ってきたということがわかります。
で、その下の区分が3増えていると言うことは2人抜けて3入ったということで5入ってきたということですから、ちょっと表を見て頂ければお分かりいただけるかと思います。


おしどりマコ
あ、そうなんです、そうやって推定をしていたのですが、 1と3を評価したときにこれがまたプラスマイナスで0に消えていったりとかしますので、そういう推定をするのではなく、区分ごとにもっと分かりやすいものを出していただけないかという要望です。


東京電力尾野氏
まぁ、ご意見として受け賜ります。


おしどりマコ
わかりますた、よろしくお願いします。
で、この線量が減少された方々についてですが、添付資料2の部分にテルル132ヨウ素132は直接的な評価対象から除外とありますが、評価対象がヨウ素131セシウム134、137になったということで、その主要3核種以外の物を評価していて被ばく線量が低減されたという例はあるのでしょうか。


東京電力尾野氏
ですから、マイナスになっている方というのは、そーゆーところです。


おしどりマコ
あ、主要3核種以外を評価していてそれを除いたということですか。


東京電力尾野氏
はい。


おしどりマコ
分りました。
で、ちょっと質問が変わるのですが、 PRTR関連に関して以前から質問していることなのですが、平成23年度の東京電力の環境省への申告はヒドラジンのみだったのですが、ヒドラジン以外のものはどう評価されていたのでしょうか。


東京電力尾野氏
これは、法令の要求に従いまして、所定
数量以上使用しているものについては届けているということかと思います。


おしどりマコ
はい。
あの、ちょうど1年前にまだ松本さんが居られていた時に、色々お聞きしていたのですが、その時点でPRTR申告対象になっている有害化学物質を、東京電力はドラム缶の形で、建屋の各階にシェルフに入れて保管していたのですが、それが爆発でどうなったのかというのは把握できていないということだったのですね、しかし「現段階では、各協力企業にその把握をお願いするというような状況にないので把握をしていない」と1年前にご回答をいただいておりました。
で、現在に環境省にヒドラジンしか申告をしていないということで、その当時の有害化学物質PRの申告対象になっているものが、どの程度大気、地下水、環境庁に出たかというのはどう評価されたのでしょうか。

東京電力尾野氏
今のご質問については、回答する用意は手元にはございません。
確認させていただきたいと思います。


おしどりマコ
分りました。
 1年前の段階で「それどころではないので確認が無理だ」とおっしゃっておられましたので現段階でどうかということをよろしくおねがいします。
で、あと大気汚染防止法や水濁法のにおいても、事故時における場合でも化学物質を環境中に出した場合は申告対象になっておるのですが、それはどのように対応されておられるのでしょうか。


東京電力尾野氏
あわせて確認させていただければと思います。


おしどりマコ
わかりましたよしくお願いいたします。

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おしどりマコ

まず、観測孔1-1についてお伺いしたいのですが、先ほど改良の土壌を縦列で1列並べるとおっしゃっておられましたが、それは隙間なくならべるということでしょうか。

80センチのものを。

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東京電力尾野氏

、ちょっと漫画的に書きますと、こちら側が海として、ここが、、、こちらが海、というふうに考えてここに護岸があると思うんですが、で、ここにまぁ地下にパイプを入れます、それで入れた場所というのはどんな風に見えるかといいますと、横から見ると俳句を地面の中に入れまして、薬品を出しながら抜いていくとだいたい薬品が固めてくれる範囲が今80センチといいましたが、厳密に80センチという意味ではなくて80センチ位までの所に薬品が染み込んでいくという意味です。

で、これを抜き上げますとまあ大体80センチ直径ぐらいの柱が薬柱の柱ができあがると。

でそのまま固まってしまうということです。

こうした柱を、こういう形で順次並べながら打って行きますと、こういう壁が出来上がると云うことです。

柱の時は大体イメージとして80と申し上げたのはそういうことでございます。

それでここも大体2列に作ると云うことを考えてますから最終的に、土中に壁が出来上がるわけですが、その壁の厚さというのは大体その直系の倍程度、ということでまぁ160センチ程度の厚みの壁ができあがるというようなことです。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます、すいません、伺いたかったのはその薬液を注入する間隔はどのくらいなんでしょうか。

1列に注入する時の。

 

 

東京電力尾野氏

確認しますが、これが大体80センチ位でございます。

 

 

おしどりマコ

それが80センチ、大体80センチに広がるだろうと予測してその間隔が80センチということですか。

 

 

東京電力尾野氏

厳密な寸法については別途確認させていただきたいですが、大体それに応じた間隔でとっていきます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、なんかその間隔が薬液を注入する間隔を狭めて重なったりとか、そういう風な考え方ではないという事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

今、絵で描きましたけど影響する範囲がラップするようにやってますので大体80センチと云っているのは厳密に80しか届かないという意味ではなくて、およそ出来上がった寸法はそのぐらいでしょう、ということです。

 

 

おしどりマコ

なるほど、 80程度なのか80以上なのかちょっとそれは、 、 。

 

 

東京電力尾野氏

80位までは十分届いてるという作りで並べております。

実際にはもう少し遠くまで薬は届いていると思います。

 

 

おしどりマコ

なるほど、解りました、ちなみに深さはどれぐらいなんでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

深さは、 16メーターの深さまで、、、。

深さまでという言い方は正しくないですね。

16メーター位の深さから上に向かって立ち上げていくということです。

 

 

おしどりマコ

なるほど、それは範囲は広がりますが深さは下には届いたりするんですか。

液剤が潜っていくという意味です。

 

 

東京電力尾野氏

入れたところあたりではそれくらいの広がりはあろうかと思いますが、今考えているのは薬剤を不凍層がある16メーター下から立ち上げて行って、地表近くまでということで考えております。

 

 

おしどりマコ

分りました。

次に汚染車両の退域についてお伺いしたいのですが、これは退構した際に一旦汚染したものをつけたまま退構した際にどなたかとかのハンコを押されたのですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは誰も許可をしておりません。

 

 

おしどりマコ

だれも許可のハンコがなかったが退構したという事ですね、、、。

あ、許可のハンコがなくても誰でも退構できるというシステムなんですか。

 

 

東京電力尾野氏

通常許可のハンコが、許可のハンコという形ではありませんが、汚染確認をして汚染があったものについては除染をしたと、云うことで、確認をして出ることになっておりますが、その確認をしないで退構してしまったということです。

 

 

おしどりマコ

一旦汚染を発見した際に、その汚染が落ちたかどうかという再度の確認はするシステムにはなっていなかったということですか。

 

 

東京電力尾野氏

なっております。

で、汚染が確認された場合除染エリアに行って、除染をして、それで除染がなされましたと云う確認をもらって、それから出ることになるわけございますが、そちらのエリアに行かないで直接まっすぐ出てしまったということです。

 

 

おしどりマコ

すいません、私も作業員の方に伺ったのですが、その除染がなされましたというハンコが必要でそれを確認してからではないと出れるシステムではないと伺ったのですが、それはでは、その除染がなされましたという確認のハンコがなくても退構できたということですね。

 

 

東京電力尾野氏

これはそこにエラーがあるというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

除染確認がされていなくても退構できたということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい結果として退構できてしまったというということですので、そのことも含めて原因を確認をしていく必要があると思っているということです。

ですので、今日の資料に書かせて頂いたとおり、原因を調査して対策を講じていく必要がありますので、よく調べて行くと云うことを考えております。

 

 

おしどりマコ

分りました。

では1回目の汚染を測定したときに2万2,000 CPMで2回目の時に2万CPMということですが、この差の2,000 CPMというのは一般道路走行のそれと比較した時にそんなに差はなかったということで、ではゴソッと落ちたのではなく、いつの間にか拡散したという理解でいいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

この差というのは実際大きな差ではございませんので、測定の間のばらつきというふうに思っております。

 

 

おしどりマコ

2,000 CPMが測定内でのばらつきですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

で、運転手の方の被ばく線量が0.012ミリシーベルトということですが、これはどういう評価方法ですか。

APDですか。

 

 

東京電力尾野氏

これはちょっと確認させてください。

 

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おしどりマコ

分りました。

よろしくお願いします。

すいません、もうひとつ忘れておりました。

No 1-1の観測孔についてですが、これトリチウムがベクレル/ccにしますと10の2乗レベルということで、これはその他の、現在の福島第一原発構内の淡水化装置の入り口水、出口水、濃縮塩水など全て同じ10の2乗レベルのトリチウムの濃度となっておりますが、このような濃縮塩水や汚染水のと同程度のトリチウムが地下水の観測後No. 1 、1-1で測定されたということでいいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

まぁそれは同程度というか、ということもございますけれども、トリチウムの濃度ということでは、高いというふうに思っております。

それから、、、。

 

 

おしどりマコ

すいません、代替処理水とか濃縮塩水がトリチウムが全て取り切れませんので、10の2乗レベルの程度で福島第一原発の構内に存在していると理解しているのですが、これは全く同じレベル、10の2乗レベルですので、これはなんといいますか、トリチウムが、淡水化装置の入り口水、濃縮塩水まあ、汚染水がそこに同じ濃度で存在しているということでいいのですか。

そういう理解で良いでしょうか。

 

 

 

東京電力尾野氏

10の2乗レベルというのがもう一度、

どういう単位かというのを、、、。

 

 

おしどりマコ

ベクレルパーccです。

 

 

東京電力尾野氏

10の2乗ベクレルパーCCあればあんまり高くないかと思います。

 

 

おしどりマコ

はい、10の2乗ベクレルパーCC、なので43万ベクレルパーリットルと同等程度ですね。

 

東京電力尾野氏

43万ベクレルパーリットルであれば0を3つ足さないといけないというわけですね。

ベクレルパーCC、、あ失礼ベクレルパーリットルだから10の3乗オーダーということですね。ベクレルパーシーで言うと、 、 。

 

 

おしどりマコ

ベクレルパーCCで、えーと43万、、。

えーと0を三つ消しますよね。

 

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東京電力尾野氏

0三つ消す、、。

あー、あー失礼それで4.3 × 10分2乗だということをおっしゃりたい、あー分かりました。

 

 

おしどりマコ

そうです、そうです。

 

 

東京電力尾野氏

で、それはどのぐらいですかと言うと、大体10の4乗オーダーぐらいですね。

 

 

おしどりマコ

ベクレルパーCCでですか。

 

 

東京電力尾野氏

はい、ちょっと待ってください。

、、、そうかそうか。

そうですね、わかりました。

2乗の後半ですからそうですね。

倍ぐらいの差ということですかね。

失礼しました。

 

 

おしどりマコ

そうですね、10の2乗レベルで淡水化装置も濃縮水も同じ、、、。

 

 

東京電力尾野氏

たとえば最近の測定でいいますと、これは、、。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

いつだっけ。

 

 

おしどりマコ

5月31日。

 

 

東京電力尾野氏

これは5月31日に示したもので云うと大体、9×10の2乗ベクレルパーCCから。

 

おしどりマコ

大体、福島第一原発構内の汚染水は10の2乗程度のトリチウムが存在しているのですが、これは同じ濃度で、地下水に出てきたという理解でよろしいのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

同じ濃度と云うか倍ぐらいはちがってますけど、いずれにせよ濃度としては、我々高いという風に思っておりますから、注意すべきものというふうに考えております。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

 

 

東京電力尾野氏

それから、運転手の線量の評価ですが、これはAPDから見ております。

 

 

おしどりマコ

ありがとうございます。

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マコちゃん勉強熱心ですねん!!

 


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おしどりマコ

まず、被ばく線量の分布等について お伺いしたいのですが 、

H25.3 月及び 4 月は、積算型線量計のみの着用者(:免震棟のみの作業者)の値を反映したことにより 人数が増加した。

とありますが、これは地下貯水槽の作業などのリングバッジによるものは先月入ってなかったと思うのですがそれが加わったということですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは注記にありますとおり重要免震とのみで、仕事をしていた者、いわゆる現場作業をしてなかった者というものも今回の集計からカウントに加えました、という意味でございます。

 

 

おしどりマコ

今回の集計からカウントに加わったということですね。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

では、具体的に免震棟のみで現場作業をされていなかった方々 、増加をしたのは具体的にどこか教えていただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

この、全体の数字の中にばらけて入っておりますので… 。

 

 

おしどりマコ

前回のものと見比べて調べるようにということですか。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

今ここで具体的にご回答はいただけないということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、ちょっと今手元にございませんが、前回と見比べていただけると、総数の変化等でわかるとおもいます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、この下免震等のみで現場作業をされてなかった方々が増加をしたということですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね。

 

 

おしどりマコ

その差はそれのみという事ですね分りました。

分りました、以前この分布データができた時にそのAPDのみの速報のみでリンクバッチ、ガラスバッチの積算は加わっていなかったということなのですが、現場作業をしていてリングバッチなどのガラスバッチや、積算型線量計のみの増加というのはこれは入っていないのですか。

 

 

東京電力尾野氏

まず、現場作業に行ける方はAPDが入ってございます。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

APDでカウントしたというものは入れてございます。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

東京電力尾野氏

まずそれが基本です。

それから、ガラスバッチを併用している場合、ガラスバッチは月た単位で… 。

 

 

おしどりマコ

1ヶ月に1回ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、ラボのほうに、外部の専門機関の方に行って計測され答えが返ってくるということになりますから、、、。

 

 

おしどりマコ

すいません、具体的に質問を変えます。

以前福田さんに伺ったのですが、 APDの速報値のみでその前回の集計では地下貯水槽などの、現場作業された方のリングバッチは1カ月に1回なので含まれていなかったんですね、その件が今回含まれていたかどうかについてお伺いしたいのです。

 

 

東京電力尾野氏

ええ、ご質問の趣旨は確認いたしますと、地下貯水槽の関係の作業で、リングバッチを使った方のリングバッチのデータはこの評価にすでに反映されているのか否かというご質問ですね。

 

 

おしどりマコ

そうです。

地下貯水槽に限らず1ヶ月に1回ごとのガラスバッチ、クイクセルバッチ、リングバッチの集計が今回入っているかどうかについて伺いたいのです。

 

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東京電力尾野氏

えっと、それは確認をさせていただきたいと思います。

、一般論で申し上げておりましたけれども、まだガラスバッチやリンクバッチなどようは集計にあたって、一旦タイムディレイを持って返ってくるデータにつきましては、確定値が入ってきたところで後日修正してると、というになっておりますので、 。

基本はそうなっております。

ですから、至近のところには入っていないと理解ください。

地下貯水槽の話については、個別の話なので確認させてください。

 

 

おしどりマコ

分りました、では確認しますが5月がAPDのみで、 3月、4月は、積算型線量計は現場作業の方々も加味しての数値だということですか。

すいません、ちょっと発表の仕方が毎回分からないもので。

以前、福田さんに伺った時はそうお答えいただいたので。

 

 

東京電力尾野氏

えっと、ご質問の趣旨はリングバッチあるいはガラスバッチの結果が反映されているのはどの集計. .。

 

 

おしどりマコ

はい、どのタイミングで入ってくるかということです。

 

 

東京電力尾野氏

確認させて下さい。

 

 

おしどりマコ

あと、中長期ロードマップ改定のためのたたき台にいただいた、地元自治体の意見の概要について伺いたいのですが、地下水バイパスについて理解を得るために、例えば漁協者や県の関係者に立ち会いをさせ、測定、採取、安全確認の過程の見える化、信頼回復をしていただきたい、ということが書いてあるのですが、これについてはどのように評価をされているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

いずれにしましても地下バイパスの、意義、我々のやろうとしている対応等について、しっかり県にご説明させていただくということで現場取り組んでおります、その上で、ご議論はまだ続いてる所でございますので、我々として必要な措置、対応を取って行きたいと思います。

 

おしどりマコ

分かりました、今のところ第三者の立ち会いは計画にはないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

特にそういう考えは現状ではございません。

 

 

おしどりマコ

分りましたでは、 5月13日に非政府組織のグリンピースや非営利団体などから、採取に立ち会いたい、測定したいさせて欲しいという要望書が上がっておりましたが、その回答が返ってきたという事で、内容を具体的に教えていただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

今手元に持っておりませんので、、、。

これは私どもから出した回答かと思われますが基本的にはお断りさせていただいたのではなかったかと思います。

 

 

おしどりマコ

はい、分かりました。

では、別件の質問ですが、海水サンプリングについて伺いたいのですが、港湾口の海水サンプリングというのは計画には上がってないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

上がっております。

 

 

おしどりマコ

あがってますか。

今後するということですか。

現在2カ所ですよね点5、6号機放水口の北30メートルのものと、 3、4号機放水口の南1.3キロメートル。

 

 

東京電力尾野氏

先般、モニタリングの強化の計画を示させていただいたと思いますが、その中で港湾口も加えててございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

今まで港湾口の計測というのはされてこなかったのですか。

 

 

東京電力尾野氏

港湾口の計測は今まで、、、。

ちょっと確認させてください。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力尾野氏

いずれにしましても、これまでとっていた場所でもトリチウム全β等々と今回の着目ということに関して測定項目など増やしてございますので、そういう意味では今回モニタリングの強化で示させて頂いた所については、、、、。

ですね、港湾口についてはこれまで、特に定期的に行っておらなかった場所でございますが不定期では行っていたということです、そちらにつきまして今回の強化で週一回定期的に採って、測定項目についてもγのみならず、トリチウム、全βそれから、これは月1回でございますけれどもストロンチウムもかかるということで加えてございます。

 

 

おしどりマコ

分りました、これは週一回という形で、例えば港湾内の満潮時と干潮時のときの差はサンプリングなどは計画はされていないのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

現状では週一回ということで他との兼ね合い、船を出す都合、等々ございますので、必ずしもそういったタイミングを選んでいけるということにはならないと思いますが、継続的にとって行くことによって全体の状況を把握して行くことができるかと思っております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、すいません確認ですが。

港湾口のサンプリングは満潮時と干潮時については採らないということですね。

 

 

東京電力尾野氏

えーっと、満潮時と干潮時に選んでサンプリングにピンポイントで行くということが現状ではなかなか難しいのではないかと思ってございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

ありがとうございます。以前から質問している事なのですが、電離検診の血液検査についての結果を各項目ごとに基準値から外れた物を教えて頂きたいと質問しているのですが、それはいつ頃回答頂けますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

こちらのほうは確認できたところで回答さしていただきたいと思っておりますが、また改めて確認できたところでお知らせしたいと思います。

 

 

おしどりマコ

分りました、半年ほど前から聞いておりますのでご回答よろしくお願いいたします。

 

 

 

2回目の質問                             

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おしどりマコ

雑固体廃棄物焼却処理設備において、伺いたいのですが、現在福島第一原発はPRTR法、化学物質排出把握管理促進法の報告義務の適用外ということに平成23年度と24年度はなっている、と環境省から聞いたのですが、平成25年度はPRTRの管理についてはどうなっているのでしょうか。

報告義務、化学物質排出の報告義務は福島第一原発はあるのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

それは確認させていただければと思います。

 

 

おしどりマコ

はい、これをえー、様々な地元に説明したと先程おっしゃっておられましたが、放射性物質ではなく化学物質の管理というのはどうされるのですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは焼却炉の話としては別の話としてのご質問ですね。

 

 

おしどりマコ

いえ、福島第一原発の焼却炉は事故以前までPRTR法に基づいて、何をどれだけ排出するか環境省に毎年報告をしておりましたが、原発事故後、平成23年度と24年度は、化学物質の測定より放射性物質の測定の方が優先だ、ということでPRTRによる報告義務が免除されておりますので、ですので焼却施設のPRTRについての管理、福島第一原発内の管理について伺っているんです。

 

 

東京電力尾野氏

わかりました、確認をさせていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

よろしくお願いします。

 

 

 


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おしどりマコ

20日の清掃作業とパトロール周期と云うのはご確認の後、今日の会見中には教えていただけますでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、そのように出来ればと思ってましたが、今質問回答の中で気が付きましたが、当該ものは20日に分解点検してますので20日の時点で、要は手入れをする以前でそこで漏えいがなかったことが確認できてますので、至近の状況で言いますと、前日20日の作業が終った時点では問題なかったという所からスタート ということかと思いますんで、前日の作業終了のタイミングについて確認をさせて頂きたいというふうにおもっています。回答は現場の方から戻ったところでフォローさせて頂きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、RO3で以前4回ほど漏えいがありましたが、大概10時前後のパトロールで発見をされていたのですが、個々の当該場所でのパトロールは尾野さんが先ほど「1日1回か2回か分からない」仰られていましたが、これは回数は何回ですか。

 

 

東京電力尾野氏

これは今私がうろ覚えで答えるのは適切でないと思いますので、確認の上で回答させて下さい。

 

 

おしどりマコ

わかりました、その作業終了時に漏えいが無かったというのは、これはパトロールではなく確認、、清掃作業の後の確認と云う事ですか。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、清掃作業を行った方、、、えー、作業を行った時点でこの様に漏えいしていた訳ではないので、その時点では通常通り作業は正常に終了していると云う所からはじまってますので漏えいが生じたのは何れにしろそれ以降であると云う事です。

 

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おしどりマコ

わかりました、清掃作業の後にパトロールが当該場所であったかどうかも教えてください。

後ですね、ちょっと私がチェックが漏れてるかもしれませんが、過去にRO3での漏えいが4回まあそれ以上かありましたが、漏えい検知器で漏えいが分かったというのは今回初めてだと思うのですが、そう云う理解でよろしいですか。

 

 

東京電力尾野氏

それはちょっと、私直ぐには分かりませんので。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

で、広さも今回の漏えいが一番広範囲化と思われるのですが、その事も教えて頂けたらと思います。

で、昨年の12月に2回、8月、9月と蛇腹ハウス内で漏えいがありましたが、それぞれ深さが5ミリ、3ミリなどある程度深度があるのですが、先ほど「比較的ゆっくりとした広がりだったのではないか」と深度が1ミリについて仰っておられましたが、これはちょっとこの付近はですね、かなり凹凸があると思うのですが、どの辺りの深度で評価をされているのかを教えてください。

かなり凸凹があるあたりですので。

 

 

東京電力尾野氏

これも、現場を確認に行った時点で、目視で確認できる範囲の中で広がりを確認しているかと思っております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、大体、、、。

どの辺りで1ミリの深度を確認したと云う事ではないのですね。

この蛇腹ハウス内に、凹凸がありますので。

 

 

東京電力尾野氏

厳密に測って1ミリ、ここで何ミリと云う様な事、、、個別に測ってると云うよりはおよその漏えい量を見てると云う事で全体的に見て、1ミリと云う様な判断です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、その、面積が広いですので深さが1ミリなのか5ミリなのかで相当漏えい量が変わりますので、どの位置で1ミリ程度の確認というやり方ではない、と云う事ですか、雰囲気で目視でと云う事ですか。

 

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東京電力尾野氏

えー、確認をした場所と云う物はあろうかと思いますが、全ての場所をつまびらかに測って行くと云う様な事を、わざわざしないと云う事です。

 

 

おしどりマコ

そうですね、当然ですね。

あの、それは勿論わかりますので。

どの辺りで1ミリ程度と云う目視をした、と云うのは今確認は出来ていないと云う事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

これは、確認をさせて頂ければと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、宜しくお願いいたします。

線量が毎時0.3ミリシーベルト程度だったと云う事で、この辺りは室内ですがトリチウムの空気中の濃度限度等は、測定はされてないですか。

 

 

東京電力尾野氏

ちょっと確認をさせて頂きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

はい。

えー、一昨日福田さんに質問した時に、福島第一原発内のトリチウムの空気中の濃度、作業者の告示濃度限度が定められてますので、測定はしているかと質問した際に「当該場所では測定していない」とご回答いただきましたが、今までにこの様な室内、屋外に限らずトリチウムの空気中の濃度と云うのは測定されているんでしょうか。

測定実績はありますか。

 

 

東京電力尾野氏

これは確認させていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、ALPSのバッジ処理タンクの件ですが、これ、B系、C系はまだ確認検査はしていないと云う事ですね、他の4つは。

 

 

東京電力尾野氏

はい。

 

 

おしどりマコ

1AのみPT検査をしてピンホールがあったと云う事ですね。

わかりました、それはトレーサーの意味での線量チェックなどはされているのでしょうか。

 

 

東京電力尾野氏

ご質問の意図がよく分からないのですが。

あのー、トレーサーをつけてどうこうという様な測定評価をするようなものではございません、、。

 

 

おしどりマコ

はい、あのピンホールがあったと云う訳でその付近に漏えいがあるか、にじみがあるか、と云う事で何か漏れていないかと云う意味での線量のチェックです。

 

 

東京電力尾野氏

そう云う事から言うと、最初に漏えいが発生してました、2Aについては、汚染が確認されてると云う事です。

で、1Aの方のタンクについてはPT検査はしてますが、特に明確に漏えいが生じてると云う様な状況ではないと云う風にみてます。

 

 

おしどりマコ

なるほど、結露なども目視では確認できなかったと云う事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

結露などはもちろん条件が一緒ですから、同じ様な者はございますけども、当該のカ所で具体的に漏えいが出てると云う様な状況まで明確に確認している訳ではありません。

 

 

おしどりマコ

なるほど、その結露の線量は特にチェックはしていないと云う事ですね。

 

 

東京電力尾野氏

そうですね、特に確認したかどうかという事は今私、確認してませんが、PTの確認において結果があると云う事は確認されてますから、、、。

 

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おしどりマコ

はい、わかりました。

以前質問していた物の回答を確認したいのですが。

  • コールド検査の時に結露が生じていたかどうか。
  • タンクを作っていた際にトレーサーを用いた浸透探傷検査をしたかどうか。

と云うのを月曜日に聞いていたとおもいますが。

 

 

東京電力尾野氏

以前の状態で結露があったかどうか、と云う事に関しては、今の所まだ確認はしてません。

それからもう一つのご質問で、工場でトレーサーを使った検査をするか、というご質問ですが、工場においてあえて放射性物質を使った検査と云うのはしないかと思ってます。

 

 

おしどりマコ

蛍光剤や染色剤や磁粉等を使っての、放射性物質ではなく、その他のトレーサーを使った浸透探傷検査です。

 

 

東京電力尾野氏

トレーサーと云う言い方が適切かどうかは、あれですけど、施工個所、溶接個所等の仕上がりの確認には幾つかの方法がありますので、工場において確認はされてるかと思いますが、先ほどどなたかからもご質問がありましたが、確認をさせて頂きたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました、宜しくお願いします。

 

 

東京電力尾野氏

それから、掃除の頻度ですが、今回の掃除は初めての掃除でした。

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本日の会見の詳しい内容を【続報】としてマコちゃんが記事にしてますねん!

あわせてご覧くださいねん!
→  【続報】淡水化処理装置からの漏えい、平成24年の漏えい4件と比較(おしどりマコ) | Daily NOBORDER

 

 

 

 

 

 

以前の質問の回答                              

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東京電力福田氏

トリチウムの測定について「液体シンチレーションカウンターで短時間で測定ができるのではないか」というご質問がありましたが、弊社でも現在分析自体は液体シンチレーションカウンターを用いて行ってます。

ただ、この試料の前処理ですとか測定データの確認作業等行っていると云う事と、まあ分析作業と云うのは多くの作業が並行して流れてますので、その作業調整も含めまして現状では試料採取から分析結果の確定と云う所まで1週間程度必要と云う様な形で運用をしてます。

それから、トリチウムについては、蒸発する可能性があると云う事で空気中の濃度限度について、この管理はどうだと云う事ですが、トリチウムについては通常の水と同じ挙動をすると云う事で、屋外においては直ぐに拡散して大気中に流れてしまうと云う事で影響はないと、考えてます。

それから、2年前の海での流出の際の高濃度汚染水について、ヨウ素、セシウムの量については把握しているが、トリチウム、ストロンチウムについては諮っていないのか、というご質問ですが、当時のデータを調べたところ、平成23年3月27日に採取した2号タービン建屋の滞留水、これのサンプリング結果があります。

その中でトリチウムにつきましては2.4×10の7乗?/Lこれは2400,0000?/Lということですけれども、残念ながらストロンチウムについては当時は測定していません。

それから、実際のデータを採取測定した測定機関はどこか、東電環境エンジニアリングですか、と云う事でしたが、その通りでございます。

それから各部門の仕事をしている正式名称を教えてくださいと云う事で、発電所で分析を行っております放射線管理の部門については、現在発電所の保安班でやってございます。

発電所で高い値が出たと云う事で再サンプリングの判断をした部門と云うのは、発電所の復旧班でございます。

で、6月11日の本店でデータを受領した部門と云うのは、本店の保安班と云う事でこう云う体制でやってました。

1点午前中の会見でご説明した時系列の中で訂正がございました。

5月24日のサンプリング結果を発電所の実際にサンプリングを依頼した部署に回答した日が6月3日とご説明しましたが、それを元に再サンプリングを実施したと申しましたが、6月3日というのが5月31日の間違えと云う事で訂正が入ってございます。

 

マコちゃんの質疑                      

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おしどりマコ

ご回答色々ありがとうございます。

トリチウムの空気中濃度の件ですが、作業者の空気中の告示濃度は0.8Bq/ccと云う事ですが、影響はないと冒頭で仰ってましたが、これの測定実績はありますか。

 

 

東京電力福田氏

当該部分ではありません。

 

 

おしどりマコ

測定実績はない。

 

 

東京電力福田氏

はい。

 

 

おしどりマコ

夏はある程度湿度が上がって、トリチウム水も水蒸気になると、以前東京電力の技術の方から教わりましたが、その可能性もないと云う事ですか、公式には。

 

 

東京電力福田氏

先ほど申しましたのは外気に触れている部分として拡散して行ってそこにとどまる事はないであろう、と云う事で考えてます。

 

 

おしどりマコ

そこに留まることはない、と云う事ですね。

 

 

東京電力福田氏

はい。

 

 

おしどりマコ

つまり水蒸気になる可能性はあるが、留まる事は無いので測定していないと云う事で、、そう云う理解でよろしいですか。

 

 

東京電力福田氏

そう云う意味では水があれば、空気とのバランスですから蒸発する部分はあろうかと思います。

そこは僅かですし、それは移動して行くと云う事で高濃度になる事はないであろうと云う事でございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

午前の会見でセシウムは土に吸着するので、2年前の漏えいが寄与しているのではないかと云う事でしたが、平成24年の12月に1回測定して、セシウムに注目してこれは出ていなかったのでそれ以降計測はしなかったと云う事ですが、セシウムが土に吸着していると予測していながらセシウムだけを注目したと云う事なんですか。

 

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東京電力福田氏

はい、沿おう云う意味でどちらかと云うと汚染源としては、全体としてセシウムに注目していたと云うのは事実です。

 

 

おしどりマコ

これはあの、1回めの測定に29、000Bq/Lトリチウムが検出されてますが、付近が110、000Bq/L程度だったのでまあ問題は無いと仰っておられましたが、これは全βで見ても付近と同じ様な程度だったと云う事ですか。

 

 

東京電力福田氏

そこの数字は今持ち合わせてませんが、確認します。

 

 

おしどりマコ

わかりました、12月にこの観測孔で平成23年の漏えいが寄与しているかどうかという事が分からなかったと云う判断根拠をもう少し伺いたいのですが。

 

 

東京電力福田氏

12月の時点ではそう云う意味では、セシウム自体NDでしたし、全体、1号機の周りがご案内の通り、ホールアウトの影響で高いと云う事もありましたのでここではそこまで認識しなかったと云う事です。

 

 

おしどりマコ

可能性はこれから評価してと云う事でしたが「あったかもしれない」と云う事ですか。

セシウムに注目していたのでわからなかった可能性はあると云う事ですか。

 

 

東京電力福田氏

そう云う意味ではここの29、000Bq/Lについてはご案内の通りサブドレーンで110、000Bq/L出てますのでホールアウトの影響の可能性もありますしその時点ではそこまで追求はしていなかったと云う事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、これは以前地下水バイパスの時に敷地内の揚水井やいろんな検知孔の数値も出ましたが、その数値と違いすぎるのですが深度と共に範囲を、水平の範囲で高濃度のトリチウムやストロンチウムで土壌がどこまで汚染されているのかというのは、把握されてますでしょうか。

何かマップの様なものはお持ちなのでしょうか。

すいません不勉強で。

 

 

東京電力福田氏

この周りの土壌を、と云う事ですか。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力福田氏

そう云う物は採取してません。

 

 

おしどりマコ

無いと云う事ですね、わかりました。

12月の時点ではストロンチウムは全βの5.7%で、今年の5月の時点ではストロンチウムは全βの53%になっているのですが、全βにストロンチウムが占めるパーセンテージが変わって行っているのは、どの様に評価されてますか。

 

 

東京電力福田氏

今後評価をしていきますが、ストロンチウムが増えたと云う事でβが増えたという相関関係かなと考えてます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ではその他のβは、イットリウム90とかセシウムのβ崩壊を拾ってると云う事ですか。

他のβ核種についてなにか分析はされますか。

 

 

東京電力福田氏

現状はそこまで分析はしてません。

主要な核種でトレースしてると云う事です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、現状はと云う事で今後の予定は今の所、、、。

 

 

東京電力福田氏

今の所、考えてません。

 

 

おしどりマコ

わかりました、あと確認ですが午前の会見で「これ以降の地下水バイパスの説明会にこの件は盛り込まれるのか」という質問に福田さんは「そうだ」とお答えになったと思いますがそれでよろしいですか。

 

 

東京電力福田氏

そう云う意味では漁協さん含めて関係者への説明はして行くと云う事でこの後意見についても説明いたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました、あと6月24日に福島県の漁業協同組合の説明会が残ってると思いますが、これにされると云う事ですね。

 

 

東京電力福田氏

そこの中身については、先方との話もあろうかと思いますが、基本的に我々は説明は関係者にはして行くと云う事です。

 

 

おしどりマコ

では、地下水バイパスの説明会は5月31日に東京電力が数字を把握してから6月5日、7日、11日、13日と4回説明会があり、計それ以前の物も含めると7回が終わったのですが、これに漁業や県民の方々に改めてまた説明会をするご予定はありますか。

 

 

東京電力福田氏

そこまでは確認できてませんので、先方とも相談して決めたいと思います。

 

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おしどりマコ

ありがとうございます。

あと、先週海外メディアが福島第一原発の構内に入った件で、質問していたと思うのですが、それに関連して、改めてまた質問を重ねてします。

広報の方が核防護上取材者の安全のため、「敷地内では私の命令に従ってくれ」「従わなければ帰ってくれ」という発言があったのではないかと仰ってましたが、動画をもうご覧になったと思いますが、バスを降りたばかりの所と云う事と、あとJビレッジでも同様の事を指示をされたと云う事でこれは、Jビレッジでは核防護上や、取材者の安全という事でその様な強い指示がでるのは疑問なんですが、その辺りの評価を宜しくお願いいたします。

 

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東京電力石橋氏

はい、前回の会見の後に動画の方、おしどりさんから見せて頂きまして確認をしました。

それから当日海外メディアの現場公開に同行した者にも直接確認をいたしました。

仰っている場面はですね、4号機の建屋の前で工事車両が非常に頻繁に行き来している場所でして、危ないと云う事でバスを降りた所で「私の指示に従って行動してください」と云う様な主旨で申し上げた事のようです。

あの、まあ大変大きな声で申し上げてますので、大変威圧的に聞こえ、、とられたかもしれませんが全面マスクを全員がしている状況の中でのご案内といいますか、指示、でしたので、かなり大きな声で言わないと聞こえないと云う事もあり、ああやって大きな声でご案内を差し上げたと云う事のようです。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ではJビレッジも同様の指示があったと云う点についてはいかがですか。

 

 

東京電力石橋氏

仰るように、Jビレッジではそういう危険な場所と云う事ではないと思いますけれども、すいませんJビレッジの話は今お聞きしたのできちんと確認していませんけれども、恐らくその日の案内全体について「指示に従って下さい」と云う事を申し上げたのではないかと思いますが、もし必要でしたら確認をいたします。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

すいません、関連で、Jビレッジの現在の運用について伺いたいのですが、不勉強ですいません。

現在Jに列ジは無償提供で借りていると云う形なんですか。

「これは、家賃を支払ってJビレッジを使用しているのか」と海外メディアの方に私自身が質問された時に答えられなかったものでして、申し訳ありません。

 

 

東京電力石橋氏

すいません、ちょっと確認いたします。

お借りしてると云う事は事実です。

 

 

おしどりマコ

わかりました、では、Jビレッジを事故以前に作った時に東京電力は何パーセント程度出資をしたのか、現在は家賃を支払っているのか、どの様な形態になっているのか、Jビレッジの管理の主体はどこなのかと云う事も教えてください。

宜しくお願いします。

 

 

東京電力石橋氏

管理の主体と云うのは社内の部門の事ですか。

 

 

おしどりマコ

Jビレッジ全体のです。

 

 

東京電力石橋氏

東京電力の中でどういった部門が管理しているのか、というご主旨ですか。

 

 

おしどりマコ

はいそうです。

管理としてというのは、主導権を握っていると云う事です。

宜しくお願いします。

 

 

東京電力福田氏

先ほどの質問で、全βですが、1号機のサブドレンピットで268という数字が出ていますんでそう云う意味では同じ様なオーダーの物かと思います。

 

 

おしどりマコ

268、、。

ベクレルパーリットル。

 

 

東京電力福田氏

はい。

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