福島

 


1回目の質疑                
DSC03367.JPG おしどりマコ
仮に地絡と云うで、3号SFPは初代共通メタクラを経由してると思いますが、他の機器などのチェックや影響はあったのでしょうか。
関連資料←クリック


東京電力:尾野氏
今回の状況では、他の機器への影響というのは発生して御座いません。
で、今回、地絡の発生場所はメタクラレベルの高圧部分ではなく設備直近の電圧を下げた先の場所でございました。地絡の発生した所で保護計電気が働いておりますので、田への影響は無かったと云う風に考えてございます。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます、これは冷却システムが停止したのは1次系2次系両方ともと云う事ですか。


東京電力:尾野氏
どちらもです。

 

おしどりマコ
わかりました。
以前聞いておりました、こう云った「緊急時作業の場合の作業計画や被ばく計画線量はどうなっているのか」と云う事と「先月、SFPシステムが止まった場合の緊急時作業の作業計画などはどうなっているのか」という質問のご回答はいただけますでしょうか。


東京電力:尾野氏
はい、緊急時の作業と云う事でございますけれども、元々作業線量として1m?に満たない範囲で作業を行えると云う場合については改めて作業計画を提出する必要はないと云う事でございます。
前回のプールの作業に関しては、そう云った物が必要になるような状況の作業形態は取らなかった、と云う事でございます。
以上です。

 

おしどりマコ
わかりました。
すいません、それは現在1Fのサイト内での運用がそうなってると云う事でしょうか。

DSC03370.JPG 東京電力:尾野氏
現在1Fのサイト内での運用がそうなってると云う事でございます。

 

おしどりマコ
わかりました、以前「除染則などで、運用されている」と云うお話を尾野さんがされてたと思うのですが、すみません定かではありませんが除染則だと「毎時3.2μ?以上の所で作業する場合は労働基準監督署に作業計画を提出する」と云う事になっておりますが「1Fでは積算が1m?に満たない場合は出さなくてもよい」と。


東京電力:尾野氏
そうですね「1Fは除染則と云う事ではなくて原子力発電所の中の対応」と云う事でやらしていただいてます。

 

おしどりマコ
電離則とも除染則とも関係が無くと云う事ですね。


東京電力:尾野氏
除染則ではありません。

 

おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
・・・いや、なので前回の緊急時作業は作業計画は特に立てていないと云う事ですね。


東京電力:尾野氏
それが要求されるものではなかったと云う事です。

 

おしどりマコ
わかりました、では具体的に実施した後に被ばく線量などは出されたのでしょうか。


東京電力:尾野氏
今回の作業での被ばく量というのは評価してございます。


おしどりマコ
えー、出してると云う事ですね。


東京電力:尾野氏
はいだしてます。


おしどりマコ
わかりました、それも公表は・・。


東京電力:尾野氏
今手元に数字をもっておりませんけれど、確認して回答出来ると思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


2回目の質疑                
DSC03382.JPG おしどりマコ
正門の連続ダストモニタについてお聞きしたいのですが、今日配られた写真の資料で、※警備上の観点から一部写真を加工しております。というのはこの背面の他に何か加工している場所はあるのでしょうか。・


東京電力:尾野氏
今仰っているのは写真の上半分がかすれたような写し方になっていると云う事かと思うんですが、それ以外には特に聞いておりませんが、具体的に何処と云う風には確認しておりません。


おしどりマコ
わかりました、ではこの交換後の連続ダストモニタとありますが、交換後の方が養生してあったり、ケーブル等をひもで括ってあったりするのですが、これは交換予定の連続ダストモニタと云う事なのか、これは交換後の状態なのかどちらなのでしょうか。


東京電力:尾野氏
これは後とかいてあるので後かと思います。


おしどりマコ
交換して配線など終わった後と云う事ですね。


東京電力:尾野氏
はい。


おしどりマコ
わかりました、ではこの故障した当該連続ダストモニタ、左側の部分は前面の機器等が下りてますが、これはまだ括られたままですが、これは交換した後と云う事で、後ほどおろしたり色々養生されてる部分は外していくと云う事ですか。
それともこのままで使っていくと云う事でしょうか。


東京電力:尾野氏
この。ビニールの様な養生がくっついてる事を言ってるんですか。


おしどりマコ
はい、あのー、ビニールの養生やその他、黄色と黒のひもで様々な機器が固定されておりますが。
前面に下りてくる部分の機器も固定されたままなのですが。


東京電力:尾野氏
はい、ケーブルとかですね、具体的に今どのようにしてるかは承知しておりませんけども、これは交換後の状態でございますので、この状態で使用に入った物と云う風に理解しております。


おしどりマコ
わかりました、ではこの右側の物が現在「18時29分に機器の故障警報が鳴った」と云う物ですね。


東京電力:尾野氏
おそらくそうだと思いますが、先ほど申し上げた通り速報で来たばかりでございますから、正確にはまだ把握しておりません。


おしどりマコ
わかりました、ではこのダストモニタの交換が終わった時間と云うのは具体的に分かってるのでしょうか。


東京電力:尾野氏
これは、先日の話ですか。


おしどりマコ
はい。

DSC03387.JPG 東京電力:尾野氏
確認させてください。
確か交換して立ち上げた時間が、昨日の内だったと思いますよ。


おしどりマコ
わかりました、ではその、交換からダストモニタが正常にモニタリング出来た期間があるかどうかと云うのも現在把握しておられますか。


東京電力:尾野氏
交換後から先ほどの18時台に故障警報が出るまでは正常に作動していたと云う風に考えていいと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
で、ホウ酸水の注入設備のヒーターについてお伺いしたいのですが、この当該ヒーターの点検周期はどれくらいですか。


東京電力:尾野氏
それは確認さして頂ければと思います。


おしどりマコ
わかりました、その点検した時に焦げ跡に気付いたと云う事で、その「いつ焦げ跡がついたか」という具体的な時間と云うのはまだ分かっていないと云う事ですね。


東京電力:尾野氏
それはそうです。


おしどりマコ
わかりました、では現在№1のヒーターに切り替えてると云う事で、これは№2のヒーターは今後使用状況はどのようになるのでしょうか。
№1一つだけで行くと云う事でしょうか。

DSC03391.JPG 東京電力:尾野氏
当該のヒーターの側は修理する必要がありますから、修理を行っていく事になるかと思います。
具体的に修理の段取りやらその過程の段取り等々についてはこれからの検討かと思います。


おしどりマコ
わかりました、では今から暖かくなっていくのでそれほど心配はないと思いますが、ヒーターが機能しない場合、このホウ酸水の水温は大体どの位になるのでしょうか。

 

東京電力:尾野氏
これは、時間をかけて通常の大気温に近い所に近づいていくと云う事かと思います。


おしどりマコ
わかりました、では先だってから聞いております東京電力の社員の方々の電離検診の血液検査の結果と云うのは、いつ頃に出ますでしょうか。


東京電力:尾野氏
今、先生に伺っている所ですので、お忙しい中で対応していただいてる様でございますので、ちょっとお待ちください。


おしどりマコ
わかりました、東京電力の産業医の先生は現在菊池先生一人ですか。


東京電力:尾野氏
先生全員でどうなのかと云う事は承知しておりませんけれども、専門の先生に確認をしている所です。


おしどりマコ
わかりました、産業医の先生は大体何人くらいおられますでしょうか。


東京電力:尾野氏
それは承知しておりません。


おしどりマコ
わかりました。
お調べいただいてご回答をいただけますでしょうか。


東京電力:尾野氏
確認させて下さい。


おしどりマコ
宜しくお願いします。

DSC03401.JPG


















(東京電力からのメール、22:19)

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              東京電力からのご連絡
─────────────────────────────────────

報道関係各位

 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。

○昨日(4月5日)お知らせいたしました、地下貯水槽No.2における漏えいについ
 ての続報です。

○本日(4月6日)地下貯水槽において、サンプリングを実施しており、その結果
 がまとまりましたのでお知らせいたします。

[地下貯水槽NO.1:ドレン孔水(4月6日午前9時15分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:6.9×10^-2Bq/cm3(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:13ppm

[地下貯水槽NO.2:漏えい検知孔水 北東側(4月6日午後1時56分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:6.9×10^3Bq/cm3(検出限界値:3.1×10^0Bq/cm3)
 ・塩素濃度:500ppm

[地下貯水槽NO.2:漏えい検知孔水 南西側(4月6日午後2時17分)]
 ※分析に必要となる試料量を採取できなかったため、欠測となっております。

[地下貯水槽NO.2:ドレン孔水 南西側(4月6日午前9時20分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:4.8×10^-2Bq/cm3(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:8ppm

[地下貯水槽NO.2:ドレン孔水 北東側(4月6日午前9時25分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:4.3×10^1Bq/cm3(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:14ppm

[地下貯水槽NO.3:ドレン孔水 (4月6日午前9時30分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:1.1×10^-1Bq/cm3(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:10ppm

[地下貯水槽NO.4:ドレン孔水 (4月6日午前9時45分採取)]
[分析結果]
 ・全ベータ:検出限界未満(検出限界値:3.3×10^-2Bq/cm3)
 ・塩素濃度:9ppm

○今後、地下貯水槽NO.3漏えい検知孔水について、地下貯水槽NO.3の漏えいの有無
 を確認するため、追加でサンプリングを行います。

○なお、当社ホームページに、ヨウ素、セシウムの核種分析結果を含めた資料につ
 いて掲載しておりますので、ご参照願います。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130406_06-j.pdf

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水について、本設設備による移送先を地下貯水槽
 No.1から地下貯水槽No.6へ切り替えるため、一時停止しておりましたが、午後4
 時10分、地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.6への移送を開始しました。

○移送状況については、午後4時30分にパトロールを行い、漏えいなどの異常がな
 いことを確認しました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○昨日(4月5日)お知らせいたしました、地下貯水槽No.2における漏えいについ
 ての続報です。

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、本設ポンプ1台、仮設ポンプ4台にて地下
 貯水槽No.1へ移送していますが、本設設備による移送を地下貯水槽No.6へ切り替
 えるため、午後3時33分に地下貯水槽No.1への移送を停止しました。なお、仮設
 ポンプによる地下貯水槽No.1への移送は継続しております。

○移送停止後の状況については、パトロールを行い、漏えいなどの異常がないこと
 を確認しました。

○準備が整い次第、地下貯水槽No.6への移送を開始します。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、本設ポンプ1台、仮設ポンプ4台にて地下
 貯水槽No.1へ移送していますが、本設設備による移送を地下貯水槽No.6へ切り替
 えるため、本設設備による移送を一時停止いたします。なお、仮設ポンプによる
 地下貯水槽No.1への移送は継続いたします。

○また、地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1への移送については、仮設ポンプ4台
 (それぞれ約30m3/h×2台、約48m3/h、約60m3/h)で約10,000m3の移送を行うこ
 ととしており、移送日数は約2.5日を予定しております。

○1台ある本設ポンプ(約40m3/h)による移送については、地下貯水槽No.2から地
下貯水槽No.6へ約3,000m3の移送を行うこととしており、移送日数は約3.1日を予
定しております。

○移送については並行して行うことから、移送日数は約3.1日を予定しております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水について、仮設ポンプ1台(約30m3/h)を追加
 するため、本設ポンプ1台を除く仮設ポンプ3台の運転を一時停止しましたが、
 その後、追加したポンプの仮設移送配管に異常がないことから、午後0時52分に
 地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1への移送を開始しました。

○移送状況については、午後0時55分にパトロールを行い、漏えいなどの異常がな
 いことを確認しました。

○また、先に停止した仮設ポンプ3台については、午後0時57分に地下貯水槽No.2
 から地下貯水槽No.1への移送を開始し、移送状況については午後0時58分にパト
 ロールを行い、漏えいなどの異常がないことを確認しました。

○なお、仮設ポンプ3台のポンプ流量について、誤りがございましたので、お詫び
 して訂正させていただきます。

(誤)追加した仮設ポンプ3台のポンプ流量:約20.8m3/h
(正)追加した仮設ポンプ3台のポンプ流量:約30m3/h、約60m3/h、約48m3/h

○移送日数については、現在検討しております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○本日(4月6日)午前9時38分から、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、
 仮設ポンプ3台を追加し、地下貯水槽No.1への移送を行っておりましたが、さら
 に、仮設ポンプ1台を追加するため、現在移送を行っている本設ポンプ1台を除
 く仮設ポンプ3台の運転を、午後0時27分、一時停止いたしました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○本日(4月6日)午前5時43分から、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、
 地下貯水槽No.1への移送を開始しましたが、さらに、仮設ポンプ3台を追加し、
 仮設移送ラインに異常がないことから、午前9時38分、地下貯水槽No.2から地下
 貯水槽No.1への移送を開始しました。

○なお、移送状況については、午前9時41分にパトロールを行い、漏えいなどの異
 常がないことを確認しました。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○4月6日午前5時43分、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、地下貯水槽
 No.1への移送を開始しましたが、さらに、仮設ポンプ3台を追加し、準備が整い
 次第、地下貯水槽No.2から地下貯水槽No.1に移送を開始する予定としております。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○4月6日午前5時43分、地下貯水槽No.2に貯水してある水について、地下貯水槽
 No.1への移送を開始しました。

○移送ラインについては、午前5時43分に現場確認を実施し、漏えい等の異常がな
 いことを確認しております。

○また、本件については、漏えい量が約120m3、全γ放射能濃度が約1.5×10^0Bq/cm3、
 全β放射能濃度が約5.9×10^3Bq/cm3であったことから、漏えいしたγ線放射能量
 が約1.8×10^8Bq、β線放射能量が約7.1×10^11Bqと推定しておりますが、詳細に
 ついては調査を行っております。

○そのため、管理対象区域で発生しておりますが、4月6日午前5時10分に実用発
 電用原子炉の設置、運転等に関する規則第19条の17の十号である「原子炉施設の
 故障その他不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等が管理区域内で漏えい
 したとき。」を準用できると判断いたしました。

○よって、本件については、福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定第168条(報告)
 に基づき報告を行うものです。

<臨時会見開催のご案内>
○4月6日午前10時から、本店本館3階大会議室にて臨時会見を開催し、4月5日
 に発生した福島第一原子力発電所における地下貯水槽No.2からの水漏れについて、
 現状をご説明させていただきます。

○福島広報部においても、同日午前10時から臨時会見を開催し、ご説明させていた
 だきます。

----------------------------------------------------------------------
 ・開催日時:平成25年4月6日午前10時?
 ・開催場所:本店3階大会議室(受付は午前9時30分から)
       福島では福島県庁本庁舎2階福島県政記者クラブ内会見場
----------------------------------------------------------------------

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○地下貯水槽No.2に貯水してある水を、準備ができ次第地下貯水槽No.1に移送する
 ことを計画しております。

○現在、地下貯水槽No.2(容量:約14,000m3)に、約13,000m3(運用上の上限値)
 は貯水しており、まずは、空の状態である地下貯水槽No.1(容量:約13,000m3)
 に約11,500m3(運用上の上限値)移送します。

○なお、付近に排水溝がないことから、海への流出の可能性はないと考えておりま
 す。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

------------------------------------------------------------------------
【お知らせ済み】

○4月3日に発電所構内に設置した地下貯水槽No.2において、貯水槽の内側に設置
 された防水シート(地下貯水槽は3重シート構造となっている)の貯水槽の一番
 外側のシート(ベントナイトシート)と地盤の間にたまっていた水を分析した結
 果、10^1Bq/cm3オーダーの放射能が検出されました。

○そのため、4月5日、一番外側のシート(ベントナイトシート)と内側のシート
 (2重遮水シート)の間にたまっている水の分析を行ったところ、放射能が検出
 され、検出された放射能濃度は、約6.0×10^3Bq/cm3です。

○4月6日、再度当該箇所の水の分析を行います。

○現在、詳細調査中です。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

以 上

 

DSC03408.JPG1回目の質疑           
おしどりマコ
時系列を見ますと、水位の低下が3月2日と4月7日を比べると、95%?94.5%になっていますが、これは、満水の時のこの程度減ったと云う事で1万4千トンの0.005と云う事で、70トン減った、と考えていいのでしょうか。


東京電力:尾野氏
これはですね、水位計の%表示が、この桁まで綿密な意味で精度があるか、と云うような所では若干、をこれだけで判断するのは難しいかなと云う風に思ってる所でございます。


おしどりマコ
わかりました、でも蓋がされているのであまり蒸発の程度は考えなくていいかと思うのですが。ではこの、0.5%減ったと云うのはどのようにお考えなのでしょうか。
誤差の範囲内ですか。

東京電力:尾野氏
これは、測定系の誤差の可能性もありますし、或いは何らかの体積減少があったと云う事かもしれませんが、この数字を診ただけでそれだけ現実に体積減少してると云う風に判断するには、この計器は粗いと思っております。


おしどりマコ
わかりました、ベントナイト遮水シートは各会社の物によって違いますが、1グラムで10~14?吸水したり、自重の400倍吸水したりと云う事になっておりますが、大体ここで使っておりますベントナイト遮水シートはどの程度吸水するか概算は出ているのでしょうか。


東京電力:尾野氏
ベントナイトシートのスペックの詳細は確認させて頂ければと思います。

DSC03414.JPG おしどりマコ
わかりました、ではこの貯水槽1番2番の造りは同じなのでしょうか。


東京電力:尾野氏
基本、貯水槽の造りは同じでございます。


おしどりマコ
全く同じ、同じ問題が出てくると云う可能性もある、と云う事ですね。


東京電力:尾野氏
それはあの、完全に無いと云う事を否定する事というのは出来ないと思っております。


おしどりマコ
わかりました、去年の9月の地下貯水槽の強度評価、耐震性評価を見ますと地震力が作用した場合の止水シートの発生歪み量等を調べておられますが、シートの継ぎ目の地震力が発生した場合の強度などは調べておられたのでしょうか。


東京電力:尾野氏
シートその物に対する発生応力と云うような事で評価をしてるのかと思いますが、これは継ぎ目部分と云う所に特化しての評価にはなってないかと思います。
代表としてシートの通常部分について評価していると云う事だとおもいます。


おしどりマコ
わかりました、シートの評価はもう十分強かったのですが、シートの継ぎ目は評価はしていなかった、と云う事ですね。


東京電力:尾野氏
シートの継ぎ目に関しては継ぎ目の次ぎ方、それから継いだ場所と云うのが、十分しっかりと付いているかと云う事の確認はしてございますが、結果として今漏洩をしているであろうと云う風に考えてますので、何らかの漏洩経路があろうと云う風に思っております。
そう云う事からいいまして可能性の一つとしてシートの継ぎ目と云うのはあり得るだろうと意味で申し上げました次第です。


おしどりマコ
わかりました、シートの継ぎ方はしっかりしてあったと云う事で。
すいません、確認ですが、この去年9月の耐震性評価を出した時にシートの継ぎ方による耐震性評価は出してなかったと云う事ですね。

DSC03421.JPG 東京電力:尾野氏
確認はさせて頂きますが、そのような出し方はしてなかったという風に記憶してございます。


おしどりマコ
わかりました、ここの水の放射能濃度が、放射能濃度測定結果の8番に近いと云う事で、では、同程度アンチモンやトリチウムも含まれている可能性はあると云う事でしょうか。


東京電力:尾野氏
これはあの、中身は詳細な分析はしておりませんので具体的にどうであるかと、云う事は、厳密な意味では今申し上げる事はできませんが、単純に同じ様な割合で出てると云う風に考えればおおよその見方としては、比率で診て頂ければと思います。


おしどりマコ
わかりました、この漏洩検知孔の機能の所ですが、現在はまだ水が漏洩して布を駆け上がっている状況ではないということですね。


東京電力:尾野氏
そこは何とも言えないかとおもっております。


おしどりマコ
駆け上がってる、上まで同じ様にひたひたになってると云う事ですか。


東京電力:尾野氏
それも可能性としてはあると思います。
というのは内外の水圧が同じになる所までバランスしますから、そこまでは上がっていくと云う事もあろうかと思います。

DSC03424.JPG おしどりマコ
わかりました。
では、この貯水槽が現段階で地震や天候などの影響を受ける可能性はありますか。


東京電力:尾野氏
これは、地震や天候というのでま、どういうモードを考えるかと云う事にもよろうかと思いますけれども、今の時点において特に地震や他の天候要因があったとしてもこれまでの状況と変わると云う事ではないと思います。


おしどりマコ
わかりました、週末に来る爆弾低気圧や地震などのスロッシングの影響を受けるかと云う事です。


東京電力:尾野氏
スロッシング等の影響と云う事で言うと、シートの状態と云うよりは貯水されてる水全体の動きの話でございますので、これは今回の事象とかかわらず影響は変わらないと云う風に思ってございます。
それから、今週末、雨が異常に降るという予報でございますけれども、雨水の流入と云う事に関してはそう云った事が無いように元々の作りで対応してますのでそちらについては今回の事は直接の影響はないと思っております。


おしどりマコ
ベントナイトの吸水量と、、吸水量によってその漏洩が、貯水槽1に移すまで間に合うかどうかだと思いますので、できればベントナイト遮水シートの吸水量をお調べして教えて頂けたらと思います、宜しくお願いいたします。

東京電力:尾野氏
ベントナイトのスペックについては、改めて確認させていただきたいと思います。
それから、ベントナイト層のの遮水効果で内部の水が保持されると云う事で、水をキープをしていくと、バリアをしていくということでございます。
ベントナイト層に吸収させる事をもって内部容量全てを漏洩させないと云う機能ではありませんのでまあそう云う意味では、いずれにしても早く移送を完遂するという所ががポイントかと思いますが、まずはある意味で支障が生じている貯水槽の2からできるだけスピーディーに隣の貯水槽の方に移したいと云う事でまずはそちらを急ぎたいと思っております。



おしどりマコ
わかりました、今の所、移送するスケジュールというのはまだ決まってはないのでしょうか。


東京電力:尾野氏
あの、準備を進めてる所でございますので、整い次第移送は開始したいと思います。
それから現状、ポンプの移送量と云うのは先ほど申しましたが、毎時40トン位ですが、追設などをする事でより早く移送が完了すると云う事ができないかと云う事も合わせても検討しています。

おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。


2回目の質疑                
おしどりマコ
遮水シートとベントナイトシートの接合部はどのように継いであるのでしょうか。遮水テープですか、熱融着でしょうか。


東京電力:尾野氏
まず、ベントナイトシートの継ぎ目があるかないかと云う事をご質問頂いてたかと思います。順を追ってご説明、ご回答したいと思います。まず、継ぎ目はございます。
その継ぎ目部分は重ねて接着すると云うタイプをとっております。シートの端と端を重ねて接着すると云う事です。


おしどりマコ
すいません、その接着はテープなのか、熱融着なのか、と云う事です。

DSC03435.JPG 東京電力:尾野氏
接着の方法に関するご質問ですか。これは確認させていただきたいと思います。
それから、継ぎ目自身は接着した状態でも、継ぎ目がない場所と同等の遮水性があるような接着方法と云う事でございます。それから、ベントナイトシートとポリエチレンシートを使った3層構造についての理由と云う事でございますが、ポリエチレンシートは主に中からの外に向かっての漏洩と云う物を防止すると云う意味でそちらを主眼とした意味をもっております。、
ベントナイトシートは外の地下水が内側へ向かって進む、というような事をに対するバリアと云う事を主眼としてつくっていると云う事ですので、いずれにしても水を遮水すると云うバリアの機能を果たしているのですがまあ主に一番外側に付けてるベントナイトシートは外から内への移送を止める、と云う事を念頭にしておりまして、ポリエチレンシートの方は内側から外への移送と云う事を防止していると云う様な狙いでございます。
それから、水位計もご説明でありましたが、5日時点では水位が97.3と云う様な事だそうです。これが95から0.7の差と云う事になる訳でございますけれども、先ほど申し上げた通りこの水位計自身の精度と云う事でこれをもってして、これが漏洩と断定するには荒い物であろうと思ってございますが、仮にこの0.7%が1300トンに対して、比率と云う事で考えると、ざっくり100トン程度と云う様な数字にはなろうかとおもいます。
地下貯槽の下の土と云う事ですけれども、万一と云う事ではないんですけれども、地下貯槽の下の地面というのは土壌改良しておりまして、水の透湿性と云う様なものが、通りにくくなるような土壌改良を行っていると云う様な事です。
したがいましてベントナイト層の外側に出た物が、直ちに地下水に混水していくかというと通常の土壌よりは流れにくい造りになっていると云う事でございます。
幾つか頂いている質問の回答も含めてご説明させていただきました。


おしどりマコ
あのー、ポリエチレンシートの接合部はどのようになっているのでしょうか。


東京電力:尾野氏
接合部分の状況につきましては、細かいご質問かと思いますので確認さしていただいた上でお答えさして頂ければと思います。

DSC03419.JPG おしどりマコ
わかりました、この接合部の検査は去年の9月の資料を見ますと「廃棄物最終処分場の管理容量に基づいて加圧検査」のみをされてるのですが、同時にこの時他の部分の検査は全部耐震BクラスSクラスの検査が行われており、このシートの接合部の部分だけ「廃棄物最終処分場の管理容量に基づく検査」だけになっているのですが、何故接合部に通常の原子炉設備の耐震設計の検査がされていなかったのかというのも教えて頂きたいのですが。


東京電力:尾野氏
先ほどご質問に在った事と関連してるのかと思うのですが、シート自身はそもそもそれ自身が強度部材と云う事で強度を持たせて構造を保ってると、云う様なものではございません。
地盤の方を層の形に作りこんだ上にひいていると云う物ですので、そう云った物ですから、耐震強度で評価している、と云う事はございません。


おしどりマコ
わかりました、非遮水地に傾斜があると、継ぎ目にシートのずれが生じやすくなるのは良くある事ですが、放射性物質を含んだ水の遮水壁でも「耐震の検査をしなくていい」と云う判断をされていたのでしょうか。


東京電力:尾野氏
そのような考えでございました。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。

DSC03444.JPG













午前4時にも関わらづ取材は続きましてん!!
 

 

以前の質疑の回答                                           
DSC01500[1].JPG東京電力尾野氏
以前、おしどりさんが来られた時に幾つか質問を頂いていた事があろうかと思いますので、ちょっと、結構専門的な事だったと思うので、準備が出来てる範囲でお答えさせて頂きたいと思います。
一つは電離健康診断の血液検査で、各項目色々項目がありますが、「判定が所見のあった方の割合というのはどれぐらいでしょうか」という事でございました。
先ず、あの平成24年春の健康診断におきまして、電離放射線障害防止則に基づく定期診断を受けた者というものが、約6,200人当該の健康診断を受けている方。
で、そのうち、緊急時作業をやった者が3,186人いるという事になります。
で、これらの人たちに目と皮膚の所見、というのは、医師の所見ということになる。
それから血液検査の方は、所定の血液検査をするという事ですが、医師が「所見あり」と判断している人というのは。
目の検査では3名0.1%。
皮膚の検査では11名で0.3%。
という事であります。
で、これらの方々は、更に確認をするという事になりまして、最終判定では、いずれも「所見なし」という事になっております。
それから血液検査の結果で、これはちょっと私、言葉がわからないところもあるんですけれども、白血球数の確認という事で言いますと。
基準範囲から外れた人は13.4%。
それから、白血球の分画というものがあるそうですが、これで特に異型リンパ球に着目するそうですが、これは0%であったというような事でございます。
つまり「異型リンパ球が所見として見られた人はいなかった」という事です。
赤血球数につきましては判定から外れているのは7.1%。
それからヘマトクリット値というものは 3.4%という事でございまして、通常の健康診断でも所見範囲から外れている方というのはある割合おりまして、医師の指導などを受けておりますが、外れている割合はある程度ありますが、これは特別多いという事ではないという事でありました。
 それから、ええ、やはり健康診断関係ですけれど、「高線量被爆の方の目、及び皮膚の等価線量の評価値はございますか」というような事でご質問を頂いていたかと思います。
緊急時作業、およそステップ2終了までという事ですが、実効線量が100mSvを超えた作業者の目の水晶体、及び皮膚の等価線量の最大値のご質問でありましたので、これ、一部暫定値という事もございますが、確認したところ、最大値は目の水晶体の等価線量は188mSv、それから皮膚の等価線量の最大値が、こちらも188mSvという事でございました。
ちなみに緊急作業における等価線量の限度というものが定められておりまして、目の水晶体については300mSv。
皮膚の等価線量については1000mSv。
 という事でございましたので、何れも内数に入っているという事でございました。
頂いてたご質問について、用意できている範囲で回答させて頂きました。


1回めの質問                                               
DSC01505[1].JPGおしどりマコ
沢山の回答ありがとうございます。
あの、頂いた回答について少し伺いたいのですが、この春の検診で電離検診を受けた6200人というのは、全員東電の方ですか、それとも下請けの方々も含まれているんでしょうか。


東京電力尾野氏

春の健康診断はあの、今のデータというのは、えーと、健康診断じしんは会社ごとに行うので、東京電力の社員のデータという事です。


おしどりマコ

東京電力の社員のデータと云う事ですね、わかりました。
で、その白血球数や赤血球数ヘマトクリット値など、基準値以外の方を教えて頂いてありがたいのですが、上に外れているのか、下に外れているのか、これは別々の数値では出ていないのでしょうか。
基準違いだけという事ですか。

DSC01508[1].JPG

東京電力尾野氏

はい、ちょっと、聞いたんですけれど、あのーそちらの集計はしておらないので、外れているという事だけという事です。


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。
で、分画異常ですが、異型リンパ球の出現はなしという事で、他の好酸球とか好中球、骨髄芽球などについての異常はなかったのでしょうか。
何か出現したとか、、、好酸球・好中球など。
これは分画異常、異型リンパ球の出現なしという事だけなのでしょうか。


東京電力尾野氏

ちょっと、難しい話で、聞いた事をそのまま答えてるような格好になって申し訳ないのですが、、えー、異型リンパ球は基準値がゼロということで基準が定まっているそうで「それはありませんでした」という事でした。
その他の、今仰った様なリンパ球とか、単球とか、好中球、桿状核とか何か、そういうものが幾つかあるそうでございますけれども、そういった様なものと云うのは、あるパーセンテージは、えー観察される物だそうでございます。
幾つかあったようでございますけれども、医師の判断として「管理対象とすべき」とするものはなかったということで聞いてございます。


おしどりマコ

あ、はいそうです。
異型リンパ球とか骨髄芽球は基本0%ですが、その好中球、好酸球では全て元々あるんですが「全部基準値以内だった」という事でしょうか。


東京電力尾野氏

明確に「幾つが基準値」と云うような定めにはなっておらないようで、総合的な医師の判断で確認していると云う事なのでございましたので、何%というような形での示しにはなってございません。


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

目と皮膚の等価線量もお答え頂きましたが、これは両方とも188mSvという事で、これは同一人物になるのでしょうか。


東京電力尾野氏

えっと、ちょっとお待ち下さい。


おしどりマコ

これはあの、全身の実効線量を等価線量に代用していると云う事ですか。


東京電力尾野氏

そうですね。ですので、これは同じ方だと思います。


おしどりマコ

わかりました。
えー、特にその目と皮膚について、1cm線量当量や70μm線量当量などで、評価、管理している訳ではなく、全身の実効線量を等価線量を代用していると云う事ですね


東京電力尾野氏

えっと、先ず、γ線の70mm線量当量と、それから γ線の1cm線量当量というのがございまして、今私どもが使っている、線量計は1cmの線量当量を計っている、と云うようなものでございます。
 ただし、今回、発電所等で出てくる放射線のエネルギーのレベルからしますと、70μSv当量と、1cm当量と云うのは実質的に差がないと云う事でございますので、1cmの測定で代用しうる、と云うような事でございます。


おしどりマコ

わかりました。
目の等価線量は、線源があって指向性のある線量の管理だと思いますが、皮膚の線量等量、等価線量の管理は局所被爆などの管理などもすると聞いたのですが、これは全身の実効線量を皮膚の等価線量に代用していると云う事で、特に皮膚の局所被爆などについての、そこの部分の表面線量、線量当量は測定していないと云う事なのでしょうか。


東京電力尾野氏

えっと、皮膚に関しましてはγ線だけではなくて、β線の被爆も加えてございますので、そういう意味では、γ線に加えて表面だけで止まるβ線の線量と云う事でカウントしています。
で、今仰っている局所で言いますと、特別な作業をする際に、例えば手だけがβ線の強いも物の近くに行くと云うような作業が個別にある場合には、そうした測定を行うようなリング型の検出器であるとか、こういったものを使用します。
ただし、その線量の場合にもよる訳ですけども、特別な作業でなければ、β線についてもβ線用の線量計で管理できますので、γ線の線量計とβ線の線量計を使って管理してございます。


おしどりマコ

わかりました。
特別な場合と、その例えば、高濃度の汚染水に足を付けられたりとか、、。


東京電力尾野氏

足をつけるというような事はあれですけれど、高濃度のβ線源があると云う事がわかっている水を取り扱うような作業であるとか、そう云ったような物です。


おしどりマコ

なるほど。
去年、事故直後に、汚染水に長靴を履かずに足を付けられた作業員の方がおられましたが、その方は特別に皮膚の局所被爆を測定されたと云う事ですか。


東京電力尾野氏

えっと、あの場合の評価と云うのは、すいません、ちょっと確認はさせて頂きますが、個別の汚染の程度であるだとかつまり、 β線というのは長靴を履いている外に水があっても、長靴で全て止まってしまいますから、実際に直接皮膚に触れてる部分で決まってきますので、汚染等から評価してる可能性もありますけれども、えーあの時点で足に特別な線量計を着けていたと云う事はございませんから、何らかの、えー、評価によって、えー求めていると、云う事かと思います。
これは、あの、具体的には確認させて頂きたいと思います。


おしどりマコ

宜しくお願いします。
恐らく2名の方が長靴を履いておられなかったと記憶してますので、教えていただけるとありがたいです、よろしくお願いします。
であの、先日質問しましたIAEAの国際会議についての藤村官房長官のこの意義の説明「福島原発事故が収束したことを世界に発信する」というご認識と、
先日、ご回答頂いた「東京電力として福島原発事故は収束したのか」という、まああの、「緊急状態は収束したが、まだまだしないといけないことは山積みなのは明らか」と、先日お答えを頂きまして。
少しちょっと認識にずれがあるかなと思ったのですが、二日目の専門家会合で、東電福島原発事故からの教訓というセッションがありますが、そこで日本人として出席するのは、環境省と田中俊一規制委員会委員長ですが、何らかのそのIAEAの国際会議に関して東京電力から事故の現状をお伝えする、レクチャーするような機会はあったのでしょうか。


東京電力尾野氏

えっと、今週の末の会議の話ですね。


おしどりマコ

はい。


東京電力尾野氏

えっと、私どもの方から、発電所の状況などについてパネルセッションのような形でご説明する機会が確かあったのではないかと思っています。
それからIAEAの調査に来ている方々のうちの何名になるのか正確に覚えておりませんけれども、発電所の方に視察にお見えになる方もいらっしゃったかという風に思います。
そういった、あの、プラン、これは私どもが企画しているプランでありませんからアレですけれども、えー、実際の私どもの方から情報を取られたいと云う希望に対しては、私どもの方でお答えできる限りの事はしていきたい、と云う事かと思います。


おしどりマコ

ありがとうございます。
そのパネルセッションはいつ頃で、どのような方に、東京電力のどのような部所の方がご説明したのかと云う事を教えて頂ければ。


東京電力尾野氏

あ、これは過去形ではなくて、、。


おしどりマコ

これからですか。

 

DSC01523[1].JPG

東京電力竹本氏
えーと今、尾野が説明をさしていただいた通り、パネルセッションえーそれから、一部プレゼンをさせて頂くと云う予定でございます。
プレゼンの方は12月15日 17時から。
それから翌16日 18時30分からと云う事で予定をさしていただいております。えー、登壇者、説明者等につきましては、ちょっとまだ私どもも、ちょっと情報を持っておりませんので申し訳ございません。


おしどりマコ

それはIAEAの閣僚会議で説明されると云う事なのですか。

DSC01527[1].JPG東京電力竹本氏

はい。
15日、16日は会議の開催と云う事になりますので、さようでございます。
それから、今、尾野が申し上げた、現地のご視察につきましては、明日14日、それから18日、えー予定をさせて頂いております。
こちらの方については、視察の模様を映像を撮らせて頂く予定でございますので当社のHPに準備ができ次第という事になりますけれども、掲載をさせていただく、と云う予定でございます。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。

 

 

2回めの質問                                               
DSC01498[1].JPG

おしどりマコ
先ほどの1Fの4号機の建屋から水が垂れてる件ですが、すいません、あのー具体的にどの階のどの辺りの場所かもしご存知であれば。


東京電力尾野氏
えっと4号機廃棄物処理建屋1階通路上部の空調ダクト。
ですから通路、廊下ですね。廊下の上にある空調のダクト、エアコン用のダクト。こちらから1秒に2滴程度の頻度で落ちていると云う事です。


おしどりマコ

わかりました。エアコン用のダクトの辺りからですね。


東京電力尾野氏

エアーコンディショナーですね。
あのー、空調ですから、いわゆるご家庭に有るようなエアコンとは造りが違いますけれども、ある一定の場所で集中的に冷却したり温めたり、あるいはエアの取り入れをしたりして、それを各施設の中の様々な部屋に送るための、ダクトって云うんですけども、トタンで出来た配管のような、ものですね。
こういう物が、あの時折、天上がついていないお店などに行くと、屋根裏に空調用のダクトが張っているをご覧になった事があるかと思いますが、ああいうものです。


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。
単純にこの辺りの雰囲気線量みたいなものはまだ出てないんでしょうか。


東京電力尾野氏

当該場所の雰囲気線量は今持っておりませんけども、廃棄物建屋の方はそれなりの線量があると思っております。


おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

 

最後にぶら下がりのマコちゃんですねん。                                
DSC01531[1].JPGDSC01532[1].JPG

 

 

 

 

 

 

 

とても丁寧に質問に答えてくださったそうですねん。

 

 

 












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DSC01494[1].JPGおしどりマコ
既出でしたら申し訳ないのですが、あの2Fの1号機建屋が負圧になった原因というのは、もう評価は出たのでしょうか。


東京電力尾野氏
今、具体的に確認中でございますので、そちらのほうはまた確認が出来たところで説明したいと思います。


おしどりマコ
わかりました。ありがとうございます。
であの、同じく、金曜日に地震があった件で、9月に3号機の使用済燃料プールの周辺の様子などが公開されましたが、あのー、そのように1Fの確か6号機で水平で確か26ガル程度の揺れだったと思うのですが、その瓦礫などの影響があったのかどうか、使用済み燃料プールにかぎらず、1?4号機までで、水平で26ガル程度の揺れで、どのような物の移動があったか、などは確認はされるのでしょうか。

DSC01493[1].JPG 東京電力尾野氏
えっと、大きな変化はないという事は確認しております。
それから26ガルというのは、揺れとしては大きなものではございませんので、ま、あの、小さな動きというのが全くなかったかというと、そりゃ分かりませんけれども、えーまあ、現実の問題として事務所内の棚の上にある物が、動いて落ちたりするという事も御座いませんでしたし、えーまあ、現実にはあまり揺れそのものを心配するような状況ではなかったと認識しております。


おしどりマコ
わかりました。
何か大きい地震があった後で、まあその26ガルがあまりそんなに気にする程度ではないという事ですが、その前後の差の動画や写真での確認というのはされるのでしょうか。
それぞれの建屋内、各階内で。


東京電力尾野氏
えっと、個別に動画や、写真というものが、前後で比較し得るような形で必ずしも持っておりませんので、そういう意味では、そういう形での確認はしておりません。
ただ、通常のパトロールであったり、そうしたやり方を取りながら要は安全機能をもたせている、この場合で言うと「冷温停止を維持している」「冷却を維持している」というような機能をもたせている設備等に影響がないかどうか、という事は個別に確認していく、ということはしています。

DSC01481[1].JPG おしどりマコ
わかりました、では別件ですが、藤村官房長官が今朝の定例会見で、12月の15日?17日に福島の郡山で行われるIAEAの国際会議での意義についてご説明されたのですが、その意義の一つとして「原発事故が収束したことを世界に発信する」と仰っておられましたが、東京電力として福島第一原発の事故は「もう収束はした」という考え方なのでしょうか。




DSC01482[1].JPG 東京電力尾野氏
えーと、ちょっとどういう定義で仰っているのか、私自身が分かりませんけれども、あの発電所が要は初期の状態に比べて安定して冷温停止状態を維持できる状態になっているという事は、一つは言えると。
ただし、今の状態が、これから、要は現場を復旧して、より何というんすかね、要は「処置を進めていく状況が必要ない、完全に物事が終わってしまった状態にあるんですか」といったら、まあ、そういう状態ではないのは明らかですので、要はこれ以上悪くなっていくのを止めるところまでは達成しているけど、悪くなった物を元に戻して、元の状態、安心できる状態にしていくと云う為の仕事というのは山のように残っておりますので、まあ、そういう状態である、という認識です。
まあ、その中ですぐさま酷い、これより悪い状態になっていく様な状態に今ありますか、というとそこは、相当程度、安全な状況まで持ってきたと、いうふうに、言っていいと思います、考えてますが、じゃあ、それが「もう何もする事がないと意味の収束か」といったらそうでは御座いませんので、あの、ちょっと言葉の定義や意味の使い方によるかと思うのですけど、我々としては、まだまだやるべき事は沢山やって行かなければならないと云う風に思っています。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。






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