マガ9editor's room

マガ9編集部発の情報やスタッフが書いたコラムを随時お届けします。

日めくり編集メモ

昨年の東日本大震災、そして東電福島第一原発事故をきっかけに、デモへの参加や署名活動など声を上げる人が多くなってきました。いや、むしろ今までが少なすぎたのです。

2012年の年明けですが、沖縄県庁では昨年末から住民が座り込みを続けています。防衛省は普天間移設に向けたアセスメント評価書県に発送しましたが、地元の声を無視した強権的な行為への反発が高まっています

激動の2011年もあと1日。本当にいろいろなことがありました。そんな今年、筆者が読んで最も心に残った本は、ナオミ・クライン著『ショック・ドクトリン』(幾島幸子・村上由見子訳、岩波書店)でした。

「芭蕉布」「豊年音頭」「娘ジントヨー」など、沖縄を代表する作曲家である普久原恒勇(つねお)さんの作曲活動50周年記念コンサートが、12月25日、沖縄市民会館で開かれました。

政府や東京電力の記者会見に出席して舌鋒鋭く追及し、福島の原発事故で被災した人々のために活動し彼らとともに涙する、マガジン9の連載「脱ってみる?」でもお馴染みのおしどりのお二人。熱情溢れる彼らの原点はどこにあるのでしょう。

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